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JP2010225030A - 画像読み取り方法、画像読み取りシステムおよび注文装置 - Google Patents

画像読み取り方法、画像読み取りシステムおよび注文装置 Download PDF

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JP2010225030A JP2009073585A JP2009073585A JP2010225030A JP 2010225030 A JP2010225030 A JP 2010225030A JP 2009073585 A JP2009073585 A JP 2009073585A JP 2009073585 A JP2009073585 A JP 2009073585A JP 2010225030 A JP2010225030 A JP 2010225030A
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Taku Yamamoto
卓 山本
Shinji Sawa
信二 澤
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】メディアに記憶された多数の画像データの中から希望する画像を容易に選択可能な画像読み取り方法、画像読み取りシステム、およびこれを備えた注文装置を提供する。
【解決手段】メディアAから画像データを読み取る画像読み取りシステムであって、画像データの有する属性のみを読み取る属性読取部222と、読み取られた属性の情報に基づき、属性のグループ化を行う属性グループ化部223と、属性のグループを表示するモニター12と、表示された属性のグループのうちいずれかをユーザに選択可能にするタッチパネル13と、選択されたグループの属性を有する画像データのみをメディアAから読み取る画像読取部224と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、メディアから画像データを読み取る画像読み取り方法、画像読み取りシステム、およびこれを備えた注文装置に関する。
写真店(ミニラボ店とも称される。)では、顧客がデジタル画像データを持ち込み、店内に設置された注文装置で顧客自らが写真プリントの注文を行なえる。この注文装置として、例えば、特許文献1が知られている。
特許文献1の画像受付装置における注文操作は、先ず、デジタル画像データが記憶されたメディアからデジタル画像データを読み込み、コマ画像として表示させ、次いで、プリント対象を選択し、プリント枚数、プリントサイズ、所定の補正処理等を選択し、注文を確定する流れである。写真プリントの仕上がりタイプも選択可能であり、このタイプとしては、コマ画像ごとに1枚の写真を形成するタイプや、複数のコマ画像を1枚の写真に規則性を持って配置したインデックスプリントや、最終的にアルバム編集されるためにプリントされるアルバムプリントと称されるタイプもある。
特開2006−103100号公報
近年、メディアの高容量化に伴い、非常に多くのデジタル画像データがひとつのメディアに含まれるようになっている。
しかしながら、多くのデジタル画像データの含まれるメディアを特許文献1に示されるようの注文装置に入力した場合、注文装置がデジタル画像データを読み取るまでの時間が長くなってしまい、顧客にストレスを与えてしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メディアに記憶された多数の画像データの中から実際に読み取る画像データの数を減らすことができる画像読み取り方法、画像読み取りシステム、およびこれを備えた注文装置を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明に係る画像読み取り方法は、
メディアから画像データを読み取る画像読み取り方法であって、
前記画像データそのものを読み取る前に、前記画像データの有する属性のみを読み取る属性読み取りステップと、
読み取られた前記属性の情報に基づき、前記属性のグループ化を行う属性グループ化ステップと、
前記属性のグループを表示手段に表示する表示ステップと、
表示された前記属性のグループのうちいずれかをユーザに選択可能にする選択ステップと、
選択された前記グループの属性を有する画像データのみを前記メディアから読み取る画像読み取りステップと、を備えることを特徴とする。
かかる構成を有する画像読み取り方法の作用・効果を説明する。メディアには、通常複数の画像データが記憶されている。画像データは、例えば、画像、文字、記号、またはそれらの組み合わせで構成されるデジタルデータが挙げられる。また、各画像データには、それぞれ属性を持たせている。ここで、属性とは、画像データに関する情報であって、例えば、撮影年月日、撮影場所、編集年月日、総画像データ数、ファイル形式など様々な情報が含まれる。
本発明では、初めに、画像データそのものは読み取らず、画像データの有する属性のみを読み取り、読み取った属性の情報に基づいて、複数の属性をいくつかのグループにグループ化(分類)する。属性のグループは、例えば、撮影日別、撮影場所別などに分けられる。この属性のグループは、表示手段に表示され、ユーザはその中からいずれかのグループを選択することができる。そして、選択されたグループの属性を有する画像データのみをメディアから読み取る。すなわち、この構成によれば、メディアから画像データそのものを読み取る前に、画像データの有する属性のみを読み取り、その属性をグループ単位で選択することで初めてそのグループの属性を有する画像データを読み取る。これにより、メディアの全ての画像データの中からグループ単位で選択された画像データのみを読み取るので、メディアから全ての画像データをそのまま読み取る場合に比べ、メディアに記憶された多数の画像データの中から実際に読み取る画像データの数を減らすことができる。
本発明の画像読み取り方法において、前記属性は、前記画像データの撮影日時情報および/または編集日時情報であることが好ましい。
この構成によれば、複数の画像データの属性を撮影日および/または編集日でグループ化することができ、選択された日付のグループの属性を有する画像データのみがメディアから読み取られる。その結果、メディアに記憶された多数の画像データの中から実際に読み取る画像データの数を減らすことができる。
本発明の画像読み取り方法において、前記属性は、前記メディアに記憶されている総画像データ数の情報であって、
読み取られた前記総画像データ数の情報に基づき、前記属性を所定数毎に分類してグループ化を行うことが好ましい。
この構成によれば、属性は、メディアに記憶されている総画像データ数の情報なので、この総画像データ数の情報を読み取り、属性を所定数毎に分類してグループ化を行い、この属性のグループは表示手段に表示され、ユーザはその中からいずれかのグループを選択することができる。これにより、例えば、撮影日の新しいものから1〜50枚の画像のグループ、撮影日の新しいものから51〜100枚の画像のグループ等のように属性のグループ化が行われ、これらのグループからユーザはいずれかのグループを選択することができ、その結果、メディアに記憶された多数の画像データの中から実際に読み取る画像データの数を減らすことができる。
上記課題を解決するため本発明に係る画像読み取りシステムは、
メディアから画像データを読み取る画像読み取りシステムであって、
前記画像データの有する属性のみを読み取る属性読み取り手段と、
読み取られた前記属性の情報に基づき、前記属性のグループ化を行う属性グループ化手段と、
前記属性のグループを表示する表示手段と、
表示された前記属性のグループのうちいずれかをユーザに選択可能にする選択手段と、
選択された前記グループの属性を有する画像データのみを前記メディアから読み取る画像読み取り手段と、を備えることを特徴とする。
かかる構成を有する画像読み取りシステムの作用・効果は、上記で述べた通りである。
また、上記課題を解決するため本発明に係る注文装置は、
画像データに基づく写真プリント注文を受け付ける注文装置であって、上記の画像読み取りシステムを備えたことを特徴とする。
かかる構成を有する注文装置の作用・効果は、上記で述べた通りであり、メディアに記憶された多数の画像データの中から実際に読み取る画像データの数を減らすことができ、注文装置がデジタル画像データを読み取るまでの時間が短くて済み、写真プリント注文を行うユーザのストレスを軽減することができる。
写真処理システムの一例について説明するための図 注文装置の機能構成について説明するための図 注文操作のフローチャート 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図
本発明に係る注文装置の好適な実施形態を、図面を用いて説明する。図1は、写真店に設置される写真処理システムの構成の一例を示している。プリンタの種類、設置台数は図1に限定されない。また、画像処理装置5、プリント注文受付のための注文装置1の設置台数も図1に限定されない。写真処理システムを構成するそれぞれの装置はお互いがLAN等のネットワークによって接続されている。
<システムの構成>
この写真処理システムは、写真プリントの作成や記憶媒体への画像書き込みといった画像記録を行うためのシステムである。写真プリントの注文に係る画像データは、顧客が自ら持参した記憶媒体(以下ではメディアと称する)に記憶されている。顧客は、注文装置1を操作し、メディアに記憶された画像データに基づく写真プリントの注文を行なえる。また、注文に係る画像データは、ネガフィルムからスキャナー(不図示)を用いて読みとることもできる。また、注文者が自宅のPCや携帯端末からインターネットを経由し、写真店のサーバにアクセスし注文する、いわゆるオンラインプリント注文も可能である。オンラインプリント注文は公知の構成であり詳細な説明は省略する。
銀塩式プリンタは、画像データに基づいて写真プリントの作成を行える。写真プリントの作成を行う場合は、プリント用に処理されたプリント用画像データを露光エンジンに送信し、ペーパー等の写真感光材料に画像を焼付露光する。画像が焼付露光されたペーパーを現像処理することで、写真プリントを作成することができる。
インクジェットプリンタは、各種データ通信のための通信部を備え、この通信部は、画像処理装置5からプリント用画像データを受信し、メモリに保存する。また、インクジェットプリンタは、RIP処理部を有し、このRIP処理部はRIP処理を実行する機能である。RIP処理部は、写真プリント処理に係るRGB画像データのプリント用画像データを、RIP処理し、CMYKごとのグレースケールデータに展開する。そして、印刷部は、CMYKごとのグレースケールデータに基づいて印刷処理する。印刷部は、CMYKのそれぞれのプリントヘッドを備えている。プリントヘッドは、間欠搬送される用紙に対し、プリントヘッドが主走査方向に一走査し、この走査時に、各色のインク吐出ノズルからインクが吐出し、用紙の表面に付着する。この間欠搬送、主走査動作およびインク吐出動作を繰り返すことで、用紙の印刷領域に画像が形成される。インク吐出の方法としては、インクが充填された圧力室内の容積がピエゾ素子によって変化することで、圧力室に連通するインク吐出ノズルからインクを吐出する一般的なピエゾ方式が例示される。
また、不図示の媒体書き込み装置は、CD−R(記憶媒体の一例)等のメディアに画像データの書き込みを行う機能を有する。画像処理装置5から画像データを媒体書き込み装置に送信することで、CD−R等のメディアに画像データを書き込むことができる。
(注文装置)
注文装置1は、顧客により操作されるものであり、画像データの受付と注文内容の設定等を行うことができる。注文装置1は、それ自身が画像形成プリンタの機能を有していてもよい。例えば、熱昇華型のプリンタを内蔵している。この場合、ネットワークに接続された他の装置と関係なく、独立してプリント処理を行うこともできる。注文装置1は、画像形成用のプリンタを内蔵していない場合、あるいは他のプリンタで写真プリント(またはメディアへの書込み処理)をする場合には、ネットワーク経由で画像処理装置5あるいは直接にプリンタ側にプリント対象の画像データを転送する。画像処理装置5については後述する。
注文装置1は、メディア駆動部10を備えており、各種メディアAに格納されている画像データを内部に取り込むことができる。メディアAとしては、CD−R、デジタルカメラ用の記憶メディア、MOディスクなどが例としてあげられる。また、フラットベッドスキャナー(不図示)により、写真フィルムのない写真プリントから画像データを取得することができる。また、注文装置1は、モニター12を備えており、入力された画像データを画面に表示させることができる。また、注文内容の設定などは、モニター画面に設けられたタッチパネル13により行うことができる。もちろん、キーボードやマウスなどの入力手段を設けてもよい。
注文装置1は、受付証発行部11を備えており、注文内容が確定すると、受付証をプリントアウトする。受付証には、注文内容、課金情報、顧客情報などがプリントされる。この受付証を写真店の担当者に渡すことで、画像記録や料金支払いなどが行われる。
注文装置1の構成を図2の機能ブロック図により説明する。注文装置1は、システムCを備えており、各種ハードウェアとはインターフェースを介して接続される。すなわち、メディア駆動部10、受付証発行部11、モニター12、タッチパネル13、ハードディスク14がインターフェースを介して接続される。ハードディスク14は、メディア駆動部10を介して取得した画像データを一時的に保存することができる機能を有してしいる。また、ハードディスク14に、オーダー情報を保存しておくこともできる。ハードディスク14は、大容量保存手段としての機能の他にCPU実行の際の作業領域として機能してもよい。また、システムC側には不図示のCPUまたはMPU、メモリ(ROM、RAM等)が具備されている。
インクジェットプリンタにより写真プリントの作成を行う場合は、適宜のタイミングで画像データを含む注文に関するオーダー情報のデータを、ネットワーク・インターフェース15を介してネットワークへ送出し、画像処理装置5または直接に各種プリンタに送信する構成である。
基本処理手段20は、複数種の注文処理に共通に用いられる基本処理を実行する機能である。基本処理は、例えば、記憶媒体からの画像データ読み取り処理、カートの管理、プリンタの操作処理、各種データ転送処理が挙げられる。基本処理手段20は、例えば、基本制御部22、基本GUI部21の機能を有する。
基本処理手段20の基本制御部22の機能について以下に説明する。メディアから画像データを読み取る処理は、サービス処理手段による注文処理手順に依存せずに、または注文処理操作中いつでも実行できる。
検知部221は、メディアAがメディア駆動部10に挿入されたことを示す信号を検知する。検知部221がメディアAの挿入を検知すると、属性読取部(属性読み取り手段に相当)222は、メディアAに記憶されている画像データのうち、画像データそのものは読み取らず、各画像データの有する属性のみを読み取る。属性とは、例えば、撮影年月日、撮影場所、編集年月日、総画像データ数、ファイル形式などの情報である。属性は、各画像データに対応付けて記憶されたExifデータから判断することができる。Exifデータには、例えば各画像データの撮影日時、各画像データに対する編集日時、各画像データに対する縮小処理により得られるサムネイル画像データなどが含まれる。また、Exifデータには、GPS情報に基づく各画像データの撮影された撮影場所が含まれてもよい。
属性読取部222が読み取った各画像データの属性は、属性の情報に基づいて、属性グループ化部(属性グループ化手段に相当)223によっていくつかのグループに分類される。属性のグループは、例えば、撮影年月日の情報を基に撮影日別に分類され、撮影場所の情報を基に撮影場所別に分類され、編集年月日の情報を基に編集日別に分類される。また、メディアAに記憶されている総画像データ数と撮影年月日の情報を基に、例えば、撮影年月日の新しいものから50枚単位のグループに分類されるようにすることもできる。なお、属性をグループに分類する場合には、ひとつの画像データの有する属性が、任意の撮影日グループに分類され、同時に任意の撮影場所グループに分類されることも当然可能である。
属性グループ化部223がグループ化した属性のグループは、基本GUI部21の属性表示部211の機能によって、モニター12の画面に表示される。その表示の一例として図17のようなグループ毎にフォルダ1701が表示される例を示す。ここでは、撮影日別のグループを画面に表示する例を示すが、撮影場所別のグループを画面に表示するようにしてもよいし、撮影日別と撮影場所別のグループを画面に同時に表示してもよく、さらに別のグループを同時に表示するようにしてもよい。
モニター12に表示されたグループは、ユーザがタッチパネル13などの選択手段を用いていずれかを選択することができる。そして、画像読取部(画像読み取り手段に相当)224は、選択されたグループの属性を有する画像データのみをメディアAから読み取る。読み取られた画像データはハードディスク14に保存される。
読み取られた画像データの画像は、基本GUI部21の一覧表示部212の機能によって、モニター12の画面に表示される。その表示の一例として図15、図16が例示される。図15は、読み取られた画像データの画像が一覧表示されている例を示し、図16は、一覧表示された画像をさらに絞り込むための絞込み検索が可能な例を示している。
図15のように、読み取られた画像データの画像は、表示エリア1503に表示される。表示エリア1503の任意の画像を指示すれば(2重枠の1503a)は、拡大画像が拡大表示エリア1504に表示される。「展開」ボタン1505を指示すれば、表示エリア1503に表示されている画像が、実行中のサービス処理手段の注文処理に、展開部226の機能によって反映される。その詳細は後述する。
また、図16のように、表示エリア1503に表示された画像をさらに絞り込むことができるように構成してもよい。絞込み検索部225は、各種絞り込み条件1501に応じて画像データを絞り込む機能である。例えば、「すべて」を指示(タッチ)し、「写真の絞り込み」1502を指示すれば、すべての画像が表示エリア1503に表示される。「撮影日」を指示すると、さらに絞り込み条件「昨日と今日」、「最近1週間」、「最近1ヶ月」等が表示され(不図示)、例えば「最近1週間」を指示し、「写真の絞り込み」1502を指示すれば、最近1週間の撮影日の画像のみが表示エリア1503に表示される。例えば、ある選択された撮影場所のグループの属性を有する画像データの画像一覧を、さらに「撮影日」の条件で絞り込むことができる。拡大表示エリア1504、「展開」ボタン1505については図15と同様である。
サービス処理手段40、50、60は、サービス内容に応じた注文処理を実行する機能であり、例えば、普通プリント、アルバムプリント、コラージュプリント、シャッフルプリント、名刺プリント、はがきプリント、各種サイズによるコレクションプリント、写真集、各種記憶媒体への書き込み処理単位に構成される。サービス処理手段のそれぞれは、その他のサービス処理手段と独立して機能し、任意のサービス処理手段の変更が、その他のサービス処理手段に影響を与えることがないように構成されている。例えば、サービス処理手段40は、フーダプリントの注文処理機能であり、サービス処理手段50は、アルバムプリント、サービス処理手段60は、コラージュプリントの注文処理機能として構成できる。他のサービスも任意に注文装置1に追加できる。
サービス処理手段40を例にして説明する。サービス処理手段40は、例えば、画像処理部(不図示)、サービス制御部42、サービスGUI部41の機能を有する。
サービス制御部42の体験モード制御部421は、注文者の画像データを用いずに、サンプル画像データを用いて注文操作を体験できる機能である。初期設定として体験モードに設定されている。注文者は、自由なタイミングでメディアを挿入し、画像データを注文装置1に読み取らせ、サンプル画像データと入れ替えることができる。展開部226の機能によって、メディアから読み取られて選択された画像データがサービス処理手段40の注文操作に反映され、その画像データがサンプル画像データと入れ替わり、体験モードは終了する。
基本GUI部21、サービスGUI部41は、モニター12に表示させる注文処理操作の表示内容を制御し、注文受付操作を顧客が行い易いように、種々の操作に係る表示画面を提供する。操作画面のデータは不図示のメモリに保存されている。
共有ライブラリ手段30は、基本処理手段20とサービス処理手段40、50、60が共有で使用し、かつサービス処理手段40、50、60の独立性を低下させないような機能や処理を実行する機能である。
システムCの各機能は、例えば、コンピュータプログラムとCPUおよびメモリ等の協働作用により実現することができ、このプログラムは、不図示のROMに記憶されている。また、システムCを専用回路、ファームウエア等で構成してもよく、それらの組み合わせ構成としてもよい。また、基本処理手段20を専用回路、ファームウエア等で構成してもよく、サービス処理手段40、50、60をコンピュータプログラムとCPUおよびメモリ等の協働作用により実現してもよい。
(画像処理装置)
画像処理装置5は、オーダー単位に画像データを管理する機能を有している。また、オーダー単位に写真プリント処理、メディアへの書込み処理を制御する機能を有している。以下において、画像処理装置5の主要な構成要素の一例について説明するが、これに限定されない。
画像処理装置5は、不図示のオーダー情報保存手段を備え、オーダー情報を保存する機能を有している。また、画像処理装置5は、写真プリント注文に係る画像データやオーダー情報を管理制御するオーダー管理手段を備えている。オーダー管理手段は、プリント処理に関し、プリンタの設定、プリント順序等を設定できる。また、プリント順序に関し、モニターにオーダー情報を表示させ、プリント順序を変更する機能も有する。
オーダー情報保存手段は、後述するプレジャッジ処理されて設定された補正情報、画像データ、オーダー情報等を保存している。また、画像データは、補正情報に基づいて画像処理された後のデータでもよい。また、画像処理装置5は、各種操作画面を表示するためのモニター等の表示手段と、各種の入力用にキーボード、マウス等の入力手段を備える。
(ジャッジ処理)
ジャッジ手段は、画像データに対するプレジャッジ処理を実行する機能を有する。プレジャッジ処理において、所定数のコマ画像をモニターに表示し、コマ画像ごとにプリント条件を設定することができる。例えば、所定数(例えば、4コマ、6コマ)のコマ画像をモニターに表示し、表示されたコマ画像に対し、プリント枚数、プリントサイズ、画像の補正情報等のプリント条件を設定することができる。このプレジャッジ処理は必ず行なわなければならないものではなく、プレジャッジ処理を省略してプリント処理を行うことも可能である。注文装置1からのオーダー情報の画像データは、ジャッジ処理されてもよく、ジャッジ処理されなくてもよい。
ジャッジ手段は、例えば、色や濃度を補正するための補正情報を入力する機能を提供するものであり、かかる補正情報の入力は必要に応じて設定される。その他の補正情報の設定としては、赤目補正、逆光補正などの特殊補正の設定が例としてあげられる。設定された補正情報は、画像データ、オーダー情報に関連づけられてオーダー情報保存手段に保存される。
プリント用画像データ作成手段は、ジャッジ手段で設定されたプリント条件の補正データ、プリントサイズ等の補正情報に基づいて、それに対応する画像データを画像処理し、プリント用画像データ(RGB画像データである)を作成する機能を有している。プリント用画像データ作成手段は、コンピュータプログラムと、CPU、メモリ等ハードウェア資源との協働作用によって実現する構成や、また、専用回路で構成された画像処理基板での構成が例示される。画像処理基板としては、例えば、入力メモリ、画像処理回路部、展開メモリにより構成され、画像処理回路部において所定の画像処理が行なわれる。具体的には、プレジャッジ処理等の補正データに基づく色・濃度の補正、設定されたプリントサイズに従ったデータの拡縮処理などである。ここで作成されたプリント用画像データは、プリンタ側に通信手段によって送信される。
注文装置1から受信したオーダー情報の場合、ジャッジ処理されなくとも、プリント用画像データ作成手段によって、プリンタの種類に応じたプリント用画像データが作成される。なお、別実施形態として、注文装置1側から直接にプリンタ側にオーダー情報を送信し、プリンタ側で、プリント用画像データが作成されてもよい。
(写真プリントの注文処理フロー)
次に、図3のフローチャート、図4〜16の注文操作画面を用いて注文処理について説明する。
図4のサービス選択画面が表示される。これは基本処理手段20の機能による(ステップS1)。注文者は「FU:DA フーダ」ボタン401を指示(タッチ)し、「サービス開始」ボタン402を指示する。これによって、図5の「FU:DA フーダ」サービスの詳細画面に移行し、「自分名刺」501のサービスを選択する(ステップS2)。不図示のサービス説明画面が表示され(ステップS3)、基本処理手段20から該当するサービス処理手段40へ、サービス起動指令がなされる(ステップS4)。なお、図4において「カートを確認」ボタン403を指示すると図14に示すようなカート画面が表示され、サービス単位に注文された注文内容が一覧表示される。
サービス処理手段40は、サービス操作画面の表示を実行する(ステップS5)。ここで注文操作は、体験モードに設定されている。図6に示すようなプリント編集画面等の操作画面が表示され、注文者による画面操作が行われる(ステップS6、ステップS20)。601aは名刺の表の編集エリアを示し、601bは名刺の裏の編集エリアを示す。それぞれのエリアを指示(タッチ)して前面・裏面を切り替えて編集することができる。604は、プリント条件を変更するためのボタンエリアを示し、例えば「レイアウト」ボタンを指示すれば、レイアウト編集画面が表示され、任意のレイアウトを選択し、編集エリア601a、601bの表示に反映させることができる。
602は画像表示エリアである。「流し込み」ボタン603を指示して、不図示のメモリからサンプル画像データを読み出し、図7に示すように画像表示エリア602に一覧表示させることができる。また、「流し込み」ボタン603を指示せずに、マニュアル選択によって、サンプル画像データから、ドラッグ&ドロップによって画像表示エリア602に表示させることができる。図8に示すように、画像表示エリア602の左先頭画像が名刺編集エリア601a、601bに表示される。表示エリア605には、他の画像を用いた名刺が表示される。
名刺編集エリア中の601cを指示して、図9に示すように、名前、住所等の文字情報を入力することができる。図9に示す901は、その右の表示内容を表示するか非表示にするかを選択指示するためのボタンである。902によって文字フォントを選択でき、903によって文字色を選択でき、904によって左揃え、中央揃え、右揃えを選択できる。文字編集エリア905において、906によって文字サイズを選択でき、907によって太文字か否かを選択できる。例えば、「名前」を指示することで、文字入力画面が表示され文字入力可能に構成されている。「OK」ボタン908で編集終了し、図10の画面に移行する。図10の画面の「OK」ボタン1001を指示すれば、図11のプリント注文内容確認画面に移行する。
図11の画面中央には、図10において表示されていた名刺の裏表が表示される。1105、1106の矢印を指示すると他のページの名刺(表示エリア605に表示されていた名刺)が表示される。画面上で「注文枚数」を入力することができる。「他のページに反映」ボタン1104を指示すれば、他のページの名刺の注文枚数も同じように入力される。「カートに追加」ボタン1101を指示して(ステップS21)、図13に示すカート登録中画面が表示され、図14のカート画面に移行する。カート画面表示とその処理は、基本処理手段20の機能による。
図10の画面の「一覧表示」ボタン1103を指示すれば、図12に示すような一覧表示のプリント注文内容確認画面が表示される。表示エリア1201には、表示エリア602に表示されていた名刺の全てが表示される。この中の任意の名刺を指示して、「ページ毎の表示」ボタン1204を指示して図11の画面のように、当該任意の指示した名刺を表示できる。「カートに追加」ボタン1202を指示して(ステップS21)、図13に示すカート登録中画面が表示され、図14のカート画面に移行する。
図14のカート画面において、注文者は注文内容を確認する(ステップS22)。1401は注文削除ボタンである。1402はサービス名称である。1403は商品表示欄である。1404は商品情報である。1405は注文数である。1406は個別料金である。「お客様情報入力」ボタン1407を指示して、お客様入力画面(不図示)を表示させてお客様情報(名前、電話番号等)を入力する(ステップS23)。「注文確定」ボタン1408を指示して、注文を確定し、注文完了画面(不図示)を表示する(ステップS24)。注文者は、注文を全て終了する場合には(ステップS25)、受付証が発行され(ステップS26)、オーダー情報が画像処理装置5に出力される(ステップS27)。注文を終了しない場合には、ステップS1に戻り所望のサービスを選択指示する。
以上の体験モードによる注文操作フローは、注文装置1に保存しているサンプル画像データを用いた注文操作である。体験モードであっても注文完了しオーダー情報が出力され、サンプル画像データによる写真プリントが実行可能である。このように注文操作を一通り体験でき、また、実際に体験された注文者に仕上がりサンプル品を提供することで、注文装置による注文操作への関心を高め、注文装置をより効果的に運用できる。
(メディアから画像データを読み取る処理)
以下では、注文者のメディアから画像データを読み取る処理について詳しく説明する。注文装置1は、メディアからの画像読み取りタイミングを自由に設定してあり、注文操作中のいつのタイミングでも画像データを読み取ることができる。例えば、上述の図4から図14までのいずれの操作画面中においても画像データの読み取りが可能である。
図3のフローチャートのステップS7において、メディアをメディア駆動部10に挿入する。挿入された旨の信号を検知部221によって検知すると、属性読取部222が各画像データの有する属性を読み取る(ステップS8)。属性グループ化部223は、読み取られた各画像データの属性をグループ化する(ステップS9)。属性表示部211によって、その時点の操作画面から図15に示すようなグループ選択画面に画面表示が切り替わるか、または、グループ選択画面が前面表示される(ステップS10)。注文者は、モニター12の画面を見ながら、複数のグループから希望のグループを選択する(ステップS11)。画像読取部224は、注文者が選択したグループの属性を有する画像データのみをメディアAから読み取り(ステップS12)、一覧表示部212によって、図15に示すように画像表示エリア1503に、読み取られた画像データの画像が一覧表示される(ステップS13)。
注文者が図16のような画面から画像検索を実行する場合(ステップS14)、1501の絞り込み条件を指示して、「写真の絞り込み」ボタン1502を指示し、絞り込み検索し(ステップS15−1)、画像表示エリア1503に表示し、所望の画像データが得られるまで繰り返す(ステップS16、S17、S18)。画像表示エリア1503の任意の画像1503aを指示すれば、拡大表示エリア1504に拡大して表示される。なお、拡大表示エリア1504の初期画像は先頭画像である。次いで、「展開」ボタン1505を指示して(ステップS15−2)、画像表示エリア1503に表示されている画像データのすべてを、サービス処理手段40の注文処理に反映させる。例えば、画像表示エリア602のサンプル画像データと入れ替わり、名刺表・裏のサンプル画像データの画像と入れ替わる(ステップS19)。「展開」ボタン1505の指示によって画像データの入れ替えが実行されると、体験モードは解除され、通常の注文操作へと切り替わる。なお、1506を指示すれば、画像選択画面が消え、画像読み取り時の操作画面が表示される。
(別実施形態)
上記の実施形態において、サンプル画像データを用いた注文操作について説明したが、これに限定されず、注文装置はサンプル画像データおよび顧客の画像データを用いずに注文操作を実行するように構成できる。例えば、図17に示すように、画面上部分にプリント編集画面が表示され、画面下分部に画像選択画面が表示される。破線で示す名刺画像エリア601dには、サンプル画像データが挿入されていない状態である。この状態においてもプリント編集画面の操作を実行でき、文字エリア601cに氏名等の文字入力操作や、次のステップの注文操作を実行できる。また、画面下部の画像選択画面の「展開」ボタン1505を指示して、メディアAから画像1503a(1504に拡大表示されている)を読み取り、名刺画像エリア601dに挿入することができる。また、上述のように絞込み検索で絞り込まれた画像データを画像エリア602、名刺画像エリア601dに読み込むことができる。
1 注文装置
10 メディア駆動部
12 モニター
13 タッチパネル
20 基本処理手段
21 基本GUI部
211 属性表示部
212 一覧表示部
22 基本制御部
221 検知部
222 属性読取部
223 属性グループ化部
224 画像読取部
225 絞込み検索部
226 展開部
30 共有ライブラリ手段
40 サービス処理手段
41 サービスGUI部
42 サービス制御部
421 体験モード制御部

Claims (5)

  1. メディアから画像データを読み取る画像読み取り方法であって、
    前記画像データそのものを読み取る前に、前記画像データの有する属性のみを読み取る属性読み取りステップと、
    読み取られた前記属性の情報に基づき、前記属性のグループ化を行う属性グループ化ステップと、
    前記属性のグループを表示手段に表示する表示ステップと、
    表示された前記属性のグループのうちいずれかをユーザに選択可能にする選択ステップと、
    選択された前記グループの属性を有する画像データのみを前記メディアから読み取る画像読み取りステップと、を備える画像読み取り方法。
  2. 前記属性は、前記画像データの撮影日時情報および/または編集日時情報である請求項1に記載の画像読み取り方法。
  3. 前記属性は、前記メディアに記憶されている総画像データ数の情報であって、
    読み取られた前記総画像データ数の情報に基づき、前記属性を所定数毎に分類してグループ化を行う請求項1または2に記載の画像読み取り方法。
  4. メディアから画像データを読み取る画像読み取りシステムであって、
    前記画像データの有する属性のみを読み取る属性読み取り手段と、
    読み取られた前記属性の情報に基づき、前記属性のグループ化を行う属性グループ化手段と、
    前記属性のグループを表示する表示手段と、
    表示された前記属性のグループのうちいずれかをユーザに選択可能にする選択手段と、
    選択された前記グループの属性を有する画像データのみを前記メディアから読み取る画像読み取り手段と、を備える画像読み取りシステム。
  5. 画像データに基づく写真プリント注文を受け付ける注文装置であって、請求項4に記載の画像読み取りシステムを備えた注文装置。
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