JP2021121141A - 電源回路及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
画像形成装置100は、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンの4色の現像剤であるトナーを重ね合わせて印刷することで、カラー画像を形成するカラー画像形成装置の例である。しかしながら、実施の形態に係る画像形成装置100は、このような例に限定されず、ブラック一色のモノクロ画像形成装置、又は、他の色を用いたカラー画像形成装置であってもよい。
図1において、大文字「K」は、ブラック、大文字「Y」は、イエロー、大文字「M」は、マゼンタ、大文字「C」は、シアンを意味するものとする。
なお、以下では、メイン制御部190を単に制御部ともいう。また、低圧電源110を電源部ともいう。
露光器4Kは、感光ドラム2Kに静電潜像を形成する。
現像器5Kは、感光ドラム2K上の静電潜像に、マイナスに帯電したトナーを付着させることで、トナー画像を形成し、可視化する。
アイドルローラ10は、ドライブローラ9の回転により転写ベルト8が動くと、この転写ベルト8の動きに連動してドライブローラ9の回転方向と同じ方向に回転する。
サーミスタ11dは、定着器11の温度を検出し、検出された温度をメイン制御部190に通知する。メイン制御部190は、その温度に基づいて、定着器11の温度を一定に保つよう、ヒーター11aのオン及びオフをコントロールする。
なお、図2は、低圧電源110及びメイン制御部190の、実施の形態1の特徴に関する部分を抜粋した回路を示す。
AC入力部21のLINE側は、FuseA111の一端に接続される。
FuseA111の他端は、フィルタ112の入力側の一端に接続され、AC入力部21のNEUTRAL側は、フィルタ112の入力側の他端に接続される。
また、FuseB113の他端は、整流ブリッジ114の入力側の一端に接続される。
さらに、フィルタ112の出力側の他端は、整流ブリッジ114の入力側の他端と、トライアック115の他端と、抵抗116の他端とに接続される。
整流ブリッジ114の+出力側は、コンデンサ117の一端と、トランス118の一次側の一端とに接続される。
また、トライアック115の一端は、抵抗124の一端と、ヒーター用AC出力部22のNEUTRAL側とに接続される。
抵抗124の他端は、トライアック115のゲートと、フォトトライアック119の出力側の一端に接続される。
抵抗116の一端は、フォトトライアック119の出力側の他端に接続される。
フォトトライアック119のアノードは、低圧電源110のACON−N信号端子120に接続される。
トランス118の一次側の他端は、ダイオード121のアノードに接続される。
また、トランス118の二次側の他端は、抵抗122の一端に接続されている。
抵抗122の他端は、コンデンサ123の一端に接続される。
FET126のドレインは、ダイオード121のアノードに接続される。
FET126のソースは、力率改善回路制御用IC125のISピンと、抵抗127の一端に接続される。
ダイオード121のカソードは、メイントランス130の一次側の一端と、サブトランス131の一次側の一端と、電解コンデンサ132の+側と、抵抗133の一端とに接続される。
メイントランス130一次側の他端は、FET135のドレインに接続される。FET135のソースは、メイン電源制御用IC134のISピンと、抵抗136の一端に接続される。
メイン電源制御用IC134のFBピンは、フォトカプラ137のコレクタに接続される。
メイン電源制御用IC134のGNDピンと、抵抗136の他端と、電解コンデンサ132の−側と、フォトカプラ137のエミッタとは、整流ブリッジ114の−出力側に接続される。
抵抗切替回路160の接続箇所C3は、抵抗128の一端に接続される。
抵抗切替回路160の接続箇所C4は、ダイオード121のカソードに接続される。
抵抗切替回路160の接続箇所C1は、抵抗161の他端に接続され、抵抗161の一端は、トランジスタ162のベースに接続される。
トランジスタ162のコレクタは、抵抗163の一端に接続される。
抵抗163の他端は、トランジスタ164のベースと、抵抗165の一端に接続される。
トランジスタ164のコレクタは、抵抗切替回路160の接続箇所C3に接続される。
抵抗165の他端は、トランジスタ164のエミッタと、抵抗切替回路160の接続箇所C4に接続される。
サブトランス131の一次側の他端は、FET139のドレインに接続される。
FET139のソースは、サブ電源制御用IC138のISピンと、抵抗140の一端に接続される。
サブ電源制御用IC138のVINピンは、抵抗133の他端に接続される。
サブ電源制御用IC138のVCCピンは、電解コンデンサ142の+側と、ダイオード143のカソードに接続される。
サブ電源制御用IC138のGNDピンと、抵抗140の他端と、電解コンデンサ142の−側と、フォトカプラ141のエミッタと、サブトランス131の補助巻き線の他端は、整流ブリッジ114の−出力側に接続される。
電源切替回路170の接続箇所C5は、抵抗171の一端と、トランジスタ172のコレクタに接続される。
抵抗171の他端は、フォトカプラ173のコレクタに接続される。
フォトカプラ173のエミッタは、トランジスタ172のベースに接続される。
電源切替回路170の接続箇所C6は、トランジスタ172のエミッタに接続される。
抵抗174の他端は、電源切替回路170の接続箇所C7に接続される。
フォトカプラ173のカソードは、トランジスタ175のコレクタに接続される。
抵抗176の他端は、電源切替回路170の接続箇所C8に接続される。
トランジスタ175のエミッタは、電源切替回路170の接続箇所C9に接続される。
ダイオード144のカソードは、電解コンデンサ145の+側と、抵抗146の他端と、抵抗147の一端と、低圧電源110の+24V端子148に接続される。
フォトカプラ137のカソードは、可変シャントレギュレータ149のカソードに接続される。
可変シャントレギュレータ149のリファレンスは、抵抗147の他端と、抵抗150の一端に接続される。
ダイオード151のカソードは、電解コンデンサ152の+側と、抵抗153の他端と、抵抗154の一端と、電源切替回路170の接続箇所C7と、低圧電源110の+5V端子155に接続される。
フォトカプラ141のカソードは、可変シャントレギュレータ156のカソードに接続される。
可変シャントレギュレータ156のリファレンスは、抵抗154の他端と、抵抗157の一端とに接続される。
低圧電源110の+24V端子148は、メイン制御部190の電圧変換部191の入力側に接続される。
低圧電源110の+5V端子155は、メイン制御部190の電源コントロール部192の入力側に接続される。
低圧電源110のGND端子159A、159Bは、メイン制御部190の電圧変換部191のGNDと、電源コントロール部192とに接続される。
低圧電源110のACON−N信号端子120は、メイン制御部190にあるヒーターコントロール部193に接続される。ヒーターコントロール部193は、定着器11内において、定着器11の温度を検出するサーミスタ11dに接続される。
また、サブ電圧変換回路182は、第1の負荷モードにおいても、力率改善回路180から出力された第1の直流電圧をサブ直流電圧に変換する。ここでも、電解コンデンサ152により平滑化された、+5Vの直流電圧が、サブ直流電圧となる。
また、サブ電圧変換回路182は、第1の負荷モードにおいても、力率改善回路180から出力された第1の直流電圧を動作直流電圧に変換する。ここでも、電解コンデンサ142により平滑化された直流電圧が動作直流電圧となる。
ACインレット20を、電源コードを介して商用電源に接続することで、例えば、AC100Vの電圧が供給される(S10)。
供給された交流電圧は、FuseA111、フィルタ112及びFuse113を経由して、整流ブリッジ114に印加される。
以上により、5Vの直流電圧は、低圧電源110からメイン制御部190の電源コントロール部192に供給される(S11)。
以上により、力率改善回路制御用IC125により出力電圧の監視ができるようになり、力率改善回路180は、正常に動作する(S13)。
このため、実施の形態によれば、軽負荷時において、抵抗切替回路160により、力率改善回路180の出力電圧を検出するための検出抵抗128、129への接続を切断することにより、軽負荷時には使用されない力率改善回路電圧の検出抵抗128、129に流れる電流を削減することができる。このため、軽負荷時の消費電力を下げることができる。
Claims (4)
- 少なくとも、第1の負荷モードと、前記第1の負荷モードよりも負荷の低い第2の負荷モードとで動作する電源回路であって、
交流電圧の入力を受ける入力部と、
前記交流電圧を直流電圧である変換直流電圧に変換する整流平滑回路と、
前記第1の負荷モードにおいて前記変換直流電圧を用いたときの前記交流電圧に与える力率を改善して、第1の直流電圧を出力し、前記第2の負荷モードにおいて、前記改善された力率よりも、前記変換直流電圧を用いたときの前記交流電圧に与える力率を低下させた状態で、第2の直流電圧を出力する力率改善回路と、
前記第1の負荷モードにおいて、前記第1の直流電圧を、前記第1の負荷モードで必要とされる直流電圧に変換するメイン電圧変換回路と、
前記第2の負荷モードにおいて、前記第2の直流電圧を、前記力率改善回路及び前記メイン電圧変換回路での動作に必要な直流電圧である動作直流電圧に変換し、前記第1の負荷モードにおいて、前記第1の直流電圧を前記動作直流電圧に変換するサブ電圧変換回路と、
前記第2の負荷モードにおいて、前記動作直流電圧の前記力率改善回路及び前記メイン電圧変換回路への供給を遮断し、前記第2の負荷モードから前記第1の負荷モードに切り替える際に、前記動作直流電圧を前記力率改善回路及び前記メイン電圧変換回路に供給する電源切替回路と、を備え、
前記力率改善回路は、
前記動作直流電圧の入力を受けて、前記力率改善回路の制御を行なう力率改善制御回路と、
前記力率改善回路からの出力を、前記力率改善制御回路にフィードバックするための抵抗と、
前記第1の負荷モードにおいて、前記力率改善回路からの出力を前記抵抗に供給するための経路を接続し、前記第2の負荷モードにおいて、前記経路を切断する抵抗切替回路と、を備えること
を特徴とする電源回路。 - 前記抵抗切替回路は、
前記経路に設けられ、前記経路を切断又は接続する第1のスイッチと、
前記動作直流電圧が供給されると、前記第1のスイッチに前記経路を接続させ、前記動作直流電圧の供給が遮断されると、前記第1のスイッチに前記経路を切断させる第2のスイッチと、を備えること
を特徴とする請求項1に記載の電源回路。 - 前記電源切替回路は、
前記サブ電圧変換回路から、前記動作直流電圧を前記力率改善回路及び前記メイン電圧変換回路に供給するための電源供給路に設けられ、前記電源供給路を切断又は接続する第3のスイッチと、
前記第1の負荷モードと、前記第2の負荷モードとの間でモードを切り替えるための動作モード切替信号が、前記第1の負荷モードに切り替えることを示す場合に、前記第3のスイッチに前記電源供給路を接続させ、前記動作モード切替信号が前記第2の負荷モードに切り替えることを示す場合に、前記第3のスイッチに前記電源供給路を切断させる第4のスイッチと、を備えること
を特徴とする請求項1又は2に記載の電源回路。 - 請求項1から3の何れか一項に記載の電源回路を備えることを特徴とする画像形成装置。
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