JP2009025567A - 光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及び表示用パネルの製造方法 - Google Patents
光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及び表示用パネルの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009025567A JP2009025567A JP2007188793A JP2007188793A JP2009025567A JP 2009025567 A JP2009025567 A JP 2009025567A JP 2007188793 A JP2007188793 A JP 2007188793A JP 2007188793 A JP2007188793 A JP 2007188793A JP 2009025567 A JP2009025567 A JP 2009025567A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical film
- display panel
- held
- roller
- roller means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
Abstract
【課題】 光学フィルムの貼り付け品質を確保し、表示用パネルの両面に貼り付けられる光学フィルムの大きさが互いに異なる場合でも、両偏光板の貼位置精度を出して、気泡などを発生させることなく正確に表示用パネルの両面に光学フィルムを貼り付ける。
【解決手段】光学フィルムを表示用パネルの両面に同時に貼り付ける場合、第1,第2の光学フィルムの内部を貼り始め位置として、第1,第2貼り付けローラ,第1,第2貼始め端部保持手段を移動させながら端部付近を先に貼り付け、その後、光学フィルムの残りの部分を貼り付ける時は、第1,第2貼り付けローラを停止させて、表示用パネルを移動させて貼り付ける。これによって、大きさが異なる光学フィルムを表示用パネルの両面に対して光学フィルムの貼り付け品質を確保しつつ、同時に貼り付けることができる。
【選択図】図1
【解決手段】光学フィルムを表示用パネルの両面に同時に貼り付ける場合、第1,第2の光学フィルムの内部を貼り始め位置として、第1,第2貼り付けローラ,第1,第2貼始め端部保持手段を移動させながら端部付近を先に貼り付け、その後、光学フィルムの残りの部分を貼り付ける時は、第1,第2貼り付けローラを停止させて、表示用パネルを移動させて貼り付ける。これによって、大きさが異なる光学フィルムを表示用パネルの両面に対して光学フィルムの貼り付け品質を確保しつつ、同時に貼り付けることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶パネル等の表示用パネルに偏光板や位相差板等から成る光学フィルムを貼り付ける光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及びこれらを用いた表示用パネルの製造方法に係り、特に光学フィルムの貼り付け品質を確保することのできる光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及びこれらを用いた表示用パネルの製造方法に関する。
液晶ディスプレイ装置の製造工程では、TFT(Thin Film Transistor)基板とカラーフィルタ基板との間に液晶を封入して液晶パネルを構成した後、液晶パネルの表面及び裏面に偏光板の貼り付けが行われる。さらに、視覚補償用の位相差板が貼り付けられる場合もある。このような偏光板や位相差板等から成る光学フィルムの貼り付け作業は、貼り付け装置によって行われている。
通常、光学フィルムには、予め粘着剤が塗布され、粘着剤の上には保護フィルムが被せられている。貼り付け装置には、光学フィルムからの保護フィルムの剥離を行う第1の作業位置と、光学フィルムの表示用パネルへの貼り付けを行う第2の作業位置とが設けられており、光学フィルムを吸着テーブル等の保持手段により保持しながら、まず、第1の作業位置において光学フィルムから保護フィルムを剥離した後、その光学フィルムを第1の作業位置から貼り付けの行われる第2の作業位置に移動し、第2の作業位置において光学フィルムを表示用パネルへの貼り付けるという作業を行っている。なお、このような光学フィルムの液晶パネルへの貼り付け装置又は貼り付け方法としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特開2004−144913号公報
特許文献1に記載の偏光板貼り付け装置は、カラー液晶ディスプレイの大型化に伴う、偏光板貼り付け裝置のフットプリントの拡大を抑制するために、液晶セル基板を起立させた状態で液晶セル基板の第1主表面(CF面)及び第2主表面(TFT面)に同時に偏光板を貼り付けることによって、液晶セル基板の搬送方向に直交する方向(幅方向)のフットプリントの拡大を抑制するようにしている。
特許文献1に記載の偏光板貼り付け装置は、液晶セル基板に貼り付ける偏光板の大きさが第1主表面及び第2主表面において同じ場合には有効であるが、これらの大きさが互いに異なり、貼位置の位置決め等を行なう必要がある場合には、二つの偏光板の貼始め位置が互いに異なるため、両側から圧着ローラで貼始め端を押圧して同時に貼り付けを行う必要があり、さらに、その貼位置精度を出すのが非常に困難となり、貼り付け面に気泡が発生する等の問題があった。特許文献1に記載の偏光板貼り付け裝置では、二つの偏光板の貼始め位置が互いに異なる場合には、液晶セル基板の第1主表面に偏光板を貼り付けた後に、第2主表面に偏光板を貼り付ければよいことを明細書中で示唆しているだけであり、具体的な解決策については何ら言及していない。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、光学フィルムの貼り付け品質を確保することのできる光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及び表示用パネルの製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、表示用パネルの両面に貼り付けられる光学フィルムの大きさが互いに異なる場合でも、両偏光板の貼位置精度を出して、気泡などを発生させることなく正確に表示用パネルの両面に光学フィルムを貼り付けることのできる光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及び表示用パネルの製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、表示用パネルの両面に貼り付けられる光学フィルムの大きさが互いに異なる場合でも、両偏光板の貼位置精度を出して、気泡などを発生させることなく正確に表示用パネルの両面に光学フィルムを貼り付けることのできる光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及び表示用パネルの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の光学フィルム貼り付け方法の第1の特徴は、光学フィルムの幅方向よりも長いローラ手段を用いて前記光学フィルムを表示用パネルに押し付けながら、前記光学フィルム及び前記表示用パネルを前記ローラ手段に対して相対的に移動させることによって前記光学フィルムを前記表示用パネルに貼り付ける光学フィルム貼り付け方法であって、前記光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域を第1及び第2の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記光学フィルムを、前記表示用パネルの主表面と前記ローラ手段との間であって、前記光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記ローラ手段とが互いに対向するような位置に移動させ、前記光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を基準位置として、前記ローラ手段を、前記表示用パネルに押し付けながら、前記第1の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記光学フィルムの一部分を貼り付け、前記ローラ手段を前記基準位置に戻し、前記ローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第2の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記光学フィルムの残りの部分を貼り付けることにある。
従来は、保護フィルムを剥離した後、その光学フィルムを吸着ベース手段で保持しながら、光学フィルムの端部を表示用パネルの貼り付け位置に位置決めして、光学フィルムの端部を貼り始め端として、ローラ手段を用いて光学フィルムを表示用パネルに押し付けながら、光学フィルム及び表示用パネルとローラ手段とを相対的に移動させて、光学フィルムを表示用パネルに貼り付けるという作業を行っている。これに対して、この発明では、別々に移動制御される第1及び第2の吸着ベース手段を用いて光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域をそれぞれ吸着保持する。第1及び第2の吸着ベース手段間には、吸着ベース手段によって保持されない個所が存在する。そこで、この個所を基準位置として光学フィルムをローラ手段を用いて表示用パネルに押し付けながら光学フィルムの一端部に向けて、光学フィルム及び表示用パネルとローラ手段とを相対的に移動させて、光学フィルムの一部分を表示用パネルに貼り付ける。その後、ローラ手段を基準位置に戻し、ローラ手段を表示用パネルに押し付けながら、光学フィルムの他端部に向けて、光学フィルム及び表示用パネルとローラ手段とを相対的に移動させることによって、表示用パネルに光学フィルムの残りの部分を貼り付ける。すなわち、この発明では、光学フィルムの内部を貼り始め位置として、光学フィルムの両端部に向かって別々にローラ手段を移動させることによって光学フィルムを表示用パネルに貼り付けるようにしている。これによって、光学フィルムの貼り付け品質を確保することができる。なお、光学フィルムは通常長方形なので、その端部は水平方向と垂直方向の2個所が存在する。通常は、表示用パネルの進行方向である水平方向に沿った端部で行うのが効率的であるが、この発明はいずれの方向に向かって貼り付け作業を行っても同様に貼り付け品質を確保することが可能である。
従来は、保護フィルムを剥離した後、その光学フィルムを吸着ベース手段で保持しながら、光学フィルムの端部を表示用パネルの貼り付け位置に位置決めして、光学フィルムの端部を貼り始め端として、ローラ手段を用いて光学フィルムを表示用パネルに押し付けながら、光学フィルム及び表示用パネルとローラ手段とを相対的に移動させて、光学フィルムを表示用パネルに貼り付けるという作業を行っている。これに対して、この発明では、別々に移動制御される第1及び第2の吸着ベース手段を用いて光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域をそれぞれ吸着保持する。第1及び第2の吸着ベース手段間には、吸着ベース手段によって保持されない個所が存在する。そこで、この個所を基準位置として光学フィルムをローラ手段を用いて表示用パネルに押し付けながら光学フィルムの一端部に向けて、光学フィルム及び表示用パネルとローラ手段とを相対的に移動させて、光学フィルムの一部分を表示用パネルに貼り付ける。その後、ローラ手段を基準位置に戻し、ローラ手段を表示用パネルに押し付けながら、光学フィルムの他端部に向けて、光学フィルム及び表示用パネルとローラ手段とを相対的に移動させることによって、表示用パネルに光学フィルムの残りの部分を貼り付ける。すなわち、この発明では、光学フィルムの内部を貼り始め位置として、光学フィルムの両端部に向かって別々にローラ手段を移動させることによって光学フィルムを表示用パネルに貼り付けるようにしている。これによって、光学フィルムの貼り付け品質を確保することができる。なお、光学フィルムは通常長方形なので、その端部は水平方向と垂直方向の2個所が存在する。通常は、表示用パネルの進行方向である水平方向に沿った端部で行うのが効率的であるが、この発明はいずれの方向に向かって貼り付け作業を行っても同様に貼り付け品質を確保することが可能である。
本発明の光学フィルム貼り付け方法の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法において、前記表示用パネルに前記光学フィルムの一部分を貼り付ける時には、前記表示用パネル及び前記光学フィルムの移動を停止させた状態で、前記ローラ手段及び前記第1の吸着ベース手段を同期移動させ、前記表示用パネルに前記光学フィルムの残りの部分を貼り付ける時には、前記ローラ手段の移動を停止させた状態で、前記表示用パネルを移動させることにある。
これは、前記第1の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法における貼り付け時の相対的移動の方法を具体的にしたものであり、ローラ手段を第1の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって移動させる場合には、表示用パネル及び光学フィルムの移動を停止させた状態で、ローラ手段及び第1の吸着ベース手段を同期移動させ、逆に基準位置から第2の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって移動させる場合には、ローラ手段の移動を停止させた状態で表示用パネルを移動させることによって行うようにしたものである。
これは、前記第1の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法における貼り付け時の相対的移動の方法を具体的にしたものであり、ローラ手段を第1の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって移動させる場合には、表示用パネル及び光学フィルムの移動を停止させた状態で、ローラ手段及び第1の吸着ベース手段を同期移動させ、逆に基準位置から第2の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって移動させる場合には、ローラ手段の移動を停止させた状態で表示用パネルを移動させることによって行うようにしたものである。
本発明の光学フィルム貼り付け方法の第3の特徴は、光学フィルムの幅方向よりも長い第1及び第2のローラ手段を用いて表示用パネルの第1及び第2の主表面側から第1及び第2の光学フィルムを表示用パネルの第1及び第2の主表面に押し付けながら、前記第1及び第2の光学フィルム及び前記表示用パネルを前記第1及び第2のローラ手段に対して相対的に移動させることによって前記第1及び第2の光学フィルムを前記表示用パネルにほぼ同時に貼り付ける光学フィルム貼り付け方法であって、前記第1の光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域を第1及び第2の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記第1の光学フィルムを、前記表示用パネルの第1主表面と前記第1のローラ手段との間であって、前記第1の光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記第1のローラ手段とが互いに対向するような位置に移動させると共に前記第2の光学フィルムの両端部近傍の表面を含むように第3及び第4の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記第2の光学フィルムを、前記表示用パネルの第2主表面と前記第2のローラ手段との間であって、前記第2の光学フィルムの前記第3及び第4の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記第2のローラ手段とが互いに対向するような位置に移動させ、前記第1の光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を第1の基準位置として前記第1のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けると共に前記第2の光学フィルムの前記第3及び第4の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を第2の基準位置として前記第2のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第1及び第3の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの一部分をほぼ同時に貼り付け、前記第1及び第2のローラ手段を前記第1及び第2の基準位置に戻し、前記第1及び第2のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第2及び第4の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの残りの部分を貼り付けることにある。
これは、前記第1の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法を、表示用パネルの第1主表面及び第2主表面の両面に対して、ほぼ同時に光学フィルムを貼り付けるように構成したものである。このように、表示用パネルを停止した状態で光学フィルムの貼始め端部を先ず貼り付け、その後、表示用パネルを移動させながら残りの光学フィルムを貼り付けるようにすることによって、互いに大きさが異なる光学フィルムを表示用パネルの両面に同時に貼り付けることができる。
これは、前記第1の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法を、表示用パネルの第1主表面及び第2主表面の両面に対して、ほぼ同時に光学フィルムを貼り付けるように構成したものである。このように、表示用パネルを停止した状態で光学フィルムの貼始め端部を先ず貼り付け、その後、表示用パネルを移動させながら残りの光学フィルムを貼り付けるようにすることによって、互いに大きさが異なる光学フィルムを表示用パネルの両面に同時に貼り付けることができる。
本発明の光学フィルム貼り付け方法の第4の特徴は、前記第3の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法において、前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの一部分を貼り付ける時には、前記表示用パネル及び前記第1及び第2の光学フィルムの移動を停止させた状態で、前記第1及び第2のローラ手段及び前記第1及び第3の吸着ベース手段を同期移動させ、前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの残りの部分を貼り付ける時には、前記第1及び第2のローラ手段の移動を停止させた状態で、前記表示用パネルを移動させることにある。
これは、前記第3の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法における貼り付け時の相対的移動の方法を具体的にしたものであり、第1及び第2のローラ手段を第1及び第3の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって移動させる場合には、表示用パネル及び第1及び第2の光学フィルムの移動を停止させた状態で、第1及び第2のローラ手段及び第1及び第3の吸着ベース手段を同期移動させ、逆に基準位置から第2及び第4の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって移動させる場合には、第1及び第2のローラ手段の移動を停止させた状態で表示用パネルを移動させることによって行うようにしたものである。
これは、前記第3の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法における貼り付け時の相対的移動の方法を具体的にしたものであり、第1及び第2のローラ手段を第1及び第3の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって移動させる場合には、表示用パネル及び第1及び第2の光学フィルムの移動を停止させた状態で、第1及び第2のローラ手段及び第1及び第3の吸着ベース手段を同期移動させ、逆に基準位置から第2及び第4の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって移動させる場合には、第1及び第2のローラ手段の移動を停止させた状態で表示用パネルを移動させることによって行うようにしたものである。
本発明の光学フィルム貼り付け装置の第1の特徴は、表示用パネルを移動させる表示用パネル移動手段と、光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域をそれぞれ吸着保持し、前記表示用パネルの第1の主表面と前記光学フィルムの表面とがそれぞれ対向するような位置に移動させる第1及び第2の吸着ベース手段と、前記光学フィルムの幅方向よりも長いローラを用いて前記光学フィルムを前記表示用パネルに押し付けながら相対的に移動することによって前記光学フィルムを前記表示用パネルに貼り付けるローラ手段と、前記光学フィルムを前記第1及び第2の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記表示用パネルの主表面と前記ローラ手段との間であって、前記光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記ローラ手段とが互いに対向するような位置に前記光学フィルムを移動させて、前記光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を基準位置として、前記ローラ手段を、前記表示用パネルに押し付けながら、前記第1の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記光学フィルムの一部分を貼り付け、前記ローラ手段を前記基準位置に戻し、前記ローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第2の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記光学フィルムの残りの部分を貼り付ける制御手段とを備えたことにある。
これは、前記第1の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法を実現するための装置の発明に関するものである。
これは、前記第1の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法を実現するための装置の発明に関するものである。
本発明の光学フィルム貼り付け装置の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の光学フィルム貼り付け装置において、前記制御手段が、前記表示用パネルに前記光学フィルムの一部分を貼り付ける時には、前記表示用パネル及び前記光学フィルムの移動を停止させた状態で、前記ローラ手段及び前記第1の吸着ベース手段を同期移動させ、前記表示用パネルに前記光学フィルムの残りの部分を貼り付ける時には、前記ローラ手段の移動を停止させた状態で、前記表示用パネルを移動させることにある。
これは、前記第2の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法を実現するための装置の発明に関するものである。
これは、前記第2の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法を実現するための装置の発明に関するものである。
本発明の光学フィルム貼り付け装置の第3の特徴は、表示用パネルを移動させる表示用パネル移動手段と、第1の光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域をそれぞれ吸着保持し、前記表示用パネルの第1の主表面と前記第1の光学フィルムの表面とがそれぞれ対向するような位置に移動させる第1及び第2の吸着ベース手段と、第2の光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域をそれぞれ吸着保持し、前記表示用パネルの第2の主表面と前記第2の光学フィルムの表面とがそれぞれ対向するような位置に移動させる第3及び第4の吸着ベース手段と、前記第1の光学フィルムの幅方向よりも長いローラを用いて前記第1の光学フィルムを前記表示用パネルの第1の主表面に押し付けながら相対的に移動することによって前記第1の光学フィルムを前記表示用パネルの第1の主表面に貼り付ける第1のローラ手段と、前記第2の光学フィルムの幅方向よりも長いローラを用いて前記第2の光学フィルムを前記表示用パネルの第2の主表面に押し付けながら相対的に移動することによって前記第2の光学フィルムを前記表示用パネルの第2の主表面に貼り付ける第2のローラ手段と、前記第1の光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域を第1及び第2の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記第1の光学フィルムを、前記表示用パネルの第1主表面と前記第1のローラ手段との間であって、前記第1の光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記第1のローラ手段とが互いに対向するような位置に移動させると共に前記第2の光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域を第3及び第4の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記第2の光学フィルムを、前記表示用パネルの第2主表面と前記第2のローラ手段との間であって、前記第2の光学フィルムの前記第3及び第4の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記第2のローラ手段とが互いに対向するような位置に移動させ、前記第1の光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を第1の基準位置として前記第1のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けると共に前記第2の光学フィルムの前記第3及び第4の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を第2の基準位置として前記第2のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第1及び第3の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの一部分をほぼ同時に貼り付け、前記第1及び第2のローラ手段を前記第1及び第2の基準位置に戻し、前記第1及び第2のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第2及び第4の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの残りの部分を貼り付ける制御手段とを備えたことにある。
これは、前記第3の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法を実現するための装置の発明に関するものである。
これは、前記第3の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法を実現するための装置の発明に関するものである。
本発明の光学フィルム貼り付け装置の第4の特徴は、前記第3の特徴に記載の光学フィルム貼り付け装置において、前記制御手段が、前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの一部分を貼り付ける時には、前記表示用パネル及び前記第1及び第2の光学フィルムの移動を停止させた状態で、前記第1及び第2のローラ手段及び前記第1及び第3の吸着ベース手段を同期移動させ、前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの残りの部分を貼り付ける時には、前記第1及び第2のローラ手段の移動を停止させた状態で、前記表示用パネルを移動させることにある。
これは、前記第4の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法を実現するための装置の発明に関するものである。
これは、前記第4の特徴に記載の光学フィルム貼り付け方法を実現するための装置の発明に関するものである。
本発明の表示用パネルの製造方法の特徴は、前記第1の特徴から第4の特徴までのいずれか1に記載の光学フィルム貼り付け方法、又は第1の特徴から第4の特徴までのいずれか1に記載の光学フィルム貼り付け装置を用いて光学フィルムを表示用パネルに貼り付けることにある。
これは、前記光学フィルム貼り付け方法又は前記光学フィルム貼り付け装置のいずれかを用いて、表示用パネルに光学フィルムを貼り付けるようにした表示用パネルの製造方法に関するものである。
これは、前記光学フィルム貼り付け方法又は前記光学フィルム貼り付け装置のいずれかを用いて、表示用パネルに光学フィルムを貼り付けるようにした表示用パネルの製造方法に関するものである。
本発明によれば、光学フィルムの貼り付け品質を確保することができるという効果がある。
本発明によれば、表示用パネルの両面に貼り付けられる光学フィルムの大きさが互いに異なる場合でも、表示用パネルの両面に光学フィルムを同時に精度良く貼り付することができるという効果がある。
本発明によれば、表示用パネルの両面に貼り付けられる光学フィルムの大きさが互いに異なる場合でも、表示用パネルの両面に光学フィルムを同時に精度良く貼り付することができるという効果がある。
図1は、本発明の一実施の形態による偏光板貼り付け装置の偏光板貼り付け作業を行なう部分の偏光板貼り付けラインの概略構成を示す図であり、起立状態で搬送される液晶パネルに対して偏光板を貼り付ける場合の貼り付け作業状態を上面側から見た図である。この実施の形態に係る偏光板貼り付け装置は、液晶パネル1が起立した状態で図中の左方向から右方向に移動可能に構成されている。起立した状態での移動は、特許文献1にその機構の詳細が記載されているので、ここでは、その説明は省略する。
この実施の形態では、偏光板貼り付けラインは、図1の図中の左方向から右方向に液晶パネル1が移動する際に、液晶パネル1の第1主表面1a側に偏光板31を貼り付ける作業を行なう第1偏光板貼り付けユニットと、液晶パネル1の第2主表面1b側に偏光板32を貼り付ける作業を行なう第2偏光板貼り付けユニットとから構成される。第1偏光板貼り付けユニットは、第1吸着ベース11、第1貼始め端吸着ベース12及び第1偏光板貼り付けローラ13から構成される。第2偏光板貼り付けユニットは、第2吸着ベース21、第2貼始め端吸着ベース22及び第2偏光板貼り付けローラ23から構成される。なお、偏光板貼り付けラインの前段側には、液晶パネル1を供給するアライメント装置、クリーニングローラなどが設けられているが、ここではこれらの図示を省略してある。また、偏光板を吸着する第1吸着ベース11、第1貼始め端吸着ベース12、第2吸着ベース21及び第2貼始め端吸着ベース22の前段には、偏光板31,32を供給する偏光板ストッカー、移載ヘッド、位置決めステージ、剥離ユニット、クリーニングローラ、保護フィルムストッカーなどが設けられているが、同じくここれらの図示を省略してある。
第1吸着ベース11と第1貼始め端吸着ベース12とは、偏光板ストッカーに載置されている偏光板31を吸着保持することによって、偏光板31を起立させ、その状態で第1偏光板貼り付けローラ13に偏光板31を供給することができるように構成されている。第2吸着ベース21と第2貼始め端吸着ベース22とは、偏光板ストッカーに載置されている偏光板32を吸着保持することによって、偏光板32を起立させ、その状態で第2偏光板貼り付けローラ23に偏光板32を供給することができるように構成されている。第1及び第2吸着ベース11,21は、図示していない駆動手段によって、X方向,Y方向に移動したり、Z方向に移動したり、図1の図中の矢印41または42の方向に回動したり、3次元空間上を自由自在に制御可能に構成されている。第1及び第2貼始め端吸着ベース12,22は、図示していない駆動手段によって、X方向,Y方向に移動したり、Z方向に移動したり、図1の図中の矢印45aまたは45bの方向に移動したり、3次元空間上を自由自在に制御可能に構成されている。第1吸着ベース11、第1貼始め端吸着ベース12、第2吸着ベース21、及び第2貼始め端吸着ベース22は、それぞれ同期して移動することもあれば、それぞれ別々に移動することもある。
第1及び第2偏光板貼り付けローラ13,23は、それぞれ、偏光板31,32の搬送方向と直交する幅方向において、偏光板31,32の幅と同じかそれ以上の長さを有しており、図示していない駆動手段によって、互いに近接したり離間したり、さらには図1の図中の矢印45aまたは45bの方向に移動したりと制御されるように構成されている。第1吸着ベース11及び第1貼始め端吸着ベース12は、図1(a)に示すように偏光板31を吸着保持し、第1吸着ベース11及び第1貼始め端吸着ベース12に吸着保持されていない個所の偏光板31が丁度第1偏光板貼り付けローラ13と液晶パネル1との間に位置するようにその相対的位置関係を調整しながら移動させる。同様に、第2吸着ベース21及び第2貼始め端吸着ベース22も、図1(a)に示すように偏光板32を吸着保持し、第2吸着ベース21及び第2貼始め端吸着ベース22に吸着保持されていない個所の偏光板32が丁度第2偏光板貼り付けローラ23と液晶パネル1との間に位置するようにその相対的位置関係を調整しながら移動させる。第1偏光板貼り付けローラ13と第2偏光板貼り付けローラ23とは対向して配置されており、液晶パネル1の第1主表面1aと第2主表面1bとに偏光板31,32を貼り付ける時には、近接して互いの押し付け力により互いを保持して貼り付けを行なう。図1(a)に示すように、第1及び第2偏光板貼り付けローラ13,23間には、第1吸着ベース11、第1貼始め端吸着ベース12、第2吸着ベース21、及び第2貼始め端吸着ベース22に吸着保持されていない個所の偏光板31,32が位置することになる。この状態で、第1及び第2偏光板貼り付けローラ13,23、第1吸着ベース11、第1貼始め端吸着ベース12、第2吸着ベース21、及び第2貼始め端吸着ベース22は、それぞれ協働して偏光板31,32を液晶パネル1に貼り付ける作業を行なう。この貼り付け作業の詳細については後述する。
なお、図示していないが、検査用カメラを設け、液晶パネル1と偏光板31,32との間の相対的な位置関係を検出して、貼り付けずれ量が許容範囲に入るように第1及び第2吸着ベース11,21並びに、第1及び第2貼始め端吸着ベース12,22のアライメント処理を行なうようにしてもよい。また、検査用カメラを用いて、液晶パネル1が偏光板貼り付け可能な位置に搬送されたか否かを検出し、液晶パネル1が貼り付け可能位置に搬送された時点で第1及び第2吸着ベース11,21並びに、第1及び第2貼始め端吸着ベース12,22に貼り付け処理開始信号を出力するようにしてもよい。
図1及び図2は、この実施の形態に係る偏光板貼り付け装置が液晶パネルに偏光板を貼り付ける工程の一例を示す図である。図1(A)〜(C)は、液晶パネルの第1主表面(CF面)と第2主表面(TFT面)とに偏光板の貼始め端部を貼り付ける第1の貼り付け工程を示す図である。図2(A)〜(C)は、液晶パネルの第1主表面(CF面)と第2主表面(TFT面)とに第1の貼り付け工程で貼り付けた個所以外に残りの偏光板を貼り付ける第2の貼り付け工程を示す図である。
図1(A)において、液晶パネル1は、予めアライメント処理やクリーニング処理などが施されており、前段の工程から起立した状態で図中の左方向から右方向(矢印45の方向)に向かって移動される。一方、偏光板31は、図示していない保護フィルム剥離手段によって保護フィルムが剥離され、さらに図示していない偏光板クリーニングローラによってクリーニングされて第1吸着ベース11と第1貼始め端吸着ベース12とに吸着保持される。第1吸着ベース11と第1貼始め端吸着ベース12とに吸着保持された偏光板31は、第1偏光板貼り付けローラ13と液晶パネル1との間であって、偏光板31の第1吸着ベース11と第1貼始め端吸着ベース12とに吸着保持されていない個所と第1偏光板貼り付けローラ13とが互いに対向するような位置に移動される。同じく、偏光板32は、図示していない保護フィルム剥離手段によって保護フィルムが剥離され、さらに図示していない偏光板クリーニングローラによってクリーニングされて第2吸着ベース21と第2貼始め端吸着ベース22とに吸着保持される。第2吸着ベース21と第2貼始め端吸着ベース22とに吸着保持された偏光板32は、第2偏光板貼り付けローラ23と液晶パネル1との間であって、偏光板32の第2吸着ベース21と第2貼始め端吸着ベース22とで吸着保持されていない個所と第2偏光板貼り付けローラ23とが互いに対向するような位置に移動される。
図1(B)において、第1吸着ベース11と第1貼始め端吸着ベース12とに吸着保持された偏光板31の先端部(第1貼始め端吸着ベース12に吸着保持された偏光板31)は、偏光板31と液晶パネル1との間の相対的位置関係を調整されながら、図中の矢印43の方向に移動される。この時に、第1吸着ベース11は、図中の矢印41の方向に回動して、第1吸着ベース11に吸着保持されている個所の偏光板31が液晶パネル1に接触しないように傾斜した姿勢に配置される。また、第1偏光板貼り付けローラ13は、第1吸着ベース11と第1貼始め端吸着ベース12とに吸着保持された偏光板31が図中の矢印43の方向に移動するのに同期して矢印43の方向に移動される。
一方、第2吸着ベース21と第2貼始め端吸着ベース22とに吸着保持された偏光板32の先端部(第2貼始め端吸着ベース22に吸着保持された偏光板32)は、偏光板32と液晶パネル1との相対的位置関係を調整されながら、図中の矢印44の方向に移動される。この時に、第2吸着ベース21は、図中の矢印42の方向に回動して、第2吸着ベース21に吸着保持されている個所の偏光板32が液晶パネル1に接触しないように傾斜した姿勢に配置される。また、第2偏光板貼り付けローラ23は、第2吸着ベース21と第2貼始め端吸着ベース22とに吸着保持された偏光板32が図中の矢印44の方向に移動するのに同期して矢印44の方向に移動される。以上の動作によって、図1(B)に示すように、液晶パネル1の第1主表面(CF面)1aに対する偏光板31の貼始め端部の貼り付け工程と液晶パネル1の第2主表面(TFT面)1bに対する偏光板32の貼始め端部の貼り付け工程とが開始されることになる。ここで、第1偏光板貼り付けローラ13によって偏光板31が液晶パネル1の第1主表面(CF面)1aに押し付けられた個所が第1の基準位置である。同様に、第2偏光板貼り付けローラ23によって偏光板32が液晶パネル1の第2主表面(TFT面)1bに押し付けられた個所が第1の基準位置である
偏光板31,32は、第1偏光板貼り付けローラ13,第2偏光板貼り付けローラ23によって所定の押圧力で液晶パネル1に押し付けられる。第1貼始め端吸着ベース12、第2貼始め端吸着ベース22、第1偏光板貼り付けローラ13及び第2偏光板貼り付けローラ23は、液晶パネル1に偏光板31,32が第1偏光板貼り付けローラ11,第2偏光板貼り付けローラ21によって押し付けられた状態で、両者の相対的位置関係を維持しながら図中の矢印45aの方向に移動する。これによって、図1(B)に示すように、偏光板31,32は、その貼始め端部から若干中央部寄りの位置から先端部に向かって液晶パネル1に徐々に貼り付けられることになる。
図1(C)において、第1貼始め端吸着ベース12、第2貼始め端吸着ベース22、第1偏光板貼り付けローラ13、及び第2偏光板貼り付けローラ23が矢印45aの方向に移動することによって、液晶パネル1の第1主表面(CF面)と第2主表面(TFT面)との貼始め端部に対する偏光板31,32の貼り付け工程が終了する。この貼り付け工程が終了すると、第1貼始め端吸着ベース12、第2貼始め端吸着ベース22、第1偏光板貼り付けローラ13及び第2偏光板貼り付けローラ23の移動は停止する。図1(C)は、第1貼始め端吸着ベース12、第2貼始め端吸着ベース22、第1偏光板貼り付けローラ13及び第2偏光板貼り付けローラ23が停止した時点の状態を示す。次に、図1(C)に示す状態から液晶パネル1の第1主表面(CF面)と第2主表面(TFT面)とに対して、第1及び第2吸着ベース11,21に吸着保持されている偏光板31,32の貼り付け工程、即ち第1の貼り付け工程で貼り付けた個所以外の残りの偏光板31,32を液晶パネル1に貼り付ける第2の貼り付け工程が開始される。初めに、第1貼始め端吸着ベース12、第2貼始め端吸着ベース22、第1偏光板貼り付けローラ13及び第2偏光板貼り付けローラ23が矢印45bの方向に移動し、第1の基準位置と第2の基準位置である図2(A)の位置まで移動して停止する。なお、この時、第1の偏光板貼り付けローラ13と第2の偏光板貼り付けローラ23は、液晶パネル1の第1主表面及び第2主表面から離間した状態であってもよいし、押し付けられた状態であってもよい。
図2(A)は、第1貼始め端吸着ベース12、第2貼始め端吸着ベース22、第1偏光板貼り付けローラ13及び第2偏光板貼り付けローラ23が図中の左方向に向かって移動し、第1偏光板貼り付けローラ13,第2偏光板貼り付けローラ23が偏光板31,32の貼始め端部の貼り付け工程の貼り付け開始位置(第1の基準位置及び第2の基準位置)に到達した時点を示す。図2(A)おいて、偏光板31,32は、第1の貼り付け工程である貼始め端部の貼り付け工程で、液晶パネル1に貼り付けられた個所以外の残りの偏光板である貼終わり端部側が第1及び第2吸着ベース11,21に吸着保持されている。第1偏光板貼り付けローラ13,第2偏光板貼り付けローラ23は偏光板31,32の貼始め端部の貼り付け工程の貼り付け開始位置(第1の基準位置及び第2の基準位置)で所定の押圧力で偏光板31,32を液晶パネル1に押し付ける。液晶パネル1は、第1及び第2偏光板貼り付けローラ13,23によって偏光板31,32が押し付けられた状態で図中の矢印45の方向に移動する。また、偏光板31,32は、第1の貼り付け工程でその一部が液晶パネル1の第1主表面と第2主表面に貼り付けられていることから液晶パネル1の移動に伴って一緒に矢印45の方向に移動する。
図2(B)において、偏光板31,32は、第1偏光板貼り付けローラ13,第2偏光板貼り付けローラ23によって所定の押圧力で液晶パネル1に押し付けられ、液晶パネル1が図中の矢印45の方向に移動するのに伴って液晶パネル1の貼終わり端部に向かって徐々に貼り付けられる。図2(B)は、液晶パネル1が図中の矢印45の方向に移動するのに伴って偏光板31,32が液晶パネル1に徐々に貼り付けられている様子の示したものである。
図2(C)において、液晶パネル1の全体が矢印45の方向に移動し終えることによって、液晶パネル1の第1主表面(CF面)と第2主表面(TFT面)とに対する第1及び第2吸着ベース11,21側の偏光板31,32の貼り付け工程が終了する。つまり、液晶パネル1の第1主表面(CF面)と第2主表面(TFT面)とに対する偏光板31,32の貼り付け工程が終了することになる。図2(C)は、この工程が終了した時点の状態を示している。図2(C)に示すように、液晶パネル1の第1主表面(CF面)1aと第2主表面(TFT面)1bとに貼り付けられた偏光板31,32は、第1主表面(CF面)1aに貼り付けられた偏光板31と第2主表面(TFT面)1bに貼り付けられた偏光板32との大きさが互いに異なり、図面の左右方向において偏光板31の両端面が偏光板32の両端面よりも長くなっている。このように、偏光板31,32の大きさが互いに異なる場合でも偏光板32が偏光板31のほぼ中央に正確に貼り付けられていることが分かる。このように液晶パネル1の第1主表面(CF面)1a及び第2主表面(TFT面)1bに対する偏光板31及び偏光板32の貼り付け工程が終了すると、液晶パネル1は、図中の右方向(矢印45の方向)に移動して、偏光板貼り付けラインから排出される。
上述のように、起立状態にある液晶パネル1の第1主表面(CF面)1a及び第2主表面(TFT面)1bに偏光板31及び偏光板32を貼り付ける工程を偏光板の貼始め端側を貼り付ける第1の貼り付け工程と、第1の貼り付け工程で貼り付けた個所以外に残りの偏光板を貼り付ける第2の貼り付け工程との分けることによって、液晶パネル1の第1主表面(CF面)1aに貼り付ける偏光板31と第2主表面(TFT面)1bに貼り付ける偏光板32との大きさが互いに異なり、偏光板31と偏光板32との貼始め位置に差が生ずる場合であっても、貼り付けローラにより液晶パネル1の第1主表面(CF面)1a及び第2主表面(TFT面)1bに偏光板31及び偏光板32を同時に貼位置精度良く、さらには、貼始めに気泡が出るのを防止して、液晶パネル1の第1主表面(CF面)1a及び第2主表面(TFT面)1bに偏光板31及び偏光板32を同時に貼り付けることができる。なお、上述の実施の形態では、起立状態にある液晶パネルに偏光板31及び偏光板32を貼り付ける場合について説明したが、液晶パネルが水平面の状態で移動する場合にも適用することは可能である。この場合は、液晶パネルの上側に位置する吸着ベースの真空吸着する吸着孔の配列や吸着力などを適宜調整する必要がある。また、本発明は偏光板31と偏光板32との大きさが同じ場合にも適用することは可能である。また、本発明は、偏光板の液晶パネルへの貼り付けに限らず、保護フィルムを有する光学フィルムの表示用パネルへの貼り付けに広く適用することができる。さらに、本発明は、液晶パネルの両面にほぼ同時に偏光板を貼り付ける場合について説明したが、片面だけに貼り付け、他方の面には別工程で貼り付け場合にも適用可能である。
上述の実施の形態では、第1の貼り付け工程終了後、第2の貼り付け工程へ以降する際に、第1貼始め端吸着ベース12、第2貼始め端吸着ベース22、第1偏光板貼り付けローラ13及び第2偏光板貼り付けローラ23が同期して図中の左方向に向かって移動する場合について説明したが、第1偏光板貼り付けローラ13及び第2偏光板貼り付けローラ23のみが左方向に移動してもよい。また、上述の実施の形態では、第2の貼り付け工程にて第1偏光板貼り付けローラ13,第2偏光板貼り付けローラ23が偏光板31,32の貼始め端部の貼り付け工程の貼り付け開始位置(第1の基準位置及び第2の基準位置)で所定の押圧力で偏光板31,32を液晶パネル1に押し付け、液晶パネル1を移動する場合について説明したが、図1(C)の状態から第1偏光板貼り付けローラ13及び第2偏光板貼り付けローラ23を用いて所定の押圧力で偏光板31,32を液晶パネル1に押し付けながら第1偏光板貼り付けローラ13、第2偏光板貼り付けローラ23、第1吸着ベース11及び第2吸着ベース21を左方向に移動させることによって、第1の貼り付け工程で貼り付けた個所以外の残りの偏光板31,32を液晶パネル1に貼り付ける第2の貼り付け工程を行うようにしてもよい。上述の実施の形態では、第1の貼り付け工程では、第1貼始め端吸着ベース12、第2貼始め端吸着ベース22、第1偏光板貼り付けローラ13及び第2偏光板貼り付けローラ23が同期して移動し、第2の貼り付け工程では、液晶パネル1が移動する場合について説明したが、これは一例であり、液晶パネル1の表面に偏光板を貼り付けることができるようにそれぞれの構成要素が相対的に移動すればよい。例えば、第1の貼り付け工程で、第1貼始め端吸着ベース12、第2貼始め端吸着ベース22、第1偏光板貼り付けローラ13及び第2偏光板貼り付けローラ23は固定され、それ以外の構成要素が移動してもよいし、第2の貼り付け工程では、液晶パネル1が固定され、それ以外の構成要素が移動してもよい。
1…液晶パネル
1a…第1主表面
1b…第2主表面
11…第1吸着ベース
12…第1貼始め端吸着ベース
13…第1偏光板貼り付けローラ
21…第2吸着ベース
22…第2貼始め端吸着ベース
23…第2偏光板貼り付けローラ
31,32…偏光板
1a…第1主表面
1b…第2主表面
11…第1吸着ベース
12…第1貼始め端吸着ベース
13…第1偏光板貼り付けローラ
21…第2吸着ベース
22…第2貼始め端吸着ベース
23…第2偏光板貼り付けローラ
31,32…偏光板
Claims (9)
- 光学フィルムの幅方向よりも長いローラ手段を用いて前記光学フィルムを表示用パネルに押し付けながら、前記光学フィルム及び前記表示用パネルを前記ローラ手段に対して相対的に移動させることによって前記光学フィルムを前記表示用パネルに貼り付ける光学フィルム貼り付け方法であって、
前記光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域を第1及び第2の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記光学フィルムを、前記表示用パネルの主表面と前記ローラ手段との間であって、前記光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記ローラ手段とが互いに対向するような位置に移動させ、
前記光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を基準位置として、前記ローラ手段を、前記表示用パネルに押し付けながら、前記第1の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記光学フィルムの一部分を貼り付け、
前記ローラ手段を前記基準位置に戻し、前記ローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第2の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記光学フィルムの残りの部分を貼り付ける
ことを特徴とする光学フィルム貼り付け方法。 - 請求項1に記載の光学フィルム貼り付け方法において、
前記表示用パネルに前記光学フィルムの一部分を貼り付ける時には、前記表示用パネル及び前記光学フィルムの移動を停止させた状態で、前記ローラ手段及び前記第1の吸着ベース手段を同期移動させ、
前記表示用パネルに前記光学フィルムの残りの部分を貼り付ける時には、前記ローラ手段の移動を停止させた状態で、前記表示用パネルを移動させることを特徴とする光学フィルム貼り付け方法 - 光学フィルムの幅方向よりも長い第1及び第2のローラ手段を用いて表示用パネルの第1及び第2の主表面側から第1及び第2の光学フィルムを表示用パネルの第1及び第2の主表面に押し付けながら、前記第1及び第2の光学フィルム及び前記表示用パネルを前記第1及び第2のローラ手段に対して相対的に移動させることによって前記第1及び第2の光学フィルムを前記表示用パネルにほぼ同時に貼り付ける光学フィルム貼り付け方法であって、
前記第1の光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域を第1及び第2の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記第1の光学フィルムを、前記表示用パネルの第1主表面と前記第1のローラ手段との間であって、前記第1の光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記第1のローラ手段とが互いに対向するような位置に移動させると共に前記第2の光学フィルムの両端部近傍の表面を含むように第3及び第4の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記第2の光学フィルムを、前記表示用パネルの第2主表面と前記第2のローラ手段との間であって、前記第2の光学フィルムの前記第3及び第4の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記第2のローラ手段とが互いに対向するような位置に移動させ、
前記第1の光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を第1の基準位置として前記第1のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けると共に前記第2の光学フィルムの前記第3及び第4の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を第2の基準位置として前記第2のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第1及び第3の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの一部分をほぼ同時に貼り付け、
前記第1及び第2のローラ手段を前記第1及び第2の基準位置に戻し、前記第1及び第2のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第2及び第4の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの残りの部分を貼り付ける
ことを特徴とする光学フィルム貼り付け方法。 - 請求項3に記載の光学フィルム貼り付け方法において、
前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの一部分を貼り付ける時には、前記表示用パネル及び前記第1及び第2の光学フィルムの移動を停止させた状態で、前記第1及び第2のローラ手段及び前記第1及び第3の吸着ベース手段を同期移動させ、
前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの残りの部分を貼り付ける時には、前記第1及び第2のローラ手段の移動を停止させた状態で、前記表示用パネルを移動させることを特徴とする光学フィルム貼り付け方法 - 表示用パネルを移動させる表示用パネル移動手段と、
光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域をそれぞれ吸着保持し、前記表示用パネルの第1の主表面と前記光学フィルムの表面とがそれぞれ対向するような位置に移動させる第1及び第2の吸着ベース手段と、
前記光学フィルムの幅方向よりも長いローラを用いて前記光学フィルムを前記表示用パネルに押し付けながら相対的に移動することによって前記光学フィルムを前記表示用パネルに貼り付けるローラ手段と、
前記光学フィルムを前記第1及び第2の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記表示用パネルの主表面と前記ローラ手段との間であって、前記光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記ローラ手段とが互いに対向するような位置に前記光学フィルムを移動させて、
前記光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を基準位置として、前記ローラ手段を、前記表示用パネルに押し付けながら、前記第1の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記光学フィルムの一部分を貼り付け、前記ローラ手段を前記基準位置に戻し、前記ローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第2の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記光学フィルムの残りの部分を貼り付ける制御手段と
を備えたことを特徴とする光学フィルム貼り付け装置。 - 請求項5に記載の光学フィルム貼り付け装置において、前記制御手段は、
前記表示用パネルに前記光学フィルムの一部分を貼り付ける時には、前記表示用パネル及び前記光学フィルムの移動を停止させた状態で、前記ローラ手段及び前記第1の吸着ベース手段を同期移動させ、
前記表示用パネルに前記光学フィルムの残りの部分を貼り付ける時には、前記ローラ手段の移動を停止させた状態で、前記表示用パネルを移動させることを特徴とする光学フィルム貼り付け装置。 - 表示用パネルを移動させる表示用パネル移動手段と、
第1の光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域をそれぞれ吸着保持し、前記表示用パネルの第1の主表面と前記第1の光学フィルムの表面とがそれぞれ対向するような位置に移動させる第1及び第2の吸着ベース手段と、
第2の光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域をそれぞれ吸着保持し、前記表示用パネルの第2の主表面と前記第2の光学フィルムの表面とがそれぞれ対向するような位置に移動させる第3及び第4の吸着ベース手段と、
前記第1の光学フィルムの幅方向よりも長いローラを用いて前記第1の光学フィルムを前記表示用パネルの第1の主表面に押し付けながら相対的に移動することによって前記第1の光学フィルムを前記表示用パネルの第1の主表面に貼り付ける第1のローラ手段と、
前記第2の光学フィルムの幅方向よりも長いローラを用いて前記第2の光学フィルムを前記表示用パネルの第2の主表面に押し付けながら相対的に移動することによって前記第2の光学フィルムを前記表示用パネルの第2の主表面に貼り付ける第2のローラ手段と、
前記第1の光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域を第1及び第2の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記第1の光学フィルムを、前記表示用パネルの第1主表面と前記第1のローラ手段との間であって、前記第1の光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記第1のローラ手段とが互いに対向するような位置に移動させると共に前記第2の光学フィルムの両端部近傍の離間した表面領域を第3及び第4の吸着ベース手段でそれぞれ吸着保持した状態で、前記第2の光学フィルムを、前記表示用パネルの第2主表面と前記第2のローラ手段との間であって、前記第2の光学フィルムの前記第3及び第4の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所と前記第2のローラ手段とが互いに対向するような位置に移動させ、
前記第1の光学フィルムの前記第1及び第2の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を第1の基準位置として前記第1のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けると共に前記第2の光学フィルムの前記第3及び第4の吸着ベース手段に吸着保持されていない個所を第2の基準位置として前記第2のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第1及び第3の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの一部分をほぼ同時に貼り付け、
前記第1及び第2のローラ手段を前記第1及び第2の基準位置に戻し、前記第1及び第2のローラ手段を前記表示用パネルに押し付けながら、前記第2及び第4の吸着ベース手段に吸着保持された側の端部に向かって相対的に移動させることによって前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの残りの部分を貼り付ける制御手段と
を備えたことを特徴とする光学フィルム貼り付け装置。 - 請求項7に記載の光学フィルム貼り付け装置において、前記制御手段は、
前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの一部分を貼り付ける時には、前記表示用パネル及び前記第1及び第2の光学フィルムの移動を停止させた状態で、前記第1及び第2のローラ手段及び前記第1及び第3の吸着ベース手段を同期移動させ、
前記表示用パネルに前記第1及び第2の光学フィルムの残りの部分を貼り付ける時には、前記第1及び第2のローラ手段の移動を停止させた状態で、前記表示用パネルを移動させることを特徴とする光学フィルム貼り付け装置。 - 請求項1から4までのいずれか1に記載の光学フィルム貼り付け方法、又は請求項5から8までのいずれか1に記載の光学フィルム貼り付け装置を用いて光学フィルムを表示用パネルに貼り付けることを特徴とする表示用パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007188793A JP2009025567A (ja) | 2007-07-19 | 2007-07-19 | 光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及び表示用パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007188793A JP2009025567A (ja) | 2007-07-19 | 2007-07-19 | 光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及び表示用パネルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009025567A true JP2009025567A (ja) | 2009-02-05 |
Family
ID=40397415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007188793A Pending JP2009025567A (ja) | 2007-07-19 | 2007-07-19 | 光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及び表示用パネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009025567A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112558211A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-03-26 | 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 | 显示面板的偏光片贴附机构及贴附方法 |
CN113093416A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-07-09 | 曲面超精密光电(深圳)有限公司 | 一种超长宽比平面全贴合方法及其设备 |
CN114248529A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-03-29 | 武汉天马微电子有限公司 | 一种柔性屏贴合装置 |
CN114764989A (zh) * | 2021-01-12 | 2022-07-19 | 重庆京东方光电科技有限公司 | 一种偏光片贴附装置及方法 |
KR102616593B1 (ko) * | 2023-06-23 | 2023-12-21 | 주식회사 세화피앤씨 | 프라이버시 필터의 제조 방법 |
-
2007
- 2007-07-19 JP JP2007188793A patent/JP2009025567A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112558211A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-03-26 | 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 | 显示面板的偏光片贴附机构及贴附方法 |
CN112558211B (zh) * | 2020-12-24 | 2022-05-31 | 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 | 显示面板的偏光片贴附机构及贴附方法 |
CN114764989A (zh) * | 2021-01-12 | 2022-07-19 | 重庆京东方光电科技有限公司 | 一种偏光片贴附装置及方法 |
CN114764989B (zh) * | 2021-01-12 | 2023-07-18 | 重庆京东方光电科技有限公司 | 一种偏光片贴附装置及方法 |
CN113093416A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-07-09 | 曲面超精密光电(深圳)有限公司 | 一种超长宽比平面全贴合方法及其设备 |
CN113093416B (zh) * | 2021-04-02 | 2024-04-12 | 曲面超精密光电(深圳)有限公司 | 一种超长宽比平面全贴合方法及其设备 |
CN114248529A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-03-29 | 武汉天马微电子有限公司 | 一种柔性屏贴合装置 |
CN114248529B (zh) * | 2021-12-16 | 2023-10-27 | 武汉天马微电子有限公司 | 一种柔性屏贴合装置 |
KR102616593B1 (ko) * | 2023-06-23 | 2023-12-21 | 주식회사 세화피앤씨 | 프라이버시 필터의 제조 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5868734B2 (ja) | 光学表示パネルの連続製造方法および光学表示パネルの連続製造システム | |
TW201408545A (zh) | 撕膜機台與撕膜方法 | |
KR101973832B1 (ko) | 광학 표시 디바이스의 생산 시스템 및 광학 표시 디바이스의 생산 방법 | |
JP2003161935A (ja) | 偏光板貼付装置 | |
JP2009145795A (ja) | フィルム貼付装置 | |
JP2009025567A (ja) | 光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及び表示用パネルの製造方法 | |
JP2008191438A (ja) | 光学フィルム貼付け方法、光学フィルム貼付け装置、及び表示用パネルの製造方法 | |
TWI676586B (zh) | 薄膜構件黏貼裝置及方法 | |
WO2013133261A1 (ja) | 光学表示パネルの連続製造方法および光学表示パネルの連続製造システム | |
KR20190047105A (ko) | 광학적 표시 유닛의 제조 장치 및 제조 방법 | |
KR20170026456A (ko) | 접합 장치, 접합 방법, 광학 표시 장치의 생산 시스템 및 광학 표시 장치의 생산 방법 | |
JP2006292993A (ja) | 貼り合わせ装置 | |
JP2008139523A (ja) | 光学フィルム貼付け方法、光学フィルム貼付け装置、及び表示用パネルの製造方法 | |
TWI630115B (zh) | 光學顯示設備之生產系統及光學顯示設備之生產方法 | |
TW201441018A (zh) | 光學顯示設備之生產系統及生產方法 | |
JP5662855B2 (ja) | プリント基板の製造装置および製造方法 | |
JP6223439B2 (ja) | 光学表示デバイスの生産システム | |
JP2007047304A (ja) | 液晶表示装置の製造装置および製造方法ならびに液晶表示装置 | |
JP2014157344A (ja) | 光学表示デバイスの生産システム | |
JP2007210265A (ja) | 光学フィルム貼付け装置、光学フィルム貼付け方法、及び表示用パネルの製造方法 | |
JP2006039238A (ja) | 偏光板やarフィルム等の機能性フィルムの貼付装置 | |
KR20230029821A (ko) | 용제 적층된 리타더 스택의 정밀 제조를 위한 장비 및 공정 | |
JP2013224176A (ja) | 粘着テープ貼付治具および粘着テープ貼付方法 | |
JP2004086075A (ja) | 光学シートの貼付方法およびその装置 | |
TW201005355A (en) | Optical film adhesion device and production method of a display panel |