ここが仮面ライダーバトライド・ウォー創生の世界か……。
今回の俺の役目もこのゲームのレビューをすることらしい。
仮面ライダー バトライド・ウォー 創生 | バンダイナムコエンターテインメント公式サイトというわけで遅くなったが仮面ライダー バトライド・ウォー 創生のレビュー行くぜ!
2016年2月25日にPS4/PS3/VITAで発売されたパッケージソフト!
仮面ライダーを操作して数百と群れを成して迫り来る地獄の軍団を薙ぎ倒すアクションゲームだ。
これがシリーズ3作目。俺が購入したのはもちろん一番リッチなPS4版。
通常版と、仮面ライダーの歴代ボーカル曲を多数収録した
メモリアルTVサウンドエディションの2種類が発売。
カスタムサウンドトラックにも対応しているので、自分の好きな楽曲で遊ぶことも出来る。
PS3版は不具合があったようだが一応公式で修正パッチが出た。
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クウガからゴーストまで!平成仮面ライダーゲーム レビューリンク集! バトライドウォー1作目は2013年に発売。
仮面ライダーを使った無双風の3Dアクションという内容があまりにも衝撃的だった。
内容もシリーズ1作目としては非常に力が入っていて
平成ライダーゲーほぼ網羅している俺も思わず泣いた!
続編であるバトライドウォー2は2014年に発売されたが、
次に前作からほぼ1年で発売というせいか内容に進歩が少なく、2というより1.5だった。
発売前の暴れん坊将軍参戦!バッシャフィーバー参戦!がピークだったと言われたら否定できない。
2015年にはシリーズは発売されず、
代わりに同じ開発会社が担当した新作の仮面ライダーサモンライドが発売。
存在が事故だった。
そして2016年……!
シリーズ正当続編であるバトライドウォー創生が光臨!満を持して!
歴史改変によって消滅していく歴代ライダーを救うために、
最新ライダーであるゴーストが電王と共に時を駆ける!
好きなライダーを選んでステージをクリアしていく3Dのアクションゲームで、
基本的にはザコ敵を全滅して目的地に進んでいってボスを倒せばクリア。
バイクで3Dのフィールドを駆け巡り、多彩かつハデな必殺技で怪人たちを薙ぎ倒す爽快な内容だ。
前作まではプレイアブルとして使えなかったサブライダーの半分以上が使用可能になり、
昭和ライダーも大量に追加。
45人以上の仮面ライダーから好きなキャラを選んで戦えるアクションゲームとなったのだ。
ゴーストやドライブはもちろん。カイザや名護イクサなどサブライダーも含めて
プレイアブルキャラの半分以上は声をご本人が担当しているのが素晴らしい。
代役の方が圧倒的に多かった初代クライマックスヒーローズからここに来るまで長かったぜ。
仮面ライダー1号の声も藤岡弘、が担当だ!
参戦ライダーで注目はなんと言っても仮面ライダードライブ!
サモンライドという名のグローバルフリーズを乗り越えてついに参戦!
ドライブはバイクではなく車に乗るライダーなのでもちろんゲームでもトライドロンに搭乗。
これだけで感動する。いい車だ、感動的だな。
そして数十の敵を巻き込んで発動できるスピードロップの爽快さと来たら……!
実にアメイジングな体験だ!
タイプワイルドやタイプテクニック、タイプデッドヒートにタイプトライドロンはちろん。
劇中で印象的だったシフトカーと技はほとんど使える再現度!
ドリームベガスを装着するとハンドル剣の攻撃がターンからの777斬りになるなど、
装着するタイヤでモーションも細かく変化するこだわりっぷり。
仮面ライダーマッハも技が充実していてあのパラリラ音を鳴らしながらのバトルが楽しい。
「CGの巨大モンスターを出す技とか予算的にすぐ使わなくなりそうだな……あ、使わなくなった」
なシグナルキケーンも使い放題!
ドライブ勢は遅れてバトライドウォーに参戦した分、フルスロットルな完成度だぜ!
既存のライダーでも仮面ライダーウィザードは大きく手が入り、
フレイムドラゴン、ウォータードラゴン、ランドドラゴン、ハリケーンドラゴンに変身したままバトル可能に!
これまでは技の一つという扱いだったからね。
基本4フォームに加えてこのドラゴンスタイルが加わったから実に豪華な仕様だ。
もう「仮面ライダーウィザードフレイムスタイル(水属性)」というトンデモ商品のことは忘れよう。
バトライドウォー2発売の時にはまだ番組が放送中だったせいで、
やや完成度の低かった鎧武も、
極アームズ、カチドキアームズ、スイカアームズをパワーアップとして引っさげた完全な仕様に。
ジンバーレモンも使いやすくなったし
バロンもまさかのロードバロンを究極フォームとして収録だ!
今回、サブライダー勢の作りこみが嬉しいね。
特にライジングイクサが最高。
まず△+〇ボタンでファイナルライジングブラスト発射。
発射した反動で後ろに吹っ飛んでる最中に〇ボタン入力で
「これが俺の遊び心だ!」と叫びながらのキックに派生するという完璧な原作再現!
単にボタンを押すと発動するんじゃなくて
「吹っ飛んでる最中に〇ボタン入力で派生」という操作がいいんですよ!
イクサジャッジメントをキメるとしっかり爆発を背にしたカットインが入る仕様も素晴らしい。
やっぱり名護さんは最高です!
G3-Xは武装完全再現してるし、
威吹鬼さんは鬼石を敵に撃ち込むほど攻撃力がアップする再現になっているし、
どのライダーも十分に鍛えているぜ。
ギャレンに弱ったフリをして
相手をゼロ距離で銃撃するカウンター技があるのはちょっと悪ノリが過ぎるがな!
ピーコックアンデッド戦で印象的だった飛び撃ちがちゃんと使えるのはよし。
ドレイクやデルタ、サイガにライオトルーパーといったライダーを召喚して戦えるディエンド。
これ絶対楽しいだろ!って思ってプレイしてみたらやっぱり楽しかった。
攻撃の合間合間にライダーを召喚して「そっちは任せたよ」なんてできるのがいい。
思わず「イエスッ!」と叫びたくなる盛り上がり。
召喚できるライダーの種類も多いんだよな。ここら辺は次回でプレイアブルになるのかしら。
念願の登場となる「小野寺ユウスケが変身するクウガ」も、
黒目アルティメットフォームへの変身が強力で、五代クウガとは違った手触りだ。
そして、どうしても平成ライダーに比べると地味になるのでは……?
と思われた昭和ライダーだがまったくそんなことはなかった。
本郷猛からの変身が可能という熱い仕様の仮面ライダー1号は、
ライダーキックとライダーパンチで敵の群れに突っ込み、
そのままプレイスタイルを投げに切り替えて
ライダー返しやきりもみシュートで殲滅するというプレイスタイルが可能で
まさに嵐のような暴れっぷりを見せる!
特にライダー返しが強くて、ボスは一度パンチをガードさせてからのライダー返しでボコボコに出来る。
なんで1号先輩、格ゲーみたいな立ち回りしてんの?!
複数の武器を切り替え可能なXライダーはロングポールにすると完全に勇者パース。
無双ゲーとしては反則レベルの射程で相手をボコボコ!
Xライダーキックの予備動作である空中回転は攻撃判定があるので、
これで敵を巻き込みながらのキックが最高に爽快だ。
仮面ライダーBlackRXに関してはもうこの一枚だけで説明いらないだろう……!
リボルケインで敵を倒した後のポーズとカメラワークを完全再現!
敵殲滅用としてはバイオライダーも強力だし使いやすいぜ。
本編で登場しなかった技も含む「26の秘密」をフルに使い、
常に何かの技名を叫んでいるのがうるさくも楽しい仮面ライダーV3とか、
ロープアクションで相手をふっ飛ばしつつ噛み付きと引っ掻きで相手を引き裂くアマゾンとか、
昭和ライダーも無双風アクション向けにしっかり作りこんであるな!
よく考えたら仮面ライダーに限らず昭和のヒーローって細かい必殺技がやたら多いから、
アクションが地味になる心配をする必要は無かった。みんなアクションが多彩。
今回は自分が操作するライダーと、NPCが操作するライダーの2人を選択するタッグバトル形式。
前作はゲージを消費して一時的に呼び出せるアシストライダーを選ぶだけだったが、
今回はステージの最初から最後まで一緒に戦ってくれる。簡単な攻撃指示も出せる。
タッグのライダーが必殺技を繰り出すのに合わせて
アドリブで自分も必殺技を繰り出すのが最高に楽しいんですよこのタッグシステム!
555とXライダーでタッグ作って、Xライダーキックにクリムゾンスマッシュを合わせてみたり、
ディケイドとドライブでタッグ作ってスピードロップにディメンションキックを合わせてみたり。
ディケイドとゴーストでタッグ作って英雄のアイコン攻撃にディメンションキックを合わせてみたり。
ディケイドでカメンライドしまくりながら最新ライダーとタッグで戦うの超楽しい……。
タッグは繋がりのあるライダーでやるのももちろんいいけど、
全然交流のないライダーでタッグ組んで会話を想像しながら遊ぶのもオススメ。
タッグライダーが結構必殺技をバシバシ使ってくれるから、
意識しなくても自然とハデでカッコいいタッグバトルが出来上がるのだ!
ゲージを溜めればダブルライダーキックが発動!
これこれ、やはり仮面ライダーのゲームといえばこれがないとな!
キックの後にはそれぞれのライダーに用意されたポーズを取ってくれるのが嬉しい。
ディケイドでタッグのライダーに変身して本当の意味でダブルライダーキックやるのもオススメ。
オートバジンをタッグにすると、オートバジンの貴重なライダーキックが見れます。
特定の組み合わせでタッグを組むと出撃時やダブルライダーキック時にセリフが変化するのも嬉しい。
1号がダブルライダーキックの時に本人ボイスで「タケルくん!」とか「泊くん!」とか言ってくれるのは燃えるぜ。
騙されるなよアマゾン!そいつ盗んだものを返しただけだからな!
まさに乱戦!まさに超絶!
PS4のスペックを生かしてワラワラと出現する敵の群れに、
お気に入りのライダーとお気に入りの必殺技で立ち向かう!
タッグシステムも素晴らしく、これがやりたかった!と素直に言える内容だ!
前作バトライドウォー2の欠点も多くが改善されてる。
一番大きいのはロード時間で、PS4版での話になるがステージ開始まで5秒と掛からない。
2は毎回数十秒掛かっていたからな!
恐らく、バトライドウォーのスタッフがクロックダウンシステムの破壊に成功したのだろう。
敵の数もそうだけど、ここら辺は縦マルチとはいえPS4の性能を感じる。
ゲーム中に手に入るライダーフィギュアを装備してパワーアップさせるシステムなのに、
フィギュアが手に入るモードがメインモードとは別なので、
普通に遊んでるとフィギュアがまったく手に入らないという欠点も改善。
各ステージ内に設置された特殊な箱を壊すことで手に入るようになった。
まあ、えらく分かり辛いところに箱があったりしてこれはこれで面倒さもあるけども!
前作までに比べると面倒なステージや面倒な敵が大幅に減って大分遊びやすくなったし、
ステージもショッカー基地やさいたまスーパーアリーナなど。
ライダーファンにはお馴染みのマップがかなり増えてるのありがたい。
ハッ……ここは!
ヘルヘイムの森にあったユグドラシル本社に続くゲートか!
オーバーロードが駄弁ってた遺跡っぽいところもある。
プレイアブルキャラは非常に多いが、
タッグを組んでいるライダーにも経験値が入るし、
好きなライダーの経験値に変換できるライダーソウルというのも手に入る。
経験値をアップするフィギュアなどもあり、過去作に比べてむしろレベル上げは簡単になっているぜ。
今回はズ・ゴオマ・グと戦うクウガステージがレベル上げにちょうどいいので、
戦力とフィギュアが揃って居ればズ・ゴオマ・グ道場で
初期状態のライダーでも10分と掛からずにレベル50とかに出来る。
イーズィー過ぎるといえば イーズィー過ぎるが、
色んなライダーを使うなりきりゲーだしこのくらいゆるくてアリだと思う。
最高難易度のモードを最後までクリアすると
待望の「装備すると常にゲージMAX」のフィギュアが手に入るのも嬉しい!
これで通常はゲージを溜めて一定時間だけ変身できる最強フォームや究極フォームのまま
ずっとプレイできるのだ!
ズーット!コンプリートフォーム!
ズーット!極アームズ!
ズーット!タイプトライドロン!
方向キーの上を押すことで一度通常フォームに戻れるのも気配りが効いた仕様です。
というわけでついに登場した正統続編!と言える内容で、
気合の入った新要素に前作からの改善点も多いんだが……。
もうちょっとどうにかならなかったのか、という箇所も多い。
まずストーリー。今回本当に薄い。
バトライドウォー1はオリジナルキャラも登場するちゃんとしたストーリーがあったし、
使用するすべてのライダーにボイス付きの組み合わせが用意された「目覚めステージ」が最高。
ストーリー上の謎にライダーみんなで挑むライダー会議的なシーンも大笑いした。
バトライドウォー2は「子供を楽しませるために映画の世界で繰り返し戦うライダー!」
というメタ要素の強いストーリーで、ちょっと物足りなくはあったが
映画再現ステージが始まると主役である鎧武勢と対応したライダーの会話シーンがあって、
無職ライダー同士で共感しあう鎧武とブレイドとか、
先輩ライダーのありがたいお言葉にどんどん噛み付いていくバロンとかニヤリとさせるシーン多かった。
今回はメインのストーリーが物凄く薄い上に、
ボイス有り、無しに関係なく会話デモがめっちゃ少ない。
あっても、主役ライダーとサブライダーがちょっと会話するとかでクロスオーバー感薄い。
昭和ライダーも固有ステージがない上に、
ストーリー上で一言もセリフを喋らないキャラが大半でな……。
ストーリーの見せ場もPVやCMで95パーセントくらい見せちゃってるし本当に最初から最後まであっさり。
PVだと仮面ライダー1号がカッコ良かったので
割とストーリーにも期待してただけにガッカリしたぜ。
でもこのシーンのディケイドのセリフはめっちゃ良かった!
士はこういう言い方する!!!!!!!!!!!!
ここは毎回だけど似たようなステージが多くてゲーム展開がどうしても単調。
新たにボスキャラに追加された「バリア」も面倒で、
ある程度攻撃を加えないと破壊できず、破壊しないとダメージ通らないし攻撃で仰け反りもしない。
加えて、近づくと体力を奪うオーラを合わせ技で使ってくる場面もあったり。
元々「ボスはガードする」
「ガードの上から攻撃を加え続けることでガードクラッシュ状態になる」って仕様なのに
その上から新たなバリア加えてどうする……。
新しいギミックもいくつか追加されているんだが、
ディスクアニマルが画面外から攻撃加えてくるステージとか、
触れると状態異常になるファンガイアの魂がそこら辺フワフワしてるステージとか、
道が分かりにくいキバ訓練ステージとか、ストレスを加速されるものばかりだぜ!
私はただ、風になりたかっただけなのに……!
まあ、こういうのは一部のステージだけで、2に比べると作業感は大分減っている。
クズヤミーの抱きつきとか、ライオトルーパーの粘着弾みたいな拘束時間の長い攻撃も減ってる。
ウィザードがドラゴタイマーで増えて襲い掛かってくるステージとか、
2人のライダーのどちらかを助けることでボスが変化するステージとかもあり、
多少は変化をつけようという意思が感じられる。
ゲームバランスに関しては今回完全にぶっ壊れてる。
レベル上げが簡単で、チートじみたフィギュアもいくつかある上に、
サブライダーの銃撃が全体的にメチャクチャ強い。
特にゼロノスは「最初に言っておく!俺は△+〇ボタンを連打するだけで
最高難易度のボスを完封できるくーらーい強い!」ってレベル。
そしてそれより強いのが△ボタン連打だけでボスをハメられるカイザ!
よくないなぁ…こういうのは……!
キャラゲーだしプレイアブルキャラの数が数だけにこういうゆるい作りにするのもアリだとは思うんだが、
ステージが単調なのもあってもう一工夫欲しいところだったな。
割とすぐにやることが無くなってしまう。
前作みたいに理不尽難易度と単調なステージで水増しするよりはずっと良いけどね。
前作のファイナルサバイバルなんて、ほぼ一撃喰らうと死ぬのに
ボス2匹と向かい合った状態でステージがはじまるとかそんなのの繰り返しで最悪だったからな!
ゲームバランスの調整をチーム鎧武にやらせるのはやめろ!りんなさん辺りに頼む!
PS4版の話なので他の機種は分からないんだけど
ゲーム中のムービーがすべてカクカク再生されるとか、
アプデで修正されたもののPS3版はカスタムサウンドトラックにバグがあったりとか、
仮面ライダーカブトと特訓するステージでカブトが「天の道を往き、天を司る男」という、
ありえない自己紹介をしたり、今回は全体的にチェックが甘い印象。
「天の道を往き、総てを司る男」だから名前が天道総司なのに、これじゃ天道天司だよ!
せっかくのタッグシステムなのに、
五代クウガと小野寺クウガでタッグ組めないのは仕様なのかなんなのか。
ディケイドファンなら絶対やりたい組み合わせなのにひどい!
装着者が違うだけで同一ライダーである名護イクサと音也イクサや、
完全に同一人物であるブラックとRXではタッグ組めるのにそりゃ無いよ!!
あと、フィギュア画面でお目当てのフィギュアを探すのがちょっと面倒なのと、
ボスのトドメやダブルライダーキックでの固定カメラワークが上手く決まらないことが多いのが不満。
もう演出中はカメラを自由に動かせるようにようにしてもいいんじゃないだろうか。
PS4の話だけどスクショが本編以外のタイムサバイバルでしか取れないのは残念。
スクショを死ぬほど取り捲りたいゲームだというのに!
効果音のバランスがおかしくて、ベルトの音声があんまり聞こえなかったり、
逆に特定の効果音だけ大きかったりする欠点は相変わらず。
クリス・ベプラーの声がよく聞こえねーぞコラァ!
SE関連が微妙なのは仮面ライダークライマックスヒーローズの頃から指摘されてて、
マシになったり悪くなったりでなかなか進歩しない……。
新規プレイアブルになったライダーはみんなデキが良いんだけど、
前作から続投してるライダーは技や動きにほとんど変化ないのが悲しかったぜ。
ちゃんと手が入ったのはドラゴンスタイルが追加されたウィザードや、
前作ではまだ未完成だった鎧武やバロンくらいだろうか。
作業量の問題なんだろうけどディケイドにファイナルフォームライドは欲しかった。
クウガゴウラムだけでもいいんで…!
今回参戦の仮面ライダーゴーストはやはり製作期間の関係もあってか、
ゴーストチェンジは技の一つという扱いで使いづらい上に弱いという
かなり微妙な作りこみですぞタケル殿ォォォーーッ!
アイコンの種類自体は頑張ってるんだけど……鎧武みたいに続編では完璧になるのかな。
仮面ライダーのゲームとしては間違いなく歴史上最高クラスの内容で、
やっと登場したバトライドウォーの正統続編。
ライダーなりきりゲームとしての面白さも地獄兄弟が「一緒に笑おうぜ!」って笑顔になるレベル。
ウルトラマンやスーパー戦隊のゲームの現状を考えると、
このレベルのライダーゲーがPS4で発売された時点で奇跡だと思う。
それでも「もう少しどうにかならなかったのか」という点も多く、
全体的にキャラクターの作りこみと数の充実度に対して
遊ばせるモードやステージが追いついてないのが惜しい。
ホントにライダーでタッグ組んで暴れまわるのは最高に楽しいんですけど!
それだけで「もう考えるのはやめた!神ゲー!」と言いたくはなるんだけども!
前作までの比較で物足りなさを感じてしまう部分が多いので、
シリーズ未プレイのライダーファンが遊んだらすぐに喜びで超進化態になれるくらい楽しめるかな。
不満はありつつも満足できる内容ではあった。
今後もライダーゲーが出る限りは何回でもひとっ走り付き合うので次回も頼むぞ!
仮面ライダーゲームを追い続ける俺の旅はまだ終わらない……!
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たしかに目につく部分はあるけど(SEとか)、自分の好きなライダーを好きなように動かして戦えるのがもうね、たまらないです