インドのカーンプル(Kanpur)にある銃器類販売店で銃を手にする経営者(2007年4月14日撮影)。(c)AFP/MANAN VATSYAYANA 【3月19日 AFP】治安状況が悪化し、強盗事件が多発することで知られるインド中部マディヤプラデシュ(Madhya Pradesh)州のShivpuri地区では前月、精管切除術を受ければ銃使用許可証の発行手続きを優先的に行う制度を導入した。当局が18日、明らかにした。 人口11億を抱える同国は、貧困解消のため少子家族化を推奨している。これを背景に、Shivpuri地区では精管切除術の施行率を高める目的で今回の制度導入が決定されたという。同様の制度は近隣州ですでに実施されている。 同地区当局者は「何か男性的なものと絡めて実施することが必要だと考え、銃使用許可証に決めた」と語る。 制度が導入された前月から、精管切除施術率は急増している。銃の所有許