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JP4994633B2 - エレベータの自動点検装置 - Google Patents

エレベータの自動点検装置 Download PDF

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Description

この発明は、地震発生後のエレベータの点検を自動で行うためのエレベータの自動点検装置、及びエレベータの自動点検方法に関するものである。
従来、かごの振動を定期的に測定し、過去の最大・最小振動レベルから、現時点の振動レベルが異常かどうかを判定するエレベータ異常検出装置が提案されている。過去に測定した振動レベルは、メモリに保存される(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、かごに設けたマイクロホンによって昇降路内の異常音を検出するエレベータの点検装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−59645号公報 特開平6−247657号公報
しかし、特許文献1に示されたエレベータ異常検出装置では、エレベータの経年変化によって振動レベルが変化するので、異常の判定基準が明確でなく、誤検出の発生が多くなるおそれがある。また、過去の振動データを保存するためのメモリを確保する必要があるので、高価な装置となってしまう。
また、特許文献2に示されたエレベータの点検装置では、昇降路以外の外部音を測定する誤検出のおそれがある。また、騒音レベルの基準が昇降路ごとに異なるので、騒音レベルの基準を決めるための調整が困難になる。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、エレベータの異常をより確実に検出することができ、また安価にすることができるエレベータの自動点検装置、及びエレベータの自動点検方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの自動点検装置は、かご吊り車が設けられたかごと、釣合おもり吊り車が設けられた釣合おもりと、昇降路内の上部に設けられた第1綱止め装置に一端部が接続され、昇降路内の上部に設けられた第2綱止め装置に他端部が接続されるとともに、かご吊り車及び釣合おもり吊り車に巻き掛けられ、かご及び釣合おもりを吊り下げる主索と、主索が巻き掛けられた駆動シーブを含み、駆動シーブの回転によりかご及び釣合おもりを昇降させる巻上機とを有するエレベータに設けられ、エレベータを点検するためのエレベータの自動点検装置であって、第1綱止め装置及び第2綱止め装置の少なくともいずれか一方に設けられ、主索の張力を検出荷重として検出するための荷重検出装置、巻上機のトルク電流を検出するためのトルク検出装置、及びトルク検出装置からの情報に基づいて、主索の張力を推定荷重として求め、検出荷重と推定荷重との荷重差と、荷重検出装置とトルク検出装置との間で検出値が変動するときの時間差とのうち、少なくとも一つの値が所定の閾値に達したか否かを検出することにより、エレベータの異常の有無を判定する判定装置を備えている。
この発明に係るエレベータの自動点検装置では、駆動シーブの回転トルクを検出するためのトルク検出装置からの情報に基づいて求めた推定荷重と、かごの荷重を検出するための荷重検出装置によって検出された検出荷重とを比較することにより、主索の引っ掛かりの有無が判定されるので、エレベータの経年変化による誤検出の発生を防止することができ、主索の引っ掛かりによるエレベータの異常をより確実に検出することができる。また、過去の運転で検出したデータを保存するためのメモリを無くすことができ、装置を安価にすることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による自動点検装置が設けられたエレベータを示す構成図である。図において、昇降路1内には、かご2及び釣合おもり3が昇降可能に設けられている。昇降路1の上部には、かご2及び釣合おもり3を昇降させるための巻上機(駆動装置)4と、そらせ車5とが設けられている。
巻上機4は、モータを含む巻上機本体6と、巻上機本体6により回転される駆動シーブ7とを有している。駆動シーブ7及びそらせ車5には、複数本の主索8が巻き掛けられている。各主索8の一端部はかご2の上部に接続され、各主索8の他端部は釣合おもり3の上部に接続されている。かご2及び釣合おもり3は、各主索8により昇降路1内に吊り下げられている。
かご2は、かご室9と、かご室9を囲んだ状態でかご室9を支持するかご枠10とを有している。かご枠10には、かご室9の荷重を検出荷重として検出するための秤装置(荷重検出装置)11が設けられている。かご室9は、秤装置11上に載せられている。従って、秤装置11は、かご室9から受けた荷重に応じた信号を発生する。なお、各主索8の一端部は、綱止め装置17を介してかご枠10の上部に接続されている。
巻上機本体6のモータには、駆動シーブ7の回転トルクに応じたトルク電流が流れるようになっている。モータに流れるトルク電流は、駆動シーブ7の回転トルクを検出するためのトルク検出装置(CT)12によって測定される。
昇降路1内には、エレベータの運転を制御する運転制御装置13が設けられている。運転制御装置13には、エレベータの異常の有無を判定する判定装置14が搭載されている。
判定装置14には、秤装置11及びトルク検出装置12のそれぞれからの情報が伝送される。判定装置14は、トルク検出装置12からの情報に基づいて、かご2の荷重の推定値を推定荷重として求める推定荷重演算部15と、推定荷重演算部15及び秤装置11のそれぞれからの情報に基づいて、昇降路1内の機器への主索8の引っ掛かりの有無を判定する比較器16とを有している。
ここで、昇降路1内の機器に主索8が引っ掛かっているときには、主索8の引っ掛かりが発生していない場合に比べて主索8の張力が大きくなり、駆動シーブ7の回転トルクも大きくなる。これに対し、秤装置11によって検出される検出荷重は、主索8の引っ掛かりの発生による影響を受けにくいので、大きく変化することはない。このことから、秤装置11によって検出される検出荷重と、駆動シーブ7の回転トルクとを比較することにより、主索8の引っ掛かりの有無を判定することができる。
従って、比較器16は、推定荷重演算部15によって算出された推定荷重と、秤装置11によって検出された検出荷重とを比較し、推定荷重と検出荷重との差があらかじめ設定された閾値以下であるときに、主索8の引っ掛かりが無いとの正常判定を行い、閾値を超えているときに、主索8の引っ掛かりが発生しているとの異常判定を行うようになっている。
運転制御装置13の制御モードは、通常運転モードと、通常運転モードでのかご2の速度よりも低速でかご2を移動させる点検運転モードとの間で切り替え可能になっている。運転制御装置13は、地震発生後に通常運転モードから点検運転モードへの切り替えを行うようになっている。
点検運転モードでの運転制御装置13は、比較器16からの情報に基づいて、エレベータの運転を制御するようになっている。即ち、運転制御装置13は、点検運転モードにおいて比較器16が正常判定を行ったときには点検運転モードを通常運転モードに自動復帰し、点検運転モードにおいて比較器16が異常判定を行ったときには点検運転モードを中止して、かご2及び釣合おもり3の移動を停止させるようになっている。
なお、判定装置14は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持ったコンピュータにより構成されている。推定荷重演算部15及び比較器16の機能は、判定装置14のコンピュータにより実現される。
即ち、コンピュータの記憶部には、推定荷重演算部15及び比較器16の機能を実現するための制御プログラムが格納されている。演算処理部は、制御プログラムに基づいて、判定装置14の機能に関する演算処理を実行する。
次に、動作について説明する。図2は、図1のエレベータの自動点検装置の動作を説明するためのフローチャートである。地震が発生すると(S1)、かご2及び釣合おもり3の移動が運転制御装置13の制御により一旦停止される。この後、昇降路1内の機器への主索8の引っ掛かりの有無を検出するために、運転制御装置13の制御モードが通常運転モードから点検運転モードに切り替えられる(S2)。これにより、かご2及び釣合おもり3が低速で移動される点検運転が開始される(S3)。
点検運転時には、かご2及び釣合おもり3が低速で移動されながら、秤装置11及びトルク検出装置12のそれぞれからの情報が判定装置14に入力される。判定装置14では、トルク検出装置12からの情報に基づいて推定荷重演算部15により推定荷重が求められる(S4)。この後、推定荷重演算部15で算出された推定荷重と、秤装置11によって検出された検出荷重とが比較器16により比較され(S5)、推定荷重と検出荷重との差が閾値以下であるか否かが判定される(S6)。
この結果、推定荷重と検出荷重との差が閾値以下である場合には、主索8の引っ掛かりが無いとの正常判定が比較器16によって行われる。これにより、運転制御装置13の制御モードが点検運転モードから通常運転モードに自動復帰する(S7)。
一方、推定荷重と検出荷重との差が閾値を超えている場合には、主索8の引っ掛かりが発生したとの異常判定が比較器16によって行われる。これにより、点検運転が運転制御装置の制御により中止され、かご2及び釣合おもり3の移動が停止される(S8)。
このようなエレベータの自動点検装置では、巻上機4のトルク電流を検出するトルク検出装置12からの情報に基づいて求めた推定荷重と、かご2の荷重を検出する秤装置11によって検出された検出荷重とを比較器16によって比較することにより、主索8の引っ掛かりの有無が判定されるので、エレベータの経年変化による誤検出の発生を防止することができ、主索8の引っ掛かりによるエレベータの異常をより確実に検出することができる。また、過去の運転で検出したデータを保存するためのメモリを無くすことができ、装置を安価にすることができる。
また、秤装置11はかご2に搭載されているので、秤装置11によって検出された検出荷重が主索8の張力変動によって変化することを防止することができる。即ち、主索8の引っ掛かりの有無によって、秤装置11による検出荷重の値が変動することを防止することができる。従って、主索8の引っ掛かりによる異常の有無をより確実に判定することができる。
また、このようなエレベータの自動点検方法では、巻上機4のトルク電流に基づいて、かご2の荷重を推定荷重として算出するとともに、かご2に搭載された秤装置11によって検出されたかご2の荷重を検出荷重とし、推定荷重と検出荷重とを比較することにより、エレベータの異常の有無を判定するようにしたので、エレベータの経年変化による誤検出の発生を防止することができ、主索8の引っ掛かりによるエレベータの異常をより確実にかつ容易に検出することができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2による自動点検装置が設けられたエレベータを示す構成図である。図において、巻上機4は、昇降路1内の下部に設けられている。巻上機4の駆動シーブ7には、複数本の主索8が巻き掛けられている。かご2及び釣合おもり3は、各主索8により吊り下げられている。
昇降路1内の上部には、各主索8がそれぞれ巻き掛けられたかご側返し車21及び釣合おもり側返し車22が設けられている。また、昇降路1内の上部には、各主索8の一端部8aが接続された第1綱止め装置23と、各主索8の他端部8bが接続された第2綱止め装置24とが設けられている。
かご2の下部には、一対のかご吊り車25が設けられている。また、釣合おもり3の上部には、釣合おもり吊り車26が設けられている。
各主索8は、一端部8aから、各かご吊り車25、かご側返し車21、駆動シーブ7、釣合おもり側返し車22及び釣合おもり吊り車26の順に巻き掛けられ、他端部8bに至っている。即ち、この例では、各主索8の巻き掛け方式が2:1ローピング方式とされている。
第1綱止め装置23には、各主索8の張力を検出荷重として検出するための第1秤装置(荷重検出装置)27が設けられている。第1秤装置27は、各主索8の一端部8aでの張力に応じた信号を発生する。また、第2綱止め装置24には、各主索8の張力を検出荷重として検出するための第2秤装置(荷重検出装置)28が設けられている。第2秤装置28は、各主索8の他端部8bでの張力に応じた信号を発生する。
運転制御装置13に搭載された判定装置14には、第1秤装置27、第2秤装置28及びトルク検出装置12のそれぞれからの情報が伝送される。判定装置14は、トルク検出装置12からの情報に基づいて各主索8の張力を推定荷重として求める推定荷重演算部15と、第1秤装置27、第2秤装置28及び推定荷重演算部15のそれぞれからの情報に基づいて、昇降路1内の機器への主索8の引っ掛かりの有無を判定する比較器16とを有している。
比較器16は、第1秤装置27及び第2秤装置28のそれぞれによって検出された2つの検出荷重と、推定荷重演算部15によって算出された推定荷重とを比較し、2つの検出荷重と推定荷重との差がいずれも、あらかじめ設定された閾値以下であるときに、主索8の引っ掛かりが無いとの正常判定を行い、2つの検出荷重のうちの少なくともいずれか一方と推定荷重との差が閾値を超えているときに、主索8の引っ掛かりが発生しているとの異常判定を行うようになっている。
ここで、各主索8の駆動シーブ7と第1綱止め装置23との間の部分(以下、「かご側主索部」という)には、かご2が吊り下げられている。また、各主索8の駆動シーブ7と第2綱止め装置24との間の部分(以下、「釣合おもり側主索部」という)には、釣合おもり3が吊り下げられている。従って、昇降路1内の機器にかご側主索部が引っ掛かった場合(図3)には、駆動シーブ7の回転トルクは上昇するが、引っ掛かった部分から遠い側の第2秤装置28によって検出される検出荷重の変化は小さい。また、昇降路1内の機器に釣合おもり側主索部が引っ掛かった場合には、駆動シーブ7の回転トルクは同様に上昇するが、引っ掛かった部分から遠い側の第1秤装置27によって検出される検出荷重の変化は小さい。このことから、かご側主索部及び釣合おもり側主索部のいずれが引っ掛かった場合であっても、2つの検出荷重の少なくともいずれか一方と推定荷重との差が大きくなり、主索8の引っ掛かりによる異常を検出することができる。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。点検運転が開始されるまでは、実施の形態1の動作と同様である。
点検運転時には、かご2及び釣合おもり3が低速で移動されながら、第1秤装置27、第2秤装置28及びトルク検出装置12のそれぞれからの情報が判定装置14に入力される。判定装置14では、トルク検出装置12からの情報に基づいて推定荷重演算部15により推定荷重が求められる。この後、推定荷重演算部15で算出された推定荷重と、第1秤装置27及び第2秤装置28によってそれぞれ検出された2つの検出荷重とが比較器16によりそれぞれ比較される。これにより、昇降路1内の機器への主索8の引っ掛かりの有無が判定される。
この結果、2つの検出荷重と推定荷重との差がいずれも閾値以下である場合には、主索8の引っ掛かりが無いとの正常判定が比較器16によって行われる。これにより、運転制御装置13の制御モードが点検運転モードから通常運転モードに自動復帰する。
一方、2つの検出荷重のうちの少なくともいずれか一方と推定荷重との差が閾値を超えている場合には、主索8の引っ掛かりが発生したとの異常判定が比較器16によって行われる。これにより、点検運転が運転制御装置の制御により中止され、かご2及び釣合おもり3の移動が停止される。
このように、かご2及び釣合おもり3を吊り下げる主索8の一端部8aが接続された第1綱止め装置23に第1秤装置27を設け、主索8の他端部8bに接続された第2綱止め装置24に第2秤装置28を設けたので、主索8の巻き掛け方式が2:1ローピング方式とされたエレベータであっても、主索8の引っ掛かりによるエレベータの異常をより確実に検出することができる。また、過去の運転で検出したデータを保存するためのメモリを無くすことができ、装置を安価にすることもできる。
また、このようなエレベータの自動点検方法では、巻上機4のトルク電流に基づいて、主索8の張力を推定荷重として算出するとともに、第1綱止め装置23及び第2綱止め装置24のそれぞれに設けられた第1秤装置27及び第2秤装置28によって検出された主索8の張力を検出荷重とし、推定荷重と検出荷重とを比較することにより、エレベータの異常の有無を判定するようにしたので、エレベータの経年変化による誤検出の発生を防止することができ、主索8の引っ掛かりによるエレベータの異常をより確実にかつ容易に検出することができる。
なお、上記の例では、第1綱止め装置23及び第2綱止め装置24のそれぞれに秤装置27,28が設けられているが、第1綱止め装置23及び第2綱止め装置24のいずれかのみに秤装置を設けてもよい。
即ち、例えば第1綱止め装置23にのみ秤装置が設けられた場合、昇降路1内の機器にかご側主索部が引っ掛かると、秤装置によって検出される検出荷重と、トルク検出装置12からの情報に基づいて求められる推定荷重との間に絶対値の差が生じるか、あるいは、秤装置とトルク検出装置12との間で、主索8の張力変動の時間的な差が発生するため、主索8の引っ掛かりによる異常を検出することができる。また、昇降路1内の機器に釣合おもり側主索部が引っ掛かったときには、駆動シーブ7の回転トルクは上昇するが、引っ掛かった部分から遠い側に秤装置が設けられているので、秤装置によって検出される検出荷重の変化は小さい。このことから、検出荷重と推定荷重との差が大きくなり、主索8の引っ掛かりによる異常を検出することができる。従って、第1綱止め装置23及び第2綱止め装置24のいずれかのみに秤装置を設けても、主索8の引っ掛かりによる異常をより確実に検出することができる。
また、各上記実施の形態では、主索8の引っ掛かりによる異常の有無を判定するようになっているが、かご2とともに移動する移動体であれば、主索8に限定されず、昇降路1内の機器への移動体の引っ掛かりによる異常の有無を判定することができる。移動体としては、例えば、かご2の移動に伴って周回移動されるガバナロープ、運転制御装置とかご2との間に接続された移動ケーブル(制御ケーブル)、及び、かご2と釣合おもり3との間に接続されて吊り下げられたコンペンロープ等が挙げられる。
この発明の実施の形態1による自動点検装置が設けられたエレベータを示す構成図である。 図1のエレベータの自動点検装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2による自動点検装置が設けられたエレベータを示す構成図である。
符号の説明
2 かご、3 釣合おもり、4 巻上機、7 駆動シーブ、8 主索、11 秤装置(荷重検出装置)、12 トルク検出装置、14 判定装置、27 第1秤装置(荷重検出装置)、28 第2秤装置(荷重検出装置)。

Claims (1)

  1. かご吊り車が設けられたかごと、釣合おもり吊り車が設けられた釣合おもりと、昇降路内の上部に設けられた第1綱止め装置に一端部が接続され、上記昇降路内の上部に設けられた第2綱止め装置に他端部が接続されるとともに、上記かご吊り車及び上記釣合おもり吊り車に巻き掛けられ、上記かご及び上記釣合おもりを吊り下げる主索と、上記主索が巻き掛けられた駆動シーブを含み、上記駆動シーブの回転により上記かご及び上記釣合おもりを昇降させる巻上機とを有するエレベータに設けられ、上記エレベータを点検するためのエレベータの自動点検装置であって、
    上記第1綱止め装置及び上記第2綱止め装置の少なくともいずれか一方に設けられ、上記主索の張力を検出荷重として検出するための荷重検出装置、
    上記巻上機のトルク電流を検出するためのトルク検出装置、及び
    上記トルク検出装置からの情報に基づいて、上記主索の張力を推定荷重として求め、上記検出荷重と上記推定荷重との荷重差と、上記荷重検出装置と上記トルク検出装置との間で検出値が変動するときの時間差とのうち、少なくとも一つの値が所定の閾値に達したか否かを検出することにより、上記エレベータの異常の有無を判定する判定装置
    を備えていることを特徴とするエレベータの自動点検装置。
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