JP6008888B2 - 加熱調理器及び加熱制御方法 - Google Patents
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Description
本体1は、容器カバー2と、加熱手段としての加熱コイル3と、鍋底温度センサー4と、蓋体10を開閉自在に支持するヒンジ部6と、時間計測手段7と、各部及び各装置を駆動制御して炊飯工程を実行する制御手段8とを備えている。
なお、鍋状容器5は、誘導加熱により発熱する磁性体の金属を含む材料で構成され、有底円筒形状である。鍋状容器5の上端部外周には、フランジ部5aが形成されている。
なお、本体1に、炊飯器100を運搬するためのハンドル(図示省略)を設けておいてもよい。ハンドルを設ける場合には、ハンドルを本体1の側面上部の略前後中央に軸支し、ハンドルの回転方向を蓋体10の回動方向と一致させるとよい。そうすれば、炊飯器100を運搬する際には、使用者はハンドルの軸支点のほぼ直上に位置するようにハンドルを回転させて持ち上げ、ハンドルのみを持って炊飯器100を運搬することが可能となる。
蓋体10は、外蓋11と、内蓋12と、を有している。外蓋11には、後述するカートリッジ14が着脱自在に設けられ、外蓋11の上面には操作表示部15が設けられている。
内蓋12は、例えばステンレスなどの金属で構成されており、外蓋11の本体1側の面に係止材13を介して取り付けられている。内蓋12の周縁部には、鍋状容器5の上端部外周に形成されたフランジ部5aとの密閉性を確保するためのシール材の蓋パッキン9が取り付けられている。また、内蓋12には、内部温度センサー16を挿入させる孔部12aが設けられている。さらに、内蓋12には、鍋状容器5内で発生した蒸気が出入する蒸気口12bが設けられ、後述するカートリッジ14の蒸気取入口14aと通じている。
なお、外蓋11には、内蓋12の孔部12aに挿入された内部温度センサー16の外周の隙間を塞ぐパッキン11aが取り付けられている。
カートリッジ14は、外蓋11の上面に着脱自在に設けられている。カートリッジ14には、炊飯中に発生する蒸気圧に応じて上下動する弁(図示せず)を備えた蒸気取入口14aと、蒸気取入口14aの弁を通過した蒸気を外部へ排出する蒸気排出口14bとが設けられている。蒸気取入口14aは蒸気口12bに通じており、蒸気は、蒸気口12bを通過して蒸気取入口14aからカートリッジ14内に入ってカートリッジ14内を流れ、蒸気排出口14bからカートリッジ14の外へ流出する。カートリッジ14内を流れる過程において蒸気は冷却されて復水するので、炊飯器100の外へ流出する蒸気量を減らすことができる。
操作表示部15は、外蓋11の上面に設けられている。この操作表示部15は、使用者からの各種指示(例えば、炊飯の開始、取り消し、予約など)を受け付けるとともに、各種情報(例えば、操作入力に関する情報、炊飯器100の動作状態など)、を表示するものである。操作表示部15に対して設定可能な項目としては、例えば、炊飯の開始、取り消し、炊飯予約、炊飯メニューがある。炊飯メニューの具体例としては、白米炊飯又は玄米炊飯等の米の種類に関するもの、標準炊飯又は早炊き炊飯等の炊飯時間に関するもの、かため又はやわらかめ等の炊き上がりの米飯のかたさに関するもの等が挙げられる。操作表示部15が表示する項目としては、例えば、炊飯中又は予約待機中等の炊飯器100の状態、設定されている炊飯メニューの内容、炊き上がりの予定時刻、現在時刻、炊飯する米の量等が挙げられる。なお、ここで示した操作表示部15の具体的構成は一例であり、本発明を限定するものではない。
内部温度センサー16は、鍋状容器5内の温度を検知する温度検知手段であり、外蓋11に取り付けられている。内部温度センサー16の一部は内蓋12の孔部12aに挿入されており、内部温度センサー16は孔部12aを介して鍋状容器5内の温度を検知するようになっている。内部温度センサー16は、例えばサーミスタで構成することができる。内部温度センサー16が検知した鍋状容器5内の温度に関する情報は、制御手段8に出力される。
図2は、炊飯器100の炊飯工程と、被加熱物温度、鍋状容器温度、加熱コイルへの通電電力の推移の一例を示す図である。図3は、炊飯器100の炊飯工程を説明するフローチャートである。以下、炊飯器100の炊飯工程を、図2及び図3を参照して説明する。なお、本実施の形態では、被加熱物温度、すなわち鍋状容器5の内部温度を、内部温度センサー16の検出値に基づいて検出する。また、鍋状容器温度(鍋状容器5の温度)を、鍋底温度センサー4の検出値に基づいて検出する。
図2、図3に示すように、炊飯器100の炊飯工程は、吸水工程(ステップS1)と、昇温工程(ステップS7)と、沸騰維持工程(ステップS8)と、蒸らし工程(ステップS9)とを含んでいる。
まず、使用者が、米200と水201を入れた鍋状容器5を、本体1内の容器カバー2に収納し、蓋体10を閉じ、操作表示部15で炊飯メニューを玄米炊飯と設定し、炊飯スイッチ(図示せず)を押下して、炊飯器100に動作指示を与える。炊飯器100は、炊飯スイッチが使用者によって押下され、動作指示が与えられることで制御手段8は炊飯工程を開始する。
ただし、内部温度センサー16で被加熱物の温度を推測して判断することにより、被加熱物全体が十分に皮の軟化温度に到達したことを判断することができる。
また、温度検知手段の情報に基づくのではなく、予め設定された電力Pで予め設定された時間t1だけ加熱するようにしてもよい。
Claims (4)
- 被加熱物を収容する鍋状容器を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記鍋状容器に前記被加熱物として玄米が収容され、前記玄米を炊き上げる玄米用の炊飯工程で実行される吸水工程において、前記被加熱物の温度が前記玄米の皮の軟化温度以上に到達すると、前記加熱手段への入力を停止し、その後、前記被加熱物の温度を糊化温度以上で保持する
ことを特徴とする加熱調理器。 - 冷却手段を有し、
前記制御手段は、
前記吸水工程において、前記被加熱物の温度が前記玄米の皮の軟化温度に到達すると、前記冷却手段を制御して前記被加熱物を冷却する
ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。 - 前記冷却手段として前記鍋状容器内に水を供給する給水手段を備え、
前記制御手段は、
前記吸水工程において、前記被加熱物の温度が前記玄米の皮の軟化温度に到達すると、前記給水手段を動作させて前記鍋状容器内に水を供給させる
ことを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。 - 玄米を炊き上げる玄米用の炊飯工程を備えた加熱制御方法であって、
前記炊飯工程で実行される吸水工程において、
鍋状容器に収容された被加熱物の温度が玄米の皮の軟化温度以上に到達すると、前記鍋状容器を加熱する加熱手段への入力を停止し、前記加熱手段への入力停止後、前記被加熱物の温度が予め定めた設定温度より低下した場合、前記鍋状容器の温度及び前記被加熱物の温度のいずれか1つの温度情報に基づいて前記被加熱物の温度を予め定めた糊化温度以上で保持する
ことを特徴とする加熱制御方法。
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JP2014026014A JP6008888B2 (ja) | 2014-02-14 | 2014-02-14 | 加熱調理器及び加熱制御方法 |
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JP2014026014A JP6008888B2 (ja) | 2014-02-14 | 2014-02-14 | 加熱調理器及び加熱制御方法 |
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Family Applications (1)
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- 2014-02-14 JP JP2014026014A patent/JP6008888B2/ja active Active
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