JPH0412621A - 電源極性切換え装置 - Google Patents
電源極性切換え装置Info
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- JPH0412621A JPH0412621A JP2112889A JP11288990A JPH0412621A JP H0412621 A JPH0412621 A JP H0412621A JP 2112889 A JP2112889 A JP 2112889A JP 11288990 A JP11288990 A JP 11288990A JP H0412621 A JPH0412621 A JP H0412621A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、直流電源によって動作する負荷に電力を供給
する装置に関する。
する装置に関する。
従来の技術
電池等の直流電源から直流電力を供給する必要がある電
子機器などの負荷に対しては、電源の極性も正しく接続
する必要がある。極性が逆になると、電子機器が誤動作
したり、使用している半導体素子などの部品などが破損
したりする不具合が生じる。
子機器などの負荷に対しては、電源の極性も正しく接続
する必要がある。極性が逆になると、電子機器が誤動作
したり、使用している半導体素子などの部品などが破損
したりする不具合が生じる。
このような不具合を防止するため、従来では、次のよう
な構成によらて負荷に対して電源が逆極性に接続される
ことを防止している。
な構成によらて負荷に対して電源が逆極性に接続される
ことを防止している。
(a)電源に接続する端子に、極性を表示する。
(b)電源に接続する端子の形状を、電池などの電源の
端子形状に合せた形状とし、逆極性には接続することが
できないようにする。
端子形状に合せた形状とし、逆極性には接続することが
できないようにする。
(c)直流電源と負荷との間に、ダイオードを直列に接
続する。すなわち第2図に示すように、直流型s50か
ら負荷51に電力を供給する一対のライン151,15
2の一方のライン151に、直列にダイオードDを接続
する。ダイオードDからの出力を、ライン153を介し
て負荷51に供給する。このように直流電源50からの
電力を負荷51に供給することによって、ダイオードD
が逆極性となる方向では、負荷51に対する電力の供給
が遮断される。
続する。すなわち第2図に示すように、直流型s50か
ら負荷51に電力を供給する一対のライン151,15
2の一方のライン151に、直列にダイオードDを接続
する。ダイオードDからの出力を、ライン153を介し
て負荷51に供給する。このように直流電源50からの
電力を負荷51に供給することによって、ダイオードD
が逆極性となる方向では、負荷51に対する電力の供給
が遮断される。
(d)直流電源と負荷との間に、ダイオード・ブリッジ
回路を直列に接続する。すなわち第3図に示すように、
直流電源50から負荷51に電力を供給する一対の入力
ライン151,152は、ダイオード・ブリッジ52に
接続される。ダイオード・ブリッジ52からの出力は、
一対の出力ライン153,154を介して負荷51に接
続される0図のように接続すると、入力ライン!51゜
152の極性によらず、出力ライン153.154から
は、同一極性の直流電力が負荷51に供給される。
回路を直列に接続する。すなわち第3図に示すように、
直流電源50から負荷51に電力を供給する一対の入力
ライン151,152は、ダイオード・ブリッジ52に
接続される。ダイオード・ブリッジ52からの出力は、
一対の出力ライン153,154を介して負荷51に接
続される0図のように接続すると、入力ライン!51゜
152の極性によらず、出力ライン153.154から
は、同一極性の直流電力が負荷51に供給される。
(e)直流電源と負荷との間に、リレーによる切換え装
置を設ける。すなわち第4図に示すように、直流電源5
0からの電力は、一対の入力ライン151,152を介
してリレー回路53に供給される。リレー回路53は、
リレーコイルRyおよびリレースイッチSWI、SW2
.SW3.SW4を有するリレー54と、リレーコイル
Ryに直列に接続されるダイオードDとを含む、リレー
54において、リレーコイルRyが励磁されないとき、
第1および第4リレースイッチSWI、SW4が導通し
、第2および第3リレースイッチSW2.SW3が遮断
する。リレーコイルRyが励磁されるとき、第1および
第4リレースイッチSWl、SW4が遮断し、第2およ
び第3リレースイッチSW2.SW3が導通する。カレ
ーコイルRyには、直列にダイオードDが接続されてい
るので、第4図において、一方の入力ライン151が負
、他方の入力ライン152が正に接続されたときにリレ
ーコイルR,yが励磁される。したがって負荷51には
、直流電源の極性によらず、一方の出力ライン153か
らは正、他方の出力ライン154からは負の極性の直流
電力が供給される。
置を設ける。すなわち第4図に示すように、直流電源5
0からの電力は、一対の入力ライン151,152を介
してリレー回路53に供給される。リレー回路53は、
リレーコイルRyおよびリレースイッチSWI、SW2
.SW3.SW4を有するリレー54と、リレーコイル
Ryに直列に接続されるダイオードDとを含む、リレー
54において、リレーコイルRyが励磁されないとき、
第1および第4リレースイッチSWI、SW4が導通し
、第2および第3リレースイッチSW2.SW3が遮断
する。リレーコイルRyが励磁されるとき、第1および
第4リレースイッチSWl、SW4が遮断し、第2およ
び第3リレースイッチSW2.SW3が導通する。カレ
ーコイルRyには、直列にダイオードDが接続されてい
るので、第4図において、一方の入力ライン151が負
、他方の入力ライン152が正に接続されたときにリレ
ーコイルR,yが励磁される。したがって負荷51には
、直流電源の極性によらず、一方の出力ライン153か
らは正、他方の出力ライン154からは負の極性の直流
電力が供給される。
発明が解決しようとする課題
以上のような先行技術には、以下に述べるような問題が
ある。
ある。
前述の先行技術(a)では、電子機器の使用者が誤って
電源極性の表示と逆極性に電源を接続することを充分に
防止することはできない、したがって、電源を逆極性に
接続して、電子機器を破損させてしまうことが生じやす
い。
電源極性の表示と逆極性に電源を接続することを充分に
防止することはできない、したがって、電源を逆極性に
接続して、電子機器を破損させてしまうことが生じやす
い。
前述の先行技術(b)では、異なる端子形状や外形を有
する電源は使用できない。したがって、特定の電池等が
ないときは、同等の電圧を発生し得る直流電源があって
も、電子機器に接続して動作させることはできない。
する電源は使用できない。したがって、特定の電池等が
ないときは、同等の電圧を発生し得る直流電源があって
も、電子機器に接続して動作させることはできない。
前述の先行技術(c)では、直流電源50を逆極性に接
続すると、電子機器を動作させることはできない。
続すると、電子機器を動作させることはできない。
前述の先行技術(d)では、直流電源50に入力ライン
151,152を正逆いずれの極性に接続してもよい、
しかし負荷51に供給される電圧は、2つのダイオード
DI、D4 ; D2.D3の順方向電圧分だけ低くな
る。この順方向電圧は、−射的なシリコン・ダイオード
では1個当たり0゜7〜IV程度である。ショットキ・
バリア・ダイオード(略称rsBDJ)やゲルマニウム
・ダイオードでは0.3〜0.5V程度である。この電
圧降下は、負荷51が電池による比較的低い電圧で動作
するように構成されているときは、電源電圧使用効率を
著しく悪化させる。
151,152を正逆いずれの極性に接続してもよい、
しかし負荷51に供給される電圧は、2つのダイオード
DI、D4 ; D2.D3の順方向電圧分だけ低くな
る。この順方向電圧は、−射的なシリコン・ダイオード
では1個当たり0゜7〜IV程度である。ショットキ・
バリア・ダイオード(略称rsBDJ)やゲルマニウム
・ダイオードでは0.3〜0.5V程度である。この電
圧降下は、負荷51が電池による比較的低い電圧で動作
するように構成されているときは、電源電圧使用効率を
著しく悪化させる。
前述の先行技術(e)では、リレースイッチSW1〜S
W4による電圧降下は極めて小さい、しかし、このよう
な機械接点を有するため、装置の小形化、高信頼化が妨
げられる。また、リレーコイルRyが励磁されていると
きは、その励磁電流によって消費電力が大きくなる。
W4による電圧降下は極めて小さい、しかし、このよう
な機械接点を有するため、装置の小形化、高信頼化が妨
げられる。また、リレーコイルRyが励磁されていると
きは、その励磁電流によって消費電力が大きくなる。
本発明の目的は、直流電源に接続する入力ラインの極性
がいずれであっても、負荷に一定の極性の直流電力を供
給することができ、しかも電圧降下が少ない電源極性切
換え装置を提供することである。
がいずれであっても、負荷に一定の極性の直流電力を供
給することができ、しかも電圧降下が少ない電源極性切
換え装置を提供することである。
課題を解決するための手段
本発明は、直流電力が与えられる一対の入力ラインと、
前記一対の入力ライン間に接続される第1直列回路であ
って、第1および第2の半導体スイッチング素子が直列
に接続されて構成される第1直列回路と、 前記一対の入力ライン間に接続される第2直列回路であ
って、第3および第4の半導体スイ・ンチング素子が直
列に接続されて構成される第2直列回路と、 第1および第2半導体スイッチング素子の接続点と、第
3および第4半導体スイッチング素子の接続点とにそれ
ぞれ接続される一対の出力ラインと、 前記入力ラインの極性に応じて、第1および第4半導体
スイッチング素子を導通させ、または第2および第3半
導体スイッチング素子を導通させる手段とを含むことを
特徴とする電源極性切換え装置である。
って、第1および第2の半導体スイッチング素子が直列
に接続されて構成される第1直列回路と、 前記一対の入力ライン間に接続される第2直列回路であ
って、第3および第4の半導体スイ・ンチング素子が直
列に接続されて構成される第2直列回路と、 第1および第2半導体スイッチング素子の接続点と、第
3および第4半導体スイッチング素子の接続点とにそれ
ぞれ接続される一対の出力ラインと、 前記入力ラインの極性に応じて、第1および第4半導体
スイッチング素子を導通させ、または第2および第3半
導体スイッチング素子を導通させる手段とを含むことを
特徴とする電源極性切換え装置である。
作 用
本発明に従えば、一対の入力ラインに直流電力が与えら
れる。前記一対の入力ライン間には、第1および第2直
列回路が接続される。第1直列回路は、第1および第2
の半導体スイッチング素子が直列に接続されて構成され
る。第2直列回路は、第3および第4半導体スイッチン
グ素子が直列に接続されて構成される。第1および第2
半導体スイッチング素子の接続点ならびに第3および第
4半導体スイッチング素子の接続点の間には一対の出力
ラインが接続される。さらに、入力ラインに与えられる
極性に応じて、第1および第4半導体スイッチング素子
を導通させ、または第2および第3半導体スイッチング
素子を導通させる手段が設けられている。
れる。前記一対の入力ライン間には、第1および第2直
列回路が接続される。第1直列回路は、第1および第2
の半導体スイッチング素子が直列に接続されて構成され
る。第2直列回路は、第3および第4半導体スイッチン
グ素子が直列に接続されて構成される。第1および第2
半導体スイッチング素子の接続点ならびに第3および第
4半導体スイッチング素子の接続点の間には一対の出力
ラインが接続される。さらに、入力ラインに与えられる
極性に応じて、第1および第4半導体スイッチング素子
を導通させ、または第2および第3半導体スイッチング
素子を導通させる手段が設けられている。
このようにして直流電源の極性に応じて、第1半導体ス
イッチング素子を介して負荷に供給される電流は第4半
導体スイッチング素子を介して直流電源に戻り、第2半
導体スイッチング素子を介して負荷に供給される電流は
第3半導体スイッチング素子を介して直流電源に戻る。
イッチング素子を介して負荷に供給される電流は第4半
導体スイッチング素子を介して直流電源に戻り、第2半
導体スイッチング素子を介して負荷に供給される電流は
第3半導体スイッチング素子を介して直流電源に戻る。
したがって、負荷には、第1および第2半導体スイッチ
ング素子の接続点が正であり、第3および第4半導体ス
イッチング素子の接続点が負であるような極性で、直流
電源からの直流電力を与えることができる。
ング素子の接続点が正であり、第3および第4半導体ス
イッチング素子の接続点が負であるような極性で、直流
電源からの直流電力を与えることができる。
実施例
第1図は、本発明の一実施例の電気的構成を示す電気回
路図である。直流電源1には、一対の入力ラインl 1
,12が接続される。入力ラインp1.12閏には、第
1直列回路2と第2直列回路3とが並列に接続される。
路図である。直流電源1には、一対の入力ラインl 1
,12が接続される。入力ラインp1.12閏には、第
1直列回路2と第2直列回路3とが並列に接続される。
第1直列回路2は、第1半導体スイッチング素子である
第1PNP)ランジスタQ1と、第2半導体スイッチン
グ素子である第2PNP)ランジスタQ2とが、直列に
接続されて構成される。第1PNP)ランジスタQ1の
エミッタは、第1人カライン11に接続される。第2P
NP)ランジスタQ2のエミッタは、第1人カライン1
1に接続される。第1および第2PNP)ランジスタの
コレクタは、接続点4において共通に接続される。
第1PNP)ランジスタQ1と、第2半導体スイッチン
グ素子である第2PNP)ランジスタQ2とが、直列に
接続されて構成される。第1PNP)ランジスタQ1の
エミッタは、第1人カライン11に接続される。第2P
NP)ランジスタQ2のエミッタは、第1人カライン1
1に接続される。第1および第2PNP)ランジスタの
コレクタは、接続点4において共通に接続される。
第1PNP)ランジスタQ1のベースは、第1抵抗R1
を介して第2人カライン12に接続される。
を介して第2人カライン12に接続される。
第2PNP)ランジスタQ2のベースは、第2抵抗R2
を介して第1人カライン11に接続される。
を介して第1人カライン11に接続される。
第2直列回路3は、第3半導体スイッチング素子である
第1NPNトランジスタQ3と、第4半導体スイッチン
グ素子である第2NPN)ランジスタQ4とを含む。第
1NPN)ランジスタQ3のエミッタは、第1人カライ
ン11に接続される。
第1NPNトランジスタQ3と、第4半導体スイッチン
グ素子である第2NPN)ランジスタQ4とを含む。第
1NPN)ランジスタQ3のエミッタは、第1人カライ
ン11に接続される。
第2NPNトランジスタQ4のエミッタは、第2人カラ
イン12に接続される。第1および第2NPN)−ラン
ジスタQ3.Q4のコレクタは、接続点5において共通
に接続される。第1NPN)ランジスタQ3のベースは
、第3抵抗R3を介して第2人カライン12に接続され
る。第2NPNトランジスタQ4のベースは、第4抵抗
R4を介して第1人カライン11に接続される。これら
の抵抗R1〜R4の抵抗値は、直流電源1の直流出力電
圧でトランジスタQ1〜Q4を充分に飽和させることの
できる値に設定される。これらの抵抗R1〜R4は、入
力ラインl 1,12の極性に応じて、第1および第4
半導体スイッチング素子を導通させ、または第2および
第3半導体スイッチング素子を導通させる手段を構成す
る。
イン12に接続される。第1および第2NPN)−ラン
ジスタQ3.Q4のコレクタは、接続点5において共通
に接続される。第1NPN)ランジスタQ3のベースは
、第3抵抗R3を介して第2人カライン12に接続され
る。第2NPNトランジスタQ4のベースは、第4抵抗
R4を介して第1人カライン11に接続される。これら
の抵抗R1〜R4の抵抗値は、直流電源1の直流出力電
圧でトランジスタQ1〜Q4を充分に飽和させることの
できる値に設定される。これらの抵抗R1〜R4は、入
力ラインl 1,12の極性に応じて、第1および第4
半導体スイッチング素子を導通させ、または第2および
第3半導体スイッチング素子を導通させる手段を構成す
る。
第1および第2直列回路2.3の接続点4.5には、一
対の出力ライン13.14の一端がそれぞれ接続される
。第1出カライン13の他端は、負荷6の正電源端子7
に接続される。第2出カライン14の他端は、負荷6の
負電源端子8に接続される。
対の出力ライン13.14の一端がそれぞれ接続される
。第1出カライン13の他端は、負荷6の正電源端子7
に接続される。第2出カライン14の他端は、負荷6の
負電源端子8に接続される。
このような構成において、第1人カライン11が直流電
源1の正の出力端子9に、第2出カライン12が直流電
源1の負の出力端子10に、それぞれ接続される場合を
想定する。第1直列回路2においては、第1PNPトラ
ンジスタQ1は順方向にバイアスされ、第1抵抗R1に
よって飽和状態となるので、エミッタコレクタ間が導通
する。
源1の正の出力端子9に、第2出カライン12が直流電
源1の負の出力端子10に、それぞれ接続される場合を
想定する。第1直列回路2においては、第1PNPトラ
ンジスタQ1は順方向にバイアスされ、第1抵抗R1に
よって飽和状態となるので、エミッタコレクタ間が導通
する。
第2PNP)ランジスタQ2は逆方向にバイアスされる
ので、コレクタエミッタ間は遮断する。これによって、
第1人カライン11と接続点4とが導通し、第2人カラ
イン12と接続点4とは遮断する。第2直列回路3では
、第1NPN)−ランジスタQ3は逆方向にバイアスさ
れ、エミッタコレクタ間は遮断する。第2NPNトラン
ジスタQ4は順方向にバイアスされ、第4抵抗R4によ
って飽和状態となるので、コレクタエミッタ間は導通す
る。これによって第1人カライン11と接続点5との間
は遮断し、第2人カライン12と接続点5との間は導通
する。したがって負荷6の正電源端子7には、直流電源
1の正電圧が、第1人カラインZ1.第1PNP)ラン
ジスタQ1および第1出カライン13を介して与えられ
る。負荷6の負電源端子8には、直流電源1からの負電
圧が第2NPN)ランジスタQ4および第2出カライン
14を介して与えられる。
ので、コレクタエミッタ間は遮断する。これによって、
第1人カライン11と接続点4とが導通し、第2人カラ
イン12と接続点4とは遮断する。第2直列回路3では
、第1NPN)−ランジスタQ3は逆方向にバイアスさ
れ、エミッタコレクタ間は遮断する。第2NPNトラン
ジスタQ4は順方向にバイアスされ、第4抵抗R4によ
って飽和状態となるので、コレクタエミッタ間は導通す
る。これによって第1人カライン11と接続点5との間
は遮断し、第2人カライン12と接続点5との間は導通
する。したがって負荷6の正電源端子7には、直流電源
1の正電圧が、第1人カラインZ1.第1PNP)ラン
ジスタQ1および第1出カライン13を介して与えられ
る。負荷6の負電源端子8には、直流電源1からの負電
圧が第2NPN)ランジスタQ4および第2出カライン
14を介して与えられる。
次に、直流電源1から負の出力端子10からの電圧が第
1人カライン11に与えられ、正の出力端子9からの電
圧が第2人カライン12に与えられる場合を想定する。
1人カライン11に与えられ、正の出力端子9からの電
圧が第2人カライン12に与えられる場合を想定する。
この場合、第1直列回路2においては、第1 PNP
)ランジスタQ1が遮断し、第2PNP)ランジスタQ
2が導通する。第2直列回路3においては、第1NPN
)ランジスタQ3が導通し、第2NPN)−ランジスタ
Q4が遮断する。これによって直流電源1からの正電圧
は、第2人カライン12、第2PNP)ランジスタQ2
および第1出カライン13を介して、負荷6の正電源端
子7に与えられる。直流電源1がらの負の出力電圧は、
第1人カライン11、第1NPN)ランジスタQ3およ
び第2出カライン14を介して、負荷6の負電源端子8
に与えられる。
)ランジスタQ1が遮断し、第2PNP)ランジスタQ
2が導通する。第2直列回路3においては、第1NPN
)ランジスタQ3が導通し、第2NPN)−ランジスタ
Q4が遮断する。これによって直流電源1からの正電圧
は、第2人カライン12、第2PNP)ランジスタQ2
および第1出カライン13を介して、負荷6の正電源端
子7に与えられる。直流電源1がらの負の出力電圧は、
第1人カライン11、第1NPN)ランジスタQ3およ
び第2出カライン14を介して、負荷6の負電源端子8
に与えられる。
本実施例においては、直流電源1から負荷6に供給する
電圧は、第1PNP)ランジスタQ1および第2NPN
)ランジスタQ4、または第2PNP)ランジスタQ2
および第1 NPN )ランジスタQ3のいずれか一方
の2つのトランジスタによる電圧降下を受ける。この電
圧降下はトランジスタの飽和電圧による。トランジスタ
の飽和電圧は一般にダイオードの順方向電圧よりも小さ
く、数10mVで動作するトランジスタを選択すること
もできる。このような小さい飽和電圧のトランジスタを
使用することによって、電源電圧の利用効率を高くする
ことができる。
電圧は、第1PNP)ランジスタQ1および第2NPN
)ランジスタQ4、または第2PNP)ランジスタQ2
および第1 NPN )ランジスタQ3のいずれか一方
の2つのトランジスタによる電圧降下を受ける。この電
圧降下はトランジスタの飽和電圧による。トランジスタ
の飽和電圧は一般にダイオードの順方向電圧よりも小さ
く、数10mVで動作するトランジスタを選択すること
もできる。このような小さい飽和電圧のトランジスタを
使用することによって、電源電圧の利用効率を高くする
ことができる。
また本実施例では、半導体スイッチング素子として、い
わゆるバイポーラトランジスタQ1〜Q4を使用してい
るけれども、電界効果トランジスタ使用してもよいこと
は勿論である。また上述の実施例では、入力ラインl
1. 、 l 2の極性に応じてトランジスタQ1〜Q
4を導通させる手段として、抵抗R1〜R4が設けられ
ているけれども、他の構成であってもよいことは勿論で
ある。本実施例の構成によれば、使用部品を少なくする
ことができる。またコンデンサやコイル等を含まないの
で、半導体集積回路(略称rICJ)化することが容易
である。集積回路化すると、小形化、低価格化および高
信頼化を期待することができる。
わゆるバイポーラトランジスタQ1〜Q4を使用してい
るけれども、電界効果トランジスタ使用してもよいこと
は勿論である。また上述の実施例では、入力ラインl
1. 、 l 2の極性に応じてトランジスタQ1〜Q
4を導通させる手段として、抵抗R1〜R4が設けられ
ているけれども、他の構成であってもよいことは勿論で
ある。本実施例の構成によれば、使用部品を少なくする
ことができる。またコンデンサやコイル等を含まないの
で、半導体集積回路(略称rICJ)化することが容易
である。集積回路化すると、小形化、低価格化および高
信頼化を期待することができる。
さらに負荷6に平滑回路が設けてあれば、入力ラインl
1,12を交流電源に接続することもできる。
1,12を交流電源に接続することもできる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、一対の入力ラインに与え
られる直流電力の極性に対応して、第1および第2直列
回路を構成する半導体スイッチング素子は、出力ライン
に一定の極性の電力が供給されるように、導通または遮
断される。したがって入力ラインを直流電源のいずれの
極性に接続しても、出力ラインに接続される負荷には正
常な極性の直流電力を供給することができる。これによ
って、入力ラインと直流電源との接続の誤りによる負荷
の誤動作や破損を防止することができる。
られる直流電力の極性に対応して、第1および第2直列
回路を構成する半導体スイッチング素子は、出力ライン
に一定の極性の電力が供給されるように、導通または遮
断される。したがって入力ラインを直流電源のいずれの
極性に接続しても、出力ラインに接続される負荷には正
常な極性の直流電力を供給することができる。これによ
って、入力ラインと直流電源との接続の誤りによる負荷
の誤動作や破損を防止することができる。
また入力ラインと直流電源との逆接続を防止するための
構成を設ける必要がなくなるので、特定の形状の電池の
みが使用できるといったような制限を無くすことができ
る。
構成を設ける必要がなくなるので、特定の形状の電池の
みが使用できるといったような制限を無くすことができ
る。
第1図は本発明の一実施例の電気回路図、第2図は成る
先行技術を示す電気回路図、第3図は他の先行技術を示
す電気回路図、第4図はさらに他の先行技術を示す電気
回路図である。 1・・・直流電源、2・・・第1直列回路、3−・・第
2直列回路、4,5・・・接続点、6・・・負荷、7・
・・正の電源端子、8・・・負の電源端子、11,12
・・・入角ライン、13.14・−・出力ライン、Ql
、Q2・・・PNP)ランジスタ、Q3.Q4・・・N
PNトランジスタ、R1,R2,R3,R4・・・抵抗
代理人 弁理士 西教 圭一部 第1図 N 3図 第2図 R4図
先行技術を示す電気回路図、第3図は他の先行技術を示
す電気回路図、第4図はさらに他の先行技術を示す電気
回路図である。 1・・・直流電源、2・・・第1直列回路、3−・・第
2直列回路、4,5・・・接続点、6・・・負荷、7・
・・正の電源端子、8・・・負の電源端子、11,12
・・・入角ライン、13.14・−・出力ライン、Ql
、Q2・・・PNP)ランジスタ、Q3.Q4・・・N
PNトランジスタ、R1,R2,R3,R4・・・抵抗
代理人 弁理士 西教 圭一部 第1図 N 3図 第2図 R4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 直流電力が与えられる一対の入力ラインと、前記一対の
入力ライン間に接続される第1直列回路であって、第1
および第2の半導体スイッチング素子が直列に接続され
て構成される第1直列回路と、 前記一対の入力ライン間に接続される第2直列回路であ
って、第3および第4の半導体スイッチング素子が直列
に接続されて構成される第2直列回路と、 第1および第2半導体スイッチング素子の接続点と、第
3および第4半導体スイッチング素子の接続点とにそれ
ぞれ接続される一対の出力ラインと、 前記入力ラインの極性に応じて、第1および第4半導体
スイッチング素子を導通させ、または第2および第3半
導体スイッチング素子を導通させる手段とを含むことを
特徴とする電源極性切換え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112889A JPH0412621A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 電源極性切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112889A JPH0412621A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 電源極性切換え装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0412621A true JPH0412621A (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=14598056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2112889A Pending JPH0412621A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 電源極性切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412621A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997013308A1 (fr) * | 1995-10-02 | 1997-04-10 | Rion Co., Ltd. | Circuit destine a rationaliser la polarite d'une source d'energie |
JP2007194226A (ja) * | 1998-09-18 | 2007-08-02 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | イオン化システムおよび回路 |
CN102179048A (zh) * | 2011-02-28 | 2011-09-14 | 武汉市高德电气有限公司 | 基于动作分解和行为分析实现实景游戏的方法 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP2112889A patent/JPH0412621A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997013308A1 (fr) * | 1995-10-02 | 1997-04-10 | Rion Co., Ltd. | Circuit destine a rationaliser la polarite d'une source d'energie |
JP2007194226A (ja) * | 1998-09-18 | 2007-08-02 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | イオン化システムおよび回路 |
CN102179048A (zh) * | 2011-02-28 | 2011-09-14 | 武汉市高德电气有限公司 | 基于动作分解和行为分析实现实景游戏的方法 |
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