JP5082803B2 - エレベータの制御装置及び制御方法、並びに既設エレベータの改修方法 - Google Patents
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Description
例えば、従来技術として、エレベータのかごの騒音及び振動のデータを同時に計測及び解析することにより、異常発見時に、その異常発生位置を容易に特定できるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
また、他の従来技術として、かごを実際に最上階から最下階に移動させて信号パターンを取得し、この信号パターンに基づいて、点検運転で異常を判定するための判定基準パターンを更新するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図1はこの発明の実施の形態1における制御装置を含むエレベータ全体の構成図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置を示す構成図である。このエレベータは、所定規模の地震が検出されると、かご内の乗客をかご外に脱出させる地震時管制運転を行う機能を有している。また、このエレベータには、地震発生後にエレベータを通常運転に復帰させるための診断運転を行う機能も有している。上記診断運転は、地震時管制運転によってエレベータが休止した後、所定(例えば、検出した地震の規模、かご内の乗客の有無等)の条件が成立することによって開始され、例えば、微速、低速、定格速の3段階の速度でかごを走行させながら、各種機器類の異常検出を行う。
また、通報装置16は、外部の監視センター8との間で情報の送受信を行う機能を有している。例えば、診断運転時に、診断運転判定部14によって何らかの異常が検出されると、その異常に応じた通報が、通報装置16を介して監視センター8に対して行われる。
また、通常時診断運転の運転内容は、地震時診断運転の運転内容と全く同じであることが機能上及び構成上からも望ましいが、地震時診断運転の運転内容の一部を省略する等、この発明の内容を逸脱しない範囲で変更しても構わない。同様に、異常検出レベル大は、地震時診断運転における異常検出レベルと全く同じ値(レベル)であることが機能上及び構成上からも望ましいが、測定誤差等を考慮して、多少異なる値(レベル)に設定しても構わない。
4b 制御ケーブル、 5 巻上機、 6 制御盤、 7 地震感知器、
8 監視センター、 9 公衆回線網、 10 保守ツール、 11 運転制御部、
12 データ計測部、 13 診断運転制御部、 14 診断運転判定部、
15 診断運転結果記憶部、 16 通報装置、 17 学習運転制御部、
18 学習運転結果記憶部
Claims (10)
- 地震時管制運転後、エレベータの運転を再開させるために地震時診断運転を実施するエレベータの制御装置であって、
エレベータの運行状態に関する測定を行うデータ計測部と、
エレベータの異常判定を行う際の基準となる異常基準値が記憶された記憶部と、
地震時診断運転において、前記データ計測部による測定値が、前記異常基準値を基準として設定された第1検出範囲から外れた場合に異常有りを判定し、地震後の運転再開を中止させる判定部と、
地震時診断運転の運転内容に基づいてその運転内容が設定された通常時診断運転を、地震の発生とは無関係に所定の条件下実施する診断運転制御部と、
を備え、
前記判定部は、通常時診断運転において、前記データ計測部による測定値が、前記第1検出範囲に基づいて設定された第2検出範囲から外れた場合に、前記記憶部内の異常基準値を更新し、前記第2検出範囲から外れなかった場合に、前記記憶部内の異常基準値の更新を行わないことを特徴とするエレベータの制御装置。 - 前記判定部は、通常時診断運転において、前記データ計測部による測定値が前記第2検出範囲から外れた場合に、異常基準値を取得するための学習運転を新たに実施し且つ外部に通報するとともに、エレベータを通常運転に復帰させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
- 前記判定部は、通常時診断運転において、前記データ計測部による測定値が、前記第2検出範囲よりも狭い範囲の第3検出範囲から外れた場合に、異常基準値を更新することなく外部に通報し、エレベータを通常運転に復帰させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの制御装置。
- エレベータの運行状態に関する測定を行うデータ計測部と、
エレベータの異常判定を行う際の基準となる異常基準値が記憶された記憶部と、
地震時管制運転後、エレベータの運転を復帰させるために実施される地震時診断運転において、前記データ計測部による測定値が、前記異常基準値を基準として設定された第1検出範囲から外れた場合に異常有りを判定し、地震後の運転再開を中止させる判定部と、
を備えたエレベータの制御方法であって、
地震時診断運転の運転内容に基づいてその運転内容が設定された通常時診断運転を、地震の発生とは無関係に所定の条件下実施するステップと、
通常時診断運転において、前記データ計測部による測定値が、前記第1検出範囲に基づいて設定された第2検出範囲から外れた場合に、前記記憶部内の異常基準値を更新し、前記第2検出範囲から外れなかった場合に、前記記憶部内の異常基準値の更新を行わないステップと、
を備えたことを特徴とするエレベータの制御方法。 - 通常時診断運転において、前記データ計測部による測定値が前記第2検出範囲から外れた場合に、異常基準値を取得するための学習運転を新たに実施し且つ外部に通報するとともに、エレベータを通常運転に復帰させることを特徴とする請求項4に記載のエレベータの制御方法。
- 通常時診断運転において、前記データ計測部による測定値が、前記第2検出範囲よりも狭い範囲の第3検出範囲から外れた場合に、異常基準値を更新することなく外部に通報し、エレベータを通常運転に復帰させるステップと、
を更に備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のエレベータの制御方法。 - 通常時診断運転は、地震時診断運転の運転内容と同じ運転内容が設定され、
前記第2検出範囲は、前記第1検出範囲と同じ範囲が設定された
ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のエレベータの制御装置又は制御方法。 - エレベータの運行状態に関する測定を行うデータ計測部と、
エレベータの異常判定を行う際の基準となる異常基準値が記憶された記憶部と、
地震時管制運転後、エレベータの運転を再開させるために実施される地震時診断運転において、前記データ計測部による測定値が、前記異常基準値を基準として設定された第1検出範囲から外れた場合に異常有りを判定し、地震後の運転再開を中止させる判定部と、
を備えた既設エレベータに、
地震時診断運転の運転内容に基づいてその運転内容が設定された通常時診断運転を、地震の発生とは無関係に所定の条件下実施する診断運転制御部を新たに付加し、
通常時診断運転において、前記データ計測部による測定値が、前記第1検出範囲に基づいて設定された第2検出範囲から外れた場合に、前記記憶部内の異常基準値を更新させ、前記第2検出範囲から外れなかった場合に、前記記憶部内の異常基準値の更新を行わせない機能を、前記判定部に付加する
ことを特徴とする既設エレベータの改修方法。 - 通常時診断運転において、前記データ計測部による測定値が前記第2検出範囲から外れた場合に、異常基準値を取得するための学習運転を新たに実施し且つ外部に通報するとともに、エレベータを通常運転に復帰させる機能を、前記判定部に付加することを特徴とする請求項8に記載の既設エレベータの改修方法。
- 通常時診断運転において、前記データ計測部による測定値が、前記第2検出範囲よりも狭い範囲の第3検出範囲から外れた場合に、異常基準値を更新することなく外部に通報し、エレベータを通常運転に復帰させる機能を、前記判定部に付加することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の既設エレベータの改修方法。
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