まずはじめてみる 自律神経を整え、心地よく暮らす行動術
順天堂大学医学部教授 小林弘幸(1)
はじめる習慣「今日が一番若い。今日が新しい人生のはじまり」。こんな魅力的な言葉からはじまる『はじめる習慣』(日経ビジネス人文庫)は、「自律神経を整え、心地よく暮らす」99の行動術をまとめた本です。著者は自律神経研究の第一人者で医師の小林弘幸氏。「希望やワクワク感を持っていると、それだけで自律神経が整い、実際に体の調子がよくなったり、感情のコントロールがしやすくなり、気持ちが前向きになったりします」と語ります。NIKKEIリスキリングでは、同書が説く行動術の一部を紹介していきます。
勉強するから意欲が生まれる
近年、リスキリングという言葉をよく耳にするようになりました。これは「新しい分野で新しいスキルを習得する」という意味のものです。
新しい学びを政府も推奨していますが、自律神経の観点からも新しいことを学ぶのはとてもおすすめです。
何かを学ぶと気持ちが前向きになり、意欲的になります。
それは周囲を見渡してみれば一目瞭然。何かを積極的に学んでいる人とそうでない人を比較すれば、明らかに前者のほうが前向きで、気力が充実しているものです。気持ちが前向きになれば、それだけ体のコンディションもよくなり、日々の充実度も違ってきます。日常に充実感を覚えていると、睡眠の質もよくなりますし、朝起きたときの気分も違う。まさにいいことずくめです。
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