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JP2010134777A - コラージュ写真プリント注文装置、画像処理装置、コラージュ画像作成プログラムおよびコラージュ写真プリント注文プログラム - Google Patents

コラージュ写真プリント注文装置、画像処理装置、コラージュ画像作成プログラムおよびコラージュ写真プリント注文プログラム Download PDF

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JP2010134777A
JP2010134777A JP2008311404A JP2008311404A JP2010134777A JP 2010134777 A JP2010134777 A JP 2010134777A JP 2008311404 A JP2008311404 A JP 2008311404A JP 2008311404 A JP2008311404 A JP 2008311404A JP 2010134777 A JP2010134777 A JP 2010134777A
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JP2008311404A
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English (en)
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Makoto Soematsu
誠 副松
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】コラージュ写真注文の操作性を容易にし、注文操作時間の短縮化、注文装置回転率の向上を可能にするとともに、複数の割付パターンのコラージュ画像から所望のコラージュ画像を選択可能に構成したコラージュ写真プリント注文装置を提供することにある。
【解決手段】コラージュ写真プリント対象の画像から、自動的にコラージュ画像を作成し、当該コラージュ画像の写真プリント注文を受け付けるコラージュ写真プリント注文装置であって、複数の割付パターンのコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成部28と、前記複数の割付パターンのコラージュ画像を表示手段に表示制御するコラージュ画像表示処理部281と、前記表示された複数の割付パターンのコラージュ画像から、任意の割付パターンのコラージュ画像の選択の指示を受け付ける割付パターン選択部282とを有する構成であることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、顧客によるコラージュ写真の注文操作に用いられるコラージュ写真プリント注文装置およびコラージュ写真プリント注文プログラムに関する。また、それらに好適に用いることができる、コラージュ画像を作成する画像処理装置およびそのプログラムに関する。
写真店(ミニラボ店とも称される。)では、顧客がデジタル画像データを持ち込み、店内に設置された受付装置で顧客自らが写真プリントの注文を行なえる。この受付装置として、例えば特許文献1が知られている。
特許文献1の受付装置における注文操作は、先ず、デジタル画像データが記憶されたメディアからデジタル画像データを読み込み、コマ画像として表示させ、次いで、プリント対象を選択し、プリント枚数、プリントサイズ、所定の補正処理等を選択し、注文を確定する流れである。写真プリントの仕上がりタイプも選択可能であり、このタイプとしては、コマ画像ごとに1枚の写真を形成するタイプや、複数のコマ画像を1枚の写真に規則性を持って配置したインデックスプリントや、最終的にアルバム編集されるためにプリントされるアルバムプリントと称されるタイプもある。
また、近年、コラージュ写真が普及し始めている。このコラージュ写真は、複数のコマ画像を1枚の写真に構成するものであるが、特にデザイン性、芸術性、娯楽性を持って自由にレイアウトされるものであり、上述のインデックスプリントとは区別されている。このコラージュ写真の編集ソフトとして、自動写真コラージュソフト「Auto Collage 2008 マイクロソフト社製」がある。先ず、コラージュしたい写真画像データをフォルダに保存しておき、このソフト起動後に、そのフォルダ内からユーザが画像を任意に選択して、次いで、コラージュ作成指示によって、選択された画像を読み込み、自動的に配置してコラージュ写真を作成する構成である。このソフトは、ユーザ個人が自宅パソコンを用いてコラージュ写真を編集し、自宅のプリンタで印刷して楽しむものである。
また、複数の画像を縮小することにより得られた複数の縮小画像を互いに隣接させてランダムに配置して配置画像を生成し、この配置画像を表示し、配置変更の指示により、配置画像に含まれる縮小画像の配置を変更する技術構成が知られている(特許文献2)。これによれば、店頭の注文端末に、画像データを読み込ませ、注文者が複数の画像を選択し、この選択画像を縮小して、ランダムに配置することができ、このランダム配置が気に入らないと再度ランダムに再配置する構成である。
特開2006−103100号公報 特開2007−28137号公報(請求項1、段落0043)
しかしながら、上記の特許文献1、2における店頭での注文操作を可能な限り短縮したい要求がある。例えば、特許文献2の場合、注文者がランダム配置を繰り返し行うため、受付端末の占有操作時間が長くなり、使用回転率が悪化するという問題がある。
特に、コラージュ対象の画像を選択した後に、コラージュ画像レイアウトの割付領域のそれぞれに対し、選択された画像を手動で割り付ける操作は、時間がかかり受付端末の占有操作時間を益々長時間化させるため問題である。一方、上述の自動写真コラージュソフトや特許文献2のように、コラージュ画像レイアウトの割付を自動的に行うように設定することも可能であるが、注文者が所望するような割付配置とならない場合もある。そして、特許文献2の場合は、コラージュ画像が気に入らないと、再度ランダムに再配置する構成である。これは、再配置の操作を要し、また、前回の割付配置との相違を確認することができないため、ユーザーにとって、煩雑な操作が増えるのみで、ユーザーが本当に所望する割付のコラージュ画像を選択する構成ではなかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コラージュ写真注文の操作性を容易にし、注文操作時間の短縮化、注文装置回転率の向上を可能にするとともに、複数の割付パターンのコラージュ画像から所望のコラージュ画像を選択可能に構成したコラージュ写真プリント注文装置、およびコラージュ写真プリント注文プログラムを提供することにある。また、それら装置に好適に用いることができる、コラージュ画像を作成する画像処理装置およびそのプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため本発明に係るコラージュ写真プリント注文装置は、
コラージュ写真プリント対象の画像から、自動的にコラージュ画像を作成し、当該コラージュ画像の写真プリント注文を受け付けるコラージュ写真プリント注文装置であって、
複数の割付パターンのコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成部と、
前記複数の割付パターンのコラージュ画像を表示手段に表示制御するコラージュ画像表示処理部と、
前記表示された複数の割付パターンのコラージュ画像から、任意の割付パターンのコラージュ画像の選択の指示を受け付ける割付パターン選択部と、を有する構成である。
この構成の作用効果は以下のとおりである。コラージュ写真プリント注文装置は、コラージュ写真プリント対象の画像から、自動的にコラージュ画像を作成し、当該コラージュ画像の写真プリント注文を受け付ける機能を有している。そして、コラージュ画像作成部は、複数の割付パターンのコラージュ画像を作成することができる。複数の割付パターンとしては、特に制限されないが、例えば、ランダムに割り付ける方法、撮影日順に割り付ける方法、顔サイズに比例して、大きいエリアに割り付ける方法、ピンボケ画像を小さいエリアに割り付ける方法等を適宜組み合わせて割り付けることができる。この作成された複数の割付パターンのコラージュ画像は、表示手段に表示される(コラージュ画像表示処理部の機能)。そして、表示された複数の割付パターンのコラージュ画像から、任意の割付パターンのコラージュ画像の選択の指示を受け付けることができる(割付パターン選択部の機能)。以上によって、コラージュ写真注文の操作性を容易にし、注文操作時間の短縮化、注文装置回転率の向上を可能にするとともに、複数の割付パターンのコラージュ画像から所望のコラージュ画像を選択できる。
また、画像は、画像データ取得部によって取得される。例えば、画像データが注文者の記憶メディア等に保存されていれば、画像データ取得部は、記憶メディア読取装置で構成される。また、コラージュ写真プリント対象の画像を自動的に選択する自動選択部を備える。この自動選択部は、画像データ取得部で取得した画像データから、コラージュ写真プリント対象の画像を自動的に選択する。自動選択方法の詳細は後述する。
また、コラージュ写真プリント対象の画像を注文者が任意に選択する機能も有していてもよい。この機能は画像選択部によって実現され、画像選択部は、画像データ取得部で取得し、表示手段に表示された画像データから、コラージュ写真プリント対象の画像の選択を注文者の指示により受け付けることができる。
また、コラージュ画像を作成に用いられるコラージュ画像のレイアウトをレイアウト設定部によって設定することができる。レイアウト設定部は、自動選択部で選択された画像(あるいは画像選択部で選択された画像)に基づいて、コラージュ写真のレイアウトを設定する。例えば、画像数に応じて、レイアウトが自動的に設定される。コラージュ画像作成部は、レイアウト設定部で設定されたレイアウトに、前記で選択された画像を割り付ける。この際、上述したように、複数の割付パターンのコラージュ画像を作成する。なお、コラージュ写真プリント注文装置は、コラージュ写真プリントの注文操作以外に、他の注文操作も行え、例えば、L版等の通常写真プリント、インデックスプリント、CD等への書き込み等の注文を受け付けることができる。
上記の本発明において、
前記コラージュ画像作成部は、
画像を割り付けるための優先順序を設定する優先順序設定部と、
前記優先順序に従って、コラージュ画像の割付領域に、前記画像をはめ込む割付設定部と、
前記割付領域の縦横サイズに応じた画像がはめ込まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果が、縦横サイズに応じた画像がはめ込まれていないとの結果である場合に、縦横サイズに応じた画像をはめ込む再割付設定部と、を有する構成がある。
この構成によれば、画像を割り付けるための優先順序を設定し(優先順序設定部の機能)、この優先順序に従って、コラージュ画像の割付領域に、前記画像をはめ込む(割付設定部の機能)。そして、割付領域の縦横サイズに応じた画像がはめ込まれているか否かを判定し(判定部の機能)、この判定結果が、縦横サイズに応じた画像がはめ込まれていないとの結果である場合に、縦横サイズに応じた画像をはめ込むように構成させる(再割付設定部の機能)。優先順序としては、撮影日の順序や顔サイズに比例した順序等が挙げられる。よって、画像割付の優先順序を設定でき、かつ、レイアウトの割付領域の縦横サイズと画像の天地方向とを合致させることができるので、ユーザが所望する割付パターンのコラージュ画像を自動的に作成できる。
上記の本発明において、
前記割付設定部によるはめ込み後に、画像の配置を入れ替える配置入替部をさらに有する構成がある。
この構成によれば、割付設定部によるはめ込み後に、画像の配置を入れ替えることができ(配置入替部の機能)。すなわち、割付領域に画像をはめ込んだ後に、画像の配置をシャッフルし再度、割り付けることができ、異なる配置の割付パターンを簡単に自動作成できる。また、この配置入替部の機能を連続して2回以上行うように構成できる。ここでの配置入替処理は、すべての画像を対象にしてもよく、特定条件の画像同士を入れ替えるようにしてもよい。例えば、メインの割付領域には、大きい顔サイズの画像を優先的に割り付ける処理が挙げられる。
また、他の発明は、複数の割付パターンのコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成部を有する画像処理装置であって、
前記コラージュ画像作成部は、
画像を割り付けるための優先順序を設定する優先順序設定部と、
前記優先順序に従って、コラージュ画像の割付領域に、前記画像をはめ込む割付設定部と、
前記割付領域の縦横サイズに応じた画像がはめ込まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果が、縦横サイズに応じた画像がはめ込まれていないとの結果である場合に、縦横サイズに応じた画像をはめ込む再割付設定部と、を有する構成である。
また、上記の本発明において、前記割付設定部によるはめ込み後に、画像の配置を入れ替える配置入替部をさらに有する構成がある。
以上の画像処理装置を店頭受付装置(本発明以外の受付装置)に組み込んで、または外部接続することで、上記のコラージュ写真プリント注文装置の作用効果を発揮することができる。
また、他の本発明のコラージュ画像作成プログラムは、
コンピュータに、
画像を割り付けるための優先順序を設定する優先順序設定ステップと、
前記優先順序に従って、コラージュ画像の割付領域に、前記画像をはめ込む割付設定ステップと、
前記割付領域の縦横サイズに応じた画像がはめ込まれているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップの判定結果が、縦横サイズに応じた画像がはめ込まれていないとの結果である場合に、縦横サイズに応じた画像をはめ込む再割付設定ステップと、を実行させる構成である。
また、上記のプログラムにおいて、割付設定ステップによるはめ込み後に、画像の配置を入れ替える配置入替ステップを、さらにコンピュータに実行させる構成がある。
以上のプログラムの構成の作用効果は、上述の画像処理装置と同様の作用効果である。
また、他の本発明のコラージュ写真プリント注文プログラムは、
コンピュータに、
コラージュ写真プリント対象の画像から、自動的にコラージュ画像を作成し、当該コラージュ画像の写真プリント注文を受け付けるコラージュ写真プリント注文プログラムであって、
複数の割付パターンのコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成ステップと、
前記複数の割付パターンのコラージュ画像を表示手段に表示制御するコラージュ画像表示処理ステップと、
前記表示された複数の割付パターンのコラージュ画像から、任意の割付パターンのコラージュ画像の選択の指示を受け付ける割付パターン選択ステップと、を実行させるためのプログラムである。
以上のプログラムの構成の作用効果は、上述のコラージュ写真プリント注文装置の作用効果と同様である。
本発明において、「オーダー」は、写真プリントを作成する場合の注文単位である。「1オーダ」は、フィルム1本分あるいは複数本分、記録メディア1個分あるいは複数個分、画像データフォルダ1個分あるいは複数個分についてのプリント注文に係る画像データ群を指すものであるが、これに限定されるものではなく、1オーダーの概念はオペレータ、注文者により適宜設定することができる。以下、同様である。
本発明に係るコラージュ写真プリント注文装置の好適な実施形態を、図面を用いて説明する。図1は、写真店に設置される写真処理システムの構成の一例を示している。プリンタの種類、設置台数は図1に限定されない。また、画像処理装置5、プリント注文受付装置(コラージュ写真プリント注文装置に相当する)1の設置台数も図1に限定されない。写真処理システムを構成するそれぞれの装置はお互いがLAN等のネットワークによって接続されている。
<システムの構成>
この写真処理システムは、写真プリントの作成や記憶媒体への画像書き込みといった画像記録を行うためのシステムである。写真プリントの注文に係る画像データは、顧客が自ら持参した記録メディアに記録されている。顧客は、プリント注文受付装置1を操作し、記録メディアに記録された画像データに基づく写真プリントの注文を行なえる。また、注文に係る画像データは、ネガフィルムからスキャナー(不図示)を用いて読みとることもできる。また、注文者が自宅のPCや携帯端末からインターネットを経由し、写真店のサーバにアクセスし注文する、いわゆるオンラインプリント注文も可能である。オンラインプリント注文は公知の構成であり詳細な説明は省略する。
銀塩式プリンタは、画像データに基づいて写真プリントの作成を行える。写真プリントの作成を行う場合は、プリント用に処理された画像データを露光エンジンに送信し、ペーパー等の写真感光材料に画像を焼付露光する。画像が焼付露光されたペーパーを現像処理することで、写真プリントを作成することができる。
インクジェットプリンタは、各種データ通信のための通信部を備える。この通信部は、画像処理装置5からプリント用画像データを受信し、メモリに保存する。また、インクジェットプリンタは、RIP処理部を有し、このRIP処理部はRIP処理を実行する機能である。RIP処理部は、写真プリント処理に係るRGB画像データのプリント用画像データを、RIP処理し、CMYKごとのグレースケールデータに展開する。そして、印刷部は、CMYKごとのグレースケールデータに基づいて印刷処理する。印刷部は、CMYKのそれぞれのプリントヘッドを備えている。プリントヘッドは、間欠搬送される用紙に対し、プリントヘッドが主走査方向に一走査し、この走査時に、各色のインク吐出ノズルからインクが吐出し、用紙の表面に付着する。この間欠搬送、主走査動作およびインク吐出動作を繰り返すことで、用紙の印刷領域に画像が形成される。インク吐出の方法としては、インクが充填された圧力室内の容積がピエゾ素子によって変化することで、圧力室に連通するインク吐出ノズルからインクを吐出する一般的なピエゾ方式が例示される。
また、不図示の媒体書き込み装置は、CD−R(記憶媒体の一例)等の記録メディアに画像データの書き込みを行う機能を有する。画像処理装置5から画像データを媒体書き込み装置に送信することで、CD−R等の記録メディアに画像データを書き込むことができる。
(プリント注文受付装置)
プリント注文受付装置1は、顧客により操作されるものであり、画像データの受付と注文内容の設定等を行うことができる。プリント注文受付装置1は、それ自身が画像形成プリンタの機能を有していてもよい。例えば、熱昇華型のプリンタを内蔵している。この場合、ネットワークに接続された他の装置と関係なく、独立してプリント処理を行うこともできる。プリント注文受付装置1は、画像形成用のプリンタを内蔵していない場合、あるいは他のプリンタで写真プリント(またはメディアへの書込み処理)をする場合には、ネットワーク経由で画像処理装置5あるいは直接にプリンタ側にプリント対象の画像データを転送する。画像処理装置5については後述する。
プリント注文受付装置1は、メディア駆動部10(画像データ取得部の一例である)を備えており、各種媒体Aに格納されている画像データを内部に取り込むことができる。媒体Aとしては、CD−R、デジタルカメラ用の記憶メディア、MOディスクなどが例としてあげられる。また、フラットベッドスキャナー(不図示)により、写真フィルムのない写真プリントから画像データを取得することができる。また、画像受付装置1は、モニター12を備えており、入力した画像データを画面に表示させることができる。また、注文内容の設定などは、モニター画面に設けられたタッチパネル13により行うことができる。もちろん、キーボードやマウスなどの入力手段を設けてもよい。
プリント注文受付装置1は、受付証発行部11を備えており、注文内容が確定すると、受付証をプリントアウトする。受付証には、注文内容、課金情報、顧客情報などがプリントされる。この受付証を写真店の担当者に渡すことで、画像記録や料金支払いなどが行われる。
プリント注文受付装置1の構成を図2の機能ブロック図により説明する。プリント注文受付装置1は、コントローラCを備えており、各種ハードウェアとはインターフェース20を介して接続される。すなわち、メディア駆動部10、受付証発行部11、モニター12、タッチパネル13、ハードディスク14がインターフェース20を介して接続される。ハードディスク14は、メディア駆動部10を介して取得した画像データをその注文に関するデータと共に保存する。ハードディスク14は、大容量保存部手段としての機能の他にCPU実行の際の作業領域として機能してもよい。また、コントローラC側には不図示のメモリ(メインメモリ、ROM等)が具備されている。
インクジェットプリンタにより写真プリントの作成を行う場合は、適宜のタイミングで画像データおよび注文に関するデータを、ネットワーク・インターフェース15を介して画像データ等をネットワークへ送出する構成である。
表示制御部21は、モニター(表示手段に相当する)12に表示させる表示内容を制御する。表示制御部21は、注文受付処理を顧客が行い易いように、種々の操作に係る表示画面を提供する。操作画面のデータは不図示のメモリに保存されている。操作画面の表示順番は、予め設定されている。また、表示制御部21は、コラージュ画像確認のための確認表示(プレビュー表示)画面(図18のコラージュ画像1801を参照)を提供する。
データ読込条件部22は、プリント注文受付装置1のメディア駆動部10で、記憶メディアから画像データを読み込む場合に、Exif情報中のサムネイル画像データを読み込むか、本画像データを読み込むかのデータ読込条件を設定する。本画像データは、低解像度処理がされていないそのままの画像データである。データ読込条件に従って、データ読取処理部221は、最初の読み込み時は、Exif情報のサムネイル画像データを読み込み(これは注文操作に用いられる)、そして当該注文操作中のバックグランド実行で本画像データを読み込む(この本画像データを用いて注文内容を確定するためのプレビュー表示(図18のコラージュ画像1801)を行なう)。
プリントサイズ選択部23は、コラージュ写真のサイズの選択指示を注文者から受け付け、設定する機能である。プリントサイズは、図5のデータ構成のように予めメモリに保存されている。
背景色選択部24は、レイアウトの背景色の選択指示を注文者から受け付け、当該背景色を設定する。背景色のデータは、図7のY(イエロー)M(マゼンタ)C(シアン)の構成のように予めメモリに保存されている。
画像選択部25は、メディア駆動部10(画像データ取得部に相当する)で読み込んだ、モニター12に表示された画像データから、コラージュ写真プリント対象の画像の選択を注文者の指示により受け付ける。モニター12に表示された複数のコマ画像のうち、コラージュ写真プリント対象のコマ画像を個々に選択したり、全コマを選択できるように構成される。また、画像選択部25は、画像選択の際に、コマ画像の天地方向を調整する機能を有していてもよい。天地調整方法としては、例えば右回りで90度ごとに回転させてもよく、180度回転させるように構成してもよい。また、コマ画像ごとのExif情報を取得し、Exif情報に含まれるデータから天地方向を判断し、モニター12に表示させる際に、自動的に天地方向を調整した状態でコマ画像を表示する機能を有していてもよい。
自動選択部26は、メディア駆動部10で読み込んだ画像データ(例えば、Exif情報中のサムネイル画像データ)から、コラージュ写真プリント対象の画像を自動的に選択する。
この自動選択の方法は、特に制限されないが、例えば、所定数のコマ画像をランダムに選択する方法、異なる撮影日のコマ画像をランダムに選択する方法、画像データがフォルダ分けされていれば各フォルダからランダムに選択する方法が挙げられる。また、複数の画像データから選択する場合に、顔検出プログラムを用いて、複数の顔が検出されたコマ画像や所定サイズ以上の顔サイズが検出されたコマ画像を選択する方法もある。また、露出度の悪いコマ画像は選択されない選択方法もある。また、所定の撮影期間の範囲(例えば1分、1時間、1日、10日、1月等)単位にコマ画像群を分割し、そのコマ画像群中から、上述のいずれかの選択方法でコマ画像を選択する方法もある。また、画像編集ソフトで編集されたコマ画像は必ず選択するまたは選択しない方法もある。以上の選択方法を組み合わせて用いることもできる。
自動選択によって選択される画像数は、特に制限されないが、コラージュ写真を構成するために必要な画像数を確保する必要がある。自動選択によって選択された画像数(例えば、18枚)が、コラージュ写真の割付領域数(例えば、20枚)よりも少ない場合には、不足分(例えば、2枚)を更に自動選択してもよく、既に選択された画像中のものを重複して用いるように構成できる。一方、自動選択によって選択された画像数(例えば、30枚)が、コラージュ写真の割付領域数(例えば、25枚)よりも多い場合には、選択されたコマ画像群から過剰分(例えば、5枚)を間引きするように構成できる。また、自動選択される画像数の最小値、最大値を設定しておき、この範囲になるように自動選択処理を実行するように構成できる。コラージュ写真の割付領域数(コラージュ写真を構成する画像数)は、後述するレイアウトデータに含まれている。
レイアウト設定部27は、自動選択部26で選択された画像数(あるいは画像選択部25で選択された画像数)に基づいて、コラージュ写真のレイアウトを設定する。図6に示すように複数のレイアウトデータが予めメモリ(不図示)に保存されている。レイアウトの割付領域数に対して1または複数のレイアウトテンプレートが保存されている。自動あるいは手動で選択された画像数と、レイアウトの割付領域数(コラージュ写真構成数とも称することがある)が異なる場合には、選択された画像数に最も近い割付領域数のレイアウトが選択され、過不足分は、上述の方法で間引きあるいは追加自動選択か重複適用するように構成できる。または、手動で削除するかあるいは追加手動選択か重複適用されるように構成することもできる。
コラージュ画像作成部28は、レイアウト設定部で設定されたレイアウトに、選択された画像を割り付けて、コラージュ画像を作成する。コラージュ画像作成部28は、1つのレイアウトを用いて、複数の画像割付パターンのコラージュ画像を作成することができる。画像の割付方法は、特に制限されないが、例えば、ランダムに割り付ける方法、撮影日順に割り付ける方法、顔サイズに比例して、大きいエリアに割り付ける方法、ピンボケ画像を小さいエリアに割り付ける方法等や、それらを組み合わせた方法が挙げられる。
複数の割付パターンを作成する好適な一例を以下に示す。割付タイプ1について、図25を用いて説明する。図25の「使用する画像のデータ」の画像を用いて、割付タイプ1の作成例を説明する。回転角度は、Exif情報中の情報から得られる。ポイントは、画像選択で用いられた選択条件(選択方法)に応じたポイントであり、例えば、画像中に顔が含まれている場合にポイントを高くしたり、顔サイズに比例してポイントを高く設定する。なお、以下で説明する割付タイプ2〜4でもこの画像データを用いる。
優先順序設定部28aは、画像を割り付けるための優先順序を設定する。まず、第1の優先順序設定として、撮影日の降順でソートする(S51)。次いで、第2の優先順序設定として、ポイント順(降順)でソートする(S52)。次いで、割付設定部28bは、優先順序に従って、コラージュ画像の割付領域に、前記画像をはめ込む。すなわち、レイアウトの各割付領域に画像を割り付ける(S53)。割付領域数(8)と画像数(6)が異なっているが、ここでは、優先度の高い順に重複して割付するように構成している。割り付けられた画像を右側に図示している。丸付き数字「1〜8」(以下、丸付き数字を「」で示す。)が、割付領域の番号を示す。その矩形領域は、画像がはめ込まれており、画像番号を矩形領域に示している。画像番号下の「◎」は、回転角度90、すなわち縦長の画像(以下では縦画像と呼ぶ。)であることを意味している。このように割り付けられた画像において、縦長の割付領域(以下では縦領域と呼ぶ。)に縦画像が配置されていない場合があり、以下の処理において、縦領域に縦画像がはめ込まれるように再割付される。
判定部28cは、割付領域の縦横サイズに応じた画像がはめ込まれているか否かを判定する。そして、再割付設定部28dは、判定部28cの判定結果が、縦横サイズに応じた画像がはめ込まれていないとの結果である場合に、縦横サイズに応じた画像をはめ込む(S54)。図26を用いてより詳細に説明する。
先ず、i=1に初期化する(S61)。iは「1」から「8」の割付領域を意味する。次いで、割付領域(i)が縦領域か否かが判定される(S62)。縦領域か否かは、矩形領域の対角上の座標から算出でき、また、予めレイアウトデータとして縦領域である識別情報を設定しておき、これを判定するように構成してもよい。図25を例にすれば、割付領域「1」は縦領域ではないためS61に戻り、iがインクリメントされ、S62で割付領域「2」が縦領域か否かが判定される。割付領域「2」は縦領域ではないため、S61に戻り、iがインクリメントされ、S62で割付領域「3」が縦領域であるか否かが判定される。割付領域「3」が縦領域であるため、これにはめ込まれた画像が縦画像か否かが判定される(S63)。判定の結果、縦画像でないため、S64に進む。ここでj=1に初期化され、縦画像がはめ込まれた割付領域(j)を検索(判定)する(S65)。ここでは、割付領域「1」から順に、それにはめ込めれた画像が縦画像か否か判定される。割付領域「1」の画像が縦画像でないため、S64に戻り、jがインクリメントされ割付領域「2」の判定をする。割付領域「2」の画像が縦画像であると判定されると、その縦画像と、割付領域「3」の画像とを入れ替える(S66)。
次いで、ステップS61に戻り、iをインクリメントして、割付画像「4」について同じ手順を繰り返す。割付領域「4」は縦領域でないと判定されて、次の割付領域「5」が処理される。割付領域「5」は縦領域であると判定され(S62)、ここにはめ込まれた画像が縦画像でないため、S64、S65に進み、縦画像を検索する。割付領域「1」から順に検索するため、割付領域「3」にはめ込まれた縦画像を最初に検索することになるが、以前に入れ替え処理されているため、無視される。次に検索された割付領域「6」の縦画像と、割付領域「5」の画像を入れ替える(S66)。
次いで、割付領域「6」、「7」は縦領域でないと判定されて、次の割付領域「8」が処理される。割付領域「8」は縦領域であると判定され(S62)る。そして、ここにはめ込まれた画像が縦画像であると判定され(S63)、入れ替え処理は行われない。以上のようにして、全ての割付領域「1」〜「8」において判定と再割付処理が実行され、割付タイプ1のコラージュ画像が作成される。
また、別例として、割付領域「8」の画像が縦画像でないと判定された場合、S64、65において縦画像の割付領域(j)を順に検索することになるが、割付領域「3」、「5」ともすでに入れ替え処理されているため、無視され、他に検索されなかった場合、入れ替え処理はせずに、画像をそのままにしておく。
また、割付領域「1」をメイン領域として設定している場合であって、割付領域「1」が縦領域であれば、最高ポイントの縦画像を割り付けるように構成することが好ましい。これによって、注文者がより所望するコラージュ写真を作成することができる。
次いで、図27を用いて、割付タイプ2について説明する。ここでの特徴は、割付設定部28bによるはめ込み後に、画像の配置を入れ替えることにある(配置入替部28eの機能)。また、割付画像配列において1回のシャッフルを実行し、また、割付領域「1」に2番目に高いポイントの画像を配置する処理を設けている。割付タイプ1と同様の処理については簡単に説明する。ステップS51、S52は上述と同様である。ステップS71において、割付画像配列を画像数でシャッフルする。シャッフルの方法としては、例えば、画像数(6)を引数とした乱数発生処理の方法がある。シャッフル処理において、配列順番の変更が所定割合以上になるように条件を設定することができる。次いで、各割付領域に画像を割り付ける(S72)。割付画像配列の先頭から順にはめ込まれる。割付領域数(8)と画像数(6)が異なっており、先頭から順に重複して割り付けするように構成している。図27の右側に割付画像の例を示している。次いで、第1の配置入替処理として、割付領域数で画像の配置をシャッフルする(S73)。シャッフルの方法としては、例えば、割付領域数(8)を引数とした乱数発生処理の方法がある。次いで、第2の配置入替処理として、割付領域「1」(メイン領域)の画像と、2番目に高いポイントの画像(画像番号5、割付領域「3」の画像)とを入れ替える。次いで、ステップS54に進む。ステップS54は、上述と同様の処理である。ここでの処理では、図示していないが、割付領域「3」の画像と割付領域「1」の画像が入れ替わる。
上述において、割付領域「1」の画像と2番目に高いポイントの画像(画像番号5、割付領域「3」の画像)とを入れ替えるように構成したが、特にこれに限定されず、任意の割付領域の画像と任意のポイント順番の画像を入れ替えるように構成してもよく、この入れ替え条件は任意に設定できる。
次いで、図28を用いて、割付タイプ3について説明する。ここでの特徴は、割付画像配列において2回のシャッフルを実行していること、また、割付領域「1」に3番目に高いポイントの画像を配置する処理を設けていることである。割付タイプ1と同様の処理については簡単に説明する。ステップS51、S52は上述と同様である。ステップS81において、割付画像配列を画像数で第1のシャッフルをする。次いで、ステップS82において、割付画像配列を画像数で第2のシャッフルをする。シャッフルの方法としては、例えば、画像数(6)を引数とした乱数発生処理の方法がある。シャッフル処理において、配列順番の変更が所定割合以上になるように条件を設定することができる。次いで、各割付領域に画像を割り付ける(S83)。割付画像配列の先頭から順にはめ込まれる。割付領域数(8)と画像数(6)が異なっており、先頭から順に重複して割り付けするように構成している。図28の右側に割付画像の例を示している。次いで、第1の配置入替処理として、割付領域数で画像の配置をシャッフルする(S84)。シャッフルの方法としては、例えば、割付領域数(8)を引数とした乱数発生処理の方法がある。次いで、第2の配置入替処理として、割付領域「1」(メイン領域)の画像と、3番目に高いポイントの画像(画像番号3、割付領域「3」の画像)とを入れ替える。次いで、ステップS54に進む。ステップS54は、上述と同様の処理である。ここでの処理では、図示していないが、割付領域「2」の画像と割付領域「3」の画像が入れ替わり、割付領域「4」の画像と割付領域「8」の画像が入れ替わる。
上述において、割付領域「1」の画像と3番目に高いポイントの画像(画像番号3、割付領域「3」の画像)とを入れ替えるように構成したが、割付タイプ2の条件と異なるように、任意の割付領域の画像と任意のポイント順番の画像を入れ替えるように構成してもよい。
次いで、図29を用いて、割付タイプ4について説明する。ここでの特徴は、ランダムに割り付けることである。割付タイプ1〜3と同様の処理については簡単に説明する。先ず、ステップS91において、割付画像配列を画像数でシャッフルをする。シャッフルの方法としては、例えば、画像数(6)を引数とした乱数発生処理の方法がある。シャッフル処理において、配列順番の変更が所定割合以上になるように条件を設定することができる。次いで、各割付領域に画像を割り付ける(S92)。割付画像配列の先頭から順にはめ込まれる。割付領域数(8)と画像数(6)が異なっており、先頭から順に重複して割り付けするように構成している。図29の右側に割付画像の例を示している。次いで、配置入替処理として、割付領域数で画像の配置をシャッフルする(S93)。シャッフルの方法としては、例えば、割付領域数(8)を引数とした乱数発生処理の方法がある。次いで、ステップS54に進む。ステップS54は、上述と同様の処理である。割付領域「1」の画像と割付領域「3」の画像が入れ替わり、割付領域「5」の画像と割付領域「6」の画像が入れ替わり、割付領域「7」の画像と割付領域「8」の画像が入れ替わる。
以上の処理手順によって、類似した配置になり難い、割付タイプ1〜4の複数の割付パターンのコラージュ画像を作成できる。なお、割付タイプは、上記の4種類に限定されないことはいうまでもない。
コラージュ画像表示処理部281は、作成されたコラージュ画像(複数の割付パターンのコラージュ画像)をモニター12に表示する機能である。割付パターン選択部282は、モニター12に表示された複数の割付パターンから、任意の割付パターンの選択指示を注文者から受け付ける機能である。コラージュ画像作成部28は、Exif情報のサムネイル画像データに基づいてコラージュ画像を作成し、割付パターンが選択された後の処理では、設定されたレイアウト及び割付パターンに基づいて、本画像データに基づくコラージュ画像を作成する。なお、コラージュ画像作成処理に用いられる画像合成方法は、公知の手法を用いることができる。そしてコラージュ画像作成後、そのレイアウトの変更が禁止され、後述するように、同一のレイアウト上における画像削除、入れ替え、画像補正等が可能である。
また、コラージュ画像作成部28は、1つのレイアウトにおける複数の割付パターンを作成する機能について説明したが、複数のレイアウトの1以上の割付パターンのコラージュ画像を作成するように構成できる。かかる場合、複数のレイアウトの1以上の割付パターンのコラージュ画像は、表示手段に表示され、注文者から、任意の割付パターンの選択の受け付けを行えるように構成できる。
枚数設定部29は、コラージュ写真プリント枚数を設定する機能である。初期値として1枚が予め設定され、注文者の指示により枚数を増減できる。
編集部30は、モニター12に表示された、本画像で構成されたコラージュ画像を確認しつつ、画像削除、入れ替え、画像補正等を実行する機能である。なお、編集部30の各種機能の処理に用いられる画像合成方法は、公知の手法を用いることができる。
画像削除部301は、モニター12に表示された、コラージュ画像を構成する画像中から、任意の画像の削除指示を注文者から受け付けて、当該画像をコラージュ画像から削除する機能である。処理手順の一例は後述する。
コラージュ画像編集部302は、この画像削除部301で削除された画像位置を背景色選択部24で設定された背景色にする。
入替編集部303は、モニター12に表示された、コラージュ画像を構成する画像中から、入れ替え対象の第1画像の選択を受け付け、当該モニター12に表示された、メディア駆動部10で読み込まれた本画像データ中から、入れ替え対象の第1画像の替わりに、コラージュ画像に含ませる第2画像の選択を受け付け、当該第1画像と第2画像とを入れ替える機能である。処理手順の一例は後述する。
画像補正処理304は、色・濃度の補正、赤目補正、逆光補正等を実行する機能である。この処理は、コラージュ画像の全コマ画像に対し自動的に実行されてもよいし、コラージュ画像を構成する個々のコマ画像を選択して実行するように構成してもよい。
トリミング処理305は、コラージュ画像の任意のエリアをトリミングする機能である。
文字入力処理306は、コラージュ画像の任意の位置に文字エリアを指定、任意の文字を入力する機能である。文字キーは、モニター12に文字キーパットとして表示される。
落書き処理307は、コラージュ画像に対し、タッチペン(不図示)で自由に描くことができる機能である。
拡大・縮小処理308は、コラージュ画像中の任意のコマ画像を指定し、当該コマ画像を拡大または縮小する機能である。
回転処理309は、コラージュ画像中の任意のコマ画像を指定し、当該コマ画像を回転する機能である。
コントローラCの各機能は、例えば、コンピュータプログラムとCPUおよびメモリ等の協働作用により実現することができ、このプログラムは、不図示のROMに記憶されている。また、コントローラCを専用回路、ファームウエア等で構成してもよく、それらの組み合わせ構成としてもよい。
(画像処理装置)
画像処理装置5は、オーダー単位に画像データを管理する機能を有している。また、オーダー単位に写真プリント処理、メディアへの書込み処理を制御する機能を有している。以下において、画像処理装置5の主要な構成要素の一例について説明するが、これに限定されない。
画像処理装置5は、不図示のオーダー情報保存手段を備え、オーダー情報を保存する機能を有している。また、画像処理装置5は、写真プリント注文に係る画像データやオーダー情報を管理制御するオーダー管理手段を備えている。オーダー管理手段は、プリント処理に関し、プリンタの設定、プリント順序等を設定できる。また、プリント順序に関し、モニターにオーダー情報を表示させ、プリント順序を変更する機能も有する。
オーダー情報保存手段は、後述するプレジャッジ処理されて設定された補正情報、画像データ、オーダー情報等を保存している。また、画像データは、補正情報に基づいて画像処理された後のデータでもよい。また、画像処理装置5は、各種操作画面としてモニター等の表示手段と、各種の入力用にキーボード、マウス等の入力手段を備える。
(ジャッジ処理)
ジャッジ手段は、画像データに対するプレジャッジ処理を実行する機能を有する。プレジャッジ処理において、所定数のコマ画像をモニターに表示し、コマ画像ごとにプリント条件を設定することができる。例えば、画像データ保存部に保存された、任意の画像データ(オーダー単位の画像データ)を選択し、所定数(例えば、4コマ、6コマ)のコマ画像をモニターに表示し、表示されたコマ画像に対し、プリント枚数、プリントサイズ、画像の補正情報等のプリント条件を設定することができる。このプレジャッジ処理は必ず行なわなければならないものではなく、プレジャッジ処理を省略してプリント処理を行うことも可能である。コラージュ画像データ(あるいはその構成画像データ)は、ジャッジ処理されてもよく、ジャッジ処理されなくてもよい。
ジャッジ手段は、例えば、色や濃度を補正するための補正情報を入力する機能を提供するものであり、かかる補正情報の入力は必要に応じて設定される。その他の補正情報の設定としては、赤目補正、逆光補正などの特殊補正の設定が例としてあげられる。設定された補正情報は、画像データ、オーダー情報に関連づけられてオーダー情報保存部に保存される。
プリント用画像データ作成手段は、ジャッジ手段で設定されたプリント条件の補正データ、プリントサイズ等の補正情報に基づいて、それに対応する画像データを画像処理し、プリント用画像データ(RGB画像データである)を作成する機能を有している。プリント用画像データ作成手段は、コンピュータプログラムと、CPU、メモリ等ハードウェア資源との協働作用によって実現する構成や、また、専用回路で構成された画像処理基板での構成が例示される。画像処理基板としては、例えば、入力メモリ、画像処理回路部、展開メモリにより構成され、画像処理回路部において所定の画像処理が行なわれる。具体的には、プレジャッジ処理等の補正データに基づく色・濃度の補正、設定されたプリントサイズに従ったデータの拡縮処理などである。ここで作成されたプリント用画像データは、プリンタ側に通信手段によって送信される。
プリント注文受付装置1から受信したオーダー情報において、作成済みの本画像データで構成されたコラージュ画像が含まれていてもよく、コラージュ画像を作成するために必要な、コラージュ写真プリント対象の画像データ、レイアウトデータ、割付パターンデータ等が含まれていてもよい。かかる場合には、画像処理装置5がコラージュ画像作成部を有し、コラージュ画像を作成する。そして、プリント用画像データ作成手段が、コラージュ画像に基づいてコラージュ画像のプリント用画像データを作成し、プリンタ側に通信手段によって送信されることになる。
なお、別実施形態として、プリント注文受付装置1側から直接にプリンタ側にコラージュ画像データを送信し、プリンタ側で、コラージュ画像のプリント用画像データが作成されてもよい。
(プリント注文受付装置におけるコラージュ写真プリント注文のフロー)
次に、図3のフローチャート、図8〜24の注文操作画面を用いてコラージュ写真プリント注文の手順について説明する。
図8の注文操作画面で操作画面の言語の選択を行える。「日本語」の部分をタッチすると、日本語の操作画面モードが選択されて、日本語で次のオーダーメニュー画面が表示される。この操作画面の言語選択は、図4の操作画面の言語データに基づいて設定される。なお、この画面は省略され次の画面から開始されていてもよい。
図9のオーダーメニューの選択画面で、「コラージュ写真」ボタン901をタッチしてコラージュ写真プリント注文を選択する(ステップS1)。この画面右下の「OK」ボタン902をタッチすることで確定される。また、「戻る」ボタン903は、前画面に戻る指示ボタンであり、画面左下の「×」ボタン904は、処理の中止指示ボタンである。これらのボタン操作処理は他の画面上でも同様ある。
次の図10の画面で、メディアの種類を選択してあるいは選択せずに、顧客のメディアAを、プリント注文受付装置1のメディア駆動部10に挿入する。メディアの種類を選択しない場合は自動的にメディアの種類が判定され、それに対応するメディア駆動部10が起動する。メディアAから画像データが読み込まれる(ステップS2)。
メディアAに複数のフォルダが作成されている場合がある。また、メディアAから必要な画像を選択して読み込ませたい要望がある。このような場合に、図11の画面において、メディアAに作成されたフォルダ単位に読み込ませる構成と、撮影の日付けごとに読み込ませる構成と、全コマ画像を読み込ませる構成を選択することができる。例えば、「フォルダごとに分類」をタッチすると、図12の画面に移行する。この画面では、画像データがフォルダごとに分類されて表示され、選択に際し、複数のフォルダを選択できる。また、フォルダ内のコマ画像をレビューさせて確認することができる。
また、画像データを読み込ませる場合に、画像データそのもの(本画像データ)ではなく、Exif情報中のサムネイル画像データが読み込まれる。サムネイル画像データが含まれていない場合には、画像データが読み込まれ、オリジナル画像からサムネイル画像が生成されてもよい。このサムネイル画像は表示および注文操作の各処理のために用いられる。
次いで、画像データの読み込みが成功すると、図13の画面に移行する。この画面で、プリントサイズの選択をする(ステップS3)。例えば「254×203」のサイズをタッチし、OKボタンをタッチすることで選択が確定される。例えば、予め設定された1種類のプリントサイズがあれば、このプリントサイズの選択を省略することもできる。
次いで、図14のコラージュ写真の背景色を選択する(ステップS4)。枠1401中に、複数の背景色1402、その背景色名称1403が表示され、枠1404に、選択された背景色とその背景色名称が表示される。「OK」ボタンにより確定し次の画面に移行する。
図15のコラージュ写真プリント対象画像の選択方法画面において、画像の選択方法を選択する(ステップS5)。「おまかせ選択」1501をタッチし、「OK」ボタンにより確定すると図16Aの画面に移行する。「おまかせ選択」の場合、上述の選択方法を用いて、自動的に画像が選択される。一方、「自分で選択」をタッチし、「OK」ボタンにより確定すると図23の画面に移行する。この画面において、注文者が自ら画像を選択でき、「使用する」ボタンか「使用しない」ボタンをタッチして選択できる。また、「回転」ボタンをタッチして画像を回転し表示させることができる。また、画像のファイル名称や解像度(または画像サイズ等)を画像ごとに表示できる。また、画面下部に、「全画像を使用する」ボタン、「全画像を使用しない」ボタンを設け、画面ページ単位に一括して選択することもできる。また、画面に表示される画像を撮影日の昇順または降順に並べ替えて表示させることもできる。また、画面に表示されているコマ数を切り替えることもできる。「OK」ボタンをタッチして画像選択が確定する。また、レイアウトの構成画像数に達していない場合に、「OK」ボタンをタッチすると、画面に「画像を○○コマ追加選択してください」とのメッセージを表示させ、さらに選択させるように構成できる。
図16Aの画面が表示されている最中に、プリント注文受付装置1は、選択された画像数に基づくレイアウトが自動設定(レイアウト設定部27の機能)される(ステップS7)。そして、この自動設定されたレイアウトに、選択された画像を複数の割付パターンでコラージュ画像が作成される(コラージュ画像作成部28の機能)(ステップS8)。上述で説明したとおり、複数の割付パターンのコラージュ画像が作成されると、次の図16Bの画面に移行し、複数の割付パターンのコラージュ画像が画面に表示される(ステップS8)。複数の割付パターンのコラージュ画像は、サムネイル画像に基づいて作成されている。すなわち、複数の割付パターンのコラージュ画像を表示するために、サムネイル画像が用いられ、これによって画像処理時間を短縮化している。図16Bの画面において、枠1601に、複数の割付パターンのコラージュ画像1602とそのタイトル名1603が表示される。タイトル名は、レイアウトの名称でもよく、構成画像のフォルダ名でもよく、撮影日期間でもよい。複数の割付パターンから任意のものをタッチすると、枠1604中に、そのタッチされたコラージュ画像1605とそのタイトル1606が表示される。なお、「タイトル変更」ボタン1607をタッチすることで、タイトルを変更することもできる。枠1604のコラージュ画像1605を選択する場合、「OK」ボタンをタッチして確定する(ステップS9)。これにより、図17の画面に移行する。この画面表示のバックグランド実行において、サムネイル画像データで構成されたコラージュ画像1605に基づいて、本画像データで構成されたコラージュ画像が作成される。次いで図18の画面に移行する。
図18の画面は、コラージュ画像の編集操作およびそのプリント枚数の設定操作を実行するための画面である。枠1801には、本画像データで構成されたコラージュ画像が表示される。ここでのコラージュ画像が本画像データで作成されているため、サムネイル画像にみられるような細部の潰れ等がなく、画像編集や確認プレビューとして好ましいものとなっている。
画像編集する場合、「編集」ボタン1802をタッチし、図19Aの画面に移行する(ステップS10、S11)。図19Aの画面において、コラージュ画像1901が表示されている。枠1902に編集操作ボタンが設けられている。画像削除の場合、任意の画像1903をタッチし、次いで、「画像削除」ボタン1904をタッチする。この操作によって、1903の画像がコラージュ画像1901から削除され、図19Bの画面のように破線1903aはコラージュ画像の背景色になる。
コラージュ画像の構成画像を入れ替える操作について説明する。図20Aの画面において、コラージュ画像中から、取り除きたい画像2001をタッチし、次いで、枠2002中からコラージュ画像に入れたい画像2003をタッチする。これによって、図20Bの画面に示すように画像が入れ替わり、コラージュ画像中に画像2003が新たに合成される。枠2002中の画像データは、読み込まれた全ての本画像データである。
他の編集機能は、移動、回転、拡大縮小処理等であり、編集したい画像をタッチしてから、それらの各機能ボタンをタッチすることで実行される。また、図21の画面において、コラージュ画像のタイトル2101を編集することができる。「タイトル編集」ボタンをタッチし、メインタイトル、サブタイトル枠に文字キータッチを用いて任意の文字を入力できる。また、コラージュ画像またはその構成画像ごとに、濃度補正、赤目補正、逆光補正等の補正操作、トリミング、文字入力、落書き等の編集操作も可能である。以上の各種編集の終了後、「OK」ボタンにより確定され、図18の画面に戻る。
図18の画面において、「枚数+」「枚数−」ボタン1803をタッチすることで枚数を増減する(ステップS12)。初期値として「1枚」が設定されている。枚数の増減に連動して、画面下部のプリント料金も変動する。「OK」ボタンをタッチして図22の画面に移行する。図22の注文確認画面において、注文料金の確認がなされる(ステップS13)。「OK」ボタン2201をタッチし、注文が確定する。次いで、記憶メディアの取出し画面(不図示)が表示されて、記憶メディアをメディア駆動部10から取出す(ステップS14)。次いで、注文完了画面が表示され、注文が完了する(ステップS15)。
注文が完了すると、コラージュ画像データを含むオーダー情報が、画像処理装置5に送信される。画像処理装置5は、上述したように、コラージュ画像データに基づく写真プリント処理を実行する。
上記の注文操作において、コラージュ画像のレイアウトを、選択された画像数に基づき自動的に設定するように構成したが、特にこれに限定されず、例えば、注文者がレイアウトを選択するように構成してもよい。例えば、プリントサイズ選択の後に、図24の画面に移行し、レイアウトのデザインを選択するように構成できる。例えば、枠2401中に複数のレイアウトのデザインが表示される。任意のデザイン2402およびその名称2403をタッチすると、枠2404に、そのデザイン2402が表示され、「OK」ボタンをタッチして確定できる。
(別実施形態)
上記実施形態のプリント注文受付装置1の機能要素は、ソフトウェアとハードウェア(CPU(MPUを含む概念)、メモリ等)の協働作用によって実現でき、専用回路あるいはファームウエア等で、またはそれらの組み合わせで実現することもできる。
上記のコラージュ画像作成の機能を、専用の画像処理装置として構成し、他の注文受付装置と連動させることで、上記実施形態のプリント注文受付装置1と同様の作用効果を発揮することができる。
ソフトウェアで実現する場合、そのプログラムは以下のようになる。このプログラムは、記憶媒体に記録され、記憶媒体に保存された形態として提供可能であり、また、通信回線を介して提供(ダウンロード提供)されてもよい。通信回線を介して提供される場合、その一部の機能のみが提供されてもよく、他の一部がサーバ装置に残っていてもよく、全体の機能として本発明の機能が発揮されていれば本発明の技術的範囲に含まれる。
コラージュ画像作成プログラムは、
コンピュータに、
画像を割り付けるための優先順序を設定する優先順序設定ステップと、
前記優先順序に従って、コラージュ画像の割付領域に、前記画像をはめ込む割付設定ステップと、
前記割付領域の縦横サイズに応じた画像がはめ込まれているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップの判定結果が、縦横サイズに応じた画像がはめ込まれていないとの結果である場合に、縦横サイズに応じた画像をはめ込む再割付設定ステップと、を実行させるためのプログラムである。
また、上記のプログラムにおいて、割付設定ステップによるはめ込み後に、画像の配置を入れ替える配置入替ステップを、さらにコンピュータに実行させる構成がある。
また、コラージュ写真プリント注文プログラムは、
コンピュータに、
コラージュ写真プリント対象の画像から、自動的にコラージュ画像を作成し、当該コラージュ画像の写真プリント注文を受け付けるコラージュ写真プリント注文プログラムであって、
複数の割付パターンのコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成ステップと、
前記複数の割付パターンのコラージュ画像を表示手段に表示制御するコラージュ画像表示処理ステップと、
前記表示された複数の割付パターンのコラージュ画像から、任意の割付パターンのコラージュ画像の選択の指示を受け付ける割付パターン選択ステップと、を実行させるためのプログラムである。
上述のプログラムは、画像処理装置5あるいはサーバ装置(不図示)に保存され、ネットワーク(インターネット接続を含む)を介して接続された注文者PC(携帯型コンピュータ、汎用パソコン、ワークステーション等を含む)の要求に応じてダウンロード可能に構成可能である。ダウンロードされたプログラムは、注文者PCにインストールされ実行可能に構成される。この場合、注文者は、自宅のパソコン上からコラージュ写真プリント注文を簡単に行える。
写真処理システムの一例について説明するための図 プリント受付注文装置の機能構成について説明するための図 コラージュ写真プリント注文操作のフローチャート 操作画面の言語データの一例を示す図 プリントサイズのデータの一例を示す図 コラージュ画像のレイアウトデータの一例を示す図 背景色のデータの一例を示す図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 割付パターン作成手順について説明するための図 割付パターン作成手順について説明するための図 割付パターン作成手順について説明するための図 割付パターン作成手順について説明するための図 割付パターン作成手順について説明するための図
符号の説明
1 プリント注文受付装置
10 メディア駆動部
12 モニター
13 タッチパネル
21 表示制御部
22 データ読込条件部
221 データ読込処理部
23 プリントサイズ選択部
24 背景色選択部
25 画像選択部
26 自動選択部
27 レイアウト設定部
28 コラージュ画像作成部
281 コラージュ画像表示処理部
282 割付パターン選択部
29 枚数設定部
30 編集部
301 画像削除部
302 コラージュ画像編集部

Claims (8)

  1. コラージュ写真プリント対象の画像から、自動的にコラージュ画像を作成し、当該コラージュ画像の写真プリント注文を受け付けるコラージュ写真プリント注文装置であって、
    複数の割付パターンのコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成部と、
    前記複数の割付パターンのコラージュ画像を表示手段に表示制御するコラージュ画像表示処理部と、
    前記表示された複数の割付パターンのコラージュ画像から、任意の割付パターンのコラージュ画像の選択の指示を受け付ける割付パターン選択部と、
    を有するコラージュ写真プリント注文装置。
  2. 前記コラージュ画像作成部は、
    画像を割り付けるための優先順序を設定する優先順序設定部と、
    前記優先順序に従って、コラージュ画像の割付領域に、前記画像をはめ込む割付設定部と、
    前記割付領域の縦横サイズに応じた画像がはめ込まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果が、縦横サイズに応じた画像がはめ込まれていないとの結果である場合に、縦横サイズに応じた画像をはめ込む再割付設定部と、を有する請求項1に記載のコラージュ写真プリント注文装置。
  3. 前記割付設定部によるはめ込み後に、画像の配置を入れ替える配置入替部をさらに有する請求項2に記載のコラージュ写真プリント注文装置。
  4. 複数の割付パターンのコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成部を有する画像処理装置であって、
    前記コラージュ画像作成部は、
    画像を割り付けるための優先順序を設定する優先順序設定部と、
    前記優先順序に従って、コラージュ画像の割付領域に、前記画像をはめ込む割付設定部と、
    前記割付領域の縦横サイズに応じた画像がはめ込まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果が、縦横サイズに応じた画像がはめ込まれていないとの結果である場合に、縦横サイズに応じた画像をはめ込む再割付設定部と、
    を有する画像処理装置。
  5. 前記割付設定部によるはめ込み後に、画像の配置を入れ替える配置入替部をさらに有する請求項4に記載の画像処理装置。
  6. コンピュータに、
    画像を割り付けるための優先順序を設定する優先順序設定ステップと、
    前記優先順序に従って、コラージュ画像の割付領域に、前記画像をはめ込む割付設定ステップと、
    前記割付領域の縦横サイズに応じた画像がはめ込まれているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果が、縦横サイズに応じた画像がはめ込まれていないとの結果である場合に、縦横サイズに応じた画像をはめ込む再割付設定ステップと、を実行させるためのコラージュ画像作成プログラム。
  7. 割付設定ステップによるはめ込み後に、画像の配置を入れ替える配置入替ステップを、さらにコンピュータに実行させるための請求項6に記載のコラージュ画像作成プログラム。
  8. コンピュータに、
    コラージュ写真プリント対象の画像から、自動的にコラージュ画像を作成し、当該コラージュ画像の写真プリント注文を受け付けるコラージュ写真プリント注文プログラムであって、
    複数の割付パターンのコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成ステップと、
    前記複数の割付パターンのコラージュ画像を表示手段に表示制御するコラージュ画像表示処理ステップと、
    前記表示された複数の割付パターンのコラージュ画像から、任意の割付パターンのコラージュ画像の選択の指示を受け付ける割付パターン選択ステップと、を実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016062223A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 Necパーソナルコンピュータ株式会社 情報処理装置およびプログラム
US9406156B2 (en) 2012-07-09 2016-08-02 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus for controlling arrangement of each image when arranging one or more images, and method thereof

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