JPH11178225A - 電池制御装置 - Google Patents
電池制御装置Info
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- JPH11178225A JPH11178225A JP33843697A JP33843697A JPH11178225A JP H11178225 A JPH11178225 A JP H11178225A JP 33843697 A JP33843697 A JP 33843697A JP 33843697 A JP33843697 A JP 33843697A JP H11178225 A JPH11178225 A JP H11178225A
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Abstract
0−nの電圧を電圧センサ70−1〜70−nでそれぞ
れ検出する。判定部82は、電池ブロック50−1〜5
0−nを比較的温度の近いもの同士を集めグループ分け
し、各グループ内におけるブロック間の最大電圧差を算
出する。そして、各グループの最大電圧差の中の最大値
MAX(ΔVn)を取り出し、これを第1のしきい値と
比較する。そして、第1のしきい値以上であった場合に
は、電池50の放電量を制限する。さらに、MAX(Δ
Vn)が第2しきい値以上となった場合には、電池50
の放電を停止する。
Description
ロックを複数直列接続して構成された組電池における過
放電を防止する電池制御装置に関する。
力を得ている電気自動車(ハイブリッド自動車を含む)
は、二次電池(以下、単に電池と記す)を搭載し、この
電池に蓄えられた電力により前記の電動機を駆動してい
る。このような電気自動車に特有な機能として、回生制
動がある。回生制動は、車両制動時、前記の電動機を発
電機として機能させることによって、車両の運動エネル
ギを電気エネルギに変換し、制動を行うものである。ま
た、得られた電気エネルギは電池に蓄えられ、加速を行
う時などに再利用される。したがって、回生制動によれ
ば、従来の内燃機関のみにより走行する自動車において
は、熱エネルギとして大気中に放散させていたエネルギ
を再利用することが可能であり、エネルギ効率を大幅に
向上することができる。
に電池に蓄えるためには、電池にそれだけの余裕が必要
である。また、車載された熱機関により発電機を駆動し
て電力を発生し、これを電池に充電することができる形
式のハイブリッド自動車においては、電池に蓄えられた
電力、すなわち蓄電量を自由に制御できる。よって、前
述のようなハイブリッド自動車においては、電池の蓄電
量を回生電力を受け入れられるように、また要求があれ
ば直ちに電動機に対して電力を供給できるように、蓄電
量は満蓄電の状態(100%)と、全く蓄電されていな
い状態(0%)のおおよそ中間付近(50〜60%)に
制御されることが望ましい。
応じては、放電が多くなり、蓄電量が非常に少なくなっ
てしまう事態も生じる。そして、多くの電池は、蓄電量
が0になるまで放電してしまうと、電池の劣化が進む場
合が多く、その手前で放電を停止する必要がある。
高電圧を発生する必要があり、多数の電池セルを直列接
続した組電池が利用される。そこで、各電池セルの電圧
を検出し、この電圧値が1つでも0になったことで、電
池をモータから切り離し、さらなる放電を禁止すること
が行われている。これによって、過放電を防止して、電
池の保護を達成できる。
構成では、電池セルの電圧が0になった時点で、電流を
遮断する。従って、この時点でモータの駆動は停止され
る。ハイブリッド自動車の場合エンジンによって車両を
走行させることが可能ではあるが、この走行は出力トル
クの小さな限定された走行であり、走行性能が大きく変
化し、ドライバーにとって違和感が大きい。
あり、電池の放電状態についての評価を2段階として、
電池の状態に適した走行が行える電池制御装置を提供す
ることを目的とする。
は、各電池ブロック間の電圧差を検出し、この電圧差が
所定値を超えたことで、電池の異常を検出することが示
されている。しかし、この公報に記載の装置は、ブロッ
ク間電圧差が大きいことによりブロック同士を並列接続
する際の接続がはずれたことを検出しているだけであ
る。従って、直列接続したブロック間のブロック間電圧
差を検出し、過放電を検出するものではない。
池ブロックを複数直列接続して構成された組電池と、各
電池ブロックの電圧を検出する電圧検出手段と、各電池
ブロック間の電圧差を検出する電圧差検出手段と、電圧
差検出手段により検出された電圧差が第1の所定値を超
えたか否かを判定する第1判定手段と、この第1判定手
段により電圧差が第1の所定値を超えたと判定されたと
き、組電池からの放電電力を制限する放電電力制御手段
と、第2判定手段により電圧差が第2の所定値を超えた
と判定されたとき、組電池からの放電を禁止する放電禁
止手段と、を有することを特徴とする。
手段と第2判定手段の2つの判定手段を有し判定を2段
階とする。過放電の程度が低い場合には、放電量の制限
を実施する。従って、突然モータへの電力供給が遮断さ
れてしまうのではなく、放電量を規制した走行を行っ
て、さらに放電が進んだ場合にのみ、モータが切り離さ
れモータへの電力供給が完全に0になる。従って、ユー
ザにおいて、違和感があまりない。このように、最終的
に放電を禁止する時点より前の時点で放電電力を制限す
るため、過放電異常の進行を遅らせることができ、走行
可能な状態をより長く維持することができる。また、放
電量を規制した走行において、電池の充電状態が回復し
た場合には、モータの出力制限を解除することもでき
る。これによって、通常運転に容易に復帰することがで
き、車両の利用域を拡大することができる。
の形態(以下、実施形態と記す)を説明する。
装置が搭載された車両のパワープラントの概略図が示さ
れている。エンジン10の出力軸12には、ねじれダン
パ14を介して遊星ギア機構16のプラネタリギア18
を支持するプラネタリキャリア20が接続されている。
遊星ギア機構16のサンギア22とリングギア24は、
それぞれ第1モータジェネレータ26と第2モータジェ
ネレータ28のロータ30,32に接続されている。第
1および第2モータジェネレータ26,28は、三相交
流発電機または三相交流電動機として機能する。リング
ギア24には、さらに動力取り出しギア34が接続され
ている。動力取り出しギア34は、チェーン36、ギア
列38を介してディファレンシャルギア40と接続され
ている。ディファレンシャルギア40の出力側には、先
端に図示しない駆動輪が結合されたドライブシャフト4
2が接続されている。以上の構造によって、エンジン1
0または第1および第2のモータジェネレータ26,2
8の出力が駆動輪に伝達され、車両を駆動する。
作量や、冷却水温、吸気管負圧などの環境条件、さらに
第1および第2モータジェネレータ26,28の運転状
態に基づきエンジンECU46によりその出力、回転数
などが制御される。また、第1および第2モータジェネ
レータ26,28は、制御装置48により制御が行われ
る。制御装置48は、二つのモータジェネレータ26,
28に電力を供給し、またこれらからの電力を受け入れ
る電池(二次電池)50を含んでいる。電池50と第1
および第2モータジェネレータ26,28との電力のや
りとりは、それぞれ第1および第2インバータ52,5
4を介して行われる。二つのインバータ52,54の制
御は、制御CPU56が行い、この制御は、エンジンE
CU46からのエンジン10の運転状態の情報、アクセ
ルペダル44の操作量、ブレーキペダル58の操作量、
シフトレバー60で定められるシフトレンジ、電池の蓄
電状態、さらに遊星ギア機構16のサンギアの回転角θ
s、プラネタリキャリアの回転角θc、リングギアの回
転角θrなどに基づき、行われる。また、前記遊星ギア
機構16の三要素の回転角は、それぞれプラネタリキャ
リアレゾルバ62、サンギアレゾルバ64およびリング
ギアレゾルバ66により検出される。電池に蓄えられた
電力、すなわち蓄電量は電池ECU68により算出され
る。制御CPU56は、前述の諸条件や第1および第2
モータジェネレータ26,28のu相、v相の電流Iu
1,Iv1,Iu2,Iv2さらには電池または他方の
インバータから供給される、または供給する電流L1,
L2などに基づき第1および第2インバータ52,54
のトランジスタTr1〜Tr6,Tr11〜Tr16を
制御する。
s、プラネタリキャリアの回転数Ncおよびリングギア
の回転数Nrは、サンギアとリングギアのギア比ρとす
れば、
Nc,Nrの二つが定まれば、もう一つの回転数が決定
する。リングギアの回転数Nrは、車両の速度で決定す
るので、プラネタリキャリアの回転数Ncすなわちエン
ジン回転数と、サンギアの回転数Nsすなわち第1モー
タジェネレータ回転数の一方の回転数が決定されれば、
他方が決定される。そして、第1および第2モータジェ
ネレータ26,28の界磁電流をその時の回転数に応じ
て制御して、これらのモータジェネレータを発電機とし
て作用させるか、電動機として作用させるかを決定す
る。二つのモータジェネレータ26,28が、全体とし
て電力を消費している場合は電池50から電力が持ち出
され、全体として発電している場合は電池50に充電が
行われる。たとえば、電池50の蓄電量が少なくなって
いることが電池ECU68により検出された場合、エン
ジン10の発生するトルクの一部により二つのモータジ
ェネレータ26,28の一方または双方により発電を行
い、電池50への充電を行う。また、電池50の蓄電量
が多くなった場合、エンジン10の出力を抑え気味にし
て、第2モータジェネレータ28を電動機として作用さ
せ、これの発生するトルクを車両走行用に用いるように
制御する。また、制動時においては、二つのモータジェ
ネレータ26,28の一方または双方を発電機として動
作させ、発生した電力を電池50に充電する。
ことは困難であるから、電池50は、回生制動によって
発生した電力を十分受け入れられるような状態にあるこ
とが望ましい。一方、エンジン10の出力だけでは、運
転者の所望する加速を得られない場合、第2モータジェ
ネレータ28を電動機として動作させるために、電池5
0はある程度蓄電量を確保していなければならない。こ
の条件を満たすために、電池50の蓄電量は、電池容
量、すなわち電池が蓄えられる最大の電力の半分程度と
なるように制御される。本実施形態の場合は、蓄電量が
約60%となるように制御が行われる。
御装置について、図2に基づいて説明する。電池50に
は、電圧センサ70が接続されており、電池50の電圧
を監視している。ここで、電池50は、複数のブロック
50−1〜50−n(例えば、20個のブロック)に分
割されている。また、1つずつのブロックが複数の電池
セル、例えば12個の電池セルから構成されている。1
ブロック12セルで、20ブロックであれば、全体で2
40セルとなる。
nのそれぞれに電圧センサ70−1〜70−nが接続さ
れている。この電圧センサ70−1〜70−nは、各電
池ブロック50−1〜50nの電圧を測定する。また、
電池50の近傍には、その温度を検出する温度センサ7
4が設けられ、電池50の温度を検出している。なお、
温度センサ74も複数設け、電池ブロック50−1〜5
0−nのそれぞれの温度を個別に検出できるようにして
もよい。そして、電圧センサ70及び温度センサ74の
検出値は、電池ECU68に入力される。また、電池5
0に接続されている電力ラインには、リレー76が配置
されており、電池50をインバータ52、54から切り
離せるようになっている。
水素電池である。しかし、電池50には、これに限ら
ず、リチウムイオン、ニッケルカドミ、鉛電池などが利
用可能である。
ブロックとして、検出部80、判定部82、メモリ84
及び制御部86を有している。検出部80は電圧センサ
70及び温度センサ74によって検出された電圧値、電
池温度をデジタルデータとして判定部82に供給する。
ここで、電圧値は、ブロック50−1〜50−nの1つ
ずつの検出値として得られる。
電池温度と、メモリ84に記憶されているデータから制
御信号を発生する。これについて、以下に説明する。
について、強制的に過放電させたときの電圧値の変化を
図3に示す。このように、正常時1.2Vであった電圧
は、放電に伴い減少していく。そして、0Vを超えて放
電が進み−0.2Vとなると、正極の容量がなくなり、
転極が発生する。さらに、放電が進み−1.5Vになる
と、負極の容量がなくなってしまい電池として機能しな
くなる。なお、正極と負極の容量が全く同一であれば、
このような2つの反応は同時に起こるが、通常正極の容
量が小さく設定されているため、上述のようになる。特
に、−1.5V近辺以下になると、陰極から水素ガスが
発生する可能性が大きくなるため、これ以上の放電は確
実にさける必要がある。なお、組電池では、多数の電池
セルが直列接続されているため、1つの電池セルについ
て過放電が進み、上述のようなレベル1、2へと進行す
る。
本実施形態では電池セルの電圧が0.2Vに至った段階
(レベル1)と、1.5Vに至った段階(レベル2)の
2段階に分けて、電池の放電制御を行う。
圧値を検出し、電池セル毎の電圧値検出に代える。これ
は、電池セルは電池容量がゼロに近づいたときに、急激
に電圧が落ち始め、1つのセルが過放電になる段階で、
その電圧降下が検出できるからである。また、電池50
はかなり大きなものであり、各ブロックによって、温度
差などが必然的に生じる。特に冷却装置の配置やその能
力などにより、電池50の各ブロック間に温度差が生じ
てしまう。そこで、判定部82は、予めブロックについ
て、比較的温度が近いブロックがまとまるようにグルー
プ分けを行っている。このグループ分けは、予め実験に
よって決定し、メモリ84に記憶しておいてもよいし、
温度センサ74をブロック毎に設け、実際の温度に応じ
て行ってもよい。このように温度を考慮することによっ
て、温度差によるブロック間電圧差を過放電と誤判定し
てしまうことを防止できる。
0を次のような3つのグループa〜cに分ける。
6、7 グループb:電池ブロック50−8、9、10、11、
12、13、14 グループc:電池ブロック50−15、16、17、1
8、19、20 そして、これらグループ内におけるブロック間電圧差を
検出する。すなわち、電池ブロック50−1〜50−2
0の検出電圧値をV1〜V20とすると、各グループ内
のブロック間電圧差ΔVna〜ΔVncは、次にように
して求められる。
V4,V6、V7)、ΔVnamin=MIN(V1,
V2,V3,V4,V5、V6、V7)である。
0,V11、V12、V13、V14)、ΔVnbmi
n=MIN(V8,V9,V10,V11、V12、V
13、V14)である。
17,V18,V19,V20)、ΔVncmin=M
IN(V15,V16,V17,V18,V19,V2
0)である。
電圧差ΔVna〜ΔVncの中の最大値MAX(ΔVn
a,ΔVnb,ΔVnc)をとり、このMAX(ΔVn
a,ΔVnb,ΔVnc)の値を所定のしきい値と比較
する。なお、以下において、MAX(ΔVna,ΔVn
b,ΔVnc)をMAX(ΔVn)と表す。
ベル1と判定する。
1つが上述したレベル1に達したことを判定できる。こ
こで、A1の値を温度センサ74で検出した温度で変更
してもよいが、この例では変更していない。
場合には、モータジェネレータ26、28の出力を制限
する。例えば、インバータ52、54に供給するトルク
指令を制限することで、モータジェネレータ26、28
の出力を制限することができる。また、冷却ファンを駆
動すると共に、排気ダンパーを開き、雰囲気の空気を車
外に排出できるようにする。これは、電池50から水素
ガスが発生することに備えるためである。
ら、次の条件について、判定し、これが成立した場合に
は、レベル1の制御を中止し、通常の運転に戻る。
て、ブロック間電圧差がA1の値になった段階で、レベ
ル1の制御に入り、A2の値に回復したことで、通常運
転に戻ることができる。
たときには、レベル2−(1)と判定する。
圧変更フラグのオフ時に2V程度の値、オン時に3V程
度の値とする。この判定電圧変更フラグについては、後
述する。
は、リレー76をオフし、モータジェネレータ26、2
8への供給電力を遮断する。さらに、上記判定を継続す
ると共に、上記レベル2−(1)の条件の成立をカウント
する。そして、このカウント値、すなわち成立の累積回
数が所定回数となったときには、オンボード均等充電要
求フラグをオンする。従って、所定回数のレベル2−
(1)の条件成立により、オンボード均等充電制御が行わ
れる。
て、簡単に説明する。上述のような過放電は、電池セル
そのものの故障ではなく、セル毎の容量のばらつきによ
り発生したものである。なお、このようなばらつきは、
セル毎の温度差ばらつきやセル毎の自己放電量の個体差
ばらつきなどによって発生する。従って、このようなセ
ルの過放電によりブロック電圧が低下し、他のブロック
のブロック電圧との電圧差が所定以上になった場合に
は、当該ブロックについてセル毎の充電容量を均一にす
ることを目的とした充電により回復できる。オンボード
均等充電制御は、走行しながら(電池を充放電しなが
ら)、各セルの容量の均等化を行う制御であり、具体的
には通常の制御で使用する容量中心点から意図的に充電
型の制御を行い、電池を過充電ぎみに充電することで各
セルの容量の均一化を図る。なお、この他に、停止中に
外部接続する充電器により、一定レートの充電を行い各
セルの容量の均一化を図る外部均等充電制御も用意し、
これを利用することも好適である。
てから、次の条件について判定し、これが成立した場合
にはレベル1の制御に戻る。
−(1)と同様の下記条件が、レベル2−(1)により長時間
成立した場合にレベル2−(2)と判定する。
数となったときには、オンボード均等充電要求フラグを
オンする。
ブロック間電圧差も変化する。すなわち、低温時には、
放電時における出力特性のセル個体差が大きくなるた
め、電池正常時でも電圧差が発生しやすい。そこで、判
定する電圧差を大きくして誤判定の発生を防止する。
低下したことで判定電圧変更フラグをオンし、10℃付
近まで上昇したことで判定電圧変更フラグをオフする。
そして、この判定電圧変更フラグがオンの時に、上述し
たしきい値電圧A3を2V程度から3V程度に変更す
る。これによって、低温時において、特性のばらつきに
より生じたブロック間電位差により、リレー76が切断
することを防止できる。なお、A1、A2、A4につい
ても判定電圧変更フラグのオンオフに基づき変更するこ
とも好適である。
形態によれば、レベル1、レベル2の2段階の制御と
し、過放電の程度が低いレベル1においては、モータの
出力制限を実施する。従って、突然モータへの電力供給
が遮断されてしまうのではなく、放電量を規制した走行
を行って、さらに放電が進んだ場合にのみ、モータが切
り離されモータへの電力供給が完全に0になる。従っ
て、ユーザにおいて、違和感があまりない。また、放電
量を規制した走行において、電池の充電状態が回復した
場合には、モータの出力制限を解除する。そこで、通常
運転に容易に復帰することができる。従って、車両の利
用域を拡大することができる。
ブロックを温度差が比較的少ないグループに分け、その
グループ内における最大のブロック間電圧差を検出し、
各グループにおける最大ブロック間電圧差の最大値をブ
ロック間電圧差とする。従って、全ブロックの検出電圧
の最大値から最小値を減算したブロック間電圧差に比べ
て、温度差の影響を排除したものにできる。そこで、正
確な過放電の判定が行える。
とレベル2−(2)の2段階を設けている。そして、レベ
ル2−(1)において、その成立回数が所定回数になった
り、レベル2−(2)に至り、電池の充電状態が回復しな
いことを確認した場合には、オンボード均等充電フラグ
を立て、オンボード均等充電を要求する。これによっ
て、早期に充電状態の回復を図ることができる。
御によって、電池から水素ガスが発生した場合にも、こ
れが車外に排出されるようにしている。従って、水素ガ
スによる悪影響をさけることができる。
最終的に放電を禁止する時点より前の時点で放電電力を
制限するため、過放電異常の進行を遅らせることがで
き、走行可能な状態をより長く維持することができる。
ある。
電池ECU、70(70−1〜70−n) 電圧セン
サ、74 温度センサ、76 リレー、80検出部、8
2 判定部、84 メモリ、86 制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】 所定個数の電池ブロックを複数直列接続
して構成された組電池と、 各電池ブロックの電圧を検出する電圧検出手段と、 各電池ブロック間の電圧差を検出する電圧差検出手段
と、 電圧差検出手段により検出された電圧差が第1の所定値
を超えたか否かを判定する第1判定手段と、 この第1判定手段により電圧差が第1の所定値を超えた
と判定されたとき、組電池からの放電電力を制限する放
電電力制御手段と、 第2判定手段により電圧差が第2の所定値を超えたと判
定されたとき、組電池からの放電を禁止する放電禁止手
段と、 を有することを特徴とする電池制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33843697A JP3936048B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 電池制御装置 |
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JP33843697A JP3936048B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 電池制御装置 |
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JPH11178225A true JPH11178225A (ja) | 1999-07-02 |
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JP33843697A Expired - Fee Related JP3936048B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 電池制御装置 |
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