JP5985017B1 - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の実施の形態1における炊飯器100の構成を概略的に示す断面模式図である。本実施の形態1における炊飯器100は、被加熱物である食品(図1の例では米200および水201)を加熱して炊き上がる家庭用炊飯器である。図1に示すように、炊飯器100は、外観が有底筒状の本体1と、本体1に取り付けられ、本体1の上部開口を開閉する蓋体10と、本体1の内部に収容される羽釜形状の容器である鍋状容器5と、を備えている。
本体1は、容器カバー2と、第一の加熱装置3と、鍋底温度センサー4と、蓋体10を開閉自在に支持するヒンジ部6と、時間計測手段7と、各部および各装置を駆動制御して炊飯工程を実行する制御手段8とを備えている。
蓋体10は、外蓋11と、内蓋12とを有する。外蓋11には、着脱できるカートリッジ14が設けられ、外蓋11の上面には操作表示部15が設けられている。また、外蓋11の一端(図1の紙面右側)には、鍋状容器5の鍔部5aより上方に位置する上方部5bを冷やすための冷却手段としてファン17が設けられている。ファン17は、制御手段8の制御の下、鍋状容器5の鍔部5aよりも上方の空間SP1に外部の空気を送る。
鍋状容器5は、有底円筒形状を有し、誘導加熱により発熱する磁性体金属を含む材料で構成される。鍋状容器5の内部には、被加熱物である米200および水201が収容される。また、本実施の形態1の鍋状容器5は羽釜形状を有し、外周側面には、外側へ突出する鍔部5aが全周にわたって設けられる。鍋状容器5の鍔部5aを容器カバー2の側面に設けられた肩部2bに置くことで、鍋状容器5が容器カバー2内に収容される。
炊飯器100の最大容量の米200を炊飯したとき(以下、「最大量炊飯時」という)の鍋状容器5を示す断面模式図である。図2に示すように、本実施の形態1では、鍋状容器5の鍔部5aが、鍋状容器5の上端より下方であって、最大量炊飯時に炊き上がった米飯200の高さ以上の位置に設けられる。鍔部5aをこの位置に設けることにより、最大量炊飯時でも、鍔部5aによって鍔部5aよりも下部に位置する米200全体の温度を高温に保持することができる。図2の空間SP2および上面端200aについては後述する。
図3に示すとおり、本実施の形態1における炊飯器100の炊飯工程は、吸水工程と、昇温工程と、沸騰維持工程と、ドライアップ工程と、蒸らし工程とを含む。吸水工程とは、鍋状容器5内の米200の内部にまで吸水を促す工程である。その次の昇温工程とは、吸水工程終了後から鍋状容器5内の水201が沸騰するまでの工程である。鍋状容器5内の水201が沸騰すると、制御手段8は、次の沸騰維持工程に移行する。
第二の加熱装置31を、たとえば図4に示すとおり、蓋体10において内蓋12と対向する位置に配置し、内蓋12を誘導加熱するようにしてもよい。この場合の第二の加熱装置31の制御は、図3と同様である。すなわち、沸騰維持工程の期間Aにおいて、第二の加熱装置31の駆動を停止し、内蓋12を加熱しないことで、期間Aにおいて空間SP2の温度が必要以上高くならないようにする。そして、結露が発生しやすいドライアップ工程と蒸らし工程では、第二の加熱装置31を駆動して内蓋12を加熱することで、内蓋12に付着する結露を防ぐことができる。
続いて、本発明の実施の形態2について説明する。図5は、本発明の実施の形態2における炊飯器100Aの構成を概略的に示す断面模式図である。
本実施の形態2における炊飯器100Aは、鍋状容器5Aが、実施の形態1の鍋状容器5の鍔部5aが省略される一方、上端部外周にフランジ部5cが形成されている点、また、第二の加熱装置31が本体1Aに設けられている点で実施の形態1と相違する。その他の炊飯器100Aの構成および炊飯工程については、実施の形態1と同様である。
図6に示すように、米飯200の上部の空間SP2(破線で囲われた空間)に対向する鍋状容器5Aの上方部5bA(実線で囲われた部分)は、前述の実施の形態1の鍋状容器5の上方部5bに相当する部分である。
Claims (7)
- 被加熱物を収容する容器と、
上面を開口し、内部に前記容器を収容する本体と、
前記本体の上面の開口を開閉可能に覆う蓋体と、
前記本体に配置され、前記容器を加熱する第一の加熱装置と、
前記第一の加熱装置よりも上方に配置され、前記容器内の上部空間を加熱する第二の加熱装置と、
前記第一の加熱装置および前記第二の加熱装置を制御し、前記被加熱物の炊飯工程を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記炊飯工程のうち前記被加熱物が沸騰状態を保持する沸騰維持工程の間の一部の期間において前記第二の加熱装置への通電を遮断し、前記一部の期間後、前記第二の加熱装置への通電を実行し、前記沸騰維持工程の後工程である蒸らし工程において、前記容器内の上部空間の温度を前記被加熱物の温度よりも低くする期間があることを特徴とする炊飯器。 - 被加熱物を収容する容器と、
上面を開口し、内部に前記容器を収容する本体と、
前記本体の上面の開口を開閉可能に覆う蓋体と、
前記本体に配置され、前記容器を加熱する第一の加熱装置と、
前記第一の加熱装置よりも上方に配置され、前記容器内の上部空間を加熱する第二の加熱装置と、
前記第一の加熱装置および前記第二の加熱装置を制御し、前記被加熱物の炊飯工程を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記炊飯工程のうち前記被加熱物が沸騰状態を保持する沸騰維持工程の間の少なくとも一部の期間において前記第二の加熱装置への通電を遮断し、前記一部の期間後、前記第二の加熱装置への通電を実行し、また、前記沸騰維持工程の次の工程であり、前記容器内の余分な水分を蒸発させるドライアップ工程における、前記第二の加熱装置の単位時間当たりの電力を、その他の工程に比べて大きくなるように前記第二の加熱装置を制御し、前記ドライアップ工程の後工程である蒸らし工程において、前記容器内の上部空間の温度を前記被加熱物の温度よりも低くする期間があることを特徴とする炊飯器。 - 被加熱物を収容する容器であって、上方部と下方部とが異なる熱伝導率の材料で構成されており、前記上方部の熱伝導率が下方部よりも大きい容器と、
上面を開口し、内部に前記容器を収容する本体と、
前記本体の上面の開口を開閉可能に覆う蓋体と、
前記本体に配置され、前記容器を加熱する第一の加熱装置と、
前記第一の加熱装置よりも上方に配置され、前記容器内の上部空間を加熱する第二の加熱装置と、
前記第一の加熱装置および前記第二の加熱装置を制御し、前記被加熱物の炊飯工程を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記炊飯工程のうち前記被加熱物が沸騰状態を保持する沸騰維持工程の間の少なくとも一部の期間において前記第二の加熱装置への通電を遮断し、前記一部の期間後、前記第二の加熱装置への通電を実行し、前記沸騰維持工程の後工程である蒸らし工程において、前記容器内の上部空間の温度を前記被加熱物の温度よりも低くする期間があることを特徴とする炊飯器。 - 前記制御手段は、前記沸騰維持工程の開始タイミングで前記第二の加熱装置への通電を遮断する請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の炊飯器。
- 前記制御手段は、前記沸騰維持工程の終了タイミングよりも前に前記第二の加熱装置への通電遮断を終了して通電を実行することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の炊飯器。
- 前記第二の加熱装置は、前記容器の上方部を加熱することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の炊飯器。
- 前記容器は、外周側面に鍔部が設けられた羽釜形状を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の炊飯器。
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2015
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