はてなキーワード: ノンスタとは
あちこちオードリー最新回でノンスタ石田さんが番組前半に「仕事よりも家族優先」の話をしていて(前回出演時に言い切っていたこと。というか「豊かさはここ(芸能界)には無い」という名言)
後半で「テレビ業界での天下取りを諦めていないビスブラ原田と話してて、もし、自分が原田と同じ思いでやってきていたら、違った世界を見ていたかも(テレビで天下取ってたかも)」という話をしていた
正直、ノンスタならば今からでもMCとして昇り詰めることが出来るのではないかと思う。二人で
子供はいつまでも手元には居ないけど、芸人としての仕事はもっとずっと続くことを考えると、今からシフトチェンジもありじゃないかと思う
確かに子育ては今しか出来ないから、可能な限り全力で向き合って幸せを享受したいというのは分かるけれども
芸人としての野望が今更頭をもたげたということは、そういう気持ちが芽生えてきたってことなんだから無碍にしないでやってみればいいんじゃないかと思う
人の人生ながら、そんなふうに感じた
才能あふれる人だからテレビに出ずっぱりになって他のことが出来なくなるのも辛いかもしれないけどね
そしたらまた方向変えればいい(そうすっと「テレビ出まくってたのにいきなり消えた」とか言われるだろうけど)
自民党総裁選があんなに盛り上がったのは、やはり高市早苗がMMTを掲げて、河野太郎の緊縮財政とデットヒートを繰り広げつつ、岸田文雄がだいぶ高市早苗に引っ張られたところがあると思う。
最も岸田文雄って相当流されやすい人間のようだから、いざ総裁になったら緊縮関係のことを話すわ、追い出したはずの竹中平蔵を呼び戻すなど新自由主義にだいぶ流されてる。
それでも新自由主義維新、経済政策真逆の維新にしっぽを振って、維新が給付に噛み付いてるのに何も言わず、改憲だの外国人永住反対だほざいてる裏切り者国民民主党玉木雄一郎に比べれば自民党は1億倍マシだが。
立憲民主党も消費税増税緊縮財政小川淳也、逢坂誠二、経済ノンスタンスに近い西村智奈美、泉健太との争いで、自民党党首選のような緊縮財政VS積極財政のバトルではない。馬渕澄夫かれいわ山本が推す森ゆうこがでてたら立憲民主党も盛り上がったのだろうなぁ。ただ、馬渕澄夫は馬力が足りないか。
せめて消去法で小川淳也、逢坂誠二にだけはならないでくれとだけ願う。一番マシなのは泉健太だけど。泉健太が今からでもMMTで財政出動して好景気化をする!と叫べば今からでも盛り上がるかもしれない、いささか高市早苗のブーストに比べりゃ今からやっても遅きに失した。
しかし、今からでも泉健太がMMTを叫ぶのが立憲民主党復活の最後のチャンスに近いと思う。あれだけ自民党総裁選に対抗して財政出動何十兆円出すとか叫んでたのどうなってるんよ。
>やはり、「Qiitaもグルになってる」、ということでしょうか?
いや、それアピールしながら、後ろめたいのか、バレたらまずいのか、削除編集してるのがおまえらなんだけど?w
「運営バンザイ!...」とか勢い余って書き込んだのが、マズイとおもったのか削除、あと「学内」→「身内」
「学内」でネガキャンしてる当事者だという書き込みしといて、学会で、とかどの口で言ってるんだ? 「学内」の誰かさんよー
>ノンスタ兄貴の記事がしっかり残って、反発コメントがほぼ全滅(アカウント削除処分)という状態なのは、あざやかだよね。 あれのお陰で学内の周知もらくになったわw 運営バンザイ!...
↓ 編集削除
http://anond.hatelabo.jp/20160516161735
>ノンスタ兄貴の記事がしっかり残って、反発コメントがほぼ全滅(アカウント削除処分)という状態なのは、あざやかだよね。あれのお陰で身内への周知もらくになったわw
「ノンスタ兄貴の記事がしっかり残って、反発コメントがほぼ全滅(アカウント削除処分)という状態なのは、あざやかだよね。 あれのお陰で学内の周知もらくになったわw 運営バンザイ!」
結局こういうクズに「運営バンザイ」と言われるQiita運営だという主旨で、クズがボロボロ証言してる。ちなみにこの「学内」というのは「身内」に編集済み。「運営バンザイ」ってのも削除してるね?なんで?
単なるお笑い好きの素人さんなので、単純に面白かった、面白くなかった、
異論は認める。そんなもん人それぞれだ。評価辛めで。
俺いつも思うんだけど、こういう類のショーレースってちょっとだけ、何か?
を感じずにはいられないんだよね。いつも。優勝にふさわしいか?どうかなんて
とやかく言わないけど、視聴者が面白かった!っていうのと審査員の評価ってやっぱり別なのよね。と思った。
正直なぜ?決勝に残ったのか?というのが良くわからないんだけど、
ワイルドカードの流れ星の方が面白かったし・・・別に二人とも嫌いでは
ないけれどそれぞれピンでやっていて、コンビになったらこんなにも生きない
というのもなかなかだな。と見てて思った。
HGが先に売れて好感度的には高そうだけど、正直ツッコミ下手だと思う。
他の先輩芸人の方がよっぽどRG上手く使う。後脱ぎネタってのも引っかかった。
普段脱いでる人が脱いでも面白くない。
もっと笑ったと思う。
きっともっとやりようがあったと思うんだよな。
そのあたりの練度が足りなかったと思う。
良かった。正直予選突破はここかと思っていた。
去年のダジャレネタをちゃんとねって進化していたし、欲を言えば、
ツッコミの暴走をどう止めるか?というところが一番の大きな「オチ」だと
思うのだけどそこが弱かったと思う。
いやハマる時もあるんだけど今年は全然ハマらなかった。
審査員としてはやっぱりこういう「新しい系」とか個性がある感じの漫才
って受けるのかな。。。と思った。
でもそんなに会場も湧いてなかったように自分は感じたし、
そう考えるねぇ、なんかやっぱり千鳥に対する評価が高すぎる気がして
ならない。
中くらいの笑いがずっと続いてそのまま。そんな感じ。
そこは面白かった。
緊張とかそんなのもあるんだろうな。リズムの悪さを感じた。
4分だから難しいんだけど、もう少しだけ最初もっと「ゆっくり」を
緊張とかもあるんだろうなぁ。。
好きです。俺はオーソドックスが好きなんだなと、再確認。好みです。
特に「マイク」生なので仕方がないけどちょっと「聞きにくかった」
後緊張もあると思うんだけど滑舌がいつもより悪くなっていたように思う。
という基本さえ押さえれば、、、もっと面白かったんだけどなぁ。。。
ノンスタはそういうの上手いと思う。常にマイクを意識している。
遠くでしゃべる時は意図的にしているのも感じる。
銀シャリは好きなのでまた頑張ってほしい。
正直バイトリーダーのイメージしかなかったから、ネタ自体が新鮮だったのと
客の盛り上げ方知ってたよね。くらいかな?拍手とかさ、別に面白くて叩いた
わけじゃないと思うよ。盛り上がりで拍手ってあるでしょ?それも入ってたと思う。
良いとは思うんだけど、どっちかというと1人漫談に近い。もちろん内容は相方が
いないと成立しない内容だけど、もう少し掛け合いを生かしてもよかったのではなかろうか?
とも思います。予選的にはこのグループなら突破ですが、AとかCなら危うい感じ
だったと思うよ。1本目としては。下手したら銀シャリに負けてる。
正直全然ハマりませんでした。面白い時ものすごい面白いんですけどね。
それだけ。
漫才という中での「技術」とか「リズム」で言ったら、ここが一番じゃないか?
ただ、世間や先輩がそろそろ井上のフォローに回り始めているので嫌われてるネタは
そろそろやめて、違うことして欲しいね。
でも基本面白いし、見ていてテンポがいいからやっぱり引き込まれる。
M-1とってるし、やっぱりすごいよね。と思った。
俺、これ好きなんですよ。なんかわかんないけど。
天竺鼠とは反対で、ハマった。
今度はもっとボケがすごいはっちゃけて、二郎さんが冷静に突っ込むいつもの
パターンが見たい。本人たち飽きてるかもだけど、意外と認知されてない
と思うんだよね。このパターン。まだいけると思うから是非やってほしい。
俺が好きなだけかもだけど。
ノンスタがいたのが不運だけど、組合せによっては予選突破もありえたかと。
でもなんだろうね、すごい「練習」が見えるんだよね。
特にツッコミの人。ツッコミ上手かったらなぁ・・・って思った。
ハマカーンもそうなんだけどね、神田が正直ツッコミ上手くない。
で、いつもの下衆の極みで受けないから、女子っぽさから、神田がツッコミを「捨てて」
浜ちゃんが結局全部ある程度を請負ながらの漫才が完成して、これがハマったように、
新しいスタイル考えたらもっといいかもね。それかツッコミもっと上手くなれ。
自分はツッコミが好きなタイプです。だからそっちサイドをよく見てしまうのだけど、
生かすも殺すも、ネタが跳ねるかしぼむか?笑いの種をまくのはボケだし、その後やっぱり
ごっそり笑いを収穫するのがツッコミだと思ってるので、種をたくさん撒ける人はそれだけ
笑いの総量を多く作れる、でも結局その後バーンと刈り取れるか?ってツッコミ次第だと思う。
銀シャリはウナギさんがあんまり種をまけないけど、刈取りがものすごいうまいから、面白い。
ノンスタは種をまくのがものすごくうまいから総量が多いし、刈取るタイミングが良いから、
テンポが良い。そんな感じに思っている。
え?優勝者の話?んー・・・なんだろうね。決勝ネタはまぁ、面白かったかな。
でも、正直これで優勝?という感じ。
相方を嵌めていくパターンのネタだというのはわかるんだけど・・・
もう少し相方のセリフがあっても良いのかなと、言い争いとかその辺。
決勝ではちょっとあったよね。それが変化になって1本目との差ができてよかったのかな。
他二組はそこで差があまり大きくなかった。ネタ自体は面白いんだけどね。
こういうショーレースだと、やっぱりそういう差が効いてきたりするのかなぁと思った今年のTHE MANZAIです。
以上、すべての芸人さんに愛をこめて。
いつも笑いをありがとう。
http://anond.hatelabo.jp/20100111024741
ノンスタの弁護(?)を一応しとくと、ノンスタに限らず過去の王者も決して「M-1を境に以後トントン拍子にお茶の間の人気者の座を獲得し、(東京の)TVで大活躍」という図式になっていないんじゃないかな。例外は、柴田の病欠という不可抗力要因を補正したときのアンタッチャブルくらいじゃないの。
・中川家・・・うーん
・フットボールアワー・・・活躍はしてる方だけど上昇曲線が緩い感あり
・アンタッチャブル・・・上述
・ブラックマヨネーズ・・・去年ようやくブレイクしたが、それまでは停滞気味
・チュートリアル・・・同上
という感じで。みんな活躍してるといえばしてるけど、「優勝」という称号に見合うほどだったかという話ね。
スピードワゴン、南海キャンディーズ、タカアンドトシ、オードリー、U字工事などと比べると見劣りは否めないでしょう。
だから、M-1で決めてるのはあくまで「漫才(しかも吉本風漫才)」の順位であって、その順位に過剰な意味や期待を乗せるべきではないという意見はそれはそれで肯けるけどな。
結局、ノンスタイルの優勝につきまとう「残念な感じ」って、要は「彼らは未来に種を蒔ける人材じゃない」という感じがしちゃうところだと思うんだよね。
お笑いが今後も栄えていくには何が必要かって考えたとき、やっぱ強烈な才能をもって下の世代をお笑いに引きずり込むような存在って欠かせないと思うんだ。「○○さんを見て、自分も芸人になるって決めたんです」って言われるような、まぁ現在活躍中の芸人で言ったらダウンタウン・ウンナン・とんねるず・ビートたけしとか。東京のコント勢にとってはさまぁ~ずもそんな感じなのかしら。
toroneiは「次代の阪神・巨人/カウス・ボタンを輩出するのがM-1」て言ってるけど、それで漫才って栄えるのかね。だって、阪神・巨人とかカウス・ボタンってさ、ずーっと漫才をし続けてたんでしょ?そんで彼らが漫才を続けてる期間に、漫才は大金つっこんでド派手な大会やらなきゃ滅びるぞくらいの存亡の危機を迎えたわけでしょ?つまりさ、阪神・巨人とかカウス・ボタンて、存亡の危機に瀕するような状況下でも漫才をやってた粘り強い人たちっていうだけなんであって、彼らがいれば漫才は安泰であるみたいな人らじゃないわけだよね。しかも今の芸人なんて、好むと好まざるとに拘わらず「バラエティ」っていう荒波に放り込まれて、そこでそこそこやれないとあっという間に淘汰されるわけで。そんな今時のやつらが、バラエティ殆どやんない阪神・巨人だのカウス・ボタンを「将来に向けてのあるべき姿」と捉えるかね?第一、阪神・巨人とかカウスボタンの漫才って、若い人=お笑いの客としていちばん厚い層の大半にとって「今TVで観てるお笑い」とか「毎年M-1で見る漫才」と同じ括りにないと思うぜ。正直「新喜劇」あたりと一緒でしょ。つまり、もう立派な伝統芸能、見れば笑うけど、古臭くてド真ん中からはだいぶズレてるっていう。
例えば松本にヤられて芸人の世界に足突っ込んじゃった人らが、今のTVで看板番組持ったりひな壇を賑わしたり、M-1で活躍したりしててさ。今の若い芸人で松本の呪縛から完全フリーな奴なんていないだろと自分は思うんだけど、で、そういう意味では松本罪深えなとかも思うんだけど、逆に言ったら松本っていう超ド級の才能がガキ共を引きつけたお陰で現状のお笑いの肥沃さが生まれてるわけで。そいつらのビジョンておよそ「ネタやって受けて認知される→TVで活躍→冠番組→どんどん大物に」ってとこでしょ。そりゃそうだよ、それが紳介や松本や内村や、今の大スターたちの姿でさ、人気も金もTV<劇場になることなんてあると思えないもの。
M-1から「松本人志のように、見たことのないようなネタを引っさげて登場し、いずれ漫才は全然やらなくなるけどTVで活躍して後進に大いに憧れられるような芸人」と「阪神・巨人のように漫才が流行ろうが廃れようが劇場で漫才をし続けて、オーソドックスな漫才の第一人者となる芸人」が排出されたとしたら、長期的に観てお笑いを盛り上げ繁栄を長持ちさせるのは前者だと思う。で、結局お笑いで「この人に憧れて芸人目指した」って言われるような人たちって、何かしらのイノベーターなんだと思うよ。こんなこと言っていいのか!こんな視点があったのか!こんなバカなことやるなんて!なんでもいいけど、今までの芸人が見せてくんなかったものを見せられた人。それは、ゲームでも漫画でも料理でもクルマでも音楽でも映画でも、どこの世界もそうなんじゃないか。
M-1に新しさを求める人が多いっていうのは、つまりその辺なんじゃないすかね。新しいものに飛びついて持て囃して目利きぶってるサブカル(笑)野郎なんじゃなくて、ある視点でもって真剣にお笑い界に「今後益々の御発展御清祥」を願ってる人たちが、切実に求めるのが「新しさ」なんじゃないかと。で、ノンスタイルには見たこともないような何かはなかったと。
面白フレーズを並べただけじゃM-1は勝てないっていうのを論拠にノンスタイルを擁護してるみたいだけど、それどーかなー。アクションでも言葉でもいいけど、やっぱ見たことないようなものって見たら頭に焼きつくよ。ま、新しいが言いすぎだったら「自分にはアウトプット不可能」と思うようなことってさ。「すげえ!」っていう驚きと共に鮮烈に残ると思うのよ。自分に関して言えば、07年のサンドまでの優勝者は全員、鮮烈に覚えてる場面があって、ボケにしろツッコミにしろ今でもすぐ出てくるくらい頭に残ってるセリフがある。それは、自分にとってそれが新鮮だったから。で、ノンスタは何も覚えてねえ。あ、ウソ。太もも叩いてたことは覚えてる。でも、そんな感じ。
http://d.hatena.ne.jp/toronei/20100105/A
たいへん読み応えのある面白いM-1評で、納得できる点も多々ありました。
そして拝読後、真っ先に感じたのは、「このM-1評に納得し大いに感心する一方で、toroneiさんが大プッシュし『過去最高のチャンピオン』とまで賞賛するノンスタに依然としてモヤモヤした気持ちが残るのは何故だろう?」という点でした。
この点について考えてみたところ、出たのはバカみたいに単純な答えです。
私にとって08年優勝時のノンスタが、面白さ<努力の痕跡に見えてしまったこと。これが問題だったわけです。
これは、想像力がよほど欠如した人でもない限り誰でも簡単に推し量れることです。
M-1には、劇場で普段やっているよりもずっと短い4分間で漫才を疲労しなければならないというルールがあります(しかも時間超過したら減点されるというシビアさ!)。予選時には更に短い2分間でのネタ披露も要求されます。この時点で、出場する芸人には「普段のネタを抜粋・再構成する」あるいは「普段より格段に短いネタを新規に作る」努力が要求されます。これだけで相当な労力だと思うのですが、勿論そのネタは抜群に面白いものでなければならず、かつ実演の際も非常に高いパフォーマンスを求められます。
近年では「4分間という非常に限られた時間の中に幾つの手数を盛り込むか」が争点となっていると語られていました。とすると、極力無駄を削りつつ、かつ話の流れや設定はは容易に伝わるようにし、その上で笑いどころを可能な限り増やしていくことが課題となるわけです。それを実現するなど一体どれほどの努力が必要か、素人の私は気が遠くなる思いです。
もっと単純なことで言えば、「4分間×2の台詞を完璧に暗記」し、「一度も噛まず言い澱まず、適切な声量で聞き取りやすく、必要であれば大小のアクションを交え、最善のテンポと間合いを崩すことなく自分のセリフを披露」し、「以上のことを、ただでさえ緊張するのにゴールデンタイムのTVで大先輩が睨みを利かすという苛烈な状況下でも確実に完遂」する――こんなことを一体どれだけの人ができるか。それを考えるだけでも、出場者たちの並々ならぬ努力は簡単に想像できるはずです。
初年度で何も解らない手探りの状態で、優勝候補というプレッシャーだけしっかり課せられて戦った(中川家)。ラストチャンスに加え、非吉本という重圧(ますだおかだ、アンタッチャブル)。コンビ暦が浅く、前コンビでは両者がボケ担当だったところから漫才を再構築した(フットボールアワー)。優勝前にすっかり売れっ子になってしまい多忙を極める中での挑戦(アンタ)。ネタの内容・構造を大きく変えた(ブラックマヨネーズ、チュートリアル)。大会も知名度を高め「強豪」が定着する中、ほぼ無名状態で優勝をさらった(ブラマヨ、サンドウィッチマン)。過去に低評価を受けたというマイナス実績を背負い、その汚名をきっちり返上した(フット、チュート)。超弱小事務所所属に加え、敗者復活戦からの出場で本番への準備もままならなかった(サンド)。
それぞれが重荷を背負った中で、M-1の大舞台で漫才をしました。そしてその漫才は、ネタ・パフォーマンスともに素晴らしい出来であった。何の努力もなしにできることではありません。
「そこそこにお笑い好き」である私は、彼らが優勝目指してその年のM-1に挑んだとき、上記の情報を既に知っていました。
しかし、少なくとも個人的には、彼らのネタ中、「彼らの努力」について思いを馳せることはありませんでした。
例えばブラマヨのネタ中、私の頭の中を占めていたのは、「ヘイヘイオーライとかやってた人たちが、よくぞこんなに面白いネタを作ったなあ。すごい進歩だなあ」「これだけの台詞量を、こんなに噛まずに滑舌よくできて凄いなあ。しかも後半に行くにつれてどんどん怒鳴り合いか、素晴らしいスタミナと集中力だなあ」というようなことでは一切なく、「おもしれえええwwwwwwwwww」「村上ファンドwwwwww鮭よりハチミツwwwwwwwwwwwwwwバカスwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」というようなことであったわけです。感慨や賞賛は、ネタがすっかり終わった後にじわじわと湧いてきました。
ノンスタのことは、大ファンとかイチオシではありませんでしたが、低温ながら応援していました。やっと出られたか。良かったなああ。面白いのをやってくれるといいな。去年の敗者復活はそれまでの年よりかなり面白かったよな。でもボケの細い子、繊細そうだから緊張しそうだな、心配だな。頑張れよ。大会前、そんな風に思っていました。
そしてネタ中、私の頭の中を占めていたのは「よく出来たネタだな」「2度ボケるシステム、よく考えたな」「凄い頑張ってるな」ということでした。
私は、ノンスタを、その工夫を、ネタの出来の良さを、練習量が凄まじいものであろうことを、並外れた努力を、即時に認めて評価し、賞賛し、あまり笑えませんでした。
「何言うてんねん。俺らは楽しそうにみせてナンボやろ。真面目なとこなんか見せてどないすんねん」
これはかつて明石家さんまが、「芸人は軽く見られる。裏ではたいへんな努力をしているのに」と愚痴をこぼした品川祐に向かって言った言葉です。
「努力の痕跡」と「笑い」は食い合わせが悪い。少なくとも、努力の痕跡は笑いにとって「ノイズ」です。私たちは「一生懸命に必死で頑張っている人を笑う」ようなことを「いけないこと」だと教えられて育っているのですから。
「お笑い芸人は何の努力もせずテキトーにやって笑いを取っている」などと考える無神経な人はそうそういないでしょう。私たちの多くは、さんまさんをはじめとする芸人たちが才能のみならず不断の努力によって「私たちをコンスタントに笑わせてくれる」という状態を生み出していることを知っています。裏返せば、それでも私たちが芸人を見て笑えるということは、「努力の痕跡を見せないようにできることが(一流の)お笑い芸人の条件である」とも言えるのではないでしょうか。
08年M-1は、かつてなく優勝者に不満があがった年でした。toroneiさんは「お笑いファンは皆ノンスタ優勝という結果に納得している」と書かれていましたが、実際はやはり「ノンスタが優勝?え?」という声が非常に多かったと思います。そして私もその一人です。
しかし、私は決して、ノンスタのネタが悪かった、つまらなかったと言っているのではないのです。彼らは優れたネタとパフォーマンスを披露したが、「頑張り」がそれを上回って伝わるような出来に見えたため、残念ながら「高評価だが笑えない」という結果になってしまったと言っているのです。そして、それまでの優勝者が成し遂げてきた、公然の事実である「血の滲むような努力」を舞台上では見せない、あるいはすっかり忘れさせてしまう、という「努力」を怠った(もしくはそれを成し遂げる力が不足していた)コンビを優勝者に選んだという点においてM-1に違和感を抱いたのです。
あなたはいくつ賛同できるかな? ID:toroneiがtwitterで繰り広げている「お笑い及びお笑いファンとはこういうものである」まとめ。
(註。ちょっと何言ってるかわからないところが随所にありますが、本文の問題です。)
でも正直、お笑い語っている時に、「お笑いが好きなんじゃなくて、たけしさんが好きなんです」みたいなこと言われるのは、それはすごい正しいことだし、素敵なことだけど、お笑い論戦わせている時は鬱陶しい(笑)。別にここはたけしさんじゃなくて、他の人にもいくらでもでもかえられることですが。---1:22 AM Dec 24th Tweenで
id:toroneiのtwitter上でのこの発言を目にしたとき、背筋が冷たくなるような感覚を覚えた。この人は何を言っているのか。
まず、博士とid:toroneiが「お笑い論戦わせて」いた形跡は、私が見る限り一切ない(詳しくはtwitterのログをご覧いただきたい)。2人の間で交わされたやりとりは、
これだけである。
「許可局」の件に対する博士のフォローは非常に丁寧で、id:toroneiも「僕の不遜を責められても仕方ないことを、後輩の方にぶつけているのに、そういう言い回しされることはありがたいです。」と発言している。そしてその直後、「こんなタイミングで変な事言いますが」と前置きし、浅草キッドの漫才のファンであると唐突な好意の告白を行った。ちなみに、これに対する博士のリアクションはない。
そうしたところ、「inoue111」なるユーザーから博士に対しチクリが入る。「inoue111」のtwitteerでの発言は12/22の3:15-7:25間に7回行われているのみで、発言が全て博士×id:toroneiに絡むもの(大半が博士へのチクリ)であることから、ヲチャの捨てアカではないかと思うのだが、チクリの内容は以下のようなものであった。
博士はこれに対し、
全然、気にしてないから大丈夫。意見はいろいろ。本人が見ない前提なら誰もが自由に思ったこと書くわけだし。問題なし。そして僕への親切心であるなら、ありがとう。@inoue111---7:22 AM Dec 22nd webで
とだけ返している。
id:toroneiはこれに対し、まずinoue111へのRTというかたちで「漫才は技術で見せるものなんだから。」とだけフォロー(?)していたが、次第に以下のようなことを言い出す。
でも浅草キッドの先進性って、東京以外のテレビ演芸ファンには、いまいち良く分かんないから、そこを褒められても困る。---3:29 AM Dec 22nd Tweenで
キッドのタレント性は大阪にしても知ってます(笑)。漫才の記憶って本当にその三枝師匠と高田先生の番組しかない。だから僕の中で浅草キッドの漫才は伝説の記憶の中の漫才だから好きだったけど、評価されても「過大評価だろ」というしかない。---3:51 AM Dec 22nd Tweenで
僕は浅草キッドの技術は好きです。でも大阪にいてはテレビで見られない以上、浅草キッドの革新性なんて分かんない。だから一部の過大評価には???と思う。でも見た時の技術の印象は凄い好き。---4:05 AM Dec 22nd Tweenで
あれだけの技術があれば充分テレビで面白い漫才だと思うんですけどね。RT @ja954: あくまで「漫才」の話でしたか、失礼しました。 機会があればキッドの漫才、テレビで観てみたいです。 RT @toronei: キッドのタレント性は大阪にしても知ってます(笑)。漫才の記憶って本当---4:06 AM Dec 22nd Tweenで
いかがだろうかこの不遜さ。
たしかこの人は、サンキュータツオについて「関西のお笑いに対する愛情・敬意・理解がない」と執拗に叩いていたように記憶しているのだが、自分は「大阪にいてはテレビで見られないからわからない」程度の理由で、その「わからない」芸人さんへの評価を「過大評価」と断言しているわけである。id:toroneiのダブスタなんて指摘するには今更過ぎるんだけど、これはどういう了見なのか。
もし、「サンキュータツオは芸人で自分はそうではない→タツオが大阪の笑いわかんないのはNG、僕が東京の笑いわかんないのはOK」ということ―――即ち「プロとアマチュアとでは求められるものが違う」というなら、プロ中のプロである水道橋博士と「お笑い論戦わせ」ているなどと思うのは傲慢の極み、笑止千万である。そもそもid:toroneiってもはや純粋なアマチュアじゃないよね、PLANETSで書いてたし。
で冒頭の発言であるが、これの元となった博士の発言は以下のとおり。
僕はお笑いが好きで芸人ではなく、ビートたけしが好きで芸人になっったので、お笑い至上主義ではないんですね。だから、もともと東西の違いなども根源的に意識したこともない。、@ys_robins 私は大阪出身で東京在住ですが、東京と大阪でお笑いに違いがあると言う説には反対。---5:20 AM Dec 22nd webで
かなり違いますよ。もともと芸人志望でもなかったし、(と言うより、なれると思わなかった)ビートたけしの下へ行くことが目的だった。@hrk511 ”ビートたけし至上主義”が”お笑い至上主義”と、何か違いがあるんですか?僕には同じに見えます。---5:28 AM Dec 22nd webで
たけしの名が挙がったのは、id:toroneiとは別のユーザーとのやりとりの中である。ここで博士が語っているのは「お笑いとは何か」ではなく「自分はどういう人間であるか」であろう。そして博士は「自分はお笑い至上主義者ではない」と言っているのであり、「お笑いが好きなんじゃな」いなどとは一言も言っていない。
そんなところににわざわざ割り込んで行っての「鬱陶しい(笑)」である。本当にどうかしているとしか思えない。博士のたけしに対する深い敬愛を「絶対に知っているべきだ」という気はないが、この人は「東京ポッド許可局」の面々に対して「紳助さんや上岡さんが、長年言っていた「どんな奴でも芸人を志した奴は、同じ仲間であり一心同体」というような考えがまるでない、僕には芸人への愛を感じない」との理由で「聞くに堪えない」とまで言い、自分が愛するノンスタの優勝に不満が出たことを「永遠に恨みとしてある」とか言い出すわけでしょ。そんな愛情愛情言うなら「鬱陶しい(笑)」なんて無神経なこと書くなよ。ましてやたけしと博士なんて「スターとそのファン」でもなきゃ「ただの芸人仲間」でもない、師弟なんだから、その愛情の濃やかさくらい推し量れるでしょう。他人に求めるなら、自分でも尊重しようよ、芸人間の愛情を。
ついでなので蛇足。
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22日
23日
24日 21:00 笑っていいとも特大号 (仮題) 01:05 明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2008 03:05 空飛ぶ!爆チュー問題クリスマスライブ2008
アメトーークはネットの反応がすごいことになりそうでそういう意味で楽しみ。
M-1はキンコンの負けっぷりを見たくて楽しみ。その後の西野さんのブログも楽しみ。キンコンが勝ったら勝ったでそれはそれで良し。