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ギャルゲー主人公

登録日:2009/09/18(金) 23:10:24
更新日:2024/11/19 Tue 22:31:23
所要時間:約 37 分で読めます




ギャルゲー(及びエロゲー)の主人公、またはプレイヤー自身の分身。


概要

ジャンル黎明期はプレイヤーの分身的存在という位置付けが基本で、立ち絵や声を与えられない者が殆どだった。
自身の性格や趣味が表に出ない無個性な人物であり、名前すら名前入力機能によって自由に名付けられるゲームも少なくなかった。
見た目は個性を薄くする一環として目を描かない為に前髪の長い主人公が多かった。
中にはアリスソフトランスのように絵も含めて個性を与えられた者もいたが、それはごく例外的なケースであった。
しかし、90年代後半のToHeartこの世の果てで恋を唄う少女 YU-NOONE、2000年のPhantomといった、
シナリオ性を重視した名作群が一世を風靡したことなどを皮切りに、個性を持つ主人公が爆発的に増え始めた。

現在では、声ありこそ少ない*1が、立ち絵ありやCGでちゃんと描かれる者は意外と多い。
名前も変更出来ないケースの方が多く、基本的に「主人公」という一つのキャラを確立している。
類似例として親友キャラもキャラクター性が確立している。

一方で、主人公なのにアニメ・漫画化等すると、高確率でヘタレ・DQN化してしまうという酷い扱いも少なくない。最悪存在を抹消されることも
この点についてはギャルゲー・エロゲー愛好家と漫画・アニメ愛好家の違いを意識しているのかも知れない……多分ないけど。
アニメ監督・ライターがやりたいことを優先して視聴者を無視した結果、悪い方向に暴走するという事態もちょくちょく見かける(少ないが良い方向に向かうこともある)。



基本はヘタレだが、決める時は決める事が多い。
全編通してヘタレないな主人公や、逆に終始ヘタレのままの主人公は少ない。
エロゲだからとかというより物語の都合上(最低でも多少の起伏は欲しいし)、そうなることが多いのだろう。

ちなみに良くも悪くも賛否両論な主人公や、主人公はダメでもゲームの評価は良いなどもあるので注意。



【よく共通しているor目立つ特徴】

  • 鈍感で難聴かKYで、しかも優柔不断
  • 料理が上手い、もしくは味や見た目を気にしない
  • 度を超えたお人好し
  • 基本は馬鹿でイタズラ好きで変態紳士
  • 隠れ能力者
  • でも数少ない常識人でツッコミ担当
  • エロ時に一番動揺する
  • 一学生にもかかわらず、学校や村・町ごと巻き込める程の壮大なカリスマ性を持っている
  • テストでの赤点をギリギリで免れやすい
  • (先輩と同級生と後輩が揃うため)二年生である確率が高い
  • 倒れると何故か女の子の胸や股に顔を突っ込む
  • たまたま親がいなくて一人暮らし
  • 居たとしても母親は高校生子持ちに見えない年齢不詳巨乳美女
  • 義妹幼なじみがいる(それらも他の知り合いも女の子ばかり)
  • 男友達は悪友+αと少ない
  • 自らを普通、あるいは過小評価しているが中性的イケメン
  • ついでに女装が似合う
  • 変な髪型や色が多いキャラの中唯一黒髪
  • が髪で隠れていることが多い、特に根暗だと目さえも描かれていない
  • 運動音痴帰宅部でも何故か筋肉質(主にエロ時に発覚)
  • いきなり登山を始める
  • シナリオライターが複数いると明らかに同一人物には見えないくらい性格設定にムラがある
  • 昔の事を思い出せない
  • 明らかに非常識的な事をしてもスルーされる(ヒロインも同様)
  • 初体験でも妙に手際がいい(本などでイメージトレーニングしていたかもしれない)
  • 高確率で童貞で早漏にして、絶倫+夥しい量の射精が可能
  • 多くの場合でゴムを付けない……最近は付ける紳士も割と見るが全部の場面でつけることはまずない(むしろプレイヤーが望まない)
  • 空気を読んで妊娠させたりさせなかったりする(これはヒロインの体質という説も有力)
  • 異常な回復力
  • エロ時に視界を邪魔していると透明になってくれる気の利いた奴
  • 人外近親・病弱・性別だろうと、どんな場所だろうと平気でヤれる
  • というか穴があれば何でもヤれる
  • これだけアブノーマルでありながら公式では普通とされる

etc.


ジャンルによって求められる主人公像も大きく変わるので、上記の特徴とは当てはまらないが共通項は多いという場合も多々ある(特にエロゲー)。
例えば凌辱ゲーなんかは多くが外道という特徴があったり(ただし大抵は善ルートがあったり、特別な事情があったりと一辺倒ではない場合もまた多い)、
痴漢ゲーは人格はとんでもない外道揃いだが、能力だけ見ると何だかえらく社交的だったり有能な奴らしかいなかったりする特徴があったりする。

時にはヒロイン以上に人気を持ったり、伝説的存在の主人公もいる。なので三大ヘタレ主人公の様な酷い物からエロゲ三大兄貴の様な素晴らしい物までいる。

なお女性と付き合うという事で基本的に男性が殆どだが、稀に女性もいる。性転換できる主人公もいる。
しかしややこしい事になるので、この項目では男性主人公のみ扱う。




以下、ネタバレも含むので注意





【主なギャル(エロ)ゲー主人公】



元祖ヘタレ主人公。
三角関係を描くゲームだからまあ優柔不断になるよね……では済まされねえよ。

三角関係を描くゲームの二代目だし、まあ優柔不断になるよね……って、前作と比べてもDQN過ぎるだろ……。
ちょっと逢ったらコロッと落ちる、どちらかを決めてもフラフラする、内心で決めても明言はしない、婚約した帰りに浮気……etc。
寝てない自慢もUZEEEE!!

史上最強とまで言われた『うざい』に一点突破してしまった、作中ではやたら優しいとか評されている主人公。
彼自身に落ち度は少なく、へたれという感情論をあえて除外し、同情すらされてなお、自己愛に溢れた過剰すぎる脳内自己弁護で数多のプレイヤーをイラつかせた。
主人公には珍しくキャラソン持ち。担当声優がきーやんであるためか、なかなかの好評。

バグと異常性欲が織り成す奇跡。
逆にそれら以外はかなりの好青年だったりするので、アニメ版の意見をそのまま原作に持ちこまない様に気を付けよう。
そもそもアニメ版は、意図的に彼の長所を削りまくるわ、心理描写をカットするわetc.と、視聴する上で注意すべき点が多い事を留意すべきである。

知名度で負けているだけで上記の伊藤誠など目じゃないし大体の元凶……詳細は個人ページにて。

当初はヘタレだけど男らしいところもあり、総合的には普通かな……うん、普通。みたいな主人公だったのも最初だけの話。
18禁要素導入からは悪い部分が超強化され、FDまで来るとこんなキチガイキャラ見たこと無えや!

ギャルゲー主人公は数多くあれどコイツ程賛否両論な奴はそうそういない。ただし、彼の内面をより深く掘り下げたアニメ版が2014年以降に放送されてからは、当時に比べてかなり人気が出てきている。
ちなみに見た目そのものの評判はあまり良くなく、しまむら私服のファッションセンスについても疑問視されていることが多い。最近は公式でネタにされつつある。
流石に2月にアレ一枚は寒すぎると判断されたのか、2014年のアニメ版以降はパーカーやコートが追加された。
あとヒロイン程ではないが、同一人物の派生種がやたら多い。

健速乙な主人公。エロゲーとは思えないくらいの仙人ぶりを見せる、超賛否両論な主人公。

本当の意味で「漢」と呼べる存在。

同じく漢な主人公、当時こんなふうになりたい男と称された。

絵心こそあるものの*2、漫画などを描いたことがない作家としてはド素人にもかかわらず、わずか半年で壁サークルにまで昇りつめるすごい男(プレイヤー次第な部分もあるが)。

目の前でエロシーンが展開されることもなく、パンツすら脱がない漢度を誇る、エロゲ界きっての兄貴まあニトロプラス制作なら仕方がない。
妹(の魂が入ったロボット)に迫られても余裕で電源を落とす兄の鑑でもある。※普通妹とセッ(以下略)
流石にそれは「漢だけどエロゲ主人公としてはどうよ?」という理由で、ダメ主人公wikiに載ってしまったという伝説を持つ。

タオロー兄貴と双璧を成すエロゲ界きっての兄貴であり、ロリコン。
FDではまさかのジジイに。

この作品の「主人公」。
そして、某掲示板で行われた2005年度の格好いいエロゲ主人公ランキングで、数多の強敵を差し置いて一位になったある意味伝説の主人公。

本校と分校の変わり様が異常。

  • 仙崎秀哉(創刻のアテリアル)
善/悪ルートの変わりっぷりが唐突過ぎて異常。他にも異常に都合の良い展開が繰り広げられた結果、プレイヤーからノーカンマンなるあだ名がつけられた。
しかし一度決めればヒロイン一筋で、悪ルートでハーレムを形成した後でも男の親友や友人(?)に女をシェアするある意味では漢。

恋愛原子核であり、特異点。
理想ばかり高い全方向にうざいヘタレだが、ある事件をきっかけに、驚くべき成長をみせたりもする。

人格者で涙腺クラッシャー。だけど3クリックというエロゲ的にダメな主人公代表格でもある。

虹彩異常により視力のない金色の右目を持つ少年。
小さい頃の姉の自殺により無気力で人付き合いの悪い性格&戦闘能力が(自覚して)ないため序盤は非常にウザイがストーリーが進むにつれて精神的に成長し、未来予知を駆使した剣術で戦闘にも参加出来るようになってからは弄られツッコミキャラとして成長する。
最終決戦で自身の右目の真の能力に目覚めてラスボスを倒したが、当時としてはあまりにも斬新かつチートな能力であったため最強議論によく出ていた。
因みに中性的な顔立ちのため女装が似合う。

最強のロリコン。
日常では駄目人間、シリアスでは熱い男という美味しい燃えゲー主人公。
邪神の計画を叩きのめしたが、それは彼が超人だったからではない。
彼は「普通の人より少し優しかった」のだ。
だから「後味が悪いから」という理由で邪神が紡ぐ悪意の輪廻に立ち向かい、少女と共に人類最強の聖句を紡いで大団円を迎えた。
因みにロリコン扱いされるのはロリキャラのヒロインの√での発言(自嘲と黒幕への挑発に近い)によるもので、普通の身長や巨乳の他のヒロインともくっつくこともある。
ギャルゲー(?)ながら、数少ない、クロスオーバー作品に抜擢された主人公でもある。

エロゲー界の水戸黄門。ファンからの愛称は「ギー先生」。心身共に超イケメンだけど実は40手前くらい。
基本的な病気は全部手をかざすだけで治せるチートさん。
そして超絶強化された人間や人間やめてる人たちやバケモノさんも右手を伸ばすだけで大体倒しちゃう凄いお方。
全身全霊で医者をしている人なのに、あのかっこいい世界の敵にして狂気なりし《雷電王》より戦闘力が凄まじいような……。
ちなみに病気を治す能力を手に入れた代償としてマグロになっている。でも本人と嫁さん(内縁&両片思い)とかとは仲がいい。

見た目は涼やかな印象を持つ20才位のイケメンだが、実年齢は72歳あるいは92歳*3であり、ヒロインに対しては年齢的に孫に対する愛情をストレート(過ぎる)言動で評しているものの、ヒロインは色々事情を知らないのと見た目が同年代なことから恋愛的な意味に勘違いしていた。最終的に恋人同士となったけど。
戦闘能力は色々凄まじくてスチパンのテンプレ枠に入るのだが、敵対人物は概ね記憶の忘却や操作された孫に値する守るべき学生なので大体手加減している。でも戦歴は基本圧勝。やっぱテンプレじゃねーか。

  • セリカ・シルフィル(戦女神シリーズ)
エロゲー界のおじいちゃん。ちょっと天然やボケも入っているけど異名通りに「神殺し」もしている(※もちろん色々な意味で)。
相手が女でさえあればとんでもない幅広い性的嗜好……というかチャレンジャーであり、紳士諸君の要望に頑張って答えてくれる漢(外見はほとんど女性)。
ぶっきらぼうだがちゃんと男にもフレンドリーなので、強烈な男のストーカーが誕生しちゃったりもする。

エロゲー界の救世主であり、彼に救われた信者が多数存在する。
……というのは極々一部の面では正しいけど嘘です。電波ゲーの主人公の一人(複数主人公制)にして電波の大本の一人(同作品内に同じぐらいのが他にも居ます)。
しかしながらそのカリスマ性や性的嗜好や行動などは救世主の名に恥じないかなり壮絶なもので、彼の域に至った猛者はまず居ない。

エロゲー界の先生。(ある意味で)
あだ名は人見先生。電波ゲーの主人公にして電波の大本。その内容は形容しがたいが…狂気とだけは言える(それと出てくるネタも色々な意味でやばい)。

Innocent Greyの記念すべき第一作目にして、一部の界隈(ダメ主人公好き)で愛されている主人公。
舞台は昭和。
元刑事で探偵業を営んでいるというエロゲでは割合珍しい主人公で、一応事件の解明に向けて努力をしたりはしていたのだが。
参考人A程度の人物でしかなく、更に秋五が関わったヒロインはほぼ全滅し、自身が悲惨な末路を迎えたりするのもお手の物。
BGM・グラフィック・シナリオの雰囲気などは割と評価が良いのだが、彼の存在のせいで影を落としていると言われても誰も否定出来ない

  • 玖藤奏介(PP -ピアニッシモ- 操リ人形ノ輪舞)
一部の界隈においてカリスマ的存在となっている、Innocent Greyとてもスタイリッシュな主人公
銃弾を日本刀で叩き落す現代のジェダイが居て、ジャンボジェット機が運用されてたりする昭和初期(故にファン(?)からスタイリッシュ昭和という愛称(?)が付けられた)において、
  • チンピラには圧勝出来るが警察官にはフルボッコにされる。弱すぎない程度と言えるスタイリッシュな喧嘩の腕前
  • 外見はハードボイルドでとてもスタイリッシュなファッションセンス
    • そこに加わる「ハッ、くだらねぇ」「――来いよ」などのスタイリッシュなセリフ回し
    • ヒモになったり(これは状況的に仕方ない面はある)、何となく女と合体したり、超展開で女と合体してたりなどのスタイリッシュな空気の読み方
    • どう見ても大丈夫じゃない奴に「大丈夫か?」と声をかけるスタイリッシュないたわり
  • 全く役に立たない――スタイリッシュな潔さ
  • ピアノが上手い
高城秋五の反省を生かしたキャラです。

色々と伝説があり、6歳の娘を大切にしていて朝食を必ず共にする設定だが、女を抱いていて朝帰りというプロローグ(普段からそんな生活)。
ヒロインの中身をことごとく画一化させたり場面暗転中に結合したりして人気低迷させるなど、最初から最後までプレイヤーの横っ面を全力で殴りつけてくる。
大帝国の世界は文字通り彼を中心に回っていること以外は意味不明だが、東郷さんに抱かれればきっと分かる
詳しくはダメ主人公スレでも見よう。

男は殺す、女は犯す。そんな唯我独尊の鬼畜王。最近は結構丸くなったが。
とりあえず作中最底辺の鬼畜ではない(武器屋の親父を理不尽に殺害したり無意味に放火したりはしているし、レイプに至っては数えきれないが、もっと酷い奴が稀によく登場する)。
ヒロインよりランスを好きになれるか」がシリーズを遊ぶ目安とも言われるくらいにはキャラが立っている。
30年間に渡ってシリーズを引っ張り続けたその力強さは伊達ではない。後年の作品は東郷さんっぽくなっていると見る人も居るが。

  • アスタ(イブニクル)
……あれ? こいつも中身東郷さんでは……?

漢とマスコットを両立する稀有な主人公。

グループの軍師を名乗る主人公。鈍感でも難聴でもない、交友関係が広いなど逆張りしたかのように当時のギャルゲー主人公としては珍しいキャラ付けをされていた。
ドラマCDで性格が反転した時に「正々堂々を好む」ようになるほど狡猾でそれが大きな禍根の種になった事もあり、好き嫌いの分かれるタイプのキャラ。
そのため嫌う人によっては軍師(笑)揶揄される事もあるが、作中では地上最強の生物が敵軍に回った際、
人脈と相手の性格を利用して戦果を上げさせずに動きを止めるなど実際に知略を駆使しての活躍もちゃんとある(更に裏をかかれることもあるが)。
ちなみに全体的に戦闘力の高い人物が多い作中で武術を学んでいない割には戦闘センスがあり、続編では糸使いとして成長するルートも。

原作では「女性に憑依していた男性」であり冒頭で女性の体から離れるのだが、
アニメが何故か百合に走り、原作でほとんど出番の無かった憑依先の少女に主人公の座を奪われる。
しかも百合(レズ)アニメとしては佳作程度だったため、殆ど顧みられない哀れな人。

上に同じくアニメで存在を否定されてしまった。
そのハブっぷりはヤミ帽の比ではなく、作中で彼の存在を面影程度でも感じさせる要素は、OVAでヒロイン達が通っている学校の名前が彼の学校と同じな事くらい。
百合路線がその道の人にウケてしまった辺りもヤミ帽の道を踏襲しているかに思えたが、
原作ファンからの人気は高く後のシリーズではちゃんと一貫して主人公を務めている。R18ブラウザゲームとコラボした時もしっかり彼が竿役。

IIではまさかのジジイ姿、そしてアニメのせいでヘタレキャラが定着した不憫な主人公。
おまけに白河ことりのFDでは、晴れて彼女と結婚したにもかかわらず何故か浮気ルートが実装されるわ、『D.C.S.S.』のドラマCDでは全三巻の全てが純一いじめに徹しているわと、何かと制作者の犠牲になったのだ……。

差出人不明の手紙と思い出だけを頼りに、バイトしながら全国12箇所(綺麗にバラけてる)を行脚するギャルゲー主人公の高校生。
この溢れすぎたバイタリティと過去にフラグ立てすぎ、そして胡乱な動機で爆弾処理にひた走る姿に、
全く感動的ではないのに一部の界隈において(ある意味)感動を生んでしまった。
一方で無言電話がかかってくると体力が減る繊細なメンタルの持主でもある。
そして交通事故で死亡し、その葬式が続編のOPである。しかもヒロインは同じな上に主人公と仲が良かった設定……なんだこれ?

  • 馬(ウマドンナ)
薄い本が期待されるギャルゲの主人公。
種族がとかじゃなくてまんま、ジャストナウウマ! ルックライクとか馬イクじゃなくて馬そのもの。まさかの馬。
ちなみに三歳馬。目指すは有馬!獣姦もの?ってツッコミは禁止。

次回作のアマガミ程ではないが、時々する女の子に対しての突拍子もない言動に変態性が垣間見える。
世界観が同じで時系列的にはアマガミキミキスとなっているため、メタ的には橘さんの原型だが世界観的には橘さんの後輩という少しややこしい関係。
これだけなら普通の主人公と言ってもおかしくなかったが……アニメなんてなかった。
オリジナルアニメセイレンの時系列で橘さんより8歳年下であることが判明。

CERO Cの限界に果敢に挑戦し、数々の名(迷)言や変態行動を発言、実行した最強の変態紳士!!
エロゲー主人公に引けを取らないマニアックな境地に至っており、しかも学校に秘密部屋を作ってお宝本コレクションを溜めていくのはちょっと……だが、それがいい。
彼を受け付ける事が出来ずにゲーム進行を断念した者もいるらしいが、結構ファンからは愛されている。
このゲームには魅力的なヒロインが揃っているが、隠しヒロインとして彼の趣味にあり得ない程に理解のある、超かわいいストーk(略)がついているというおまけつき。
彼女は批判されることも多い賛否両論のヒロインだが、行動理念は彼のかなりかわいそうな経歴によるものだったりする(彼女のルートで明らかになる)。

夏休み最後の日に父親からお古のデジイチを譲り受け、ファインダーの向こうに広がる世界に興味を持つ。
アニメでは原作以上に室戸亜岐を写真で脅す。
視聴者からは「相原さんや橘さん以上の変態」「心底ゲス」「失敗しても同情できない」と散々な言われよう。だっつんは、スタッフの暴走の犠牲になったのだ……。
が、第5話以降の個別ルートでは漢を見せている。

  • 伊織一志(レコラヴ)
夏休みの期間、勉強と運動の強化合宿、通称「ミツミキャンプ」に通い、父親からのデジカムを渡される。
前作とは違って2バージョンで登場し、「Blue Ocean」ではキュートムービー部に入部し、「Gold Beach」では E動画部 に入部する。
本作では姉妹が登場する。上記3人の主人公より荒っぽい口調の持ち主。

原作は漢だが、アニメではヤンデレ*4にした最悪のヘタレかと思われたが……意外と悪くはなかった(アニメに関しては、楓の側にも原因と非がある)。
この件以外にも過去に色々あり過ぎているので、「作品のコンセプト*5を考慮するなら、まずアフターケアが必須では?」というツッコミがよくなされる。
因みに原作・アニメ・小説と媒体ごとに設定や展開が異なっていたり後付けもあるが、明言されていないだけで裏設定として大体同様の過去を持っている。

原作はリア厨且つ変態紳士且つ天才と色々凄いが、アニメでのヘタレぶりはそれ以上に異常。
幼児退行ってなんすかそれ。

基本はヘタレなのでプレイしていてちょっといらっとくるが、いざ熱血モードになればヤンデレの壊れた心をも救う漢。

いろんな人に気を遣いすぎる主人公で、空気も読める。暴力を振るわれても耐えちゃうのは結構な賛否両論。立ち絵が……。
アニメの滑り台ネタを作った元凶でもあるが彼に落ち度は全くない。ちなみに原作はブランコで、内容も真っ当な失恋イベントだった。

内外のスペックがどれも高すぎて非の打ち所が無い故に、とにかく女にモテまくるアイテム技師、通称レタス。
母親であるシェリーの教育の賜物とのことで、とにかく女心のツボを外さない、爽やか笑顔のイケメン紳士。
……が、「こんだけ完璧ならモテるのも納得」という肯定と「完璧過ぎてロボットみたいで人間味が無い」という否定により、賛否両論でもあったり。

色々丸くなったルルーシュなんて言われることもある、通称946。
聖女と呼ばれる世界のあり方を決められる女をたらし込んで自らの理想の世界を作り上げようとする……と言えばゲス野郎に聞こえるかも知れんが、メーカーはういんどみるだったためか根が善人過ぎるためダークヒーローのようにカッコつけるみたいな感じになってしまった(一応、『思考の高速化』でカッコいい場面もある)。
というか、そもそも世界の変革という野望も「能力者が優遇される反面非能力者が迫害される世界を変革したい」という誰かに話せば一定の賛同を得られる理想からのモノである。

  • 八木景(デスマッチラブコメ)
ショタ系であることを除けば平凡だが美少女二人(高嶺の華とツンデレ幼なじみ)から行為を持たれ告白されるリア充……になるはずが『告白されると告白した相手の愛に比例して爆発する(当然景と近くにいる告白者は木っ端微塵)呪い』をかけられてしまう。
色々あってオカルト異能バトルに巻き込まれる羽目になるが『ラブコメギャグ時空を展開することで自身の関連する事象をどのようなシリアスで悲劇的な万象であろうと喜劇に変える』能力により一応の収束を迎える。

進学校の不良生徒なのだが面倒見が良いのと萌えキャラ成分が多分に含まれているため深く付き合うこととなった人物からはよい友人として見られている。
その正体は生きながら死霊をその身に数多も宿す復讐鬼。
復讐を行う理由はそのあまりにも純粋な性格による死者への執着(この辺りはメインヒロインとは表裏一体)。

八月らしい基本的には落ち着いた主人公なのだが、ラストの行動は賛否両論
主人公にしては珍しく、原作での見た目はあまり格好良く見えない。

やっぱり八月らしい良主人公。やや地味だが、主人公としてほとんど欠点がない何気に凄い奴。

男の娘』ブームの火付け役となったエルダーにして女装主人公。
見た目こそ大人しそうだが(実際に普段は大人しいが)、勉強も運動も出来て全方位に頼りになる兄貴である。かなりの長髪だがこれは母からの遺言によるもので地毛。
家訓で禁じられていた為に、作中においては料理だけが出来ない(教われば出来る)。
次作主人公の妃宮千早も瑞穂と概ね共通した設定だが、細かい設定が加わっている。また、瑞穂とは違い最初から料理が出来る。

上記のエルダーと共に『男の娘』ブームの火付け役になった女装主人公。
女装主人公きっての肉体派でもあるが、学業に関しては割と人並み。
成人男子なのに声がくぎゅうう(ry※コンシューマ版のみ

るい智の真ヒロイン。文字通り生き延びる為に必死で女装しているという女装理由の面で異端児。
皮肉な意味でいい性格しているのに、人気投票では全体の四割近くの票を得て、ブッチギリの一位になった怪物。

ヒロイン・ヒーロー・メイド・服飾学生・魔性の女・不遇な富豪の庶子・ブラコン・シスコン・ハーフ・割とMなど、属性がやたら多い女装主人公。
性格に関してはおれつばの我らがホーク卿から、隙を無くしてより現実的にしたような感じのもんのすげぇ完璧超人な善人。

  • 姫乃宮鉄男(姫乃宮鉄子)(そして煌めく乙女と秘密^5)
明らかに無理があり誰から見ても不審者でしかない、とっても妹想いでお人好しなガタイが良い女装(?)主人公。無茶している自覚もある
周囲の思い込みとゴリ押しと人類の可能性によって意外と即バレは防ぎつつ、ちょくちょく怪しまれながらも問題を解決していく熱い漢。
いかにも何かやっていそうな風貌だが部活などはしておらず、趣味は乗り鉄で深夜アニメ好きの一般男子学生。

  • 緋堂真尋(緋堂まひろ)(悪女装)
たまたま見目が良かったので、女を食い散らかすために女装を思い付いてしまった、名前の通り非道でレベルの高い悪魔のようなゲス野郎。
一貫してガチのゲス野郎だが微妙に天然なところがあり、女装にかなりの努力を重ねて廃嫡されかけていたりする(※計画通り)、傍から見ると面白みもあるお方。

ハゲの後ろ髪を掴んだり、昔レイプしかけた女とフラグをたてたり、昔レイプした女とフラグをたてるなど、いろいろと凄い。
流石に昔レイプされたババアとはフラグがたたなかった、というか当然たてる気もなかった。
しかし昔レイプされた野郎とはフラグこそ立たなかったが、普通によろしくすることもある(性的な意味ではない)。

天才の姉がいた家庭で普通の子として生まれた故に両親からは疎まれていたが、その天才の姉(美少女、笑える範囲でイイ性格、保険の授業を風呂場で教えてくれる)に溺愛されていたため±プラスな生活をしていた。
が、彼女が行方不明になり家庭崩壊からテロリストに引き取られて人形扱いされた挙げ句、洗脳と薬物による戦闘マシーンになった。
とある女性に保護された後は色々あって彼女の跡継ぎとなり、その後「普通の学校に通いたい」と思い彼に勝るとも劣らない過去を持つヒロイン五人と交流し彼女ら全員を救済する。
グランドエンド……というか彼のルートでは彼の救済が語られ、姉の計画の「救ったものに救われる」という「楽園」により吹っ切れ、過去の全てを精算する。

怒りの日事件(怒りの庭の片方)として有名な未完成版の時点ではヘタレな主人公()であったが、完成版ではしっかりと熱血主人公に!
……なったはずが最終ルートで、ラスボスその1に主人公の座をかっさらわられるというあんまり過ぎる扱いを受けるはめに。
その後CS版で追加されたルートではしっかりと主人公の座を奪い返した模様……忙しい。
そして続編では……

  • 秋月凌駕(Zero Infinity)
イケメンなのだがラスボスから覚者(ブッダ)と称されるほどに人として正しすぎるせいで、気持ち悪いと敵味方から言われてしまった主人公。
『必要だから覚醒する』、『必要な分だけ感情を生産して正しく消費できる』、『普通の環境で育った普通の人間なのにクリストファー・ヴァルゼライドレベルに強靭な精神』など、訳の分からないことになっている。
流石に敵に味方を殺された取り返しの付かない喪失(マイナス)をゼロに戻すのに必要なので際限なく怒り(プラス)を生産します、とかいう感じになってそうな精神性は気持ち悪いと思うんだ……。
正しいことを正しく出来る完成された人間であり、シルヴァリオシリーズの光のトンチキどもの同属でありながら、光(プラス)でも闇(マイナス)でもなく中庸(ゼロ)を目指すが故に圧倒的な無害さを誇る精神的超人。

職なし、金なし、やる気なしと三拍子揃った典型的なダメ人間。義理の妹に半ば養われているヒモニート。
元々はスラム出身で有りながら帝国軍最精鋭部隊の副隊長にまで上り詰めたエリートであり、やれば出来る子。自己評価が鬱陶しいくらい低いため勘違いされがちだが、作中でも五指にはいるレベルの実力者。徹底的に追い詰められないとやる気出さないのが難点だが、決めるときはちゃんと決める。
正史ルートでは己の過去と向き合った結果ロリオカンと結ばれ、あわや太陽系消滅という大惨事を未然に防ぐファインプレイを見せるも、高位次元の存在へと変質したことで物質世界から消失し、消息不明となる。
続編のラストで帰還した後はかつての上官に(二重の意味で)貞操を狙われつつもそれなりに楽しく過ごしている模様。

親の反逆罪で幼馴染達と離散し、テロリストになって精神を磨耗し、あげく狂人に捕まり三年間人体実験をされ作中開始時点で寿命一年未満というエロゲ界の中でも屈指の不幸な境遇から作品が始まり、結末も基本死亡かそれに近い形となるかわいそうな主人公。
グランドルートでは正統派主人公となれるのが色々な意味で救い。

近年まれに見る愛され系主人公……主にに。後にやむを得なかったとはいえ女装姿まで披露(CGあり)。
余りにも濃い友人たちが非常に目立つものの、ちゃんと活躍もする。
ちなみにゲームだとメインヒロインと声が同じ

問題行動も多く超賛否両論だが、それまでの描写から痛いほどに理解は出来るのでファンも結構多い。あと、末永く爆発しろ。
ちなみに悪友である春原への態度もよく一方的に批判されているが、余りのボケっぷり・春原ルートで明かされる心情・カツアゲとかをよくするガチ不良である事実なども、よく忘れられている(※朋也が良い訳ではないが)。
智代ルートの後日譚である『智代アフター』では、その経験を活かした漢となり、ガチの良主人公と化した。

いわゆる一般的なエロ(ギャル)ゲー主人公像を作り出した蛭田昌人最後の作品の主人公。
上記の主な特徴の殆ど全てを満たしていないという、いわばアンチエロゲー主人公。

  • 朝風陸(あるぺじお ~きみいろのメロディ~)
不明瞭な動機で深夜登山に励むエロゲ界切ってのナチュラルボーンクライマー。
深い心の闇を抱えていて、ヒロインに詩的な恫喝を繰り返すエロゲ界屈指の芸術肌な主人公でもあり、最悪の場合暴行(心の闇が表に出る)に至ります。
この人が主人公のあるぺじおは『初恋体験ADV』『perfect pure love story…』です! よろしく!

  • ゼアボロス(魔壊神トリリオン)
序盤でラスボスにより殺害され、利害の一致したヒロインによりゾンビとして蘇生した魔王様。
妹を含めた多くの女魔王と絆を交わしており、作中が非常時である故に深い絆を改めて結ぶがゲームの進行上ヒロインはラスボスに食い殺される事が通過儀礼という鬼畜仕様の運命に囚われている。
一応死ぬ前に倒したりしてヒロインと生きたまま結ばれるエンドもある。
真エンドではヒロイン全員が殺害された状況にてなお諦めない心により完全復活、ラスボスを倒した結果、体内に残っていたヒロインの魂が肉体をもって全員が完全復活するという大団円を迎える。

宇宙からの植物による侵食により形成された地下空間にて幼なじみと怪物に閉じ込められていた少年。
血式少女という怪物と対等に渡り合える少女達を「少女達の暴走を自身の血液の散布により押さえる」力でサポートすることになる。
世界観的にハードであるためか精神力はコンパイルハート作品の男主人公の中でも特に強靭な方。
性格は大人しいが、いざという時は雄々しさと書いて優しさと読む様な優しさこそが強さという精神性を持つ。

  • 飛鳥湊(オトメ・ドメイン)
瑞穂きゅんの流れを汲む女装系主人公にして介護系男子。
色々あって女子校に通う事になるが、寮の女性全員が生活能力低めなため、一応執事みたいな役割なのに自然と寮のリーダーのようになる。
……というか女子寮に住む少女達の生活力は低い×3、そこそこ×1という体たらくなのでそうならざるを得ないというか。
世間知らずなお嬢様達に上から目線で物申すことが多く、平常時では大したしっかり者なのだが、実は本人はかなりの豆腐メンタル。
多少の問題が発生しただけでも凄くウジウジするため、女性の頑丈なメンタルに引っ張られることで救助される事もまた多い。
それと女っぽい外見に違い下半身は獣そのもの……女の子の裸を見ただけで性行為したがるのは男としても女としても失格だよ……。

“ドスケベ条例”により島全土がドスケベセックスOKとなった楽園・青藍島にて条例の崩壊を掲げる誇り高き魂の童貞。
バイブを手に闘う剣キャラ。言うほど剣キャラか?
立ち絵がある主人公だが、何故かイキ顔差分が用意されており、時折左下でプレイヤーにイキ顔を見せる。
加えてインポというエロゲー主人公にあるまじき体質を抱えているが、それには過去のある出来事が関わっていた。
奇人・変人のパンデモニウムたる青藍島で島民に対してツッコミが行える常識人……かと思いきや彼も彼で根っこの部分が相当に狂っており、何かあればナチュラルにボケるので手に負えない。
ルートによってそのイカれ具合が大きく変化するのが特徴であり、その変わりようは誰が呼んだか汚いイーブイ。ヒロインによって最狂の変人にも信念の漢にもなる。
続編となる「2」の舞台である平行世界ではドスケベセックスで島を制した性帝として君臨。そして射精で空を翔んだ

ゲーム開始一分で家計を預かる声優の妹にソシャゲのガチャ代をたかるクズっぷりを見せつけるダメ兄。ついでに家事全般も妹の妃愛に任せっぱなしで自分はソシャゲのランキング維持が日課という人間のクズ。さらに陰キャでコミュ障で休日は引きこもりと美点が見つからない。
しかし本当は気遣いの達人で、上記のダメ人間な生態も実は八割がたは妃愛が原因と言ってよく、社会的地位を持った不登校の問題児×3とクラスカースト最上位の陽キャ×1を相手にフラットに付き合えるうえに未経験だてらに生徒会の運営を大きな失敗もなく行えるコミュ強。
上辺だけの評価と内面まで理解したうえでの評価の落差が凄まじく激しくなること請け合い。

  • 布波能凪(セレクトオブリージュ)
スラム街にある実家の孤児院を救うため、卒業生は成功が約束されるという桜元学園の門を叩いた家族思いの青年。
しかし自分の成功だけでは家族は救えないと考え、既に社会的地位を持つ学生会メンバー全員*6を相手に逆玉の輿狙いを白状したうえで初対面にも関わらず求婚した男いや漢
他にもスリやピッキングなどスラム街を生き延びるためにあの手この手のスキルを持つが、恋愛観は意外と純情で求婚したはずの女子がその気になっても逆にしっかりとお付き合いをしようとする初心なところがある。

ユウキという名前は便宜上であり、実際はプレイヤーが自由に名前をつけられる。
女性を強くする能力を持っており、割とその一点のみで女性達にモテている……わけでは勿論ない。メインストーリーでのペコリーヌやキャル、エリコのキャラストーリー等を見れば能力が関係ないことはよく分かる。そもそも前作の時点でユイやアユミのような人物もいる事だし。
そのモテっぷりは半端ではなく、今まで仲良く漫才していた女性陣が彼の話題になるだけで喧嘩になる事も……と思いきやボケボケな人物が多いこともあって実際のところそこまで修羅場はない。姉を名乗る狂人とヤンデレの壊し屋が若干怖いぐらいで他は割と喧嘩と言ってもじゃれあいに近い。
アニメでは姿がちゃんと映るがゲームに輪をかけて人畜無害扱いされており、視聴者からは保護者のような目で見られており女性プレイヤーの人気も獲得したという噂もある。

しかしその正体は「赤ちゃん」と呼ばれるほど世間知らずな記憶喪失者。
一方女性相手にはかなりの幸運を発揮し、学校に見つからないようバイトしている不良少女の前に必ず現れたり*7、胸に触った相手と結婚する誓いを持った最強レベルの女性に転んで触ってしまう等、
一昔前のハーレム系主人公を思わせる無双っぷりを見せており、なんやかんやで「10人くらいの少女に四方八方を守られる」という「いい身分」となっている。
ただし彼の能力は一般人の幼女さえモンスターや山賊と渡り合える程にまで強化する超強力なバッファーであるため、後衛で強化に徹して強化した彼女たちに守って貰うのは割と当たり前ではある。*8
また他の女の子に剣術を鍛えて貰ったり自主特訓をするなど向上心はあり、強化以外でも体を張ったり機転を利かせて活躍する事も多く敵陣営最強格の人物を捨て身の特攻で崖へ道連れにし戦局を有耶無耶にするといった活躍も見せた。
前述のように健常者だったにもかかわらず記憶どころか人格と尊厳を破壊される、徐々に回復して来たと思ったら今度は決戦の余波で言語すら失いせいぜい小学生レベルだった知能がガチの幼児レベルに退行するなどそれが可愛く見えてくるぐらいに悲惨な境遇なのも事実なのだが。
おまけに実は人格が一度消失し一から再構成されていたため、いつ消滅してもおかしくないという事実まで明らかになっている。
ごく普通のギャルゲー主人公っぽかった前作と人格が別物になっているのはこのためでもある。

デフォルトネームが無いので便宜上の名前で紹介する。
プレイヤーにあたる人物。騎士団で花騎士を率いている。
このゲームのヴィランである「害虫」をはじめとした闇の勢力に唯一対抗できる「太陽の剣」を振りかざすという特殊能力を持っている。
基本的に冷静沈着かつ有事の際には花騎士を優先する潔さを持っており*9、基本的に花騎士たちには信用されている。
欠点として遅刻癖がある、書類を溜めがち、稀に変態になる等の問題行動も多いが、そういった欠点もまた魅力と思われている。
……しかし油断して1人で行動して害虫に襲われて死にかける悪癖がある。キャラクエストを開いたら0クリックで辞世の句を詠んでいる事も。
世界観的な事もあるが*10「団長ならモテても仕方ない」と思われている節があり、花騎士同士が団長を巡って険悪な雰囲気になることは稀である。
独占欲の強い奴らの方が少なく、その数少ない奴らはトリオとしてまとめられており大体一緒に登場する

……とここまで書いておいてあれだが、実はこの団長、イベントクエストではほぼ空気になる
メインとなるのは花騎士同士の会話であり、団長も一応ついてきているが、最初の方に挨拶されただけであとは放置プレイされたり、最悪の場合は最初から最後まで存在に触れられない事もある。
ただ設定的には喋らなくても一緒にいる事になっている。
もっともこのゲームは「美少女キャラクター達が織りなす戦記物」という側面も多く、花騎士同士の絆や仲の良さも表現する必要があり、それも好評なので一概に悪いとは言えない。
その他にも、締めるところはしっかり締めてくれるし、すれ違いで仲違いした花騎士にアドバイスを送ったりと要所では活躍を見せる。
勿論、花騎士個人とのキャラクタークエストやデートクエストではラブラブの大活躍。

ちなみに彼の存在があるため、一人の女性に執着したり女性(の体や美しさ)が好きな花騎士は「そういう趣味じゃない」とわざわざ断るのは通例となっている。

たくさんの女の子と仲良くなり、そして本命を見つけ出す事がコンセプトのソシャゲ。
聖櫻学園の2年生で、ソーシャルゲームにしては珍しく外見が属性ごとに設定されている。
「SWEET」は赤髪の熱血系「COOL」は眼鏡をかけたロン毛「体育会系なPOP」はつんつんヘアーのオレンジ髪で、彼らはローディング画面のSDなどに登場する。
なおアニメ版では3人まとめて存在を抹消された。またか。

悪い意味で有名になってしまったエロゲ主人公。
元々このシリーズはそれまで天城颯馬という主人公が一貫して登場していたのだが突如として月冴を含むW主人公に。
ハーレムものにしてどう見ても不安しか感じられない試みだが、しかしその内容はそんな不安すら凌駕する惨事となっていた。
剣の腕や軍師としての実力も颯馬を越えるという二次創作でやったらぶっ叩かれるような設定であるばかりか
軽い女好きというチャラ男みたいな問題のあるキャラ付けにもかかわらず料理による餌付けで次々とヒロインを転がしていく
身持ちの固かったキャラだろうが関係なく雑な展開で股を開くなど新手のNTRゲーかと錯覚するような暴れっぷり。
これまでの主人公(颯馬)を当て馬にするというタブーもきっちり抑え、地雷原タップダンサーとしてプレイヤーを阿鼻叫喚に突き落とした。
あまりの惨状に当然ながら不評が相次ぎ、公式もシナリオの不満を認知していることに言及。
後に発売されたファンディスクでは「天城颯馬主人公のシナリオのみ追加」とされ月冴は影も形もなかった。
続編「7」では再び颯馬の単独主人公に戻っており、月冴は公式から黒歴史として完全に追放されてしまったようである。

  • 端末(サージュ・コンチェルト)
プレイステーション・ヴィータのゲームソフトを通して接続した7次元先のある少女・イオンが滞在している部屋にある小さな機械。これを通して少女とコミュニケーションを取ると、少女は画面の向こうの存在を意識し始める。
もっとも主人公=プレイヤーの図式を濃くしているシリーズで、イオンと永遠の愛を誓った者は数知れず。単なるコンプリート要素?そんなはずは…
選択肢を通して意思表示のその原理は謎深いが、世界観が共通しているソシャゲ「拡張少女系トライナリー」で採用しているものの解説で推量できるか?

ギャルゲーではないがそれに近いゲームの主人公


サクラ大戦を「ギャルゲー」ではなく「大神ゲー」にしてしまった人。下手なアニメより熱い。

叔父のようなでっかい男になる筈が、紐育一の大女優に……。

世代交代した新主人公だが、しっかり先代達から身体が勝手に動いたりする癖を引き継いでしまった。

ゲームオリジナルキャラで設定は完全にメアリー・スーなのに、プレイヤー達に愛されている良主人公。

え? ギャルゲーじゃない?
コナミ「言わせておけばいいさ」
集英社Vジャンプ「そうだそうだ」

ゲーム版の主人公。監督の以降でハーレムアニメにさせないように存在を排除されてしまい、以降一瞬しか登場しない。
本人は優しく時に熱い性格でゲームをプレイした人から人気はあるだけに惜しい。
なお消えたのは、彼がいると周りのトンチキどもがまともになってしまうせいとも言われている。
ちなみに制作会社『ブシロード』創設者の元所属先であるブロッコリーが企画した『ギャラクシーエンジェル』の主人公・タクト・マイヤーズは、
  • 企画元のトップ以外でもプレイヤーから人気がある
  • 概ね同じ理由で排除されている
  • アニメが完全にコメディになっている
など、共通点が多い。

野球バカだったり未来人だったり特命ハンターだったり風来坊だったりフリーターだったりするが、基本的にモテる。

特に13主は公式イケメンで野球エリートだった
さらにバレンタインでは女子生徒から大量のチョコレート攻めに遭い、ヒロインの一人からは一目惚れされる。挙げ句弾道が1上がった



例外として、プロデューサー・提督・トレーナー・先生などのプレイヤーの分身がいるが、彼らはあくまで「育成キャラクターを補佐する役割」に近い存在なので公式でそういう展開になることは少ない。
ただ職場が女性しかいなかったりコミュニケーションが重要な作品も多いので、あながち違うとも言い切れないか。二次創作が大盛り上がりしているコンテンツだし。
異様なまでにギャルゲー主人公なシャニマスのプロデューサーがおかしいだけ。



追記・修正は主人公になってから。

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最終更新:2024年11月19日 22:31

*1 個性云々ではなく、シナリオ的に最も台詞が多いであろう主人公に声を付けると、爆発的にボイス量が増えて色々と大変なため。ただし、主人公がいわゆる「男の娘」キャラだと、女性声優が演じることもあり、高確率で声が付く(流石にモノローグ部分まで付かない)。

*2 美大志望であったため。

*3 どちらも嘘ではない

*4 そこに至るまでの過程や背景事情を押さえたファンからは、アニメ版の楓もヤンデレではないという指摘がされたりする。

*5 友人との確執といったドロドロとした人間関係の排除、悪人のいない明るく楽しい話

*6 なお男の獅堂龍司も同席していたが凪の目的は社会的な地位や権力なので協力さえ出来るのなら性別は問わなかった。

*7 流石に見つかった方もそれには不機嫌になっていたが、構うなと言っても平気で絡んでいた

*8 実際「いい身分」発言をした人物も軽い冗談のつもりで言っている。笑顔で言ってのけたのでかなり嫌味っぽく聞こえてしまったが

*9 諦めが早すぎるとも言う

*10 この世界は男性の数が少ないため重婚、ハーレムは法律的にも倫理的にも認められている