360インディーズゲームに
ゾンビゲーの新作が2本一緒に来ていたのでお試し版をちょっとやってみたぞ。
インディーズゲームの世界ではとりあえずゾンビゲーという状態になっていて、
なんだかB級ホラー映画業界みたいなことになっているが今回のこれはどうか。
まずは左のZombie Cow-Milkingからやってみよう。完全版は80ゲイツだ。
(あ、これはダメだな……)
画面に表示されたボタンや方向を素早く入力するとゾンビが牛の乳を搾る、
というミニゲーム。ほとんど動きも無いままこれが延々と続くだけの内容だ。
キャラは何故かゾンビやニンジャや海賊などが登場。
「外人の作ったクソゲー」のテンプレ内容過ぎてわざとやっているのではと思ってしまう。
4人対戦可能だけどこれを4人でやるとかどんな破滅主義者の集まりだ。
エブリパーティでもやった方が有意義だね!
次は右のLawnmower Vs. Zombie。これも80ポイント。
(あ、これもダメだな……)
芝刈り機を操作して芝を刈るという内容。規定の面積以上芝を刈ればクリア。
たまにゾンビがヨタヨタと歩いてくるが、別にぶつかってもダメージとかはなく、
芝を刈るついでにひき殺せばいなくなる。
そしてヨーデルっぽい陽気な歌がバックで流れ続けている。
ゲームとしての面白さはないし、
隅々まで歩いて芝を刈らないといけないからテンポもかなり悪いぜ。
ウム!どちらも酷い内容だった!80ポイントでもあまりに高額。
こんなのが割と普通にゴロゴロしてるからインディーズゲームは困るぜ。
まともなのも紹介しておこう。
去年の年末に配信された「Vorpal」。80ポイントだ。
こういうジャケットの乙女ゲーある。
内容はボスと1対1で戦う縦画面の弾幕シューティング。
白と黒を基調にしたシックなグラフィックが特徴。
製作したのは外人だがノリがそのまんま東方プロジェクト。
画面のレイアウトやパワーアップアイテムの形状、グレイズの挙動なんかがそのまんまだ。
いかにも洋モノってデザインのラフなキャラによる会話デモもある。
シューティングとしては大分平凡ではあるかな。
割とダラダラしていてテンポが悪く、弾幕も単調。
自機が中心部分にしか当たり判定が無いのに対して
敵の大きな弾は見た目どおりの当たり判定なので、
最近の弾幕シューティングに慣れてると逆に避け辛いかも。
でもほとんど記号に近い自機のデザインとか、モノトーンのグラフィックは結構好き。
それなりには遊べるし、80ポイントなら悪くはないかな。
今ポイント無いから買わないけどさ。
海の向こうの外人が作った東方モドキのシューティングを360で遊べるとか、
結構凄いことなんじゃないかなと思う。
新作インディーズゲームではGrappleBoyも良さゲだったが、
そのすぐ横で年末のカウントダウンをするだけのソフトが配信されてたり。
面白いゲームとダメなゲームの差が凄まじすぎるわインディーズゲーム!
アマ製作のゲームコミュだとどうしてもこうなるか。
- 関連記事
-