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JP5564918B2 - 撮像素子およびカメラシステム - Google Patents

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Description

本発明は、CMOSイメージセンサ等の撮像素子およびカメラシステムに関するものである。
近年生体が発する微小な発光や蛍光の計測や撮像が、医療やバイオテクノロジの分野で活発化している。
このような撮像は通常のイメージャーより遥かに高感度、低ノイズであることが求められており、たとえばアナログ電荷の増倍機能を持ったEM−CCDが使用されている。
一方、特許文献1には、時分割によるフォトンカウントを用いた撮像素子が提案されている。
これは一定期間におけるフォトダイオードへの光子入射の有無を2値判定し、それを複数回反復した結果を集積して二次元の撮像データを得るものである。
すなわち、この撮像素子は、一定期間ごとにフォトダイオードからの信号をセンシングし、その期間に入射した光子数が一つ以上であれば、入射した光子数にかかわらず、各画素に接続されたカウンタは1ずつカウントアップされる。
光子入射の頻度が時間軸でランダムであれば、実際の光子入射数とカウント数とはポワゾン分布に従うので、入射頻度が少ない場合は略リニアな関係となり、入射頻度が多い場合も一律に補正が可能である。
このような撮像素子は読み出しノイズをゼロにできるので、微小光の撮像には特に適している。
このようなフォトンカウントも、一般には電荷増倍を持って実現される。
たとえば、特許文献1では、電荷増倍にアバランシェダイオードが想定されている。アバランシェダイオードは受光面に入射した光子を光電子に変換し、さらに光電子を高電圧で加速し、衝突による二次電子発生を繰り返すことによって信号電荷を増倍する。
これによって1光子の入射に対して、それを検知するのに十分な大きさの信号を得ることができる。
フォトンカウントを用いた撮像素子はデバイス間の感度ばらつきも殆ど生じないので、それらを複数並べて大きな撮像面を形成することも可能である。
このような撮像素子には、たとえばシンチレータと組み合わせて超低被爆のX線透過撮像を行う等、さまざまな応用が期待される。
特開1995−67043号公報
ところで、電荷増倍は、通常電子加速により行われるので、非常に高い電圧を必要とし、半導体製造においては特殊な工程を必要とする。
さらに、アバランシェダイオード等により画素ごとに電荷増倍を行う場合、高電圧の使用は隣接画素との電気的分離が困難となって、画素の微細化に不利である。
一方、アナログ信号を転送時に増倍する場合、増倍自体が新たなノイズを発生させる。デバイス間のばらつきも非常に大きいものとなる。
このような課題に対し、電子を増倍するのではなく、画素ごとにアンプを設け、アンプの入力容量を極限まで小さくすることで光電子1個から大きな信号を得ることも想定される。
図1は、アンプを有する画素の回路構成例を示す図である。
1単位の画素回路PX1は、フォトダイオード1、転送トランジスタ2、リセットトランジスタ3、アンプトランジスタ4、蓄積ノード5、およびフローティングディフュージョン(FD:Floating Diffusion、浮遊拡散層)ノード6を有する。
転送トランジスタ2のゲート電極が転送線7に接続され、リセットトランジスタ3のゲート電極がリセット線8に接続されている。アンプトランジスタ4のゲート電極がFDノード6に接続されている。
画素回路PX1においては、画素のシリコン基板に入射した光は電子とホールのペアを発生させ、その内の電子がフォトダイオード1によって、蓄積ノード5に蓄積される。
それらは所定のタイミングで転送トランジスタ2をオンさせることでFDノード6に転送され、アンプトランジスタ4のゲートを駆動する。
これにより、信号電荷はアンプトランジスタ4のソースである画素出力9への信号となって読み出される。画素出力9は、図示しない定電流回路や抵抗素子を介して接地することでソースフォロアとして動作する。
リセットトランジスタ3は、転送トランジスタ2と同時並列的にオンさせることでフォトダイオード1に蓄積された電子を電源に引き抜き、画素を蓄積前の暗状態、すなわち光子が未入射の状態にリセットする。
なお、FDノード6は、その容量を縮小するために、レイアウトや製造工程の工夫により、転送トランジスタ2の拡散層容量を低減したり、転送トランジスタの拡散層からアンプトランジスタ4のゲートへの接続配線の容量を低減したりすることが行われていた。
しかし、このような容量低減策のみでは劇的な効果を得ることはできず、1光電子検出には不十分であった。
FDノードの容量には、前述のような配線容量や拡散層容量が含まれる。
しかし、これらをレイアウトの工夫や半導体微細加工技術の進展により削減したとしても、最終的に残るのは、アンプトランジスタ4そのもののゲート容量であり、それがFDノードにおける寄生容量の大半を占めるようになる。
アンプトランジスタのサイズを小さくすると、それに伴って出力のランダムノイズが増加するので、この部分の微細化には限界がある。
本発明は、アンプトランジスタの実効的なゲート容量を、そのゲート面積を変えることなく抜本的に削減することが可能で、総合的な寄生容量を大幅に削減することが可能な撮像素子およびカメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点の撮像素子は、光電変換機能を有し、光子入射に応じて光子を検出して電気信号を出力する画素が複数アレイ状に配列された画素アレイ部と、上記画素からの電気信号を受けて、所定期間における画素への光子入射の有無を2値判定するセンス回路と、を有し、上記画素は、半導体基板に形成された埋め込み型フォトダイオードと、ゲートを入力とし、ソースを出力とするソースフォロワ回路を形成するアンプトランジスタと、上記フォトダイオードで光電変換された電荷を上記アンプトランジスタのゲートに転送する転送トランジスタと、上記アンプトランジスタのゲートに接続されたリセットトランジスタと、を含み、上記アンプトランジスタは、少なくとも上記埋め込み型フォトダイオードおよび転送トランジスタが形成されている第1の半導体基板から電気的に分離された第2の半導体基板内に形成され、当該アンプトランジスタの基板は、当該アンプトランジスタのソースに接続されている、あるいは絶縁膜により上記第1の半導体基板と分離されて浮遊状態となっており、上記センス回路は、上記ソースフォロワ回路の出力が入力され、上記画素の電荷蓄積と読み出しは、上記転送トランジスタおよび上記リセットトランジスタをオンにして、上記フォトダイオードを光子入力が無い状態にリセットし、かつ上記アンプトランジスタをオフ状態にして画素を非選択状態とし、リセット後、上記転送トランジスタおよび上記リセットトランジスタのうち少なくとも上記転送トランジスタをオフにして電荷蓄積を開始し、上記リセットトランジスタをオフにして上記アンプトランジスタのゲート電位を浮遊状態となる電位に遷移させて当該アンプトランジスタをオン状態とする読み出し可能状態とし、上記転送トランジスタをオン状態として蓄積電荷を上記アンプトランジスタのゲートに転送させて上記転送トランジスタをオフ状態として、光子入射の有無に応じた上記アンプトランジスタのゲート電位の変化をソースフォロワに反映させる

本発明の第2の観点のカメラシステムは、撮像素子と、上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、上記撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、上記撮像素子は、光電変換機能を有し、光子入射に応じて光子を検出して電気信号を出力する画素が複数アレイ状に配列された画素アレイ部と、上記画素からの電気信号を受けて、所定期間における画素への光子入射の有無を2値判定するセンス回路と、を有し、上記画素は、半導体基板に形成された埋め込み型フォトダイオードと、ゲートを入力とし、ソースを出力とするソースフォロワ回路を形成するアンプトランジスタと、上記フォトダイオードで光電変換された電荷を上記アンプトランジスタのゲートに転送する転送トランジスタと、上記アンプトランジスタのゲートに接続されたリセットトランジスタと、を含み、上記アンプトランジスタは、少なくとも上記埋め込み型フォトダイオードおよび転送トランジスタが形成されている第1の半導体基板から電気的に分離された第2の半導体基板内に形成され、当該アンプトランジスタの基板は、当該アンプトランジスタのソースに接続されている、あるいは絶縁膜により上記第1の半導体基板と分離されて浮遊状態となっており、上記センス回路は、上記ソースフォロワ回路の出力が入力され、上記画素の電荷蓄積と読み出しは、上記転送トランジスタおよび上記リセットトランジスタをオンにして、上記フォトダイオードを光子入力が無い状態にリセットし、かつ上記アンプトランジスタをオフ状態にして画素を非選択状態とし、リセット後、上記転送トランジスタおよび上記リセットトランジスタのうち少なくとも上記転送トランジスタをオフにして電荷蓄積を開始し、上記リセットトランジスタをオフにして上記アンプトランジスタのゲート電位を浮遊状態となる電位に遷移させて当該アンプトランジスタをオン状態とする読み出し可能状態とし、上記転送トランジスタをオン状態として蓄積電荷を上記アンプトランジスタのゲートに転送させて上記転送トランジスタをオフ状態として、光子入射の有無に応じた上記アンプトランジスタのゲート電位の変化をソースフォロワに反映させる
本発明によればアンプトランジスタのゲート容量を、そのゲート面積を変えることなく抜本的に削減することができ、総合的な寄生容量を大幅に削減することができる。
アンプを有する画素の回路構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(撮像素子)の構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る画素の回路構成の一例を示す図である。 図3の画素回路においてリセット、電荷蓄積、読み出しを行う際のタイミングチャートを示す図である。 第1の実施形態に係る画素回路の断面構造の一例を示す図である。 図3および図4に示す第1の実施形態に係る画素回路を有する画素部のレイアウト例を示す図である。 第1の実施形態に係る画素回路の製造方法について説明するための第1図である。 第1の実施形態に係る画素回路の製造方法について説明するための第2図である。 第1の実施形態に係る画素回路の製造方法について説明するための第3図である。 自己参照機能を有するセンス回路の一例を示す回路図である。 図3の画素を例に、図10の自己参照機能を有するセンス回路を用いた読み出し動作例を説明するためのタイミングチャートである。 第2の実施形態に係る画素の回路構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る画素回路の断面構造の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る画素の回路構成の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る画素の回路構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.本実施形態の撮像素子の特徴の概要
2.第1の実施形態(撮像素子の第1の構成例)
3.第2の実施形態(撮像素子の第2の構成例)
4.第3の実施形態(撮像素子の第3の構成例)
5.第4の実施形態(撮像素子の第4の構成例)
6.第5の実施形態(カメラシステム)
<1.本実施形態の撮像素子の特徴の概要>
本実施形態においては、高速並列読み出しを視野において、フォトン(光子)カウントを用いたフルデジタルイメージセンサとしての撮像素子(CMOSイメージセンサ)の最適な構成を実現している。
まず、各画素は特定期間内における光子の入射の有無を電気信号として出力する。センス回路は、1フレーム期間内にその結果を複数回受け取って各々2値による判定を実施する。撮像素子はその集積によってたとえば画素ごとに階調データを生成する。
本実施形態の撮像素子は、この基本的構成を基に、以下の特徴的な構成を有する。
本実施形態の撮像素子は、画素のFDノードの容量構成を踏まえて、電界効果トランジスタ(FET)により形成されるアンプトランジスタのゲート容量を、そのゲート面積を変えることなく抜本的に削減することが可能な構成を有する。
本実施形態においては、この容量値がソースフォロアのゲインと基板の挙動に強く依存する事実に着目して、以下の形態を実現している。
第1の形態では、埋め込み型フォトダイオードを採用した画素において、ソースフォロア出力とアンプトランジスタの基板とを接続し、基板バイアス効果を抑えてゲインを1に接近させる。そして、アンプトランジスタのゲートと基板のポテンシャルが連動して変調されるようにする。
これによって、アンプトランジスタのゲート容量を実効的に激減させることができる。
さらに第1の形態では、このような構成を取りながら面積増加を最小限に抑制する回路構成を実現している。
第2の形態では、埋め込み型フォトダイオードを採用した画素において、アンプトランジスタにSOI構造を採用し、その基板を浮遊状態にする。
このような構造では基板は完全空乏化し、そのポテンシャルはやはりソースに追随して変調される。
それとともに基板バイアス効果も抑えられてゲインは1に接近し、同様な原理でアンプトランジスタのゲート容量を実効的に激減させることができる。
上記構成を採用する本実施形態によれば、画素のアンプトランジスタの入力容量が激減し、1光子でも検知可能な画素出力を得られるようになる。
これにより、時分割フォトンカウンティングを用いたイメージャーの実現が可能になり、微小光の撮像や、複数イメージャーを並べた大型撮像が可能になる。
しかも、最適な回路構成の採用で、フォトダイオードを除く回路群の占有面積の増加は最小限に抑えられ、高い開口率を維持することが可能である。
さらに本発明は通常のCMOSイメージャーに採用しても、大幅な感度アップを実現することが可能である。
以下に、上記した特徴を有する本実施形態に係る撮像素子であるCMOSイメージセンサについて詳細に説明する。
<2.第1の実施形態>
図2は、本発明の第1の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(撮像素子)の構成例を示す図である。
[全体構成の概略]
本CMOSイメージセンサ100は、画素アレイ部110、センス回路部120、出力信号線群130、転送線群140、および判定結果集積回路部150を有する。
本CMOSイメージセンサ100では、後述するように、複数の画素で一つのセンス回路を共有する。
これに対応して、本CMOSイメージセンサ100は、同一列の複数の画素DPXと選択回路により画素ブロック160−0〜160−3、・・・が形成される。
さらに、CMOSイメージセンサ100は、画素アレイ部110の画素DPXを駆動して、画素DPXの電気信号を出力信号線131に出力させるための行駆動回路170、および行制御線群180を有する。
画素アレイ部110は、複数のデジタル画素DPXが行方向および列方向にマトリクス状に配置されている。
各デジタル画素DPXは光電変換素子を有し、光子入射に応じて電気信号を出力する機能を有する。
そして、上述したように、同一列の複数の画素DPXと選択回路により画素ブロック160−0〜160−3、・・・が形成される。
CMOSイメージセンサ100は、一定期間毎に、出力信号線131を伝搬された電気信号を2値判定し、判定結果を画素ごとに複数回集積して、たとえば階調ある2次元撮像データを生成する回路ブロックCBLKを有する。
CMOSイメージセンサ100は、複数の画素、本実施形態では画素ブロック160−0〜160−3、・・・単位の複数画素の複数回の上記判定結果を集積することで、受光部である画素アレイ部110への光子入射量を導出する。
CMOSイメージセンサ100は、さらにフォトンカウンティングのダイナミックレンジを、複数画素のカウント結果を加算することで拡大する機能を有している。
回路ブロックCBLKは、画素アレイ部110、センス回路部120および判定結果集積回路部150が配置されている。
センス回路部120は、画素アレイ部110の各画素ブロック160−0〜160−3、・・に対応してセンス回路121−0,121−1,121−2,121−3、・・・が配置されている。
センス回路121−0は、その入力が画素ブロック160−0を形成する全画素DPX−00,DPX−10、〜DPX−p0の出力が共通に接続される出力信号線131−0に接続されている。
すなわち、複数の画素DPX−00〜DPX−p0で一つのセンス回路121−0を共有している。
なお、各画素ブロック160(−0〜−3、・・)の画素数は、たとえば128個に設定される。この場合、p=0〜127であり、画素ブロック160−0は画素DPX−00〜DPX1270を含む。
センス回路121−1は、その入力が画素ブロック160−1を形成する全画素DPX−01,DPX−11、〜DPX−p1の出力が共通に接続される出力信号線131−1に接続されている。
すなわち、複数の画素DPX−01〜DPX−p1で一つのセンス回路121−1を共有している。
画素ブロック160−1は、たとえば128個の画素DPX−01〜DPX1271を含む。
センス回路121−2は、その入力が画素ブロック160−2を形成する全画素DPX−02,DPX−12、〜DPX−p2の出力が共通に接続される出力信号線131−2に接続されている。
すなわち、複数の画素DPX−02〜DPX−p2で一つのセンス回路121−2を共有している。
画素ブロック160−2は、たとえば128個の画素DPX−02〜DPX1272を含む。
センス回路121−3は、その入力が画素ブロック160−3を形成する全画素DPX−03,DPX−13、〜DPX−p3の出力が共通に接続される出力信号線131−3に接続されている。
すなわち、複数の画素DPX−03〜DPX−p3で一つのセンス回路121−3を共有している。
画素ブロック160−3は、たとえば128個の画素DPX−0〜DPX1273を含む。
センス回路部120においては、図示しない他の画素ブロックに対しても複数の画素で共有するようにセンス回路が配置される。
判定結果集積回路部150は、センス回路121−0〜121−3の判定結果を画素ごとに複数回集積し、たとえば階調のある2次元撮像データを生成する機能を有する。或いはさらに複数画素のカウント結果を加算して、それらの画素グループを単位受光面とした、ダイナミックレンジの広い撮像をも可能にする。即ち判定結果集積回路部150は、複数の画素、本実施形態では画素ブロック160−0〜160−3、・・・単位の複数画素の複数回の上記判定結果を集積することで、受光部である画素アレイ部110への光子入射量を導出する機能を有する。
判定結果集積回路部150は、レジスタ151−0〜151−3、選択回路152、カウント回路153、およびメモリ154を有する。
レジスタ151−0〜151−3は、転送線141−0〜141−3を転送された対応するセンス回路121−0〜121−3の判定値を保持する。
選択回路152は、レジスタ151−0〜151−3の出力を順次に選択して、各レジスタ151−0〜151−3の保持した判定値をカウント回路153に供給する。
カウント回路153は、行選択されて読み出され、選択回路152を介した複数画素(本例では4画素)の判定値に対するカウント処理を順次行い、画素ごとのカウント結果をメモリ154に格納する。
或いはカウント回路153は、複数画素のカウント結果を加算して、その加算結果をメモリ154に格納する。
カウント回路153は、前回の読み出し時の画素のデータがメモリ154からロードされる。
本第1の実施形態の判定結果集積回路部150は、1つのカウント回路153を有し、複数のレジスタ152−0〜152−3でカウント回路153を共有している。
換言すれば、本第1の実施形態のCMOSイメージセンサ100は、複数のセンス回路121−0〜121−3でカウント回路153を共有している。
本実施形態のCMOSイメージセンサ100は、前述した特徴的構成を含んで構成されている。
すなわち、CMOSイメージセンサ100は、複数の画素でセンス回路を共有し、循環的にアクセスさせることで、露光時間を確保しつつ、さらに小型の画素にも対応できるように構成される。
さらに、CMOSイメージセンサ100は、複数のセンス回路がカウント回路を共有することで、回路規模と処理速度との柔軟な最適化が可能になるように構成される。
さらにCMOSイメージセンサ100は、フォトンカウンティングのダイナミックレンジを複数画素のカウント結果を加算することで拡大する機能を有している。
[デジタル画素に係る機能]
ここで、デジタル画素DPXの構成例について説明する。
デジタル画素(以下、単に画素という場合もある)DPXは、上述したように、光電変換素子を有し、光子入射に応じて電気信号を出力する。
撮像素子としてのCMOSイメージセンサ100は、画素DPXのリセット機能と読み出し機能を備えており、任意のタイミングでリセットと読み出しを実行することができる。
リセットは画素DPXを光子が未入射の状態にリセットする。各画素DPXは、望ましくはその受光面に、各々レンズと、あるいは必要に応じてカラーフィルタを備えている。
このような画素の基本機能は通常画素に近いが、その出力にアナログ値としての精度やリニアリティは要求されない。
ここで、デジタル画素の構成の一例について説明する。
図3は、本第1の実施形態に係る画素の回路構成の一例を示す図である。
図3は、1単位画素DPXで3つのトランジスタを含む画素回路の一例を示している。
本第1の実施形態の単位画素は、アンプトランジスタがp型FET(PMOSトランジスタ)により形成されている。
1単位画素DPXAは、フォトダイオード111、転送用NMOSトランジスタ112、リセット用NMOSトランジスタ113、アンプ用PMOSトランジスタ114、蓄積ノード115、およびFD(Floating Diffusion)ノード116を有する。
転送用NMOSトランジスタ112のゲート電極が行制御線としての転送線181に接続され、リセット用NMOSトランジスタ113のゲート電極が行制御線としてのリセット線182に接続されている。
アンプ用PMOSトランジスタ114のゲート電極がFDノード116に接続され、アンプ用PMOSトランジスタ114のソース114Sが出力信号線131に接続されている。
そして、本第1の実施形態においては、アンプ用PMOSトランジスタ114のソース114SがPMOS基板に接続されている。アンプ用PMOSトランジスタ114のドレイン114Dは基準電位VSS(たとえばグランドGND)に接続されている。
単位画素DPX10においては、画素のシリコン基板に入射した光は電子とホールのペアを発生させ、その内の電子が埋め込み型のフォトダイオード111によって、蓄積ノード115に蓄積される。
それらは所定のタイミングで転送用NMOSトランジスタ112をオンさせることでFDノード116に転送され、アンプ用PMOSトランジスタ114のゲートを駆動する。
一方、ドレインが電源VDDと接続されたリセット用NMOSトランジスタ113は画素のリセットに使用される。
アンプ用PMOSトランジスタ114のドレイン114Dは接地されており、ソース114SはPMOS基板と接続され、さらに画素出力として出力信号線131に接続されている。
出力信号線131は列方向に並ぶ複数の画素と共有され、定電流回路190を介して電源に接続されている。これによって、アンプ用PMOSトランジスタ114はソースフォロアとして動作する。
すなわち、FDノード116に転送された信号電荷は出力信号線131への信号となって出力される。
以下に、本実施形態に係る画素回路の電荷蓄積と読み出しの具体的動作を説明する。
図4(A)〜(D)は、図3の画素回路においてリセット、電荷蓄積、読み出しを行う際のタイミングチャートを示す図である。
図4(A)はリセット線182の信号電位を、図4(B)は転送線181の信号電位を、図4(C)はFDノード116の電位を、図4(D)はアンプ用PMOSトランジスタ114のソース114Sの電位を、それぞれ示している。
電荷蓄積に先立って、まず画素のリセットを行う。
リセット時には、リセット線182および転送線181がハイレベルに設定される。これにより、リセット用NMOSトランジスタ113と転送用NMOSトランジスタ112がオン状態になる。
これはたとえば、1.8Vの電源電圧をフォトダイオードの蓄積ノード115に伝達させる操作である。
これによって蓄積ノード115のポテンシャルは上昇し、そこに蓄積された電子の引き抜きが行われる。
特に、HAD(Hole-Accumulation Diode)構造においては、蓄積ノード115はP型層に挟まれた薄いn型層で形成されており、その電子は全て排出されて完全空乏状態となる。
その後、転送線181がローレベルに設定される。これにより、転送用NMOSトランジスタ112がオフすることで、蓄積ノード115は浮遊状態となって、新たな電荷蓄積が開始される。
一方、電荷蓄積中、リセット線182はハイ状態を保持され、非選択画素のリセット用NMOSトランジスタ113をオン状態に固定する。
これに伴い、アンプ用PMOSトランジスタ114のゲートに接続されたFDノード116は電源電圧に保たれる。
これにより、非選択画素のアンプ用PMOSトランジスタ114はオフ状態に保持されている。
次に蓄積された電荷の読み出し動作について説明する。
まず、選択行のリセット線182がローレベルに設定されて、リセット用NMOSトランジスタ113がオフされる。
このとき、FDノード116の電位はリセット用NMOSトランジスタ113のゲートとのカップリングを受けて、たとえば1.8Vから0.8Vに推移して浮遊状態となる。これに伴い、アンプ用PMOSトランジスタ114がオン状態となる。
ここで、アンプ用PMOSトランジスタ114と定電流回路190に接続された出力信号線131はソースフォロア回路を構成している。そして、その入力であるFDノード116のポテンシャルVfdと、出力である出力信号線131の電位Vslは、変動比が1に近いリニアな関係となる。
すなわち、定電流回路190の電流値をiとすると、理想的には次式が成立する。
[数1]
i=(1/2)*β*(Vfd−Vth−Vsl) //βは定数
ここで、(Vfd−Vth−Vsl)は一定となって、FDノード116のポテンシャルVfdの変動は1に近いゲインで出力信号線131の電位Vslに反映される。
すなわち、アンプ用PMOSトランジスタ114がオン状態になると、FDノード116の電位変動が、出力信号線131の電位変動に反映される。
ここで1回目の読み出しが実施され、出力信号線131に現れた電位はセンス回路121によって一旦ホールドされる。
次に、転送線181がハイレベルに設定され、これに伴い転送用NMOSトランジスタ112がオンすることで、FDノード116の電位は転送線181とのカップリングを受けて上昇する。そして、蓄積ノード115に蓄積された電子がFDノード116に流れ込む。
この際、FDノード116のポテンシャルが十分高ければ、蓄積ノード115に蓄積されていた電子は全てFDノード116に流出し、蓄積ノード115は完全空乏状態になる。
その後、転送線181がローレベルに設定される。これにより、転送用NMOSトランジスタ112がオフすることで、FDノード116の電位は転送線駆動前に比べて信号電荷分だけ下降する。
すなわち、光子入射が全くなかった場合は元の0.8V付近に戻るが、光子が入射して光電子が生じている場合には、光電子数に応じて電位が下降し、たとえば0.7Vとなる。これがソースフォロアの出力たる出力信号線131に反映される。
ここで2回目の読み出しが実施され、センス回路121は先ほどのホールド信号と今回の読み出し信号を比較して、光子入射の有無を判定する。
各画素の露光期間は、上記リセット動作と読み出し動作との間の期間であり、正確には転送用NMOSトランジスタ112がリセット後オフしてから、読み出しでオンするまでの期間T3である。
この間に、フォトダイオード111に光子が入射し電荷が発生すると、それは2回の読み出しにおける信号の差分としてセンス回路121により検出される。
上述のような画素構成においては、ソースフォロアを構成するアンプ用PMOSトランジスタ114の基板はそのソース出力に接続されているため、基板バイアス効果を受けることがなく、ゲインが向上して1に近づく。
それとともに、アンプ用PMOSトランジスタ114のゲートと基板は連動して変調されるので、FDノード116におけるアンプ用PMOSトランジスタ114のゲート容量は実効的にゼロに近づき、その総合的な寄生容量は大幅に削減される。
すなわち、FDノード116に僅かな光電子が転送されても、画素は大きな出力振幅を得ることができる。
なお、通常ソースフォロア回路において、アンプトランジスタのソース出力をその基板と接続すること自体は、出力ゲインを上げる目的で過去も実施されてきた。
しかし、本発明の実施形態においてそれを行う目的は、画素のFDノードの容量を極限まで低下させて、たとえば1光子という超微小電荷を検出することである。
そのために、大きな寄生容量を持つフォトダイオード111はFDノード116と容量結合しない構成になっている。
具体的には、フォトダイオード111とFDノード116は転送トランジスタ112によって分離される。さらにフォトダイオード111は、たとえばHAD型構造に代表される、埋め込み型となっている。
このような構成においては、フォトダイオード111の蓄積ノード115は、リセットをかけると全ての電子が排出されて完全空乏状態となり、たとえば0.4Vまでしかその電位は上昇しない。
読み出し時も同様であって、転送トランジスタ112がオンして全ての電荷がFDノード116に転送されても、なおフォトダイオード111とFDノード116との間にはポテンシャル差が保たれて、両者が容量結合することはない。
また、このように極限までFDノードの容量を低下させた場合、容量自体の製造ばらつきは大きくなる。
したがって、画素出力をアナログデータとして扱う場合、このばらつきはそのまま信号ばらつきとなってしまう。
しかし、特定期間の光子入射の有無をバイナリ判定し、その結果を集積して撮像の階調を得る場合には、判定に十分な信号量が確保されている限り、FDノードの容量ばらつきは信号には反映されない。
すなわち、画素出力の集計値は画素への入射フォトン数をそのまま反映したものとなり、製造工程によってそれがばらつくことは無い。
なお上記例では、アンプトランジスタ114のオン/オフはリセットトランジスタ113のゲートとのカップリングのみによって制御した。
これは配線を簡素化するのに有効な手段ではあるが、必要があればリセットトランジスタ113のドレイン113D側を適時駆動しても良い。
たとえば、画素の非選択時にはドレイン113Dを上昇させ、FDノード116をより高い電位に昇圧しても良い。
これによって、非選択時にアンプトランジスタ114から電流が漏れることを完全に防止でき、非選択画素が出力信号線に不要なノイズを発生させるのを抑止できる。
図5は、本第1の実施形態に係る画素回路の断面構造の一例を示す図である。
図5の画素回路200は、ウエハ上にエピタキシャル形成された薄いn型層201には画素用のp−Well領域202が形成されており、その中に画素を構成する各素子が形成されている。
フォトダイオード111においては、n型の蓄積層203の表面にp型層204が形成されており、基板の深さ方向において信号電荷蓄積層が反対の導電型層で挟まれた、いわゆる「埋め込み型フォトダイオード」となっている。
本例では、表面のp型層204と基板のp−Well202がn型蓄積層203を挟んだ、HAD型構造が採用されている。
転送トランジスタ112は、p−Well202を基板とするNMOSであり、フォトダイオード111に蓄積された電荷を、アンプトランジスタ114のゲートやn型拡散層205よりなるFDノード116に転送する。
アンプトランジスタ114はPMOSであり、p−Well202内に形成されたn−Well206を基板としている。
p−Well202は接地され、n−Well206は常時正方向にバイアスされているので、両者は電気的に切り離されている。
アンプトランジスタ114のドレイン114Dは接地され、ソース114Sはn−Well基板206と接続されて画素出力を形成している。
さらに、画素回路200には、p−Well202を基板とするリセット用NMOSトランジスタ113が形成されており、そのドレイン113Dは電源に接続されるか、あるいは画素の選択、非選択に応じて適時周辺回路によって駆動される。
埋め込み酸化膜207はn−Well206とフォトダイオード111のn型蓄積層203との間の信号リークを防止する素子間分離層であり、濃いp型層208に底面と側面を覆われている。
このように、p−Well202を基板としてフォトダイオード111と転送用NMOSトランジスタ112が形成されている。
さらに、p−Well202内に設けられたn−Well層206を基板としてアンプ用PMOSトランジスタ114が形成されている。
このような本例の画素構造は、最小の占有面積でアンプトランジスタ114の基板を他の素子から分離するものであり、これによりアンプトランジスタ114のソース出力と基板との接続を可能にし、FDノードの実効的寄生容量の大幅低減を可能にする。
図6は、図3および図4に示す第1の実施形態に係る画素回路を有する画素部のレイアウト例を示す図である。
各画素回路200Aは、フォトダイオード111、転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、およびアンプトランジスタ114を含んで構成されている。
アンプトランジスタ114の活性領域はn−WELL領域206の中に形成されて、他の素子の基板から電的に分離されている。
次に、図7(A)および(B)、図8(A)および(B)、並びに図9に関連付けて本第1の実施形態に係る画素回路の製造方法について説明する。
アンプトランジスタ114とフォトダイオード111や転送トランジスタ112と電気的に分離するために、基板に、素子間分離用埋め込み拡散層208およびトレンチ分離部と埋め込み酸化膜207を形成する。
より具体的には、図7(A)に示すように、薄いn型のエピタキシャル基板(薄いN型)210の主面211側の図中右端部側に、p型の素子間分離用埋め込み拡散層208およびトレンチ分離部と埋め込み酸化膜207を形成する。
次に、図7(B)に示すように、p−Well202用のボロンを異なる深さで3回注入する(打ち込む)。
1回目は、ボロンを深く打ち込み、p−Well202の底部202−1を形成する。
2回目は、ボロンを底部202−1より浅く選択的に打ち込みフォトダイオード111の周辺部のp−Well202−2を形成する。このとき、フォトダイオード111の領域にはボロンの注入は行わない。
3回目は、主面211の表面付近にボロンを選択的に打ち込みp−Well203を形成する。このとき、フォトダイオード111とn−Well206部にはボロンの注入は行わない。
次に、図8(A)に示すように、素子間分離用埋め込み拡散層208およびトレンチ分離部と埋め込み酸化膜207間の領域にn−Well206用のリンを打ち込む。
さらに必要に応じて、フォトダイオード111の領域に濃度調整用のn型イオン(リン)を打ちを込む。
次に、図8(B)に示すように、熱処理でイオンを拡散、活性化させて、p−Well202、n−Well206、フォトダイオード111を形成する。
そして、図9に示すように、上部素子としてアンプトランジスタ114、リセットトランジスタ113、転送トランジスタ112のソース(S)/ドレイン(D)、ゲート(G)、およびHAD用p型拡散層204を形成する。
以上により本実施形態に係る画素回路が製造される。
次に、第1の実施形態に係るCMOSイメージセンサ100の全体的な動作概要について説明する。
上述したように、画素ブロック160(−0〜−3、・・)は128個のデジタル画素DPXと選択回路を含んで構成されている。選択回路はその中の1画素を選んでリセットや読み出しを実施する。
本例では行駆動回路170により駆動される行制御線181,182に従って画素ブロック160中の1画素が選択される。
読み出しの際は、選択画素への光子入射の有無が出力信号線131(−0〜−3、・・)への電気信号として出力され、センス回路121(−0〜−3)で2値判定される。
センス回路121(−0〜−3)は、たとえば選択画素に光子が入射されていれば「1」を、入射されていなければ「0」を判定値として確定して、その判定値をラッチする。
センス回路121(−0〜−3)の判定値は、まずレジスタ151(−0〜−3)に転送される。
カウント回路153は4個の画素ブロック160−0〜160−3で共有されており、行選択されて読み出された4画素に対するカウント処理が選択回路152を経由して順次実施される。
そして、画素ごとのカウント結果がメモリ154に格納される。
すなわち、まず前回の読み出し時の画素のデータがメモリ154からカウント回路153にロードされる。
ここでカウント回路153では、レジスタ151(−0〜−3)に「1」が格納されていればカウント値に「1」が加えられ、「0」が格納されていればカウント値は更新されない。
その後、メモリ154にカウント回路153の値が書き戻され、1画素分のカウント処理が完了する。この処理を4画素に対して順次実施する。
このようなカウント処理が実施されている間、画素ブロック160(−0〜−3)とセンス回路121(−0〜−3)は次の行の読み出しと判定を並行して実施することができる。
このようなデジタル読み出しは、たとえば1フレーム期間において1023回実施され、画素ごとに10ビットの階調データを構成する。
このとき、カウント回路153は10ビットであり、メモリ154は(128x4)個の画素が各々10ビットのデータを持つので5120ビットである。
すなわち本CMOSイメージセンサ100は、独自の構成を持ってアレイ化されたフォトンカウンタとして動作する。
さらに複数の画素を加算してダイナミックレンジを拡大する機能を用いる際には、以下のような制御を行う。たとえば、撮像単位を縦横4x4の画素で構成する場合は、各々の撮像単位に含まれる画素のデータは、メモリ154の同一アドレスに格納する。
これによって、それらの16個の画素に対する光子入射のカウント値はメモリを介してカウント回路153内で加算される。
このときカウント総数は16倍となり、カウント回路153には14ビットが必要となる。
一方、メモリ154のアドレス数は1/16の32となり、各々が14ビットの値を格納する。したがって、その必要容量は448ビットである。
あるいは、受光面全体への光子入射総数のみをカウントする場合には、カウント回路153にデータを保持したままの状態でよいので、必ずしもメモリは必要ない。
この場合、カウンタのビット数は512画素分の10ビットカウントに対応した19ビットが必要である。このようにカウント回路153やメモリ154に必要とされるサイズは用途に応じて変化する。
あるいは、全画素の2次元撮像から総加算まで用途に応じて機能の切り替えを行う場合には、カウント回路153を14ビットとし、メモリ154を(128x4)個の画素に対して各々14ビット用意する。そして、回路ブロックCBLKのレベルは4x4加算までに対応しておく。
全画素加算に対しては、まず回路ブロックCBLKで4x4の加算を実行し、さらに出力回路に別途加算器を用意して、メモリ154からの複数の出力値を加算して総計すれば良い。この場合、出力部の加算器の処理量は、事前の加算が無い場合に比べて1/16で良く、高速な処理は不要である。
ところで、本実施形態に使用するデジタル画素からのデータ読み出しに際しては、画素ごとの出力ばらつきを相殺するために、センシング時に以下のような自己参照機能を導入することが望ましい。
たとえば画素からのデータ読み出しに際しては、たとえば図10に示すようなセンス回路を使用して、図4における2回の読み出しの差分の有無を検出し、1光子入射の有無を判定する。
図10は、自己参照機能を有するセンス回路の一例を示す回路図である。
図10のセンス回路121Aは、スイッチSW121,SW122,SW123,SW124、キャパシタC121,C122,C123、インバータIV121,IV122,IV123、およびオフセット信号OFFSETの供給ラインL121を有する。
スイッチSW121は、端子aがキャパシタC121の第1端子およびキャパシタC122の第1端子に接続され、端子bが出力信号線に接続される端子SIGに接続されている。
キャパシタC121の第2端子が、インバータIV121の入力端子、およびスイッチSW122の端子aに接続されている。
キャパシタC122の第2端子が、オフセット信号OFFSETの供給ラインL121に接続されている。
インバータIV121の出力端子は、キャパシタC123の第1端子およびスイッチSW122の端子bに接続されている。
キャパシタC123の第2端子が、インバータIV122の入力端子、およびスイッチSW123の端子a、スイッチSW124の端子aに接続されている。
インバータIV122の出力端子は、インバータIV123の入力端子およびスイッチSW123の端子bに接続されている。
インバータIV123の出力端子は、スイッチSW124の端子bおよび出力端子SAOUTに接続されている。
ここで、図3の画素を例に、図10の自己参照機能を有するセンス回路を用いた読み出し動作例について説明する。
図11(A)〜(D)は、図3の画素を例に、図10の自己参照機能を有するセンス回路を用いた読み出し動作例を説明するためのタイミングチャートである。
図11(A)はスイッチSW121のON/OFF状態を、図11(B)はスイッチSW122,SW123のON/OFF状態を、図11(C)はスイッチSW124のON/OFF状態を、図11(D)はオフセット信号OFFSETを、それぞれ示している。
まず、スイッチSW121とスイッチSW122とスイッチSW123をオン(ON)にして、1回目の読み出し信号を入力端子SIGに入力する。
次いで、スイッチSW122およびSW123をオフにして信号レベルをホールドする。
次に、二回目の読み出し信号を入力SIGに入力して、スイッチSW121をオフにする。
この間、オフセット信号OFFSET入力は0Vに保たれている。
次に、オフセット信号OFFSETを僅かに上昇させて、キャパシタC122を介して読み出し信号にオフセット電位を追加する。
これにより、リセット状態の出力と、読み出し信号に若干のオフセットを加えた状態での出力とが比較される。
図3の画素に光子が入射している場合、2回目の読み出し信号は1回目より低電位となり、出力端子SAOUTに「1」が出力される。
画素に光子が入射していない場合はその逆となって出力端子SAOUTに「0」が出力される。
最後に、スイッチSW124をオンにして判定結果をラッチする。
このような自己参照的なセンシングは、各画素のアンプトランジスタの閾値ばらつき等に起因する画素ごとの固定ノイズを相殺し、微小な信号に対しても正確な二値判定を可能にする。さらに上記シーケンスではリセットのkTCノイズも相殺する。
回路はこのような例に限らず、またリセット信号側にオフセットを加えたものを読み出し信号と比較して判定を実施しても良い。
なお、上記センス回路の例は1光子を検出して時分割のフォトンカウンティングを行うケースを想定している。
しかし、本発明の実施形態の画素構成は、画素出力をアナログ信号として扱う通常のイメージセンサにも適用でき、その場合には非常に大きな感度を獲得することができる。
通常のイメージセンサにおいては、一回目の読み出し信号と二回目の読み出し信号の差分をアナログ信号として検出し、デジタル値に変換する必要がある。たとえば図10のオフセット線を一定の範囲でスイープさせて出力SAOUTが反転するタイミングを計測する。
このとき感知回路はバイナリのセンス回路ではなく、AD変換器となる。
<3.第2の実施形態>
図12は、本第2の実施形態に係る画素の回路構成の一例を示す図である。
本第2の実施形態に係る単位画素DPXBが第1の実施形態に係る単位画素DPXAと異なる点は、アンプトランジスタ114Bがp型FET(PMOSトランジスタ)の代わりにn型FETであるNMOSトランジスタにより形成されていることにある。
アンプ用NMOSトランジスタ114Bは、ドレインが電源電位VDDに接続され、ソースが出力信号線131に接続されている。
そして、本第2の実施形態において、アンプ用NMOSトランジスタ114Bは、NMOS基板がSOI(Silicon on Insulator)構造によって浮遊状態になっている。
1単位画素DPXBにおいては、画素のシリコン基板に入射した光子は電子とホールのペアを発生させ、その内の電子が埋め込み型のフォトダイオード111によって、蓄積ノード115に蓄積される。
それらは所定のタイミングで転送用NMOSトランジスタ112をオンさせることでFDノード116に転送され、アンプ用NMOSトランジスタ114Bのゲートを駆動する。
一方、リセット用NMOSトランジスタ113は、ドレインに接続された制御線183を駆動することで、シャッター動作時にはフォトダイオード111の電子を排出してリセットする。リセット用NMOSトランジスタ113は、非選択時にはアンプ用NMOSトランジスタ114Bをオフ状態にして画素を出力信号線131から切り離す。
アンプ用NMOSトランジスタ114Bのドレインは電源電位VDDに接続されており、ソースは画素出力として出力信号線131に接続されている。
ここでアンプ用NMOSトランジスタ114BはSOI構造となっており、その基板は非常に小さな寄生容量VDをもって浮遊状態となっている。
このようなトランジスタはチャンネルが完全に空乏化しており、アンプ用NMOSトランジスタ114Bの基板電位はソース電位の変動にそのまま追随して変動し、基板バイアス効果が抑制されて、ソースフォロアのゲインは1に近くなる。
これによってアンプ用NMOSトランジスタ114Bの実効的なゲート容量は非常に小さくなる。
出力信号線131は列方向に並ぶ複数の画素と共有され、定電流回路190を介してグランドGNDに接続されている。これによって、アンプ用NMOSトランジスタ114Bはソースフォロアとして動作する。
すなわち、FDノード116に転送された信号電荷は出力信号線131への信号となって出力される。
図13は、本第2の実施形態に係る画素回路の断面構造の一例を示す図である。
図13の画素回路200Bは、図5の第1の実施形態と同様、薄いn型層201に画素用のp−Well領域202が形成されており、その中に画素を構成する各素子が形成されている。
フォトダイオード111においては、n型の蓄積層203の表面にp型層204が形成されており、「埋め込み型フォトダイオード」となっている。
転送トランジスタ112は、p−Well202を基板とするNMOSであり、フォトダイオード111に蓄積された電荷をFDノード116に転送する。
アンプトランジスタ114BはNMOSであり、p−Well202から酸化絶縁膜231により電気的に分離されたSOI層232を基板としている。
酸化絶縁膜231は、たとえば酸素イオンを基板にイオン注入し、熱処理することにより形成される。アンプトランジスタ114Bのドレインは電源に接続され、ソースは画素出力を形成している。
さらに、画素回路200にはp−Well202を基板とするリセット用NMOSトランジスタ113が形成されており、そのドレイン113Dは画素の選択、非選択に応じて適時周辺回路によって駆動される。
埋め込み酸化膜207は酸化絶縁膜231とともにSOI層32をp−Well基板202から分離しており、濃いp型層208に底面と側面を覆われている。
その結果、SOI層232は浮遊状態になっており、その寄生容量は非常に小さいので、ソース出力の変動に追随してそのポテンシャルが変動する。
その結果、アンプトランジスタ114Bのゲート容量は実効的に非常に小さくなり、FDノード116の実効的寄生容量の大幅低減が成されている。
なお、アンプトランジスタ114Bに使われるSOIトランジスタには様々な構造や製造方法のバリエーションが存在し得る。
すなわち、フォトダイオード111や転送トランジスタ112の基板であるp−Well202から絶縁膜によって分離され、基板が浮遊状態になっていれば、構造や製造方法に関わらず本発明に適用される。
<4.第3の実施形態>
図14は、本第3の実施形態に係る画素の回路構成の一例を示す図である。
本第3の実施形態に係る単位画素DPXCが第1の実施形態に係る単位画素DPXAと異なる点は、アンプトランジスタ114Cがp型FET(PMOSトランジスタ)の代わりにn型FETであるNMOSトランジスタにより形成されていることにある。
アンプ用NMOSトランジスタ114Cは、ドレインが電源電位VDDに接続され、ソースが出力信号線131およびNMOS基板に接続されている。
NMOSにおいても、その基板は他の素子の基板から電気的に分離されて、ソースフォロアの出力側の出力信号線131に接続されている。
また、リセット用NMOSトランジスタ113のドレインは制御線183に接続されている。
本第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
<5.第4の実施形態>
図15は、本第4の実施形態に係る画素の回路構成の一例を示す図である。
本第4の実施形態に係る単位画素DPXDが第1の実施形態に係る単位画素DPXAと異なる点は、アンプトランジスタ114と出力信号線131との間に選択トランジスタ117を追加したことにある。
選択トランジスタ117のゲートは選択線184に接続されている。
このような選択トランジスタの追加は、非選択画素を出力信号線131から切り離して、その容量負荷を低減できる利点がある。
なお、以上説明した第1から第4の実施形態に係る撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとしても適用することができる。
<6.第5の実施形態>
図16は、本発明の実施形態に係る撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム300は、図16に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ(撮像素子)100が適用可能な撮像デバイス310を有する。
カメラシステム300は、この撮像デバイス310の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ320を有する。
さらに、カメラシステム300は、撮像デバイス310を駆動する駆動回路(DRV)330と、撮像デバイス310の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)340と、を有する。
駆動回路330は、撮像デバイス310内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス310を駆動する。
また、信号処理回路340は、撮像デバイス310の出力信号に対して所定の信号処理を施す。
信号処理回路340で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路340で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス310として、先述した撮像素子100を搭載することで、低消費電力で、高精度なカメラが実現できる。
ところで、複数画素にセンス回路を共有させる図の構成は、画素とセンス回路を同一の半導体基板に配置する場合必須となるが、近年ウエハの貼り合せ技術を用いて半導体層を多層化する技術も登場している。
このようなケースでは、たとえば各画素の下層に画素ごとのセンス回路を配置する選択肢も生じ得る。
このようなケースでも、複数のセンス回路にカウンタ等よりなる集積回路を共有させることで、画素間の加算は容易に実行でき、撮像のダイナミックレンジを向上させることができる。
100・・・CMOSイメージセンサ(撮像素子)、110・・・画素アレイ部、DPX・・・デジタル画素、DPXA〜DPXD・・・画素回路、111・・・フォトダイオード、112・・・転送トランジスタ、113・・・リセットトランジスタ、114,114B,114C,114D・・・アンプトランジスタ、115・・・蓄積ノード、116・・・FDノード、117・・・選択トランジスタ、120・・・センス回路部、121・・・センス回路、130・・・出力信号線群、131・・・出力信号線、140・・・転送線群、141・・・転送線、150・・・判定結果集積回路部、151・・・レジスタ、152・・・選択回路、153・・・カウント回路、154・・・メモリ、160,160B・・・画素ブロック、170・・・行駆動回路、180・・・行制御線群、181,182,183,184・・・行制御線、200,200B・・・画素、300・・・カメラシステム、310・・・撮像デバイス、320・・・レンズ、330・・・駆動回路(DRV)、340・・・信号処理回路(PRC)。

Claims (7)

  1. 光電変換機能を有し、光子入射に応じて光子を検出して電気信号を出力する画素が複数アレイ状に配列された画素アレイ部と、
    上記画素からの電気信号を受けて、所定期間における画素への光子入射の有無を2値判定するセンス回路と、を有し、
    上記画素は、
    半導体基板に形成された埋め込み型フォトダイオードと、
    ゲートを入力とし、ソースを出力とするソースフォロワ回路を形成するアンプトランジスタと、
    上記フォトダイオードで光電変換された電荷を上記アンプトランジスタのゲートに転送する転送トランジスタと、
    上記アンプトランジスタのゲートに接続されたリセットトランジスタと、を含み、
    上記アンプトランジスタは
    なくとも上記埋め込み型フォトダイオードおよび転送トランジスタが形成されている第1の半導体基板から電気的に分離された第2の半導体基板内に形成され、
    当該アンプトランジスタの基板は、当該アンプトランジスタのソースに接続されている、あるいは絶縁膜により上記第1の半導体基板と分離されて浮遊状態となっており、
    上記センス回路は、上記ソースフォロワ回路の出力が入力され、
    上記画素の電荷蓄積と読み出しは、
    上記転送トランジスタおよび上記リセットトランジスタをオンにして、上記フォトダイオードを光子入力が無い状態にリセットし、かつ上記アンプトランジスタをオフ状態にして画素を非選択状態とし、
    リセット後、上記転送トランジスタおよび上記リセットトランジスタのうち少なくとも上記転送トランジスタをオフにして電荷蓄積を開始し、
    上記リセットトランジスタをオフにして上記アンプトランジスタのゲート電位を浮遊状態となる電位に遷移させて当該アンプトランジスタをオン状態とする読み出し可能状態とし、
    上記転送トランジスタをオン状態として蓄積電荷を上記アンプトランジスタのゲートに転送させて上記転送トランジスタをオフ状態として、光子入射の有無に応じた上記アンプトランジスタのゲート電位の変化をソースフォロワに反映させる
    撮像素子。
  2. 上記画素の読み出しは、
    上記アンプトランジスタをオン状態とする読み出し可能状態における当該アンプトランジスタのゲート電位をソースフォロワに反映させる第1の読み出しと、
    光子入射の有無に応じた上記アンプトランジスタのゲート電位の変化をソースフォロワに反映させる第2の読み出しと、を含み、
    上記センス回路は、
    上記ソースフォロワ回路を通して入力される上記第1の読み出しによる第1の信号をホールドし、上記第2の読み出しによる第2の信号とホールドした第1の信号とを比較して光子入射の有無を判定する
    請求項1記載の撮像素子。
  3. 上記センス回路は、
    上記第2の読み出し時の第2の信号と上記第1の読み出し時の第1の信号との差分の有無を検出して、1光子入射の有無を判定する
    請求項2記載の撮像素子。
  4. 上記フォトダイオード、上記転送トランジスタ、および上記リセットトランジスタは、
    第1の半導体基板内に形成され、
    上記アンプトランジスタは、
    上記第1の半導体基板内に異なる導電型をもって形成された第2の半導体基板内に形成され、
    上記第2の半導体基板は、
    上記アンプトランジスタのソースに接続されている
    請求項1から3のいずれか一に記載の撮像素子。
  5. 上記画素からの電気信号を受けて、所定期間における画素への光子入射の有無を2値判定するセンス回路が、複数配置されたセンス回路部と、
    上記センス回路の複数の判定結果を画素ごとまたは画素グループごとに集積する機能を有する判定結果集積回路部と、を有し、
    上記判定結果集積回路部は、
    複数画素における複数回の上記判定結果を集積するフォトンカウンティングを行うことで受光部への光子入射量を導出する
    請求項1から4のいずれか一に記載の撮像素子。
  6. 撮像素子と、
    上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、
    上記撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、
    上記撮像素子は、
    光電変換機能を有し、光子入射に応じて光子を検出して電気信号を出力する画素が複数アレイ状に配列された画素アレイ部と、
    上記画素からの電気信号を受けて、所定期間における画素への光子入射の有無を2値判定するセンス回路と、を有し、
    上記画素は、
    半導体基板に形成された埋め込み型フォトダイオードと、
    ゲートを入力とし、ソースを出力とするソースフォロワ回路を形成するアンプトランジスタと、
    上記フォトダイオードで光電変換された電荷を上記アンプトランジスタのゲートに転送する転送トランジスタと、
    上記アンプトランジスタのゲートに接続されたリセットトランジスタと、を含み、
    上記アンプトランジスタは
    なくとも上記埋め込み型フォトダイオードおよび転送トランジスタが形成されている第1の半導体基板から電気的に分離された第2の半導体基板内に形成され、
    当該アンプトランジスタの基板は、当該アンプトランジスタのソースに接続されている、あるいは絶縁膜により上記第1の半導体基板と分離されて浮遊状態となっており、
    上記センス回路は、上記ソースフォロワ回路の出力が入力され、
    上記画素の電荷蓄積と読み出しは、
    上記転送トランジスタおよび上記リセットトランジスタをオンにして、上記フォトダイオードを光子入力が無い状態にリセットし、かつ上記アンプトランジスタをオフ状態にして画素を非選択状態とし、
    リセット後、上記転送トランジスタおよび上記リセットトランジスタのうち少なくとも上記転送トランジスタをオフにして電荷蓄積を開始し、
    上記リセットトランジスタをオフにして上記アンプトランジスタのゲート電位を浮遊状態となる電位に遷移させて当該アンプトランジスタをオン状態とする読み出し可能状態とし、
    上記転送トランジスタをオン状態として蓄積電荷を上記アンプトランジスタのゲートに転送させて上記転送トランジスタをオフ状態として、光子入射の有無に応じた上記アンプトランジスタのゲート電位の変化をソースフォロワに反映させる
    カメラシステム。
  7. 上記画素の読み出しは、
    上記アンプトランジスタをオン状態とする読み出し可能状態における当該アンプトランジスタのゲート電位をソースフォロワに反映させる第1の読み出しと、
    光子入射の有無に応じた上記アンプトランジスタのゲート電位の変化をソースフォロワに反映させる第2の読み出しと、を含み、
    上記センス回路は、
    上記ソースフォロワ回路を通して入力される上記第1の読み出しによる第1の信号をホールドし、上記第2の読み出しによる第2の信号とホールドした第1の信号とを比較して光子入射の有無を判定する
    請求項6記載のカメラシステム。
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