JPH08331774A - 無停電電源装置の信号出力回路 - Google Patents
無停電電源装置の信号出力回路Info
- Publication number
- JPH08331774A JPH08331774A JP7133327A JP13332795A JPH08331774A JP H08331774 A JPH08331774 A JP H08331774A JP 7133327 A JP7133327 A JP 7133327A JP 13332795 A JP13332795 A JP 13332795A JP H08331774 A JPH08331774 A JP H08331774A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photocoupler
- collector
- emitter
- output terminal
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無停電電源装置の信号出力回路にフォトカプ
ラを使用していても、無停電電源装置とRS−232C
端子を直接接続し、パソコンやワークステーションなど
で無停電電源装置の状態変化の検出を可能にする。 【構成】 フォトカプラ1、2と、フォトカプラ1のコ
レクタに接続された出力端子3と、フォトカプラ2のコ
レクタに接続された出力端子4と、フォトカプラ1およ
び2に接続されたフォトカプラ駆動回路5と、フォトカ
プラ1のコレクタとエミッタ間に接続されたダイオード
6と、フォトカプラ1のエミッタと出力端子4に接続さ
れたダイオード7と、フォトカプラ2のコレクタとエミ
ッタに接続されたダイオード8と、フォトカプラ2のエ
ミッタと出力端子3に接続されたダイオード9を備えた
ものである。
ラを使用していても、無停電電源装置とRS−232C
端子を直接接続し、パソコンやワークステーションなど
で無停電電源装置の状態変化の検出を可能にする。 【構成】 フォトカプラ1、2と、フォトカプラ1のコ
レクタに接続された出力端子3と、フォトカプラ2のコ
レクタに接続された出力端子4と、フォトカプラ1およ
び2に接続されたフォトカプラ駆動回路5と、フォトカ
プラ1のコレクタとエミッタ間に接続されたダイオード
6と、フォトカプラ1のエミッタと出力端子4に接続さ
れたダイオード7と、フォトカプラ2のコレクタとエミ
ッタに接続されたダイオード8と、フォトカプラ2のエ
ミッタと出力端子3に接続されたダイオード9を備えた
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無停電電源装置の信号
出力回路の改良に関するものである。
出力回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の無停電電源装置の信号出
力回路の構成図である。
力回路の構成図である。
【0003】図2において、1はフォトカプラ、3は第
1の出力端子でフォトカプラ1のコレクタに接続されて
いる。4は第2の出力端子でフォトカプラ1のエミッタ
に接続されている。5はフォトカプラ駆動回路で、フォ
トカプラ1のカソードおよびアノードに接続されてい
る。
1の出力端子でフォトカプラ1のコレクタに接続されて
いる。4は第2の出力端子でフォトカプラ1のエミッタ
に接続されている。5はフォトカプラ駆動回路で、フォ
トカプラ1のカソードおよびアノードに接続されてい
る。
【0004】次にこの無停電電源装置の信号出力回路に
ついて、その動作を説明する。無停電電源装置がある状
態を保持している場合は、フォトカプラ駆動回路5はフ
ォトカプラ1に駆動電流を供給し、フォトカプラ1をO
Nにさせる。また、無停電電源装置の状態が変化した場
合にはフォトカプラ駆動回路5はフォトカプラ1への駆
動電流の供給を停止し、フォトカプラ1をOFFにさせ
る。フォトカプラ1のコレクタは出力端子1に接続さ
れ、エミッタは出力端子2に接続されているので、出力
端子1および2に外部回路を接続し、フォトカプラ1が
ONであるかOFFであるかを検出することにより、無
停電電源装置の状態の変化を検出することができる。
ついて、その動作を説明する。無停電電源装置がある状
態を保持している場合は、フォトカプラ駆動回路5はフ
ォトカプラ1に駆動電流を供給し、フォトカプラ1をO
Nにさせる。また、無停電電源装置の状態が変化した場
合にはフォトカプラ駆動回路5はフォトカプラ1への駆
動電流の供給を停止し、フォトカプラ1をOFFにさせ
る。フォトカプラ1のコレクタは出力端子1に接続さ
れ、エミッタは出力端子2に接続されているので、出力
端子1および2に外部回路を接続し、フォトカプラ1が
ONであるかOFFであるかを検出することにより、無
停電電源装置の状態の変化を検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この例
ではパソコンやワークステーションなどのコンピュータ
に備えられたRS−232C端子に、出力端子1および
出力端子2を直接接続した場合、RS−232C端子は
−25〜+25Vの電圧が印加されるため、出力端子2
の電位が出力端子1の電位よりも高くなった場合には、
フォトカプラ1のフォトダイオードに駆動電流を供給し
ても、フォトカプラ1をONさせることができない。ま
た出力端子2の電位が出力端子1の電位よりも高くなっ
た場合、フォトカプラ1のエミッタ−コレクタ間電圧が
絶対最大定格を越え、フォトカプラ1が破壊する可能性
もある。したがって、この例においてRS−232C端
子により無停電電源装置の状態の変化を検出する場合、
出力端子1および2とRS−232C端子との間に信号
を変換するための変換回路を接続しなければならなかっ
た。
ではパソコンやワークステーションなどのコンピュータ
に備えられたRS−232C端子に、出力端子1および
出力端子2を直接接続した場合、RS−232C端子は
−25〜+25Vの電圧が印加されるため、出力端子2
の電位が出力端子1の電位よりも高くなった場合には、
フォトカプラ1のフォトダイオードに駆動電流を供給し
ても、フォトカプラ1をONさせることができない。ま
た出力端子2の電位が出力端子1の電位よりも高くなっ
た場合、フォトカプラ1のエミッタ−コレクタ間電圧が
絶対最大定格を越え、フォトカプラ1が破壊する可能性
もある。したがって、この例においてRS−232C端
子により無停電電源装置の状態の変化を検出する場合、
出力端子1および2とRS−232C端子との間に信号
を変換するための変換回路を接続しなければならなかっ
た。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するもので、
無停電電源装置の信号出力回路にフォトカプラを使用し
ていても、無停電電源装置とRS−232C端子を直接
接続し、パソコンやワークステーションなどで無停電電
源装置の状態変化の検出を可能にすることを目的とす
る。
無停電電源装置の信号出力回路にフォトカプラを使用し
ていても、無停電電源装置とRS−232C端子を直接
接続し、パソコンやワークステーションなどで無停電電
源装置の状態変化の検出を可能にすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のフォト
カプラと、第2のフォトカプラと、第1のフォトカプラ
のコレクタに接続された第1の出力端子と、第2のフォ
トカプラのコレクタに接続された第2の出力端子と、第
1および第2のフォトカプラのアノードおよびカソード
に接続されたフォトカプラ駆動回路と、第1のフォトカ
プラのコレクタにカソードが接続され第1のフォトカプ
ラのエミッタにアノードが接続された第1のダイオード
と第1のフォトカプラのエミッタにアノードが接続され
第2の出力端子にカソードが接続された第2のダイオー
ドと、第2のフォトカプラのコレクタにカソードが接続
され第2のフォトカプラのエミッタにアノードが接続さ
れた第3のダイオードと、第2のフォトカプラのエミッ
タにアノードが接続され第1の出力端子にカソードが接
続された第4のダイオードを備えたものである。
カプラと、第2のフォトカプラと、第1のフォトカプラ
のコレクタに接続された第1の出力端子と、第2のフォ
トカプラのコレクタに接続された第2の出力端子と、第
1および第2のフォトカプラのアノードおよびカソード
に接続されたフォトカプラ駆動回路と、第1のフォトカ
プラのコレクタにカソードが接続され第1のフォトカプ
ラのエミッタにアノードが接続された第1のダイオード
と第1のフォトカプラのエミッタにアノードが接続され
第2の出力端子にカソードが接続された第2のダイオー
ドと、第2のフォトカプラのコレクタにカソードが接続
され第2のフォトカプラのエミッタにアノードが接続さ
れた第3のダイオードと、第2のフォトカプラのエミッ
タにアノードが接続され第1の出力端子にカソードが接
続された第4のダイオードを備えたものである。
【0008】
【作用】この無停電電源装置の信号出力回路は、無停電
電源装置がある状態を保持している場合はフォトカプラ
駆動回路は第1のフォトカプラおよび第2のフォトカプ
ラに駆動電流を供給し、第1のフォトカプラおよび第2
のフォトカプラをONさせる。ここで、第1の出力端子
の電位が第2の出力端子の電位よりも高い場合は、第1
の出力端子から第1のフォトカプラのコレクタ−エミッ
タおよびダイオードを介して第2の出力端子に向けて電
流を流すことができる。また、第2の出力端子の電位が
第1の出力端子の電位よりも高い場合は、第2の出力端
子から第2のフォトカプラのコレクタ−エミッタおよび
ダイオードを介して第2の出力端子に向けて電流を流す
ことができる。
電源装置がある状態を保持している場合はフォトカプラ
駆動回路は第1のフォトカプラおよび第2のフォトカプ
ラに駆動電流を供給し、第1のフォトカプラおよび第2
のフォトカプラをONさせる。ここで、第1の出力端子
の電位が第2の出力端子の電位よりも高い場合は、第1
の出力端子から第1のフォトカプラのコレクタ−エミッ
タおよびダイオードを介して第2の出力端子に向けて電
流を流すことができる。また、第2の出力端子の電位が
第1の出力端子の電位よりも高い場合は、第2の出力端
子から第2のフォトカプラのコレクタ−エミッタおよび
ダイオードを介して第2の出力端子に向けて電流を流す
ことができる。
【0009】また、無停電電源装置の状態が変化した場
合にはフォトカプラ駆動回路は第1のフォトカプラおよ
び第2のフォトカプラへの駆動電流の供給を停止し、第
1のフォトカプラおよび第2のフォトカプラをOFFに
させる。ここで、第1の出力端子の電位が第2の出力端
子の電位よりも高い場合、第1のフォトカプラはコレク
タ側の電位がエミッタ側の電位よりも高いため第1のフ
ォトカプラは問題なくOFF状態を保持することができ
る。また第2のフォトカプラはエミッタと第2の出力端
子との間に接続されたダイオードによりエミッタからコ
レクタに向けて流れる電流が阻止されると同時に第2の
フォトカプラのコレクタ−エミッタ間に接続されたダイ
オードによりエミッタ−コレクタ間電圧はダイオードの
順方向電圧(約0.7V)以下に抑制され、フォトカプ
ラのエミッタ−コレクタ間電圧は絶対最大定格(一般的
なフォトカプラで5V前後)を越えない。このため第2
のフォトカプラは破壊することなくOFF状態を保持す
ることができる。また、第2の出力端子の電位が第1の
出力端子の電位よりも高い場合、第2のフォトカプラは
コレクタ側の電位がエミッタ側の電位よりも高いため第
2のフォトカプラは問題なくOFF状態を保持すること
ができる。また第1のフォトカプラはエミッタと第1の
出力端子との間に接続されたダイオードによりエミッタ
からコレクタに向けて流れる電流が阻止されると同時に
第1のフォトカプラのコレクタ−エミッタ間に接続され
たダイオードによりエミッタ−コレクタ間電圧はダイオ
ードの順方向電圧以下に抑制され、フォトカプラのエミ
ッタ−コレクタ間電圧は絶対最大定格を越えないため、
第1のフォトカプラは破壊することなくOFF状態を保
持することができる。
合にはフォトカプラ駆動回路は第1のフォトカプラおよ
び第2のフォトカプラへの駆動電流の供給を停止し、第
1のフォトカプラおよび第2のフォトカプラをOFFに
させる。ここで、第1の出力端子の電位が第2の出力端
子の電位よりも高い場合、第1のフォトカプラはコレク
タ側の電位がエミッタ側の電位よりも高いため第1のフ
ォトカプラは問題なくOFF状態を保持することができ
る。また第2のフォトカプラはエミッタと第2の出力端
子との間に接続されたダイオードによりエミッタからコ
レクタに向けて流れる電流が阻止されると同時に第2の
フォトカプラのコレクタ−エミッタ間に接続されたダイ
オードによりエミッタ−コレクタ間電圧はダイオードの
順方向電圧(約0.7V)以下に抑制され、フォトカプ
ラのエミッタ−コレクタ間電圧は絶対最大定格(一般的
なフォトカプラで5V前後)を越えない。このため第2
のフォトカプラは破壊することなくOFF状態を保持す
ることができる。また、第2の出力端子の電位が第1の
出力端子の電位よりも高い場合、第2のフォトカプラは
コレクタ側の電位がエミッタ側の電位よりも高いため第
2のフォトカプラは問題なくOFF状態を保持すること
ができる。また第1のフォトカプラはエミッタと第1の
出力端子との間に接続されたダイオードによりエミッタ
からコレクタに向けて流れる電流が阻止されると同時に
第1のフォトカプラのコレクタ−エミッタ間に接続され
たダイオードによりエミッタ−コレクタ間電圧はダイオ
ードの順方向電圧以下に抑制され、フォトカプラのエミ
ッタ−コレクタ間電圧は絶対最大定格を越えないため、
第1のフォトカプラは破壊することなくOFF状態を保
持することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0011】図1は本発明の無停電電源装置の信号出力
回路の一実施例を示す構成図である。図1において、1
および2はフォトカプラである。3は出力端子でフォト
カプラ1のコレクタに接続されている。4は出力端子で
フォトカプラ2のコレクタに接続されている。5はフォ
トカプラ駆動回路でフォトカプラ1およびフォトカプラ
2のアノードおよびカソードに接続されている。6はダ
イオードでフォトカプラ1のコレクタにカソードが接続
され、フォトカプラ1のエミッタにアノードが接続され
ている。7はダイオードでフォトカプラ1のエミッタに
アノードが接続され、出力端子2にカソードが接続され
ている。8はダイオードでフォトカプラ2のコレクタに
カソードが接続され、フォトカプラ2のエミッタにアノ
ードが接続されている。9はダイオードでフォトカプラ
2のエミッタにアノードが接続され、出力端子1にカソ
ードが接続されている。
回路の一実施例を示す構成図である。図1において、1
および2はフォトカプラである。3は出力端子でフォト
カプラ1のコレクタに接続されている。4は出力端子で
フォトカプラ2のコレクタに接続されている。5はフォ
トカプラ駆動回路でフォトカプラ1およびフォトカプラ
2のアノードおよびカソードに接続されている。6はダ
イオードでフォトカプラ1のコレクタにカソードが接続
され、フォトカプラ1のエミッタにアノードが接続され
ている。7はダイオードでフォトカプラ1のエミッタに
アノードが接続され、出力端子2にカソードが接続され
ている。8はダイオードでフォトカプラ2のコレクタに
カソードが接続され、フォトカプラ2のエミッタにアノ
ードが接続されている。9はダイオードでフォトカプラ
2のエミッタにアノードが接続され、出力端子1にカソ
ードが接続されている。
【0012】次にこの無停電電源装置の信号出力回路に
ついて、その動作を説明する。無停電電源装置がある状
態を保持している場合はフォトカプラ駆動回路5はフォ
トカプラ1およびフォトカプラ2に駆動電流を供給し、
フォトカプラ1およびフォトカプラ2をONさせる。出
力端子1の電位が出力端子2の電位よりも高い場合は、
出力端子1からフォトカプラ1のコレクタ−エミッタお
よびダイオード7を介して出力端子2に向けて電流を流
すことができる。この時フォトカプラ1のコレクタ−エ
ミッタ間電圧とダイオード7の順方向電圧の和が3V以
下となるようにフォトカプラ駆動回路5からフォトカプ
ラ1に駆動電流を供給する。出力端子2の電位が出力端
子1の電位よりも高い場合は、出力端子2からフォトカ
プラ2のコレクタ−エミッタおよびダイオード9を介し
て出力端子1に向けて電流を流すことができる。この時
フォトカプラ2のコレクタ−エミッタ間電圧とダイオー
ド9の順方向電圧の和が3V以下となるようにフォトカ
プラ駆動回路5からフォトカプラ2に駆動電流を供給す
る。
ついて、その動作を説明する。無停電電源装置がある状
態を保持している場合はフォトカプラ駆動回路5はフォ
トカプラ1およびフォトカプラ2に駆動電流を供給し、
フォトカプラ1およびフォトカプラ2をONさせる。出
力端子1の電位が出力端子2の電位よりも高い場合は、
出力端子1からフォトカプラ1のコレクタ−エミッタお
よびダイオード7を介して出力端子2に向けて電流を流
すことができる。この時フォトカプラ1のコレクタ−エ
ミッタ間電圧とダイオード7の順方向電圧の和が3V以
下となるようにフォトカプラ駆動回路5からフォトカプ
ラ1に駆動電流を供給する。出力端子2の電位が出力端
子1の電位よりも高い場合は、出力端子2からフォトカ
プラ2のコレクタ−エミッタおよびダイオード9を介し
て出力端子1に向けて電流を流すことができる。この時
フォトカプラ2のコレクタ−エミッタ間電圧とダイオー
ド9の順方向電圧の和が3V以下となるようにフォトカ
プラ駆動回路5からフォトカプラ2に駆動電流を供給す
る。
【0013】ここで、RS−232C規格におけるタイ
ミング信号およびコントロール信号は3V以上をON
に、3V以下をOFFに規定されているので、フォトカ
プラがONの時のコレクタ−エミッタ間電圧降下とダイ
オードの電圧降下の和が3V以下になるようにフォトカ
プラに駆動電流を供給すれば、RS−232C端子に直
接接続して、フォトカプラのONをRS−232Cのタ
イミング信号およびコントロール信号のOFFとして検
出させることができる。
ミング信号およびコントロール信号は3V以上をON
に、3V以下をOFFに規定されているので、フォトカ
プラがONの時のコレクタ−エミッタ間電圧降下とダイ
オードの電圧降下の和が3V以下になるようにフォトカ
プラに駆動電流を供給すれば、RS−232C端子に直
接接続して、フォトカプラのONをRS−232Cのタ
イミング信号およびコントロール信号のOFFとして検
出させることができる。
【0014】また、無停電電源装置の状態が変化した場
合にはフォトカプラ駆動回路5フォトカプラ1およびフ
ォトカプラ2への駆動電流の供給を停止し、フォトカプ
ラ1およびフォトカプラ2をOFFさせる。ここで、出
力端子1の電位が出力端子2の電位よりも高い場合、フ
ォトカプラ1はコレクタ側の電位がエミッタ側の電位よ
りも高いためRS−232C規格では印加される最大電
圧は25Vであるから、フォトカプラ1にコレクタ−エ
ミッタ間電圧の絶対最大定格が25V以上のフォトカプ
ラを使用すれば、フォトカプラ1は問題なくOFF状態
を保持することができる。またフォトカプラ2はダイオ
ード9によりエミッタからコレクタに向けて流れる電流
が阻止されると同時にダイオード8によりエミッタ−コ
レクタ間電圧はダイオードの順方向電圧(約0.7V)
以下に抑制され、フォトカプラのエミッタ−コレクタ間
電圧は絶対最大定格(一般的なフォトカプラで5V前
後)を越えないため、フォトカプラ2は破壊することな
くOFF状態を保持することができる。また、出力端子
2の電位が出力端子1の電位よりも高い場合、フォトカ
プラ2はコレクタ側の電位がエミッタ側の電位よりも高
いためRS−232C規格では印加される最大電圧は2
5Vであるから、フォトカプラ2にコレクタ−エミッタ
間電圧の絶対最大定格が25V以上のフォトカプラを使
用すれば、フォトカプラ2は問題なくOFF状態を保持
することができる。フォトカプラ1はダイオード7によ
りエミッタからコレクタに向けて流れる電流が阻止され
ると同時にダイオード6によりエミッタ−コレクタ間電
圧はダイオードの順方向電圧以下に抑制され、フォトカ
プラのエミッタ−コレクタ間電圧は絶対最大定格を越え
ないため、フォトカプラ1は破壊することなくOFF状
態を保持することができる。ここで、RS−232C規
格におけるタイミング信号およびコントロール信号は3
V以上をON、3V以下をOFFと規定されているの
で、フォトカプラがOFFする時、3V以上になるよう
なRS−232C端子に、出力端子1および出力端子2
を接続すれば、フォトカプラのOFFをRS−232C
のタイミング信号およびコントロール信号のONとして
検出させることができる。
合にはフォトカプラ駆動回路5フォトカプラ1およびフ
ォトカプラ2への駆動電流の供給を停止し、フォトカプ
ラ1およびフォトカプラ2をOFFさせる。ここで、出
力端子1の電位が出力端子2の電位よりも高い場合、フ
ォトカプラ1はコレクタ側の電位がエミッタ側の電位よ
りも高いためRS−232C規格では印加される最大電
圧は25Vであるから、フォトカプラ1にコレクタ−エ
ミッタ間電圧の絶対最大定格が25V以上のフォトカプ
ラを使用すれば、フォトカプラ1は問題なくOFF状態
を保持することができる。またフォトカプラ2はダイオ
ード9によりエミッタからコレクタに向けて流れる電流
が阻止されると同時にダイオード8によりエミッタ−コ
レクタ間電圧はダイオードの順方向電圧(約0.7V)
以下に抑制され、フォトカプラのエミッタ−コレクタ間
電圧は絶対最大定格(一般的なフォトカプラで5V前
後)を越えないため、フォトカプラ2は破壊することな
くOFF状態を保持することができる。また、出力端子
2の電位が出力端子1の電位よりも高い場合、フォトカ
プラ2はコレクタ側の電位がエミッタ側の電位よりも高
いためRS−232C規格では印加される最大電圧は2
5Vであるから、フォトカプラ2にコレクタ−エミッタ
間電圧の絶対最大定格が25V以上のフォトカプラを使
用すれば、フォトカプラ2は問題なくOFF状態を保持
することができる。フォトカプラ1はダイオード7によ
りエミッタからコレクタに向けて流れる電流が阻止され
ると同時にダイオード6によりエミッタ−コレクタ間電
圧はダイオードの順方向電圧以下に抑制され、フォトカ
プラのエミッタ−コレクタ間電圧は絶対最大定格を越え
ないため、フォトカプラ1は破壊することなくOFF状
態を保持することができる。ここで、RS−232C規
格におけるタイミング信号およびコントロール信号は3
V以上をON、3V以下をOFFと規定されているの
で、フォトカプラがOFFする時、3V以上になるよう
なRS−232C端子に、出力端子1および出力端子2
を接続すれば、フォトカプラのOFFをRS−232C
のタイミング信号およびコントロール信号のONとして
検出させることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明は無停電電源装置
の信号出力回路にフォトカプラを使用していても、無停
電電源装置とRS−232C端子を直接接続し、停電や
電池電圧低下などの無停電電源装置の状態変化をパソコ
ンやワークステーションなどで検出することが可能とな
る。
の信号出力回路にフォトカプラを使用していても、無停
電電源装置とRS−232C端子を直接接続し、停電や
電池電圧低下などの無停電電源装置の状態変化をパソコ
ンやワークステーションなどで検出することが可能とな
る。
【図1】本発明の無停電電源装置の信号出力回路の一実
施例の構成図
施例の構成図
【図2】従来例の無停電電源装置の信号出力回路の一例
を示す構成図
を示す構成図
1 フォトカプラ 2 フォトカプラ 3 出力端子 4 出力端子 5 フォトカプラ駆動回路 6〜9 ダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】商用電源の停電時に、電池電源から負荷に
電力を供給する無停電電源装置において、第1のフォト
カプラと、第2のフォトカプラと、第1のフォトカプラ
のコレクタに接続された第1の出力端子と、第2のフォ
トカプラのコレクタに接続された第2の出力端子と、第
1および第2のフォトカプラのアノードおよびカソード
に接続されたフォトカプラ駆動回路と、第1のフォトカ
プラのコレクタにカソードが接続され第1のフォトカプ
ラのエミッタにアノードが接続された第1のダイオード
と第1のフォトカプラのエミッタにアノードが接続され
第2の出力端子にカソードが接続された第2のダイオー
ドと、第2のフォトカプラのコレクタにカソードが接続
され第2のフォトカプラのエミッタにアノードが接続さ
れた第3のダイオードと、第2のフォトカプラのエミッ
タにアノードが接続され第1の出力端子にカソードが接
続された第4のダイオードを備えたことを特徴とする無
停電電源装置の信号出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7133327A JPH08331774A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 無停電電源装置の信号出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7133327A JPH08331774A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 無停電電源装置の信号出力回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331774A true JPH08331774A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15102127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7133327A Pending JPH08331774A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 無停電電源装置の信号出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08331774A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011031067A3 (ko) * | 2009-09-10 | 2011-08-04 | 주식회사 레오모터스 | 배터리 관리 시스템의 입출력 제어 회로 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7133327A patent/JPH08331774A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011031067A3 (ko) * | 2009-09-10 | 2011-08-04 | 주식회사 레오모터스 | 배터리 관리 시스템의 입출력 제어 회로 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4906913A (en) | Low dropout voltage regulator with quiescent current reduction | |
JPH08331774A (ja) | 無停電電源装置の信号出力回路 | |
US4982107A (en) | Sourcing or sinking output circuit | |
JPH05292750A (ja) | 直流電力供給装置 | |
CN107370376B (zh) | 一种选择升降压式变换电路驱动供电电源的电路及方法 | |
JP2003348868A (ja) | ダイナミックブレーキ回路 | |
JPH05276688A (ja) | 2次電池の負荷回路 | |
CN220528018U (zh) | Igbt驱动检测保护电路及igbt驱动装置 | |
JP2822944B2 (ja) | パワアンプ回路 | |
JP2000236662A (ja) | スイッチング電源 | |
JPH0614587A (ja) | 高負荷ドライブ回路 | |
JPH0521991Y2 (ja) | ||
JP2527787Y2 (ja) | 電源切換装置 | |
JPH0632786Y2 (ja) | 安定化直流電源装置の並列回路 | |
JPS647336Y2 (ja) | ||
JPH0753310Y2 (ja) | 差動型アナログスイッチ | |
JPH0317480Y2 (ja) | ||
JPH09322399A (ja) | 電源切り替え回路 | |
JPH0412621A (ja) | 電源極性切換え装置 | |
JPS643079Y2 (ja) | ||
JPS59111683A (ja) | Crtの偏向回路 | |
JPH01321820A (ja) | 保護回路 | |
JPH0513066Y2 (ja) | ||
JP2593692Y2 (ja) | 直列負荷保護装置 | |
JPS60174936U (ja) | 停電補償回路 |