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JP5673884B1 - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却ファンを正逆転駆動するHSTの設置にあたり、伝動構造を簡素化することで、冷却ファンの伝動効率を高めてエンジンの冷却効率を向上させると共に、エンジンやHSTのメンテナンス性向上を図る。【解決手段】エンジンルーム(6)内に配置されるエンジン(E)と、エンジン(E)の冷却水を冷却するラジエータ(50)と、エンジン(E)とラジエータ(50)の間に配置される冷却ファン(11)と、エンジン(E)の駆動力が伝達される入力軸(15)と、入力軸(15)からの駆動力を排出装置(130)へ伝達する排出伝動部(170)と、入力軸(15)からの駆動力を冷却ファン(11)へ伝達するファン伝動部(160)とを備え、ファン伝動部(160)には、入力軸(15)から入力されたエンジン(E)の駆動力を無段階に変速して冷却ファン(11)側へ出力する無段変速装置(18)を有することにより解決される。【選択図】図3

Description

この発明は、コンバインに関する。
従来、例えば、特許文献1には、ラジエータ用冷却ファンを正逆転駆動するHST(油圧式無段変速装置)をエンジンの上部に配置したものが開示されている。
特開2014−8839号公報
しかしながら、上記文献記載の技術では、HSTをエンジンの内側上部に配置しているので、長尺なHSTの出力軸が必要になって、エンジンから冷却ファンへの伝動が複雑化し、冷却ファンの伝動効率が低下する虞がある。また、エンジン及びHSTのメンテナンスが行い難いという問題がある。
本発明の課題は、冷却ファンを正逆転駆動するHSTの設置にあたり、伝動構造を簡素化することで、冷却ファンの伝動効率を高めてエンジンの冷却効率を向上させると共に、エンジンやHSTのメンテナンス性向上を図ることにある。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、収穫した穀粒を貯留するグレンタンク(7)と、このグレンタンク(7)に貯留された穀粒を排出する排出装置(130)を備えたコンバインにおいて、エンジンルーム(6)内に配置されるエンジン(E)と、前記エンジン(E)の冷却水を冷却するラジエータ(10)と、前記エンジン(E)とラジエータ(10)の間に配置される冷却ファン(11)と、前記エンジン(E)と前記グレンタンク(7)の間に配置されると共に、前記エンジン(E)の駆動力が伝達される入力軸(15)と、前記入力軸(15)からの駆動力を前記排出装置(130)へ伝達する排出伝動部(170)と前記冷却ファン(11)へ伝達するファン伝動部(160)とに分岐して伝達する伝動ギヤケース(14)を備え、前記ファン伝動部(160)には、前記入力軸(15)から入力されたエンジン(E)の駆動力を無段階に変速して出力軸(127)から前記冷却ファン(11)側へ出力する無段変速装置(18)を有し、前記無段変速装置(18)は、前記伝動ギヤケース(14)の上部に設けられた支持部材(19)によって伝動ギヤケース(14)に支持され、前記支持部材(19)には、前記出力軸(127)を回転自在に支持する筒部(19b)が一体的に形成されていることを特徴とするコンバインとする。
請求項2記載の発明は、前記無段変速装置(18)の変速比を変更するトラニオン軸(29)と、前記トラニオン軸(29)と一体的に設けられて、制御モータ(31)のピニオンギヤ(31a)と噛合うトラニオンギヤ(30)を備え、前記トラニオンギヤ(30)における前記トラニオン軸(29)の軸心方向から見た中央部分には孔部(30d)が形成され、前記無段変速装置(18)における前記孔部(30d)に臨む部位には、前記トラニオン軸(29)の回転角度を検出する角度センサ(30a)と、前記トラニオンギヤ(30)に設けられたストッパ(30b)と接触することでトラニオンギヤ(30)の回転を規制するプレート(30c)を備えた請求項1に記載のコンバインとする。
請求項3記載の発明は、前記入力軸(15)の一端部に前記エンジン(E)の駆動力が伝達される入力プーリ(16)を有し、該入力軸(15)における入力プーリ(16)が設けられた側とは反対側の端部に、前記無段変速装置(18)側へ出力する伝動プーリ(20)を有する請求項1または請求項2に記載のコンバインとする。
請求項4記載の発明は、前記出力軸(127)が前記入力軸(15)と平行に備えられ、該出力軸(127)は、前記入力軸(15)における前記冷却ファン(11)に近い側の端部よりも冷却ファン(11)側に突出した位置まで延伸される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンバインとする。
請求項1に記載の発明によれば、エンジン(E)の駆動力が伝達される入力軸(15)から、排出伝動部(170)と、無段変速装置(18)を有するファン伝動部(160)に伝動するので、エンジン(E)周辺の伝動部材を簡素化して、冷却ファン(11)の伝動効率を高めてエンジン(E)の冷却効率を向上させると共に、エンジン周辺(E)のメンテナンスを容易化することができる。
また、伝動ギヤケース(14)の上部に設けられた支持部材(19)によって伝動ギヤケース(14)に支持されているので、伝動ギヤケース(14)と無段変速装置(18)を上下に配置して機体を左右方向又は前後方向にコンパクト化しつつ、伝動ギヤケース(14)と無段変速装置(18)周辺のメンテナンスを容易化することができる。また、排出伝動部(170)及び排出装置(130)を機体の低い位置に配置することができ、グレンタンク(7)の貯留容量を拡大することができる。
また、支持部材(19)に、出力軸(127)を回転自在に支持する筒部(19b)が一体的に形成されているので、伝動ギヤケース(14)と無段変速装置(18)による占有スペースを小さくして、伝動ギヤケース(14)と無段変速装置(18)周辺のメンテナンスを更に容易化することができ、また、出力軸(127)の支持剛性を高めて冷却ファン(11)の伝動効率を更に高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、角度センサ(30a)によってトラニオン軸(29)の回転角度を検出することができ、ストッパ(30b)とプレート(30c)によってトラニオンギヤ(30)の回転を規制することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、入力軸(15)における入力プーリ(16)が設けられた側とは反対側の端部に、無段変速装置(18)側へ出力する伝動プーリ(20)を有するので、エンジン(E)から入力軸(16)への伝動部材と、入力軸(16)から無段変速装置(18)への伝動部材を離して配置することで、これらの伝動部材のメンテナンスを容易化することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、出力軸(127)が、入力軸(15)における前記冷却ファン(11)に近い側の端部よりも冷却ファン(11)側に突出した位置まで延伸されているので、エンジン(E)から入力軸(16)への伝動部材と、出力軸(127)から冷却ファン(11)への伝動部材を、互いに干渉することなく配置することができ、これらの伝動部材の伝動効率の低下や耐久性の悪化を抑制するとともに、メンテナンスを容易化することができる。
コンバインの側面図 コンバインの平面図 上方から見たコンバインの要部を概念的に示す説明図 コンバインの原動部の側面図 同上要部の正面図 図4の要部の側面図 図5の要部の正面図 要部の伝動線図
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、コンバインの側面図及び平面図を示すものである。コンバインは、車台1の下部に走行クローラ2を備えている。また、車台1上の後部に脱穀部(脱穀装置)4を搭載し、その前方に刈取部3を設置し,刈取部3の横側に運転席5が配置され、運転席5の後方には脱穀粒を一時的に貯留するグレンタンク7を搭載している。なお、グレンタンク7は、内部に貯留された穀粒を機外へ排出する排出装置130を備えている。この排出装置は、グレンタンク7の底部に備える搬出オーガ12とグレンタンク7の後部に設けられた排出オーガ13を含む。
運転席5の下方の車台1上にはエンジンルーム6が形成され、このエンジンルーム6内にエンジンEが搭載されている。また、エンジンルーム6の右側後部と左側後部には、それぞれ車台1から上方へ向けて立設された右後部フレーム1a及び左後部フレーム1bを備え、この右後部フレーム1a及び左後部フレーム1bは、運転席を下方から支持する構造体の一部を成している。
エンジンルーム6のエンジンEの外側(右側)にはラジエータカバー8が設置され、ラジエータカバー8にはエンジンルーム6内に導入される外気に含まれる塵埃等を濾過する防塵網9が設けられている。ラジエータカバー8の内側にはエンジンEを循環する冷却水を冷やすラジエータ10及び冷却ファン11が配置されている。
エンジンルーム6の後方であり、かつ、グレンタンク7の前方には、エンジンEの駆動力を、グレンタンク7の底部に設けられた排出装置130へ伝達する伝動ギヤケース14が設けられている。
伝動ギヤケース14の上方には、エンジンEの駆動力を冷却ファン11へ伝達する油圧式無段変速装置(HST,無段変速装置)18が設けられている。なお、油圧式無段変速装置18は、伝動ギヤケース14の上部に設けられた支持部材19によって、伝動ギヤケース14に支持されている。
伝動ギヤケース14及び油圧式無段変速装置18の少なくとも一部は、右後部フレーム1a及び左後部フレーム1bよりも後方に配置されている。また、伝動ギヤケース14及び油圧式無段変速装置18は、機体の左右方向で右後部フレーム1aと左後部フレーム1bの間に配置されている。
(冷却ファンの変速装置)
油圧式無段変速装置18は、入力された回転動力を無段階に変速する機器であり、冷却ファン11を正転及び逆転させることが可能な機器である。具体的には、入力軸121への入力によって作動する油圧ポンプと、出力軸127を駆動する油圧モータの間を、2つの油路で接続して閉回路を形成したものである。油圧ポンプには、その吐出油量と吐出方向を変更するトラニオン軸が備えられている。このトラニオン軸については後述する。
すなわち、油圧式無段変速装置18は、冷却ファン11を正転させることで、エンジンルーム6の外側から内側への空気の流れを発生させ、エンジンルーム6外の外気を、ラジエータカバー8の防塵網9で濾過しつつラジエータ10を通過させてエンジンルーム6内に吸引し、エンジンE及びラジエータ10を冷却する。
また、油圧式無段変速装置18は、冷却ファン11を逆転させることで、エンジンルーム6の内側から外側への空気の流れを発生させ、エンジンルーム6内の内気をラジエータ10及び防塵網9を通過させて排気することで、ラジエータ10のコア間に目詰まりした微細な塵埃を除去するとともに防塵網9の外側面に付着した塵埃を吹き飛ばして除去する。
換言すると、油圧式無段変速装置18は、冷却ファン11を正転させてエンジンE及びラジエータ10を冷却する冷却状態と、冷却ファン11を逆転させて防塵網9に付着した塵埃を除去する除塵状態に切替可能である。
(伝動機構)
次に、冷却ファン11及び搬出オーガ12の伝動機構について、説明する。
エンジンEの回転動力は、エンジンルーム6の後方に配置され、前記伝動ギヤケース14に入り込む入力軸15に伝動される。そして、入力軸15に伝動されたエンジンEの回転動力は、この入力軸15において、冷却ファン11側への伝動部であるファン伝動部160と、排出装置130側への伝動部である排出伝動部170に分岐して伝達される。換言すると、冷却ファン11及び排出装置130には、入力軸15に伝達されたエンジンEの回転動力が伝達される。
なお、ファン伝動部160は、後述する伝動プーリ20、伝動ベルト22、HST入力プーリ21、入力軸121、油圧式無段変速装置18、出力軸127、HST出力プーリ27、ベルト112、ファンプーリ28を含み、これらを総称するものである。
また、排出伝動部170は、後述する出力軸125、オーガ伝動プーリ32、ベルト111、オーガ入力プーリ33を含み、これらを総称するものである。
(冷却ファンの伝動機構)
エンジンEの回転動力が出力される出力軸117の外側(右側)端部には、エンジンプーリ17が設けられている。このエンジンプーリ17と、前記伝動ギヤケース14に設けられた入力軸15の外側端部(右側端部)の入力プーリ16に、ベルト110が巻き掛けられている。入力軸15は、伝動ギヤケース14の内側(左側)に突出し、その内側端部に伝動プーリ20が設けられている。この伝動プーリ20と、油圧式無段変速装置18の入力軸121に設けられたHST入力プーリ21には、伝動ベルト22が巻き掛けられている。
そして、油圧式無段変速装置18の出力軸127の外側(右側)端部には、HST出力プーリ27が設けられている。このHST出力プーリ27と、冷却ファン11の回転軸128に設けられたファンプーリ28には、ベルト112が巻き掛けられている。
この様な構成により、エンジンEの回転動力は、入力軸15を経由して油圧式無段変速装置18に伝達され、無段変速装置18は、入力された回転動力を無段階に変速して冷却ファン11に伝達する。
(排出装置の伝動機構)
伝動ギヤケース14には、入力軸15と交差する方向(前後方向)に延伸する出力軸125が設けられている。入力軸15の伝動ギヤケース14内の部位には、ベベルギヤが設けられており、このベベルギヤと、出力軸125のベベルギヤが噛み合うことにより、入力軸15の伝動が出力軸125へ伝達される。出力軸125の端部(後端部)には、オーガ伝動プーリ32が設けられている。このオーガ伝動プーリ32と、搬出オーガ12に備えるオーガ入力プーリ33にベルト111が巻き掛けられている。
この様な構成により、エンジンEの回転動力は、入力軸15を経由して排出装置130に伝達される。
なお、ベルト110には、このベルト110に張力を付与するテンションローラ150が設けられている。このテンションローラ150は、ベルト110に常時張力を付与する、所謂常時張りの張圧部材である。また、ベルト111には、このベルト111に張力を付与するテンションクラッチが設けられている。このテンションクラッチは、アクチュエータにより、ベルト111の伝動が可能な状態と伝動不能な状態に切替可能に構成されている。
(ベルト等の配置)
エンジンプーリ17と入力プーリ16に巻き掛けられたベルト110と、HST出力プーリ27とファンプーリ28に巻き掛けられたベルト112は、エンジンEと冷却ファン11の左右方向での間隔部に配置されている。また、ベルト112は、ベルト110よりも右側(機体の外側であり、冷却ファン11に近い側である)に配置されるとともに、ベルト110よりも上側に配置されている。
(油圧式無段変速装置の支持構造)
上述したとおり、油圧式無段変速装置18は、車台1上に搭載された伝動ギヤケース14の上部に設けられた支持部材19によって、伝動ギヤケース14に支持されている。
支持部材19は、伝動ギヤケース14における入力軸15よりも後方にずれた位置に設けられており、この支持部材19の上部に油圧式無段変速装置18を連結している。このことにより、油圧式無段変速装置18の入力軸121及び出力軸127は、伝動ギヤケース14の入力軸15よりも後方にずれた位置に位置づけられる。
支持部材19は、伝動ギヤケース14に下部が連結される支持部19aと、支持部19aの上側に位置する筒部19bを備えている。筒部19bは、その内部に前記出力軸127が挿入される空間を有するとともに、外側端部に出力軸127の外側部を回転自在に支持する軸受部材が設けられている。
そして、油圧式無段変速装置18は、出力軸127が筒部19bの内部に挿入された状態で、筒部19bの内側端部に4本のボルト19cで締結されることで、支持部材19に支持される。
(ベルトテンション機構)
前記伝動ベルト22には、この伝動ベルト22に張力を付与するベルトテンション機構25が設けられている。ベルトテンション機構25は、伝動ベルト22に接触するテンションプーリ23と、このテンションプーリ23を回転自在に支持するテンションアーム24を備えている。テンションアーム24は、ピン26に回転自在に支持されるとともに、スプリングによりテンションプーリ23を伝動ベルト22に近づける方向の付勢力が付与されている。
ピン26は、プレート26aに溶接などの手段により接合されており、このプレート26aは、上述のボルト19cのうち、後側の上下2本のボルト19cにより油圧式無段変速装置18及び支持部材19に締結されている。すなわち、プレート26aと無段変速装置18は、ボルト19cにより支持部材19に共締めされている。
(トラニオン軸)
上述の油圧式無段変速装置18に備えられた油圧ポンプには、入力軸121の回転速度に対する作動油の吐出量を変更して、油圧式無段変速装置18における変速比を変更するトラニオン軸29が設けられている。
トラニオン軸29には、トラニオンギヤ30が一体的に設けられており、このトラニオンギヤ30と制御モータ31のピニオンギヤ31aが噛み合っている。制御モータ31は、油圧式無段変速装置18と前後方向で一部が重なって配置されるとともに、支持部材19の筒部19bの上部に取り付けられている。
トラニオンギヤ30は、トラニオン軸29の軸心方向から見て、中央部分に孔部30dが形成されている。そして、この孔部30dの周縁部分には、トラニオン軸29が制御範囲を超えて角度変更されることを防止するストッパ30bが設けられている。また、無段変速装置18における孔部30dに臨む部位には、トラニオン軸29の回転角度を検出する角度センサ30aと、ストッパ30bと接触するプレート30cが設けられている。
トラニオン軸29の正転側及び逆転側制御範囲限度までトラニオンギヤ30が回転すると、2つのストッパ30bの一方がプレート30cと接触することで、トラニオンギヤ30の回転を規制する。
(DPF)
なお、グレンタンク7の前部側と脱穀部4の間の下方空間内には、エンジンEの排気処理装置としてのDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ)35が配備されている。
また、伝動プーリ20からHST入力プーリ21に伝動するベルト22のベルトラインは、前記DPF35位置よりも機体側方部で、且つ機体前方部となる配置関係に置かれている。
E エンジン
6 エンジンルーム
7 グレンタンク
10 ラジエータ
11 冷却ファン
14 伝動ギヤケース
15 入力軸
16 入力プーリ
18 油圧式無段変速装置(無段変速装置)
19 支持部材
19b 筒部
20 伝動プーリ
21 HST入力プーリ
29 トラニオン軸
30 トラニオンギヤ
30a 角度センサ
30b ストッパ
30c プレート
30d 孔部
31 制御モータ
31a ピニオンギヤ
127 出力軸
130 排出装置
160 ファン伝動部
170 排出伝動部

Claims (4)

  1. 収穫した穀粒を貯留するグレンタンク(7)と、このグレンタンク(7)に貯留された穀粒を排出する排出装置(130)を備えたコンバインにおいて、
    エンジンルーム(6)内に配置されるエンジン(E)と、
    前記エンジン(E)の冷却水を冷却するラジエータ(10)と、
    前記エンジン(E)とラジエータ(10)の間に配置される冷却ファン(11)と、
    前記エンジン(E)と前記グレンタンク(7)の間に配置されると共に、前記エンジン(E)の駆動力が伝達される入力軸(15)と、
    前記入力軸(15)からの駆動力を前記排出装置(130)へ伝達する排出伝動部(170)と前記冷却ファン(11)へ伝達するファン伝動部(160)とに分岐して伝達する伝動ギヤケース(14)を備え、
    前記ファン伝動部(160)には、前記入力軸(15)から入力されたエンジン(E)の駆動力を無段階に変速して出力軸(127)から前記冷却ファン(11)側へ出力する無段変速装置(18)を有し、
    前記無段変速装置(18)は、前記伝動ギヤケース(14)の上部に設けられた支持部材(19)によって伝動ギヤケース(14)に支持され、
    前記支持部材(19)には、前記出力軸(127)を回転自在に支持する筒部(19b)が一体的に形成されている
    ことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記無段変速装置(18)の変速比を変更するトラニオン軸(29)と、
    前記トラニオン軸(29)と一体的に設けられて、制御モータ(31)のピニオンギヤ(31a)と噛合うトラニオンギヤ(30)を備え、
    前記トラニオンギヤ(30)における前記トラニオン軸(29)の軸心方向から見た中央部分には孔部(30d)が形成され、
    前記無段変速装置(18)における前記孔部(30d)に臨む部位には、前記トラニオン軸(29)の回転角度を検出する角度センサ(30a)と、前記トラニオンギヤ(30)に設けられたストッパ(30b)と接触することでトラニオンギヤ(30)の回転を規制するプレート(30c)を備えた
    請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記入力軸(15)の一端部に前記エンジン(E)の駆動力が伝達される入力プーリ(16)を有し、
    該入力軸(15)における入力プーリ(16)が設けられた側とは反対側の端部に、前記無段変速装置(18)側へ出力する伝動プーリ(20)を有する
    請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
  4. 記出力軸(127)が前記入力軸(15)と平行に備えられ、
    該出力軸(127)は、前記入力軸(15)における前記冷却ファン(11)に近い側の端部よりも冷却ファン(11)側に突出した位置まで延伸される
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンバイン。
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