JPH06121732A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JPH06121732A JPH06121732A JP27586092A JP27586092A JPH06121732A JP H06121732 A JPH06121732 A JP H06121732A JP 27586092 A JP27586092 A JP 27586092A JP 27586092 A JP27586092 A JP 27586092A JP H06121732 A JPH06121732 A JP H06121732A
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- JP
- Japan
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- rice cooker
- inner pot
- heater
- lid
- ceramic heater
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内鍋をセラミックヒータで形成し内鍋自身を
自己発熱させることにより、熱源の配設スペースを削減
しコンパクトな炊飯器を提供する。 【構成】 調理器本体と、この調理器本体内に着脱自在
に収納する内鍋4と、前記調理器本体を開閉自在に覆う
蓋体2とを備えてなる炊飯器において、内鍋4をセラミ
ックヒータで形成すると共に、その内鍋のセラミックヒ
ータに給電する給電回路を具備する。又、上記炊飯器に
おいて、蓋体を開成したとき給電回路を遮断する蓋体ス
イッチを設ける。更に、上記炊飯器において、内鍋を取
り出したとき給電回路を遮断する内鍋検知スイッチを設
ける。更に又、上記炊飯器において、内鍋のヒ−タ抵抗
値を計測し計測したヒ−タ抵抗値に基づいてヒ−タの通
電制御を行う制御手段を具備する。
自己発熱させることにより、熱源の配設スペースを削減
しコンパクトな炊飯器を提供する。 【構成】 調理器本体と、この調理器本体内に着脱自在
に収納する内鍋4と、前記調理器本体を開閉自在に覆う
蓋体2とを備えてなる炊飯器において、内鍋4をセラミ
ックヒータで形成すると共に、その内鍋のセラミックヒ
ータに給電する給電回路を具備する。又、上記炊飯器に
おいて、蓋体を開成したとき給電回路を遮断する蓋体ス
イッチを設ける。更に、上記炊飯器において、内鍋を取
り出したとき給電回路を遮断する内鍋検知スイッチを設
ける。更に又、上記炊飯器において、内鍋のヒ−タ抵抗
値を計測し計測したヒ−タ抵抗値に基づいてヒ−タの通
電制御を行う制御手段を具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炊飯後米飯の保温を行
う保温式炊飯器に関し、更に詳しくは内鍋をセラミック
ヒ−タで形成したセラミックヒ−タ炊飯器に関するもの
である。
う保温式炊飯器に関し、更に詳しくは内鍋をセラミック
ヒ−タで形成したセラミックヒ−タ炊飯器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】保温式炊飯器は、ヒ−タを埋設した熱板
でアルミ製の内鍋底面部を加熱することにより炊飯し、
内鍋の側部及び若しくは側底部に配設した保温ヒ−タで
保温する構造のものが一般的である。(例えば実公平2
−2249号公報参照)又、誘導加熱コイルで磁性材料
たとえば鉄製の内鍋底面部を直接加熱する電磁炊飯器が
商品化され注目を集めている。
でアルミ製の内鍋底面部を加熱することにより炊飯し、
内鍋の側部及び若しくは側底部に配設した保温ヒ−タで
保温する構造のものが一般的である。(例えば実公平2
−2249号公報参照)又、誘導加熱コイルで磁性材料
たとえば鉄製の内鍋底面部を直接加熱する電磁炊飯器が
商品化され注目を集めている。
【0003】一方近年、料理の分野において遠赤外線の
効果が注目を集めており、ご飯全体を内部からふっくら
と炊き上げるべく、内鍋を遠赤外線の放射量が多いセラ
ミックス材料で成形し金属製の保護層で外表面を被設し
てなる炊飯器が提案されている。(実開平1−5952
8号参照)
効果が注目を集めており、ご飯全体を内部からふっくら
と炊き上げるべく、内鍋を遠赤外線の放射量が多いセラ
ミックス材料で成形し金属製の保護層で外表面を被設し
てなる炊飯器が提案されている。(実開平1−5952
8号参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の保温式炊飯器に
おいては、熱板式加熱であれ電磁誘導式加熱であれ内鍋
を部分的に加熱して炊飯及び保温を行う構造になってい
るため、炊飯及び保温性能の改善に限界が感じられてい
た。
おいては、熱板式加熱であれ電磁誘導式加熱であれ内鍋
を部分的に加熱して炊飯及び保温を行う構造になってい
るため、炊飯及び保温性能の改善に限界が感じられてい
た。
【0005】一方、実開平1−59528号にて開示さ
れた炊飯器は加熱源がガスコンロではあるが、内鍋を部
分的に加熱して炊飯及び保温を行う構造であるため炊飯
及び保温性能の改善について同様のことが言える。又、
前者及び後者共に内鍋とは別個に熱源装置(電磁誘導式
加熱の場合は電磁誘導加熱コイルが必要であり、熱源装
置の配設空間が炊飯器の容積効率を低下させる要因にな
っていた。
れた炊飯器は加熱源がガスコンロではあるが、内鍋を部
分的に加熱して炊飯及び保温を行う構造であるため炊飯
及び保温性能の改善について同様のことが言える。又、
前者及び後者共に内鍋とは別個に熱源装置(電磁誘導式
加熱の場合は電磁誘導加熱コイルが必要であり、熱源装
置の配設空間が炊飯器の容積効率を低下させる要因にな
っていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、炊飯器本体と、この炊飯器本体内に収納する内鍋
と、前記炊飯器本体を開閉自在に覆う蓋体とを備えてな
る炊飯器において、内鍋をセラミックヒ−タで形成する
と共に、該内鍋のセラミックヒ−タに給電する給電回路
をを具備する。
に、炊飯器本体と、この炊飯器本体内に収納する内鍋
と、前記炊飯器本体を開閉自在に覆う蓋体とを備えてな
る炊飯器において、内鍋をセラミックヒ−タで形成する
と共に、該内鍋のセラミックヒ−タに給電する給電回路
をを具備する。
【0007】又、上記炊飯器において、蓋体を開成した
とき給電回路を遮断する蓋体スイッチを設ける。
とき給電回路を遮断する蓋体スイッチを設ける。
【0008】更に、上記炊飯器において、内鍋を取り出
したとき給電回路を遮断する内鍋検知スイッチを設け
る。
したとき給電回路を遮断する内鍋検知スイッチを設け
る。
【0009】更に又、上記炊飯器において、内鍋のヒ−
タ抵抗値を計測し計測したヒ−タ抵抗値に基づいてヒ−
タの通電制御を行う制御手段を具備する。
タ抵抗値を計測し計測したヒ−タ抵抗値に基づいてヒ−
タの通電制御を行う制御手段を具備する。
【0010】
【作用】サラミックヒータで形成された内鍋自身が自己
発熱して熱源となり、内鍋から内鍋内の材料(米)に対
してこれを包み込むように多量の遠赤外線が放射され
る。 又、蓋体を開成したときには蓋体スイッチにより
セラミックヒータに給電する回路が遮断され、セラミッ
クヒータの受・給電端子(露出通電部)が停電状態(不
活電状態)となる。
発熱して熱源となり、内鍋から内鍋内の材料(米)に対
してこれを包み込むように多量の遠赤外線が放射され
る。 又、蓋体を開成したときには蓋体スイッチにより
セラミックヒータに給電する回路が遮断され、セラミッ
クヒータの受・給電端子(露出通電部)が停電状態(不
活電状態)となる。
【0011】更に、内鍋を取り出したときには内鍋検知
スイッチによりセラミックヒータに給電する回路が遮断
され、セラミックヒータの受・給電端子(露出通電部)
が停電状態(不活電状態)となる。
スイッチによりセラミックヒータに給電する回路が遮断
され、セラミックヒータの受・給電端子(露出通電部)
が停電状態(不活電状態)となる。
【0012】更に又、セラミックヒータの抵抗値を計測
することにより内鍋全体の温度を検知し、その抵抗値
(温度)に基づいて炊飯動作および保温動作のヒータ通
電制御が行われる。
することにより内鍋全体の温度を検知し、その抵抗値
(温度)に基づいて炊飯動作および保温動作のヒータ通
電制御が行われる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す炊飯器の断
面図で、図2はその炊飯器の基本電気回路図である。保
温式炊飯器は大別すると、外鍋1,外蓋2,内蓋3,内
鍋4等により構成されている。
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す炊飯器の断
面図で、図2はその炊飯器の基本電気回路図である。保
温式炊飯器は大別すると、外鍋1,外蓋2,内蓋3,内
鍋4等により構成されている。
【0014】上記外鍋1はステンレス等の金属よりなる
内壁体1aと外壁体1bとを互いに連接し両壁体1a,
1b間に断熱材5を装填してなる。内底面には内鍋4を
3点支持する突状支持部1cが内壁体1aを膨出させて
形成してあり、内1箇所の突状支持部1cには内鍋外底
面に密着して内鍋4底部の温度を感知する温度センサー
6が内蔵されている。又、突状支持部1cにはシリコン
ゴム等の耐熱弾性体からなる衝撃緩衝体7を設け、内鍋
4を収納するときに加わる温度センサー6及び内鍋4へ
の衝撃を緩和させている。
内壁体1aと外壁体1bとを互いに連接し両壁体1a,
1b間に断熱材5を装填してなる。内底面には内鍋4を
3点支持する突状支持部1cが内壁体1aを膨出させて
形成してあり、内1箇所の突状支持部1cには内鍋外底
面に密着して内鍋4底部の温度を感知する温度センサー
6が内蔵されている。又、突状支持部1cにはシリコン
ゴム等の耐熱弾性体からなる衝撃緩衝体7を設け、内鍋
4を収納するときに加わる温度センサー6及び内鍋4へ
の衝撃を緩和させている。
【0015】一方、外底面には複数個の支脚8及びコー
ドリール9を取り付け、外側面には操作パネル10を配
設している。この操作パネル10には上記温度センサー
6及び各種センサーからの信号に応答して後述の内鍋4
を構成するセラミックヒータへの通電を制御し炊飯及び
保温動作を実行させる制御回路部品や発光ダイオード等
の表示部品を内装する。
ドリール9を取り付け、外側面には操作パネル10を配
設している。この操作パネル10には上記温度センサー
6及び各種センサーからの信号に応答して後述の内鍋4
を構成するセラミックヒータへの通電を制御し炊飯及び
保温動作を実行させる制御回路部品や発光ダイオード等
の表示部品を内装する。
【0016】上記外蓋2は外鍋1と同様に、ステンレス
等の金属よりなる内壁板2aと外壁板2bとを連接し両
壁板2a,2b間に断熱材11を装填してなり、その上
面には取っ手12を有する。そして、このような構造の
外蓋2は外鍋1の側面上端部に固定したヒンジ13に軸
14をもって回動自在に支持され、該回動により外鍋1
の開口を開閉するものであり、その閉塞状態は図示省略
のラッチレバーとラッチフックの掛合により保持され、
図示省略のラッチ釦の操作によりラッチレバーとラッチ
フックとの掛合を解除することによって解放することが
できるようになっている。又、外蓋2の内面側外周部に
はシリコンゴム等の弾性を有するパッキング15を全周
に渡って備え、パッキング15により外鍋1の上端部と
の間を密閉している。更に外蓋2は内面側中央に吊り下
げ棒16を突設し、中心より片寄った位置に貫通孔17
を形成すると共にその内周にシリコンゴム等の弾性を有
するパッキング18を備えている。
等の金属よりなる内壁板2aと外壁板2bとを連接し両
壁板2a,2b間に断熱材11を装填してなり、その上
面には取っ手12を有する。そして、このような構造の
外蓋2は外鍋1の側面上端部に固定したヒンジ13に軸
14をもって回動自在に支持され、該回動により外鍋1
の開口を開閉するものであり、その閉塞状態は図示省略
のラッチレバーとラッチフックの掛合により保持され、
図示省略のラッチ釦の操作によりラッチレバーとラッチ
フックとの掛合を解除することによって解放することが
できるようになっている。又、外蓋2の内面側外周部に
はシリコンゴム等の弾性を有するパッキング15を全周
に渡って備え、パッキング15により外鍋1の上端部と
の間を密閉している。更に外蓋2は内面側中央に吊り下
げ棒16を突設し、中心より片寄った位置に貫通孔17
を形成すると共にその内周にシリコンゴム等の弾性を有
するパッキング18を備えている。
【0017】内蓋3はアルミニュウム等の金属よりな
り、上記吊り下げ棒16にシリコンゴム等の弾性を有す
るパッキング19を以って着脱自在に嵌挿支持され、外
蓋2を閉じたときに内鍋4の開口を閉塞すると共に内蓋
3と内鍋4の鍔部とを熱導状態にする。又、内蓋3は上
面上に蒸気弁20を有し、この蒸気弁20を外蓋2の貫
通孔17に貫挿しており、貫通孔17と蒸気弁20との
間に生じる隙間はパッキング18により密閉される。
り、上記吊り下げ棒16にシリコンゴム等の弾性を有す
るパッキング19を以って着脱自在に嵌挿支持され、外
蓋2を閉じたときに内鍋4の開口を閉塞すると共に内蓋
3と内鍋4の鍔部とを熱導状態にする。又、内蓋3は上
面上に蒸気弁20を有し、この蒸気弁20を外蓋2の貫
通孔17に貫挿しており、貫通孔17と蒸気弁20との
間に生じる隙間はパッキング18により密閉される。
【0018】上記内鍋4は遠赤外線の放射量が多いセラ
ミックに導電物質を混合した材料を成型し所要温度で焼
成したセラミックヒータからなる。本実施例に於いては
金属シリコンと炭化珪素とを配合比を異ならせることに
より比抵抗を異ならせ(炭化珪素が少ないと比抵抗が増
加する)、焼成温度1400℃にて意図する比抵抗のセ
ラミックヒータを造った。又、内鍋4の内面にはフッ素
樹脂を塗布してヒータの絶縁を図ると共に炊飯された米
がこびりつかないようにしている。一方、内鍋4の外面
には鍔部下面全周と底部下面中央とにセラミックヒータ
の受電端子(アルミ板)4aと4bとを設け、外鍋1の
内壁体1aに取着した給電端子(リン青銅板を折曲げ形
成した弾性を有する端子)21aと21bとから電力を
受けて自己発熱する構成になっている。
ミックに導電物質を混合した材料を成型し所要温度で焼
成したセラミックヒータからなる。本実施例に於いては
金属シリコンと炭化珪素とを配合比を異ならせることに
より比抵抗を異ならせ(炭化珪素が少ないと比抵抗が増
加する)、焼成温度1400℃にて意図する比抵抗のセ
ラミックヒータを造った。又、内鍋4の内面にはフッ素
樹脂を塗布してヒータの絶縁を図ると共に炊飯された米
がこびりつかないようにしている。一方、内鍋4の外面
には鍔部下面全周と底部下面中央とにセラミックヒータ
の受電端子(アルミ板)4aと4bとを設け、外鍋1の
内壁体1aに取着した給電端子(リン青銅板を折曲げ形
成した弾性を有する端子)21aと21bとから電力を
受けて自己発熱する構成になっている。
【0019】又、外蓋2を開け内鍋4を外鍋1から取り
外したとき上記給電端子21aと21bに電力が供給さ
れていて活電状態であると危険なため、外蓋2を開成す
ると給電端子21aと21bへの電力供給を遮断すべく
接点がOFFとなる外蓋スイッチ22を内壁体1aの鍔
部に設け、更に内鍋4を取り外すと給電端子21aと2
1bへの電力供給を遮断すべく接点がOFFとなる内鍋
検知スイッチ23を内壁体1aの底面中央部に設けてい
る。
外したとき上記給電端子21aと21bに電力が供給さ
れていて活電状態であると危険なため、外蓋2を開成す
ると給電端子21aと21bへの電力供給を遮断すべく
接点がOFFとなる外蓋スイッチ22を内壁体1aの鍔
部に設け、更に内鍋4を取り外すと給電端子21aと2
1bへの電力供給を遮断すべく接点がOFFとなる内鍋
検知スイッチ23を内壁体1aの底面中央部に設けてい
る。
【0020】上記構成の炊飯器は図2に示す基本電気回
路を有しており、セラミックヒータ(内鍋)4は操作パ
ネル10内に収容されたマイコン制御回路24によって
通電制御され炊飯及び保温動作を行う。その炊飯及び保
温動作の制御は、温度センサー6によって検知した温度
情報とセラミックヒータ4の抵抗値を計測することによ
って検知した内鍋4全体の温度情報とに基づいてセラミ
ックヒータ4の通電を制御することにより行われる。セ
ラミックヒータ4の抵抗値計測は制御回路24が所定時
間毎にリレー25の接点25aと25bを遮断して行
い、計測された抵抗値は予め実験により求めメモリに記
憶してある抵抗値−内鍋温度のデータテーブルに基づい
て内鍋4全体の温度に変換され温度情報となる。
路を有しており、セラミックヒータ(内鍋)4は操作パ
ネル10内に収容されたマイコン制御回路24によって
通電制御され炊飯及び保温動作を行う。その炊飯及び保
温動作の制御は、温度センサー6によって検知した温度
情報とセラミックヒータ4の抵抗値を計測することによ
って検知した内鍋4全体の温度情報とに基づいてセラミ
ックヒータ4の通電を制御することにより行われる。セ
ラミックヒータ4の抵抗値計測は制御回路24が所定時
間毎にリレー25の接点25aと25bを遮断して行
い、計測された抵抗値は予め実験により求めメモリに記
憶してある抵抗値−内鍋温度のデータテーブルに基づい
て内鍋4全体の温度に変換され温度情報となる。
【0021】又、外蓋2が開成されて外蓋スイッチ22
がOFFするとリレー25にOFF信号が出力されて接
点25a及び25bがOFFし、給電端子21a及び2
1bは活電状態で無くなり電気的に安全な状態となる。
更に内鍋4を取り外すと内鍋検知スイッチ23がOFF
し同様の動作をするので、スイッチ22と23の接点不
良に対して2重の安全対策が講じられていることにな
る。尚、図2に示す26は炊飯器の安全を確保する電流
ヒューズである。
がOFFするとリレー25にOFF信号が出力されて接
点25a及び25bがOFFし、給電端子21a及び2
1bは活電状態で無くなり電気的に安全な状態となる。
更に内鍋4を取り外すと内鍋検知スイッチ23がOFF
し同様の動作をするので、スイッチ22と23の接点不
良に対して2重の安全対策が講じられていることにな
る。尚、図2に示す26は炊飯器の安全を確保する電流
ヒューズである。
【0022】上記構成の炊飯器にすることにより、サラ
ミックヒータで形成された内鍋4自身が自己発熱して熱
源となり、内鍋4から内鍋4内の材料(米)に対してこ
れを包み込むように多量の遠赤外線が放射され、その遠
赤外線によってご飯全体を内部からふっくらと均一に炊
き上げることできる。又、内鍋4の自己発熱による熱効
率及び遠赤外線による内部からの加熱効果により炊飯所
要時間の短縮及びそれに伴う消費電力の削減をはかるこ
とができる。
ミックヒータで形成された内鍋4自身が自己発熱して熱
源となり、内鍋4から内鍋4内の材料(米)に対してこ
れを包み込むように多量の遠赤外線が放射され、その遠
赤外線によってご飯全体を内部からふっくらと均一に炊
き上げることできる。又、内鍋4の自己発熱による熱効
率及び遠赤外線による内部からの加熱効果により炊飯所
要時間の短縮及びそれに伴う消費電力の削減をはかるこ
とができる。
【0023】更に、熱源の配設スペースが不要なためコ
ンパクトな炊飯器となり、内鍋4の熱を内蓋3に効果的
に伝えることができ、内蓋3に設けていた露着き防止ヒ
ータが不要となってコストダウンが図れる他、保温性能
が良く脱臭効果も期待できる。 又、外蓋2を開成した
ときには外蓋スイッチ22によりセラミックヒータ4に
給電する回路が遮断され、セラミックヒータ4の受・給
電端子(露出通電部)が停電状態(不活電状態)とな
り、更に、内鍋4を取り出したときには内鍋検知スイッ
チ23によりセラミックヒータ4に給電する回路が遮断
されて電気的な安全が確保される。それに鍋無し状態で
の通電を無くすことができる。
ンパクトな炊飯器となり、内鍋4の熱を内蓋3に効果的
に伝えることができ、内蓋3に設けていた露着き防止ヒ
ータが不要となってコストダウンが図れる他、保温性能
が良く脱臭効果も期待できる。 又、外蓋2を開成した
ときには外蓋スイッチ22によりセラミックヒータ4に
給電する回路が遮断され、セラミックヒータ4の受・給
電端子(露出通電部)が停電状態(不活電状態)とな
り、更に、内鍋4を取り出したときには内鍋検知スイッ
チ23によりセラミックヒータ4に給電する回路が遮断
されて電気的な安全が確保される。それに鍋無し状態で
の通電を無くすことができる。
【0024】更に又、セラミックヒータ4の抵抗値を計
測することにより内鍋4全体の温度を検知し、その抵抗
値(温度)に基づいて炊飯動作および保温動作のヒータ
通電制御が行われるので炊飯・保温性能が向上する。
測することにより内鍋4全体の温度を検知し、その抵抗
値(温度)に基づいて炊飯動作および保温動作のヒータ
通電制御が行われるので炊飯・保温性能が向上する。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、熱源の配
設スペースを削減したコンパクトな炊飯器を提供できる
と共に、ご飯全体を内部からふっくらと均一に炊き上げ
ることでき、又、内鍋の自己発熱による熱効率及び遠赤
外線による内部からの加熱効果により炊飯所要時間の短
縮及びそれに伴う消費電力の削減をはかることができ
る。 又、蓋体を開成したとき、若しくは内鍋を取り出
したときには、セラミックヒータへの給電回路が遮断さ
れて露出通電部分が停電状態となり、電気的に安全な炊
飯器を提供できる。
設スペースを削減したコンパクトな炊飯器を提供できる
と共に、ご飯全体を内部からふっくらと均一に炊き上げ
ることでき、又、内鍋の自己発熱による熱効率及び遠赤
外線による内部からの加熱効果により炊飯所要時間の短
縮及びそれに伴う消費電力の削減をはかることができ
る。 又、蓋体を開成したとき、若しくは内鍋を取り出
したときには、セラミックヒータへの給電回路が遮断さ
れて露出通電部分が停電状態となり、電気的に安全な炊
飯器を提供できる。
【0026】更に又、内鍋全体の温度に基づいて炊飯動
作および保温動作のヒータ通電制御がおこなわれるの
で、炊飯・保温性能が向上する。
作および保温動作のヒータ通電制御がおこなわれるの
で、炊飯・保温性能が向上する。
【図1】本発明の炊飯器の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の炊飯器の基本電気回路図である。
1 外鍋(炊飯器本体) 2 外蓋(蓋体) 3 内蓋 4 内鍋(セラミックヒータ) 21a,21b 給電端子(給電回路) 22 外蓋スイッチ(蓋体スイッチ) 23 内鍋検知スイッチ 24 制御回路(制御手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 炊飯器本体と、この炊飯器本体内に収納
する内鍋と、前記炊飯器本体を開閉自在に覆う蓋体とを
備えてなる炊飯器において、 内鍋をセラミックヒ−タで形成すると共に、該内鍋のセ
ラミックヒ−タに給電する給電回路を具備したことを特
徴とする炊飯器。 - 【請求項2】 請求項1記載の炊飯器において、蓋体を
開成したとき給電回路を遮断する蓋体スイッチを設けた
ことを特徴とする炊飯器。 - 【請求項3】 請求項1記載の炊飯器において、内鍋を
取り出したとき給電回路を遮断する内鍋検知スイッチを
設けたことを特徴とする炊飯器。 - 【請求項4】 請求項1記載の炊飯器において、内鍋の
ヒ−タ抵抗値を計測し計測したヒ−タ抵抗値に基づいて
ヒ−タの通電制御を行う制御手段を具備したことを特徴
とする炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4275860A JP2799112B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4275860A JP2799112B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121732A true JPH06121732A (ja) | 1994-05-06 |
JP2799112B2 JP2799112B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=17561444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4275860A Expired - Fee Related JP2799112B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2799112B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006288917A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP2010063933A (ja) * | 2009-12-24 | 2010-03-25 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
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