Nintendo Switch わくわくどうぶつランド『わくわくどうぶつランド』のレビュー行くぜ!
……と、言ってもこれは他のプレイヤーとの対戦プレイがメインのキッズ向けゲームなので、
感触と仕様を軽く紹介する記事になるかな。
メーカー:日本コロムビア
機種:Switch用ソフト
ジャンル:パーティーゲーム
発売日:2018年7月26日
価格:4444円(税抜)
プレイ人数:1~2人
キッズ向けゲームなら俺に任せろでお馴染みの日本コロムビアによるパーティゲームだ。
どうぶついっぱいの内容で2人プレイがメインの構成になっているぞ。
何故か予約して買ってしまった。
分かりやすいミニゲーム集ではあるが、
どうぶつの動きや楽しい演出などに作り手のこだわりも見える内容だったぜ。
モードはランダムで選ばれたミニゲームで勝負しながら貰えるコインの数を競うツアーモード、
全30種類のミニゲームから自由に選んで1回対戦するワンマッチモード、
1人プレイも可能なミニゲームから自由に選んでハイスコアを目指すシングルモードの3つとなっている。
シングルモードのスコアアタック以外にやり込める要素などは一切なく、
定価が安いからここは簡素な作りか。1人でも遊べるのはシングルモードのみ。
ツアーモードは始める時に「10分」「20分」「30分」「40分」からコースを選べる仕様だぞ。
ミニゲームはジョイコンを傾けてねこじゃらしを振って走るネコを上手くカーブさせたり、
ジョイコンを振ってフリスビーを投げて犬にキャッチさせたり、
ジョイコンを振って花輪を投げてプレーリードックの首にスポッとはめたり、
Wii時代のゲームを思わせる直感操作のものが中心でなんだか懐かしいぜ。
ねこじゃらしのゲームはネコの直角ドリフトがカッコいい。
うちわを振ってモモンガを飛行させるミニゲームとか、
巨大かき氷で氷を削ってペンギンにぶっ掛けるミニゲームとか、
よく分からないシチュエーションのものも交じってるのが面白い。
ゲームとしてやり応えあるのは犬や豚に指示を出して障害物を避けるレース系のやつかな。
こちらはジョイコンを動かして犬をシャンプで洗うミニゲーム。
『エブリパーティ』で見たぞこれ?!
カンガルーのパンチをひたすら避けるミニゲームでは、
ジョイコンを胸の前で構え、実際に体を左・右・下に動かしながら避けていく。
3回殴られたプレイヤーの負け。カンガルーのパンチなんて喰らったら死んじゃうよ!
先に死んだ方が負けってことか……!
パンチを避け続けるとカンガルーが本気になって
炎のエフェクトをまとった殺人パンチを繰り出してくる。
オイオイオイ、死ぬわ俺。
どうぶつの毛並みや質感はかなりリアルで気合が入っているし、
動きも見ていて楽しいものが多いね。
ジョイコンを左右に傾けてパンダがボールから落下しないようにバランスを取るミニゲームでは、
ボールに合わせてパンダがめっちゃ細やかな踏ん張り方をするのが見所。
生きたいという強い意志を感じさせる手足の動きをするぞ。
ひつじの毛をバリカンで刈るミニゲームは、刈るのが遅いとこのような衝撃映像が映し出される。
妙にセクシーな顔つきも含めて面白過ぎる。大人でも笑顔が絶えないゲームだぜ。
メニュー画面やルール説明ではガイド役である
園長(CV:てらそままさき)と子園長(CV:古木のぞみ)が喋りまくり。
ゲーム説明もあるし、全然関係ない無駄話やどうぶつのウンチクもあったりで場を盛り上げてくれる。
ツアーモードだとバスでの移動中もこの2人が喋って場を繋ぐ演出が挟まるし、
本当にずっと喋ってて教育番組見てるようなノリなのよね。凝ってるぜ。
俺のように対戦する相手がいなくて仕方なく2人プレイモードを1人でやってる人間も寂しくない!
寂しい!
全30種類と言いつつどうぶつを変えてちょっとアレンジしたミニゲームが結構あったり、
一部のミニゲームはやや判定がシビアなのが気になったのと、
パーティゲームとしては
「最大2人プレイ」で4人プレイに対応してないのが痛いところ。
とはいえ、楽し気な雰囲気やどうぶつの可愛さは良く出来てるし、単純で熱くなるミニゲームも多い。
値段の安さも踏まえれば、キッズ向けの定番パーティーゲームとしてはなかなかの1本だ。
CMもよく見かけるので長く売れる作品になりそうね。みんなも行こう!わくわくどうぶつランド!
……ただしお1人様はオススメ出来ないぞ!
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ただ、すみっこぐらしシリーズは結構妙齢のお嬢様にも人気あるようですぞ!