JP6433126B2 - ドア - Google Patents
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Description
また、防火性能を担保すべく、パネル枠体の周囲に鋼製の補強材を増設すると部品点数が多くなり、ガラスパネル周りの構造が複雑となって施工工数も多くなる。
また、脱落防止鋼製金属部を有する押え体を室内片部に装着することで、パネルを室内側から押えて室外片部と協働してパネルを挟持できる一方、パネル保持枠を構成する鋼製枠体の室内側におけるパネル側への延出長さが短いため、押え体を室内片部から取り外すことで、パネル保持枠で区画される室内側開口の高さ寸法および幅寸法を大きくできる。従って、室内側でパネルの交換を簡単に行うことができる。
なお、パネルは、例えば、ガラスパネル等の透光性を有した採光用パネルによって具体化されるが、このほかにも、模様、色彩等が施された装飾用パネルなどによって具体化されてもよい。
このような構成によれば、室内片部と押え体とが断熱性を有した熱遮断部材によって離隔されるため、パネル保持枠が室内外間の熱橋となることを回避でき、パネル保持枠による防火性能を確保しつつ断熱性能を向上できる。
このような構成によれば、室内片部にネジ止めされた室内側押え部材で区画される室内側開口の高さ寸法および幅寸法を、室内側開口が室内片部で区画される場合の高さ寸法および幅寸法よりも小さくでき、室内側からパネルを確実に押えることができる。
また、火災等において当該室内側押え部材が加熱されても、一体の鋼製体としての室内側押え部材および脱落防止鋼製金属部が室内片部にネジ止めされた状態で残存するため、パネルの室内側からの脱落をより確実に防止でき、防火性能を向上できる。
このような構成によれば、室外面材と室外片部とが断熱性を有する熱遮断部によって離隔されるため、パネル保持枠が室内外間の熱橋となることを回避でき、パネル保持枠による防火性能を確保しつつ断熱性能を向上できる。
また、例えば別体の熱遮断部材および押え部材が室外片部側に設置される場合、部品点数が多く、これらを所定位置にそれぞれ設置するために施工工数も多くなる。これに対し、本発明では、室外側押え部材の熱遮断部と押え部とが一体に形成されているため、部品点数を削減でき、一つの部材を所定位置に設置するだけでよいために施工工数をも少なくできる。
このような構成によれば、熱遮断部および押え部の設置に加え、止水部の所定位置への設置をも一つの部材を設置するだけで簡単に行うことができる。
このような構成によれば、室内側でのパネル交換をさらに簡単に行うことができ、パネル保持枠の小型化も図れる。例えばケンドン式のパネル設置の場合、パネルを一旦持ち上げ、傾動させるためのクリアランスをパネルとパネル保持枠との間に確保する必要があることから、パネル保持枠の小型化が困難である。これに対し、本発明では、パネルを持ち上げたり傾動させたりしなくとも、大きな高さ寸法および幅寸法の室内側開口からパネルをそのまま室内側に引き抜くことができる。このため、パネル交換を簡単にでき、かつ前述したパネルとパネル保持枠とのクリアランスを確保する必要がなく、パネル保持枠の小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、玄関ドア(以下、ドア1と略称)の室外側からの外観を示す正面図である。図2は、ドア1の室内側からの外観を示す正面図である。図3は、ドア1を示す縦断面図である。図4は、ドア1を示す横断面図である。図5は、ドア1の一部を拡大して示す縦断面図である。図6は、ドア1の一部を拡大して示す横断面図である。図7は、室外側押え部材37を示す説明図である。
中間体14にはEPS(発泡ビーズ法ポリスチレン)の断熱材が使用されている。なお、中間体14には、前述した材質に限られず、例えば、ハニカム材(水酸化アルミハニカム、セラミックハニカム、ペーパーハニカム)、フォーム材(イソシアヌレートフォーム、ウレタンフォーム、フェノール樹脂フォーム)等の断熱材が使用されてもよい。
また、扉体10の戸先側には、枠体2の戸先側の縦枠2Dに当接する気密材が装着された横方向外側への延出部を有した当接部材15と、図示しない操作ハンドルや施錠装置とが設けられている。
枠体11は、戸先側の縦骨と、吊元側(丁番側)の縦骨と、上骨と、下骨とを矩形状に組んで構成された一般的な扉用の枠材である。これらの各骨材は、図3,4にも示すように、断面コ字状のチャンネル材で構成され、各骨材間の空間に中間体14が嵌め込まれている。
室外面材12の内縁部は、中間体14よりもガラスパネル20側に延出しており、この内縁部にパネル保持枠30がネジ止めされる。
室内面材13の内縁部は、中間体14よりもガラスパネル20側に延出しておらず、この内縁部の先端は、中間体14の内側端縁と同位置に配置されている。
下側に位置する横長の鋼製枠体31は、図5に示すように、枠基部32と、室外片部33と、室内片部34とを有している。
枠基部32は、幅方向に延びた板状部材によって構成されている。
室外片部33は、枠基部32の室外側端部からガラスパネル20と平行にその端縁を越えて縦方向内側にガラスパネル20と幅方向に重なるように延出して形成されている。室外片部33の先端部33Aは、ガラスパネル20の室外面に向かって折り曲げられ、室内外方向内側に延びている。枠基部32の室外側端部と先端部33Aとの中間部33Bは、室外面材12に沿って縦方向に延びている。
室内片部34は、枠基部32の室内側端部からガラスパネル20側に向かってガラスパネル20と幅方向に重ならないよう縦方向内側に延出して形成されている。室内片部34の縦方向の延出長さは、室外片部33の縦方向の延出長さよりも短い。かかる枠基部32、室外片部33および室内片部34によって鋼製枠体31は形成されている。
かかる下側の鋼製枠体31は、中間部33Bで室外面材12にリベット止めされ、室内片部34に押え体35がネジ止めされることで、室外片部33と押え体35とによってガラスパネル20を保持可能となる。ただし、ガラスパネル20に実際に当接する部材は、後述する室外側押え部材37の押え部37Bおよび室内側押え部材351に装着されたビード353である。
上下左右に位置する室外片部33によって区画される室外側開口の高さ寸法および幅寸法は、ガラスパネル20の高さ寸法および幅寸法よりも小さい。ここで、上下左右の室外片部33によって区画される室外側開口の高さ寸法は、上側の室外片部33の先端から下側の室外片部33の先端までの高さ寸法を意味し、また、上下左右の室外片部33によって区画される室外側開口の幅寸法は、右側の室外片部33の先端から左側の室外片部33の先端までの幅寸法を意味する。
上下左右に位置する室内片部34によって区画される室内側開口の高さ寸法および幅寸法は、上下左右に位置する室外片部33によって区画される室外側開口の高さ寸法および幅寸法よりも大きく、ガラスパネル20の高さ寸法および幅寸法よりも大きい。ここで、上下左右の室内片部34によって区画される室内側開口の高さ寸法は、上側の室内片部34の先端から下側の室内片部34の先端までの高さ寸法を意味し、また、上下左右の室内片部34によって区画される室内側開口の幅寸法は、右側の室内片部34の先端から左側の室内片部34の先端までの幅寸法を意味する。
押え体35は、ガラスパネル20の室内面に当接するビード353が装着されたアルミ押出し形材製の室内側押え部材351と、ガラスパネル20の室内面と対向する脱落防止鋼製金属部352とを備えている。また、室内側押え部材351も鋼製とし、脱落防止鋼製金属部352と一体に形成してもよい。
取付部351Aは、室内片部34に沿って延びて形成され、その室内面材13側の端部に凹溝部が設けられている。
連結部351Bは、取付部351Aのガラスパネル20側の端部から室外側に向かって室内外方向に延びて形成されている。
押え部351Cは、連結部351Bの室外側端部からガラスパネル20の室内面に沿って延びて形成され、その先端部に溝形部が形成されている。押え部351Cの溝形部にはビード353が装着されている。
室内側押え部材351によって区画される室内側開口の高さ寸法および幅寸法は、ガラスパネル20の高さ寸法および幅寸法よりも小さい。
取付部352Aと、連結部352Bと、延出部352Cとは折り曲げ加工によって一体に形成された鋼板金具である。
取付部352Aは、室内片部34に沿って延びて形成されている。
連結部352Bは、取付部352Aのガラスパネル20側の端部から室外側に向かって室内外方向に延びて形成されている。
延出部352Cは、連結部352Bの室外側端部からガラスパネル20の室内面に沿って延出して形成されている。
なお、室内側押え部材351には、脱落防止鋼製金属部352が貼りつけられており、施工性の向上が図れている。
基部372の熱遮断部37Aと同方向に延びる部分は、熱遮断部37Aよりも肉薄に形成され、当該部分の室内側の面は、熱遮断部37Aの室内側の面と面一とされている。
溝形部373は、基部372よりも肉厚に形成されている。溝形部373はガラスパネル20の室外面に当接している。
止水部37Cは、押え部37Bと同様に軟質樹脂製であり、基部372の折曲部372Aから室外側に傾斜して熱遮断部37Aに向かって延びて形成されている。止水部37Cは、基部372側に向かってA方向に弾性変形可能である。従って、止水部37Cは、室外側押え部材37が室外面材12と室外片部33との間に設置された際には、図5,6に示すように弾性変形された状態で基部372に沿った状態とされる。この状態では、止水部37Cは、室外面材12に当接して室外面材12および室外片部33間への水の浸入を防止する。他方、止水部37Cは、室外側押え部材37が室外面材12と室外片部33との間から取り外された際には、図7に実線で示すように傾斜した状態に復元する。
樹脂製ブロック39は、図3,4に示すように、下側の鋼製枠体31の枠基部32と、左右の鋼製枠体31の枠基部32とにそれぞれ設置されている。下側の鋼製枠体31の枠基部32に設置された樹脂製ブロック39は、左右の鋼製枠体31の枠基部32に設置された樹脂製ブロック39よりも肉厚に形成され、ガラスパネル20を支持するセッティングブロックとして構成されている。
下側の鋼製枠体31の枠基部32に設置された熱膨張黒鉛38は樹脂製ブロック39を避けて貼り付けされている。また、左右の鋼製枠体31の枠基部32に設置された熱膨張黒鉛38は樹脂製ブロック39を避けて貼り付けされている。
外額縁52は、図1に示すように縦方向(高さ方向)に延びた左右の通し材として構成され、図4に示すように、扉体10に設けられた係合具16に係合し、パネル保持枠30を室外側から覆って設置されている。
内額縁53は、図3,4に示すように、上下左右に四本設けられ、互いに断面形状が同一の形材によって構成されている。内額縁53は、室内側押え部材351に係合し、パネル保持枠30を室内側から覆って設置されている。
以下、本実施形態におけるパネル保持枠30の施工手順の一例について説明する。
先ず、鋼製枠体31の室外片部33に室外側押え部材37を装着し、これを扉体10の開口の所定位置に配置し、リベット41により室外片部33および室外側押え部材37を室外面材12に固定する。
次に、ガラスパネル20を室内側から扉体10の開口に嵌め込む。この際、室内片部34に囲まれる室内側開口は、ガラスパネル20の高さ寸法、幅寸法よりも大きいため、ガラスパネル20を傾動等させる必要なしに簡単に開口に配置可能である。
このようにして、パネル保持枠30を施工し、ガラスパネル20を保持する。
なお、パネル保持枠30の施工後、外額縁51,52、内額縁53が適宜設置される。
先ず、内額縁53を室内側押え部材351から取り外す。次にネジ40を外し、押え体35を室内片部34から取り外す。この取り外しにより、室内側開口が室内片部34で区画されることとなって当該室内側開口の高さ寸法および幅寸法が大きくなるため、ガラスパネル20の室内側への引き抜きが簡単な状態となる。この状態でガラスパネル20を室内側に引き抜いて扉体10の開口から取り去る。
その後、新たなガラスパネル20を設置する手順は、前述したパネル保持枠30の施工手順と同様であるため説明を省略する。
(1)パネル保持枠30を鋼製枠体31で構成したので、火災等において熱遮断部材36、室外側押え部材37、樹脂製ブロック39などの各樹脂部品や外額縁51,52、内額縁53などの各アルミ部品が焼失しても、パネル保持枠30をガラスパネル20の端縁を囲った状態のまま残存させることができる。つまり、パネル保持枠30は、室外片部33および室内片部34を備えており、室内片部34には脱落防止鋼製金属部352を有する押え体35を取り付けてガラスパネル20を挟持しているので、ガラスパネル20を室外片部33および室内片部34間に配置しておくことができる。このため、ガラスパネル20の脱落などを抑制でき、ドア1の防火性能の安定性を向上できる。また、火災等においてアルミ押出し形材製の室内側押え部材351が焼失してしまっても、脱落防止鋼製金属部352が室内片部34にネジ止めされた状態で残存する。このため、ガラスパネル20の室内側からの脱落をより確実に防止でき、防火性能を向上できる。
また、延出長さが短い室内片部34に押え体35を装着してあるので、押え体35を室内片部34から取り外すことで室内側開口の高さ寸法および幅寸法を大きくすることができる。このため、室内側からガラスパネル20を簡単に取り外せる。従って、例えば破損したガラスパネル20を新たなガラスパネル20に簡単に交換できる。
さらに、室外片部33は押え体35と協働してガラスパネル20を挟持可能となる程度に長く形成されているため、室外側からガラスパネル20を取り外すことはできない構成となり、防犯性の向上をも図れる。
(2)押え体35と室内片部34との熱伝達は熱遮断部材36によって遮断されるため、パネル保持枠30が室内外間の熱橋となることを回避でき、パネル保持枠30による防火性能を確保しつつ断熱性能を向上できる。
(3)室内側押え部材351によって区画される室内側開口の高さ寸法および幅寸法は、押え体35が取り外された際に室内片部34によって区画される室内側開口の高さ寸法および幅寸法よりも小さいため、押え体35により、室内側からガラスパネル20を確実に押えることができる。
また、熱遮断部37Aと押え部37Bと一体に形成することで部品点数を削減でき、一つの室外側押え部材37を所定位置に設置するだけでよいために施工工数をも少なくできる。
(5)熱遮断部37A、押え部37Bおよび止水部37Cが一体に形成されているため、一つの室外側押え部材37を設置するだけで、熱遮断部37Aおよび押え部37Bの設置に加え、止水部37Cの所定位置への設置をも簡単に行うことができる。
(6)室内片部34で区画される室内側開口の高さ寸法および幅寸法がガラスパネル20の高さ寸法および幅寸法よりも大きいため、ケンドン式のパネル設置のようにガラスパネル20を持ち上げたり傾動させたりする必要がなく、ガラスパネル20をそのまま室内側に簡単に引き抜くことができる。このため、例えばケンドン式のパネル設置のようにパネルを持ち上げ傾動させるためのガラスパネル20とパネル枠とのクリアランスを確保する必要をなくすことができ、パネル保持枠30の小型化を図ることができる。
なお、本発明は以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、パネル保持枠30は、熱遮断部材36および室外側押え部材37の双方を備えているが、これに限定されず、熱遮断部材36および室外側押え部材37のうちのいずれか一方または双方を省いてもよい。かかる場合でも、ガラスパネル20の交換が可能である上、鋼製枠体31による防火性能の安定性の向上を図れる。
Claims (6)
- 扉体と、前記扉体を貫通する開口に取り付けられるパネル保持枠と、前記パネル保持枠に保持されるパネルとを備え、
前記パネル保持枠は、前記扉体に固定される鋼製枠体と、脱落防止鋼製金属部を有する押え体とを備え、
前記鋼製枠体は、その見付け方向において前記扉体および前記パネルの間に位置する枠基部と、前記枠基部の室外側端部から延出する室外片部と、前記枠基部の室内側端部から延出する室内片部とを有し、
前記室外片部には、前記パネルの室外面に当接する室外側押え部材が装着され、
前記室内片部の延出長さ寸法は、前記室外片部の延出長さ寸法よりも短くされ、
前記押え体は、前記パネルの室内面に当接するビードを保持する室内側押え部材と前記室内側押え部材に沿った前記脱落防止鋼製金属部とを備えると共に、前記室内片部に取外し可能に取り付けられ、
前記パネルは、前記パネルの室外側に位置する前記室外片部と室内側に位置する前記押え体の脱落防止鋼製金属部との間に配置される
ことを特徴とするドア。 - 請求項1に記載のドアにおいて、
前記押え体は、前記室内片部に対し熱遮断部材を介して取り付けられる
ことを特徴とするドア。 - 請求項1または請求項2に記載のドアにおいて、
前記押え体は、前記室内側押え部材と前記脱落防止鋼製金属部とを一体の鋼製体として備え、
前記一体の鋼製体としての前記室内側押え部材および前記脱落防止鋼製金属部は、前記室内片部にネジ止めされる
ことを特徴とするドア。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のドアにおいて、
前記扉体は、室外面材と、室内面材と、前記室外面材と前記室内面材との間に設けられた中間体とを備え、
前記室外側押え部材は、
前記室外面材と前記室外片部との間に介在されて前記室外面材と前記室外片部との熱伝達を遮断する熱遮断部と、
前記熱遮断部と一体に形成され、前記パネルの室外面に当接する押え部とを有し、
前記室外片部は、前記室外面材に前記熱遮断部を介して固定される
ことを特徴とするドア。 - 請求項4に記載のドアにおいて、
前記室外側押え部材は、前記室外面材に当接して前記室外面材および前記室外片部間への水の浸入を防止する止水部を有する
ことを特徴とするドア。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載のドアにおいて、
前記室外片部で区画される室外側開口の高さ寸法および幅寸法は、前記パネルの高さ寸法および幅寸法よりも小さく、
前記室内片部で区画される室内側開口の高さ寸法および幅寸法は、前記パネルの高さ寸法および幅寸法よりも大きい
ことを特徴とするドア。
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