JPH09242A - 発酵用消泡剤及びこれを用いた発酵生産方法 - Google Patents
発酵用消泡剤及びこれを用いた発酵生産方法Info
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- JPH09242A JPH09242A JP7157447A JP15744795A JPH09242A JP H09242 A JPH09242 A JP H09242A JP 7157447 A JP7157447 A JP 7157447A JP 15744795 A JP15744795 A JP 15744795A JP H09242 A JPH09242 A JP H09242A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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- B01D19/00—Degasification of liquids
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 A.油脂と3価以上の多価アルコールの混合
物にアルキレンオキシドを付加重合して得られる反応生
成物、及び/又は3価以上の多価アルコールにアルキレ
ンオキシドを付加重合し、更に脂肪酸、脂肪酸エステ
ル、脂肪酸ハライド、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸エス
テル及びヒドロキシ酸ハライドから選ばれる脂肪酸類で
エステル化して得られる反応生成物、並びにB.脂肪
酸、アルコール、ポリオキシアルキレン多価アルコール
エーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポ
リオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキ
レンアルキルエーテル脂肪酸エステル又はポリオキシア
ルキレンポリマーを含有する発酵用消泡剤。 【効果】 破泡作用及び抑泡作用の双方を併せ持ち、消
泡効果に優れ、かつ発酵生産に悪影響を及ぼすことがな
い。
物にアルキレンオキシドを付加重合して得られる反応生
成物、及び/又は3価以上の多価アルコールにアルキレ
ンオキシドを付加重合し、更に脂肪酸、脂肪酸エステ
ル、脂肪酸ハライド、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸エス
テル及びヒドロキシ酸ハライドから選ばれる脂肪酸類で
エステル化して得られる反応生成物、並びにB.脂肪
酸、アルコール、ポリオキシアルキレン多価アルコール
エーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポ
リオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキ
レンアルキルエーテル脂肪酸エステル又はポリオキシア
ルキレンポリマーを含有する発酵用消泡剤。 【効果】 破泡作用及び抑泡作用の双方を併せ持ち、消
泡効果に優れ、かつ発酵生産に悪影響を及ぼすことがな
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発酵用消泡剤に関し、
更に詳細には破泡作用及び抑泡作用の双方を併せ持ち消
泡作用に優れ、かつ発酵生産に悪影響を及ぼすことのな
い発酵用消泡剤に関する。
更に詳細には破泡作用及び抑泡作用の双方を併せ持ち消
泡作用に優れ、かつ発酵生産に悪影響を及ぼすことのな
い発酵用消泡剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発酵工業、例えば深部通気培養に
おける有用物質の生産において多量の気泡が発生し、種
々の問題が生じている。すなわち、発酵槽が気泡で満た
されてしまうため、単位容積当たりの培養能力が低下
し、また培養液が流出する等の問題が生じており、その
解決が望まれている。
おける有用物質の生産において多量の気泡が発生し、種
々の問題が生じている。すなわち、発酵槽が気泡で満た
されてしまうため、単位容積当たりの培養能力が低下
し、また培養液が流出する等の問題が生じており、その
解決が望まれている。
【0003】そこで、このような気泡の発生を抑制する
ために、培地への消泡剤の添加が行われている。かかる
消泡剤としては、ポリオキシアルキレン多価アルコール
エーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
類、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類、ポリオキ
シアルキレンアルキルエーテル脂肪酸エステル類(特開
昭50-4282号公報、同50-121482号公報、同54-135298号
公報、同56-169583号公報、特開平2-35073号公報)等が
知られている。
ために、培地への消泡剤の添加が行われている。かかる
消泡剤としては、ポリオキシアルキレン多価アルコール
エーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
類、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類、ポリオキ
シアルキレンアルキルエーテル脂肪酸エステル類(特開
昭50-4282号公報、同50-121482号公報、同54-135298号
公報、同56-169583号公報、特開平2-35073号公報)等が
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の発酵用消泡剤はいずれも、発生した泡を消す破泡
作用及び液面からの泡の発生を抑える抑泡作用のどちら
か一方のみの作用によるものであり、その消泡効果は十
分ではなかった。また、破泡作用の優れた消泡剤と抑泡
作用の優れた消泡剤とを併用した場合には、その作用が
打ち消し合い逆効果となるという問題があった。更に、
これらは微生物の生育や生産物の生成を阻害するなど、
発酵生産に悪影響を及ぼすという欠点もあった。
従来の発酵用消泡剤はいずれも、発生した泡を消す破泡
作用及び液面からの泡の発生を抑える抑泡作用のどちら
か一方のみの作用によるものであり、その消泡効果は十
分ではなかった。また、破泡作用の優れた消泡剤と抑泡
作用の優れた消泡剤とを併用した場合には、その作用が
打ち消し合い逆効果となるという問題があった。更に、
これらは微生物の生育や生産物の生成を阻害するなど、
発酵生産に悪影響を及ぼすという欠点もあった。
【0005】従って、本発明は、破泡作用及び抑泡作用
の双方を併せ持ち、消泡効果に優れ、かつ発酵生産に悪
影響を及ぼすことのない発酵用消泡剤を提供することを
目的とする。
の双方を併せ持ち、消泡効果に優れ、かつ発酵生産に悪
影響を及ぼすことのない発酵用消泡剤を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において本発
明者らは鋭意研究を重ねた結果、油脂と多価アルコール
の混合物にアルキレンオキシドを付加して得られた化合
物と特定の化合物を組み合わせて用いることにより、破
泡作用及び抑泡作用の双方に優れるとともに発酵生産に
悪影響を与えないことを見出し、本発明を完成した。
明者らは鋭意研究を重ねた結果、油脂と多価アルコール
の混合物にアルキレンオキシドを付加して得られた化合
物と特定の化合物を組み合わせて用いることにより、破
泡作用及び抑泡作用の双方に優れるとともに発酵生産に
悪影響を与えないことを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、次の成分A及びB A.次の(1)及び(2)から選ばれる少なくとも1種の反応
生成物 (1)油脂と3価以上の多価アルコールの混合物にアルキ
レンオキシドを付加重合して得られる反応生成物 (2)3価以上の多価アルコールにアルキレンオキシドを
付加重合し、更に脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸ハラ
イド、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸エステル及びヒドロ
キシ酸ハライドから選ばれる脂肪酸類でエステル化して
得られる反応生成物 B.次の(1)〜(7)から選ばれる少なくとも1種の化合物 (1)脂肪酸 (2)アルコール (3)ポリオキシアルキレン多価アルコールエーテル類 (4)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類 (5)ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類 (6)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル脂肪酸エス
テル類 (7)ポリオキシアルキレンポリマー を含有することを特徴とする発酵用消泡剤を提供するも
のである。
生成物 (1)油脂と3価以上の多価アルコールの混合物にアルキ
レンオキシドを付加重合して得られる反応生成物 (2)3価以上の多価アルコールにアルキレンオキシドを
付加重合し、更に脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸ハラ
イド、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸エステル及びヒドロ
キシ酸ハライドから選ばれる脂肪酸類でエステル化して
得られる反応生成物 B.次の(1)〜(7)から選ばれる少なくとも1種の化合物 (1)脂肪酸 (2)アルコール (3)ポリオキシアルキレン多価アルコールエーテル類 (4)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類 (5)ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類 (6)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル脂肪酸エス
テル類 (7)ポリオキシアルキレンポリマー を含有することを特徴とする発酵用消泡剤を提供するも
のである。
【0008】A(1):A成分の反応生成物(1)の製
造に用いられる油脂としては、ヤシ油、パーム油、オリ
ーブ油、大豆油、菜種油、アマニ油、ヒマシ油等の植物
油、豚脂、牛脂、骨油等の動物油、魚油及びこれらの硬
化油、半硬化油、更にはこれら油脂の精製工程で得られ
る回収油等が挙げられる。
造に用いられる油脂としては、ヤシ油、パーム油、オリ
ーブ油、大豆油、菜種油、アマニ油、ヒマシ油等の植物
油、豚脂、牛脂、骨油等の動物油、魚油及びこれらの硬
化油、半硬化油、更にはこれら油脂の精製工程で得られ
る回収油等が挙げられる。
【0009】3価以上の多価アルコールとしては、一般
に公知のものは何れも使用できるが、その中でも、グリ
セリン、ソルビトール、グルコース、トリメチロールプ
ロパン、トリメチロールエタン、1,2,4-ブタントリオー
ル、1,2,6-ヘキサントリオール、1,1,1-トリメチロール
ヘキサン、ペンタエリスリトール、エリトロース、テト
ラメチロール、シクロヘキサトリオール、ジグリセリ
ン、ポリグリセリン等の炭素数3〜15の3〜6価の多価
アルコールが好ましい。これらの中でもグリセリンが特
に好ましい。
に公知のものは何れも使用できるが、その中でも、グリ
セリン、ソルビトール、グルコース、トリメチロールプ
ロパン、トリメチロールエタン、1,2,4-ブタントリオー
ル、1,2,6-ヘキサントリオール、1,1,1-トリメチロール
ヘキサン、ペンタエリスリトール、エリトロース、テト
ラメチロール、シクロヘキサトリオール、ジグリセリ
ン、ポリグリセリン等の炭素数3〜15の3〜6価の多価
アルコールが好ましい。これらの中でもグリセリンが特
に好ましい。
【0010】油脂と多価アルコールの混合割合は、モル
比で1:0.05〜1:6、特に1:1〜1:2が好まし
い。
比で1:0.05〜1:6、特に1:1〜1:2が好まし
い。
【0011】上記油脂と多価アルコールの混合物に付加
させるアルキレンオキシドとしては、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド等が挙げら
れる。これらのアルキレンオキシドは1種を付加させて
も、2種以上を組み合わせて付加させてもよいが、2種
以上を組み合わせて付加させるのが好ましい。当該2種
以上の組み合わせの例としては、エチレンオキシドとプ
ロピレンオキシド、エチレンオキシドとブチレンオキシ
ド、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとブチレン
オキシド等が挙げられるが、エチレンオキシドとプロピ
レンオキシドの組み合わせが好ましく、更にその付加モ
ル数の割合がエチレンオキシドよりプロピレンオキシド
が多い方が望ましく、特に後者が前者の1.5〜2.5倍モル
となるのが好ましい。またアルキレンオキシドの総付加
モル数は、消泡効果の点から、油脂と多価アルコールの
和の1モルに対して5〜250モル、特に50〜200モルが好
ましい。
させるアルキレンオキシドとしては、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド等が挙げら
れる。これらのアルキレンオキシドは1種を付加させて
も、2種以上を組み合わせて付加させてもよいが、2種
以上を組み合わせて付加させるのが好ましい。当該2種
以上の組み合わせの例としては、エチレンオキシドとプ
ロピレンオキシド、エチレンオキシドとブチレンオキシ
ド、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとブチレン
オキシド等が挙げられるが、エチレンオキシドとプロピ
レンオキシドの組み合わせが好ましく、更にその付加モ
ル数の割合がエチレンオキシドよりプロピレンオキシド
が多い方が望ましく、特に後者が前者の1.5〜2.5倍モル
となるのが好ましい。またアルキレンオキシドの総付加
モル数は、消泡効果の点から、油脂と多価アルコールの
和の1モルに対して5〜250モル、特に50〜200モルが好
ましい。
【0012】アルキレンオキシドの付加反応の条件は、
特に限定されるものではなく、一般に行われている活性
水素を有する化合物へのアルキレンオキシド付加反応条
件で行うことができる。すなわち、上記モル比で仕込ん
だ油脂と多価アルコールとの混合物に、触媒量のアルカ
リ性物質を加え、これに約100〜200℃、1〜3kg/cm2で
アルキレンオキシドを数時間反応させることによって行
われる。この際、2種以上のアルキレンオキシドを付加
させる場合には、これらを混合して付加させても(ラン
ダム付加)、順次付加させても(ブロック付加)よい。
特に限定されるものではなく、一般に行われている活性
水素を有する化合物へのアルキレンオキシド付加反応条
件で行うことができる。すなわち、上記モル比で仕込ん
だ油脂と多価アルコールとの混合物に、触媒量のアルカ
リ性物質を加え、これに約100〜200℃、1〜3kg/cm2で
アルキレンオキシドを数時間反応させることによって行
われる。この際、2種以上のアルキレンオキシドを付加
させる場合には、これらを混合して付加させても(ラン
ダム付加)、順次付加させても(ブロック付加)よい。
【0013】また、上記反応生成物(1)は、油脂由来の
脂肪族炭化水素基の割合が反応生成物(1)全体の0.1〜30
重量%、特に20重量%であるのが好ましい。
脂肪族炭化水素基の割合が反応生成物(1)全体の0.1〜30
重量%、特に20重量%であるのが好ましい。
【0014】A(2):A成分の反応生成物(2)の製
造に用いられる3価以上の多価アルコール及びアルキレ
ンオキシドとしては、前に掲げたものと同様のものを挙
げることができ、アルキレンオキシドの総付加モル数
は、消泡効果の点から、多価アルコール1モルに対して
5〜250モル、特に50〜200モルが好ましい。またランダ
ム付加でもブロック付加でもよい。
造に用いられる3価以上の多価アルコール及びアルキレ
ンオキシドとしては、前に掲げたものと同様のものを挙
げることができ、アルキレンオキシドの総付加モル数
は、消泡効果の点から、多価アルコール1モルに対して
5〜250モル、特に50〜200モルが好ましい。またランダ
ム付加でもブロック付加でもよい。
【0015】脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸ハライ
ド、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸エステル及びヒドロキ
シ酸ハライドから選ばれる脂肪酸類としては、次の一般
式
ド、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸エステル及びヒドロキ
シ酸ハライドから選ばれる脂肪酸類としては、次の一般
式
【0016】RCOX
【0017】〔式中、Rは炭素数1〜23の直鎖又は分岐
のアルキル基、アルケニル基、ヒドロキシアルキル基又
はヒドロキシアルケニル基を示し、炭素数11〜17のアル
キル基及びアルケニル基が好ましい。Xはヒドロキシル
基、炭素数1〜4のアルコキシル基又は塩素原子を示
す。〕で表されるものが好ましい。
のアルキル基、アルケニル基、ヒドロキシアルキル基又
はヒドロキシアルケニル基を示し、炭素数11〜17のアル
キル基及びアルケニル基が好ましい。Xはヒドロキシル
基、炭素数1〜4のアルコキシル基又は塩素原子を示
す。〕で表されるものが好ましい。
【0018】また、上記反応生成物(2)は、脂肪酸類由
来の(ヒドロキシ)脂肪族炭化水素基の割合が反応生成
物(2)全体の0.1〜30重量%、特に5〜20重量%であるの
が好ましい。
来の(ヒドロキシ)脂肪族炭化水素基の割合が反応生成
物(2)全体の0.1〜30重量%、特に5〜20重量%であるの
が好ましい。
【0019】B(1):B成分の脂肪酸としては、炭
素数2〜23の直鎖又は分岐の飽和又は不飽和の脂肪酸が
挙げられ、なかでも炭素数10〜18のものが好ましい。
素数2〜23の直鎖又は分岐の飽和又は不飽和の脂肪酸が
挙げられ、なかでも炭素数10〜18のものが好ましい。
【0020】B(2):アルコールとしては、炭素数
1〜22の直鎖又は分岐の飽和又は不飽和の脂肪族アルコ
ールが挙げられ、なかでも炭素数12〜20の直鎖飽和脂肪
族アルコールが好ましい。
1〜22の直鎖又は分岐の飽和又は不飽和の脂肪族アルコ
ールが挙げられ、なかでも炭素数12〜20の直鎖飽和脂肪
族アルコールが好ましい。
【0021】B(3):ポリオキシアルキレン多価ア
ルコールエーテル類としては、少なくともオキシプロピ
レン又はオキシブチレンを有するものが好ましく、例え
ば一般式
ルコールエーテル類としては、少なくともオキシプロピ
レン又はオキシブチレンを有するものが好ましく、例え
ば一般式
【0022】R1[(AO)x1H]y
【0023】〔式中、R1はヒドロキシル基を2〜8個
有する脂肪族多価アルコール又は糖類の全てのヒドロキ
シル基の水素原子を除いてできる残基を示す。x1個の
AOはそれぞれオキシエチレン、オキシプロピレン及び
オキシブチレンから選ばれるオキシアルキレン基を示し
少なくとも1個はオキシプロピレン又はオキシブチレン
である。AOの付加はランダム付加及びブロック付加の
いずれでもよい。x1は1〜250の数、yはR1のヒドロ
キシル基由来酸素原子の数を示す。〕で表されるものが
挙げられる。このうち、次の一般式
有する脂肪族多価アルコール又は糖類の全てのヒドロキ
シル基の水素原子を除いてできる残基を示す。x1個の
AOはそれぞれオキシエチレン、オキシプロピレン及び
オキシブチレンから選ばれるオキシアルキレン基を示し
少なくとも1個はオキシプロピレン又はオキシブチレン
である。AOの付加はランダム付加及びブロック付加の
いずれでもよい。x1は1〜250の数、yはR1のヒドロ
キシル基由来酸素原子の数を示す。〕で表されるものが
挙げられる。このうち、次の一般式
【0024】 R1[(C3H6O)l1(A1OA2O)m1(C3H6O)n1H]y
【0025】〔式中、R1及びyは前記と同じ意味を示
す。A1及びA2のうち一方はエチレン基であり、他方は
炭素数2〜4のアルキレン基を示す。l1は0〜20、m1
は3〜40、n1は3〜30の数を示す。〕で表される化合
物であって、オキシエチレン基の割合が総分子量中の5
〜30重量%を占めるものが好ましく、特に〔グリセリ
ン〕−〔(ポリ)オキシプロピレン〕−〔(ポリ)オキ
シエチレン〕−〔(ポリ)オキシプロピレン〕の連鎖を
有するブロックポリマーが好ましい。
す。A1及びA2のうち一方はエチレン基であり、他方は
炭素数2〜4のアルキレン基を示す。l1は0〜20、m1
は3〜40、n1は3〜30の数を示す。〕で表される化合
物であって、オキシエチレン基の割合が総分子量中の5
〜30重量%を占めるものが好ましく、特に〔グリセリ
ン〕−〔(ポリ)オキシプロピレン〕−〔(ポリ)オキ
シエチレン〕−〔(ポリ)オキシプロピレン〕の連鎖を
有するブロックポリマーが好ましい。
【0026】B(4):ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル類としては、少なくともオキシプロピレン又
はオキシブチレンを有するものが好ましく、例えば一般
式
ルエーテル類としては、少なくともオキシプロピレン又
はオキシブチレンを有するものが好ましく、例えば一般
式
【0027】R2-O-(AO)x2-H
【0028】〔式中、AOは前記と同じ意味を示し、R
2は炭素数1〜24の直鎖又は分岐のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、x2は1〜200の数を示し、AOの付加
はランダム付加及びブロック付加のいずれでもよい。〕
で表されるものが挙げられる。このうち、次の一般式
2は炭素数1〜24の直鎖又は分岐のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、x2は1〜200の数を示し、AOの付加
はランダム付加及びブロック付加のいずれでもよい。〕
で表されるものが挙げられる。このうち、次の一般式
【0029】 R2-O-(C2H4O)l2(A3O)m2(C2H4O)n2-H
【0030】〔式中、R2は前記と同じ意味を示し、m2
個のA3はそれぞれプロピレン基又はブチレン基を示
し、l2は1〜10、m2は10〜80、n2は0〜20の数を示
す。〕で表される化合物が好ましく、特に〔ステアリル
アルコール〕−〔(ポリ)オキシエチレン〕−〔(ポ
リ)オキシプロピレン〕−〔(ポリ)オキシエチレン〕
の連鎖を有するブロックポリマーが好ましい。
個のA3はそれぞれプロピレン基又はブチレン基を示
し、l2は1〜10、m2は10〜80、n2は0〜20の数を示
す。〕で表される化合物が好ましく、特に〔ステアリル
アルコール〕−〔(ポリ)オキシエチレン〕−〔(ポ
リ)オキシプロピレン〕−〔(ポリ)オキシエチレン〕
の連鎖を有するブロックポリマーが好ましい。
【0031】B(5):ポリオキシアルキレン脂肪酸
エステル類としては、少なくともオキシプロピレン又は
オキシブチレンを有するものが好ましく、例えば一般式
エステル類としては、少なくともオキシプロピレン又は
オキシブチレンを有するものが好ましく、例えば一般式
【0032】R2-COO-(AO)x2-H
【0033】〔式中、R2、AO及びx2は前記と同じ意
味を示す。〕で表されるものが挙げられる。このうち次
の一般式
味を示す。〕で表されるものが挙げられる。このうち次
の一般式
【0034】 R3-COO-(C2H4O)l2(C3H6O)m2(C2H4O)n2-H
【0035】〔式中、l2、m2及びn2は前記と同じ意
味を示し、R3は炭素数1〜24の直鎖又は分岐のアルキ
ル基又はアルケニル基を示す。〕で表される化合物が好
ましく、特に〔オレイン酸〕−〔(ポリ)オキシエチレ
ン〕−〔(ポリ)オキシプロピレン〕の連鎖を有するも
のが好ましい
味を示し、R3は炭素数1〜24の直鎖又は分岐のアルキ
ル基又はアルケニル基を示す。〕で表される化合物が好
ましく、特に〔オレイン酸〕−〔(ポリ)オキシエチレ
ン〕−〔(ポリ)オキシプロピレン〕の連鎖を有するも
のが好ましい
【0036】B(6):ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル脂肪酸エステル類としては、前記のポリオキ
シアルキレンアルキルエーテルと炭素数2〜21の飽和又
は不飽和脂肪酸とのエステルが挙げられる。
ルエーテル脂肪酸エステル類としては、前記のポリオキ
シアルキレンアルキルエーテルと炭素数2〜21の飽和又
は不飽和脂肪酸とのエステルが挙げられる。
【0037】B(7):ポリオキシアルキレンポリマ
ーとしては、少なくともオキシプロピレン又はオキシブ
チレンを有するものが好ましく、またブロックポリマー
でもランダムポリマーでもよく、例えば一般式
ーとしては、少なくともオキシプロピレン又はオキシブ
チレンを有するものが好ましく、またブロックポリマー
でもランダムポリマーでもよく、例えば一般式
【0038】 HO-(C2H4O)l3(C3H6O)m3(C2H4O)n3-H
【0039】〔式中、l3及びn3はそれぞれ0〜20、m
3は10〜80の数を示す。〕で表されるものが挙げられ
る。このうちl3及びn3が0、m3が10〜80である化合
物、特にl3及びn3が0、m3が55である化合物が好ま
しい。
3は10〜80の数を示す。〕で表されるものが挙げられ
る。このうちl3及びn3が0、m3が10〜80である化合
物、特にl3及びn3が0、m3が55である化合物が好ま
しい。
【0040】以上のB成分は、単独で又は2種以上を組
み合わせて使用することができるが、組み合わせて用い
る場合の好ましい例として脂肪酸とポリオキシアルキレ
ン多価アルコールエーテルとの組み合わせが挙げられ、
その場合の配合比率は10:90〜90:10が好ましい。
み合わせて使用することができるが、組み合わせて用い
る場合の好ましい例として脂肪酸とポリオキシアルキレ
ン多価アルコールエーテルとの組み合わせが挙げられ、
その場合の配合比率は10:90〜90:10が好ましい。
【0041】本発明の発酵用消泡剤は、A成分とB成分
を5:95〜95:5、好ましくは20:80〜70:30の割合で
配合することにより得られる。
を5:95〜95:5、好ましくは20:80〜70:30の割合で
配合することにより得られる。
【0042】本発明の発酵用消泡剤には、A成分とB成
分のほかに、発酵生産を阻害しない範囲で通常発酵生産
に使用される各種界面活性剤を配合することができる。
分のほかに、発酵生産を阻害しない範囲で通常発酵生産
に使用される各種界面活性剤を配合することができる。
【0043】かかる界面活性剤としては、ノニオン界面
活性剤としてポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ソルビタン
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
アルキルアミン、アルキルアルカノールアミド等が;ア
ニオン界面活性剤として脂肪酸塩、アルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキ
ルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩等が;
カチオン界面活性剤としてアルキルアミン塩、第4級ア
ンモニウム塩、アルキルベタイン、アミンオキサイド等
が挙げられる。
活性剤としてポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ソルビタン
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
アルキルアミン、アルキルアルカノールアミド等が;ア
ニオン界面活性剤として脂肪酸塩、アルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキ
ルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩等が;
カチオン界面活性剤としてアルキルアミン塩、第4級ア
ンモニウム塩、アルキルベタイン、アミンオキサイド等
が挙げられる。
【0044】本発明の発酵用消泡剤は、微生物の培養開
始前又は培養中に、A成分とB成分の合計量として培地
に対して0.0001〜2重量%、特に0.001〜1重量%添加
することにより使用することができる。
始前又は培養中に、A成分とB成分の合計量として培地
に対して0.0001〜2重量%、特に0.001〜1重量%添加
することにより使用することができる。
【0045】本発明の発酵用消泡剤は、種々の物質の発
酵生産に適用でき、例えばアミノ酸、カルボン酸、酵
素、抗生物質等の発酵生産に好適に使用することができ
る。具体的には、アミノ酸発酵としては、グルタミン
酸、アスパラギン酸、シトルリン、ヒスチジン、グルタ
ミン、イソロイシン、ロイシン、リジン、オルニチン、
プロリン、セリン、スレオニン、トリプトファン、バリ
ン等の発酵生産が挙げられ、特にグルタミン酸及びリジ
ンの発酵生産に好適である。カルボン酸発酵としては、
クエン酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、フマル酸、酒石
酸、イタコン酸、α-ケトグルタル酸、アスコルビン
酸、グルコン酸、リンゴ酸、コウジ酸等の発酵生産が挙
げられ、特にクエン酸及びアスコルビン酸の発酵生産に
好適である。酵素発酵としては、α-アミラーゼ、β-ア
ミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、ペク
チナーゼ、グルコアミラーゼ等の発酵生産が挙げられ、
特にセルラーゼの発酵生産に好適である。抗生物質発酵
としては、ペニシリン等のβ-ラクタム系、カナマイシ
ン等のアミノグルコシド系、クロラムフェニコール系、
クロロテトラサイクリン等のテトラサイクリン系、エリ
スロマイシン等のマクロライド系、グラミシジンS等の
ペプチド系のほかミカマイシン、ノボビオシン、リンコ
マイシン等の抗菌性抗生物質、アクチノマイシンD、ク
ロモマイシンA3等の抗癌性抗生物質、アザロマイシン
等の抗カビ性抗生物質の発酵生産が挙げられる。これら
のなかでも、特にグルタミン酸発酵及びクエン酸発酵に
好適である。
酵生産に適用でき、例えばアミノ酸、カルボン酸、酵
素、抗生物質等の発酵生産に好適に使用することができ
る。具体的には、アミノ酸発酵としては、グルタミン
酸、アスパラギン酸、シトルリン、ヒスチジン、グルタ
ミン、イソロイシン、ロイシン、リジン、オルニチン、
プロリン、セリン、スレオニン、トリプトファン、バリ
ン等の発酵生産が挙げられ、特にグルタミン酸及びリジ
ンの発酵生産に好適である。カルボン酸発酵としては、
クエン酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、フマル酸、酒石
酸、イタコン酸、α-ケトグルタル酸、アスコルビン
酸、グルコン酸、リンゴ酸、コウジ酸等の発酵生産が挙
げられ、特にクエン酸及びアスコルビン酸の発酵生産に
好適である。酵素発酵としては、α-アミラーゼ、β-ア
ミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、ペク
チナーゼ、グルコアミラーゼ等の発酵生産が挙げられ、
特にセルラーゼの発酵生産に好適である。抗生物質発酵
としては、ペニシリン等のβ-ラクタム系、カナマイシ
ン等のアミノグルコシド系、クロラムフェニコール系、
クロロテトラサイクリン等のテトラサイクリン系、エリ
スロマイシン等のマクロライド系、グラミシジンS等の
ペプチド系のほかミカマイシン、ノボビオシン、リンコ
マイシン等の抗菌性抗生物質、アクチノマイシンD、ク
ロモマイシンA3等の抗癌性抗生物質、アザロマイシン
等の抗カビ性抗生物質の発酵生産が挙げられる。これら
のなかでも、特にグルタミン酸発酵及びクエン酸発酵に
好適である。
【0046】本発明の発酵生産方法が適用できる培養手
段としては特に限定されないが、特に気泡の発生の多い
通気培養、攪拌培養、振とう培養等に好適に適用するこ
とができる。
段としては特に限定されないが、特に気泡の発生の多い
通気培養、攪拌培養、振とう培養等に好適に適用するこ
とができる。
【0047】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0048】以下の実施例において消泡剤として使用し
た化合物を表1に示す。
た化合物を表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】実施例1 廃糖蜜10重量%(糖換算)、尿素0.5重量%及びコーン
スティープリカー0.3重量%を含有する培地にコリネバ
クテリウム グルタミカム(Corynebacterium glutamic
um)を植菌し、坂口フラスコで31.5℃で培養した。対数
増殖期前期にポリオキシエチレンモノパルミテートを培
地に0.15重量%添加し、33℃で10時間培養した。その培
養液100mlを500ml容メスシリンダーに採り、5リットル
/分の空気を送り込み、泡が300mlに達した時点で本発
明品又は比較品の10重量%水溶液を0.01gずつ添加し、
30分間通気した後の泡高(ml)を測定した。この結果を
表2に示す。
スティープリカー0.3重量%を含有する培地にコリネバ
クテリウム グルタミカム(Corynebacterium glutamic
um)を植菌し、坂口フラスコで31.5℃で培養した。対数
増殖期前期にポリオキシエチレンモノパルミテートを培
地に0.15重量%添加し、33℃で10時間培養した。その培
養液100mlを500ml容メスシリンダーに採り、5リットル
/分の空気を送り込み、泡が300mlに達した時点で本発
明品又は比較品の10重量%水溶液を0.01gずつ添加し、
30分間通気した後の泡高(ml)を測定した。この結果を
表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】表2から明らかなように、本発明品はいず
れも、抑泡性、破泡性共に優れるものであった。なお、
比較品5、6又は7を添加したものについては、泡が30
0mlに達する度に消泡剤を添加したが、5回添加しても
泡高抑制効果は認められなかった。
れも、抑泡性、破泡性共に優れるものであった。なお、
比較品5、6又は7を添加したものについては、泡が30
0mlに達する度に消泡剤を添加したが、5回添加しても
泡高抑制効果は認められなかった。
【0053】実施例2 モラセス 300g NH4Cl 1g KH2PO4 0.5g MgSO4・7H2O 0.5g水道水 バランス 合計 1000ml 上記組成のクエン酸発酵用培地1リットルを3リットル
容ジャーファーメンターに入れ、121℃で15分間滅菌処
理した。別に種菌として直径9cmのポテトデキストロー
スシャーレ2枚に植菌したAspergillus niger菌を各々
5ccの滅菌水に懸濁し、上記培地に植菌した。ジャー上
部から5cmのところに泡センサーを取付け、培養中に泡
がセンサーに接触した時点で本発明品又は比較品の15重
量%水溶液が自動滴下するようにしながら、30℃、600r
pm、1vvmにて6日間培養した。その際のクエン酸の生
産量及び消泡剤の使用量を表3に示した。
容ジャーファーメンターに入れ、121℃で15分間滅菌処
理した。別に種菌として直径9cmのポテトデキストロー
スシャーレ2枚に植菌したAspergillus niger菌を各々
5ccの滅菌水に懸濁し、上記培地に植菌した。ジャー上
部から5cmのところに泡センサーを取付け、培養中に泡
がセンサーに接触した時点で本発明品又は比較品の15重
量%水溶液が自動滴下するようにしながら、30℃、600r
pm、1vvmにて6日間培養した。その際のクエン酸の生
産量及び消泡剤の使用量を表3に示した。
【0054】
【表3】
【0055】表3から明らかなように、本発明品は比較
品に比べ少量で消泡効果を発揮し、また生産収量の増加
に優れた効果を示した。
品に比べ少量で消泡効果を発揮し、また生産収量の増加
に優れた効果を示した。
【0056】実施例3 小麦フスマ 50g ペプトン 10g K2HPO4 1g MgSO4・7H2O 0.2g 酵母エキス 5g Na2CO3 10g水 バランス 合計 1000ml 上記組成の酵素生産培地を用いてBacillus sp.菌を600n
mにおける吸光度が1.0になるように植菌し、33℃で36時
間実施例2と同様に消泡剤を加えながら培養した。その
際のセルラーゼ生産量及び消泡剤の使用量を表4に示し
た。
mにおける吸光度が1.0になるように植菌し、33℃で36時
間実施例2と同様に消泡剤を加えながら培養した。その
際のセルラーゼ生産量及び消泡剤の使用量を表4に示し
た。
【0057】
【表4】
【0058】表4から明らかなように、本発明品は比較
品に比べ少量で消泡効果を発揮し、また生産収量の増加
に優れた効果を示した。
品に比べ少量で消泡効果を発揮し、また生産収量の増加
に優れた効果を示した。
【0059】実施例4 肉エキス 10g ペプトン 10g NaCl 5g水 バランス 合計 1000ml 直径9cmのシャーレ1枚を用い、Streptmyces sp.菌を
上記培地組成に1.5%寒天を加えた寒天培地で予備培養
し、10ccの滅菌水に懸濁した。これを上記組成の抗生物
質培地1リットルに植菌し、35℃で72時間実施例2と同
様に消泡剤を加えながら培養した。その際の消泡剤の使
用量を表5に示した。
上記培地組成に1.5%寒天を加えた寒天培地で予備培養
し、10ccの滅菌水に懸濁した。これを上記組成の抗生物
質培地1リットルに植菌し、35℃で72時間実施例2と同
様に消泡剤を加えながら培養した。その際の消泡剤の使
用量を表5に示した。
【0060】
【表5】
【0061】表5から明らかなように、本発明品は比較
品に比べ少量で優れた消泡効果を発揮した。
品に比べ少量で優れた消泡効果を発揮した。
【0062】実施例5 廃糖蜜 200g 尿素 20g K2HPO4 4g水 バランス 合計 1000ml 上記組成の培地1200mlを3リットル容ジャーファーメン
ターに入れ、同培地で予備培養したBrevibacterium fla
vum(O.D.=30,100ml)を植菌し、32℃で培養した。対
数増殖期前期にポリオキシエチレンモノパルミテート0.
20重量%を添加し、30時間培養した。培養中はアンモニ
ア水にてpHを7.5に調整し、糖濃度は3%を下限として
添加した。消泡剤の添加は実施例2に準じて行った。そ
の際の消泡剤量とL-グルタミン酸(L-GA)生産量を表6
に示す。
ターに入れ、同培地で予備培養したBrevibacterium fla
vum(O.D.=30,100ml)を植菌し、32℃で培養した。対
数増殖期前期にポリオキシエチレンモノパルミテート0.
20重量%を添加し、30時間培養した。培養中はアンモニ
ア水にてpHを7.5に調整し、糖濃度は3%を下限として
添加した。消泡剤の添加は実施例2に準じて行った。そ
の際の消泡剤量とL-グルタミン酸(L-GA)生産量を表6
に示す。
【0063】
【表6】
【0064】表6から明らかなように、本発明品は比較
品に比べ少量で優れた消泡効果を発揮し、L-GA生産性を
示した。また、A成分の反応生成物(1)と(2)の性能はほ
ぼ同じであり、どちらを用いても良好な結果が得られ
た。
品に比べ少量で優れた消泡効果を発揮し、L-GA生産性を
示した。また、A成分の反応生成物(1)と(2)の性能はほ
ぼ同じであり、どちらを用いても良好な結果が得られ
た。
【0065】
【発明の効果】本発明の発酵用消泡剤は、破泡作用及び
抑泡作用の双方を併せ持ち、消泡効果に優れ、かつ発酵
生産に悪影響を及ぼすことのないものである。
抑泡作用の双方を併せ持ち、消泡効果に優れ、かつ発酵
生産に悪影響を及ぼすことのないものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12N 1/00 C12R 1:15) (C12N 1/00 C12R 1:465) (C12P 7/48 C12R 1:685)
Claims (7)
- 【請求項1】 次の成分A及びB A.次の(1)及び(2)から選ばれる少なくとも1種の反応
生成物 (1)油脂と3価以上の多価アルコールの混合物にアルキ
レンオキシドを付加重合して得られる反応生成物 (2)3価以上の多価アルコールにアルキレンオキシドを
付加重合し、更に脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸ハラ
イド、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸エステル及びヒドロ
キシ酸ハライドから選ばれる脂肪酸類でエステル化して
得られる反応生成物 B.次の(1)〜(7)から選ばれる少なくとも1種の化合物 (1)脂肪酸 (2)アルコール (3)ポリオキシアルキレン多価アルコールエーテル類 (4)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類 (5)ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類 (6)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル脂肪酸エス
テル類 (7)ポリオキシアルキレンポリマー を含有することを特徴とする発酵用消泡剤。 - 【請求項2】 A(1)成分が、油脂と3価以上の多価ア
ルコールの和の1モルに対して5〜250モルのアルキレ
ンオキシドを付加重合して得られたものであり、油脂由
来の脂肪族炭化水素基の割合が反応生成物A(1)全体の
0.1〜30重量%である請求項1記載の発酵用消泡剤。 - 【請求項3】 A(1)成分が、油脂と3価以上の多価ア
ルコールとの混合モル比が1:0.05〜1:6である混合
物にアルキレンオキシドを付加して得られたものである
請求項1又は2記載の発酵用消泡剤。 - 【請求項4】 A(2)成分が、3価以上の多価アルコー
ル1モルに対して5〜250モルのアルキレンオキシドを
付加重合し、更に脂肪酸類でエステル化したものであ
り、脂肪酸類由来の(ヒドロキシ)脂肪族炭化水素基の
割合が反応生成物全体A(2)の0.1〜30重量%である請求
項1記載の発酵用消泡剤。 - 【請求項5】 A成分とB成分を5:95〜95:5の重量
比で含有する請求項1〜4のいずれかに記載の発酵用消
泡剤。 - 【請求項6】 アミノ酸発酵、カルボン酸発酵、酵素発
酵又は抗生物質発酵に用いられるものである請求項1〜
5のいずれかに記載の発酵用消泡剤。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載の発酵用
消泡剤を、培地に対して0.0001〜2重量%添加して微生
物を培養することを特徴とするアミノ酸、カルボン酸、
酵素又は抗生物質の発酵生産方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7157447A JPH09242A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 発酵用消泡剤及びこれを用いた発酵生産方法 |
BR9609262A BR9609262A (pt) | 1995-06-23 | 1996-05-24 | Agente antiespumante para fermentação e processo para produção de fermentação utilizando o mesmo |
KR1019970708208A KR100436190B1 (ko) | 1995-06-23 | 1996-05-24 | 발효용소포제및이를이용한발효생산방법 |
US08/973,832 US5843734A (en) | 1995-06-23 | 1996-05-24 | Antifoaming agent for fermentation and fermentation production process using the same |
PCT/JP1996/001399 WO1997000942A1 (fr) | 1995-06-23 | 1996-05-24 | Antimousse pour fermentation et procede de production fermentaire l'utilisant |
DE69636810T DE69636810T2 (de) | 1995-06-23 | 1996-05-24 | Entschäumer zur fermentation und verfahren zur fermentativen herstellung mit dessen hilfe |
EP96914434A EP0843004B1 (en) | 1995-06-23 | 1996-05-24 | Defoamer for fermentation and process for fermentative production with the use of the same |
JP50371797A JP4446456B2 (ja) | 1995-06-23 | 1996-05-24 | 発酵用消泡剤及びこれを用いた発酵生産方法 |
CN96194968A CN1099459C (zh) | 1995-06-23 | 1996-05-24 | 用于发酵的消泡剂和使用该消泡剂的发酵生产方法 |
ES96914434T ES2279520T3 (es) | 1995-06-23 | 1996-05-24 | Agente antiespumante para fermentacion y procedimiento de produccion por fermentacion usando el mismo. |
TW085106802A TW464689B (en) | 1995-06-23 | 1996-06-06 | Antifoaming agent for fermentation and fermentation production process using the same |
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JPH09242A true JPH09242A (ja) | 1997-01-07 |
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DE (1) | DE69636810T2 (ja) |
ES (1) | ES2279520T3 (ja) |
TW (1) | TW464689B (ja) |
WO (1) | WO1997000942A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2007260540A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Aquas Corp | 消泡剤、及び、水系水の消泡方法 |
WO2014103877A1 (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-03 | 三洋化成工業株式会社 | 酵素糖化反応促進剤及び酵素糖化反応促進剤組成物 |
JP2015091227A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-05-14 | 三洋化成工業株式会社 | 有用物質の生産方法 |
JP2015182013A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | サンノプコ株式会社 | 消泡性向上剤、これを含有する消泡剤組成物及び水系コーティング組成物 |
CN106731034A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-05-31 | 新疆水处理工程技术研究中心有限公司 | 一种复合型消泡剂 |
JPWO2016132760A1 (ja) * | 2015-02-17 | 2017-11-30 | サンノプコ株式会社 | バイオエタノール発酵工程用添加剤及びバイオエタノールの製造方法 |
JP2018537075A (ja) * | 2015-10-20 | 2018-12-20 | バックマン ラボラトリーズ インターナショナル,インコーポレイティド | 発酵による生物産物の製造のための酵母成長の増強方法、及び該方法のための栄養組成物 |
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