JP7193935B2 - 制御装置、空調システム及び制御方法 - Google Patents
制御装置、空調システム及び制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7193935B2 JP7193935B2 JP2018123194A JP2018123194A JP7193935B2 JP 7193935 B2 JP7193935 B2 JP 7193935B2 JP 2018123194 A JP2018123194 A JP 2018123194A JP 2018123194 A JP2018123194 A JP 2018123194A JP 7193935 B2 JP7193935 B2 JP 7193935B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- fan
- space
- panel module
- radiant panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
以下、本実施形態の空調システムについて図を参照しつつ説明を行う。
図1は、本発明の一実施形態における空調システムの一例を示す概略図である。
空調システム100は、室内機10と、室外機20と、放射パネルモジュール40A,40Bと、ダクト13と、を備える。以下、放射パネルモジュール40A,40B等を総称して放射パネルモジュール40と記載する場合がある。
室内機10は、空調対象となる室内の空間W0の天井裏などに設置され、吸込口W1から空間W0の空気Wを吸入し、この空気Wを適切な温度に調節してダクト13へ送出する。空間W0の床、壁面、天井などには、少なくとも1つの放射パネルモジュール40が配置され、ダクト13へ送出された温度制御済みの空気は、放射パネルモジュール40へ供給される。放射パネルモジュール40は、ふく射熱を空間W0へ放射する放射パネルと、室内機10から供給される空気Wが通過する風路を備える。放射パネルは空間W0と接するように床、壁、天井などの表面にその放射面(放射パネル)が空間W0側を向くように配置され、放射パネルの裏面を通過する温度制御済みの空気Wが放射パネルを冷却または加熱する。放射パネルが冷却または加熱されることにより、放射パネルを介してふく射熱が空間W0へ伝達し、空間W0を冷房または暖房する。なお、放射パネルモジュール40A、放射パネルモジュール40Bは、配管等で接続されていて、放射パネルモジュール40Aを通過した空気Wは、放射パネルモジュール40Bへ供給される。室内機10から供給される空気Wは、放射パネルモジュール40A、放射パネルモジュール40Bを通過し、吹出口W2Aから空間W0へ吹き出され、空間W0を冷却または加熱する。このように空調システム100は、放射式および対流式の2方式による空調を行って空間W0の冷暖房を行う。
図2は本発明の一実施形態における放射パネルモジュールとその配置例を示す図である。図2に放射パネルモジュール40の平面図を示す。図2に示す例では、空間W0の床面に4つの放射パネルモジュール40A,40B,40C,40Dが配置されている。放射パネルモジュール40Aを例に放射パネルモジュール40の構成を説明する。放射パネルモジュール40Aは、ダンパー42Aと、流路形成部材41A1,41A2,41A3,41A4,41A5,41A6と、ダンパー制御部43Aと、入口部44Aと、出口部45Aと、を備えている。また、放射パネルモジュール40Aの上側の面(空間W0の床面)は、図示しない放射パネルで形成されている。ダンパー制御部43Aは、制御装置30の指示に基づいてダンパー42Aの開閉動作を制御する。ダンパー42Aが実線で示す位置にあるとき(開状態とする)、入口部44Aから流入した空気Wは、実線矢印が示す方向にバイパス流路46Aを通過し、出口部45Aから送り出される。一方、ダンパー制御部43Aの制御によりダンパー42Aが破線で示す位置にあるとき(閉状態とする)、入口部44Aから流入した空気Wは、破線矢印が示す方向に熱交換流路47A1,47A2,47A3,47A4,47A5,47A6,47A7を通過し、出口部45Aから送り出される。
図3に示すように室内機10は、室内熱交換器2、ファン9を備える。室外機20は、圧縮機1、膨張弁3、室外熱交換器4、四方弁5を備える。圧縮機1、室内熱交換器2、膨張弁3、室外熱交換器4、四方弁5は冷媒配管6で接続される。
圧縮機1は、冷媒を圧縮し、圧縮後の高温、高圧の冷媒を吐出する。暖房運転では、冷媒は矢印8の方向に循環する。つまり、圧縮機1が吐出した冷媒は、四方弁5を介して室内熱交換器2に供給される。冷媒は、室内熱交換器2にて、吸込口W1から吸入した空気Wへ放熱し、凝縮して液化する。凝縮した冷媒は、膨張弁3によって減圧され、低圧の冷媒となる。低圧の冷媒は、室外熱交換器4へ供給され、外気からの吸熱により気化する。気化した冷媒は、四方弁5を通過して圧縮機1へ吸入される。圧縮機1は低圧の冷媒を圧縮して高圧の冷媒を吐出する。
制御装置30は、例えばマイコン等のコンピュータ装置である。図示するように制御装置30は、センサ情報取得部31と、設定情報取得部32と、タイマ33と、記憶部34と、制御部35と、通信部36とを備えている。なお、制御装置30は、室内機10に関して種々の制御を行うが、本明細書では、冷房運転の終了後に放射パネルモジュール40裏側の風路や配管50Aなどに結露が生じるのを防止する機能を中心に説明する。
設定情報取得部32は、ユーザがリモートコントローラ等から入力した各種設定情報を取得する。例えば、設定情報取得部32は、運転の開始と停止の指示、冷房・暖房の設定、室温の設定、風量の設定、床のどのエリア(放射パネルモジュール40A~40Dの何れか)を温めるか(又は冷却するか)等の設定情報を取得する。
タイマ33は、時間を計測する。
記憶部34は、センサ情報取得部31が取得した温度や湿度の計測値、設定情報取得部32が取得した各種設定情報など種々の情報を記憶する。また、記憶部34は、制御装置30の機能を実現する各種プログラムを記憶する。
図5は、本発明の一実施形態における結露防止運転のフローチャートである。
前提として空調システム100は、冷房運転中であるとする。冷房運転の実行中、通信部36は、センサ情報取得部31が取得した温度センサ11による空気Wの温度を所定の時間間隔で室外機20の制御装置21へ送信する。制御装置21は、空気Wの温度が、設定温度に近づくように圧縮機1の回転数を調整し冷凍サイクルを運転する。また、制御部35は、ユーザが設定した風量となるようにファン9の回転数を制御する。
また、結露防止運転用の回転数は、ユーザが任意に設定できてもよく、回転数の高低に応じて冷房運転後の運転時間の長短が設定されてもよい。例えば、ユーザが風量を小さく設定した場合には、風量を大きく設定した場合に比べてより長い運転時間が設定(ステップS14)されてもよい。
例えば、上記の実施形態では、ファン9を冷房運転終了後に継続して運転するよう制御したが、同様の制御を、空調システム100における除湿運転後に行ってもよい。また、上記実施例では、放射パネルモジュール40等を床面に配置する例を挙げたが、天井や壁面に配置してもよい。
2・・・室内熱交換器
3・・・膨張弁
4・・・室外熱交換器
5・・・四方弁
6・・・冷媒配管
9・・・ファン
10・・・室内機
11・・・温度センサ
12・・・湿度センサ
13・・・ダクト
20・・・室外機
21・・・制御装置
30・・・制御装置
31・・・センサ情報取得部
32・・・設定情報取得部
33・・・タイマ
34・・・記憶部
35・・・制御部
36・・・通信部
40A、40B、40C、40D・・・放射パネルモジュール
41A1,41A2,41A3,41A4,41A5,41A6・・・流路形成部材
42A・・・ダンパー
43A・・・ダンパー制御部
44A・・・入口部
45A・・・出口部
46A・・・バイパス流路
47A1,47A2,47A3,47A4,47A5,47A6,47A7・・・熱交換流路
50A、50C・・・配管
100・・・空調システム
W・・・空気
W0・・・空間
W1・・・吸込口
W2A、W2B、W2C、W2D・・・吹出口
Claims (6)
- 空調対象となる空間の空気を吸入して前記空気の温度を制御する空気調和機と、前記空間に接する面に配置された放射パネルモジュールと、前記空気調和機によって温度制御された前記空気を前記放射パネルモジュールへ送出するファンと、前記放射パネルモジュールを通過した前記空気を前記空間へ吹き出す吹出口と、を含む空調システムにおいて、
湿度と前記ファンの運転時間の関係を定めた設定テーブルを保持し、
冷房運転の終了後に前記ファンを、前記冷房運転の終了時における前記空間の湿度と前記設定テーブルとに基づく当該湿度に応じた運転時間だけ運転する、
制御装置。 - 前記冷房運転の終了時における前記空間の湿度について、第1湿度が第2湿度より高い場合、前記ファンの運転を、前記第2湿度の場合より、前記第1湿度の場合に長時間実行する、
請求項1に記載の制御装置。 - 前記ファンの回転数が設定可能であって、
前記制御装置は、前記ファンの回転数が低く設定された場合、前記ファンの回転数が高く設定された場合に比べて、冷房運転の終了後に長時間、前記ファンを運転する、
請求項1から請求項2の何れか1項に記載の制御装置。 - 前記放射パネルモジュールの背面側には、前記空気調和機によって温度制御された前記空気が通過する熱交換流路と、前記熱交換流路をバイパスするバイパス流路と、前記熱交換流路と前記バイパス流路との分岐点に設けられ、前記熱交換流路に流入する前記温度制御された前記空気と前記バイパス流路に流入する前記温度制御された前記空気の流量とを調整するダンパーと、が設けられ、
冷房運転の終了後の前記ファンの運転中に前記ダンパーを切り替え、前記ファンによって送風される空気が前記熱交換流路と前記バイパス流路に流れるように制御する、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御装置。 - 空調対象となる空間の空気を吸入して、前記空気の温度を制御する空気調和機と、
前記空間に接する面に配置された放射パネルモジュールと、
前記空気調和機によって温度制御された前記空気を前記放射パネルモジュールへ送出するファンと、
前記放射パネルモジュールを通過した前記空気を前記空間へ吹き出す吹出口と、
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の制御装置と、
を備える空調システム。 - 空調対象となる空間の空気を吸入して前記空気の温度を制御する空気調和機と、前記空間に接する面に配置された放射パネルモジュールと、前記空気調和機によって温度制御された前記空気を前記放射パネルモジュールへ送出するファンと、前記放射パネルモジュールを通過した前記空気を前記空間へ吹き出す吹出口と、湿度と前記ファンの運転時間の関係を定めた設定テーブルと、を含む空調システムにおいて、
冷房運転の終了後に前記ファンを、前記冷房運転の終了時における前記空間の湿度と、前記設定テーブルとに基づく当該湿度に応じた運転時間だけ運転する、
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018123194A JP7193935B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 制御装置、空調システム及び制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018123194A JP7193935B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 制御装置、空調システム及び制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020003141A JP2020003141A (ja) | 2020-01-09 |
JP7193935B2 true JP7193935B2 (ja) | 2022-12-21 |
Family
ID=69099349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018123194A Active JP7193935B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 制御装置、空調システム及び制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7193935B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6933270B2 (ja) | 2020-01-10 | 2021-09-08 | トヨタ自動車株式会社 | 評価治具 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003176945A (ja) | 2001-12-10 | 2003-06-27 | Hitachi Ltd | 空調装置 |
JP2005030756A (ja) | 2003-02-20 | 2005-02-03 | Daikin Ind Ltd | 輻射パネル構造体および空気調和機 |
JP2008020127A (ja) | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放射冷暖房装置 |
WO2018110214A1 (ja) | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 放射パネルモジュール、放射空調システム及び空調方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09126520A (ja) * | 1995-11-02 | 1997-05-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 冷暖房システム |
JPH09236298A (ja) * | 1996-02-27 | 1997-09-09 | Hitachi Ltd | 空気調和装置 |
JP3442248B2 (ja) * | 1997-01-30 | 2003-09-02 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
JP4003101B2 (ja) * | 1998-01-27 | 2007-11-07 | 三菱電機株式会社 | 空調機の制御方法及び装置 |
-
2018
- 2018-06-28 JP JP2018123194A patent/JP7193935B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003176945A (ja) | 2001-12-10 | 2003-06-27 | Hitachi Ltd | 空調装置 |
JP2005030756A (ja) | 2003-02-20 | 2005-02-03 | Daikin Ind Ltd | 輻射パネル構造体および空気調和機 |
JP2008020127A (ja) | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放射冷暖房装置 |
WO2018110214A1 (ja) | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 放射パネルモジュール、放射空調システム及び空調方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020003141A (ja) | 2020-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7333685B2 (ja) | 制御装置、空調システム及び制御方法 | |
EP3009753B1 (en) | Dehumidifier | |
KR20100128812A (ko) | 환기장치 및 환기장치의 제어방법 | |
JP6906302B2 (ja) | 空気調和システム | |
JP6420565B2 (ja) | 空調システム | |
JP4107333B2 (ja) | 天井設置型空気調和装置 | |
JP6719975B2 (ja) | 空気調和装置及び空気調和装置の制御方法 | |
JP2017155953A (ja) | 空気調和装置 | |
JP7161329B2 (ja) | 制御装置、空調システム及び制御方法 | |
JP7193935B2 (ja) | 制御装置、空調システム及び制御方法 | |
JP7089963B2 (ja) | 制御装置、空調システム及び制御方法 | |
JP5916346B2 (ja) | 空調設備 | |
JP5827717B2 (ja) | ヒートポンプ付ファンコイル式放射空調パネル用空調機 | |
JP7215840B2 (ja) | 制御装置、空調システム及び制御方法 | |
JP7531259B2 (ja) | 制御装置、空調システム及び制御方法 | |
JP6470991B2 (ja) | 室内用輻射式冷暖房システム | |
JP4425695B2 (ja) | 換気空調装置 | |
JP7232998B2 (ja) | 制御装置、空調システム及び制御方法 | |
JP2011075168A (ja) | 空気調和機 | |
JP2018194199A (ja) | 空調システム | |
JP6976109B2 (ja) | モータの制御装置、及び、モータの制御方法 | |
JP6825875B2 (ja) | 空気調和システム | |
JPH03164647A (ja) | 空気調和機 | |
JP6805693B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP7166220B2 (ja) | 換気空調システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20210625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220525 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220725 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7193935 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |