野村総合研究所(以下、野村総研)は、2016年度までのスマートデバイスとソーシャルメディアの融合による顧客接点(チャネル)の進化と、そのインパクトを予測した「ITロードマップ」を公表した。発表によると、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスの市場が急拡大しており、今後は、スマートデバイスがもたらす様々なセンサーデータが、ソーシャルネットワーク上で共有・蓄積される時代となっていくという。スマートデバイスは、ソーシャルネットワークにつながった生活者をニーズに沿った最適なサービスに誘導・案内する“コンシェルジュ”のような存在として活用されていくと予測している。 加速的に普及が進むスマートデバイス 発表によると、この数年、スマートフォンの利用者が急拡大しており、現在では移動体通信事業者各社から販売される携帯電話端末の種類の半数以上を、スマートフォンが占めている。スマートフォンに加え、