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JP5704790B2 - 薄膜トランジスタ、および、表示装置 - Google Patents

薄膜トランジスタ、および、表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、薄膜トランジスタ及びそれを用いた表示装置に関する。より詳しくは、酸化物半導体を用いた薄膜トランジスタ及びそれを用いた表示装置に関する。
現在、アクティブマトリクス型液晶表示素子や有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子等の表示素子におけるスイッチング素子や駆動素子として、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor,TFT)が広く使用されている。前記薄膜トランジスタにおける半導体層としては、アモルファスシリコンや低温ポリシリコン等が用いられている。
しかし、これらのTFTの作製には高温プロセスが不可欠であり、プラスチック基板やフィルム基板など耐熱性が低いとされるフレキシブルな基板の使用は困難である。
また、アモルファスシリコンTFTを駆動素子として用いる場合、電界効果移動度が小さい(〜1cm−1−1)ため大きいサイズのTFTが必要となる。よって、画素の微細化が困難であること、また、長時間駆動させた場合、TFTの閾値電圧が変化して有機EL素子に流れる電流が減少してしまうといった問題がある。
低温ポリシリコンTFTに関しても、シリコンの結晶化の際に用いるエキシマレーザ起因の不均一性を解消するための補正回路が必要となるため、回路が複雑になる。また、画面サイズがエキシマレーザの照射サイズに制限されるため、画面サイズの大型化が困難であるといった問題がある。
一方、近年、ZnOを主成分として用いた酸化物半導体をチャネル層に用いたTFTの開発が活発に行われている(特許文献1参照)。
酸化物半導体は、低温での成膜が可能であり、プラスチック基板やフィルム基板上にフレキシブルなTFTを形成することができることから、上記問題を解決することが可能とされている。
また、最近ではインジウム、ガリウム、亜鉛、酸素からなるアモルファス酸化物半導体をTFTのチャネル層に用いる技術が開示されている。
非特許文献1では、室温でポリエチレン・テレフタレート(PET)フィルムなどの基板上に高い電界効果移動度(6〜9cm−1−1)を示すアモルファス酸化物半導体TFTを形成することが可能であると示されている。また、非特許文献2では、RFマグネトロンスパッタリング法によりアモルファス酸化物半導体を室温成膜することで、1×1cmの範囲内で均一なTFT特性が得られることが示されている。さらに、非特許文献3では、100時間連続駆動させたときのアモルファス酸化物半導体TFTの閾値電圧変化がアモルファスシリコンTFTと比べて非常に小さく、電気的ストレスに対する安定性が高いことが示されている。これに加えて、非特許文献4では、アモルファス酸化物半導体TFTの閾値電圧変化の30000時間における外挿値が2V以下と非常に低い値となることを予想している。
このように、酸化物半導体TFTはフレキシブル基板を使用した表示装置や、有機EL素子用のアモルファスシリコンTFTや低温ポリシリコンTFTに代わるスイッチング素子や駆動素子として非常に有望であると言える。
さらに、現在、酸化物半導体TFTの高性能化のための技術も開示されている。
特許文献2には、ZnOを主成分とするトップゲート型多結晶酸化物TFTにおいて、ゲート絶縁層及びゲート電極をマスクとして使い、半導体層に水素を含有する層間絶縁層を形成する方法が開示されている。こうすることで半導体層中の水素濃度が増大することにより、半導体層が低抵抗化し、自己整合的にソース・ドレイン電極の形成され、コプラナー構造のTFTが得られる。この構造では、ソース・ドレイン領域からチャネル領域までの寄生抵抗を小さくすることが可能であり、電流律速の発生を抑制できる。また、ソース・ドレイン領域とゲート電極の寄生容量減少によるTFT動作速度の向上などの効果が得られる。
また、特許文献3には、トップゲート型アモルファス酸化物半導体TFTにおいて、ゲート絶縁層及びゲート電極をマスクとして使って酸化物半導体層に水素プラズマ処理を行う方法が開示されている。これにより半導体層が低抵抗化し、自己整合的にソース・ドレイン電極を形成され、コプラナー構造のTFTが得られる。
特開2002−076356号公報 特開2007−220817号公報 特開2007−250983号公報 Nature,488,432,(2004) R.Hayashi et.al,J.SID, Vol.15,Issue 11,pp.915−921(2007) C.J.Kim et.al,IEEE IEDM proceedings,2006 S.I.Kim et.al,IEEE IEDM proceedings,2007
しかしながら、特許文献2や特許文献3で示されるような自己整合的にソース・ドレイン電極が形成されるトップゲート型コプラナー構造のTFTの場合、酸化物半導体チャネル層上にゲート絶縁層を形成する必要がある。このとき、ゲート絶縁層をプラズマ化学気相蒸着法(CVD法)やスパッタ法などを用いて形成する場合、酸化物半導体チャネル層へのプラズマによるダメージが問題となる。また、プラズマCVD法により形成されたシリコン窒化膜やシリコン酸化膜などをゲート絶縁層に用いる場合、膜中に含まれる水素が酸化物半導体チャネル層に拡散し、酸化物半導体が低抵抗化する。よって、それらの問題を抑制するために、特許文献2に示されるような水素含有量の少ないゲート絶縁層を用いるなどの対策が必要となる。しかし、ゲート絶縁層の絶縁性が低い場合はTFTのゲートリーク電流が高くなり、酸化物半導体層との界面の欠陥がオン電流低下やS値の増加をもたらす。そのため、酸化物半導体の低抵抗化の問題とは無関係にゲート絶縁層の形成方法や条件を選択できるボトムゲート型構造のTFTが望ましい。
また、アモルファス酸化物半導体TFTを有機EL素子の駆動素子として用いる場合、長時間駆動させた際の閾値電圧の安定性は、非特許文献4に示される水準でも十分ではなく、閾値電圧を補正する回路が必要となる。そのため、電気的なストレスに対する更なる安定性の向上が望まれる。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、ボトムゲート型の構成をとることが可能であり、かつ、電気的ストレスによる閾値電圧変化の小さいコプラナー構造の薄膜トランジスタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、基板の上に、以下の順で積層された、ゲート電極と、ゲート絶縁層と、酸化物半導体層と、チャネル保護層と、絶縁層と、を少なくとも有する薄膜トランジスタであって、前記絶縁層は、水素を含有する層であって、前記チャネル保護層と接する中央領域と前記中央領域を挟み前記チャネル保護層と接しない一対の外側領域とを有し、前記一対の外側領域のそれぞれにおいて前記酸化物半導体層と接し、前記チャネル保護層は、少なくとも前記酸化物半導体層と接する側において酸化物からなる層を有し、厚層部と、前記厚層部より層厚が薄く前記厚層部から前記外側領域に向けて延在する薄端部と、を有するように層厚分布を有し、前記層厚分布により、前記薄端部を、前記絶縁層から前記酸化物半導体層へ透過させる水素透過量を制限する水素透過制限部として含み、前記酸化物半導体層は、Sn、In、Znのうち少なくとも1種類の元素を含有するアモルファス酸化物半導体を含む層であって、前記厚層部に接するチャネル領域と、前記一対の外側領域の一方に接するソース電極領域と、前記一対の外側領域の他方に接するドレイン電極領域と、前記薄端部に接し、前記チャネル領域の抵抗率より低く、前記ソース電極領域及び前記ドレイン電極領域の抵抗率より高い抵抗率を有する中間抵抗領域と、を有していることを特徴とする。
また、本発明は、前述の薄膜トランジスタと、表示動作を制御する電極を備えた表示素子と、を備えた表示装置であって、前記ソース電極又は前記ドレイン電極の少なくとも一方は、前記表示素子の前記電極と接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、チャネル保護層をマスクとして層間絶縁層形成時の水素拡散によりソース・ドレイン領域が形成されるため、ソース・ドレイン領域からチャネル領域までの寄生抵抗を低減できるコプラナー構造のTFTを作製することが可能である。よって、本発明によれば、コプラナー構造のTFTにおいて電流律速の発生を抑制することが可能である。
また、本発明によるTFTは、チャネル領域とソース・ドレイン領域の間にチャネル領域より低く、ソース・ドレイン領域より高い抵抗率を持つ領域(以下、本明細書中では、中間抵抗領域と記載する)を有している。そのため、ソース・ドレイン端の電界集中を緩和し、TFTのホットキャリア劣化を緩和することが可能である。これにより、本発明によるTFTは、電気的ストレスによる閾値電圧の変化が小さくなるので安定性に優れている。
以下、本発明の薄膜トランジスタ及びその製造方法の実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の薄膜トランジスタの実施形態の一例であり、ボトムゲート型コプラナー構造TFTの概略的な断面図が示されている。同図において、符号10は基板、符号11はゲート電極、符号12はゲート絶縁層、符号13は酸化物半導体層、符号13aはドレイン電極(領域)、符号13bはソース電極(領域)、符号13cはチャネル領域を示している。また、符号14はチャネル保護層、符号15は層間絶縁層、符号16はソース配線、符号17はドレイン配線を示している。これより、製造の過程を順に説明していく。
(ゲート電極の形成)
まず、基板10上にゲート電極11を形成する。ここで、基板10としては、ガラス基板の他、ポリエチレン・テレフタレート(PET)、ポリエチレン・ナフタレート(PEN)、ポリイミド、ポリカーボネート等のプラスチックのフィルムや、薄板、絶縁層をコーティングしたステンレス基板等を用いてもよい。ゲート電極11の層の形成には、スパッタ法、パルスレーザー蒸着法(PLD法)、電子ビーム蒸着法、化学気相蒸着法(CVD法)等を用いることができる。その材料としては、良好な電気伝導性を有するものであればどのようなものでもよい。例えば、Ti、Pt、Au、Ni、Al、Mo等の金属やそれらの合金などの金属電極材料、及びそれらの積層膜、ITO(Indium Tin Oxide)等の酸化物導電体を用いることができる。次に、フォトリソグラフィー法等を用いてゲート電極11のパターンを形成する。
(ゲート絶縁層の形成)
次に、パターニングされたゲート電極11を有する基板10上にゲート絶縁層12を形成する。ゲート絶縁層12の形成には、スパッタ法、パルスレーザー蒸着法(PLD法)、電子ビーム蒸着法、プラズマCVD法等を用いることができる。ゲート絶縁層12の材料としては、良好な絶縁特性を有するものであればどのようなものでもよい。例えば、PECVD法やスパッタ法などによるシリコン酸化膜やシリコン窒化膜を用いることができる。
また、本発明によるTFTは、このようにボトムゲート型の構成をとることが可能であり、この場合、ゲート絶縁層形成後にチャネル層を形成することができる。そのため、酸化物半導体チャネル層に対するゲート絶縁層形成時のダメージや水素拡散を考慮する必要がない。よって、プラズマCVD法により形成された多量に水素を含むシリコン窒化膜の利用など、用途や設計に応じたゲート絶縁層の膜質や膜厚及びその形成法の自由な選択が可能となる。
(酸化物半導体層の形成)
次に、ゲート絶縁層12上に酸化物膜からなる酸化物半導体層13を形成する。作製には、スパッタ法、PLD法、電子ビーム蒸着法等を用いることができる。酸化物半導体層13はフォトリゾグラフィー法とエッチング法を用いてパターニングされる。
ここで、前記酸化物半導体層13としては、Sn、In、Znの少なくとも1種類の元素を含み構成されるアモルファス酸化物半導体を用いることが好ましい。さらに、アモルファス酸化物半導体の構成元素の少なくとも一部にSnを選択する場合、Snを、Sn1−pM4に置換することもできる。ここで、0<p<1であり、M4は、Snより原子番号の小さい4族元素のSi、GeあるいはZrから選ばれる。これらの元素に置換することにより、酸化物半導体層の抵抗率を制御することが可能である。
また、アモルファス酸化物半導体の構成元素の少なくとも一部にInを選択する場合、Inを、In1−qM3に置換することもできる。ここで、0<q<1であり、M3は、Lu、又はInより原子番号の小さい3族元素のB、Al、Ga、あるいはYから選ばれる。これらの元素に置換することにより、酸化物半導体層の抵抗率を制御することが可能である。
また、アモルファス酸化物半導体の構成元素の少なくとも一部にZnを選択する場合、Znを、Zn1−rM2に置換することもできる。ここで、0<r<1であり、M2は、Znより原子番号の小さい2族元素のMgあるいはCaから選ばれる。これらの元素に間することにより、酸化物半導体層の抵抗率を制御することが可能である。
具体的には、本発明に適用できるアモルファス半導体材料は、Sn−In−Zn酸化物、In−Zn−Ga−Mg酸化物、In酸化物、In−Sn酸化物、In−Ga酸化物、In−Zn酸化物、Zn−Ga酸化物、Sn−In−Zn酸化物等がある。構成金属原子の組成比は必ずしも1である必要は無い。なお、ZnやSnは、単独ではアモルファスを形成し難い場合があるが、Inを含ませることによりアモルファス相が形成され易くなる。例えば、In−Zn系の場合は、酸素を除く原子数割合が、Inが約20原子%以上含まれる組成にするのがよい。Sn−In系の場合は、酸素を除く原子数割合が、Inが約80原子%以上含まれる組成にすればよい。Sn−In−Zn系の場合は、酸素を除く原子数割合が、Inが約15原子%以上含まれる組成にすればよい。
また、アモルファス構造であることは、測定対象薄膜に、入射角度0.5度程度の低入射角によるX線回折を行った場合に明瞭な回折ピークが検出されない(すなわち、ハローパターンが観測される)ことで確認できる。なお、本発明において、上記した材料を酸化物半導体素子に用いる場合に、当該半導体層が微結晶状態の構成材料を含むことを除外するものではない。
(チャネル保護膜の形成)
次に、酸化物半導体層13上にスパッタ法によりチャネル保護層14となる絶縁層としてシリコン酸化膜を形成する。それから、該シリコン酸化膜にフォトレジストを塗布し、ゲート電極11をマスクとして裏面露光を行うことによりレジストパターンを形成する。レジストパターンはレジスト現像後のポストベークの温度や時間を調整することにより、順テーパー状に形成する。この後、レジストパターンをマスクとして、CFなどのガスでドライエッチングを行うことで、チャネル保護層14が形成される。この際、エッチングガスにOガス(酸化性ガス)を混合して、チャネル保護層14のエッチングと同時にレジストの一部もエッチングすることで、レジストのテーパー形状を反映した順テーパー形状のチャネル保護層を形成することが可能である。一般にOガスの量を変化させることにより、テーパー角度の制御が可能である。ただし、Oガスを混合しなくとも、チャネル保護層14のエッチング時にレジストの一部も同時にエッチングすることができれば、特にOガスを混合する必要はない。これにより、チャネル保護層の端部が順テーパー形状になるためにチャネル保護層の端部の膜厚が中央部の膜厚と比べて薄いチャネル保護層14を形成することができる。
また、レジスト露光時の裏面露光時の露光量を変えて絶縁層の成膜とパターニングを繰り返すことで2層以上の積層にし、チャネル保護層14の端部の膜厚を中央部の膜厚と比べて薄くなるように調整してもよい。この場合、チャネル保護層14のテーパー形状は連続的に膜厚が変化する順テーパーとならなくてもよい。例えば、チャネル保護層14を第1のチャネル保護層14aと第2のチャネル保護層14bの2層で形成した場合、図2(a)、(b)に示すような構成にすることが可能である。図2(a)の構成では、第1のチャネル保護層14aが第2のチャネル保護層14bに対して広い。図2(b)の構成はその逆である。以上のことから、本発明のチャネル保護層は、1層以上の構造を有していることを特徴とする。
また、単層、積層に関係なく上述のチャネル保護層14の形成の際、ゲート電極11をマスクとした裏面露光ではなく、従来のフォトマスクと表面からの露光を行う方法を用いてもよい。この場合、ドレイン・ソース電極とゲート電極の間の寄生容量が増加する可能性が生じるだけで、何ら本発明の効果が失われることはない。
ここで、チャネル保護層14の構成及び機能について、より詳細に説明する。酸化物半導体層13と直接接するチャネル保護層14には、チャネル保護層形成の際に酸化物半導体を低抵抗化させない機能が求められる。さらに、その上に水素を含有する絶縁層を形成した際にチャネル保護層の膜厚で水素の透過量を制御し、酸化物半導体の抵抗率を制御できる機能も求められる。そのような機能を有するものとしては、具体的には、シリコン酸化膜やシリコン酸窒化膜や酸化アルミニウム膜、酸化イットリウム膜、酸化マグネシウム膜などの酸化物が好ましい。そして当該酸化物は絶縁性を有することが望ましい。本発明において絶縁性を有するとは、当該酸化物膜の抵抗率が10Ωcm以上であることをいう。
これらの膜は一般的な成膜方法であるプラズマCVD法やスパッタ法でアモルファス膜を形成しやすく、粒界を有する多結晶膜と比べた場合、水素の透過量を場所に依らず、より均一に制御することが可能である。また、これらの絶縁層の組成がストイキオメトリーから外れていても何ら問題はない。
また、In−Ga−Zn−O系アモルファス酸化物半導体(アモルファスIGZO)について、酸化物半導体層上にシリコン酸化膜保護層が有るものとシリコン酸化膜保護層を無いものの抵抗率の比較を行った結果を図3に示す。図3より、シリコン酸化膜の保護層は酸化物半導体上に形成しても酸化物半導体を低抵抗化させない機能を有することがわかる。
また、図4にガラス基板上に形成されたアモルファスIGZO上にシリコン酸化膜と水素を含有するシリコン窒化膜を順次形成したときの、アモルファスIGZOの抵抗率のシリコン酸化膜膜厚依存性を示す。ここで、アモルファスIGZOの膜厚は30nmである。また、シリコン酸化膜の膜厚は0nm、50nm、100nmの3条件である。アモルファスIGZOとシリコン酸化膜の形成にはスパッタ法を用いた。また、水素を含有するシリコン窒化膜の膜厚は300nmである。水素を含有するシリコン窒化膜の形成には、プラズマCVD法を用いた。その際の原料ガスにはSiH、NH、Nを用いた。図4より、シリコン酸化膜の膜厚を変化させることで非常に大きい範囲でアモルファスIGZOの抵抗率を制御できることがわかる。したがって、図3及び図4の結果より、シリコン酸化膜はチャネル保護層として望ましいことがわかる。
ただし、チャネル保護層が積層で形成される場合、酸化物半導体層に直接接しないチャネル保護層に関しては、上記の記述により何ら限定されるものでない。例えば、チャネル保護層を2層にした図2(a)に示す構造においては、第2のチャネル保護層14bをシリコン窒化膜で形成しても構わない。この場合、シリコン窒化膜は水素の透過を抑制する機能を有するため、シリコン酸化膜と比べて薄い膜厚での水素の透過量の制御が可能となる。また、このように水素の透過量を調整するためにチャネル保護層を2層以上にしても構わない。
また、チャネル保護層の中央部と端部の最適な膜厚(チャネル保護層の形状)に関しては、基板、下地層、酸化物半導体層、チャネル保護層、層間絶縁層の種類、形成条件、チャネル保護層以外の膜厚などにより大きく異なる。よって、図4に示した膜厚範囲に何ら限定されるものではなく、チャネル保護層中央部に対して、チャネル保護層端部の膜厚が薄いことが重要である。
以上の結果より、チャネル保護層端部の膜厚を中央部に対し薄くすることで、チャネル保護層端部領域下の酸化物半導体の抵抗率をチャネル領域となる中央部領域下の酸化物半導体に対して、小さくすることができることがわかる。さらに、図4に示すシリコン酸化膜の膜厚が0nmである領域下(ソース・ドレイン領域となる)では、さらに酸化物半導体の抵抗率が減少する。これにより、結果として、チャネル領域とソース・ドレイン領域の間(チャネル保護層端部領域下)に中間抵抗領域を形成することができる。
さらに、チャネル保護層端部が順テーパー形状に加工されている場合は、順テーパー領域下の酸化物半導体の水素濃度は直上のチャネル保護層の膜厚に応じて変化する。このとき、チャネル保護層の層厚は、チャネル保護層の中央部から端部に向かってチャネル保護層と接する酸化物半導体層の水素濃度が増加するように連続的に変化し、同様に抵抗率に関してチャネル保護層の層厚は、チャネル保護層の中央部から端部に向かってチャネル保護層と接する酸化物半導体層の抵抗率が減少するように連続的に変化している。このようにチャネル保護層の層厚を連続的に変化させることにより、チャネル領域とソース・ドレイン領域とのコンタクトを良好にするとともに、連続的に変化しない場合と比べて、ソース・ドレイン端の電界集中を抑えることが可能である。
この中間抵抗領域のチャネル長方向の長さは特に制限されないが、下限は基板面内での加工の均一性や制限性などを考慮して決定するのが望ましい。また、チャネル抵抗と比べて中間抵抗領域の抵抗が大きくなった場合、この中間抵抗領域の抵抗により、電流律速が発生してしまう。そのため、長さの上限は、中間抵抗領域による電流律速が発生しない程度の長さに抑えるのが望ましい。
また、この中間抵抗領域の下部にゲート電極が形成されていることにより、TFTがオン状態のときの中間抵抗領域による電流律速の影響を抑制することが可能である。このような構成をゲートオーバーラップ型ともいう。
(層間絶縁層の形成)
次に、層間絶縁層15を成膜する。層間絶縁層15には、プラズマCVD法により水素を含む原料を用いて形成したシリコン窒化膜やシリコン酸化膜などの絶縁層を用いる。 ここで、層間絶縁層15には、酸化物半導体層13に直接形成した際に該酸化物半導体層13を低抵抗化させる機能が求められる。酸化物半導体は水素を添加することにより低抵抗化させることが可能であるので、層間絶縁層15として水素を含む絶縁層を用いることが求められる。具体的には、水素を含むシリコン窒化膜、シリコン酸化膜、シリコン酸窒化膜、シリコン炭化膜及びこれらの積層膜などが望ましい。また、これらの絶縁層の組成がストイキオメトリーから外れていても問題はない。形成方法としては水素を含む原料ガスを用いるプラズマCVD法が、プラズマによる酸化物半導体への水素拡散の促進効果もあるため望ましい。図5に、本発明者らがアモルファスIGZO上にプラズマCVD法により形成されたシリコン窒化膜の有無についてアモルファスIGZOの抵抗率を比較した結果を示す。図5より、シリコン窒化膜が有する方が有さない方と比べて約10−8倍抵抗率が減少していることがわかる。よって、プラズマCVD法によるシリコン窒化膜の形成がアモルファス酸化物半導体を低抵抗化させる機能を有することがわかる。また、窒素を含む原料でも同様の効果が得られることがある。
以上のような層間絶縁層15を酸化物半導体層13上に形成することで、該層間絶縁層15の原料中の水素が該酸化物半導体層13に拡散され、チャネル保護層14がない領域の酸化物半導体層13が低抵抗化する。これにより、ドレイン電極13aとソース電極13bが形成される。また、ドレイン電極13aとソース電極13bとチャネル領域13cとが同一層内に形成されるため、寄生抵抗の小さいコプラナー構造のTFTが作製できる。
さらに、ゲート電極11をマスクとした裏面露光を用いた場合、自己整合的に形成されたチャネル保護層14をマスクとしてドレイン電極13a及びソース電極13bが形成されるので、ゲート電極に対するドレイン・ソース領域の重なりを小さくすることができる。これにより、寄生容量の小さいTFTの作製が可能である。
また、チャネル保護層14の端部の膜厚が薄い領域下では、中央部よりチャネル保護層14を水素が透過しやすくなる。よって、チャネル保護層14領域下の酸化物半導体13の抵抗率が中央部領域下(チャネル領域13c)と比べて小さくなる。これにより、チャネル領域13cとドレイン領域13a及びソース領域bとの間に、抵抗率がチャネル領域より低く、ドレイン・ソース領域より高い中間抵抗領域13dが形成される。そのため、ドレイン・ソース端の電界集中が緩和し、TFTのホットキャリア劣化を防止することが可能である。これにより、電気的ストレスによる閾値電圧の変化が小さい酸化物半導体薄膜トランジスタの提供が可能となる。
(ドレイン・ソース配線の形成)
この後、フォトリソグラフィー法とエッチング法を用いてコンタクトホールを形成し、外部との電気的接続を行うためにドレイン配線16とソース配線17を形成する。ドレイン・ソース配線層の形成には、スパッタ法、パルスレーザー蒸着法(PLD法)、電子ビーム蒸着法、CVD法等を用いることができる。電極材料は、良好な電気伝導性を有するものであればどのようなものでもよい。例えば、Ti、Pt、Au、Ni、Al、Mo等の金属やそれらの合金などの金属電極材料及びそれらの積層膜、ITO等の酸化物導電体を用いることができる。ただし、ドレイン電極13aとソース電極13bをそのままドレイン・ソース配線に用いても構わない。
こうして、ボトムゲート型コプラナー構造酸化物半導体TFTが完成する。本発明においては、このように上記トランジスタを基板上に二次元状に複数配(平面状に縦横に配置)することができる。
(トップゲート型薄膜トランジスタ)
ここでは、図6を用いて、本発明を適用したトップゲート型薄膜トランジスタ及びその製造方法を説明する。
まず、基板10上に酸化物半導体層13を形成する。使用する基板10や形成する酸化物半導体層13はボトムゲート型のときと同様である。そして、酸化物半導体層13はフォトリソグラフィー法とエッチング法を用いてパターニングされる。次に酸化物半導体層13上にボトムゲート型のときと同様の方法でチャネル保護層14となる絶縁層を形成し、チャネル保護層の端部の膜厚が中央部の膜厚と比べて薄くなるようにパターニングする。この際、ボトムゲート型の場合と同様に2層以上のチャネル保護層を形成していもよい。そして、水素を含む原料を用いて第1の層間絶縁層15aを形成する。この際、ドレイン電極13a、ソース電極13b及び中間抵抗領域13dが同時に形成される。また、このチャネル保護層14と第1の層間絶縁層15aがそれぞれゲート絶縁層12aと12bとして機能する。
次に、第1の層間絶縁層15a上にゲート電極11を形成する。使用する材料及び形成方法はボトムゲート型の時と同様である。この際、酸化物半導体層13とチャネル保護層14が重なる領域の上部すべてにゲート電極11を配する構造の方が、TFTがオン状態のときの中間抵抗領域13dによる電流律速の影響を抑制することができるため望ましい。さらに、第2の層間絶縁層15bを第1の層間絶縁層15aと同様の方法で形成する。また、図7のように、チャネル保護層14上に直接ゲート電極11を形成し、層間絶縁層15を形成してもよい。この場合、チャネル保護層14がゲート絶縁層12として機能する。また、この場合、チャネル保護層14の端部の膜厚が薄い領域(もしくは、順テーパー部)の上部には、ゲート電極11を形成しない。
そして、フォトリソグラフィー法とエッチング法を用いてコンタクトホールを形成し、外部との電気的接続を行うために、ドレイン配線16とソース配線17を形成する。
こうして、トップゲート型コプラナー構造酸化物半導体TFTが完成する。本発明においては、このように上記トランジスタを基板上に二次元状に複数配(平面状に縦横に配置)することができる。
これより、本発明の薄膜トランジスタを用いた表示装置の実施形態について説明する。
本発明によるTFTの出力端子であるソース配線に、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子、液晶素子等の表示素子の電極に接続することで表示装置を構成することができる。以下に、表示装置の断面図である図8を用いて、具体的な表示装置構成の例を説明する。
図8に示すように、基板110上に上述の図1の説明と同様に酸化物半導体TFT120を形成する。本発明においては、上記酸化物半導体TFTを基板上に二次元状に複数配する(平面状に縦横に配置)ことができる。まず、酸化物半導体TFT120上に絶縁層128を形成し、コンタクトホールを形成する。次にソース配線127に、電極130が接続し、電極130上に正孔輸送層131a、発光層131bを形成する。さらに発光層131b上に電極132を形成する。かかる構成により、発光層131bに注入する電流を、ドレイン配線126からソース配線127にアモルファス酸化物半導体チャネル領域123cに形成されるチャネルを介して流れる電流値によって制御することが可能となる。したがって、これを酸化物半導体TFT120のゲート電極121の電圧によって制御することができる。ここで、電極130、正孔輸送層131a、発光層131b、電極132は有機エレクトロルミネッセンス素子を構成する。
あるいは、図9に示すように、ソース配線127が延長されて電極130を形成し、これを高抵抗層133、135に挟まれた液晶セルや電気泳動型粒子セル134へ電圧を印加する電極130とする構成を取ることができる。(図9の構成においては、ソース配線とドレイン配線を明確に区別することはできないが、説明上、電極130と接続する配線をソース配線とする。)液晶セルや電気泳動型粒子セル134、高抵抗層133及び135、電極130、電極132は表示素子を構成する。これら表示素子に印加する電圧を、本図には示していない蓄積容量を介して、ドレイン配線126からソース配線127にアモルファス酸化物半導体チャネル領域123cに形成されるチャネルを介して流れる電流値によって制御することが可能となる。したがって、これをTFTのゲート電極121の電圧によって制御することができる。ここで表示素子の表示媒体が流体と粒子を絶縁性被膜中に封止したカプセルであるなら、高抵抗膜133、135は不要である。
これより、本発明の実施例についてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。
(実施例1)
本実施例では、図1に示す、チャネル保護層が1層で形成されるボトムゲート型コプラナー構造の酸化物半導体TFTを作製した。
まず、ガラス基板10(コーニング社製1737)上に、ゲート電極11を形成するための電極層を電子ビーム蒸着法により成膜した。電極材料にはTi/Au/Tiを用い、膜厚は5/40/5nmとした。
その後、フォトリソグラフィー法を用いて電極をパターニングし、ゲート電極11とした。
次に、スパッタ法を用いてゲート絶縁層12として膜厚200nmのシリコン酸化膜を成膜した。該シリコン酸化膜はRFスパッタ装置を用いて基板温度は室温で形成した。ターゲットは3インチ径のSiOを用い、投入RFパワーは400Wとした。成膜時の雰囲気は、全圧0.5Paであり、その際のガス流量はAr=100%とした。
酸化物半導体層13には、膜厚30nmのアモルファスIGZOを用いた。該酸化物半導体層は、RFスパッタ装置を用いて基板温度は室温(25℃)で形成した。ターゲットは3インチ径のInGaZnO組成を有する多結晶焼結体を用い、投入RFパワーは200Wとした。成膜時の雰囲気は、全圧0.5Paとし、その際のガス流量はAr:O=95:5とした。その後、フォトリソグラフィー法を用いて酸化物半導体層13をパターニング形成した。
その上にチャネル保護層14として、スパッタ法により、膜厚300nmのシリコン酸化膜を成膜した。該シリコン酸化膜はRFスパッタ装置を用いて基板温度は室温で形成した。ターゲットは3インチ径のSiOを用い、投入RFパワーは400Wとした。シリコン酸化膜成膜時の雰囲気は、全圧0.1Paであり、その際のガス流量はAr:O=50:50であった。
そして、フォトリソグラフィー法により、チャネル保護層14をパターニング形成した。この際のレジストには、AZエレクトロニックマテリアル社のAZ1500(20cp)を用いた。プリベークの温度と時間は90℃、20分とし、ポストベークの温度と時間は、120℃、10分とした。このときのレジストパターンのテーパー形状は、順テーパーでテーパーの角度は約20度であった。また、ドライエッチングには、RIE(Rieactive Ion Etching)装置を用いた。エッチングガスにはCFガスを用い、投入RFパワー150W、圧力5Paでエッチングを行った。この際のチャネル保護層14のテーパーは順テーパーでテーパーの角度は約10度であった。
さらに層間絶縁層15として、プラズマCVD法により、膜厚300nmのシリコン窒化膜を成膜した。このプラズマCVD法によるシリコン窒化膜の形成時の基板温度は250℃とした。また、プロセスガスには、SiH、NH、Nを用いた。ガス流量比はSiH:NH:N=1:2.5:25とした。また、投入RFパワー密度と圧力はそれぞれ0.9W/cm、150Paとした。また、層間絶縁層15の形成と同時にチャネル保護層14の無い領域の酸化物半導体層がドレイン電極13aとソース電極13bとなった。さらに、チャネル保護層14端部の順テーパー領域下の酸化物半導体層が中間抵抗領域13dとなった。そして、フォトリソグラフィー法とエッチング法により、層間絶縁層15にコンタクトホールを形成した。
次に、ドレイン配線16及びソース配線17を形成するための電極層を電子ビーム蒸着により成膜した。電極材料にはTi/Au/Tiを用い、膜厚は5/300/5nmとした。その後、フォトリソグラフィー法により、ドレイン配線16及びソース配線17をパターニング形成した。
最後に、加熱炉で大気中200℃、0.5時間のアニール処理を行い、ドライエッチングなどによるダメージを除去した。
以上の工程により、酸化物半導体TFTが完成した。
本実施例により作製した18個の酸化物半導体TFTの伝達特性と出力特性をそれぞれ図10及び図11に示す。また、TFTの電界効果移動度は約5cm/Vs、S値は約0.15V/decade、オン・オフ比約10であった。
図10及び図11からわかるように、本実施例の酸化物半導体TFTは、寄生抵抗が小さく、電気的ストレスによる閾値電圧変化の小さい良好な特性を示した。
(実施例2)
本実施例では、図2(a)に示す、チャネル保護層が2層で形成されるボトムゲート型コプラナー構造の酸化物半導体TFTを作製した。
まず、実施例1と同様にガラス基板10上に、ゲート電極11、ゲート絶縁層12、酸化物半導体層13を形成する。
その上に第1のチャネル保護層14aとして、スパッタ法により、膜厚10nmのシリコン酸化膜を成膜する。成膜条件は、実施例1のチャネル保護層14と同様である。そして、フォトリソグラフィー法とドライエッチング法により、チャネル保護層14aをパターニングする。
次に、第2のチャネル保護層14bとして、スパッタ法により、膜厚300nmのシリコン酸化膜を成膜する。成膜条件は、実施例1のチャネル保護層14と同様である。そして、フォトリソグラフィー法とドライエッチング法により、チャネル保護層14bをパターニングする。
さらに層間絶縁層15として、プラズマCVD法により、膜厚300nmのシリコン窒化膜を成膜する。成膜条件は、実施例1の層間絶縁層15と同様である。また、層間絶縁層15の形成と同時にチャネル保護層14a、bの無い領域の酸化物半導体層がドレイン電極13aとソース電極13bとなる。さらに、第1のチャネル保護層14aのみが存在する領域の膜厚が薄いためにその領域下の酸化物半導体層が中間抵抗領域13dとなる。
そして、実施例1と同様に層間絶縁層15にコンタクトホールを形成し、ドレイン配線16、ソース配線17を形成する。
最後に、実施例1と同様に加熱炉でアニール処理を行い、酸化物半導体TFTが完成する。
本実施例の酸化物半導体TFTは、寄生抵抗が小さく、電気的ストレスによる閾値電圧変化の小さい良好な特性を示した。
(実施例3)
本実施例では、図8に示す、ボトムゲート型コプラナー構造の酸化物半導体TFTを用いた表示装置を製造した。
ここで、酸化物半導体TFTの製造工程は、前記実施例1と同様である。ただし、図1、2(a)〜(b)に記載されるどの酸化物半導体TFTを用いてもよい。まず、本発明の酸化物半導体TFT120上にプラズマCVD法により、シリコン窒化膜の絶縁層128を形成する。そして、絶縁層128にフォトリゾグラフィー法を用いてコンタクトホールを形成する。そして、ソース配線127に絶縁層128を介して電極130を形成する。電極130にはスパッタ法により形成したITOを用いる。次に電極130上に正孔輸送層131a、発光層131bを蒸着法により形成する。正孔輸送層131a、発光層131bにはそれぞれα‐NPD、Alq3を用いる。さらに発光層131b上に電極132を蒸着法により形成する。電極材料にはMgAgを用いる。
このようにして、図8に示す、有機エレクトロルミネッセンス素子を表示素子とする表示装置を作成した。
(実施例4)
本実施例では、図9に示す、ボトムゲート型コプラナー構造の酸化物半導体TFTを用いた表示装置を製造した。
ここで、酸化物半導体TFTの製造工程は、前記実施例1と同様である。ただし、図1、2(a)〜(b)に記載されるどの酸化物半導体TFTを用いてもよい。前記、酸化物半導体TFT120において、ドレイン配線126とソース配線127をITOで置き換え、また、ITO膜の島の短辺を100μmまで延長する。そして、延長された90μmの部分を残し、ドレイン配線126及びゲート電極121への配線を確保した上で、酸化物半導体TFT120を絶縁層128で被覆する。この上にポリイミド膜133を塗布し、ラビング工程を施す。
一方で、同じくプラスチック基板140上にITO膜132とポリイミド膜135を形成し、ラビング工程を施したものを用意する。さらに前記酸化物半導体TFT120を形成した基板110と5μmの空隙を空けて対向させ、ここにネマチック液晶134を注入する。さらにこの構造体の両側に一対の偏光板100、150を設ける。ここで、酸化物半導体TFTのドレイン配線126に電圧を印加し、ゲート電極121の印加電圧を変化させると、ソース配線127から延長されたITO膜の島の一部である30μm×90μmの領域のみ、光透過率が変化する。またその透過率は、酸化物半導体TFT120がオン状態となるゲート電圧の下ではソース−ドレイン間電圧によっても連続的に変化させることができる。このようにして、図9に示す、液晶セルを表示素子とする表示装置を作成する。
(実施例5)
本実施例では、実施例4における酸化物半導体TFTを形成する基板として白色のプラスチック基板110を用い、酸化物半導体TFT120の各電極を金に置き換え、ポリイミド膜133、135と偏光板100、140を廃する構成とした。そして、白色のプラスチック基板110と透明のプラスチック基板150の空隙に粒子と流体を絶縁性皮膜にて被覆したカプセル134を充填させる構成とする。この構成の表示装置の場合、本発明の酸化物半導体TFTによって、延長されたドレイン配線と上部のITO膜間の電圧が制御され、カプセル内の粒子が上下に移動する。それによって、透明基板側から見た延長されたソース配線領域の反射率を制御することで表示を行うことができる。
(実施例6)
本実施例では、図6に示すトップゲート型コプラナー構造の酸化物半導体TFTを作製した。
まずガラス基板10上に酸化物半導体層13を形成する。酸化物半導体層13の形成方法は、実施例1と同様である。その後、フォトリソグラフィー法を用いて酸化物半導体層13をパターニング形成する。
その上にチャネル保護層14として、スパッタ法により、膜厚300nmのシリコン酸化膜を成膜する。そして、フォトリソグラフィー法により、チャネル保護層14をパターニング形成する。この際、チャネル保護層14は実施例1と同様の方法でパターニングされ、順テーパー形状となる。
さらに第1の層間絶縁層15aとして、プラズマCVD法により、膜厚200nmのシリコン窒化膜を成膜する。成膜条件は、実施例1の層間絶縁層15と同様である。また、層間絶縁層15の形成と同時にチャネル保護層14の無い領域の酸化物半導体層がドレイン電極13aとソース電極13bとなる。さらに、チャネル保護層14のみが存在する領域の膜厚が薄いために、その領域下の酸化物半導体層が中間抵抗領域13dとなる。このチャネル保護層14と第1の層間絶縁層15aが、それぞれ第1のゲート絶縁層12a及び第2のゲート絶縁層12bとして機能する。
その上にゲート電極11として、スパッタ法により100nmのMoを成膜する。そして、フォトリソグラフィー法により、ゲート電極11をパターニング形成する。
さらに、第2の層間絶縁層15bとして、プラズマCVD法により、膜厚300nmのシリコン窒化膜を成膜する。そして、実施例1と同様に第1の層間絶縁層15a及び第2の層間絶縁層15bにコンタクトホールを形成し、ドレイン配線16、ソース配線17を形成する。最後に、実施例1と同様に加熱炉でアニール処理を行い、酸化物半導体TFTが完成する。
本実施例の酸化物半導体TFTは、寄生抵抗が小さく、電気的ストレスによる閾値電圧変化の小さい良好な特性を示す。
本発明の酸化物半導体TFTは、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイのスイッチング素子や駆動素子として応用することができる。また、プラスチックフィルムをはじめとするフレキシブル素材に低温で形成することが可能であり、フレキシブル・ディスプレイをはじめ、ICカードやIDタグ、フレキシブルセンサーなどに幅広く応用することができる。
本発明のボトムゲート型コプラナー構造酸化物半導体TFTの一実施形態を模式的に示す図である。 チャネル保護層を2層有するボトムゲート型コプラナー構造酸化物半導体TFTの実施形態を模式的に示す図である。 シリコン酸化膜保護層の有無によるアモルファスIGZO酸化物半導体の抵抗率の変化を示す図である。 アモルファスIGZO酸化物半導体の抵抗率変化のシリコン酸化膜保護層膜厚依存性を示す図である。 シリコン窒化膜絶縁層の有無によるアモルファスIGZO酸化物半導体の抵抗率変化を示す図である。 本発明のトップゲート型コプラナー構造酸化物半導体TFTの一実施形態を模式的に示す図である(ゲートオーバーラップ有)。 本発明のトップゲート型コプラナー構造酸化物半導体TFTの一実施形態を模式的に示す図である(ゲートオーバーラップ無)。 本発明に係る表示装置の一例の断面図である。 本発明に係る表示装置の他の例の断面図である。 本発明のチャネル保護層を有するボトムゲート型コプラナー構造酸化物半導体TFTの伝達特性をドレイン電圧=12Vの条件で測定した結果を示す図である。 本発明のチャネル保護層を有するボトムゲート型コプラナー構造酸化物半導体TFTの伝達特性をゲート電圧=5、10、15、20Vの条件で測定した結果を示す図である。
符号の説明
10 基板
11 ゲート電極
12 ゲート絶縁層
12a 第1のゲート絶縁層
12b 第2のゲート絶縁層
13 酸化物半導体層
13a ドレイン電極(領域)
13b ソース電極(領域)
13c チャネル領域
13d 中間抵抗領域
14 チャネル保護層
14a 第1のチャネル保護層
14b 第2のチャネル保護層
15 層間絶縁層
15a 第1の層間絶縁層
15b 第2の層間絶縁層
16 ドレイン配線
17 ソース配線
100 偏光板
110 基板
120 酸化物半導体TFT
121 ゲート電極
122 ゲート絶縁層
123 酸化物半導体層
123a ドレイン電極(領域)
123b ソース電極(領域)
123c チャネル領域
124 チャネル保護層
125 層間絶縁層
126 ドレイン配線
127 ソース配線
128 絶縁層
130 電極
131a ホール輸送層
131b 発光層
132 電極
133 高抵抗層又はポリイミド膜
134 ネマチック液晶又は電気泳動型粒子セル
135 高抵抗層又はポリイミド膜
140 基板
150 偏光板

Claims (16)

  1. 基板の上に以下の順で積層された、ゲート電極と、ゲート絶縁層と、酸化物半導体層と、チャネル保護層と、絶縁層と、を少なくとも有する薄膜トランジスタであって、
    前記絶縁層は、水素を含有する層であって、前記チャネル保護層と接する中央領域と前記中央領域を挟み前記チャネル保護層と接しない一対の外側領域とを有し、前記一対の外側領域のそれぞれにおいて前記酸化物半導体層と接し、
    前記チャネル保護層は、少なくとも前記酸化物半導体層と接する側において酸化物からなる層を有し、厚層部と、前記厚層部より層厚が薄く前記厚層部から前記外側領域に向けて延在する薄端部と、を有するように層厚分布を有し、前記層厚分布により、前記薄端部を、前記絶縁層から前記酸化物半導体層へ透過させる水素透過量を制限する水素透過制限部として含み、
    前記酸化物半導体層は、Sn、In、Znのうち少なくとも1種類の元素を含有するアモルファス酸化物半導体を少なくとも含む層であって、前記厚層部に接するチャネル領域と、前記一対の外側領域の一方に接するソース電極領域と、前記一対の外側領域の他方に接するドレイン電極領域と、前記薄端部に接し、前記チャネル領域の抵抗率より低く、前記ソース電極領域及び前記ドレイン電極領域の抵抗率より高い抵抗率を有する中間抵抗領域と、を有していることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. 前記チャネル保護層は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、酸化アルミニウム、酸化イットリウムおよび酸化マグネシウムの少なくともいずれかを含有することを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジスタ。
  3. 前記薄端部は、前記中央部から遠ざかるに従い連続的に層厚が減少する順テーパー形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の薄膜トランジスタ。
  4. 前記中間抵抗領域の水素濃度は、前記チャネル領域から前記ソース電極領域または前記ドレイン電極領域に近づくに従い連続的に増加することを特徴とする請求項3に記載の薄膜トランジスタ。
  5. 前記チャネル保護層は、第1のチャネル保護層と、該第1のチャネル保護層の上に積層された第2のチャネル保護層とを有しており、前記一方のチャネル保護層は前記他方のチャネル保護層と重ならない部分を有し、前記一方のチャネル保護層は該部分において前記酸化物半導体層と接していることを特徴とする請求項1または2に記載の薄膜トランジスタ。
  6. すくなくとも前記一方のチャネル保護層は、シリコン酸化物を含有していることを特徴とする請求項5に記載の薄膜トランジスタ。
  7. 前記アモルファス酸化物半導体は、InとGaとZnとを少なくとも含むアモルファス酸化物半導体であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタ。
  8. 前記絶縁層は、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、シリコン酸窒化膜、シリコン炭化膜、又はそれらの積層膜のいずれかであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタ。
  9. 前記チャネル領域と、前記ソース電極領域と、前記ドレイン電極領域と、前記中間抵抗領域とが、同一面上に位置していることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタ。
  10. 前記薄端部は、前記酸化物半導体層の層面内方向において、前記中央部を挟んで互いに対向した一対をなしていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の薄膜トランジスタ。
  11. 前記中間抵抗領域は、前記酸化物半導体層の層面内方向において、前記チャネル領域を挟んで互いに対向した一対をなしていることを特徴とする請求項10に記載の薄膜トランジスタ。
  12. 前記チャネル保護層は、シリコン酸化物を含有する層を少なくとも有し、
    前記厚層部は、前記層の層厚が300nm以上の部分であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタ。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタと、
    表示動作を制御する電極を備えた表示素子と、からなる表示装置であって、
    前記ソース電極領域及び前記ドレイン電極領域の少なくとも一方は、前記表示素子の前記電極と電気的に接続されていることを特徴とする表示装置。
  14. 前記表示素子は、エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする請求項13に記載の表示装置。
  15. 前記表示素子は、液晶素子であることを特徴とする請求項13に記載の表示装置。
  16. 前記基板の上に前記表示素子及び前記薄膜トランジスタがそれぞれ複数配置されており、前記複数の表示素子及び前記複数の薄膜トランジスタのそれぞれが、二次元状に配されていることを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の表示装置。
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