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JP4913188B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

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JP4913188B2 JP2009216403A JP2009216403A JP4913188B2 JP 4913188 B2 JP4913188 B2 JP 4913188B2 JP 2009216403 A JP2009216403 A JP 2009216403A JP 2009216403 A JP2009216403 A JP 2009216403A JP 4913188 B2 JP4913188 B2 JP 4913188B2
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Description

本発明は、電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
NAND型フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置のビット密度向上にあっては、微細化技術が限界に近づいてきたことから、メモリセルの積層化が期待されている。そのひとつとして、縦型トランジスタを用いてメモリセルを構成した積層型NAND型フラッシュメモリが提案されている(例えば、特許文献1参照)。積層型NAND型フラッシュメモリの動作は、読み出し動作をはじめとして、従来の平面型NAND型フラッシュメモリの動作とほぼ同じである。したがって、積層型NAND型フラッシュメモリの大容量化にあたっては、平面型NAND型フラッシュメモリと同様、読み出し時に、読み出し動作の対象ではない非選択メモリストリングからのリーク電流を抑えることが重要となる。
従来、NAND型フラッシュメモリは、非選択メモリストリングに接続された選択トランジスタのゲートへ接地電位や負の電位を印加することで、非選択メモリストリングからのリーク電流を抑制している。また、従来、NAND型フラッシュメモリは、1本のビット線に接続されるメモリストリングの数を減らすことによって、上記問題を解消している。近年、従来技術に加えて、更なるリーク電流の抑制が求められている。
特開2007−266143号公報
本発明は、リーク電流を抑制した不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、直列接続された複数のメモリセルを含むメモリストリングを複数個配列してなるメモリセルアレイと、複数の前記メモリストリングの中の選択メモリストリングに含まれる前記メモリセルからデータを読み出す読み出し動作を実行する制御回路とを備え、前記メモリストリングはそれぞれ、基板に対して垂直方向に延びる柱状部を有して前記メモリセルのボディとして機能する半導体層と、前記柱状部を取り囲むように形成され、電荷を蓄積することによりデータを保持する電荷蓄積層と、前記電荷蓄積層を介して前記柱状部を取り囲み、前記基板に対して平行に延びるように形成されて前記メモリセルのゲートとして機能する第1導電層とを備え、前記制御回路は、前記読み出し動作の際、読み出し動作の対象外である非選択メモリストリングの中の少なくとも一つの前記メモリセルのゲートに第1電圧を印加し、前記非選択メモリストリング中の別の前記メモリセルのゲートに、この第1電圧よりも低い第2電圧を印加することを特徴とする。
本発明によれば、リーク電流を抑制した不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の回路図である。 メモリセルアレイAR1を示す概略斜視図である。 メモリセルアレイAR1のの等価回路図である。 メモリセルアレイAR1の一部断面図である。 制御回路AR2の具体的構成を示す回路図である。 昇圧回路12aを示す回路図 昇圧回路12aの動作を示すタイミングチャートである。 昇圧回路12aの動作を示すタイミングチャートである。 ワード線駆動回路13aを示す回路図である。 バックゲート線駆動回路14を示す回路図である。 選択ゲート線駆動回路15aを示す回路図である。 ソース線駆動回路16を示す回路図である。 センスアンプ回路17を示す回路図である。 第1実施形態に係る読み出し動作を示すタイミングチャートである。 第1実施形態に係る読み出し動作の概略図である。 第1実施形態に係る書き込み動作を示すタイミングチャートである。 第1実施形態に係る消去動作を示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係る読み出し動作を示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係る読み出し動作の概略図である。 第3実施形態に係るワード線駆動回路13aを示すブロック図である。 第3実施形態に係るロウデコーダ回路19a、19bを示す一部回路図である。 第3実施形態に係る読み出し動作を示すタイミングチャートである。 第3実施形態に係る読み出し動作の概略図である。 第4実施形態に係るワード線駆動回路13aを示す回路図である。 第4実施形態に係るバックゲート線駆動回路14を示す回路図である。 第4実施形態に係る読み出し動作を示すタイミングチャートである。 第4実施形態に係る読み出し動作の概略図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
[構成]
先ず、図1を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の回路図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルアレイAR1、及びその周辺に設けられた制御回路AR2を有する。
メモリセルアレイAR1は、図1に示すように、電気的に書き換え可能なメモリトランジスタMTr1〜MTr8(メモリセル)が直列接続されたメモリストリングMSを複数個配列して構成される。制御回路AR2は、メモリトランジスタMTr(MTr1〜MTr8)のゲート等へ与える電圧を制御する各種制御回路にて構成されている。制御回路AR2は、メモリトランジスタMTrにデータを書き込む書き込み動作、メモリトランジスタMTrのデータを消去する消去動作、及びメモリトランジスタMTrからデータを読み出す読み出し動作を実行する。書き込み動作、読み出し動作の際、選択メモリストリングMSに印加される電圧は、従来の積層型フラッシュメモリと略同様である。
ただし、この制御回路AR2は、読み出し動作の際、非選択のメモリストリングMSに含まれる少なくとも一つのメモリトランジスタMTrのゲートに読み出しパス電圧Vreadを印加し、他のメモリトランジスタMTrには接地電位Vss(0V)を印加する。この読み出しパス電圧Vreadは、選択メモリストリングMS中の非選択のメモリトランジスタMTrのゲートに印加される電圧と同一であり、そのメモリトランジスタMTrの保持データの如何に拘わらず、そのメモリトランジスタMTrを導通状態にする。読み出しパス電圧Vreadが印加されたメモリトランジスタMTrのボディの電位は、反転層が形成される分、接地電位Vssがゲートに印加された他のメモリトランジスタMTrのボディの電位よりも低くなる。このような電位差により、非選択メモリストリングMS中で井戸型ポテンシャルが形成され、非選択のメモリストリングMSにおけるリーク電流を抑制することができる。
メモリセルアレイAR1は、図1に示すように、m列のメモリブロックMBを有する。各メモリブロックMBは、n行2列のメモリユニットMUを有する。メモリユニットMUは、メモリストリングMS、メモリストリングMSの一端に接続されたソース側選択トランジスタSSTr、及びメモリストリングMSの他端に接続されたドレイン側選択トランジスタSDTrを備える。なお、図1に示す例においては、メモリユニットMUの一列目を(1)と表記し、その二列目を(2)と表記する。ビット線BL、ソース線SLは、m列のメモリブロックMBにより共有されている。
メモリセルアレイAR1は、図2に示すように、データを電気的に記憶するメモリトランジスタMTrを3次元マトリクス状に配列して構成される。すなわち、メモリトランジスタMTrは、水平方向にマトリクス状に配列されるとともに、積層方向(基板に対して垂直方向)にも配列される。積層方向に並ぶ複数個のメモリトランジスタMTrは直列接続され、メモリストリングMSを構成する。メモリストリングMSの両端には選択時に導通状態とされるドレイン側選択トランジスタSDTr、及びソース側選択トランジスタSSTrが接続される。このメモリストリングMSは、積層方向を長手方向として配列される。なお、詳細な積層構造は、後に説明する。
次に、図3を参照して、メモリセルアレイAR1の回路構成について具体的に説明する。図3は、メモリセルアレイAR1の等価回路図である。
メモリセルアレイAR1は、図3に示すように、複数のビット線BL、及び複数のメモリブロックMBを有する。ビット線BLは、ロウ方向に所定ピッチをもってカラム方向に延びるストライプ状に形成されている。メモリブロックMBは、所定ピッチをもってカラム方向に繰り返し設けられている。
メモリブロックMBは、図3に示すように、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に配列された複数のメモリユニットMUを有する。メモリブロックMBにおいて、一本のビット線BLには、共通接続された複数のメモリユニットMUが設けられている。メモリユニットMUは、メモリストリングMS、ソース側選択トランジスタSSTr、及びドレイン側選択トランジスタSDTrを有する。カラム方向に隣接するメモリユニットMUは、その構成がカラム方向に互いに対称となるように形成されている。メモリユニットMUは、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に配列されている。
メモリストリングMSは、直列接続されたメモリトランジスタMTr1〜MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrにて構成されている。メモリトランジスタMTr1〜4は、積層方向に直列に接続されている。メモリトランジスタMTr5〜MTr8も、同様に積層方向に直列に接続されている。メモリトランジスタMTr1〜MTr8は、電荷蓄積層に電荷を捕獲させることで、情報を記憶する。バックゲートトランジスタBTrは、最下層のメモリトランジスタMTr4とメモリトランジスタMTr5との間に接続されている。従って、メモリトランジスタMTr1〜MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrは、カラム方向に沿った断面においてU字形状に接続されている。ドレイン側選択トランジスタSDTrのソースは、メモリストリングMSの一端(メモリトランジスタMTr1のドレイン)に接続されている。ソース側選択トランジスタSSTrのドレインは、メモリストリングMSの他端(メモリトランジスタMTr8のソース)に接続されている。
メモリユニットMUにおいて、ロウ方向に一列に配列されたメモリトランジスタMTr1のゲートは、ロウ方向に延びるワード線WL1に共通接続されている。同様に、ロウ方向に一列に配列されたメモリトランジスタMTr2〜MTr8のゲートは、ロウ方向に延びるワード線WL2〜WL8に共通接続されている。なお、カラム方向において隣接する2つのメモリストリングMSも、ワード線WL1〜WL8を共有している。また、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に配列されたバックゲートトランジスタBTrのゲートは、バックゲート線BGに共通接続されている。
メモリユニットMUにおいて、ロウ方向に一列に配列された各ドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートは、ロウ方向に延びるドレイン側選択ゲート線SGDに共通接続されている。また、カラム方向に一列に配列されたドレイン側選択トランジスタSDTrのドレインは、カラム方向に延びるビット線BLに共通に接続されている。
メモリユニットMUにおいて、ロウ方向に一列に配列された各ソース側選択トランジスタSSTrのゲートは、ロウ方向に延びるソース側選択ゲート線SGSに共通接続されている。また、カラム方向に隣接する一対のメモリユニットMUにおいて、ロウ方向に一列に配列されたソース側選択トランジスタSSTrのソースは、ロウ方向に延びるソース線SLに共通に接続されている。
次に、図4を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の積層構造について説明する。図4は、メモリセルアレイAR1の一部断面図である。
メモリセルアレイAR1は、図4に示すように、基板10上にバックゲートトランジスタ層20、メモリトランジスタ層30、選択トランジスタ層40、及び配線層50を有する。バックゲートトランジスタ層20は、バックゲートトランジスタBTrとして機能する。メモリトランジスタ層30は、メモリトランジスタMTr1〜MTr8(メモリストリングMS)として機能する。選択トランジスタ層40は、ソース側選択トランジスタSSTr、及びドレイン側選択トランジスタSDTrとして機能する。配線層50は、ソース線SL、及びビット線BLとして機能する。
バックゲートトランジスタ層20は、図4に示すように、バックゲート導電層21を有する。バックゲート導電層21は、バックゲート線BGとして機能する。また、バックゲート導電層21は、バックゲートトランジスタBTrのゲートとして機能する。
バックゲート導電層21は、基板と平行なロウ方向及びカラム方向に2次元的に広がるように形成されている。バックゲート導電層21は、メモリブロックMB毎に分断されている。バックゲート導電層21は、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
バックゲート導電層20は、図4に示すように、バックゲートホール22を有する。バックゲートホール22は、バックゲート導電層21を掘り込むように形成されている。バックゲートホール22は、上面からみてカラム方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。バックゲートホール22は、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に形成されている。
メモリトランジスタ層30は、図4に示すように、バックゲート導電層20の上層に形成されている。メモリトランジスタ層30は、ワード線導電層31a〜31dを有する。ワード線導電層31a〜31dは、ワード線WL1〜WL8として機能する。ワード線導電層31a〜31dは、メモリトランジスタMTr1〜MTr8のゲートとして機能する。
ワード線導電層31a〜31dは、層間絶縁層(図示略)を挟んで積層されている。ワード線導電層31a〜31dは、所定領域に亘ってカラム方向に所定ピッチをもってロウ方向に延びるように形成されている。ワード線導電層31a〜31dは、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
メモリトランジスタ層30は、図4に示すように、メモリホール32を有する。メモリホール32は、ワード線導電層31a〜31dを貫通するように形成されている。メモリホール32は、バックゲートホール22のカラム方向の端部近傍に整合するように形成されている。
また、バックゲートトランジスタ層20、及びメモリトランジスタ層30は、図4に示すように、ブロック絶縁層33a、電荷蓄積層33b、トンネル絶縁層33c、及びU字状半導体層34を有する。これらブロック絶縁層33a、電荷蓄積層33b、トンネル絶縁層33c、及びU字状半導体層34は、メモリトランジスタMTr1〜MTr8のMONOSとして機能する。電荷蓄積層33bは、電荷を蓄積することによりデータを保持する。U字状半導体層34は、メモリストリングMSのボディとして機能する。
ブロック絶縁層33aは、図4に示すように、バックゲートホール22及びメモリホール32に面する側壁に所定の厚みをもって形成されている。電荷蓄積層33bは、ブロック絶縁層33aの側面に所定の厚みをもって形成されている。トンネル絶縁層33cは、電荷蓄積層33bの側面に所定の厚みをもって形成されている。U字状半導体層34は、トンネル絶縁層33cの側面に接するように形成されている。U字状半導体層34は、バックゲートホール22、及びメモリホール33を埋めるように形成されている。U字状半導体層34は、ロウ方向からみてU字状に形成されている。U字状半導体層34は、基板10に対して垂直方向に延びる一対の柱状部34a、及び一対の柱状部34aの下端を連結する連結部34bを有する。
ブロック絶縁層33a、及びトンネル絶縁層33cは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。電荷蓄積層33bは、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。U字状半導体層34は、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
上記バックゲートトランジスタ層20の構成を換言すると、トンネル絶縁層33cは、連結部34bを取り囲むように形成されている。バックゲート導電層21は、連結部34bを取り囲むように形成されている。
上記メモリトランジスタ層30の構成を換言すると、トンネル絶縁層33cは、柱状部34aを取り囲むように形成されている。電荷蓄積層33bは、トンネル絶縁層33cを取り囲むように形成されている。ブロック絶縁層33aは、電荷蓄積層33bを取り囲むように形成されている。ワード線導電層31a〜31dは、ブロック絶縁層33a、及び柱状部34aを取り囲むように形成されている。
選択トランジスタ層40は、図4に示すように、ソース側導電層41a、及びドレイン側導電層41bを有する。ソース側導電層41aは、ソース側選択ゲート線SGSとして機能する。また、ソース側導電層41aは、ソース側選択トランジスタSSTrのゲートとして機能する。ドレイン側導電層41bは、ドレイン側選択ゲート線SGDとして機能する。また、ドレイン側導電層41bは、ドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートとして機能する。
ソース側導電層41a、及びドレイン側導電層41bは、カラム方向に所定ピッチをもってロウ方向に延びるストライプ状に形成されている。一対のソース側導電層41aと、一対のドレイン側導電層41bは、カラム方向に交互に配置されている。ソース側導電層41aは、U字状半導体層34を構成する一方の柱状部34aの上層に形成され、ドレイン側導電層41bは、U字状半導体層34を構成する他方の柱状部34aの上層に形成されている。ソース側導電層41a、及びドレイン側導電層41bは、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
選択トランジスタ層40は、図4に示すように、ソース側ホール42a、及びドレイン側ホール42bを有する。ソース側ホール42aは、ソース側導電層41aを貫通するように形成されている。ソース側ホール42aは、メモリホール32と整合する位置に形成されている。ドレイン側ホール42bは、ドレイン側導電層41bを貫通するように形成されている。ドレイン側ホール42bは、メモリホール32と整合する位置に形成されている。
選択トランジスタ層40は、図4に示すように、ソース側ゲート絶縁層43a、ソース側柱状半導体層44a、ドレイン側ゲート絶縁層43b、及びドレイン側柱状半導体層44bを有する。ソース側柱状半導体層44aは、ソース側選択トランジスタSSTrのボディとして機能する。ドレイン側柱状半導体層44bは、ドレイン側柱状半導体層SDTrのボディとして機能する。
ソース側ゲート絶縁層43aは、ソース側ホール42aに面する側壁に形成されている。ソース側柱状半導体層44aは、ソース側ゲート絶縁層43aに接するように、基板10に対して垂直方向に延びるように柱状に形成されている。ドレイン側ゲート絶縁層43bは、ドレイン側ホール42bに面する側壁に形成されている。ドレイン側柱状半導体層44bは、ドレイン側ゲート絶縁層43bに接するように、基板10に対して垂直方向に延びるように柱状に形成されている。
ソース側ゲート絶縁層43a及びドレイン側ゲート絶縁層43bは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。ソース側柱状半導体層44a及びドレイン側柱状半導体層44bは、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
上記選択トランジスタ層40の構成を換言すると、ソース側ゲート絶縁層43aは、ソース側柱状半導体層44aを取り囲むように形成されている。ソース側導電層41aは、ソース側ゲート絶縁層43a及びソース側柱状半導体層44aを取り囲むように形成されている。ドレイン側ゲート絶縁層43bは、ドレイン側柱状半導体層44bを取り囲むように形成されている。ドレイン側導電層41bは、ドレイン側ゲート絶縁層43b及びドレイン側柱状半導体層44bを取り囲むように形成されている。
配線層50は、図4に示すように、選択トランジスタ層40の上層に形成されている。配線層50は、ソース線層51、プラグ層52、及びビット線層53を有する。ソース線層51は、ソース線SL(第1ソース線SLA)として機能する。ビット線層53は、ビット線BLとして機能する。
ソース線層51は、ロウ方向に延びる板状に形成されている。ソース線層51は、カラム方向に隣接する一対のソース側柱状半導体層44aの上面に接するように形成されている。プラグ層52は、ドレイン側柱状半導体層44bの上面に接し、基板10に対して垂直方向に延びるように形成されている。ビット線層53は、ロウ方向に所定ピッチをもってカラム方向に延びるストライプ状に形成されている。ビット線層53は、プラグ層52の上面に接するように形成されている。ソース線層51、プラグ層52、及びビット線層53は、タングステン(W)等の金属にて構成されている。
次に、図5を参照して、制御回路AR2の具体的構成について説明する。図5は、制御回路AR2の具体的構成を示す回路図である。制御回路AR2は、図5に示すように、アドレスデコーダ回路11、昇圧回路12a〜12d、ワード線駆動回路13a、13b、バックゲート線駆動回路14、選択ゲート線駆動回路15a、15b、ソース線駆動回路16、センスアンプ回路17、シーケンサ18、及びロウデコーダ回路19a、19bを有する。
アドレスデコーダ回路11は、図5に示すように、信号BADをロウデコーダ回路19a、19bに出力し、信号CADをセンスアンプ回路17に出力する。信号BADは、メモリブロックMB(ブロックアドレス)を指定するための信号である。信号CADは、メモリブロックMB内の一列(カラムアドレス)を指定するための信号である。
昇圧回路12a〜12dは、基準電圧から電圧を昇圧させた昇圧電圧を生成する。昇圧回路12aは、図5に示すように、昇圧電圧をワード線駆動回路13a、13bに転送する。昇圧回路12bは、昇圧電圧をバックゲート線駆動回路14に転送する。昇圧回路12cは、昇圧電圧をソース線駆動回路16に出力する。昇圧回路12dは、昇圧電圧をもつ信号RDECをロウデコーダ回路19a、19bに出力する。
ワード線駆動回路13aは、図5に示すように、信号VCG1〜VCG4、及び信号VCGOFF1〜VCGOFF4を出力する。ワード線駆動回路13bは、信号VCG5〜VCG8、及び信号VCGOFF5〜VCGOFF8を出力する。信号VCG1〜VCG4は、選択メモリブロックMB<i>のワード線WL1〜WL4を駆動する際に用いられ、信号VCGOFF1〜VCGOFF4は、非選択メモリブロックMB<x>のワード線WL1〜WL4を駆動する際に用いられる。信号VCG5〜VCG8は、選択メモリブロックMB<i>のワード線WL5〜WL8を駆動する際に用いられ、信号VCGOFF5〜VCGOFF8は、非選択メモリブロックMB<x>のワード線WL5〜WL8を駆動する際に用いられる。なお、非選択メモリブロックMB<x>中のメモリストリングMSは、全て非選択メモリストリングMSとなる。
バックゲート線駆動回路14は、図5に示すように、信号VBG、及び信号VBGOFFを出力する。信号VBGは、選択メモリブロックMB<i>のバックゲート線BGを駆動する際に用いられ、信号VBGOFFは、非選択メモリブロックMB<x>のバックゲート線BGを駆動する際に用いられる。
選択ゲート線駆動回路15aは、図5に示すように、信号VSGS1、信号VSGD2、信号VSGOFFを出力する。選択ゲート線駆動回路15bは、信号VSGS2、信号VSGD1、信号VSGOFFを出力する。信号VSGS1、信号VSGS2は、選択メモリブロックMB<i>の1列目、2列目のソース側選択ゲート線SGSを駆動する際に用いられる。信号VSGD1、信号VSGD2は、それぞれ、選択メモリブロックMB<i>の1列目のドレイン側選択ゲート線SGD、2列目のドレイン側選択ゲート線SGDを駆動する際に用いられる。信号VSGOFFは、非選択メモリブロックMB<x>のソース側選択ゲート線SGS及びドレイン側選択ゲート線SGDを駆動する際に用いられる。
ソース線駆動回路16は、図5に示すように、信号VSLを出力する。信号VSLは、ソース線SLを駆動する際に用いられる。
センスアンプ回路17は、図5に示すように、カラムアドレス信号CADに従って信号VBLを出力することにより、所定のビット線BLを所定の電位まで充電し、その後ビット線BLの電位の変化に基づきメモリストリングMS中のメモリトランジスタMTrの保持データを判定する。また、センスアンプ回路17は、カラムアドレス信号CADに従って所定のビット線BLに対し書き込みデータに応じた信号VBLを出力する。
シーケンサ18は、図5に示すように、上記回路11〜17に制御信号を供給し、それら回路を制御する。
ロウデコーダ回路19a、19bは、図5に示すように、一つのメモリブロックMBに対して、各々一つ設けられている。ロウデコーダ回路19aは、メモリブロックMBのロウ方向一端側に設けられている。ロウデコーダ回路19bは、メモリブロックMBのロウ方向他端側に設けられている。
ロウデコーダ回路19aは、信号BAD、信号VCG1〜VCG4、及び信号CCGOFF1〜VCGOFF4に基づき、メモリトランジスタMTr1〜MTr4のゲートに信号VCG1<i>〜VCG4<i>(又は信号VCG1<x>〜VCG4<x>)を入力する。また、ロウデコーダ回路19aは、信号BAD、信号VSGS2、及び信号SGOFFに基づき、選択的に2列目のメモリユニットMUのソース側選択トランジスタSSTrのゲートに信号VSGS2<i>(又は信号VSGS2<x>)を入力する。また、ロウデコーダ回路19aは、信号BAD、信号VSGD1、及び信号SGOFFに基づき、選択的に1列目のメモリユニットMUのドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートに信号VSGD1<i>(又は信号VSGD1<x>)を入力する。
ロウデコーダ回路19aは、NAND回路19aa、NOT回路19ab、電圧変換回路19ac、第1転送トランジスタTra1〜Tra6、及び第2転送トランジスタTrb1〜Trb6を有する。電圧変換回路19acは、NAND回路19aa、NOT回路19abを介して受け付けた信号BAD、及び信号RDECに基づき信号VSELa<i>(又は信号VSELa<x>)を生成し、第1転送トランジスタTra1〜Tra6のゲートに出力する。また、電圧変換回路19acは、信号BAD、信号RDECに基づき信号VbSELa<i>(又は信号VbSELa<i>)を生成し、第2転送トランジスタTrb1〜Trb6のゲートに出力する。
第1転送トランジスタTra1〜Tra4は、ワード線駆動回路13aと各ワード線WL1〜WL4との間に接続されている。第1転送トランジスタTra1〜Tra4は、信号VCG1〜VCG4、VSELa<i>に基づき、ワード線WL1〜WL4に信号VCG1<i>〜VCG4<i>を出力する。第1転送トランジスタTra5は、選択ゲート線駆動回路15aと2列目のメモリユニットMUのソース側選択ゲート線SGSとの間に接続されている。第1転送トランジスタTra5は、信号VSGS2、及び信号VSELa<i>に基づき、2列目のメモリユニットMUのソース側選択ゲート線SGSに信号VSGS2<i>を出力する。第1転送トランジスタTra6は、選択ゲート線駆動回路15aと1列目のメモリユニットMUのドレイン側選択ゲート線SGDとの間に接続されている。第1転送トランジスタTra6は、信号VSGD1、及び信号VSELa<i>に基づき、1列目のメモリユニットMUのドレイン側選択ゲート線SGDに信号VSGD1<i>を出力する。
第2転送トランジスタTrb1〜Trb4は、ワード線駆動回路13aと各ワード線WL1〜WL4との間に接続されている。第2転送トランジスタTrb1〜Trb4は、信号VCGOFF1〜VCGOFF4、VbSELa<x>に基づき、ワード線WL1〜WL4に信号VCG1<x>〜VCG4<x>を出力する。第2転送トランジスタTrb5は、選択ゲート線駆動回路15aと2列目のソース側選択ゲート線SGSとの間に接続されている。第2転送トランジスタTrb5は、信号VSGOFF、及び信号VbSELa<x>に基づき、2列目のメモリユニットMUのソース側選択ゲート線SGSに信号VSGS2<x>を出力する。第2転送トランジスタTrb6は、選択ゲート線駆動回路15aと1列目のメモリユニットMUのドレイン側選択ゲート線SGDとの間に接続されている。第2転送トランジスタTrb6は、信号VSGOFF、及び信号VbSELa<x>に基づき、1列目のメモリユニットMUのドレイン側選択ゲート線SGDに信号VSGD1<x>を出力する。
ロウデコーダ回路19bは、信号BAD、信号VCG5〜VCG8、及び信号CCGOFF5〜VCGOFF8に基づき、メモリトランジスタMTr5〜MTr8のゲートに信号VCG5<i>〜VCG8<i>(又は信号VCG5<x>〜VCG8<x>)を入力する。また、ロウデコーダ回路19bは、信号BAD、信号VSGS1、及び信号SGOFFに基づき、選択的に1列目のメモリユニットMUのソース側選択SSTrのゲートに信号VSGS1<i>(又は信号VSGS1<x>)を入力する。また、ロウデコーダ回路19bは、信号BAD、信号VSGD2、及び信号SGOFFに基づき、選択的に2列目のメモリユニットMUのドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートに信号VSGD2<i>(又は信号VSGD2<x>)を入力する。
ロウデコーダ回路19bは、NAND回路19ba、NOT回路19bb、電圧変換回路19bc、第1転送トランジスタTrc1〜Trc7、及び第2転送トランジスタTrd1〜Trd7を有する。電圧変換回路19bcは、NAND回路19ba、NOT回路19bbを介して受け付けた信号BAD、信号RDECに基づき信号VSELb<i>(又はVSELb<x>)を生成し、第1転送トランジスタTrc1〜Trc7のゲートに出力する。また、電圧変換回路19bcは、信号BAD、信号RDECに基づき信号VbSELb<i>(又はVbSELb<x>)を生成し、第2転送トランジスタTrd1〜Trd7のゲートに出力する。
第1転送トランジスタTrc1〜Trc4は、ワード線駆動回路13bと各ワード線WL5〜WL8との間に接続されている。第1転送トランジスタTrc1〜Trc4は、信号VCG5〜VCG8、VSELb<i>に基づき、ワード線WL5〜WL8に信号VCG5<i>〜VCG8<i>を出力する。第1転送トランジスタTrc5は、バックゲート線駆動回路14とバックゲート線BGとの間に接続されている。第1転送トランジスタTrc5は、信号VBG、及び信号VSELb<i>に基づき、バックゲート線BGに信号VBGを出力する。第1転送トランジスタTrc6は、選択ゲート線駆動回路15bと1列目のメモリユニットMUのソース側選択ゲート線SGSとの間に接続されている。第1転送トランジスタTrc6は、信号VSGS1、及び信号VSELb<i>に基づき、1列目のメモリユニットMUのソース側選択ゲート線SGSに信号VSGS1<i>を出力する。第1転送トランジスタTrc7は、選択ゲート線駆動回路15bと2列目のメモリユニットMUのドレイン側選択ゲート線SGDとの間に接続されている。第1転送トランジスタTrc7は、信号VSGD2、及び信号VSELb<i>に基づき、2列目のメモリユニットMUのドレイン側選択ゲート線SGDに信号VSGD2<i>を出力する。
第2転送トランジスタTrd1〜Trd4は、ワード線駆動回路13bと各ワード線WL5〜WL8との間に接続されている。第2転送トランジスタTrd1〜Trd4は、信号VCGOFF5〜VCGOFF8、VbSELb<x>に基づき、ワード線WL5〜WL8に信号VCG5<x>〜VCG8<x>を出力する。第2転送トランジスタTrd5は、バックゲート線駆動回路14とバックゲート線BGとの間に接続されている。第2転送トランジスタTrd5は、信号VBGOFF、及び信号VbSELb<x>に基づき、バックゲート線BGに信号VBGOFFを出力する。第2転送トランジスタTrd6は、選択ゲート線駆動回路15bと1列目のメモリユニットMUのソース側選択ゲート線SGSとの間に接続されている。第2転送トランジスタTrd6は、信号VSGOFF、及び信号VbSELb<x>に基づき、1列目のメモリユニットMUのソース側選択ゲート線SGSに信号VSGS1<x>を出力する。第2転送トランジスタTrd7は、選択ゲート線駆動回路15bと2列目のメモリユニットMUのドレイン側選択ゲート線SGDとの間に接続されている。第2転送トランジスタTrd7は、信号VSGOFF、及び信号VbSELb<x>に基づき、2列目のメモリユニットMUのドレイン側選択ゲート線SGDに信号VSGD2<x>を出力する。
すなわち、ワード線WL1〜WL8には、各々、第1転送トランジスタTra1〜Tra4、Trc1〜Trc4、及び第2転送トランジスタTrb1〜Trb4、Trd1〜Trd4が接続されている。ソース側選択ゲート線SGS、及びドレイン側選択ゲート線SGDには、各々、第1転送トランジスタTra5、Tra6(Trc6、Trc7)、及び第2転送トランジスタTrb5、Trb6(Trd6、Trd7)が接続されている。バックゲート線BGには、第1転送トランジスタTrc5、及び第2転送トランジスタTrd5が接続されている。また、第1転送トランジスタTra1〜Tra6、Trc1〜Trc7は、メモリストリングMSが選択される場合に導通状態となる。第2転送トランジスタTrb1〜Trb6、Trd1〜Trd7は、メモリストリングMSが非選択とされる場合に導通状態となる。なお、ワード線WL1〜WL8に信号を供給する信号線は、1つのメモリストリングMS中の8つのメモリトランジスタMTr1〜MTr8の数よりも多く、例えば16本設けられている。
次に、図6を参照して、昇圧回路12a〜12dの具体的構成について説明する。図6は、昇圧回路12aを示す回路図である。なお、昇圧回路12b〜12cの構成は、昇圧回路12aと構成と同様であるため、以下、主に昇圧回路12aについて説明する。
昇圧回路12aは、コンデンサの充放電を利用して電源電圧Vddよりも高い電圧を生成する。昇圧回路12aは、図6に示すように、ダイオード121a〜121n、及び充放電回路122a〜122lを有する。なお、昇圧回路12aは、さらに、ダイオード、充放電回路を有するものであってもよい。
ダイオード121a〜121eは、図6に示すように、直列に接続されている。また、ダイオード121f〜121nは、直列に接続されている。ダイオード121aの一端は、ダイオード121fの一端に接続されている。ダイオード121eの一端は、ダイオード121nの一端に接続されている。
充放電回路122a〜122dは、図6に示すように、ダイオード122a〜122eの間にその出力端子を接続している。充放電回路122e〜122lは、ダイオード121f〜121nの間にその出力端子を接続している。充放電回路122a〜122lは、AND回路123とインバータ124とキャパシタ125とを直列接続したものである。
充放電回路122a〜122dにおいて、AND回路123の一方の入力端子は、交互に信号φ1又は信号φ2を受け付ける。充放電回路122a〜122dにおいて、AND回路123の他方の入力端子は、信号PASSを受け付ける。
充放電回路122e〜122lにおいて、AND回路123の一方の入力端子は、交互に信号φ1又は信号φ2を受け付ける。充放電回路122e〜122lにおいて、AND回路123の他方の入力端子は、信号PRGを受け付ける。
ここで、図7A及び図7Bを参照して、昇圧回路12aの動作を説明する。図7A及び図7Bは、昇圧回路12aの動作を示すタイミングチャートである。図7A及び図7Bに示すように、昇圧回路12aは、生成する信号に応じて、信号PASS、又は信号PRGを、電源電圧Vdd、又は接地電圧Vssに設定する。
次に、図8を参照して、ワード線駆動回路13a、13bの具体的構成について説明する。図8は、ワード線駆動回路13aを示す回路図である。なお、ワード線駆動回路13bの構成は、ワード線駆動回路13aと構成と同様であるため、以下、主にワード線駆動回路13aについて説明する。
ワード線駆動回路13aは、図8に示すように、第1〜第8ワード線駆動回路13A〜13Hにて構成されている。第1〜第8ワード線駆動回路13A〜13Hは、各々、信号VCG1〜VCG4、VCGOFF1〜VCGOFF4を出力する。なお、ワード線駆動回路13bにおいては、第1〜第8ワード線駆動回路13A〜13Hは、各々、信号VCG5〜VCG8、VCGOFF5〜VCGOFF8を出力する(図示略)。
第1ワード線駆動回路13Aは、図8に示すように、NAND回路131a〜131c、電圧変換回路132、NOT回路133a、133b、及び転送トランジスタ134a〜134eを有する。NAND回路131a〜131cの入力端子は、シーケンサ18から制御信号を受け付ける。NAND回路131aの出力端子は、電圧変換回路132を介して転送トランジスタ134aのゲートに接続されている。NAND回路131bの出力端子は、NOT回路133aを介して転送トランジスタ134b、134cのゲートに接続されている。NAND回路131cの出力端子は、転送トランジスタ134dのゲートに接続されている。また、NAND回路131cの出力端子は、NOT回路133bを介して転送トランジスタ134eのゲートに接続されている。
転送トランジスタ134aの一端は、昇圧回路12aの出力端子に接続され、その他端は、ノード135に接続されている。ここで、ノード135は、信号VCG1を出力する。転送トランジスタ134bは、転送トランジスタ134cと直列接続されている。転送トランジスタ134bの他端は、接地電圧Vssに接続されている。転送トランジスタ134cの他端は、ノード135に接続されている。転送トランジスタ134dは、転送トランジスタ134eと直列接続されている。転送トランジスタ134dの他端は、電源電圧Vddに接続されている。転送トランジスタ134eの他端は、ノード135に接続されている。なお、第2〜第8ワード線駆動回路13B〜13Hは、第1ワード線駆動回路13Aと同様の構成を有する。
次に、図9を参照して、バックゲート線駆動回路14の具体的構成について説明する。図9は、バックゲート線駆動回路14を示す回路図である。
バックゲート線駆動回路14は、図9に示すように、第1、第2バックゲート線駆動回路14A、14Bにて構成されている。第1、第2バックゲート線駆動回路14A、14Bは、各々、信号VBG、VBGOFFを出力する。
第1バックゲート線駆動回路14Aは、図9に示すように、NAND回路141a〜141c、電圧変換回路142、NOT回路143a、143b、及び転送トランジスタ144a〜144eを有する。これら回路141a〜141c、142、143a、143b、及び転送トランジスタ144a〜144eの接続関係は、第1ワード線駆動回路13Aと略同様であるため、その説明を省略する。なお、転送トランジスタ144aの一端は、昇圧回路12bに接続され、その他端は、ノード145に接続されている。ノード145は、信号CBGを出力する。第2バックゲート線駆動回路14Bは、第1バックゲート線駆動回路14Aと同様の構成を有する。
次に、図10を参照して、選択ゲート線駆動回路15a、15bの具体的構成について説明する。図10は、選択ゲート線駆動回路15aを示す回路図である。なお、選択ゲート線駆動回路15bの構成は、選択ゲート線駆動回路15aと構成と同様であるため、以下、主に選択線駆動回路15aについて説明する。
選択ゲート線駆動回路15aは、図10に示すように、第1〜第3選択ゲート線駆動回路15〜15Cにて構成されている。第1〜第3選択ゲート線駆動回路15A〜15Cは、各々、信号VSGS2、VSGD1、VSGOFFを出力する。なお、選択ゲート線駆動回路15bにおいては、第1〜第3選択ゲート線駆動回路15A〜15Cは、各々、信号VSGS1、VSGD2、VSGOFFを出力する(図示略)。
第1選択ゲート線駆動回路15Aは、図10に示すように、NAND回路151a、151b、NOT回路152a、152b、電圧変換回路153a、153b、及び転送トランジスタ154a、154bを有する。NAND回路151a、151bは、各々、シーケンサ18から制御信号を受け付ける。NAND回路151a、151bの出力端子は、各々、電圧変換回路153a、153bの一方の入力端子に接続されている。また、NAND回路151a、151bの出力端子は、各々、NOT回路152a、152bを介して電圧変換回路153a、153bの他方の入力端子に接続されている。電圧変換回路153a、153bの出力端子は、各々、転送トランジスタ154a、154bのゲートに接続されている。
転送トランジスタ154aの一端は、接地電圧Vssに接続され、その他端は、ノード155に接続されている。ここで、ノード155は、信号VSGS2を出力する。転送トランジスタ154bの一端は、電源電圧Vddに接続され、その他端は、ノード155に接続されている。なお、第2、第3選択ゲート線駆動回路15B、15Cは、第1選択ゲート線駆動回路15Aと同様の構成を有する。
次に、図11を参照して、ソース線駆動回路16の具体的構成について説明する。図11は、ソース線駆動回路16を示す回路図である。
ソース線駆動回路16は、図11に示すように、NAND回路161a〜161c、NOT回路162a〜162c、電圧変換回路163a〜163c、及び転送トランジスタ164a〜164cを有する。NAND回路161a〜161cは、各々、シーケンサ18から制御信号を受け付ける。NAND回路161a〜161cの出力端子は、各々、電圧変換回路163a〜163cの一方の入力端子に接続されている。また、NAND回路161a〜161cの出力端子は、各々、NOT回路162a〜162cを介して電圧変換回路163a〜163cの他方の入力端子に接続されている。電圧変換回路163a〜163cの出力端子は、各々、転送トランジスタ164a〜164cのゲートに接続されている。
転送トランジスタ164aの一端は、昇圧回路12cの出力端子に接続され、その他端は、ノード165に接続されている。ここで、ノード165は、信号VSLを出力する。転送トランジスタ164bの一端は、接地電圧Vssに接続され、その他端は、ノード165に接続されている。転送トランジスタ164cの一端は、電源電圧Vddに接続され、その他端は、ノード165に接続されている。
次に、図12を参照して、センスアンプ回路17の具体的構成について説明する。図12は、センスアンプ回路17を示す回路図である。センスアンプ回路17は、図12に示すように、選択回路171a〜171c、NAND回路172a、172b、NOT回路173a、173b、及び電圧変換回路174a、174bを有する。選択回路171a〜171cは、選択的にソース線SLにビット線BLを接続し、ビット線BLの電位をソース線SLと同電位に設定する。
選択回路171a〜171cは、各々、図12に示すように、ページバッファ171A、及びトランジスタ171B、171Cを有する。ページバッファ171Aは、ビット線BLからの信号を受け付け、その信号に基づく信号を、外部及びアドレスデコーダ回路11に出力する。トランジスタ171Bの一端は、ビット線BLに接続され、その他端は、ページバッファ171Aに接続されている。トランジスタ171Bのゲートは、電圧変換回路174aからの出力信号VCUTを受け付ける。トランジスタ171Cの一端はビット線BLに接続され、その他端はソース線SLに接続されている。トランジスタ171Cのゲートは、電圧変換回路174bからの出力信号VRSTを受け付ける。
NAND回路172a、172bは、各々、シーケンサ18からの制御信号を受け付ける。NAND回路172a、172bの出力端子は、各々、電圧変換回路174a、174bの一方の入力端子に接続されている。また、NAND回路172a、172bの出力端子は、各々、NOT回路173a、173bを介して電圧変換回路174a、174bの他方の入力端子に接続されている。電圧変換回路174aは、受け付けた信号に基づき、信号VCUTをトランジスタ171Bのゲートに入力する。電圧変換回路174bは、受け付けた信号に基づき、信号VRSTをトランジスタ171Cのゲートに入力する。
[読み出し動作]
次に、図13を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作について説明する。図13は、第1実施形態に係る読み出し動作を示すタイミングチャートである。図13に示す読み出し動作は、選択メモリブロックMB<i>内の1列目の選択メモリトランジスタMTrに含まれる選択メモリトランジスタMTr2を対象に実行するものとする。なお、非選択メモリブロックMB<i>内のメモリストリングMSは、全て非選択メモリストリングMSとなる。
はじめに、図13を参照して、選択メモリブロックMB<i>の動作について説明する。先ず、時刻t11にて、信号VBLが、電圧Vpreまで上がる。すなわち、ビット線BLは、電圧Vpreまでプリチャージされる。続いて、時刻t12にて、信号VSELa<i>、VSELb<i>は、電圧Vppまで上がる。次に、時刻t13にて、信号VSGS1<i>、VSGD1<i>は、電圧Vddまで上がる。また、時刻t13にて、信号VCG1<i>、VCG3<i>〜VCG8<i>、VBG<i>は、読み出しパス電圧Vreadまで上がる。なお、電圧Vppは、第1転送トランジスタTra1〜Tra4、Trc1〜Trc4を導通状態とする電圧である。
時刻t13の後、センスアンプ回路15にてビット線BLの電圧変動を検知して、選択メモリトランジスタMTr2のデータを読み出す。
次に、図13を参照して、非選択メモリブロックMB<x>の動作について説明する。先ず、時刻t11にて、信号VBLが、電圧Vpreまで上がる。続いて、時刻t12にて、信号VbSELa<x>、VbSELb<x>は、電圧Vppまで上がる。次に、時刻t13にて、信号VCG1<x>、VCG3<x>、VCG6<x>、VCG8<x>、VBG<x>は、読み出しパス電圧Vreadまで上がる。なお、信号VCG2<x>、VCG4<x>、VCG5<x>、VCG7は、電圧Vssに保持される。
ここで、図14を参照して、上記非選択メモリブロックMB<x>の読み出し動作の概略について説明する。図14において、メモリトランジスタMTr3は、書き込み状態(電荷蓄積層に電子が蓄積され、メモリトランジスタの閾値電圧が正の値の状態)であり、メモリトランジスタMTr6は、過消去状態(過剰な消去動作により、メモリトランジスタの閾値電圧が過剰に大きな負の値とされている状態)であるものとする。すなわち、メモリトランジスタMTr3の電荷蓄積層においては、電子濃度が高く、メモリトランジスタMTr6の電荷蓄積層においては、正孔濃度が高いものとする。
上記図13に示す動作を実行すれば、図14に示すように、非選択メモリブロックMB<x>において、ソース側選択トランジスタSSTr、ドレイン側選択トランジスタSDTr、及びメモリトランジスタMTr2、MTr4、MTr5、MTr7のボディには、チャネルが形成されない。一方、メモリトランジスタMTr1、MTr3、MTr6、MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrのボディには、チャネルが形成される。
すなわち、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作の際、非選択メモリストリングMS内のメモリトランジスタMTr1〜MTr8及びバックゲートトランジスタBTrのゲートに交互に読み出しパス電圧Vread、電圧Vssを印加し、メモリトランジスタMTr1、MTr3、MTr6、MTr8及びバックゲートトランジスタBTrのボディの電位を、他のメモリトランジスタMTr2、MTr4,MTr5、MTr7、及びソース側選択トランジスタSSTrのボディの電位よりも低くする。電圧Vreadが印加されるため、そのメモリトランジスタが書き込み状態にあるか(MTr3)、過消去状態にあるか(MTr6)に関係なく、チャネルは形成される。
上記読み出し動作によって、ソース側選択トランジスタSSTrのボディは、ソース線SLとの間にエネルギー障壁を形成し、ドレイン側選択トランジスタSDTrのボディは、ビット線BLとの間にエネルギー障壁を形成する。このエネルギー障壁により、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSを介してビット線BLからソース線SLへ流れる電流を抑制することができる。
更に、メモリトランジスタMTr1、MTr3、MTr6、MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrのボディは、井戸型ポテンシャルを形成する。この井戸型ポテンシャルに電子はトラップされるので、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSを介してビット線BLからソース線SLへ流れる電流を抑制することができる。
[書き込み動作]
次に、図15を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作について説明する。図15は、第1実施形態に係る書き込み動作を示すタイミングチャートである。図15に示す書き込み動作は、選択メモリブロックMB<i>内の1列目の選択メモリストリングMSに含まれる選択メモリトランジスタMTr2を対象に実行するものとする。
先ず、時刻t21にて、信号VSELa<i>、VSELb<i>は、電圧Vppまで上がる。続いて、時刻t22にて、信号VSLは、電圧Vddまで上がる。また、時刻t22にて、“1”書き込みを行なう場合、信号VBLは電圧Vddまで上がり、“0”書き込みを行なう場合、信号VBLは電圧Vssに保持される。次に、時刻t23にて、信号VSGD1<i>は、電圧Vddまで上がる。また、時刻t23にて、信号VCG2<i>は、電圧Vprgまで上がり、信号VCG1<i>、VCG3<i>〜VCG8<i>、VBG<i>は、電圧Vpassまで上がる。なお、電圧Vpassは、メモリトランジスタMTrを導通状態とする電圧であり、電圧Vprgは、メモリトランジスタMTrの電荷蓄積層に電荷を蓄積させるための電圧である。
時刻t23の後、選択メモリトランジスタMTr2のゲートに所定電圧が印加され、書き込み動作が実行される。
[消去動作]
次に、図16を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作について説明する。図16は、第1実施形態に係る消去動作を示すタイミングチャートである。図16に示す消去動作は、選択メモリブロックMB<i>全体のメモリトランジスタMTr1〜MTr8を対象に実行する。
先ず、時刻t31にて、信号VSELa<i>、VSELb<i>は、電圧Vddまで上がる。続いて、時刻t32にて、信号VSGS1<i>、VSGS2<i>、VSGD1<i>、VSGD2<i>、VCG1<i>〜VCG8<i>、VBG<i>は、電圧Vdd−Vthまで上がる。次に、時刻t33にて、信号VSL、VBLは、電圧Veraまで上がる。また、時刻t33にて、信号VSGS1<i>、VSGS2<i>、VSGD1<i>、VSGD2<i>、VCG1<i>〜VCG8<i>、VBG<i>は、フローティングとされ、その後カップリングにより昇圧される。続いて、時刻t34にて、信号VCG1<i>〜VCG8<i>、VBG<i>は、電圧Vssに下げられる。なお、電圧Veraは、GIDL電流を生じさせるための電圧である。
時刻t34の後、GIDL電流により生じた正孔(ホール)が、メモリトランジスタMTr1〜MTr8の電荷蓄積層に注入され、消去動作が実行される。
[効果]
次に、第1実施形態の効果について説明する。第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、上記図14に示したように、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSに含まれるメモリトランジスタMTr1、MTr3、MTr6、MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrのボディに井戸型ポテンシャルを形成する。これよって、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSを介してビット線BLからソース線SLへ流れる電流を抑制することができる。
[第2実施形態]
[構成]
次に、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について説明する。第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成は、第1実施形態と同様であり、よって、その説明を省略する。なお、その他、第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSに含まれ且つ互いに隣接するメモリトランジスタMTrのゲート(例えば、MTr2とMTr3、及び/又はMTr6とMTr7)に電源電圧Vddを印加し、隣接するメモリトランジスタMTrの間のボディの電位を、接地電位Vssがゲートに印加された別のメモリトランジスタMTrのボディの電位に比べ低くする。電源電圧Vddは、読み出しパス電圧Vreadよりも小さい正の電圧である。
[読み出し動作]
次に、図17を参照して、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作について説明する。図17は、第2実施形態に係る読み出し動作を示すタイミングチャートである。第2実施形態の読み出し動作においては、非選択メモリブロックMB<x>の動作のみが、第1実施形態と異なる。
非選択メモリブロックMB<x>の読み出し動作において、第1実施形態と異なり、時刻t13にて、信号VCG2<x>、VCG3<x>、VCG6<x>、VCG7<x>は、電源電圧Vddまで上がる。なお、信号VCG1<x>、VCG4<x>、VCG5<x>、VCG8、VBG<x>は、電圧Vssに保持される。その他の信号は、第1実施形態と同様に駆動される。
ここで、図18を参照して、上記非選択メモリブロックMB<x>の読み出し動作の概略について説明する。図18において、メモリトランジスタMTr2、MTr3は、書き込み状態であり、メモリトランジスタMTr6、MTr7は、過消去状態であるものとする。
上記図17に示す動作を実行すれば、図18に示すように、非選択メモリブロックMB<x>において、ソース側選択トランジスタSSTr、ドレイン側選択トランジスタSDTr、及びメモリトランジスタMTr1〜MTr4、MTr5、MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrのボディには、チャネルが形成されない。一方、電源電圧Vddが連続して印加されているメモリトランジスタMTr2、MTr3のボディにはチャネルは形成されないが、両トランジスタの間のボディには、電圧Vddのフリンジ電界によって、メモリトランジスタMTr2、MTr3の保持データに拘わらずチャネルが形成される。そして、メモリトランジスタMT2、MT3の間のボディには、小さい幅のポテンシャル井戸が形成される。
また、メモリトランジスタMTr6、MTr7は過消去状態であるので、そのボディには、一続きのチャネルが形成される。このため、メモリトランジスタMTr6、MTr7の直下のボディの電位は、メモリトランジスタMTr5、MTr8(電圧Vssを印加されている)のボディの電位に比べ、全体として低くされている(大きな幅のポテンシャル井戸が形成される)。
すなわち、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作の際、非選択メモリストリングMS内にて隣接するメモリトランジスタMTr2、MTr3、及び隣接するメモリトランジスタMTr6、MTr7のゲートに電圧Vddを印加し、メモリトランジスタMTr2及びMTr3の間のボディ、メモリトランジスタMTr6のボディ、MTr7のボディの電位を他に比較して低くする。
[効果]
次に、第2実施形態の効果について説明する。図18に示すように、非選択メモリブロックMB<x>において、ソース側選択トランジスタSSTrは、ソース線SLとの間にエネルギー障壁を形成し、ドレイン側選択トランジスタSDTrは、ビット線BLとの間にエネルギー障壁を形成する。このエネルギー障壁により、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSを介してビット線BLからソース線SLへの電流を抑制することができる。
更に、非選択メモリブロックMB<x>において、メモリトランジスタMTr2、MTr3の間のボディは、井戸型ポテンシャルを形成する。また、メモリトランジスタMTr6、MTr7のボディは、一続きの井戸型ポテンシャルを形成する。これら井戸型ポテンシャルに電子はトラップされるので、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSを介してビット線BLからソース線SLへ流れる電流を抑制することができる。
[第3実施形態]
[構成]
次に、図19及び図20を参照して、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成について説明する。図19は、第3実施形態に係るワード線駆動回路13aを示すブロック図である。図20は、第3実施形態に係るロウデコーダ回路19a、19bを示す一部回路図である。なお、第3実施形態において、第1及び第2実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSに含まれるバックゲートトランジスタBTrのゲートのみに電源電圧Vddを印加し、バックゲートトランジスタBTrのボディの電位のみを他に比べ低くする。このような構成を実現するため、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態と異なるワード線駆動回路13a、13b、及びロウデコーダ回路19a、19bを有する。
ワード線駆動回路13a、13bは、読み出し動作時、非選択メモリブロックMB<x>に含まれるワード線WL1〜WL8を駆動させる必要がない。したがって、ワード駆動回路13aは、図19に示すように、第1実施形態と異なり、第1〜第4ワード線駆動回路13A〜13Dのみを有し、信号VCG1〜VCG4のみを出力する。なお、ワード線駆動回路13bは、ワード線駆動回路13aと同様の構成を有する。
ロウデコーダ回路19aは、上記ワード線駆動回路13a、13bと同様の理由から、図20に示すように、第2転送トランジスタTrb1〜Trb4を省略した構成を有する。同様に、ロウデコーダ19bは、第2転送トランジスタTrd1〜Trd4を省略した構成を有する。
[読み出し動作]
次に、図21を参照して、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作について説明する。図21は、第3実施形態に係る読み出し動作を示すタイミングチャートである。第3実施形態の読み出し動作においては、非選択メモリブロックMB<x>の動作のみが、第1実施形態と異なる。
非選択メモリブロックMB<x>の動作において、第1及び第2実施形態と異なり、時刻t13にて、信号VBG<x>のみが、電圧Vddまで上がる。なお、信号VCG1<x>〜VCG8<x>は、電圧Vssに保持される。その他の信号は、第1実施形態と同様に駆動される。
ここで、図22を参照して、上記非選択メモリブロックMB<x>の読み出し動作の概略について説明する。図22において、メモリトランジスタMTr3は、書き込み状態であり、メモリトランジスタMTr6は、過消去状態であるものとする。
上記図21に示す動作を実行すれば、図22に示すように、非選択メモリブロックMB<x>において、ソース側選択トランジスタSSTr、ドレイン側選択トランジスタSDTr、及びメモリトランジスタMTr1〜MTr5、MTr7、MTr8のボディには、チャネルが形成されない。一方、メモリトランジスタMTr6、及びバックゲートトランジスタBTrのボディには、各々、チャネルが形成される。なお、メモリトランジスタMTr6のボディのチャネルは、過消去状態に基づくものである。
すなわち、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作の際、非選択メモリストリングMSに含まれるバックゲートトランジスタBTrのゲートのみに電圧Vddを印加し、バックゲートトランジスタBTrのボディの電位を他に比べ低くする。
[効果]
次に、第3実施形態の効果について説明する。図22に示すように、非選択メモリブロックMB<x>において、ソース側選択トランジスタSSTrは、ソース線SLとの間にエネルギー障壁を形成し、ドレイン側選択トランジスタSDTrは、ビット線BLとの間にエネルギー障壁を形成する。このエネルギー障壁により、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSを介してビット線BLからソース線SLへの電流を抑制することができる。
更に、非選択メモリブロックMB<x>において、バックゲートトランジスタBTrのボディは、井戸型ポテンシャルを形成する。この井戸型ポテンシャルに電子はトラップされるので、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSを介してビット線BLからソース線SLへ流れる電流を抑制することができる。
また、図19及び図20に示したように、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、その回路の占有面積を第1及び第2実施形態よりも削減することができる。
[第4実施形態]
[構成]
次に、図23及び図24を参照して、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成について説明する。図23は、ワード線駆動回路13aを示す回路図である。図24は、バックゲート線駆動回路14を示す回路図である。なお、第4実施形態において、第1〜第3実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作時、第1実施形態と同様に、非選択メモリストリングMSに含まれるメモリトランジスタMTrのゲートに読み出しパス電圧Vreadを印加し、そのメモリトランジスタMTrのボディの電位を他に比べ低くする。さらに、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、非選択メモリストリングMSに含まれるメモリトランジスタMTr及びバックゲートトランジスタBTrのゲートに電圧VNNを印加し、それらメモリトランジスタMTr及びバックゲートトランジスタBTrのボディの電位を、他に比べ高くする。なお、電圧VNNは負の電圧である。このような構成を実現するため、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態と異なる昇圧回路12a、12b、ワード線駆動回路13a、13b、及びバックゲート線駆動回路14を有する。
昇圧回路12aは、負の電圧VNNをもつ信号をワード線駆動回路13a、13bに入力する。昇圧回路12bは、負の電圧VNNをもつ信号をバックゲート線駆動回路14に入力する。
ワード線駆動回路13aは、図23に示すように、第1実施形態と異なる第1〜第8ワード線駆動回路13A”〜13H”を有する。なお、ワード線駆動回路13bの構成は、ワード線駆動回路13aと構成と同様であるため、以下、主にワード線駆動回路13aについて説明する。
第1ワード線駆動回路13A”は、NAND回路131a”〜131c”、NOT回路132a”〜132c”、電圧変換回路133a”〜133c”、及び転送トランジスタ134a”〜134c”を有する。NAND回路131a”〜131c”は、各々、シーケンサ18から制御信号を受け付ける。NAND回路131a”〜131c”の出力端子は、各々、電圧変換回路133a”〜133c”の一方の入力端子に接続されている。また、NAND回路131a”〜131c”の出力端子は、各々、NOT回路132a”〜132c”を介して電圧変換回路133a”〜133c”の他方の入力端子に接続されている。電圧変換回路133a”〜133c”の出力端子は、各々、転送トランジスタ134a”〜134c”のゲートに接続されている。
転送トランジスタ134a”の一端は、昇圧回路12aの出力端子に接続され、その他端は、ノード135”に接続されている。ここで、ノード135”は、信号VCG1を出力する。転送トランジスタ134b”の一端は、接地電圧Vssに接続され、その他端は、ノード135”に接続されている。転送トランジスタ134c”の一端は、電源電圧Vddに接続され、その他端は、ノード135”に接続されている。なお、第2〜第8ワード線駆動回路13B”〜13H”は、第1ワード線駆動回路13A”と同様の構成を有する。
バックゲート線駆動回路14は、図24に示すように、第1実施形態と異なる第1、第2バックゲート線駆動回路14A”、14B”を有する。第1バックゲート線駆動回路14A”は、NAND回路141a”〜141c”、NOT回路142a”〜132c”、電圧変換回路143a”〜143c”、及び転送トランジスタ144a”〜144c”を有する。
これら回路141a”〜141c”、142a”〜142c”、143a”〜143c”、及び転送トランジスタ144a”〜144c”の接続関係は、上記第1ワード線駆動回路13A”と同様であるため、その説明を省略する。なお、転送トランジスタ144a”の一端は、昇圧回路12bの出力端子に接続され、その他端はノード145”に接続されている。ノード145”は、信号VBGを出力する。なお、第2バックゲート線駆動回路14B”は、第1バックゲート線駆動回路14A”と同様の構成を有する
[読み出し動作]
次に、図25を参照して、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作について説明する。図25は、第4実施形態に係る読み出し動作を示すタイミングチャートである。第4実施形態の読み出し動作においては、非選択メモリブロックMB<x>の動作のみが、第1実施形態と異なる。
非選択メモリブロックMB<x>の動作において、第1〜第3実施形態と異なり、時刻t13にて、信号VCG1<x>、VCG8<x>、VBG<x>は、電圧VNNまで下がる。また、信号VCG3<x>、VCG6<x>は、読み出しパス電圧Vreadまで上がる。なお、信号VCG2<x>、VCG4<x>、VCG5<x>、VCG7<x>は、電圧Vssに保持される。その他の信号は、第1実施形態と同様に駆動される。
ここで、図26を参照して、上記非選択メモリブロックMB<x>の読み出し動作の概略について説明する。図26において、メモリトランジスタMTr3は、書き込み状態であり、メモリトランジスタMTr6は、過消去状態であるものとする。
上記図25に示す動作を実行すれば、図26に示すように、非選択メモリブロックMB<x>において、ソース側選択トランジスタSSTr、ドレイン側選択トランジスタSDTr、及びメモリトランジスタMTr1、MTr2、MTr4、MTr5、MTr7、MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrのボディには、チャネルが形成されない。一方、メモリトランジスタMTr3、MTr6のボディには、各々、チャネルが形成される。そして、メモリトランジスタMTr1、MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrのボディにおいて、正孔濃度が上昇する。
すなわち、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作の際、非選択メモリストリングMSのメモリトランジスタMTr3、MTr5のゲートに電圧Vddを印加し、メモリトランジスタMTr3、MTr5のボディの電位を他に比べ低くする。一方、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作の際、非選択メモリストリングMSのメモリトランジスタMTr1、MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrのゲートに負の電圧VNNを印加し、メモリトランジスタMTr1、MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrのボディの電位を他に比べ高くする。また、電圧VNNを印加するゲートが、読み出しパス電圧Vreadを印加するゲートに隣接しないように、メモリトランジスタMTr2、MTr4、MTr5、MTr7のゲートは、電圧Vssとされている。これは、電圧VNNと読み出しパス電圧Vreadによって、メモリトランジスタMTrのボディに大きな電場を生じさせないためである。
[効果]
次に、第4実施形態の効果について説明する。図26に示すように、非選択メモリブロックMB<x>において、ソース側選択トランジスタSSTrは、ソース線SLとの間にエネルギー障壁を形成し、ドレイン側選択トランジスタSDTrは、ビット線BLとの間にエネルギー障壁を形成する。このエネルギー障壁により、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSを介してビット線BLからソース線SLへの電流を抑制することができる。
また、非選択メモリブロックMB<x>において、メモリトランジスタMTr3、MTr6のボディは、井戸型ポテンシャルを形成する。この井戸型ポテンシャルにより、電子はトラップされ、ビット線BLからソース線SLへ流れる電流を抑制することができる。さらに、メモリトランジスタMTr1、MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrのボディは、ポテンシャル障壁を構成する。このポテンシャル障壁により、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作時、非選択メモリストリングMSを介してビット線BLからソース線SLへ流れる電流を抑制することができる。
[その他実施形態]
以上、不揮発性半導体記憶装置の実施形態を説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加、置換等が可能である。
AR1…メモリセルアレイ、MB…メモリブロック、MS…メモリストリング、 MTr1〜MTr8…メモリトランジスタ、 SST…ソース側選択トランジスタ、 SDTr、SDTr…ドレイン側選択トランジスタ、 BTr…バックゲートトランジスタ、 AR2…制御回路。

Claims (6)

  1. 直列接続された複数のメモリセルを含むメモリストリングを複数個配列してなるメモリセルアレイと、
    複数の前記メモリストリングの中の選択メモリストリングに含まれる前記メモリセルからデータを読み出す読み出し動作を実行する制御回路とを備え、
    前記メモリストリングはそれぞれ、
    基板に対して垂直方向に延びる柱状部を有して前記メモリセルのボディとして機能する半導体層と、
    前記柱状部を取り囲むように形成され、電荷を蓄積することによりデータを保持する電荷蓄積層と、
    前記電荷蓄積層を介して前記柱状部を取り囲み、前記基板に対して平行に延びるように形成されて前記メモリセルのゲートとして機能する第1導電層と
    を備え、
    前記制御回路は、前記読み出し動作の際、読み出し動作の対象外である非選択メモリストリングの中の少なくとも一つの前記メモリセルのゲートに第1電圧を印加し、前記非選択メモリストリング中の別の前記メモリセルのゲートに、この第1電圧よりも低い第2電圧を印加する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記第1電圧は、前記メモリセルが保持するデータの如何に拘わらず前記メモリセルを導通状態とする正の電圧である
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記制御回路は、前記読み出し動作の際、前記非選択メモリストリングの中の互いに隣接する2つ以上のメモリセルのゲートに前記第1電圧を印加し、
    前記第1電圧は、前記メモリセルが保持するデータの如何に拘わらず前記メモリセルを導通状態とする読み出しパス電圧よりも小さい正の電圧である
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記メモリストリングは、前記メモリセル間を接続するバックゲートトランジスタを備え、
    前記メモリストリングは、
    前記半導体層にて一対の前記柱状部の下端を連結して前記バックゲートトランジスタのボディとして機能する連結部と、
    前記電荷蓄積層を介して前記連結部を取り囲み、前記基板に対して平行に延びるように形成されて前記バックゲートトランジスタのゲートとして機能する第2導電層とを更に備え、
    前記制御回路は、前記読み出し動作の際、前記非選択メモリストリングの前記バックゲートトランジスタのゲートに前記第1電圧を印加する
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記第2電圧は、負の電圧である
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記第1導電層に一端を接続された第1転送トランジスタ及び第2転送トランジスタを備え、
    前記第1転送トランジスタは、前記メモリストリングが選択される場合に導通状態となり、
    前記第2転送トランジスタは、前記メモリストリングが非選択とされる場合に導通状態となる
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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