ダブルドラゴン | ニンテンドー3DS | 任天堂現在、ダブルドラゴン4を遊ぶ前に
良い機会だから過去作に触れておこうとダブドラシリーズプレイ中。
3DSのバーチャルコンソールで配信中のゲームボーイ版もクリアしたのでレビュー行くぜ!
メーカー:テクノスジャパン
機種:ゲームボーイソフト
ジャンル:アクション
発売日:1990年7月20日
備考:アークシステムワークスより3DSでバーチャルコンソール版が配信中。
価格は411円
アーケードとファミコンで好評を博したベルトスクルールアクションの移植版だ!
ゲームボーイ版が発売された1990年はもうアーケードで3が稼働してた時期なのね。
まあ、名作は何度でも蘇るものだからな。
今度ニンテンドースイッチでも何度目か分からないストリートファイターIIが出るし。
□FC「ダブルドラゴン」レビュー!
アーケード版から爽快にパワーアップしたベルトスクロールアクションの金字塔!
□PS4「アーケードアーカイブス ダブルドラゴン」レビュー!
一世を風靡したベルトスクロールアクション、ここに復刻!ファミコン版とアーケード版のレビューはこちら。
ゲームボーイ版はファミコンとアーケードの中間って手触りで、
良い所を再現しつつオリジナルのステージ構成になっている。
デキはなかなかだが……難易度はキツいぜ!
OPで腹パン喰らって誘拐された恋人のマリアンを助けるために、
双截拳の使い手であるビリー&ジミー兄弟が暴力組織「ブラック・ウォリアーズ」に立ち向かうストーリー。
アーケード版やファミコン版と一緒ね。
基本操作はパンチとキックだけだが、
ザコ敵を怯ませてアッパーや回し蹴りを叩きこんだり、
掴んで投げたり、頭を掴んで顔に連続膝蹴りを叩きこんだり、
敵が背後にいる状態でパンチボタンを押すと強烈な肘打ちを繰り出したりが可能。
マウントポジションが削られていたりはするが、
簡単な操作で多彩なアクションを繰り出せる操作方法はしっかりと再現されている。
ファミコン版は敵を倒してレベルを上げると新しい技を覚えられるシステムだったが、
ゲームボーイ版はアーケードと同じで最初からすべての技が使用可能だ。
さすがにゲームボーイ初期の作品なので足がかなり遅く感じるが、
敵をボコる爽快感はそれなりに再現されているし、
ゲームボーイのベルトアクションゲームとしてこのアクションの多彩さは頑張ってるね。
BGMもオリジナルと同じで、
タイトル画面で流れるゲームボーイ音源のメインテーマはメチャクチャ出来が良くて血が滾る!
アーケード版やファミコン版に比べると敵の動きが単純なので肉弾戦はサクサク進める。
初見では苦戦する敵も軸をずらしてコンボを決められるようになるとアッサリ倒せるぜ。
ゲームボーイだしこれはこれで遊びやすくて良いと思う。
しかしゲームボーイ版で新たに増えたギミックがかなり鬼畜!
ロックマンのようにリフトを乗り継いでいく箇所がファミコン版よりも増加。
落ちたら即死の場所にベルトコンベアがあったりと実に胃に悪い。
ブラック・ウォリアーズめ、特別顧問にドクターワイリーを雇ったな!
ステージ3終盤は床が崩れていくところでのボス戦!
ここは奥行きが無いので軸をずらして敵の攻撃を避けられないし、
ボスのアボボはリーチと攻撃判定が強力なので地獄!
やられたらステージの最初から!
コンティニューが無いので残機が無くなったらステージ1からだ!
ジャンプキックで回り込んで肘打ちでふっ飛ばして落下させて倒したが、
かなり運が絡むぞ……。
ステージ4ではこっちを吸い込む上に触れたら即死のトゲドアも登場。
吸い込みに耐えながらザコを倒す必要があって辛いぜ。
頻繁に出てくるアボボが強いので他のダブドラ1より存在感ありますね……。
トラップの鬼畜っぷりには参ったが、
それでもファミコン版よりは簡単だと思うしゲームボーイへのアレンジ移植として面白かった。
1人プレイでは確認できなかったが
ファミコンと同じく2人プレイ用にデカキャラで対戦できるモードもあるようだ。
3DSではファミコン版も配信されているので、
今改めてオススメ……というタイトルでもないが、これはこれでアリ。
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特にゲームボーイ版はアーケードやファミコンの存在もあって
触れられるケースが少ないのでレビュー記事を上げてくれてとても嬉しい。