JP7232998B2 - 制御装置、空調システム及び制御方法 - Google Patents
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Description
以下、本実施形態の空調システムについて図を参照しつつ説明を行う。
図1は、本発明の一実施形態における空調システムの一例を示す概略図である。
空調システム100は、室内機10と、室外機20と、放射パネルモジュール40A,40Bと、ダクト13と、を備える。以下、放射パネルモジュール40A,40B等を総称して放射パネルモジュール40と記載する場合がある。
室内機10は、空調対象となる室内の空間W0の天井裏などに設置され、吸込口W1から空間W0の空気Wを吸入し、この空気Wを適切な温度に調節してダクト13へ送出する。空間W0の床、壁面、天井などには、少なくとも1つの放射パネルモジュール40が配置され、ダクト13へ送出された温度制御済みの空気Wは、放射パネルモジュール40へ供給される。放射パネルモジュール40は、ふく射熱を空間W0へ放射する放射パネルと、室内機10から供給される空気Wが通過する流路を備える。放射パネルは空間W0と接するように床、壁、天井などの表面にその放射面(放射パネル)が空間W0側を向くように配置され、放射パネルの裏面を通過する温度制御済みの空気Wが放射パネルを冷却または加熱する。放射パネルが冷却または加熱されることにより、放射パネルを介してふく射熱が空間W0へ伝達し、空間W0を冷房または暖房する。なお、放射パネルモジュール40A、放射パネルモジュール40Bは、配管等で接続されていて、放射パネルモジュール40Aを通過した空気Wは、放射パネルモジュール40Bへ供給される。室内機10から供給される空気Wは、放射パネルモジュール40A、放射パネルモジュール40Bを通過し、吹出口W2Aから空間W0へ吹き出され、空間W0を冷却または加熱する。このように空調システム100は、放射式および対流式の2方式による空調を行って空間W0の冷暖房を行う。
図2は本発明の一実施形態における放射パネルモジュールとその配置例を示す図である。図2に放射パネルモジュール40の平面図を示す。図2に示す例では、空間W0の床面に4つの放射パネルモジュール40A,40B,40C,40Dが配置されている。放射パネルモジュール40Aを例に放射パネルモジュール40の構成を説明する。放射パネルモジュール40Aは、ダンパー42Aと、流路形成部材41A1,41A2,41A3,41A4,41A5,41A6と、ダンパー制御部43Aと、入口部44Aと、出口部45Aと、を備えている。また、放射パネルモジュール40Aの上側の面(空間W0の床面)は、図示しない放射パネルで形成されている。ダンパー制御部43Aは、制御装置30の指示に基づいてダンパー42Aの開閉動作を制御する。ダンパー42Aが実線で示す位置にあるとき(開状態とする)、入口部44Aから流入した空気Wは、実線矢印が示す方向にバイパス流路46Aを通過し、出口部45Aから送り出される。一方、ダンパー制御部43Aの制御によりダンパー42Aが破線で示す位置にあるとき(閉状態とする)、入口部44Aから流入した空気Wは、破線矢印が示す方向に熱交換流路47A1,47A2,47A3,47A4,47A5,47A6,47A7を通過し、出口部45Aから送り出される。
図3に示すように室内機10は、室内熱交換器2、ファン9を備える。室外機20は、圧縮機1、膨張弁3、室外熱交換器4、四方弁5を備える。圧縮機1、室内熱交換器2、膨張弁3、室外熱交換器4、四方弁5は冷媒配管6で接続される。
圧縮機1は、冷媒を圧縮し、圧縮後の高温、高圧の冷媒を吐出する。暖房運転では、冷媒は矢印8の方向に循環する。つまり、圧縮機1が吐出した冷媒は、四方弁5を介して室内熱交換器2に供給される。冷媒は、室内熱交換器2にて、吸込口W1から吸入した空気Wへ放熱し、凝縮して液化する。凝縮した冷媒は、膨張弁3によって減圧され、低圧の冷媒となる。低圧の冷媒は、室外熱交換器4へ供給され、外気からの吸熱により気化する。気化した冷媒は、四方弁5を通過して圧縮機1へ吸入される。圧縮機1は低圧の冷媒を圧縮して高圧の冷媒を吐出する。
制御装置21,30は、例えばマイコン等のコンピュータ装置である。図示するように制御装置30は、センサ情報取得部31と、設定情報取得部32と、タイマ33と、記憶部34と、制御部35と、通信部36とを備えている。制御装置21は、通信部22と、制御部23と、記憶部24とを備えている。
設定情報取得部32は、ユーザがリモートコントローラ等から入力した各種設定情報を取得する。例えば、設定情報取得部32は、運転の開始と停止の指示、冷房・暖房の設定、室温の設定、風量の設定、床のどのエリア(放射パネルモジュール40A~40Dの何れか)を温めるか(又は冷却するか)等の設定情報を取得する。
タイマ33は、時間を計測する。
記憶部34は、センサ情報取得部31が取得した温度や湿度の計測値、設定情報取得部32が取得した各種設定情報など種々の情報を記憶する。また、記憶部34は、制御部35の機能を実現する各種プログラムを記憶する。
制御部23は、温度センサ11が計測した空気Wの温度とユーザが指定した設定温度との温度差に応じた回転数で圧縮機1を駆動して、空間W0の温度が設定温度となるように冷凍サイクルの運転を行う。また、本実施形態に係る動作温度制御の場合、制御部23は、動作温度T0が所定の範囲に整定するように圧縮機1の回転数を変更する。動作温度制御時には、制御部23は、圧縮機1の制御により、空間W0の温度が設定温度となるとともに床面温度が適切な温度となるように冷凍サイクルの運転を行う。
記憶部24は、通信部22が取得した温度の計測値、各種設定情報など種々の情報を記憶する。また、記憶部24は、制御部23の機能を実現する各種プログラムを記憶する。
図5は、本発明の一実施形態における圧縮機とファンの回転数制御の一例を示す第1のフローチャートである。
まず、設定情報取得部32が、ユーザが指定した設定温度や運転モード(冷房、暖房、除湿)等の設定情報を取得する(ステップS11)。設定情報取得部32は、取得した設定情報を記憶部34に記録する。また、通信部36が設定情報を室外機20の制御装置21へ送信する。制御装置21では、通信部22が設定情報を取得し、記憶部24へ記録する。
次にセンサ情報取得部31が、温度センサ11が計測した温度Ta、温度センサ16が計測した温度Trを取得する(ステップS12)。センサ情報取得部31は、温度Ta,Trを記憶部34に記録する。また、通信部36が、温度Ta,Trを制御装置21へ送信する。制御装置21では、通信部22が温度Ta,Trを取得し、記憶部24へ記録する。
次に制御部23および制御部35が、温度Ta,Trから式(1)により、動作温度T0を演算する(ステップS13)。
T0 = (Ta + Tr)÷ 2 ・・・(1)
次に制御部23は、運転モードが冷房または除湿であるか否かを判定する(ステップS14)。運転モードが暖房の場合(ステップS14;No)、後に図6を用いて説明する処理に移る。
運転モードが冷房または除湿の場合(ステップS14;Yes)、制御部23は、動作温度T0に基づいて圧縮機1の回転数を制御する。制御部35は、動作温度T0に基づいてファン9の回転数を制御する。
以下、空調負荷と蓄熱負荷を含めた全負荷の大きさを判定するための閾値Th1~Th4と、温度Taおよび温度Trから演算される動作温度T0の比較によって、全負荷の大きさに応じた圧縮機1とファン9の回転数制御を行う例を示す。
図5に戻る。まず、制御部23は、動作温度T0が閾値Th1以上かどうか判定する(ステップS15)。冷房の場合、動作温度T0が高い程、空調負荷や蓄熱負荷が大きい、従って、動作温度T0が閾値Th1以上の場合(ステップS15;Yes)、制御部23は、圧縮機1の回転数を上昇させる(ステップS17)。例えば、制御部23は、所定の値だけ圧縮機1の回転数を上昇させてもよい。あるいは、温度Taと設定温度の温度差に応じて、温度差が大きい程、より高速に圧縮機1を駆動してもよい。閾値Th1は、動作温度T0が示す空調負荷と蓄熱負荷を含めた全負荷が高い状態かどうかを判定するための閾値である。動作温度T0≧閾値Th1が成立する場合には、図7(a)の動作温度T0が「高」、または「高」および「中1」の場合を対応させてもよい。「高」および「中1」に対応させる場合、動作温度T0が「高」と「中1」によって、圧縮機1の回転数の上昇の程度を変えてもよい。
制御部23による圧縮機1の回転数制御と並行して、制御部35は、動作温度T0に基づいて、ファン9の回転数を制御する。まず、制御部35は、動作温度T0が閾値Th3以上かどうか判定する(ステップS20)。動作温度T0が閾値Th3以上の場合(ステップS20;Yes)、制御部35は、ファン9の回転数を低下させる(ステップS22)。例えば、制御部35は、ファン9の回転数を所定値まで低下させて運転する。なお、閾値Th3と圧縮機1の制御に用いる閾値Th1とは同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。例えば、風量を維持した方が、温度Taの低下に有効であれば、閾値Th3を閾値Th1より大きな値に設定して、より限られた範囲でファン9の回転数を低下させる制御を行うようにしてもよい。圧縮機1とファン9の制御が動作温度T0に及ぼす影響に応じて適切に閾値を設定することで、効率の良い運転が可能になる。また、閾値Th3は、動作温度T0が示す空調負荷と蓄熱負荷を含めた全負荷が高い状態かどうかを判定するための閾値である。例えば、動作温度T0≧閾値Th3が成立する場合には、図7(a)の動作温度T0が、「高」の場合を対応させてもよい。
次に暖房運転における動作温度制御について説明する。
図6は、本発明の一実施形態における圧縮機とファンの回転数制御の一例を示す第2のフローチャートである。
ステップS11~ステップS14は、図5で説明したとおりである。図6のフローチャートでは、ステップS14の判定で運転モードが暖房と判定された場合の処理について説明する。運転モードが暖房の場合(ステップS14;No)、制御部23は、動作温度T0と、例えば図7(b)の設定とに基づいて圧縮機1の回転数を制御する。同様に制御部35は、動作温度T0と、例えば図7(b)の設定とに基づいてファン9の回転数を制御する。
図6のフローチャートは、設定温度に基づいて設定される空調負荷と蓄熱負荷を含めた全負荷の大きさを判定するための閾値Th1´~Th4´と、温度Taおよび温度Trから演算される動作温度T0の比較によって、全負荷の大きさに応じて圧縮機1とファン9の回転数制御を行う暖房運転時の制御例である。
図6に戻る。制御部23は、動作温度T0が閾値Th1´より小さいかどうか判定する(ステップS30)。暖房の場合、動作温度T0が低い程、空調負荷や蓄熱負荷が大きい、従って、動作温度T0が閾値Th1´より小さい場合(ステップS30;Yes)、制御部23は、圧縮機1の回転数を上昇させる(ステップS32)。例えば、制御部23は、圧縮機1の回転数を所定値まで上昇させる。なお、動作温度T0<閾値Th1´が成立する場合に図7(b)の動作温度T0が「低」または、「低」および「中1」の場合を対応させてもよい。「低」および「中1」に対応させる場合、さらに動作温度T0が「低」と「中1」とで圧縮機1の回転数の上昇の程度を変更してもよい。
制御部35は、動作温度T0に基づいて、ファン9の回転数を制御する。まず、制御部35は、動作温度T0が閾値Th3´より小さいかどうか判定する(ステップS35)。動作温度T0が閾値Th3´より小さい場合(ステップS35;Yes)、制御部35は、ファン9の回転数を低下させる(ステップS37)。例えば、制御部35は、ファン9の回転数を所定値まで低下させて運転する。閾値Th3´と閾値Th1´とは、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。例えば、風量の維持が、温度Taの上昇に有効であれば、閾値Th3´を閾値Th1´より小さな値に設定して、より狭い範囲でファン9の回転数を低下させる制御を行うようにしてもよい。なお、動作温度T0<閾値Th3´が成立する場合に図7(b)の動作温度T0が「低」の場合を対応させてもよい。
空間W0を設定温度とするための空調負荷の大きさと、放射パネルモジュール40の放射面の温度を快適な範囲に制御するための蓄熱負荷の大きさとを反映した動作温度T0に基づいて圧縮機1、ファン9を制御するため、正確な負荷に応じた運転が可能となる。これにより、消費電力の低減、効率の改善を図ることができる。また、空間W0の温度だけではなく、放射パネルの表面温度を適切な範囲に制御するのでユーザの快適性を確保することができる。
例えば、上記実施例では、放射パネルモジュール40等を床面に配置する例を挙げたが、天井や壁面に配置してもよい。
閾値Th1は第1閾値の一例、閾値Th2は第2閾値の一例、閾値Th1´は第3閾値の一例、閾値Th2´は第4閾値の一例である。閾値Th3は第5閾値の一例、閾値Th4は第6閾値の一例、閾値Th3´は第7閾値の一例、閾値Th4´は第8閾値の一例である。動作温度T0は、温度指標の一例である。
2・・・室内熱交換器
3・・・膨張弁
4・・・室外熱交換器
5・・・四方弁
6・・・冷媒配管
9・・・ファン
10・・・室内機
11・・・温度センサ
12・・・湿度センサ
13・・・ダクト
14・・・赤外線温度センサ
15・・・熱電対
20・・・室外機
21・・・制御装置
22・・・通信部
23・・・制御部
24・・・記憶部
30・・・制御装置
31・・・センサ情報取得部
32・・・設定情報取得部
33・・・タイマ
34・・・記憶部
35・・・制御部
36・・・通信部
40A、40B、40C、40D・・・放射パネルモジュール
41A1,41A2,41A3,41A4,41A5,41A6・・・流路形成部材
42A・・・ダンパー
43A・・・ダンパー制御部
44A・・・入口部
45A・・・出口部
46A・・・バイパス流路
47A1,47A2,47A3,47A4,47A5,47A6,47A7・・・熱交換流路
50A、50C・・・配管
100・・・空調システム
W・・・空気
W0・・・空間
W1・・・吸込口
W2A、W2B、W2C、W2D・・・吹出口
Claims (10)
- 空調対象となる空間の空気を吸入して前記空気の温度を制御する空気調和機と、前記空間に接する面に配置された放射パネルモジュールと、前記空気調和機によって温度制御された前記空気を前記放射パネルモジュールへ送出するファンと、前記放射パネルモジュールを通過した前記空気を前記空間へ吹き出す吹出口と、を含む空調システムにおいて、
前記空間の温度と前記放射パネルモジュールの放射面の温度の加重平均によって算出した温度指標に基づいて、前記空気調和機が備える圧縮機および前記ファンを制御する、
制御装置。 - 空調対象となる空間の空気を吸入して前記空気の温度を制御する空気調和機と、前記空間に接する面に配置された放射パネルモジュールと、前記空気調和機によって温度制御された前記空気を前記放射パネルモジュールへ送出するファンと、前記放射パネルモジュールを通過した前記空気を前記空間へ吹き出す吹出口と、を含む空調システムにおいて、
前記空間の温度と前記放射パネルモジュールの放射面の温度の加重平均によって算出した温度指標に基づいて、前記空気調和機が備える圧縮機を制御する、
制御装置。 - 空調対象となる空間の空気を吸入して前記空気の温度を制御する空気調和機と、前記空間に接する面に配置された放射パネルモジュールと、前記空気調和機によって温度制御された前記空気を前記放射パネルモジュールへ送出するファンと、前記放射パネルモジュールを通過した前記空気を前記空間へ吹き出す吹出口と、を含む空調システムにおいて、
前記空間の温度と前記放射パネルモジュールの放射面の温度の加重平均によって算出した温度指標に基づいて、前記ファンを制御する、
制御装置。 - 冷房運転時に、前記温度指標が所定の第1閾値より大きい場合、前記圧縮機の回転数を上昇させ、前記温度指標が前記第1閾値より小さい場合、前記温度指標が前記第1閾値より小さい所定の第2閾値以上であれば、前記圧縮機の回転数を維持し、前記温度指標が前記第2閾値より小さければ、前記圧縮機の回転数を低下させる、
請求項1または請求項2に記載の制御装置。 - 暖房運転時に、前記温度指標が所定の第3閾値より小さい場合、前記圧縮機の回転数を上昇させ、前記温度指標が前記第3閾値以上の場合、前記温度指標が前記第3閾値より大きい所定の第4閾値以上であれば、前記圧縮機の回転数を低下させ、前記温度指標が前記第4閾値より小さければ、前記圧縮機の回転数を維持させる、
請求項1、請求項2、請求項4の何れか1項に記載の制御装置。 - 冷房運転時に、前記温度指標が所定の第5閾値より大きい場合、前記ファンの回転数を低下させ、前記温度指標が前記第5閾値より小さい場合、前記温度指標が前記第5閾値より小さい所定の第6閾値以上であれば、前記ファンの回転数を維持し、前記温度指標が前記第6閾値より小さければ、前記ファンの回転数を上昇させる、
請求項1、請求項3の何れか1項に記載の制御装置。 - 暖房運転時に、前記温度指標が所定の第7閾値より小さい場合、前記ファンの回転数を低下させ、前記温度指標が前記第7閾値以上の場合、前記温度指標が前記第7閾値より大きい所定の第8閾値以上であれば、前記ファンの回転数を上昇させ、前記温度指標が前記第8閾値より小さければ、前記ファンの回転数を維持させる、
請求項1、請求項3、請求項6の何れか1項に記載の制御装置。 - 空調対象となる空間の空気を吸入して、前記空気の温度を制御する空気調和機と、
前記空間に接する面に配置された放射パネルモジュールと、
前記空気調和機によって温度制御された前記空気を前記放射パネルモジュールへ送出するファンと、
前記放射パネルモジュールを通過した前記空気を前記空間へ吹き出す吹出口と、
前記放射パネルモジュールの放射面の表面温度を計測するセンサと、
請求項1から請求項7の何れか1項に記載の制御装置と、
を備える空調システム。 - 空調対象となる空間の空気を吸入して前記空気の温度を制御する空気調和機と、前記空間に接する面に配置された放射パネルモジュールと、前記空気調和機によって温度制御された前記空気を前記放射パネルモジュールへ送出するファンと、前記放射パネルモジュールを通過した前記空気を前記空間へ吹き出す吹出口と、を含む空調システムにおいて、
前記空間の温度と前記放射パネルモジュールの放射面の温度の加重平均によって算出した温度指標に基づいて、前記空気調和機が備える圧縮機および前記ファンを制御する、
制御方法。 - 空調対象となる空間の空気を吸入して前記空気の温度を制御する空気調和機と、前記空間に接する面に配置された放射パネルモジュールと、前記空気調和機によって温度制御された前記空気を前記放射パネルモジュールへ送出するファンと、前記放射パネルモジュールを通過した前記空気を前記空間へ吹き出す吹出口と、を含む空調システムにおいて、
前記空間の温度と前記放射パネルモジュールの放射面の温度の加重平均によって算出した温度指標に基づいて、前記空気調和機が備える圧縮機又は前記ファンを制御する、
制御方法。
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