東京都の猪瀬直樹知事は5日の定例会見で、東京の水道水が年内に高度浄水処理された水になることにからみ、「わが国ではなぜかペットボトルが流行していますけれども、普通の水道の水を飲めばいい。そんな恵まれた国はあんまりない」と語り、「僕なんかは毎日ジョギングしてますけど、公園の水飲んでますからね」とアピール。さらに2020年の五輪招致に話が及び、「蛇口から安全でおいしい水が飲めることを世界に発信し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの招致獲得にもつなげていきたい」と意気込みを見せた。会見の詳報は以下の通り。【冒頭発言】 「今日は午前中に三河島の汚水処理ポンプ場、大正時代に作られたポンプ場ですが、重要文化財になっているわけです。その一般開放、普通の人が、その大正時代の下水の処理を見ることができるわけですね。地下にレンガのタイルでできたトンネルがあって、ヨーロッパの下水を見るような、そういう