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「花屋」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 花屋とは

2024-12-10

anond:20241210204324

バカからからないんだろうけど

女性がお医者さんはともかく花屋ケーキ屋も家庭のある仕事としては十分選択肢だろ

ケーキ屋は自分ケーキ作る立場ではないだろうが、花屋冠婚葬祭メインだったとしてもまだまだ収益が見込める

anond:20241210204131

じゃあお前今から

幼稚園児の女の子たちが将来の夢を語ってる場所に行って

「君たちは産む機会だから医者さんにも花屋さんにもケーキ屋さんにもなれへんで〜?男の子はどんな夢持っててもええけど女の子ダメ〜!!」

っていってこいよ

それぐらいの覚悟あるよなあ当然

中途半端に嘘ついて「女の子も将来の夢は自由でいいよ〜」つってある日突然「ここからダメー!!」みたいな卑怯なことすると

 

そもそも女が男を恨んで子供どころじゃなくなるで

2024-12-03

ロングコートダディの不運と松本人志呪い

思えば今年はキングオブコントでも、ロングコートダディさんは盤外の裁定のためにうっすらヘイトを買っていた感がある。私の主観だが、Twitterとかでも同じように見る意見が当時、散見されたのを覚えている。

花屋モンスターカスタマーネタは無論、兎さんの卓越した演技力もあってめちゃくちゃ完成度の高いコントだったと思う。ただ、爆発的な笑いがドンとあるというよりニュアンスの笑いだし、ライブの時とオチが変わって劇的になった(元は事故に遭うくだりがなくて、つくらせた花束店員さんにプレゼントして「好きな人への贈り物だから完璧にしたかったんです」みたいなことを言って普通にフラれる)代わりに兎さんのあの客の態度の悪さが物語上で回収・解消されなくなってモヤモヤが残る、手放しに「大好き!」とは言えないネタだった。あの点数はちょっと高すぎたと思う。

なぜロコディさんにあん高得点がついたのかと言えば、私は「令和ロマン松本人志呪い」だったと見ている。

今年のキングオブコントは、M-1に先立つ「松本人志審査員席に居ないお笑い大会」として、ちょっと観測気球的なポジションにもなっていた。

審査員長枠のプレッシャー番組中でも口にしていた飯塚さんはじめ、審査員たちは(というか制作陣が)心のどこかで「松本がいなくてもちゃんと公正で権威ある審査ができた」実績をつくらねばという強迫観念を抱えていたと思う。

から、「トップバッターはとりあえず様子見の基準点」という、例年通りの定石が打てなかった。なぜなら去年のM-1松本失脚直前のM-1で「トップバッターでウケた令和ロマンちゃん高得点を取って3位に入り、そのまま優勝した。それがネットなどの評判としても概ね、納得できる結果と受け止められている」事実があるためだ。

から彼らはロングコートダディに低い点数をつけることができなかった。「去年のM-1は出順に関係なくちゃんとした評価ができていたのに、今回のKOCは……」と比較されたくないからだ。

のしわ寄せを喰らったや団さんあたりが本当に気の毒だった。

や団さんは、あまりにも出来が良く、そしてそこまでの認知度がなかったところからインパクトだった「2022年自分たち」も越えないと飯塚さんが良い点をつけてくれないという、あまりに重い十字架も背負わされてて本当にかわいそう)

今年は「賞レース審査」で、ロコディさんは悪目立ちすることが多いなぁ……。

2024-11-23

[]

商店街でおばーさんが店主やってる花屋があった

ガラス張りで中が見えるつくりになってたから、室内で三毛猫ひなたぼっこしてるのが見えた

そばに店主のおばーさんもいた

写真とっていいですかって外から声かけスマホ出そうとしたら猫が動き出した

あー逃げられちゃうかなと思ったら、店の外に出てきて、足元20cmくらいまでよってきて、背中差し出す感じで立ち止まった

さわっていいのかなと思って背中をおそるおそるなでたらおとなしく触らせてくれた

前足の肩甲骨?的なところがごつごつしててやせぎみだなって思った

でも毛並みはほんの少しぼさぼさな程度で、全体的にはきれいだった

なでてもらったことを確認したら(?)、これで仕事は終わったという感じでまた歩き出して、

そばにあるバケツまでゆっくり歩いて行って、たまった雨水を飲み始めた

店主のおばーさんいわく

おばあちゃん猫で年寄り名前はミーコ

一度水のみはじめると長い、

とのことだった

かに長い

写真撮りたいけど顔見れない

店主のおばーさんが「みーちゃん」って読んだら顔あげてくれたか写真とれた

目つき悪い

そのあと店の前を離れてから振り向いたら、

おばーさんが声かけたのに反応して、また店の中に戻っていくところだった

かしこ・・・

気まぐれなイメージある猫でこんなサービス精神を持ってるのがいるなんて初めて見たから、すごく驚いた

テレビ看板ネコってだいたいカウンターにいるだけ、みたいなのが多いイメージだったから、

こんな人懐っこいのもいるんだなあ

ちなみに自分動物に好かれるタイプでは全然いから、ほんっとーーにうれしかった・・・

2024-11-21

anond:20241121215333

擦られすぎた話題だけど、花屋の店先に並ぶ時点でエリートなんで。

弱男は育つ前に殺されてるよ

SMAPの『世界に一つだけの花』にマジレスする人へ

あの曲は何故か歌詞意味曲解してマジレスしたり、いちゃもんつけたりする人が多いから、そういう人が満足するであろう歌詞を考えてみた。

ーーーー

ナンバーワン以外は価値がない

優れた者以外淘汰しろ

花屋の店先に並んだ

いろんな花を見ていた

植物にも優劣はあるから

劣ったものは間引かれる

この中でどれが一番か決めて

他の花を廃棄して

バケツの中たった一つの

優れた花だけになる

それだから僕ら人間

劣った遺伝子排除しよう

一人一人違うからその中で

一番を決めようよ

そうさ僕らは

世界で一番を決めるべき

優れた遺伝子だけ残すのさ

優れた者、美しい者

だけの世界をつくるべきだ

人類遺伝子検査して

優劣をはっきりさせよう

劣った者には断種して

子供を作れなくしよう

そうして優れた者だけに

生殖権利を与えて

人類全体の形質を

優良なものにするのさ

ナチスだと批判されるけれど

やらないと人類は滅ぶ

劣った者が繁殖すれば

人類劣化する

そうさ僕らも

世界で一番を決めるべき

優れた遺伝子だけ残すのさ

優れた者、美しい者

だけの世界をつくるべきだ

優れた者と劣った者

前者の遺伝子だけ残すべきだ

ナンバーワンじゃない者たちは

不妊手術して淘汰しよう

2024-11-04

anond:20241104041357

このクラスギャルはいない

とか

猫のラーメン屋

とか

AV女優花屋

とか

鶴子の恩返し

とか

寝坊するやつ

とか

拷問するやつ

とか

コスプレ活動

とか

将棋をする吸血鬼

とか

2024-10-30

渋谷の子供が可哀想

数年ぶりに渋谷を歩いた

渋谷には路上飲酒の習慣はありません」

あるだろ。円山町に。

コンビニの前の電信柱の陰で飲んでるおじさんいたじゃないか

新聞配達のでっかいちゃんも飲んでたよな。

もう何年もずっと、誰の迷惑にもならずに。

今はもうやめたのかもしれないけどね。

数年前に感じたのは、ハロウィン渋谷の子供をいじめているということ

当時上の子は、保育園に入れなかった。そのため恵比寿保育園に入れた。

弟は渋谷保育園に入れたが、転園も可哀想なので、上の子恵比寿のままだった。

の子保育園では、ハロウィンパーティーがあった。

仮装をして近所を回るのだ。コロプラからお菓子をもらい、花屋さんから花を一輪もらう。

他にも、たくさんのお菓子おもちゃを持って帰ってきた。

その日は、ハロウィン仮装保育園に向かった。

帰り道、今日は美味しいものを買って帰ろうね。

そう言って、いまはなき高島屋に向かった。

ハロゥインの仮装の方は、入店お断りします

カタカナが読めるようになった娘は、それを見て、悲しい顔をした。

悲しいのは上の子だけじゃない、下の子幼稚園では、ハロウィンイベントはやらない

それどころか、ハロウィンについて何も教えない

他の地域の子どもたちは、ハロウィンを楽しんでいるのに

渋谷に生まれたばっかりに、ハロウィンを知らないで育つの

他の地域の子供は、ハロウィンを楽しめる

商店街の買い物で、おかしをもらったり

保育園仮装をしたり

渋谷ではそれができない。どうして?誰が考えた?

渋谷に住んでない奴らが、渋谷のことを考えているんじゃないかな。

いまは、別の地域引っ越した。

渋谷から三茶に向かう車の中で、子どもたちは今でも嬉しそうに話す。

養命酒コンビニって優しいよね。ハロウィンお菓子もらえたよね。」

それは、本当に小さい。十円もしないようなお菓子だった。

でも、子どもたちの中ではかけがえのない思い出になっている。

なぜなら、子どもたちは渋谷ハロウィンができなかったから。

そういえば、渋谷区役所代替えの建物(?)があったところに、

公園ができるらしいと聞いた。

大人が集まる公園だそうだ。子どもたちが、遊べるようなものではないと聞いた。

裏に保育園があるのにもかかわらずだ。

裏の保育園の子供は、渋谷区街の公園に遊びに行く

どうして?

近くの公園が、みんな閉鎖されたから。

トーキッズたちが渋谷に流れてきたのだ。だから公園を閉鎖したのだ。そんな話を耳にする。

なのに、新しく作る公園は、大人のための公園なのだ

渋谷に住んでない奴らが、渋谷のことを考えているんじゃないかな。

渋谷の子供が可哀想

2024-10-20

キンモクセイっていい匂いか?

キンモクセイ香り嫌いじゃないけど

そこまでいい香りかって言われると微妙

それよりバラとかユリかい香りする花沢山ある

キンモクセイ香りくらいしか知らない人達

単に身近で強い香りがする花で、季節の移り変わりを感じる感性を持ってるアピールをしやすいか

好きって言ってるだけだよね?

カスミソウ好きな女も繊細な花が好きな私が好きってやつだよね?

年に数回、花屋ガーベラ一本とか買う女も

花が好きなんじゃなくて、花を買う私が好きなだけ

花屋で一本だけ買うやつは大体そう

秋にSNSキンモクセイがどうたら言う奴と、好きな花:カスミソウとか言う奴と、SNSで花一本買ってみたとか言って写真アップする奴がマジで嫌い

2024-10-18

実家の近所が勝手に「複雑な歴史を持つ」場所にされていた

うちの実家の近所には、花街、つまり遊郭があった場所がある。もちろん地元人間は大体知っている。

さいころ、まだ生きていた祖母が、まあ壊れたレコードみたいに同じ話を何べんもするのだが、花街のあった辺りを指して「綺麗な女の人が大勢いてねー」などと教えてくれたことがあるし、花街はなくなっても花街相手商売していた商店とかは今でも存続している。

戦後花街自体がなくなった後も、映画撮影か何かで使われたことがあったらしい。

とにかく私はそこに「負の歴史」など感じたことはないし、その地域特に避けて暮らしたような経験もない。

何年か前、ふと思い出して、私の実家の具体的な地域検索した。

そうしたら、所謂花街研究者趣味者というのか、そういう人がまさに私の近所でフィールドワーク?をしていることがわかった。

ほうほうと思いながら見ていたら、その花街歴史が、「複雑な歴史」的な描写で描かれていた。まるでうちの近所が遊女死体を積み上げて繁栄したみたいな書きっぷりだった。

んんん???となって、その人に限らず他の花街探検系(変なジャンルだな)の人の記事とか見たら、何かどれも同じ書きっぷりだった。

この街繁栄遊女犠牲の上で出来ていた……」「地元の人はそれを知っているのだろうか……」みたいな。

いや、近所にそういう歴史があったの別に子供の時(平成中期)から知ってるし、それについて何とも思ってないのだが。

特に鼻についたのは、遊郭研究者たちの、「自分研究は覗き趣味ではない!」みたいな変な自意識だ。

〇〇ディープ案内みたいなのに影響を受けてドヤ街に行き地元労働者の顔をバシャバシャ撮って「これが日本真実!」みたいなことをやっても、それが薄っぺらくて日本の実情なんか何にも反映してないのはわかるだろう。

廃墟探検とかして私有地に入ってバブルの残り香がどうとか耽美ぶっても近所の人間には迷惑しかないだろう。被差別部落とされる場所に行って「ここは部落ですよー!悲惨歴史がある街ですねー!うわーホルモンだー!」なんてやる奴はましてだ。

だがそれが「遊郭」になると途端に高尚な研究になり、また地元民を指して「あなた方はこの歴史を本当に誇りに思ってるんですか?」的な問いかけまでし始めたりする。

いい加減にしてほしい。あんたがたはただ外からきて勝手に街を貶してるだけだ。しかもそこは廃墟ではなくまだ人が住んでいる場所だ。

遊郭(跡地)にもそれこそ「複雑」な歴史はあるだろう。だがそれは八百屋とかパン屋とか花屋にもそれぞれの歴史があるのと同じことでしかない。もちろん現代性風俗ラブホテルとかでも同じだ。

過酷さ」は別に遊女かにかぎったことではなく、農民でも漁師でも商人でもみんなが被っていたことだ。ただ「性」「セックス」が絡むだけで注目するなら、それはモンド映画趣味全然変わらない。

私は地元歴史に何の負い目とか感じないし、別に遊郭町おこし」とかやっても全然かまわないと思っている。この街暮らしていた漁民農民も侍もそして遊女も、露骨に言えば繰り広げられたセックスも、みんな絡み合った歴史の一つだ。

それを忌避したり、何なのか知らないが清廉ぶって「悲しい歴史……」などと暗黒時代の様に彩ることこそ、逆に過去の人々に失礼だろう。

2024-10-16

キングオブコント2024の感想

お笑いショーレースが好きで見ることが多い程度のど素人感想だけど、審査員評価とか入りが大きく感じられたのでメモを残す

今年のキングオブコントは確かにレベル高いというか、ほぼみんな面白かったんだけど、評価順位については好きなのとはズレてた

⭐️シティーホテル3号(通販)、コットン(ぬいぐるみ)、⭐️日本社長(声小さい野球)、面白いんだけどなぁ

cacao(野球部室内練習)はジャルジャルっぽいけど面白かった。好き

隣人(チンパンジー)も面白かったんだけど、もう一捻り欲しいと感じた

ラブレターズどんぐり)は、大きな声の時に聞き取りにくかったし、展開が退屈だった。二本目(季節外れの海のジェビロサポーター)の方が面白かったけど、うるさすぎだし説明し過ぎに感じた

⭐️ファイヤーサンダー犯罪捜査)が面白かったのはそう。二本目(野球部と不良)は面白かったし好きだけど意外性は小さかったように感じた

や団工場)の評価が高かったのは分からんかったなぁ

ロングコートダディ花屋)が一番かというとなぁと思ってたけど、二本目(ウィザード)の方が面白かった。ラブレターズ二本目より好き。ただ二本目はコント(寸劇)としてはなという気持ちにはなる

個人的好みとしてのトップスリーは以下。みんな面白かったけど、2位・3位がなぜ1位じゃないか感想を付すと以下の通り

1. ファイヤーサンダー

2. シティーホテル3号。緩急もあってオチの締め方も通して全部すごく良かったんだけど、緩急の幅がもっと大きければと感じてしまった

3. 日本社長。なんかやってるだけで面白いんだけど、くしゃみオチはもう一声欲しく感じてしまった

コント、寸劇・小劇、お芝居の舞台としての面白さという観点での良し悪しとは別の、新奇性とかの軸が高く評価されてたのかなと。たくさん観たり演ったりしてるプロ目線だとそうなるのは分かる気がするけども

2024-10-13

ルッキズムへの反撃が始まったことについて

Dove の広告

やった、ついにルッキズムへの反撃が始まった!

togetterブックマーク での批判は、反撃の第2手目だと思う。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2446611

初手をブラッシュアップするための材料が揃った。

とくに。

このコメントガツンと来た。た、確かに・・・

花屋の店先に並んだいろんな花は(品種改良され、温室で育てられ、形の良いものが選別され、萎びたり虫がついたら捨てられるので)どれもみんな綺麗だね


第3手目はどうすればいいだろう。

Dove の流れに乗って、具体的に何をすればルッキズムに対抗できるだろうか。

2024-09-14

人生イチ旨かったレストランの話をさせてほしい

追記

 気づいたら伸びてた、ありがたい。

 店の名前言った方がいい→これは何人か推測されてる通りKOZO、ありがとうKOZO。

 金に糸目をつけない美食か→決してそこまで敷居は高くない。食べログに値段出てたけどソシャゲガチャ20連と同じ程度なので庶民にも十分手が出る。何に価値を感じるかってあると思うけどこれは本気でいい体験だった。

 

目的

 ステマとかではない。よっしゃ再訪のチャンス!とか思っていたらお店が閉店になっていてショックを受けた。

 なんなら親の還暦祝いを絶対そこでしたかったぐらいの勢いだし親が死ぬまでには、いや自分死ぬまでにもう一度あの店(シェフ)の料理を食べておきたいと思った。

 辞めた理由ってのもあるだろうけど正直有名店の半額以下だしコスパ良すぎて儲からないなら倍払っていいまであるからもう一度店出してという、中毒患者の呻きみたいなものだと思ってほしい。

 

どんな店なの

 京都にあるガストロノミーのお店。分類がこれであってるかはわからんけど一見これ食べるの……みたいな騙し絵的な料理が出てきたらだいたいこう言ってる。

 

食べたものに対する鮮烈な記憶

 同僚とランチをしに行った。値段は安くはなかったのだが、この食事、いや、体験に比べると絶対に安い。繰り返すようだが別の店で倍払ってもなかなかこうはならない。ならなかった。ガチオモコロの「味でめちゃくちゃになりたい」ができる店だった。

 

 まず前菜ではなく、いきなりフィンガーフードとよばれる小さなおつまみみたいなものがやってきた。この時点では我々はシェフの力量を知らず、一気に不安になってざわついた。だってあんまりにも小さいんだもん。小さい、ホタテトマトソースがのったタルト。こんなの一瞬でなくなっちゃうよ……そう思いながらとりあえず食べる。

 ──凄まじいとしか言えなかった。最初普通にホタテの旨み溢れる味わいだったのが、次の瞬間ドライポモドーロの奥行きのあるソース支配的になる。最後タルトをかたちづくる良質な小麦粉の素朴でいて贅沢な味わい。こんなに小さいのに、こんなに激変する。これはボヘミアンラプソディと同じぐらいの変わりっぷりでいて、そして同じぐらいのまとまりだ。

「なんか、ディズニーランドに行った記憶とか、パレードみたいな味がする。すごくないですか?」同僚はそう表現した。語彙を失って壊れたように「おいしい、これおいしいよ!」と繰り返す自分とは大違い。たしかにこれは極小のディズニーランドであり、エレクトリカルパレードであると首を縦に振った。ふたりして若干何かを吸った後の人みたいになっているが何も吸わずにこれはひたすらすごいことである経済的なうえに健康的だ。

 

 次に来たのは本日のお目当て、「盆栽である。といっても全てが食材で作られたミニ盆栽であるフォアグラの入ったなめらかなマッシュポテトの土に、青のりの苔がむしている。ディルなどのハーブを飾ると大自然の植生があらわれ、そこに黒白の米で枯山水が設えられている。

 はっきり言ってこれは普通盆栽の見た目であるレストランよりホームセンター、いや、オシャレ花屋さんあたりにお還りとでも言いたくなるぐらいだ。ただし、さっきのディズニーパレードのおかげでこのシェフ絶対的な信頼感が生まれていたわれわれは臆することなく土や石にスコップを入れて、自分の口に放り込んだ。

 「石!おいしい石!すごい!」人生で石が美味いなんてなかなか出る言葉ではないだろうが、だって石がおいしいのだから仕方がない。フォアグラポテトの土はひたすらなめらかで濃厚で、そこに海苔ハーブで味の奥行きが作り出されている。さらに、枯山水の米がパリパリプチプチと舌触りのアクセントを生み出している。こんな佇まいなのになにも難しいことはない、「無限に食えるやつ」なのだ。こんなことなミニではなくノーマルサイズ盆栽で良かったのに……あっという間に盆栽は消えてなくなってしまった。

 

 ここまででじゅうぶん楽しかったのに、ようやく前菜がお出ましになる。蛤と椎茸出汁ジュレが乗って菊の花びらが散らされている。今までとは違ってハッキリと高くて美味い見た目である。そして──この一皿は見た目に違わぬ高いパフォーマンスを見せてきた。

 まず一口食べてみる。ぷりぷりで柔らかな蛤が爽やかなジュレで包まれてもう大好き。そのままのテンションで奥に進む。スモーキー椎茸としゃっきりと野菜が口の中で主張する。

 次、次と進むとどこかからぷちぷちとした食感が弾けて、柑橘のシャキッとした引き締めに行き当たる。計算されつくした絶えず移り変わるその味わいは、ただの層のある料理とは違う。不思議のダンジョン階層ぐらい全然違う。もうダンジョン飯だし私のためのパーティー開かれてる。最高。未知の階層への好奇心のままに食べ進めると、あっという間になくなってしまった。かなしい。

 

 そしてメインの肉料理。皿に配置された料理ソースがまるで絵画に見えてしまう。赤蕪のほろ苦さや素揚げされた蓮根の歯触り、そしてもう一度出会えた無限マッシュポテト。今度はチーズ風味でさらに止まらない度がアップして帰って来てくれた。かなり嬉しい再会だ。同僚とうわごとのように「無限に食える〜」と繰り返してしまった。

 しか肉料理の話だから肉の話をせねばなるまい。肉は鴨肉のローストで、みるからに食欲をそそる茶褐色きのこソースがかかっている。

 肉を食べると、鴨の味と並走するかのようにはっきりと存在するはずのないクレームブリュレの味がした。何を言ってるのかわからねーと思うが、何をされたのかわからなかった……頭がどうにかなりそうだった……。

 存在しないその味の記憶にたじろぎながら控えめに同僚に「これ、クレームブリュレの味しません……?」と言ってみるとすかさず「思いました!」と返事があり安堵した。いや、集団スタンド攻撃呪術をうけていたなら安心して良くはない。ただしっかり破綻せずに美味いので幸せならオッケーである

 

 出てきたものの半分も紹介できていないが、しっかりとボリュームがあり、はっきり全てが美味しかったし、それ以上に驚きと楽しさがあった。正直なところガストロノミー半信半疑だったものの、こんだけパレード不思議のダンジョンスタンドの気配まで感じられて、十分に味でめちゃくちゃになれてほんとうに行って良かった店だった。

 叶うならもう一度再訪したい。叶わなければそれでも一生に1番レベルで美味しかったとシェフに伝えたい。こんなところに書いて伝わるかは知らんけど……。

自意識を拗らせた田舎女の末路

幼馴染の女と久しぶりに会った時の話を聞いてほしい。

自分もその女も北陸のクソど田舎出身で、2歳の時から知っている。

そいつはいわゆる名家出身で、クソど田舎のクソでかい家に住んでいて、よく自分を呼んでご馳走してくれたりもした。家族はみんなクソど田舎にしては品の良い感じで、多分地主からお金はあったんだと思う。

そんなんだからクソど田舎にあっても、そいつはクソど田舎にしては垢抜けた感じもあって、思い返してみると、ちょっと気取っていてクソど田舎における特権意識みたいなものが透けて、ちょっと嫌なやつだったかもしれないけど、子供からよくわからず遊んでいた。

高校卒業してから互いに都内大学に進学したが、彼女女子大でとっつきにくかったし、互いの近況などはSNSで把握はしていたが、会うことは一度もなかった。

自分それから紆余曲折を経て大学中退し、いくつか東京の零細プロダクションカメラマンの真似事のようなことをしていたが、数年でそんな暮らし限界を感じて、今はクソど田舎に出戻り、実家寄生しながら地元で働いている。

前置きが長くなったが、先日の盆に彼女地元に帰るというので高校卒業以来久しぶりに会ったのだが、何一つ面白い話が無かった上にちょくちょくイラッとしてなんとも言えないモヤモヤを抱えることとなったので、その気持ちを吐き出すために書いている。

彼女の話をかいつまんで話すと

女子大では文学部フランス語科を専攻していた

卒論テーマジェンダー

大学卒業後、どういうわけか表参道花屋就職

・今は派遣建設会社で働いている

・その理由が将来ラグジュアリーホテル設計をやるために建築士資格を取りたいのだと

高校時代勉強してこなかったが、本当は医者になりたかったらしい。

・その反動で今はめっちゃ頑張って努力しているらしい

・でも宅建は3点足りずに落ちた

ブランド志向田舎出身の同僚たちを見下している

恋愛は長続きせず、最長5ヶ月くらい

・でも男には困っていないらしい

・直近は医者と付き合った。でもすぐに振られた。でもすぐに次は見つかったらしい

その他色々と香ばしい話ががあったような気がするが、総じてクソど田舎で培った特権意識をそのまま東京に持ち込んだが、現実とのギャップを埋められないまま、ブランド品と男の力で自意識肥大化させ続けている感じがモロに伝わってきて痛々しかった。

努力しているとは言っていたが、おそらく努力している気分に酔っているだけで実際のところそんなにしていない気がする。建築士も無理だと思う。てか本気でラグジュアリーホテル設計やりたかったら、いま中途半端派遣で働いている場合じゃないと思う。

今は若いというだけで医者から遊んでもらえることもあるだろうけど、この先こいつは本当にこのままで大丈夫なのかと思ってしまった。現実と折り合いをつけられずに自意識肥大化させ続けた結果、この先こいつが着陸できる場所はあるんだろうか。

東京限界がきてクソど田舎に戻ったとて、もはや肥大化した自意識特権意識は動かし難い。地元から相手にされず、婚期を逃し、厄介ババアとして疎まれながら余生を過ごすのだろうか。あるいは東京宗教とかネットワークビジネスかに絡め取られて東京の沼に沈んでいくんだろか、と。

つの間にか遠くに行ってしまった幼馴染を救う方法があったら教えてほしい。

自分はその場で引き攣った微妙な笑いを浮かべることしかできなかった。

2024-09-03

東京の人が「お花」を嫌うのは何でなの?「お花を愛でるよりゲームする方が楽しい」と言われて哀れにさえ思えた

滋賀Vtuberをやってるけど

一橋学生をやってる時に感じたんだけど

東京の人って、「お花」を嫌ってる人が多いけどなんでなの?


美術館とか文化的施設は好きらしいのに

花を目でたりするのを嫌う

以前東京花屋で花を買って、満員電車に乗ったら目を顰められて驚いたこともあった


この前、配信中にこのことを思い出して

食卓に花を置いたらおしゃれに見えるし気分もよくなるよって行ったら

「花を愛でるよりゲームする方が楽しい」っていうコメント東京在住(Xでプロフ都内在住だった)の常連リスナーから来て哀れにさえ思えた

2024-08-30

ポムの樹ってオムライス屋だったの!?じゃあポムの樹ってどういう意味??

調べたけど、よく分からん・・・

てっきり花屋さんとかだと思ってた・・・

2024-08-29

呪術廻戦オタでありフジファブリックファンが抱いた巻頭カラー感想

Twitter(X)でもいいけど、TLの雰囲気を悪くしたくないからとりあえずここに吐き出しておく。お披露から二晩三晩経っても、脳内から感情が消えなくて生活に支障が出だしたので供養の意味も込めてる。割と感情のままに書き殴ったから乱筆乱文。

先に本旨を要約すると、私はポジティブ感情からネガティブ感情に変化し、今は少しずつ前向きになってきている。

雑な言い方をすると、呪術オタが雑考察してフジを腫れ物扱いして燃やしてんのがキツすぎ。作者よりも呪術オタの挙動フジファンの傷を抉ってる。でもだんだん立ち直ってはきてるしついでにお願いがあるよ。ということ。

【↓↓↓↓↓以下約5,500字↓↓↓↓↓】

8/25の夜、配信でじゅじゅフェスを観ていて、最後巻頭カラー絵のお披露目があった。人生の半分をフジファブリックにどっぷり浸かって生きた私は、ひと目でアルバム『CHRONICLE』を模していると気付いた。

結論から言うと、好きなバンドと好きな作品が思わぬ形でコラボしたことに驚きと歓喜が止まらなかった。

そのとき感情Twitter本垢(フジファブリックはじめ音楽日常メインにつぶやく)に突発的に書きなぐって投稿した。ひと目見て気付いたこと、そして作者も私の好きなバンドファンであることが伝わってきたことなど。

そして、呪術廻戦にハマってから作った、漫画アニメだけをつぶやいたり、ファンアートにいいねしたりするアカウントで、ファンたちの感想(じゅじゅフェス)を拾っていった。

そこで私はショックを受けた。呪術廻戦ファンの間でイラストに対して「正気を疑う」「倫理観ない」「不謹慎」「バンドファンや遺族に失礼」などの言葉が並んでいたからだった。

さらにはひと目見て「犬がいる!かわいい!」と好意的に受け取っていたアカウント主すらも「オマージュ元を知って地獄に落とされた」という主旨の投稿をしていた。

このショックを言語化するのに時間がかかって、友達の力も借りながら受け止めて今に至る。

正直に言うと、これらの呪術廻戦ファンの声を受けて、私は ①悲しみ ②怒り を感じている。

そして今は、これらを踏まえて ③祈り に近い感情も浮かんでいる。

①悲しみ に関して

私の人生をかけて愛したバンドアルバムの名を用いて作者にヘイトを向けている投稿散見されること。

フジファブリックという文字志村正彦人生結集といえるアルバム『CHRONICLE』の文字と、「吐きそう」「気持ち悪い」「正気を疑う」「地獄に落とされた」「倫理観おかしい」という強い批判、もとい軽蔑言葉が並んでいること自体が悲しくて悲しくてたまらない。

彼らにはもっと前向きで明るい言葉が似合うのに。「変態的かつ普遍的な美しさ」「クセになるサウンド」「新境地」「世代を越えて愛される」など、フジファブリックを応援してきたファンメディアは素敵な言葉を紡いできた。

作者に批判言葉を向けさえすれ、誰かを不快にさせる行為言動行為者の一面に過ぎず、行為者そのもの価値観人間性否定するものではないと私は思う。

そして私は同時に五条悟オタでもあり、作中で亡くなったことに悲しんだ経験もある。

ちょうどその話が掲載されてから1年弱経とうとしていることも思い出し、その当時は私の落ち込んでいる様子を見かねた友達や同僚が励ましてくれた。一方で、デリカシーなく「死んじゃったねw」と心のヒビを直接割る言葉をかけてきた人にも遭遇した。

このようなことを、五条悟を愛する人なら、少なから経験したのではないだろうか。

同じように、五条悟を愛するがあまりフジファブリックファンの心に残る微かな傷を、その強い言葉でほじくり返しているかもしれないことは考えられないだろうか。

作者はこういうことも勘定に入れて、「諸々の意味を込めて」とあえて濁したコメントしたのではなかろうかと私は思う。

6年半も続く大作を描き上げるにあたって、これだけ出版業界不況の中、掲載誌の売上を落とさぬよう、耐え難いプレッシャー責任を感じながら物語を続けていく自身を、軸となるフロントマンを喪って再始動した経歴をもち、過酷プレッシャーの中それでいて15年も走り続けたバンドと重ねたのかもしれない。

②怒り に関して

こっちのほうがショックの中に占める割合が大きい。

前述した強い軽蔑言葉フジファブリックを並べてほしくないという怒りは先立つ。

次に、メンバーのパーソナルな情報が、漫画ファンによる考察(という体裁下衆の勘繰りと言いたいくらい)の道具として利用されたことに怒りを感じている。

ご存知の通り、志村正彦2009年12月24日に29歳という若さで突然この世を去った。これは揺るぎない事実である

しか本来、生年月日と同じように命日も非常にデリケート個人情報である。彼がミュージシャンとして世に出ることがなければ、近親者は知れども、世界中の誰もが知り得なかっただろう。

対して創作物登場人物はどうだろうか。物語において読者は、登場人物の動きを第三者的に、いわば神視点で見守ることができる。キャラクター同士の内緒だって筒抜けだ。そうした舞台上の人物たちと観客とはいわゆる“恋愛テクニック”のように「秘密の共有」ができる。この恋愛にも似た興奮を私たち読者は楽しんでいる節があると思っている。

フジファブリックはバンドという周縁はコンテンツだとしても、メンバー実在人物であるがために、当然プライバシー尊重されるべきである。実際、ファンインタビュアーメンバー私生活に関して踏み入ったり聞き出そうとしたりしない。

命日や享年というデリケート情報を持ち出して、その事実安易に繋げたうえに、尾鰭をつけてありもしないストーリー勝手に繋げていく行為が、私には他人の家に土足で上がりこむ行為に見えてならない。

曲がりなりにもオタクなら、プライバシー情報コンテンツたらしめるものを分けて考えてほしい。

例えば、2つの事実にA、B、C、Dの4つの共通点があるとして、AとBとを繋げば万人が心地よく終われるものを、いくら線で結べるからといって、CとDを繋いで、恣意的ストーリーを生み出されては、どちらの側も良い気持ちはしないだろう。

から、「この位置五条悟が配置されているから…」「バンドは存続しているか五条悟は死から復活する」など、死去の事実からの逃避や不確かな根拠を並べ立てられるのは、両者のファンとして理解に苦しむ。

Twitter(X)では常日頃からしょーもない話題炎上しているが、よくある例として「これでは〇〇が可哀想」という構造をしているものがある。

こんな親に育てられて可哀想、こんな飼い主に育てられて可哀想、こんな環境に放り込まれるなんて可哀想…など枚挙に暇がない。

それと同列で、当人感情勝手想像してバンドファン家族に対して「嫌がっている」「失礼だ」とレッテルを貼る行為はそれ自体が失礼に値するように思える。

私自身、人生の半分といえど他と比べるとまだまだファン歴は浅いものだと自覚しているが、

曲がりなりにも十数年応援してきた身としては、苦しみや悲しみを押してまで志村正彦の全てを提供してくださっている志村家と地元有志の皆様には感謝してもしきれない。どんなに苦しもうとも、それ以上に彼の生きた証を残したいという使命のもとご尽力くださっている姿を見れば、どんな形であれ、一人でも多くの人に彼の存在が知られることは彼らへの報いではなかろうかと私は考えている。

からこそ、彼を取り巻く話題は明るいものであってほしいし、そうなるよう関係者ファン努力している。

それを、「ファンではないけど」「バンドは存じ上げなかったけど」と枕詞を載せて外野から関係者ヅラして物申していることが腹立たしくて仕方ない。許可取り云々の話ではない。無知蒙昧を晒し、それがフジファブリック関係者に届くことこそ最大の無礼ではないのか。

あとイチャモンついでに、現体制の3人のメンバーを「残りのメンバー」って言ってるのは何なんだ。3人は残りものなんかじゃない。言葉尻を捉えるようだが、夫を亡くした妻を未亡人と呼ぶような気味悪さが残る。甚だ不快だ。

個人的言い得て妙だと思ったのが、志村時代リアルタイムで知っている先輩ファンの「ファンでもない奴らが騒いでいる」「不謹慎厨じゃねーか!」という発言だった。正直この発言のお陰で少し溜飲が下がった。

フジファブリックはメンバー関係者ファンも優しい人ばかりだから、強い言葉に対して萎縮する(私もその内の一人)のではと思っていたが、ファンコミュニティで軽蔑ではない言葉で真っ当に怒りを表出できる人の存在に救われた。持つべものは信頼の置ける先輩ファン

もちろん、一連の話題モヤモヤが抑えきれず、私が呆れた呪術廻戦オタクのように作者や作品への痛烈な批判を長文で述べた先輩ファンもいた。

奇しくもこれの執筆最中更新され、何周も読んだが、確かに納得できる内容で、その視点も勿論いちファンとして持ち合わせている自分認識できた。

あらゆる表現物すべてにおいて、意味意図が付随する。それら全てを拾ったとして、特に何を取捨選択するか、とりわけ「何を言わないでおくか」も巷で話題の“教養”とやらに含まれるのではないだろうか(一つ留意しておきたいのが、表現意図として無意識に語られるもの特に特定属性への偏見差別に関しては無視してはならない)。

少し脱線するが、ネットで語られるような“教養”と“雑学”はしばしば混同されているように感じる。いたずらに知識量を増やし自己のための娯楽として完結するものではなく、悲劇の再来の抑止や自分自身や後進の未来社会を豊かにするために、蓄えた知識の中から取捨選択し、それらを原動力として行動することを教養と私は呼びたい。

祈り に関して

簡潔に言えば、こんな言いがかりイチャモンをつけている暇があったら、問答無用フジファブリックを聴いてください!ということ。

件の『CHRONICLE』でいえば、志村くんの犬(モジャっていいます)だけが正面を向いていて、それ以外の総くんダイちゃんかとをさんの犬は横を向いています

対して、巻頭カラー絵は、五条悟と虎杖悠仁の犬が正面を向いています

この背景には、『CHRONICLE』まで(厳密には志村Vo.時代最後アルバムMUSIC』まで)のフジファブリックは、明確に「リーダー志村正彦」という線引きがあって、いわばフジファブリックという物語主人公をずっと務めてきた事実があります

そしてリーダー亡き後、3人がパワーバランスを強化しながら調和させ、いわば三位一体の形でそれぞれが主人公になって物語を作っていきました。

これを踏まえて考えてみるとどうでしょう

映画化も決定した懐玉・玉折編で主人公だった五条悟、そして本編で主人公の虎杖悠仁、両者は同格に物語主人公であることが示唆されるでしょう。

さらに、アルバムスウェーデンメンバーが寝食を共にして制作されたこともあり、寮生活を送る4人とレコーディングに勤しむ4人の仲睦まじさを重ねることができます(詳しくはアルバム同梱のDVDドキュメンタリー映像が収録されています)。

また、10thシングル及び3rdアルバム収録の「若者のすべて」が現在進行形で大ヒットしたこともあり、そこだけを世間一般に切り取られがちという煮え切らなさをファンは常々抱えています。「五条悟?イケメンから人気なんでしょ?」にも通ずる消化不良です。

フジファンなら同意してくれるかもしれませんが、志村正彦変態で捻くれていて一途でお茶目で繊細で孤独な男なんです。

暇つぶし花屋女性店員デートする妄想をしたり(花屋の娘)、酒の力を借りないと甘えられなかったり(ロマネ)、海辺で泣いている女性お嬢さんと呼ぶ気障ったらしさがあったり(NAGISAにて)、自分を獣に喩えて思いっきり飛び出す大胆さがあったり(モノノケハカランダ)、

それなのに、否定される事が怖かったり(バウムクーヘン)、大切な人を亡くして何年経っても忘れないと覚悟を決められるのに(黒服の人)、相手自分のことをすぐに忘れてしまうと悩んだり(クロニクル)、そんな卑屈な考えをを誰かに否定してもらいたがったかと思えば(エイプリル)、君がいなくても元気でいられると強がるふりして泣いちゃったり(Bye Bye)、非常に魅力的な人物です。

そんな男の姿も、たった一人の大切な人に素直になれなくて、だけども本当はすごく寂しかった不器用な男の姿も、どこか似ている気がするんです。

ちなみに私の見解としては、志村正彦は相当なハジケリストです。

北欧の熊と太極拳使いの髭面の男性を戦わせたり(熊の惑星)、踊ろうぜと誘っておきながら黙れと言ったり(TAIFU)、走る足音ドラえもんタラちゃんの比ではない異音だったり(銀河)、かなり尖ってます

このハジケリズムは3人にも受け継がれ、サルバドール・ダリが発起人となってタコスパーティーをうやむやに開催したり(アンダルシア)、言い間違いから曲を生み出したり(東京)しています

最後に、現体制の3人のメンバー言わずもがな、たくさんの名曲を生み出し、私たちを慈しみ寄り添ってくれています

ツアーラストや周年のホールでも、招待されたフェスアリーナでも、地方の観客がすし詰めになるような小さいライブハウスでも、必ず「僕たちは誰かの居場所になりたい」「今フジファブリックでい続けられるのは皆さんのお陰」と伝えてくださってます

Twitterにも書いたのですが、私の本心は、「どんな形であれメンバーが生み出した楽曲を愛してもらいたいし、バンドと共に豊かな人生を送ってほしい。生きていようが亡くなっていようが、その人が存在した事実バンドの曲が生まれ事実楽曲が様々な人の人生に関わった事実は消えないので、悲しみも抱えつつ前を向いて生きていく糧になってほしい」ということです。

フジファブリックのお陰で人生が豊かになって、呪術廻戦に生き様を教わったオタク感想でした。

P.S.それっぽいキーワード検索したら筆者を特定やすいように書いたつもりです。もしそれっぽいな〜というアカウントを見つけたら、私事ですが現在就活中ですので、オススメホワイト企業を教えてください✌️

2024-08-20

anond:20240820063821

かに花束カスミ草入れると一気に昭和場末花屋臭くなる

カスミ草だけ大量に大きめの器に入れるとかっこいい

カスミ草が好きって言う女

カスミ草が好きって言う女は

カスミ草が好きなんじゃなくて、「カスミ草が好きな私」が好きな女

因みにこのタイプ自称「お花好き」だけど自分で花買ったこと無い

ダイソーでたまに観葉植物買うけど、雑貨みたいに扱うから日光不足とかですぐダメにする

ガーベラが好きって言う女も同類

でもこっちはたまに花屋ガーベラカーネーションを一本だけ買う

そう、こっちは「時々お花屋さんで花を買う私」が好きなタイプ

因みに、その一本を買うのに、どの色がいいか店員相談して長考する

帰ってインスタに写真も載せる

ダイソーで買った観葉植物はあまり世話をしないわりに何故かうまく育っている

2024-08-08

anond:20240808144703

かにつけて花を贈答しあう地方社会階層というのはある

地方だと家も玄関先も広いから活けとく場所には困らないし、もらい慣れてるからあげるのもふつうという感じ

とはいえ適当に気の利いた季節の花を見繕って贈るものであって、本人をわざわざ花屋まで連れ出して選ばせるというのは正気ではないが……

anond:20240808123403

なんか知らないけどすっごい花買いたがるよね

花屋連れてかれて「好きなやつある?」って言われたことある

どれもいらねぇんだけど?

2024-08-07

同僚の子へのプレゼント

今月、同僚の子誕生日がある。

彼女は他の部署から異動してきた子で、当初から気になってたんだ。

何人かで一緒に行った食事会で誕生日のことは知ったから、なんで誕生日知ってるの?っていうことにはならないと思うんだけど、急にプレゼントとか引くかな。

今のところプレゼントは迷った挙句生花にしようと思ってる。

生花ならそんなに重い感じもしないだろうし、何が欲しいかからいから花なら無難かなと。

今のところ予算は4~5千くらいで、花屋で見繕ってもらおうと思ってるんだけど、どうかな?

アドバイス…というか、背を押ししてほしい。

2024-07-21

anond:20240721004053

何の花がいいかはおれはわからん

花屋さんで相談しよう

おれだったら…予算1500-2500円で、ちょっとしたお花を、相手は成人男性で、お花は上品かつ、なんとなく下心を表現して下さいとリクエストする

ふだん仏さんの花とかばっかりだから、変なリクエストが来ると店員楽しい…かもしれない

何日か前に予約しておく必要がある

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