JP6157172B2 - 開口部装置およびこれに用いられるガラス保持金具の取り外し方法 - Google Patents
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Description
これにより、縦枠又は縦框に固定された第1ガラス保持金具の第1係合部に対して、屋外側から第2ガラス保持金具の第2係合部を係合させることで、ガラス保持部を形成できる。即ち、枠体又は障子にガラスを嵌め込んだ後に、第2ガラス保持金具を後付けできるため、容易にガラス保持金具を取り付けできる。また、第2ガラス保持金具をねじ止めする必要が無いため、縦枠とガラスの間の隙間が小さくても、容易にガラス保持金具を取り付けできるため、優れた施工性が得られる。
また、ロック機構により、第1係合部と第2係合部の係合がロックされるため、例えば、外押縁構造の開口部装置においても、ガラス保持金具を屋外側から容易に取り外すことはできない。従って、本発明によれば、高い防犯性を有する開口部装置を提供できる。
これにより、第1係合部をスリットとし、第2係合部を突出部とすることで、両者をより確実に係合させることができるため、上述の効果がより確実に奏される。
これにより、第1係合部と第2係合部との係合が外れることを容易に防止することができる。
これにより、板ばねで構成されるロックを解除するように板ばねを押圧する際、押圧する力を加えやすくなる。従って、ロックが解除しやすくなる。
本発明では、屋内側に位置するように配置されている板ばねの屈曲部を押圧することで、ロック機構が解除される。
これにより、屋内側からロック機構を解除しなければ、屋外側からガラス保持金具を取り外せないため、優れた防犯性能が得られる。
本発明によれば、先ず、板ばねにより塞がれた第1スリット部に対して第2ガラス保持金具の突出部を挿入すると、板ばねが弾性変形する。次いで、第2ガラス保持金具を下方に移動させると、突出部が幅狭の第2スリット部に係合する。このとき、弾性変形していた板ばねは、その復元力により元の状態に戻り、再び第1スリット部を塞ぐ。
これにより、第2スリット部と突出部の係合がロックされる。従って、本発明によれば、高い防犯性が得られる。
これにより、火災時に発生する熱で発泡して膨張し、周辺の隙間を埋めることで、熱風や煙の侵入を抑制することができる。従って、本発明によれば、より防火性能を向上できる。
本発明によれば、以上のような取り外し手順によらなければ、ガラス保持金具を取り外すことができないため、高い防犯性が得られる。
内側窓枠32は、外側窓枠31の見込方向内側に設けられ、屋内に配置される枠体である。内側窓枠32は、例えば塩化ビニル等の合成樹脂で構成される。
緩衝部材33aは、後述するように内側窓枠32に設けられている。
方立40は、上窓枠310および下窓枠320の見付方向中央よりも右寄りに設けられる。即ち、本実施形態では、第1開口部装置10の開口部の方が、第2開口部装置20の開口部よりも大きい。
内側窓枠32は、内側窓枠本体部321と、内側窓枠立設部322とを有する。内側窓枠本体部321は、外側窓枠31から見込方向内側への延長線上に配置されている。内側窓枠立設部322は、内側窓枠本体部321から窓枠30の内周側へ向かって起立するように立設されている。
図4に示すように、嵌め殺し窓10および縦辷り出し窓20において、ガラス51、52は、ガラス保持部60により保持されて、枠体としての窓枠30および方立40、又は障子200の框体25にそれぞれ収容されている。
図1に示すように、ガラス保持部60は、縦枠330および方立40又は縦框23,24とガラス51、52の側縁部との間で、ガラス51、52の周縁部の上下方向に延びるように延設されている。
外側方立41は、外側窓枠31とほぼ同程度の奥行きを有し、屋外側に面している。
内側方立42は、外側方立41から連続して屋内側に延びている。内側方立42は、外側方立41の見付方向の幅よりも広い。
図5は、嵌め殺し窓10に設けられるガラス保持部60を示す斜視図である。(a)図は、長尺状第1ガラス保持金具611に長尺状第2ガラス保持金具621を取り付ける前の状態を示し、(b)図は長尺状第1ガラス保持金具611に長尺状第2ガラス保持金具621を取り付けた状態を示している。図6は、縦窓枠330とガラス51の周縁部との間に設けられたガラス保持部60の断面図である。
コ字側面612bは、第1長尺状本体部612のコ字型の部分において、平行する2つの面に直交しこれら2つの平行面を繋ぐ側面に設けられる。
コ字平面612dは、コ字側面612bに略直交するとともに平面部612aに向かい合う面に設けられる。
L字側面612cは、第1長尺状本体部612のL字型の部分において、L字の長辺を構成する形成する側面に設けられる。
ボルト用切り欠き616は、コ字平面612d上に形成されている。
なお、平面部612aの内側およびコ字平面612dの外側には、シート状の加熱発泡材80が取り付けられている。加熱発泡材80は、火災時に発生する熱で発泡して膨張し、周辺の隙間を埋めることで、熱風や煙の侵入を抑制する。以下で説明する加熱発泡材80は、いずれも同様の効果を有する。
スリット613は、第1長尺状本体部612の上下方向に間隔を空けて2つ配置されている。図5では、上方のスリット613のみ図示されており、下方のスリット613は省略されている。
切り欠き615は、コ字平面612dにおいて、スリット613の幅広部613aに対応する範囲内に設けられる。
逃げ穴614および切り欠き615は、後述する板ばね65の動きを規制しないようにするために設けられている。
第1面622aは、上下方向に同じ幅で延びる面である。第1面622aは、長尺状第1ガラス保持金具611に取り付けられた状態で、内側の面がコ字側面612bに対向する面となる。第2面622bは、第1面622aから屈曲して延びる面である。
なお、第1面622aの内側には、加熱発泡材80が取り付けられている。
突出部64は、第2長尺状本体部622の上下方向に間隔を空けて2つ配置されている。図5では、上方の突出部64のみ図示されており、下方の突出部64は省略されている。
短板部65aは、折り曲げられた板ばね65の幅の短い板により構成される。短板部65aは、折り曲げ部65cに対向する端部65dを有する。
長板部65bは、折り曲げられた板ばね65の幅の長い板により構成される。長板部65bは、折り曲げ部65cに対向する端部65eを有する。
屈曲部65fは、端部65eの近傍において、取り外す際に、後述する薄板90で確実に押せるようにわずかに折り曲げられた部分である。
固定部66は、短板部65aの端部65d近傍を、コ字平面612dに溶接やねじ止め等で固定して形成される部分である。
ガラス51は、外押縁70を外した状態で窓枠30に取り付けられる。この状態で、屋外側から、スリット613から突出している板ばね65の長板部65b側と、コ字平面612dとの間に形成される隙間S1に、スリット613から長尺状第2ガラス保持金具621の突出部64を挿入する。具体的には、突出部64の長辺部分64aを、板ばね65の長板部65b側およびコ字平面611dの間に差し込む。すると、板ばね65は弾性変形して長板部65bと短板部65aとが近づき、突出部64が長尺状第1ガラス保持金具611のL字側面612cまで奥深く入り込む。
図6に示すように、屋内側において、内側窓枠32と板ガラス511との間に薄板90を差し込む。板ガラス511は、緩衝部材33aにより支持されているため、薄板90は緩衝部材33aを変形させて板ガラス511に沿って板ばね65の方へ進入する。薄板90は、板ばね65の開放側の一端における端部65e近傍の屈曲部65fに当接し、開放側の他端における端部65d側へ接近する方向へ、長板部65bを短板部65aへ近づけるように屈曲部65fを押圧する。板ばね65は、板状の部材の復元力によりスリット613の幅広部613aを塞いでいたが、薄板90により押されることで、長板部65b側と、コ字平面611dの間に隙間S1が形成される。隙間S1は、薄板90が板ばね65側に進入するとともに広がり、板ばね65によるロックが解除される。この状態で、屋外側から長尺状第2ガラス保持金具621を保持し、下方から上方へ引き上げると、突出部64がスリットの幅狭部613bから幅広部613aへ移動する。そして、突出部64と幅狭部613bとの係合を解除し、突出部64を引き出すことにより、長尺状第2ガラス保持金具621を長尺状第1ガラス保持金具611から取り外すことができる。このように、屋内側から内側窓枠32とガラス51との間に薄板90を差し込まなければ、板ばね65によるロックを解除することができない。さらに、屋内側からロックを解除して、屋外側から外押縁70を取り外さなければ、ガラス51を外すことはできない。
第1短尺状本体部632は、固定面632aと、受け面632bと、支持面632cと、を有する。固定面632aは、縦框23,24に接してボルトで固定される面である。受け面632bは、固定面632aから屈曲し、固定面632aから浮いた位置で固定面632aの延びる方向に略平行に延びている(図9参照)。受け面632bの端部632dは、短尺状第2ガラス保持金具641の挿入を容易にするように固定面632a側へ反っている。固定面632aおよび受け面632bは、縦框24の見込方向に沿って配置されている。支持面632cは、固定面632aに対して略直交する方向へ屈曲して、縦框24に支持されている。
段差633cは、W字面633aの幅方向の両端が、W字面633aに対して直交する方向に屈曲することにより構成されている。
W字面端部633bは、段差633cから幅方向外側に配置されるW字の形状の最も外側の端部である。W字面端部633bは、第1短尺状本体部632の固定面632aにおける端部に重ね合わされて溶接されている。従って、係合面部633と第1短尺状本体部632との間には、段差633cの分の隙間S2が形成されている。
第2短尺状本体部642は、左右の縦框23,24の見込方向に延びる所定の幅を有するとともに、上下方向に延設される。第2短尺状本体部642は、断面視で略L字状の形状を有し、上面視では、中央が窪んだ凹状の形状をしている。
第1面642aは、縦框24の長手方向に沿って同じ幅で延びる面である。第1面642aは、第2短尺状本体部642の断面視略L字状における短辺を構成するとともに、上面視の凹状における底辺を構成する。
第2面642bは、第1面642aの長手方向の一方および他方の端部から第1面に略直交する方向に延びる面である。第2面642bは、第2短尺状本体部642の断面視略L字状における長辺を構成するとともに、上面視における凹状の幅方向両側の突出部を構成する。第2面642bの上面視における幅方向の一方から他方の端部までの距離は、短尺状第1ガラス保持金具631の第1短尺状本体部632および係合面部633との間に形成される隙間S2における縦框24の長手方向に沿う長さの範囲に収まるように構成されている。
ガラス52は、外押縁70を外した状態で框体25に取り付けられる。この状態で、屋外側から短尺状第2ガラス保持金具641の板状部643および第2短尺状本体部642の第2面642bを、短尺状第1ガラス保持金具631に形成されている第1短尺状本体部632と係合面部633との間の隙間S2に差し込む。すると、弾性変形可能な板状部643とおよび板状突起部67が、隙間S2に摺動して係合し、係合面部633の係合面635を超える。板状突起部67が係合面635を超えると、板状部643は復元力により板状突起部67を係合面635側に付勢して板状突起部67を係合面635に係合させる。その後、外押縁70によりガラス52を框体25に押さえるようにして取り付ける。この状態では、屋外側から短尺状第2ガラス保持金具641を短尺状第1ガラス保持金具631から引き出すことはできなくなり、ロックされる。
図9に示すように、屋内側において、内側框体27と板ガラス521との間に薄板90を差し込む。ガラス52が、緩衝部材33bにより支持されているため、薄板90は緩衝部材33bを変形させてガラス52に沿って屈曲部68の方へ進入する。薄板90は、屈曲部68に当接し、板状突起部67がガラス52から遠ざかるように屈曲部68を押圧する。すると、板状部643がガラス52から遠ざかる方へ弾性変形し、板状突起部67の係合面635に対するロックが解除される。この状態で、屋外側から短尺状第2ガラス保持金具641を保持し、屋内側から屋外側へ引き出すと、板状突起部67は第1短尺状本体部632および係合面部633の間の隙間S2を通って屋外側へ引き出される。このように、屋内側から内側框体27かとガラス52との間に薄板90を差し込まなければ、板状突起部67によるロックを解除することができない。さらに、屋内側からロックを解除して、屋外側から外押縁70を取り外さなければ、ガラス52を外すことはできない。
図10は、外側框体26の内部を示す部分図である。図10に示すように、加熱発泡材80は、気密部材81により外側框体26の内面に押さえつけて固定されている。
本実施形態では、連窓1に、窓枠30、方立40、又は障子200における縦框23,24と、ガラス51,52の側縁部との間で、ガラス51,52の周縁部の上下方向に延設するガラス保持部60を設けた。また、ガラス保持部60に、縦枠330、方立40又は縦框23,24に固定され且つスリット613又は隙間S2が形成された第1ガラス保持金具(長尺状第1ガラス保持金具611、短尺状第1ガラス保持金具631)と、屋外側に設けられ且つスリット613又は隙間S2に係合する突出部64又は板状突起部67が形成された第2ガラス保持金具(長尺状第2ガラス保持金具621、短尺状第2ガラス保持金具641)と、を設けた。そして、第1ガラス保持金具611に、スリット613と突出部64との係合が外れることを防止する板ばね65を設け、又は第2ガラス保持金具641に、隙間S2と板状突起部67との係合が外れることを防止する板状部643を設ける構成とした。
また、板ばね65および板状部643により、スリット613又は隙間S2と突出部64又は板状突起部67の係合がロックされるため、例えば、外押縁構造の開口部装置においても、ガラス保持金具を屋外側から容易に取り外すことはできない。従って、本発明によれば、高い防犯性を有する開口部装置を提供できる。
これにより、第1係合部をスリット、隙間S2とし、第2係合部を突出部64、板状突起部67とすることで、両者をより確実に係合させることができるため、上述の効果がより確実に奏される。
これにより、スリット613、隙間S2と突出部64、板状突起部67との係合が外れることを容易に防止することができる。
これにより、板ばね65、板状部643で構成されるロックを解除するように板ばね65、板状部643を押圧する際、押圧する力を加えやすくなる。従って、ロックが解除しやすくなる。
これにより、屋内側からロック機構を解除しなければ、屋外側からガラス保持金具を取り外せないため、優れた防犯性能が得られる。
これにより、先ず、板ばね65により塞がれた幅広部613aに対して長尺状第2ガラス保持金具621の突出部64を挿入すると、板ばね65が弾性変形する。次いで、長尺状第2ガラス保持金具621を下方に移動させると、突出部64が幅狭部613bに係合する。このとき、弾性変形していた板ばね65は、その復元力により元の状態に戻り、再び幅広部613aを塞ぐ。これにより、幅狭部613bと突出部64の係合がロックされる。従って、本発明によれば、高い防犯性が得られる。
これにより、火災時に発生する熱で発泡して膨張し、周辺の隙間を埋めることで、熱風や煙の侵入を抑制することができる。従って、本発明によれば、より防火性能を向上できる。
これにより、以上のような取り外し手順によらなければ、ガラス保持金具を取り外すことができないため、高い防犯性が得られる。
23…縦框
24…縦框
30…窓枠(枠体)
40…方立(縦枠)
51,52…ガラス
60…ガラス保持部
64…突出部(第2係合部)
65…板ばね(ロック機構)
65c…折り曲げ部
65d…板ばねの端部(他端部)
65e…板ばねの端部(一端部)
65f…屈曲部
67…板状突起部(第2係合部)
68…屈曲部
70…外押縁
80…加熱発泡材
90…薄板(ロック機構解除手段)
200…障子
310…上窓枠(上枠)
320…下窓枠(下枠)
330…縦窓枠(縦枠)
611…長尺状第1ガラス保持金具(第1ガラス保持金具)
612…第1長尺状本体部(第1本体部)
613…スリット(第1係合部)
613a…幅広部(第1スリット部)
613b…幅狭部(第2スリット部)
621…長尺状第2ガラス保持金具(第2ガラス保持金具)
622…第2長尺状本体部(第2本体部)
631…短尺状第1ガラス保持金具(第1ガラス保持金具)
632…第1短尺状本体部(第1本体部)
641…短尺状第2ガラス保持金具(第2ガラス保持金具)
642…第2短尺状本体部(第2本体部)
643…板状部(ロック機構)
S2…隙間(第1係合部、スリット)
Claims (5)
- 上枠、下枠および左右の縦枠により枠組みされた枠体と、該枠体内に収容されたガラス又は障子と、を備える開口部装置であって、
前記縦枠又は前記障子の縦框と前記ガラスの側縁部との間で前記ガラスの周縁部の上下方向に延設されたガラス保持部を備え、
前記ガラス保持部は、前記縦枠又は前記縦框に固定され且つ第1係合部が形成された第1ガラス保持金具と、屋外側に設けられ且つ前記第1係合部に係合する第2係合部が形成された第2ガラス保持金具と、を備え、
前記第1ガラス保持金具および前記第2ガラス保持金具のうち少なくとも一方には、前記第1係合部と前記第2係合部との係合が外れることを防止するロック機構が設けられ、
前記第1ガラス保持金具は、見付け面に前記第1係合部としてのスリットが形成された第1本体部を有し、
前記第2ガラス保持金具は、見込方向に突出して形成され、前記スリットに挿通されて前記第1本体部に係合可能な前記第2係合部としての突出部を備えた第2本体部を有し、
前記ロック機構は、前記第1本体部又は前記第2本体部のいずれかに設けられた板ばねの復元力を利用して構成され、
前記スリットは、前記突出部が挿通可能な幅広の第1スリット部と、該第1スリット部の下方に連接され且つ前記第1スリット部よりも幅狭で前記突出部が係合する第2スリット部と、を有し、
前記ロック機構は、前記板ばねを折り曲げて形成された折り曲げ部が屋内側から前記第1スリット部に挿通され且つ前記第1スリット部の幅方向に前記板ばねが弾性変形可能に設けられて構成されることを特徴とする開口部装置。 - 前記板ばねは、該板ばねの端部が屈曲されて形成された屈曲部を有することを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
- 前記板ばねは、前記屈曲部が屋内側に位置するように配置され、
前記ロック機構は、屋内側から前記屈曲部を押圧することで解除されることを特徴とする請求項2に記載の開口部装置。 - 前記第1ガラス保持金具および前記第2ガラス保持金具の少なくとも一方には、加熱発泡材が取り付けられていることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の開口部装置。
- 縦枠の屋外側に設けられ、ガラスを屋外側から固定する外押縁と、
前記縦枠に固定され且つ上方に位置する第1スリット部と、該第1スリット部から下方に連続する第2スリット部とが形成された第1ガラス保持金具と、屋外側に設けられ且つ前記第1スリット部に挿通して前記第2スリット部に係合する突出部が形成された第2ガラス保持金具と、から構成されるガラス保持金具と、
前記第1ガラス保持金具に設けられ、前記突出部が前記第2スリット部に係合した状態で、前記第1スリット部を塞ぐことにより前記突出部の前記第2スリット部に対する係合が外れないようにロックするロック機構と、
前記ロック機構の屋内側に設けられ、屋内側から前記ロック機構を解除するロック機構解除手段と、を備え開口部装置におけるガラス保持金具の取り外し方法であって、
前記外押縁を取り外す第1工程と、
前記ロック機構解除手段により、屋内側から前記ロック機構を解除する第2工程と、
前記第2工程の後、前記第2スリット部に係合している前記突出部を前記第1スリット部へ移動させて前記突出部と前記第2スリット部との係合を解除し、屋外側から前記第2ガラス保持金具を取り外す第3工程と、を有することを特徴とするガラス保持金具の取り外し方法。
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