JP3720515B2 - 基板処理装置及びその方法並びに基板の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板処理装置及びその方法並びに基板の製造方法に係り、特に、2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理装置及びその方法並びに基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
2枚のウェハ(基板)を密着させ、陽極接合処理、加圧処理、熱処理等を施すことにより貼り合わせる方法がある。この方法は、例えばSOI等の構造を有するウェハの製造に好適である。
【0003】
図11は、ウェハを貼り合わせる工程の一部を示す模式図である。この貼り合わせ工程においては、先ず、図11(a)に示すように、第1のウェハ1をその貼り合わせ面を上にしてウェハ支持治具201にセットし、第2のウェハ2をその貼り合わせ面を下にして静かに重ね合わせる。このとき、上側のウェハ2は、図11(a)に示すように、ウェハ間の気体(例えば、空気、不活性気体)により浮遊した状態になる。
【0004】
次いで、ウェハ1,2間の気体が完全に抜ける前に、図11(b)に示すように、上側のウェハ2の中心付近に対して加圧ピン202によって加圧すると、ウェハの中心部の空気が外周方向に押し出され、先ず、中心部においてウェハ1及び2が密着し、その後、ウェハ間の気体が外周方向に向かって徐々に押し出されながら密着部分の面積が拡大し、最終的にウェハの全体が密着される。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】
上記の方法は、ウェハ間に気体を残存させないで2枚のウェハを密着させる方法として有用であるが、次のような問題がある。
【0006】
その1つは、2枚のウェハの位置合せに伴うウェハの汚染に関する問題である。すなわち、重ねられた上側のウェハ2は、ウェハ間の気体により浮遊した状態となるため、上側のウェハ2が水平面内で移動する際の摩擦は極めて小さい。このため治具201に僅かな傾きがあっても上側のウェハ2が滑るようにして移動する。したがって、2枚のウェハ1,2を正確に位置合せするには、ウェハ2の水平面内の移動を制限する手段を設ける必要がある。
【0007】
図11に示す治具201は、ウェハ1,2の形状に一致する窪みを有し、この窪みの側壁によってウェハ1,2の水平方向の移動を制限し位置合せを行う。図12は、ウェハ1,2の位置を合せつつ重ね合わせる治具の他の構成例を示す図である。この治具203は、複数の位置決めピン204と、押圧ピン205とを有し、押圧ピン205によりウェハ1,2を複数の位置決めピン204に押し当てることにより、ウェハ1,2の水平面内の移動を制限する。
【0008】
図11または図12に示すような治具を用いて2枚のウェハを重ね合わせる方法は、ウェハの外周部が治具に接触するために、パーティクルの発生、ウェハの外周部の欠損その他の歩留りを低下させる原因を含んでいる。
【0009】
また、他の問題点として、ウェハに加圧する際の条件が一定にならないことが挙げられる。具体的には、2枚のウェハを重ねてから加圧ピンにより加圧するまでの時間が一定にならず、また、加圧ピンにより加圧する際のウェハ間の間隙が一定にならない。従って、2枚のウェハを密着させて得られるウェハの品質を均一化することが困難である。また、加圧ピンによりウェハに加圧する前に、部分的にウェハ間の気体が抜けてしまうことがある。この場合、中心部から外周部に向かって徐々に気体を押し出しながらウェハを密着させることができないため、ウェハ間に気体を残存させる原因となる。
【0010】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、2枚の基板を密着させて得られる基板の品質を高めることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る基板処理装置は、2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理装置であって、2枚の基板を対向させて支持した後に一方の基板の支持を解除する基板操作手段と、前記基板操作手段による一方の基板の支持の解除に合わせて該一方の基板の裏面の一部に加圧することにより、該一方の基板を他方の基板に密着させる加圧手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
前記基板処理装置において、前記加圧手段は、前記基板操作手段による一方の基板の支持の解除と略同時に、該一方の基板の一部に加圧することが好ましい。
【0013】
加圧力は、例えば150〜300g重程度が好ましく、200〜250g重程度がさらに好ましい。
【0014】
前記基板処理装置において、前記加圧手段は、前記基板操作手段による一方の基板の支持の解除の後、2枚の基板間の気体が所定量以上排出される前に、該一方の基板の一部に加圧することが好ましい。
【0015】
前記基板処理装置において、前記加圧手段は、前記基板操作手段による一方の基板の支持の解除の後、一定の時間を計時した後、該一方の基板の一部に加圧することが好ましい。
【0016】
前記基板処理装置において、前記加圧手段は、前記基板操作手段による一方の基板の支持の解除の後、2枚の基板間の距離が所定距離以下になる前に、該一方の基板の一部に加圧することが好ましい。
【0017】
前記基板処理装置において、前記基板操作手段は、2枚の基板を略水平に支持し、その後上側の基板の支持を解除することが好ましい。
【0018】
前記基板処理装置において、前記基板操作手段は、2枚の基板を略水平に支持し、その後上側の基板の支持を解除し、前記加圧手段は、前記基板操作手段による該上側の基板の支持の解除によって2枚の基板間の気体が該上側の基板の自重により所定量以上排出される前に、該一方の基板の一部に加圧することが好ましい。
【0019】
前記基板処理装置において、前記基板操作手段は、2枚の基板を夫々裏面からのみ支持することが好ましい。
【0020】
前記基板処理装置において、前記基板操作手段は、一方の基板の支持を解除する直前における2つの基板の間隙を調整する間隙調整手段を有することが好ましい。
【0021】
この間隙は、例えば、20〜100μm程度が好ましく、30〜60μm程度がさらに好ましい。
【0022】
前記基板処理装置において、前記間隙調整手段は、2つの基板の間隙を所定距離に調整することが好ましい。
【0023】
前記基板処理装置において、前記間隙調整手段は、2つの基板の厚さを夫々計測する計測手段を有し、その計測結果に基づいて、2つの基板の間隙を調整することが好ましい。
【0024】
前記基板処理装置において、前記加圧手段は、基板の一部に接触して該基板に加圧するための圧力伝達部材と、該圧力伝達部材を振動させる振動手段とを有することが好ましい。
【0025】
前記基板処理装置において、前記振動手段は、基板に加圧する際に、前記圧力伝達部材を振動させることが好ましい。
【0026】
前記基板処理装置において、前記基板操作手段は、一方の基板をその表面を上にした状態で支持する第1の基板支持手段と、他方の基板をその裏面側から吸着し、その表面を該一方の基板の表面と略平行に対向させて支持する第2の基板支持手段とを有することが好ましい。
【0027】
前記基板処理装置において、前記第2の基板支持手段は、前記他方の基板をその裏面側から吸着するための吸着部材を有し、該吸着部材により前記他方の基板を吸着後、該吸着部材を前記第1の基板支持手段との中間付近に設けられた軸を中心にして略180度回動させることにより、吸着した前記他方の基板を裏返して、前記第1の基板支持手段により支持された前記一方の基板と対向させることが好ましい。
【0028】
前記基板処理装置において、前記基板操作手段による基板の受取り位置に基板を搬送する基板搬送手段をさらに備えることが好ましい。
【0029】
前記基板処理装置において、前記基板操作手段により支持される基板の中心位置及び向きを調整する基板調整手段をさらに備えることが好ましい。
【0030】
前記基板処理装置において、前記基板調整手段は、前記基板搬送手段によって保持される基板の中心位置及び向きを調整し、その後、前記基板搬送手段は、中心位置及び向きが調整された基板を前記受取り位置まで搬送することが好ましい。
【0031】
本発明に係る基板処理方法は、2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理方法であって、2枚の基板を対向させて支持した後に一方の基板の支持を解除し、その解除に合わせて該一方の基板の裏面の一部に加圧し、該一方の基板を他方の基板に密着させることを特徴とする。
【0032】
本発明に係る基板処理方法は、2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理方法であって、2枚の基板を対向させて支持した後に一方の基板の支持を解除し、その解除と略同時に該一方の基板の裏面の一部に加圧し、該一方の基板を他方の基板に密着させることを特徴とする。
【0033】
本発明に係る基板処理方法は、2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理方法であって、2枚の基板を対向させて支持した後に一方の基板の支持を解除し、2枚の基板間の気体が所定量以上排出される前に該一方の基板の一部に加圧し、該一方の基板を他方の基板に密着させることを特徴とする。
【0034】
本発明に係る基板処理方法は、2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理方法であって、2枚の基板を対向させて支持した後に一方の基板の支持を解除し、一定の時間を計時した後に該一方の基板の一部に加圧し、該一方の基板を他方の基板に密着させることを特徴とする。
【0035】
本発明に係る基板処理方法は、2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理方法であって、2枚の基板を対向させて支持した後に一方の基板の支持を解除し、2枚の基板間の距離が所定距離以下になる前に該一方の基板の一部に加圧し、該一方の基板を他方の基板に密着させることを特徴とする。
【0036】
本発明に係る基板処理方法は、2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理方法であって、2枚の基板を対向させて略水平に支持した後に上側の基板の支持を解除し、その解除に合わせて該上側の基板の一部に加圧し、該上側の基板を下側の基板に密着させることを特徴とする。
【0037】
本発明に係る基板処理方法は、2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理方法であって、2枚の基板を対向させて略水平に支持した後に上側の基板の支持を解除し、その後、2枚の基板間の気体が該上側の基板の自重により所定量以上排出される前に、該上側の基板の一部に加圧し、該上側の基板を下側の基板に密着させることを特徴とする。
【0038】
前記の各基板処理方法において、2枚の基板の支持を夫々の裏面からのみ行うことが好ましい。
【0039】
前記の各基板処理方法において、基板の支持を解除する直前における2つの基板の間隙を所定距離にすることが好ましい。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態に係るウェハ処理装置の構成を示す。図1は、この実施の形態に係るウェハ処理装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。図2は、図1の一部を拡大した図である。また、図3〜図7は、図1及び図2に示すウェハ処理装置100をA−A’線で切断した断面図であって、2枚のウェハを密着させる動作を示している。
【0041】
このウェハ処理装置100は、2枚のウェハを重ね合わせて密着させる装置であって、例えば、2枚のウェハを貼り合わせてSOI等の構造を有するウェハを製造する方法の実施に好適である
このウェハ処理装置100は、第1のウェハ1(図3参照)を裏面から支持するウェハ支持台3と、第2のウェハ2(図3参照)を裏面から吸着して第1のウェハ1と略平行に対向させるウェハ移動機構4とを有する。
【0042】
ウェハ支持台3は、第1のウェハ1の裏面とのみ接触する構造であることが好ましく、これにより第1のウェハ1がパーティクルによって汚染されることを防止することができる他、第1のウェハ1の外周部の欠損を防止することができる。また、ウェハ支持台3は、第1のウェハ1がウェハ支持台3の面上で移動することを防止するための手段(例えば、真空吸着機構)を有することが好ましく、これにより2枚のウェハ1,2を密着させる際の両ウェハのずれを防止することができる。さらに、ウェハ支持台3の表面は平坦に加工されていることが好ましく、表面の平坦度は0.5μm以下であることが好ましい。
【0043】
ウェハ移動機構4は、第2のウェハ2の裏面とのみ接触する構造を有することが好ましく、この実施の形態においては、ウェハを真空吸着するための溝4aを有する。第2のウェハ2を吸着するには、溝4a内の空間を減圧すれば良い。ウェハ移動機構4は、ウェハ吸着部4cに第2のウェハ2の裏面を吸着した状態で軸4bを中心として約180度回動して、第1のウェハ1と略平行に対向させる。なお、軸4bは、ウェハ支持台3とウェハ吸着部4cの略中間に位置する。
【0044】
また、このウェハ処理装置100は、対向した2枚のウェハ1,2間の間隙を調整するための機構として、第1のウェハ1がウェハ支持台3上に載置された後にその厚さを計測する変位検出部15と、第2のウェハ2がウェハ吸着部4cに吸着された後にその厚さを計測する変位検出部12と、両変位検出部12,15による計測結果に基づいて、ウェハ支持台3を上下動させてウェハ1,2間の間隙を設定値に調整するZ軸ステージ5(図3参照)を有する。
【0045】
また、このウェハ処理装置100は、2枚のウェハ1,2が対向して支持された状態で、上側のウェハ2の略中央部に加圧するための加圧機構6を有する。加圧機構6の加圧ピン6aは、2枚のウェハ1,2が対向して支持された後、軸6bを中心として上側のウェハ2の裏面付近まで回動する。そして、ウェハ移動機構4のウェハ吸着部4cが上側のウェハ2の吸着を解除するのに合わせて、加圧機構6は、加圧ピン6aを上側のウェハ2の裏面に押し当てて加圧する。2枚のウェハ1,2は、加圧された部分から外周方向に向かって徐々に密着し、これに伴ってウェハ1,2間の気体がその外周方向に向かって排出される。したがって、ウェハ1,2間に気体が取り残されることが防止される。加圧力は、例えば150〜300g重程度が好ましく、200〜250g重程度がさらに好ましい。
【0046】
ところで、加圧ピン6aによるウェハ2の加圧は、ウェハ吸着部4cによるウェハ2の吸着の解除と略同時に行うことが好ましい。この場合、設定値に調整された2枚のウェハ1、2間の間隙を維持した状態で加圧動作を開始することができるため、密着後のウェハの品質を均一化することができ、また、ウェハ1,2間に気体が取り残されることをより効果的に防止することができ、さらに、ウェハ1,2のずれを防止することができる。
【0047】
加圧機構6は、加圧ピン6aを振動させる振動子(例えば、圧電素子)を内蔵しており、ウェハ2に加圧する際に加圧ピン6aを振動させることにより、効率的にウェハ1,2間の気体を排出することができる。
【0048】
また、加圧ピン6aによるウェハ2の加圧の制御は、他のタイミングで行っても良く、例えば、ウェハ2の吸着の解除後、ウェハ1,2間の気体が所定量以上排出される前の所定のタイミングで加圧を行っても良いし、ウェハ2の吸着の解除後、一定の時間を計時した後に行っても良いし、ウェハ2の吸着の解除後、ウェハ1,2間の距離がウェハ2の自重等により所定距離以下になる前の所定のタイミングで行っても良い。
【0049】
このウェハ処理装置100は、さらに、ウェハ1,2を夫々ウェハ支持台3、ウェハ吸着部4cにセットし、密着後のウェハをウェハ支持台3から受取るウェハ搬送ロボット10と、ウェハアライメント部11を有する。
【0050】
このウェハ処理装置100においては、ウェハの密着処理を開始する前に、未処理のウェハ1、2が夫々収容されたウェハカセット7、8及び処理済みのウェハを収容するためのウェハカセット9を所定位置に配置する。なお、この実施の形態においては、未処理のウェハ1,2の裏面を下側にしてウェハカセット7,8に収容するものとする。
【0051】
操作パネル16の操作スイッチ16bによりウェハの密着処理の開始が指示されると、ウェハ搬送ロボット10は、ウェハカセット7に収容された未処理のウェハ1の裏面を吸着してウェハアライメント部11まで搬送する。ウェハアライメント部11は、搬送されたウェハ1の中心位置及び向き(例えば、オリエンテーション・フラット、ノッチの位置)をセンサにより検知して、その中心位置及び向きを調整する。ここで、ウェハアライメント部11は、ウェハ1の裏面のみと接触する構造であることが好ましい。
【0052】
その後、ウェハ搬送ロボット10は、位置合せが終了したウェハ1を受取り、ウェハ支持台3上に突出しているロードピン13上の所定位置に載置する。このようにして、ウェハ1がロードピン13上に載置された後に、ウェハ支持台3が上昇することにより、ウェハ1がウェハ支持台3により支持される状態になる。ウェハ1は、既にウェハアライメント部11により位置合せされ、その位置関係を維持したままウェハ支持台3上に引き渡されるため、ウェハ支持台3上で再度ウェハ1の中心位置及び向きを合わせる必要はない。ただし、ウェハ支持台3上でウェハ1の位置合わせを行う構成を採用することもできる。
【0053】
次いで、ウェハ搬送ロボット10は、ウェハカセット8より未処理のウェハ2を取出し、上記と同様の手順で、ウェハアライメント部11によりウェハ2の中心位置及び向きを調整し、ウェハ移動機構4のウェハ吸着部4c上に突出したロードピン14上の所定位置に載置する。このようにして、ウェハ2がロードピン14上に載置された後、ウェハ吸着部4cが軸4bを中心にしてウェハ2の裏面に接触するまで回動し、溝4a内を減圧することによりウェハ2がウェハ吸着部4cに吸着される。上記と同様、ウェハ2は、既にウェハアライメント部11により位置合せされ、その位置関係を維持したままウェハ吸着部4cに吸着されるため、吸着の際に再度ウェハ2の中心位置及び向きを合わせる必要はない。なお、ウェハ2の吸着の際、ウェハ吸着部4cを回動させる代わりに、ロードピン14を下方に収容する構成も有効である。
【0054】
このようにしてウェハ1,2が夫々ウェハ支持台3、ウェハ吸着部4cによって支持された状態で、上記の変位検出部15,12は、ウェハ1,2の厚さを計測する。具体的には、変位検出部15,12は、ウェハ1,2の上部までセンサ15a,12aを移動させ、例えばウェハ1,2に光を照射してその反射光に基づいて、ウェハ1,2の厚さを夫々計測する。
【0055】
ウェハ1,2の厚さの計測が終了すると、前述のように、ウェハ吸着部4cは軸4bを中心として約180度回動し、ウェハ2をウェハ1と略平行に対向させる。その後、Z軸ステージ5によりウェハ1,2間の間隙を調整し、加圧ピン6aによりウェハ2に加圧することにより密着処理が終了する。
【0056】
密着処理が終了すると、ウェハ支持台3はZ軸ステージ5により降下され、処理済みのウェハがロードピン13によって支持された状態になる。その後、ウェハ搬送ロボット10は、処理済みのウェハを受取り、ウェハカセット9に収容する。
【0057】
このような手順を繰り返して実行することにより、ウェハカセット7,8に収容された複数枚のウェハを連続的に処理することができる。
【0058】
次に、図3〜図7を参照しながら、2枚のウェハを密着させる際のウェハ処理装置100の動作を説明する。
【0059】
ウェハ搬送ロボット10によりウェハ1,2が夫々ロードピン13、14上に載置されると、図3に示すように、Z軸ステージ5は、ウェハ1を支持するための所定位置までウェハ支持台3を上昇させ、ウェハ移動機構4は、ウェハ2を吸着可能な所定位置まで軸4bを中心としてウェハ吸着部4cを回動させる。
【0060】
次いで、図4に示すように、変位検出部15、12のセンサ15a,12aがウェハ1,2上に移動し、ウェハ1,2の厚さが夫々計測される。そして、ウェハ1,2の厚さが計測された後、センサ15a,12aは、図3に示す初期状態の位置に戻る。
【0061】
次いで、図5に示すように、ウェハ移動機構4は、軸4bを中心としてウェハ吸着部4cを約180度回動させることによりウェハ1,2を略水平に対向させ、先に計測したウェハ1,2の厚さに基づいて、Z軸ステージ5によりウェハ支持台3の高さを調整し、ウェハ1,2間の間隙を設定値にする。この間隙は、例えば、20〜100μm程度が好ましく、30〜60μm程度がさらに好ましい。
【0062】
次いで、図6に示すように、軸6bを中心として加圧ピン6aを回動させ、ウェハ2の裏面付近(例えば、ウェハ2の裏面と略接触する位置)まで回動させる。
【0063】
次いで、図7に示すように、ウェハ吸着部4cによるウェハ2の吸着の解除に合わせて、加圧ピン6aによりウェハ2の裏面に加圧する。この時、加圧ピン6aを振動させることにより、効率的にウェハ1,2間の気体を排出することができる。
【0064】
次いで、加圧機構6を元の状態(図2に示す状態)に戻した後、ウェハ吸着部4cを元の状態(図2に示す状態)に戻す。そして、ウェハ支持台3を下降させて、密着後のウェハがロードピン13により支持された状態にする。この状態で、ウェハ搬送ロボット10は、密着後のウェハの下部を吸着し、ウェハカセット9まで搬送し収容する。
【0065】
次に、図8を参照しながら、ウェハ処理装置100の制御系の構成例を説明する。制御部17は、プログラム17bに基づいて動作するCPU17aにより、ウェハ搬送ロボット10、ウェハアライメント部11、変位検出部12,15、Z軸ステージ5、ウェハ移動機構4、加圧機構6及びパネル部16を制御する。
【0066】
図9は、プログラム17bによる制御手順を示すフローチャートである。以下のこのフローチャートに従って、ウェハ処理装置100の制御系の動作を説明する。
【0067】
操作スイッチ16bの操作により、密着処理の開始が指示されると、先ず、ステップS901において、制御系17に接続された各構成要素を初期化する。また、この初期化工程では、ウェハカセット7,8,9の位置の存在、その位置の確認等も行ない、準備が整っていない場合には、例えば、表示パネル16aにその旨を表示するなどして、オペレータに警告を発する。
【0068】
ステップS902では、ウェハ搬送ロボット10を制御して、ウェハカセット7に収容されたウェハ1を吸着させ、ステップS903において、吸着したウェハ1をウェハアライメント部11まで搬送し、ここでウェハ1の位置合わせ(中心位置、向き)を行なう。そして、ステップS904において、ウェハ搬送ロボット10を制御して、ウェハ1をウェハ支持台3上に突出したロードピン13上の所定位置に載置し、Z軸ステージ5を制御して、ウェハ支持台3を所定位置まで上昇させる。このとき、ウェハ支持台3にウェハの吸着機構を設けている場合には、その吸着機構を制御してウェハ1を吸着させる。
【0069】
ステップS905では、ウェハ搬送ロボット10を制御して、ウェハカセット8に収容されたウェハ2を吸着させ、ステップS906において、ウェハアライメント部11まで搬送し、ここでウェハ2の位置合わせ(中心位置、向き)を行なう。そして、ステップS907において、ウェハ搬送ロボット10を制御して、ウェハ2をウェハ吸着部4c上に突出したロードピン14上の所定位置に載置し、ウェハ移動機構4の回動用モータ4dを制御して、軸4bを中心としてウェハ吸着部4cを所定角度だけ回動させ、ウェハ吸着部4cによりウェハ2を吸着させる。
【0070】
ステップS908では、変位検出部15の駆動部15bを制御し、センサ15aをウェハ1上の所定位置まで移動させ、センサ15aによりウェハ1の厚さを計測する。
【0071】
ステップS909では、変位検出部12の駆動部12bを制御し、センサ12aをウェハ2上の所定位置まで移動させ、センサ12aによりウェハ2の厚さを計測する。
【0072】
ステップS910では、ウェハ移動機構4の回動用モータ4dを制御して、軸4bを中心としてウェハ吸着部4cを約180度回動させて、ウェハ1、2を略水平に対向させる。
【0073】
ステップS911では、ウェハ1,2の厚さの計測結果に基づいて、ウェハ1,2間の間隙を設定値に調整するためのデータを作成し、このデータに基づいてZ軸ステージ5を制御し、ウェハ1,2間の間隙を調整する。
【0074】
ステップS912では、加圧機構6の回動用モータ6dを制御して、軸6bを中心として加圧ピン6aを回動させ、例えば、ウェハ2の裏面に加圧ピン6aの先端部が略接触する状態とする。
【0075】
ステップS913では、ウェハ吸着部4cによるウェハ2の吸着を解除させる。そして、ステップS914では、加圧機構6の回動用モータ6d及び振動子6cを制御して、加圧ピン6aによりウェハ2の裏面に加圧すると共に加圧ピン2を振動させる。なお、ステップS913の実行の直後にステップS914を実行することにより、ウェハ2の吸着の解除と加圧とを略同時に行うことができる。ただし、ステップS914の実行後、例えば所定の時間を計時した後等に加圧を開始することもできる。
【0076】
ウェハ1,2の密着が完了したら、ステップS916において、加圧機構6の回動用モータ6dを制御して、加圧ピン6aを初期状態の位置に戻す。そして、ステップS917では、ウェハ移動機構4の回動用モータ4dを制御して、ウェハ吸着部4cを初期状態の位置に戻す。
【0077】
そして、ステップS917では、Z軸ステージ5を制御して、ウェハ支持台3を降下させ、初期状態の位置に戻す。これにより、密着後のウェハは、ロードピン13により支持された状態になる。なお、ウェハ2を吸着している場合には、ウェハ支持台3の下降動作に先立って、その吸着を解除する必要がある。
【0078】
ステップS918では、ウェハ搬送ロボット10を制御して、密着後のウェハをウェハカセット9まで搬送し収容する。
【0079】
ステップS919では、ウェハカセット7、8に収容された全ウェハに関して、密着処理が終了したか否かを判断し、未処理のウェハが残っている場合にはステップS902に戻り処理を繰り返す。一方、全ウェハに関して密着処理が完了したと判断した場合には、一連の処理を終了することになるが、このとき、例えば、表示パネル16a等にその旨を表示する他、ブザー等によりオペレータに報知することが好ましい。
【0080】
以上のように、このウェハ処理装置100に拠れば、1)上側のウェハ2の吸着の解除に合わせて加圧を開始するため、ウェハ1,2間の気体を確実に外周方向に排出することができ、2)ウェハ1,2を対向させた状態において上側のウェハ2が滑らないため、2枚のウェハ1,2を正確に位置合せすることができ、3)ウェハ1,2間の間隙を適切な距離に調整することができるため、製造されるウェハの品質を均一化することができ、また、ウェハ1,2を予め分類する作業を不要とし、4)ウェハ1,2の表面をパーティクルにより汚染することを防止することができ、5)ウェハの外周部の欠損を防止することができ、6)加圧時にウェハに振動を与えることにより、ウェハ間に取り残される気体をさらに低減することができる。
【0081】
次に、このウェハ処理装置100の適用例を説明する。図10は、SOI構造等を有するウェハの製造工程の一例を示す図である。
【0082】
先ず、第1のウェハ1を形成するための単結晶Siウェハ501を用意して、その主表面上に多孔質Si層502を形成する(図10(a)参照)。次いで、多孔質Si層502の上に少なくとも一層の非多孔質層503を形成する(図10(b)参照)。非多孔質層503としては、例えば、単結晶Si層、多結晶Si層、非晶質Si層、金属膜層、化合物半導体層、超伝導体層等が好適である。また、非多孔質層503には、MOSFET等の素子を形成しても良い。
【0083】
次いで、非多孔質層503の上にSiO2層504を形成し、これを第1のウェハ1とし(図10(c)参照)、SiO2層504を上にしてウェハカセット7に収容する。
【0084】
また、別途第2のウェハ2を用意し、その表面を上にしてウェハカセット8に収容する。
【0085】
この状態で、ウェハ処理装置100を動作させると、ウェハ支持台3上で、SiO2層504を挟むようにして、第1のウェハ1と第2のウェハ2とが密着され(図10(d)参照)、その後、ウェハカセット9に収容される。
【0086】
その後、密着したウェハ(図10(d))に対して、陽極接合処理、加圧処理、あるいは必要に応じて熱処理を施すこと、あるいはこれらの処理を組合わせることにより、貼り合わせを強固なものにしても良い。
【0087】
第2のウェハ2としては、Siウェハ、Siウェハ上にSiO2層を形成したもの、石英等の光透過性のウェハ、サファイヤ等が好適である。しかし、第2のウェハ2は、貼り合わせに供される面が十分に平坦であれば十分であり、他の種類のウェハであっても良い。
【0088】
次いで、多孔質Si層503を境にして、第1のウェハ1を第2のウェハ2より除去し(図10(e)参照)、多孔質Si層502を選択的にエッチングして除去する。図10(f)は、上記の製造方法により得られるウェハを模式的に示している。
【0089】
この製造方法に拠れば、ウェハ間の気体が適切に排出させた状態で2枚のウェハが密着するため、高品質のウェハを製造することができる。
【0090】
【発明の効果】
本発明に拠れば、2枚の基板を密着させて得られる基板の品質を高めることができる。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係るウェハ処理装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】図1の一部を拡大した図である。
【図3】図1及び図2に示すウェハ処理装置100をA−A’線で切断した断面図である。
【図4】図1及び図2に示すウェハ処理装置100をA−A’線で切断した断面図である。
【図5】図1及び図2に示すウェハ処理装置100をA−A’線で切断した断面図である。
【図6】図1及び図2に示すウェハ処理装置100をA−A’線で切断した断面図である。
【図7】図1及び図2に示すウェハ処理装置100をA−A’線で切断した断面図である。
【図8】ウェハ処理装置の制御系の構成例を示す図である。
【図9】ウェハ処理装置の制御手順を示すフローチャートである。
【図10】SOI構造等を有するウェハの製造工程の一例を示す図である。
【図11】ウェハの貼り合わせ方法の一部の工程を示す模式図である。
【図12】他の治具の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 第1のウェハ
2 第2のウェハ
3 ウェハ支持台
4 ウェハ移動機構
4a 溝
4b 軸
4c ウェハ吸着部
4d 回動用モータ
5 Z軸ステージ
6 加圧機構
6a 加圧ピン
6b 軸
6c 振動子
6d 回動用モータ
7〜9 ウェハカセット
10 ウェハ搬送ロボット
11 ウェハアライメント部
12,15 変位検出部
12a,15a センサ
12b,15b 駆動部
13,14 ロードピン
16 パネル部
16a 表示パネル
16b 操作パネル
17 制御部
17a CPU
17b プログラム
100 ウェハ処理装置
Claims (7)
- 2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理装置であって、
2枚の基板を対向させて支持した後に一方の基板の支持を解除する基板操作手段と、
前記基板操作手段による一方の基板の支持の解除と同時に該一方の基板の裏面の一部に加圧することにより、該一方の基板を他方の基板に密着させる加圧手段と、
を備えることを特徴とする基板処理装置。 - 前記基板操作手段は、2枚の基板を水平に支持し、その後、上側の基板の支持を解除することを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
- 前記基板操作手段は、2枚の基板を夫々裏面からのみ支持することを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
- 前記基板操作手段は、基板の支持を解除する直前における2枚の基板の間隙を調整する間隙調整手段を有することを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
- 前記基板操作手段は、一方の基板をその表面を上にした状態で支持する第1の基板支持手段と、他方の基板をその裏面側から吸着し、その表面を該一方の基板の表面と平行に対向させて支持する第2の基板支持手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
- 2枚の基板を重ね合わせて密着させる基板処理方法であって、
2枚の基板を対向させて支持した後に一方の基板の支持を解除し、その解除と同時に該一方の基板の裏面の一部に加圧し、該一方の基板を他方の基板に密着させることを特徴とする基板処理方法。 - 請求項6に記載の基板処理方法を工程の一部に適用した基板の製造方法。
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