10月6日に999円で発売された
「スーパーファミコン通信 ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン発売記念スペシャル号」
を読んだので軽く感想を書いておくぜ!
ミニスーパーファミコンに合わせて発売されたムックで、
ミニスーファミに収録された21タイトルの紹介記事がメイン。
当時の週刊ファミコン通信で取り上げられた
「スーパーマリオワールド」「スーパーマリオカート」
「スーパーストリートファイターII」「スーパードンキーコング」の攻略記事も100ページ再録している。
その他にミニスーパーファミコンの制作スタッフへのインタビューが6ページ。
ゲーム帝国やバカ総研、伝言板、町内会といったファミ通お馴染みの読者コーナーも掲載されているが、
すべてスーパーファミコンの話題とネタで統一!
山本さほとみずしな孝之のマンガもあるがもちろんスーファミネタ。
みずしな孝之はそもそもスーファミ未プレイなので手探りでプレイするという、
初期の「いい電子」を思い出すノリで良かった。
ミニスーファミ収録作品発売当時のクロスレビューも掲載されていて、
ロックマンXや、がんばれゴエモン~雪姫救出絵巻~、超魔界村に、
7点と6点が容赦なく付きまくってる厳しさに震えるぜ。
必見なのは「ミニスーファミにあと1本だけ足せるなら何を足す?」のコーナーで、
有名ゲームクリエイター35人にそれぞれ1本選んでもらっている。
選んだ理由や思い出も掲載されていて読み応えあり。
個人的に注目だったのは「グラディウスIII」を推す桜井政博と、
「アウターワールド」を推す日野晃博!
再録ページは縮小されているので画質がややイマイチなのが惜しいが、
欄外には読者の選んだ「ミニスーファミに入れて欲しかった1本」も1ページに1個ずつ書かれているし、
当時の記事がそのまま読めるのは面白い。
「スーパードンキーコング」のページが「週刊コング」とかプロレス雑誌の「週刊ゴング」のパロになってるのも笑った。
日本コントローラー協会会長の「ロバート・F・鈴木博士」と、
ファミ通編集部の「ファジベイ川村」という人物が載ってたけどこの二人今何してるんだろう……。
スペシャル付録として「星のカービィ スーパーデラックス ふわふわ図鑑」
「ファイアーエムブレム紋章の謎 攻略の手引き」
「ゼルダの伝説 神々のトライフォースのすべてがわかる本」
の3冊がダウンロード出来るコード付き。昔の攻略本のこのゆるい雰囲気やっぱいいなあ。
この攻略本は書籍版だとコードを打ち込んでブックウォーカーでダウンロードしないといけないが、
kindleやブックウォーカーで電子書籍版を購入すると最初から3冊封入されてるようだ。
嬉しいシール付き。
紹介記事や過去の攻略記事がメインではあるものの、
スーファミの話題でワイワイ盛り上がろう!というノリで小ネタや読み物も満載。
有名ゲームのBGMを擬音で表現した「ゲ耳」なんてミニコーナーもあってページの隅々まで読みたくなる。
「正直、今更スーパーマリオワールドの攻略記事とか別にいいわ!」な俺としてもかなり楽しめたぜ。
その名に偽り無しの「スーパーファミコン通信」だったね。
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