もう15年前にぐらいになるが、僕の仕事のやりかた、ユーザにたいしてどうやって向き合っていけばいいかについての信念を決定づけたある事件について語ってみようと思う。ほぼ懺悔にも近い。 ぼくが企画したモデムがバカ売れした。無名のブランドだったのにもかかわらず発売した瞬間に、秋葉原のショップで1番の人気モデルになった。理由は他者のモデムが無骨な段ボール箱にはいっていて、いかにもコンピュータの部品っぽかったのに、ぼくのモデムはカラフルな化粧箱をつけて、とても初心者が使いやすそうに見えたからだ。実際、簡単そうにみえる化粧箱をつくるのに何回もつくりなおして半年以上もかかった力作だった。 当時windows95が登場してインターネットが話題にのぼりはじめたあたりで、いままでマニアのパソコン通信ぐらいしか用途がなかったモデムをインターネットという単語に引き寄せられた大量の初心者が買い始めた時期で、とにかく簡
RIAとかゆって、結局ほとんどがC/S時代のVBとかDelphiとかで作ってたUIを再現したいって話かと思うんですよ。 もちろん中にはぐっとエンタテインメントなかっちょえーUIな要望もあるかと思いますが、RIAな開発環境を使う側のニーズの絶対数の話だと、まあそうかと思うですよ。 で、がんばったわけですよ。 が、お客様がやろうとしたオペレーション例。 とにかく検索ボタン押す 検索結果が一覧表示 欲しいデータをCtrl+Fで探そうとするも、できない 検索できないんですけどという問い合わせ 今ブラウザを使って仕事しようって人はみんな普段の生活でブラウザ使ってあれこれいじってるわけで、そうすると、欲しいデータに辿り着くための方法というのは「Ctrl+F」なんですよ。 HTMLでいいんですよ。いや、HTML「が」いいんですよ。覚える事少ないから。 しかも求められてるのって、S2の従業員サンプルとかの
3Dインターフェースは主流にはならないだろうなあ 2007-04-27-2 [Opinion] とりあえず最初にまとめとくと: 3Dはインタフェースの主流になっていないし、今後もならないと思う。 なぜなら「インターフェースってのは適所適材でないと逆効果」で、その上「3Dが適するものってそんなに多くない」から。 あたり前のことですが。 以下蛇足。 § 「FPN-IT技術者は超保守的、セカンドライフへの無関心が持つ意味」(HB!, INTERNET ARCHIVE)という記事にて、 ビジネスウイーク誌を読まなくても、10年たてば3Dのインターフェースが主流になるでしょう。 との主張がなされていました。しかし私は懐疑的です。 商品の種類によっては商品写真をクルクルまわす見せ方が主流になるかもしれません。これを3Dと呼ぶならば(微妙なところですが)「その分野では3Dのインターフェースが主流になる」
はてブラウザー 弾さんが、こんなの作っていたので、最近思う題名のようなことをこの場を借りて表明。 で、なんだけど、弾さんの「はてブラウザー」は、ブラウザ内にブラウザみたいのを作って、フレーム内にコンテンツを出すという奴ね。かなり便利で使いやすい。 著作権的にどうなのって話が出ているけど、とりあえず、ああいう仕組みがあると便利なのは確か。 で、本題はここから。 僕は、メインのブラウザはfirefoxを使っているんだけど、その中で、もう絶対に離せないっていう拡張機能があって、それが「All-In-One Sidebar」。拡張の中では定番中の定番なんですが、これが激しく便利。 All-In-One Sidebar こっちに日本語での説明が書いてあるんだけど、firefoxは、標準だとサイドバーに表示できるのはブックマークと履歴だけなわけです。 けど、この拡張をインストールすると、サイドバーにア
長いす。Wiiとかシラネって人はスルーしてくださいませ。 要するに言いたいことは、Wiiというハードには、僕のようなちょっと頭のおかしいゲーム性至上主義者が興奮する、新しいゲームデザインのフロンティアが広がってるってことです。 「新規ユーザーを開拓する、誰でも楽しめるゲーム機」「一度離れたユーザーを呼び戻すゲーム機」のコンセプトは確かにすごい。偉い。でもな、Wiiは只の体感ゲームハードじゃねえぞ、と。ゲーマーにも、いや、ゲーム性を重んじるゲーマーにこそ訴求できるハードだぞ、と*1。 というのも、えーとですね、"Wii Sports"めちゃ面白いんですよ。E3でテニスと野球をちょっと見たくらいで「すぐ飽きる」とか言ってた僕が馬鹿でした。ゲーム開発者としていっぺん死んだほうがいい。全然飽きない。つか、ますます夢中。本当にごめんなさい。 ただし、実際に"Wii Sports"をやりこむまで漠然と
スマートパンツ、どんどん開発が進んでいるようです。 Virginia Polytechnic Instituteの研究者たちが、動きを察知するパンツを開発したようです。 織り機を利用して電線と繊維を一緒に縫い合わせることができる。できあがった布に埋め込まれたセンサーが、パンツのあらゆる動きのスピード、規則性、伸び縮みを計ることができる。ワイヤレス信号がズボンからコンピュータに送られて活動内容を表示する。これを身に着けることで、その人の動きを追跡することが可能となります。例えば心臓疾患を持つ人など、生活をモニターする必要がある人にとっては便利だと思います。 なお、この技術は、パンツだけではなく、シャツ、帽子、手袋などにも応用が可能らしいです。 Smart Pants [Advanced Imaging Pro]
「W42SA」(8月28日の記事参照)は、一見すると普通のコンパクトなWIN端末。しかし、その中にはユニークな機能が搭載されている。ダイヤルキー部分に書いた手書き文字が、テキストとして入力される機能だ。 これは「スムースタッチ」と名付けられた機能の1つ。ほかにもダイヤルキー部分をなぞってタップすることで画面のスクロールや選択操作を行う「スクロール&タップ」、手書きの図形を暗証番号の代わりに使える「スムースロック」、キーに触れるとカメラのオートフォーカスが働く「オートフォーカス」の3つが用意される。 「これまでにない、分かりやすい操作性を実現できないか」──。スムースタッチを搭載したいきさつについて、こう説明するのは鳥取三洋電機のマルチメディアビジネスユニット モバイル通信技術部で主任企画員を務める川口弥文氏だ。スムースタッチでどんなことができるのか、どこが便利になるのかを聞いた。 アダージ
「Robotic perception kit」:ロボットの気持ちになれる機会を与える機械2006.08.25 17:00 これは、「ロボットが世界をどう感じているか」を体験できる機械です。 製品?名は「Robotic perception kit」。発明者の名前はPaul Granjon。彼曰く: 最終キット:ヘルメットは超音波センサー付き。 赤外線ビーコンがゴーグルの液晶画面につながっていて、直接外の世界を見る事はできない。超音波センサーが障害物を発見すると信号を送り、赤外線ビーコンは他のロボユニット装着者が接近すると知らせてくれる。だそうです。 実用性はゼロだけど面白いアイディアですね。ロボットの気持ちを知るのは、21世紀を生きる僕たちにとっては、悪くない経験だと思います。 Robotic perception kit [WMMNA]
マイクロソフト「TouchLight」:もうひとつのバーチャル・リアリティ・インターフェース2006.08.18 14:00 これは、マイクロソフトの研究者たちが開発した「TouchLight」です。 基本は既存テクノロジーの組み合わせなのですが、インタラクティブでユニークな機能を実現するに至っています。 複数種のカメラがホログラフィックスクリーンの後ろに設置されていて、使用者の動きをリアルタイムに記録しています。スクリーンに近づくと、自分の姿や自分が持っているものが投影されます。全く新しいタイプのアプリケーションに使える可能性があるとは思いますが、もちろん普通のタッチスクリーンとしてのさまざまな機能も持っています。 最近はこういうインターフェースの発表が相次いでいますね。数年後には実用化されそうな勢いです。 Microsoft's TouchLight 3D Technology [Sl
Excelをワープロ代わりに使う人たちは、MS ゴシックはウェイトがBold相当なのでけっこう太いのに画面上で見にくいという理由でBold属性付ける スポンサードリンク Tweet Microsoft Office 2003 では、バンドルフォントとして、リコーの HG シリーズのフォントが付いてきており、Windows に標準搭載の MS シリーズを含めてファミリーを成していたりします。 ウェイト ゴシック 明朝 Extra Bold (すごく太い) HGゴシックE HG明朝E Bold (太い) MS ゴシック HG明朝B Medium (中くらい) HGゴシックM Regular (ふつー) Light (細い) MS 明朝 というわけで、和文フォントは(今度の Windows Vista に搭載されるメイリオフォントは知らんけれども)、ボールドスタイルによる指定はしないで、フォ
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