JP2006288090A - キャパシタ装置とその充電方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】 電気二重層コンデンサセルからなる複数のキャパシタセルC1〜C16を直列に接続したキャパシタバンク60に対して、充電用電源部52と充電制御部64等によって、キャパシタバンク60の充電電圧が所定値に達するまでは定電流充電し、キャパシタバンク60の充電電圧が所定値に達してからキャパシタセルC1〜C16のいずれか1つでも充電が完了するまでは定電力充電し、何れかのキャパシタセルの充電が完了すると、そのキャパシタセルに対するパイパス回路61を作動させて充電電流をバイパスさせるとともに定電流充電する。
【選択図】 図1
Description
これらの用途のうち、大容量の電流を必要とする用途においては、複数の電気二重層キャパシタセルを直列に接続して使用する。この直列に接続されたモジュールによって充放電を行うと、各キャパシタセルの間に静電容量や漏れ抵抗等の特性にばらつきがあるため、各セルの端子間電圧に差が生じ、セル電圧が耐電圧以上に上昇することによって寿命劣化するセルが発生する。
例えば特許文献1には、電気二重層コンデンサセル毎に充電電圧を検出し、それぞれ充電電圧が設定値に達すると直流電流をバイパスする均等化手段と、均等化手段の作動をOR回路で検出し、電気二重層コンデンサセルへの充電電流を制御する手段が開示されている。
この発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、直列に接続された電気二重層コンデンサからなるキャパシタセルそれぞれに対し、耐電圧以上となる過充電を防止してセルの劣化を防ぎ、全てのセルに均等に充電してセル容量を最大限利用できるようにし、さらに電力的に十分効率よく充電できるキャパシタ装置とその充電方法を提供することを目的とする。
また、画像形成装置における定着ヒータの補助電力を効率よく供給できるようにすることも目的とする。
さらに、上記セル電圧検出手段の出力信号を選択するスイッチ手段を有し、上記制御手段はそのスイッチ手段を制御するようにしてもよい。
上記定着ヒータは、定着ベルトを駆動させる駆動ローラ、上記定着ベルトに従動される従動ローラ及び上記定着ベルトを加圧する加圧ローラの少なくとも1つを加熱する加熱ヒータであるとよい。
さらに、上記駆動ローラ、上記従動ローラ及び上記加圧ローラの少なくとも1つに温度を検出する温度検出手段を有し、上記温度検出手段の検出値に基づいて上記補助電力の使用を制御するようにするとなおよい。
なお、上記の充電方法における最初の定電流充電を行わないようにしてもよい。
さらに、全ての上記キャパシタセルの充電が完了した際には上記充電手段による充電を停止させるとよい。
〔画像形成装置の実施例〕
まず、この発明による蓄電装置を備えた画像形成装置の構成例について説明する。ここで一例として示す画像形成装置は、色分解に対応した色の画像を形成可能な感光体を複数備え、各感光体上で形成されたトナー像を中間転写体に重ねて転写し、その中間転写体に転写された画像を記録用紙などの用紙に対して一括転写することによってカラー画像を形成可能なものであり、プリンタ、複写機及びファクシミリ装置の機能を備えたカラー複合機である。図2はこの実施例のカラー複合機の機構部全体の概略構成図である。
画像形成部1Aには、ローラ2A、2B間に水平方向に張架面を有する中間転写ベルト2が張架されており、その中間転写ベルト2の上部には、色分解色と補色関係にある色の画像を形成するための作像部が設けられている。
2次転写装置9は、帯電駆動ローラ9Aおよび従動ローラ9Bに掛け回され、2次転写位置において中間転写ベルト2と同方向に移動可能な転写ベルト9Cを備えており、転写ベルト9Cを帯電駆動ローラ9Aにより帯電させることによって、中間転写ベルト2に重ねて転写された多色画像あるいは担持されている単一色の画像を用紙に転写することができる。
給紙カセット1B1からレジストローラ1B3に向けた用紙の搬送路途中には、手差しトレイ1A1から繰り出された用紙の搬送路が合流し、いずれの搬送路から給送される用紙もレジストローラ1B3によって、所要のレジストタイミングで2次転写位置へ搬送されるようになっている。
画像読取部1Cには、コンタクトガラス1C1上の原稿を露光走査するスキャナ1C2を備えており、さらにそのコンタクトガラス1C1の上部には、自動原稿給送装置1Dが配置されている。自動原稿給送装置1Dは、原稿台1D1上にセットされた原稿を一枚ずつコンタクトガラス1C1上の所定位置へ送り出し、さらにその原稿を表裏を反転して再度コンタクトガラス1C1上に送り出し可能な構成を備えている。したがって、画像読取部1Cは、各原稿の表裏両面の画像を読み取ることができる。
定着装置11を通過した用紙は、定着装置11の後方に配置されている搬送路切り換え爪12によって搬送方向が切り換えられ、排紙トレイ13に向けた搬送路と、反転搬送路RPのいずれかに搬送方向が選択される。反転搬送路RPが選択された場合は、そこで用紙の表裏が反転された後、再度レジストローラ1B3に向けて給送される。
このような定着装置11では、トナー画像を担持した用紙Pが定着ローラ21と加圧ローラ22とのニップ部を矢示方向に通過する際に、定着ローラ21と加圧ローラ22によって加圧及び加熱される。それによって、用紙Pにトナー画像が定着される。
そこで、この実施例の画像形成装置では、2本のACヒータ23,24に電力を供給する主電源とは別に、補助ヒータであるDCヒータ25に電力を供給する補助電源として、後述するキャパシタ装置を設けている。
図4は、そのベルト定着装置の概略構成を示す縦断側面図である。このベルト定着装31は、駆動ローラと従動ローラであるベルトローラ32とヒートローラ33により定着ベルト34を張架して駆動させ、ヒートローラ33はハロゲンヒータ35を内蔵し、表面付近に表面温度を検出するサーミスタ36を配設している。
トナー画像を担持した用紙Pがこの定着装置31の定着ベルト34と加圧ローラ37との間を通過する際に、定着ベルト34と加圧ローラ37によって加熱及び加圧され、用紙Pにトナー画像が定着される。このようなベルト定着装置31においては、通常は、ヒートローラ33の内部のハロゲンヒータ35と加圧ローラ37の内部のハロゲンヒータ38に主電源から同じ電力を供給する。
以下、この発明によるキャパシタ装置の第1実施例について図1を参照て詳細に説明する。図1は、そのキャパシタ装置およびそれから電力を供給される画像形成装置の一部示す回路図である。
図1において、キャパシタ装置は、主に充電用電源部52、電源制御部であるスイッチング・レギュレータIC63、充電制御部64、およびキャパシタバンク65を有している。
この高周波トランス74の二次コイル74bに誘起された電圧を整流回路77を構成するダイオードD21,D22によって整流し、チュークコイル78及び平滑コンデンサC22により平滑して直流出力に変換する。この直流出力をダイオードD23を介してキャパシタバンク60に供給することによって、キャパシタバンク60を充電する。
この第1実施例のキャパシタ装置におけるキャパシタバンク60には、満充電時に2.5Vになる電気二重層コンデンサであるキャパシタセルC1〜C16が16個、直列に接続されて構成されている。したがって、その16個のキャパシタセルC1〜C16が全て満充電になると、キャパシタバンク60全体が満充電状態となって、その端子間に最大40Vの電圧が蓄電される。
また、各キャパシタセルC1〜C16の正極側の端子と接地間に、抵抗R1と抵抗R2の直列回路からなる分圧回路62が接続されている。この分圧回路62は全ての各キャパシタセルC1〜C16に対してそれぞれ接続されているが、図1では一部省略しており、符号はキャパシタセルC1に接続されている分圧回路にのみ付しているが、全て同じ分圧回路が接続されている。
例として、各分圧回路62を構成する抵抗R1の抵抗値を100KΩ、抵抗R2の抵抗値を11.2KΩとすると、図1におけるキャパシタバンク60全体の充電電圧が35Vになった場合に、キャパシタセルC1に接続された分圧回路62の抵抗R1と抵抗R2による分圧電圧は、35V×11.2KΩ/(100KΩ+11.2KΩ)≒3.52Vの計算から約3.52Vの分圧電圧が検出され、この検出電圧信号がアナログスイッチ部41の接点SW1を介して充電制御部64に入力される。
そこで、この検出電圧値の差、すなわち3.52V−3.32V=0.2Vを算出することによって、キャパシタセルC1の充電電圧が、0.2×(100KΩ+11.2KΩ)/11.2KΩ≒2.0Vであることが判る。この上記検出電圧値の差が0.25Vのとき、そのキャパシタセルC1の充電電圧が2.5Vで満充電であることを検知できる。
したがって、この各各キャパシタセルC1〜C16に接続された分圧回路62と、アナログスイッチ部41、および充電制御部64の上記演算機能によって、各キャパシタセルC1〜C16の充電電圧を個別に検出するセル充電検出手段の機能を果たす。
このバイパス回路61は全ての各キャパシタセルC1〜C16に対してそれぞれ並列に接続されているが、図1では一部省略している。符号はキャパシタセルC1に接続されているバイパス回路にのみ付しているが、全て同じバイパス回路61が接続されている。
充電制御部64は、主にCPU、ROM、RAM、タイマ、割り込み制御回路などからなるマイクロコンピュータで構成し、またA/Dコンバータ、シリアルコントローラ(UART)、D/Aコンバーター及び入出力ポート等を備えている。
そして、この充電制御部64は、前述のように各分圧回路62による分圧電圧を監視することによって各キャパシタセルC1〜C16の充電状態を検出し、満充電(前述の例では2.5V)になったキャパシタセルに対しては対応するバイパス回路61を作動させて充電電流をバイパスさせるように制御する。
そして、充電制御部64は、これらのキャパシタバンク60の充電電圧および充電電流を逐次検出し、それに基づいてスイッチング・レギュレータIC63をフィードバック制御することにより、キャパシタバンク60に対する定電流充電または定電力充電を行う。充電制御部64からスイッチング・レギュレータIC63へのフィードバック制御は、フィードバック変換回路82およびフィードバック検出回路83を介して行われる。
まず、充電制御部64が定電流充電または定電力充電を行うために充電用電源部62に対する制御値を決定した後、それに応じたアナログ電圧のフィードバック電圧を端子D/Aより出力する。このフィードバック電圧は、キャパシタバンク60の充電電流と充電電圧、または充電用電源部62に対する制御値などとの関係を予め記憶したテーブルを使用して導いてもよいし、演算により算出してもよい。
まず、第1段階として、充電を開始してからキャパシタバンク60の端子間電圧が予め設定された電圧値に達するまでは、キャパシタバンク60の充電電流を参照して、予め設定された充電電流で定電流充電するよう制御する。
そして、全てのキャパシタセルC1〜C16が満充電状態になったことを検知したときには、充電動作を停止させる。
直流電源電圧+Vを図3にも示したサーミスタ27と抵抗R11によって分圧した電圧を、抵抗R12とコンデンサC25によって平滑化して、サーミスタ27の温度に応じた電圧を装置制御部50に入力する。装置制御部50は、その電圧によって定着ローラ21のDCヒータ25に対応する測定領域の表面温度を検出し、設定温度より低く補助加熱が必要であると判断した場合には、充電制御部64に対してUART(シリアル通信手段)をによる通信(図1のC−C間)により、DCヒータ25への補助電力の供給を要求する。
図5は充電制御部64によるキャパシタセル充電検知の処理手順を示すフローチャートであり、図6は同じくキャパシタバンク充電制御の処理手順を示すフローチャートある。
なお、これらのフローチャートに示す処理は、充電制御部64のCPUがROMなどに記載されたプログラムに従って実行する。また、これらのフローチャートでは、各処理のステップをSと略記している。以後のフローチャートにおいても同様である。
まず、ステップ101で、アナログスイッチ部41に、奇数番目(図1の上から数えて)に位置するキャパシタセルC1,C3,C5,…,C15に接続された分圧回路62の電圧を選択させて順次検出する。すなわち、アナログスイッチ部41のSW1,SW3,SW5,…,SW15をONにし、SW2,SW4,SW6,…,SW16をOFFにして、入力ポートA/D1〜A/D8に入力する電圧を順次検出する。
ステップ106でn=16になり、最後のキャパシタセルC16についての処理を終えたと判断すると、ステップ108に進んで全てのバイパス回路61が作動しているか否かをチェックする。
以上の処理により、充電制御部64は全てのキャパシタセルC1〜C16において過充電を回避し、均等に充電させることができる。
まず、ステップ201で全てのバイパス回路61が作動しているが否かを判断し、作動していると判断すると何もせずにメインルーチンへリターンする。まだ作動していないバイパス回路61がある場合は、ステップ202へ進む。
そして、ステップ203でそのキャパシタバンク60の充電電圧が所定値(この例では28.5V)以下であるか否かをチェックする。28.5V以下の場合には、ステップ204へ進んで充電電流検出回路81からキャパシタバンク60の充電電流を検出する。
次にステップ215へ進み、検出した充電電流を参照して、定電流充電を行うためのフィードバック電圧を図1に示す端子D/Aからフィードバック変換回路82へ出力した後、メインルーチンへリターンする。
それによって、フィードバック変換回路82とフィードバック検出回路83がフォトカプラPC1を介してスイッチング・レギュレータIC63にフィードバック信号を送り、スイッチング・レギュレータIC63が定電力充電を行うためのPWM信号のデューティ比を算出してWM信号をスイッチング回路76のFET75へ出力し、定電力充電を行う。このステップ208,209,及び220の処理が、前述した充電動作における第2段階の定電力充電の制御に相当する。
この実施例によれば、上記のように機能的な充電動作を簡易な構成で行えるため、キャパシタ装置全体の小型化と低コスト化を図ることができる。
次に、この発明によるキャパシタ装置の第2実施例について説明する。
図7は、この発明によるキャパシタ装置の第2実施例およびそのキャパシタ装置から電力を供給する画像形成装置の構成部分を示す回路図である。この図6において、図1と対応する部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
この実施例のキャパシタ装置は、第1実施例におれる充電制御部64に代わる充電制御部164が、図1におけるDC−DCコンバータ53のスイッチング・レギュレータIC63、およびフィードバック変換回路82及びフィードバック検出回路83を兼ねている。また、画像形成装置の定着装置として、図4に示したベルト定着装置31を使用する例を示している。
このようにして、充電制御部164は、ヒートローラ33と加圧ローラ37の温度がいずれも設定温度の許容範囲内になるよう制御する。
図7は、装置制御部50から充電動作を開始するよう指示がなされてから、充電制御部164のCPUが行う割り込み処理を示すフローチャートである。この図において、前述した第1実施例における図6のフローチャートと同じ判断又は処理ステップには同じステップ番号を付してあり、それらの説明は省略する。
しかし、ステップ204に進んだ場合は、次にステップ215の代りにステップ205,206の処理を実行する。すなわち、ステップ205で充電電流を参照して定電流充電を行うためのPWM信号のデューティ比を算出する。この算出方法としては、充電電流とそれに対応して設定すべきデューティ比を予め記載したテーブルを用いてもよいし、各種パラメータを考慮した演算式により算出してもよい。
次にステップ211では、算出したデューティ比で生成したPWM信号をスイッチング回路76のFE75へ出力する。そして、メインルーチンへリターンするが、充電制御部164内のPWM信号生成部は同じデューティ比でPWM信号を生成してFET75へ出力し続ける。それによって、キャパシタバンク60に対する定電力充電が行われる。なお、このステップ208〜211の処理が、前述した充電動作における第2段階の定電力充電の制御に相当する。
また、この第2実施例の充電制御部164によるキャパシタセル充電検知処理は、第1実施例の図5によって説明した処理と同じである。
なお、ハロゲンヒータ35に交流電力を供給し、ハロゲンヒータ38にキャパシタバンク60から直流電力を供給するようにしてもよい。
さらに、第1実施例のキャパシタ装置によって、ベルト定着装置に補助電力を供給するようにしてもよいし、第2実施例のキャパシタ装置によって、ローラ定着装置に補助電力を供給するようにしてもよい。
またこの発明による画像形成装置は、モノクロ及びカラーの複写機、プリンタ、ファクシミリ装置及びそれらの機能を複合した複合機等の各種の画像形成装置に適用でき、上記キャパシタ装置から定着ヒータの補助電力を効率よく供給できる。
11:ローラ定着装置 21:定着ローラ 22:加圧ローラ22
23,24:ACヒータ 25:DCヒータ 31:ベルト定着装置
32:ベルトローラ32 33:ヒートローラ 34:定着ベルト
35,38:ハロゲンヒータ 36,39:サーミスタ 37:加圧ローラ
41:アナログスイッチ部 50:装置制御部
51:ウォッチ・ドッグ回路 52:充電用電源部
60:キャパシタバンク 61:バイパス回路(セルバイパス手段)
62:分圧回路(セル充電電圧検出手段、バンク充電電圧検出手段)
63:スイッチング・レギュレータIC(電源制御部)
64,164:充電制御部(充電手段、制御手段)
71:商用電源(AC) 81:充電電圧検出回路(充電電流検出手段)
82:フィードバック変換回路 83:フィードバック検出回路
86:放電回路 95:リレー 98:フォトトライアック・ドライブ回路
C1〜C16:キャパシタセル(電気二重層コンデンサセル)
R1,R2:分圧抵抗 T:外部出力端子
Claims (10)
- それぞれ電気二重層コンデンサセルからなる複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンクと、
該キャパシタバンクに定電流及び定電力で充電可能な充電手段と、
前記キャパシタバンクの充電電流を検出する充電電流検出手段と、
前記キャパシタバンクの充電電圧を検出するバンク充電電圧検出手段と、
前記複数のキャパシタセルのそれぞれの充電電圧を個別に検出するセル充電電圧検出手段と、
前記複数のキャパシタセルのそれぞれの充電電流を個別にバイパスさせるセルバイパス手段と、
前記充電手段と前記セルバイパス手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記バンク充電電圧検出手段の検出値が所定値に達するまでは前記充電電流検出手段の検出値を参照して前記充電手段に定電流充電を行わせ、
前記バンク充電電圧検出手段の検出値が前記所定値に達してから、前記セル充電電圧検出手段の検出値に基づいて前記複数のキャパシタセルのいずれかの充電が完了するまでは、前記充電電流検出手段と前記バンク充電電圧検出手段の各検出値を参照して前記充電手段に定電力充電を行わせ、
前記セル充電電圧検出手段の検出値に基づいて前記複数のキャパシタセルのいずれか1つでも充電が完了した後は、充電が完了したキャパシタセルに対して充電電流を前記セルバイパス手段で個別にバイパスさせるとともに、前記充電電流検出手段の検出値を参照して前記充電手段に定電流充電を行わせるように制御することを特徴とするキャパシタ装置。 - 請求項1記載のキャパシタ装置において、前記制御手段は、全ての前記キャパシタセルの充電が完了した際には前記充電手段の充電を停止させるよう制御することを特徴とするキャパシタ装置。
- 請求項1又は2記載のキャパシタ装置において、前記セル充電電電圧検出手段の検出信号を選択するスイッチ手段を有し、前記制御手段は該スイッチ手段を制御することを特徴とするキャパシタ装置。
- それぞれ電気二重層コンデンサセルからなる複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンクと、
平滑入力された電圧をPWM制御のスイッチング回路を有するDC−DCコンバータによって直流出力に変換する直流出力変換手段と、
前記直流出力を前記キャパシタバンクに供給して充電する充電手段と、
前記直流出力変換手段のPWMスイッチ信号を発生するPWM信号発生手段と、
前記キャパシタバンクの充電電流を検出する充電電流検出手段と、
前記キャパシタバンクの充電電圧を検出するバンク充電電圧検出手段と、
前記複数のキャパシタセルのそれぞれの充電電圧を個別に検出するセル充電電圧検出手段と、
前記複数のキャパシタセルのそれぞれの充電電流を個別にバイパスさせるセルバイパス手段と、
前記セル充電電圧検出手段の検出値に基づいて、充電が完了したキャパシタセルに対して充電電流を個別にバイパスさせるよう前記セルバイパス手段を制御する制御手段とを有し、
前記PWM信号発生手段は、前記セルバイパス手段の動作、または前記充電電流検出手段の検出値及び前記バンク充電電圧検出手段の検出値の少なくとも1つに基づいて、前記PWMスイッチ信号のデューティ比を制御することを特徴とするキャパシタ装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のキャパシタ装置を有し、前記キャパシタセルに蓄電された電力を定着ヒータの補助電力として用いることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項5記載の画像形成装置において、前記定着ヒータは、定着ベルトを駆動させる駆動ローラ、前記定着ベルトに従動される従動ローラ及び前記定着ベルトを加圧する加圧ローラの少なくとも1つを加熱する加熱ヒータであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項6記載の画像形成装置において、前記駆動ローラ、前記従動ローラ及び前記加圧ローラの少なくとも1つに対して温度を検出する温度検出手段を有し、前記温度検出手段の検出値に基づいて前記補助電力の使用を制御することを特徴とする画像形成装置。
- それぞれ電気二重層コンデンサセルからなる複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンクと、
該キャパシタバンクに定電流または定電力で充電する充電手段と、
前記キャパシタバンクの充電電流を検出する充電電流検出手段と、
前記キャパシタバンクの充電電圧を検出するバンク充電電圧検出手段と、
前記複数のキャパシタセルのそれぞれの充電電圧を個別に検出するセル充電電圧検出手段と、
前記複数のキャパシタセルのそれぞれの充電電流を個別にバイパスさせるセルバイパス手段とを備えたキャパシタ装置の充電方法であって、
前記バンク充電電圧検出手段の検出値が所定値に達するまでは前記充電電流検出手段の検出値を参照して前記充電手段によって定電流充電を行い、
前記バンク充電電圧検出手段の検出値が前記所定値に達してから、前記セル充電電圧検出手段の検出値に基づいて前記複数のキャパシタセルのいずれかの充電が完了するまでは、前記充電電流検出手段と前記バンク充電電圧検出手段の各検出値を参照して前記充電手段によって定電力充電を行い、
前記セル充電電圧検出手段の検出値に基づいて前記複数のキャパシタセルのいずれかの充電が完了した後は、充電が完了したキャパシタセルに対して充電電流を前記セルバイパス手段で個別にバイパスさせるとともに、前記充電電流検出手段の検出値を参照して前記充電手段によって定電流充電を行うことを特徴とするキャパシタ装置の充電方法。 - それぞれ電気二重層コンデンサセルからなる複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンクと、
該キャパシタバンクに定電流及び定電力で充電可能な充電手段と、
前記キャパシタバンクの充電電流を検出する充電電流検出手段と、
前記キャパシタバンクの充電電圧を検出するバンク充電電圧検出手段と、
前記複数のキャパシタセルのそれぞれの充電電圧を個別に検出するセル充電電圧検出手段と、
前記複数のキャパシタセルのそれぞれの充電電流を個別にバイパスさせるセルバイパス手段とを備えたキャパシタ装置の充電方法において、
前記セル充電電圧検出手段の検出値に基づいて前記複数のキャパシタセルのいずれかの充電が完了するまでは、前記充電電流検出手段と前記バンク充電電圧検出手段の各検出値を参照して前記充電手段によって定電力充電を行い、
前記セル充電電圧検出手段の検出値に基づいて前記複数のキャパシタセルのいずれかの充電が完了した後は、充電が完了したキャパシタセルに対して充電電流を前記セルバイパス手段で個別にバイパスさせるとともに、前記充電電流検出手段の検出値を参照して前記充電手段によって定電流充電を行うことを特徴とするキャパシタ装置の充電方法。 - 請求項8又は9記載のキャパシタ装置の充電方法において、全ての前記キャパシタセルの充電が完了した際には前記充電手段による充電を停止させることを特徴とするキャパシタ装置の充電方法。
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