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JP2010153978A - 動画プリント注文装置 - Google Patents

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JP2010153978A
JP2010153978A JP2008327104A JP2008327104A JP2010153978A JP 2010153978 A JP2010153978 A JP 2010153978A JP 2008327104 A JP2008327104 A JP 2008327104A JP 2008327104 A JP2008327104 A JP 2008327104A JP 2010153978 A JP2010153978 A JP 2010153978A
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Takayuki Hasegawa
貴之 長谷川
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】動画ファイルからの写真プリントの注文を受けるに際して、付加価値のあるサービスを顧客に提供可能な動画プリント注文装置を提供すること。
【解決手段】複数の動画ファイルを取得可能な動画ファイル取得部24と、取得された動画ファイルの中からプリント対象となる静止画を選択させる機能を有する静止画選択部26と、選択された静止画を動画ファイル毎にグループ化する静止画グループ化部271と、同一グループに属する静止画を縮小サイズで同一プリント上にプリントすることを推薦するための推薦画面を生成する推薦画面生成部352と、を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の動画ファイルを取得可能な動画ファイル取得部と、取得された動画ファイルの中からプリント対象となる静止画を選択させる機能を有する静止画選択部とを有し、選択された静止画の写真プリントの注文を行うための動画プリント注文装置に関するものである。
顧客がデジタルカメラで撮影した画像を写真店に持ち込んでプリント注文を行う場合、店内に設置された受付装置を顧客が自分で操作してプリント注文を行うスタイルが一般化しつつある。すなわち、顧客は撮影した画像が格納されたメディアを写真店に持ち込み、メディアに記録されている画像を受付装置のモニター画面に表示させて、プリント対象の画像を選択するなどの操作を行う。
また、写真プリントは、JPG,BMP,TIFF等の静止画ファイルからだけではなく、MPEG等の動画ファイルから抽出された静止画ファイル(以下、電子化された静止画データのことを単に「静止画」という)からも可能である。例えば、下記特許文献1には静止画と動画の両方がプリントできるプリントシステムを開示している。
特開2005−130254号公報
動画ファイルは、多数の静止画で構成されているため、その中から操作者が写真プリントを作成したい静止画を選択できるようなユーザーインターフェース(GUI)が提供されている。また、写真店に持ち込まれる動画ファイルは1つだけとは限らない。複数の動画ファイルが持ち込まれた場合、夫々の動画ファイルからの静止画の選択を適切に行うことができるようにする必要がある。
ところで、動画ファイルから得られる静止画の解像度は、通常のデジタルカメラで撮影された静止画に比べると、解像度は低い。したがって、写真店としては、動画ファイルから選択された静止画を普通に写真プリントとして作成するだけのサービスを提供していたのでは、顧客満足度を得られない可能性がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、動画ファイルからの写真プリントの注文を受けるに際して、付加価値のあるサービスを顧客に提供可能な動画プリント注文装置を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る動画プリント注文装置は、
複数の動画ファイルを取得可能な動画ファイル取得部と、取得された動画ファイルの中からプリント対象となる静止画を選択させる機能を有する静止画選択部と、選択された静止画を動画ファイル毎にグループ化する静止画グループ化部と、同一グループに属する静止画を縮小サイズで同一プリント上にプリントすることを推薦するための推薦画面を生成する推薦画面生成部と、を備えたことを特徴とするものである。
この構成による動画プリント注文装置の作用・効果を説明する。この装置は、複数の動画ファイルを取得可能な動画ファイル取得部を備えており、例えば、デジタルカメラ用の記録媒体を介して動画ファイルを取得する。静止画選択部は、取得された動画ファイルの中からプリント対象となる静止画を操作者に選択させるための機能を備えている。例えば、操作者は、モニター画面を見ながらマウス、キーボード等の操作により、静止画の選択操作を行うことができる。
上記において、記録媒体に複数の動画ファイルが記録されていれば、それぞれの動画ファイルから静止画を選択することができ、これら静止画は、動画ファイル毎にグループ化される。例えば、動画ファイルA,Bの2つを取得し、動画ファイルAから静止画A1,A2を選択し、動画ファイルBから静止画B1,B2,B3を取得した場合、A1,A2で1つのグループ、B1,B2,B3で1つのグループが形成される。このように動画ファイル毎にグループ化し、同一グループに属する静止画を縮小サイズで同一プリント上にプリントすることを推薦するための推薦画面を生成させる。
縮小サイズで複数の画像を同一プリント上にプリントする写真プリントとしては、例えば、マルチプリントやコラージュ写真がある。このような写真プリントを勧めることで、より画質の良いプリントや、付加価値の高いサービスを積極的に提供できるようになる。その結果、動画ファイルからの写真プリントの注文を受けるに際して、付加価値のあるサービスを顧客に提供可能な動画プリント注文装置を提供することができる。
本発明において、選択された静止画のサムネイル画像を画面上に表示させる選択画像表示部を備え、この推薦画面において、サムネイル画像が選択された動画ファイル名を合わせて表示させることが好ましい。
サムネイル画像とそれが選択された動画ファイル名を表示させることで、同一のグループに属する静止画であること画面上で容易に認識することができる。
本発明において、選択された静止画のサムネイル画像を画面上に表示させる選択画像表示部を備え、この画面上で前記推薦画面を表示させることが好ましい。
選択された静止画のサムネイル画像を表示した画面では、写真プリントの対象となっている静止画の確認を行うことができる。例えば、静止画の確認において、色・濃度の補正を行ったり、画質の確認を予め行うことができる。画質が確認できる画面上で推薦画面を表示させることで、画質を確認しながら、縮小サイズでのプリントサービスを注文するか否かを判断することができる。これにより、顧客に対してよりよいサービスを提供することができる。
本発明において、静止画の解像度が所定レベル以上か否かをチェックする解像度チェック部を備え、解像度が所定レベル以下のときに、前記推薦画面を生成させることが好ましい。
解像度は動画ファイルの種類によって異なるので、解像度が所定レベルよりも低い場合に縮小サイズでのプリントを薦めることが好ましい。これにより、顧客に対して、より質の良い付加的なサービスを提供することができる。
本発明に係る動画プリント注文装置の好適な実施形態を、図面を用いて説明する。図1は、写真店に設置される写真処理システムの構成の一例を示している。プリンタの種類、設置台数は図1に限定されない。また、画像処理装置5、プリント注文受付装置(動画プリント注文装置に相当する)1の設置台数も図1に限定されない。写真処理システムを構成するそれぞれの装置はお互いがLAN等のネットワークによって接続されている。
<システムの構成>
この写真処理システムは、写真プリントの作成や記憶媒体への画像書き込みといった画像記録を行うためのシステムである。写真プリントの注文に係る画像データは、顧客が自ら持参した記録メディアに記録されている。顧客は、プリント注文受付装置1を操作し、記録メディアに記録された画像データに基づく写真プリントの注文を行なえる。また、注文に係る画像データは、ネガフィルムからスキャナー(不図示)を用いて読みとることもできる。また、注文者が自宅のPCや携帯端末からインターネットを経由し、写真店のサーバにアクセスし注文する、いわゆるオンラインプリント注文も可能である。オンラインプリント注文は公知の構成であり詳細な説明は省略する。
写真プリントの注文に係る画像データは、一般的には、JPEG,BMP,TIFF等の静止画の画像データであるが、本発明に係る写真処理システムは、動画ファイルから静止画の画像データを選択して写真プリントを作成することができる。動画ファイルとしては、例えば、MPEG,AVI,WMV等が例として挙げられる。なお、本発明において、特定のファイル形式に限定されるものではない。
銀塩式プリンタは、画像データに基づいて写真プリントの作成を行える。写真プリントの作成を行う場合は、プリント用に処理された画像データを露光エンジンに送信し、ペーパー等の写真感光材料に画像を焼付露光する。画像が焼付露光されたペーパーを現像処理することで、写真プリントを作成することができる。
インクジェットプリンタは、各種データ通信のための通信部を備える。この通信部は、画像処理装置5からプリント用画像データを受信し、メモリに保存する。また、インクジェットプリンタは、RIP処理部を有し、このRIP処理部はRIP処理を実行する機能である。RIP処理部は、写真プリント処理に係るRGB画像データのプリント用画像データを、RIP処理し、CMYKごとのグレースケールデータに展開する。そして、印刷部は、CMYKごとのグレースケールデータに基づいて印刷処理する。印刷部は、CMYKのそれぞれのプリントヘッドを備えている。プリントヘッドは、間欠搬送される用紙に対し、プリントヘッドが主走査方向に一走査し、この走査時に、各色のインク吐出ノズルからインクが吐出し、用紙の表面に付着する。この間欠搬送、主走査動作およびインク吐出動作を繰り返すことで、用紙の印刷領域に画像が形成される。インク吐出の方法としては、インクが充填された圧力室内の容積がピエゾ素子によって変化することで、圧力室に連通するインク吐出ノズルからインクを吐出する一般的なピエゾ方式が例示される。
また、不図示の媒体書き込み装置は、CD−R(記憶媒体の一例)等の記録メディアに画像データの書き込みを行う機能を有する。画像処理装置5から画像データを媒体書き込み装置に送信することで、CD−R等の記録メディアに画像データを書き込むことができる。
<画像処理装置>
画像処理装置5は、オーダー単位に画像データを管理する機能を有している。また、オーダー単位に写真プリント処理、メディアへの書込み処理を制御する機能を有している。以下において、画像処理装置5の主要な構成要素の一例について説明するが、これに限定されない。
画像処理装置5は、不図示のオーダー情報保存手段を備え、オーダー情報を保存する機能を有している。また、画像処理装置5は、写真プリント注文に係る画像データ(静止画)やオーダー情報を管理制御するオーダー管理手段を備えている。オーダー管理手段は、プリント処理に関し、プリンタの設定、プリント順序等を設定できる。また、プリント順序に関し、モニターにオーダー情報を表示させ、プリント順序を変更する機能も有する。
オーダー情報保存手段は、後述するプレジャッジ処理されて設定された補正情報、画像データ、オーダー情報等を保存している。また、画像データは、補正情報に基づいて画像処理された後のデータでもよい。また、画像処理装置5は、各種操作画面としてモニター等の表示手段と、各種の入力用にキーボード、マウス等の入力手段を備える。
<プリント注文受付装置>
プリント注文受付装置1は、顧客により操作されるものであり、画像データの受付と注文内容の設定等を行うことができる。プリント注文受付装置1は、それ自身が画像形成プリンタの機能を有していてもよい。例えば、熱昇華型のプリンタを内蔵している。この場合、ネットワークに接続された他の装置と関係なく、独立してプリント処理を行うこともできる。プリント注文受付装置1は、画像形成用のプリンタを内蔵していない場合、あるいは他のプリンタで写真プリント(またはメディアへの書込み処理)をする場合には、ネットワーク経由で画像処理装置5あるいは直接にプリンタ側にプリント対象の画像データを転送する。
プリント注文受付装置1は、メディア駆動部10を備えており、各種媒体Aに格納されている画像データを内部に取り込むことができる。媒体Aとしては、CD−R、デジタルカメラ用の記憶メディア、MOディスクなどが例としてあげられる。また、フラットベッドスキャナー(不図示)により、写真フィルムのない写真プリントから画像データを取得することができる。また、プリント注文受付装置1は、モニター12を備えており、入力した画像データを画面に表示させることができる。また、注文内容の設定などは、モニター画面に設けられたタッチパネル13により行うことができる。もちろん、キーボードやマウスなどの入力手段を設けてもよい。
プリント注文受付装置1は、受付証発行部11を備えており、注文内容が確定すると、受付証をプリントアウトする。受付証には、注文内容、課金情報、顧客情報などがプリントされる。この受付証を写真店の担当者に渡すことで、画像記録や料金支払いなどが行われる。
プリント注文受付装置1の構成を図2の機能ブロック図により説明する。プリント注文受付装置1は、コントローラCを備えており、各種ハードウェアとはインターフェース20を介して接続される。すなわち、メディア駆動部10、受付証発行部11、モニター12、タッチパネル13、ハードディスク14がインターフェース20を介して接続される。ハードディスク14は、メディア駆動部10を介して取得した画像データ(静止画、動画)をその注文に関するデータと共に保存する。ハードディスク14は、大容量保存部手段としての機能の他にCPU実行の際の作業領域として機能してもよい。また、コントローラC側には不図示のメモリ(メインメモリ、ROM等)が具備されている。
インクジェットプリンタにより写真プリントの作成を行う場合は、適宜のタイミングで画像データおよび注文に関するデータを、ネットワーク・インターフェース15を介して画像データ等をネットワークへ送出する構成である。
表示制御部21は、モニター(表示手段に相当する)12に表示させる表示内容を制御する。表示制御部21は、注文受付処理を顧客が行い易いように、種々の操作に係る表示画面を提供する。操作画面のデータは不図示のメモリに保存されている。操作画面の表示順番は、予め設定されている。
データ読込条件部22は、プリント注文受付装置1のメディア駆動部10で、記憶メディアから画像データを読み込む場合に、Exif情報中のサムネイル画像データを読み込むか、元画像データを読み込むかのデータ読込条件を設定する。データ読込条件に従って、データ読取処理部221は、最初の読み込み時は、Exif情報のサムネイル画像データを読み込み(これは注文操作に用いられる)、そして当該注文操作中のバックグランド実行で元画像データを読み込む(この元画像データを用いて注文内容を確定するためのプレビュー表示を行なう)。
プリントサイズ選択部23は、写真プリントのプリントサイズの選択指示を注文者から受け付け、設定する機能である。プリントサイズに関するデータは、予めメモリに保存されている。プリントサイズとしては、L版、2L版、8つ切、4つ切、A3,A4等の種々のサイズが予め用意されている。
動画ファイル取得部24は、動画ファイルを取得する機能を有する。メディア駆動部10に装着されている記憶メディアに格納されている種々の画像データの中から、動画ファイルを読み出して取得する。読み出された動画ファイルあるいは動画ファイルから得られる静止画は、ハードディスク14あるいはメモリに一時的に作成されるテンポラリーフォルダ保存され、必要がなくなった時点で読み出された動画ファイル等は削除される。
オーダー処理部25は、動画ファイルの中から選択された静止画に基づいて、プリント処理を行わせる機能を有する。すなわち、1つもしくは複数の動画ファイルの中から選択された静止画グループを1つのオーダーとして処理できるようにさせる。オーダー処理部25によりまとめられたオーダー情報は、適宜のタイミングにて、後述の画像処理装置5へと送信される。
静止画選択部26は、動画ファイル取得部24により取得された動画ファイルの中からプリント対象となる静止画を選択させるためのGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)機能を有する。プリント注文受付装置1の操作者(写真店を訪問した顧客)は、モニター12の画面を見ながら、動画ファイルの中から静止画を抽出して選択していく操作を進めることができる。静止画選択部26の機能のうち、代表的なものについて以下説明する。
読み込みフォーマット選択機能261は、画面上でどのファイルから写真プリントを作成しようとしているのかを操作者に選択させる機能を提供する。メディア駆動部10に装着された記憶メディアに種々のフォーマットの画像データが記憶されている場合、いずれか1つの形式のファイルを選択させる機能である。
動画ファイル一覧表示機能262は、取得された動画ファイルの一覧を画面表示させる機能を有する。特に動画ファイルが複数記録されている場合は、操作者に動画ファイルを選択させる必要があるからである。
ファイル選択機能263は、動画ファイル一覧表示機能262により表示されている動画ファイルの中から特定の動画ファイルを選択させる機能を有する。
静止画表示機能264は、ファイル選択機能263の機能に基づき選択された動画ファイルに含まれる静止画の中から所定の規則に基づいて抽出された複数の静止画を抽出画像表示領域内に表示させる。動画ファイルは多数の静止画により構成されており、適宜の規則により静止画を抽出して画面表示させる。この規則として、所定時間間隔で動画ファイルの中から抽出するようにしている。これにより、プリントしたい所望の静止画を短時間で見つけることが可能になる。
静止画拡大表示機能265は、抽出画像表示領域内に表示されている複数の静止画の中から特定の静止画を指定した場合、当該静止画を拡大表示させる機能を有する。これにより、プリント対象として選択してもよいか否かを詳細に確認することができる。
静止画選択機能266は、抽出画像表示領域に表示された複数の静止画の中から特定の静止画を選択させる機能を有する。例えば、選択ボタンを画面上の適宜の箇所に設けておく方法がある。
選択画像表示機能267は、静止画選択機能266により選択された静止画を選択画像表示領域内に表示させる機能を有する。静止画を順次選択していけば、この表示領域内において選択された静止画の確認をすることができる。
表示間隔設定変更機能268は、静止画表示機能264が抽出画像表示領域内に所定時間間隔で抽出画像を表示させる場合、当該所定時間の設定変更を可能にする機能である。例えば、1分間隔、10秒間隔など設定変更を行うことができる。
選択削除機能269は、一度選択した静止画の選択を解除させる機能を有する。間違えて選択した場合や、考え直したい場合などに使用できる機能である。
選択確定機能270は、選択画像表示領域内に表示されている静止画の選択状態を確定させる機能である。例えば、画面上にOKボタンとして設けられる。この機能によりプリント対象の静止画が確定し、オーダー処理部25により、1つのオーダーとしてオーダー情報がまとめられる。
静止画グループ化部271は、静止画選択機能266により選択された静止画を動画ファイル毎にグループ化する機能を有する。静止画の画質、特に、解像度は、その静止画が選択された動画ファイルに依存すると考えられる。例えば、動画ファイルの種類(MPEG,AVI,WMVなど)によって異なる。また、その動画ファイルが取得されたビデオカメラやデジタルカメラの性能(CCD等の画像読取素子の画素数等)に依存するものである。したがって、このように動画ファイル毎にグループ化することは、解像度毎にグループ化するものと言うことができる。グループ化することの技術的な意義については後述する。
画像補正部30は、プリント処理すべきものとして選択された静止画に対して、色・濃度の補正を含む画像補正処理を行うためのプレジャッジ機能351(ジャッジ手段)を提供する。このような画像補正処理は、適切な画質の写真プリントを得るために行うものであり、プレジャッジ処理と称している。なお、ジャッジ手段そのものは、公知の構成を採用することができる。
プレジャッジ機能351は、選択画像表示部351aの機能を備えており、静止画選択機能266により選択された静止画のサムネイル画像をモニター12の画面に表示させる機能を有する。したがって、プレジャッジ処理において、所定数のコマ画像をモニターに表示し、コマ画像ごとにプリント条件を設定することができる。例えば、任意の画像データ=静止画の画像データ(オーダー単位の画像データ)を選択し、所定数(例えば、4コマ、6コマ)のコマ画像をモニターに表示し、表示されたコマ画像に対し、プリント枚数、プリントサイズ、画像の補正情報等のプリント条件を設定することができる。このプレジャッジ処理は必ず行なわなければならないものではなく、プレジャッジ処理を省略してプリント処理を行うことも可能である。
また、上記でサムネイル画像を表示させる場合、その静止画のファイル名や静止画が選択された動画ファイルのファイル名も合わせて表示させる。
推薦画面生成部352は、静止画グループ化部271によりグループ化された静止画に関して、同一グループに属する静止画を縮小サイズで同一プリント上にプリントすることを推薦する推薦画面を生成する機能を有する。このような推薦画面を表示させる理由について、以下説明する。
静止画選択部26により選択された静止画に基づいて、写真プリントを作成する場合、静止画1枚について、1枚の写真プリントを注文するのが一般的な注文形態である。デジタルカメラにより撮影された静止画に基づいて写真プリントを作成する場合、静止画の有する解像度は、サービスサイズ程度の大きさであれば、写真プリントを作成するのに十分であることが多い。一方、動画ファイルから得られた静止画の場合は、通常の静止画に比べると解像度が低いのが一般的である。
従って、動画ファイルからの静止画プリントの場合、画質の面を考慮して、より画質の良いプリントや、付加価値の高いサービスを積極的に提供できるようにしている。特に、解像度が低い静止画の場合は、縮小サイズでプリントを薦めることが好ましい。そこで、上記のように、同一グループに属する静止画を縮小サイズでプリントすることを推薦する推薦画面を生成し、顧客に対してかかるプリントの注文を薦めるようにしている。
縮小サイズでの写真プリントとしては、例えば、マルチプリントやコラージュ写真がある。このような写真プリントを勧めることで、その結果、動画ファイルからの写真プリントの注文を受けるに際して、付加価値のあるサービスを顧客に提供可能な動画プリント注文装置を提供することができる。
マルチプリントは、1枚のプリントの領域を複数に分割して、各領域に同じ静止画や異なる静止画を割り付けた写真プリントである。領域を分割するので、縮小サイズにプリントすることになり、もともとの解像度が低くても、画質のよい写真プリントにすることができる。
コラージュ写真は、複数のコマ画像を1枚の写真に構成するものであるが、特にデザイン性、芸術性、娯楽性を持って自由にレイアウトされる写真プリントである。複数の画像を1枚のプリントに割り付けるので、縮小サイズにプリントすることができ、もともとの解像度が低くても、画質のよい写真プリントにすることができる。
以上のようなサービスを薦めることで、顧客が本来注文しようとしている写真プリントの作成に加えて、さらに追加の注文が得られる可能性があり、写真店にとっても売り上げ等に貢献できる可能性がある。また、顧客にとっても、画質のみならず、デザイン性なども考慮した写真プリントを得られる可能性があり、写真プリントの楽しみ方を広げることができる。
解像度チェック部353は、動画ファイルの解像度もしくは動画ファイルから得られた静止画の解像度をチェックするものであり、所定レベル以上の解像度であるか否かをチェックする。推薦画面生成部352が推薦画面を生成する場合に、所定レベル以下の解像度の場合に、推薦画面を生成して顧客に示すことができる。もちろん、動画ファイルから選択された静止画からの写真プリントの場合、常に推薦画面を表示させるような構成を採用してもよい。なお、所定レベルについては、100dpi,200dpi等、適宜設定することができる。
レイアウト設定部27は、コラージュ写真プリント対象の画像数に基づいて、コラージュ写真のレイアウトを設定する。複数のレイアウトデータが予めメモリ(不図示)に保存されている。レイアウトの割付領域数に対して1または複数のレイアウトテンプレートが保存されている。動画ファイルから選択された画像数と、レイアウトの割付領域数が異なる場合には、選択された画像数に最も近い割付領域数(コラージュ写真構成数)のレイアウトが選択され、過不足分は、間引きあるいは重複適用するように構成できる。
コラージュ画像作成部28は、レイアウト設定部27で設定されたレイアウトに、コラージュ写真プリント対象の画像を割り付けて、コラージュ画像を作成する。コラージュ画像作成部28は、1つのレイアウトを用いて、複数の画像割付パターンのコラージュ画像を作成することができる。画像の割付方法は、特に制限されないが、例えば、ランダムに割り付ける方法、撮影日順に割り付ける方法、顔サイズに比例して、大きいエリアに割り付ける方法、ピンボケ画像を小さいエリアに割り付ける方法等が挙げられる。コラージュ画像表示処理部281は、作成されたコラージュ画像をモニター12に表示する機能である。割付パターン選択部282は、モニター12に表示された複数の割付パターンから、任意の割付パターンの選択指示を注文者から受け付ける機能である。コラージュ画像作成部28は、Exif情報のサムネイル画像データに基づいてコラージュ画像を作成し、割付パターンが選択された後の処理では、設定されたレイアウト及び割付パターンに基づいて、本画像データに基づくコラージュ画像を作成する。なお、コラージュ画像作成処理に用いられる画像合成方法は、公知の手法を用いることができる。そしてコラージュ画像作成後、そのレイアウトの変更が禁止され、後述するように、同一のレイアウト上における画像削除、入れ替え、画像補正等が可能である。
また、レイアウト設定部27は、マルチプリント対象の画像数に基づいて、マルチプリントのレイアウトを設定する。複数のレイアウトデータが予めメモリ(不図示)に保存されている。例えば、プリント領域を2分割した2画面プリント、4分割した4画面プリント、6分割した6画面プリントなどがある。分割された各画面の大きさは同じになるように、予め設定されている。動画ファイルから選択された画像数と、レイアウトの割付領域数(画面分割数)が異なる場合には、選択された画像数に最も近いレイアウトが選択され、過不足分は、間引きあるいは重複適用するように構成できる。
マルチプリント画像作成部29は、レイアウト設定部27で設定されたレイアウトに、マルチプリント対象の画像を割り付けて、マルチプリント画像を作成する。マルチプリント画像作成部29は、1つのレイアウトを用いて、複数の画像割付パターンのマルチプリント画像を作成することができる。例えば、4画面プリントの場合、同じコマ画像を4画面に割り当てることもできるし、2画面ずつ同じコマ画像を割りつけてもよい。また、すべてが異なるコマ画像になるように割りつけてもよい。複数のコマ画像を割り付ける場合、画像の割付方法は、特に制限されないが、例えば、ランダムに割り付ける方法、撮影日順に割り付ける方法等が挙げられる。コラージュ画像表示処理部291は、作成されたコラージュ画像をモニター12に表示する機能である。割付パターン選択部292は、モニター12に表示された複数の割付パターンから、任意の割付パターンの選択指示を注文者から受け付ける機能である。マルチプリント画像作成部29は、Exif情報のサムネイル画像データに基づいてマルチプリント画像を作成し、割付パターンが選択された後の処理では、設定されたレイアウト及び割付パターンに基づいて、本画像データに基づくマルチプリント画像を作成する。なお、マルチプリント画像作成処理に用いられる画像合成方法は、公知の手法を用いることができる。そしてマルチプリント画像作成後、そのレイアウトの変更が禁止され、後述するように、同一のレイアウト上における画像削除、入れ替え、画像補正等が可能である。
前述のプレジャッジ処理におけるジャッジ手段は、プリント注文受付装置1や画像処理装置5に備えさせることができ、例えば、色や濃度を補正するための補正情報を入力する機能を提供するものであり、かかる補正情報の入力は必要に応じて設定される。その他の補正情報の設定としては、赤目補正、逆光補正などの特殊補正の設定が例としてあげられる。設定された補正情報は、画像データ、オーダー情報に関連づけられてオーダー情報保存部に保存される。
プリント用画像データ作成手段(画像処理装置5に設けることができる。)は、ジャッジ手段で設定されたプリント条件の補正データ、プリントサイズ等の補正情報に基づいて、それに対応する画像データを画像処理し、プリント用画像データ(RGB画像データである)を作成する機能を有している。プリント用画像データ作成手段は、コンピュータプログラムと、CPU、メモリ等ハードウェア資源との協働作用によって実現する構成や、また、専用回路で構成された画像処理基板での構成が例示される。画像処理基板としては、例えば、入力メモリ、画像処理回路部、展開メモリにより構成され、画像処理回路部において所定の画像処理が行なわれる。具体的には、プレジャッジ処理等の補正データに基づく色・濃度の補正、設定されたプリントサイズに従ったデータの拡縮処理などである。ここで作成されたプリント用画像データは、プリンタ側に通信手段によって送信される。
コントローラCの各機能は、例えば、コンピュータプログラムとCPUおよびメモリ等の協働作用により実現することができ、このプログラムは、不図示のROMに記憶されている。また、コントローラCを専用回路、ファームウエア等で構成してもよく、それらの組み合わせ構成としてもよい。
特に、静止画選択部26や画像補正部30、動画ファイル取得部24、レイアウト設定部27等の各機能は、主要な機能をコンピュータプログラムにより実現することができ、これにより、プリント注文受付装置1を動画プリント注文装置として機能させることができる。
<動画プリント注文フロー>
次に、図1、図2のプリントシステムにおいて、動画プリントを注文するときの操作手順を説明する。図3は、操作手順の全体を示すフローチャート、図9は、動画ファイルから静止画を選択する場合の操作手順を示すフローチャート、図4〜図8は注文操作画面の一例について説明するための図である。
図4の注文操作画面で操作画面の言語の選択を行える(S1)。「日本語」の部分をタッチすると、日本語の操作画面モードが選択されて、日本語で次のオーダーメニュー画面が表示される。この操作画面の言語選択は、図4の操作画面の言語データに基づいて設定される。なお、この画面は省略され次の画面から開始されていてもよい。
図5のオーダーメニューの選択画面で、いずれのオーダーを行うのかを選択することができる(S2)。なお、本発明においては動画プリントを行うものであるから、「プリント」「コラージュ写真」などの選択が可能であるが、以下の説明においては、通常の写真プリントを作成するオーダーである「プリント」を選択したものとして説明する。
図5において、画面右下の「OK」ボタン902をタッチすることで確定される。また、「戻る」ボタン903は、前画面に戻る指示ボタンであり、画面左下の「×」ボタン904は、処理の中止指示ボタンである。これらのボタン操作処理は他の画面上でも同様である。
次の図6の画面で、メディアの種類を選択してあるいは選択せずに、顧客のメディアAを、プリント注文受付装置1のメディア駆動部10に挿入する。メディアの種類を選択しない場合は自動的にメディアの種類が判定され、それに対応するメディア駆動部10が起動する(S3)。
メディアに複数種類の画像データが混在して記録されている場合、図7に示すような読み込みフォーマット選択画面が表示される(S4)。これは、図2における読み込みフォーマット選択機能261に基づくものである。
図7に示すように、読み込む画像の種類の選択を促す画面が表示される。この図の例では、3種類の画像データがメディアに格納されている例である。メディアに2種類の画像データが混在して記録されている場合は、当該2種類からの選択を促す画面になる。図7では、「RAW画像」「JPG,BMP,TIFF画像」「動画」の3種類のアイコンが表示されており、これらからの選択が可能になっている。操作者は、写真プリントを希望する画像の種類をアイコンをクリックすることで選択する。以下の説明では、「動画」アイコンを選択したものとして説明する(S5)。
<静止画選択画面>
次に、動画ファイルから静止画を選択するための操作画面に移行する(S6)。この画面を図8に示す。
ガイドメッセージ表示欄300には、「動画ファイルからプリントする画像を選択してください」という内容のメッセージが表示される。
動画ファイル表示領域301には、メディアから読み込み可能な動画ファイルを一覧の形で表示する。これは、動画ファイル一覧表示機能262によるものである。動画ファイル表示領域301は、画面の左側に縦長な領域を占めている。タイトル301aとして、「動画ファイル一覧」の文字が表示されている。
タイトル301aの下に、読み込み可能な動画ファイルのプレビュー301bが表示される。プレビュー301bとして、その動画ファイルを構成する多数の静止画のうちの、特定の静止画のサムネイル画像が表示される。サムネイル画像は、動画ファイルの再生開始時刻から1秒後の静止画が表示される。撮影開始直後の画像は乱れていることもあるので、1秒後の画像をその動画ファイルを代表する画像として選択している。なお、何秒後(あるいは、何コマ目)の画像をプレビュー301bとして選択するかは、適宜設定できるものである。なお、サムネイル画像として表示させる場合、コントラストや色・濃度に関する自動補正を行い適切な画質のプレビュー301bで表示させる。この自動補正は、Exif情報に基づいて行うことができる。この点は、以下、静止画を作成する場合に、同様に行うことが好ましい。
なお、処理ができない動画ファイルメディアに記録されている場合は、プレビュー301bは黒画像とし、「処理できません」という表示を行う。読み込みできない動画ファイルとしては、読み込み可能であるが拡張子が対応していないフォーマットである場合、静止画の画像サイズが上限画像サイズを超えているか、下限画像サイズを満たしていない場合、動画ファイルがプロテクトされている場合などが例として挙げられる。
プレビュー301bのサムネイル画像の下には、動画ファイルのファイル名が表示される。
動画ファイルを選択する場合は、表示されているサムネイル画像をマウス等で選択してクリックすれば、選択できる。選択された動画ファイルのサムネイル画像は太枠で囲まれるので、現在選択されていることが直ちに認識することができる。なお、図8の画面に遷移した直後は、どの動画ファイルも選択されていない状態になっている。また、処理できない動画ファイル、例えば、前述のサムネイル画像が黒表示されるような動画ファイルは、選択できないようにされる。以上の機能は、ファイル選択機能263に基づいて行われる。
動画ファイル表示領域301の右側には、ページ選択ボタン301cが設けられている。動画ファイル表示領域301の1ページ内にすべてのサムネイル画像が表示できない場合は、ページ選択ボタン301cをクリック操作等行うことで、表示させるようにできる。
なお、動画ファイル表示領域301に表示される静止画(サムネイル画像)は、図8の画面に遷移した際にメディアから直接、静止画データを取り込み、テンポラリーフォルダにBMPフォーマットで保存することで表示させるようにする。なお、動画ファイルそのものをテンポラリーフォルダにコピーした後に、サムネイル画像を作成するようにしてもよい。
処理可能な動画ファイルがメディアに1つも記録されていない場合、エラー表示を行い、サービスを中止する。処理可能か否かの判断は、前述のとおりである。
ガイドメッセージ表示欄300の下には、抽出画像表示領域302が設けられている。これは、静止画プレビュー表示に該当するものであり、選択された動画ファイルに含まれる静止画の中から所定の規則に基づいて抽出された静止画が表示されるものである。ここでは、選択された動画ファイルを構成する静止画の中から9コマ分の静止画がサムネイル画像として表示される。これは、静止画表示機能264により行われるものである。なお、本実施形態では9コマ分の静止画を表示するようにしているが、表示コマ数については、適宜設定できるものである。所定の規則について、以下説明する。
動画ファイル表示領域301から動画ファイルを選択された直後は、各コマの表示間隔は、「動画ファイル全体の再生時間÷8」となっている。例えば、90分の動画ファイルであれば、10分間隔で静止画が抽出され、そのサムネイル画像が抽出画像表示領域302に表示される。
9つの静止画の中から特定の静止画を選択した状態、例えば、いずれか1つの静止画をクリックした状態では、その静止画を中心に、現在選択している表示間隔で静止画が表示される。例えば、現在表示間隔が10秒であれば、選択している静止画を中心に10秒間隔で静止画が更新され表示される。静止画を更新している間は、抽出画像表示領域301において静止画の選択はできないように構成されている。
スライダー304により静止画を選択した直後は、抽出画像表示領域302の静止画表示は更新されない。スライダー304の機能については後述する。
表示間隔設定領域303には、数の選択ボタンが設けられている。全部で6つの選択ボタンが設けられており、上から順に「1/10秒」「1秒」「15秒」「60秒」「5分」「15分」の選択ボタンが設けられている。なお、選択ボタンの数や表示間隔については、適宜設定できるものであり、上記に限定されるものではない。「1秒」の選択ボタンをクリックすると、現在選択されている静止画を中心に、1秒間隔で静止画を表示できるように更新が行われる。
なお、現在選択されている動画ファイルの全再生時間に鑑みて、不要な表示間隔の選択ボタンは選択できないように非表示にされる。具体的には、以下の条件に当てはまる選択ボタンのみを表示間隔設定領域302に表示させる。
動画ファイル全体の再生時間/(表示コマ数(9コマ)−1)> 表示間隔
また、動画ファイル表示領域301にて動画ファイルを選択した場合、選択ボタンは選択可能なボタンの中で、一番長い表示間隔の選択ボタンが選択されている状態にする。例えば、「1/10秒」「1秒」「15秒」が選択されている場合は、「15秒」ボタンが選択されている状態にする。ただし、動画ファイルが選択された直後の抽出されている9コマの静止画の表示間隔は、前述のとおり、「動画ファイル全体の再生時間÷8」である。
選択ボタンが配置されている領域の下には、全体ボタン305が設けられている。これは、いったん選択すべき静止画の絞込みを行い、別の時間帯の静止画を選択したい場合に、全体のシーンから選択しなおすために設けられている。例えば、1秒間隔で静止画の表示が行われている状態では、抽出画像表示領域302には、きわめて限られた時間帯の静止画しか表示されていない。そこで、全体ボタン305をクリックすることで、動画ファイルを選択した直後の状態の静止画プレビューを行うことができる。従って、全体ボタンをクリックした直後では、静止画の表示間隔は「動画ファイル全体の再生時間÷8」となっている。以上は、表示間隔設定変更機能268によるものである。
拡大静止画表示領域306は、抽出画像表示領域302に表示されている9コマの静止画のうち、選択されている特定の静止画が拡大表示される。これは、静止画拡大表示機能265によるものである。この拡大静止画表示領域306に表示される静止画は、次のようにして決められる。
動画ファイル表示領域301から動画ファイルを選択した直後は、抽出画像表示領域302の9つの静止画のうち、1つ目(一番左側)に表示されている静止画が表示される。抽出画像表示領域302で、静止画を選択(クリック)した場合、その選択された静止画が拡大表示される。後述のスライダーバー304あるいはスライダーボタン304aにより静止画の選択を行った直後、スライダーバー304等で選択された静止画が表示される。
拡大静止画表示領域306に表示する静止画の画面表示まで更新に時間がかかる場合は、「しばらくお待ちください」などのメッセージを表示することが好ましい。このメッセージは、静止画(サムネイル画像)の作成だけでなく、動画ファイルのコピーなど演算時間がかかる場合に表示することが好ましい。
スライダーバー304及びスライダーボタン304aは、抽出画像表示領域302に表示させる9つの静止画を、動画ファイルが再生される時間軸の中から抽出する機能を有する。スライダーバー304の横軸方向の移動可能な長さは、現在選択している動画ファイルの全再生時間に対応している。スライダーバー304を横軸方向にスライドさせると、抽出画像表示領域302に表示される静止画も連動して変化する。
スライダーボタン304aを1回クリックすると、その時間軸の移動量は、現在選択されている表示間隔ごとに間歇的に移動する。表示間隔が「1分」であれば、スライダーボタン304aを1回クリックすると、抽出画像表示領域302に表示される静止画の時間帯が1分だけずれる(移動する)。
静止画選択ボタン307は、これをクリックすると、後述の選択画像表示領域308へ静止画を追加表示する。現在、拡大静止画表示領域306に表示されている拡大静止画をプリント対象とすべきと判断した場合、この静止画選択ボタン307をクリックすればよい。拡大静止画表示領域306では、拡大静止画を表示するようにしているので、写真プリントとすべきか否かを容易に判断できるようになっている。以上の機能は、静止画選択機能266によるものである。
静止画選択ボタン307をクリックしたとき、すでに選択画像表示領域308へ所定数以上の静止画が選択されている場合は、エラー表示を行い、これ以上選択できないように、静止画選択ボタン307を非表示にする。また、拡大静止画表示領域306に表示すべき拡大静止画を作成中で「しばらくお待ちください」の表示を行っているときも、静止画選択ボタン307を操作できないように非表示にする。
画像タイム表示領域315には、現在、拡大静止画表示領域306に表示している拡大静止画の時間を1/10秒単位で表示する。ここに表示される時間は、
表示している静止画の時間/動画全体の再生時間
により演算されるものである。この時間表示により、選択されている静止画が、動画ファイルの中で、どのあたりで再生される画像であるかを認識することができる。
拡大静止画表示領域306に表示される拡大静止画については、特定のテンポラリーフォルダにBMPフォーマットにより作成される。
次に、選択画像表示領域308に関して説明する。ここは、静止画選択ボタン307により選択された静止画が追加・表示されていく領域である。表示領域のタイトルとして「選択画像一覧」と表示されている。この表示領域に表示される静止画は、写真プリントの対象となる静止画である。これは、選択画像表示機能267によるものである。
この表示領域には、1つの動画ファイルだけでなく、複数の動画ファイルから選択された静止画は、一緒に表示される。複数の動画ファイルが一覧表示されている場合、夫々の動画ファイルから静止画を選択することができ、選択された静止画は、全て選択画像表示領域308に表示される。そして、この選択画像表示領域308に表示される静止画は、まとめて1つのオーダーとして扱われるので、メディアに複数の動画ファイルが記録されている場合でも、静止画の選択作業を短時間で進めることができる。
なお、選択画像表示領域308には、複数の動画ファイルから選択された静止画は混在した状態で表示されるため、各静止画のサムネイル画像の下(他の場所でもよい)に、選択された動画ファイルのファイル名を表示させておくことが好ましい。これにより、その静止画がどの動画ファイルから選択されたのかを容易に認識することができる。また、同じ動画ファイルから何枚の静止画を選択し、どのような静止画を選択したのかも容易に認識することができる。
この図8の画面に遷移した直後は、静止画が全く選択されていない状態である。静止画を1つ選択するごとに、表示領域の右側から順番に静止画が追加されていく。この選択画像表示領域308には、複数の動画ファイルからの静止画が混在している。この表示領域に表示されている静止画を選択(クリック)すると、その静止画に対応する動画ファイルが選択された状態になる。選択された動画ファイルのサムネイル画像に太枠が表示され、選択されたことを操作者に認識させることができる。
また、ここで選択された静止画群は、静止画グループ化部271の機能により、動画ファイル毎にグループ化される。
ページ選択ボタン309は、表示領域内(1ページ)に静止画が収まらない場合、他のページに以降させることができるボタンである。
削除ボタン310は、選択画像表示領域308に表示されている静止画を削除するためのボタンである。これは、選択削除機能269によるものである。表示されている静止画の中から削除したい静止画をマウス等で選択し、その後削除ボタン310をクリックすることで当該静止画を削除し、写真プリントの対象からはずすことができる。なお、選択画像表示領域308の中に静止画が表示されていない状態の場合、削除ボタン310を操作できないように非表示とする。
選択画像表示領域308の下方には、情報表示欄311が設けられている。ここには、読み込み動画数と、選択画像数が表示される。読み込み動画数とは、動画ファイル表示領域301に表示されている動画ファイルの数を表示する。選択画像数は、選択画像表示領域308に表示している静止画の数を表示する。これにより、読み込み画像数について把握することができる。
中止ボタン312は、これをクリックすることでサービスを終了させることができる。具体的には、サービスを中断するか否かを確認するウィンドウを表示させ、「中断」を選択すると、メディア取り出し画面を経由して、サービスを終了させることができる。この場合、テンポラリーフォルダに保存されている不要なデータの削除も行われる。
戻るボタン313をクリックすると、テンポラリーフォルダに保存されている不要なデータの削除を行ったうえで、元の画面に遷移する。すなわち、図7に示す読み込みフォーマット選択画面を経由して図8の静止画選択画面に遷移してきた場合、図7の画面に戻る。
メディアに記録されている画像データが動画ファイルだけの場合、図7の画面は経由せず、メディア挿入画面から図8の画面に遷移する。この場合、戻るボタン313をクリックすると、メディア取り出し画面を経由して、メディア挿入画面へと戻る。
OKボタン314をクリックすると、テンポラリーフォルダの不要なデータを削除した上で、次の画面に遷移する。
<静止画選択フロー>
以上の静止画選択画面における操作手順(図3のステップS6の詳細)を図9のフローチャートに示す。まず、動画ファイル表示領域301から動画ファイルの選択を行う(S60)。動画ファイルの選択を行うことで、抽出画像表示領域302に9コマ分の静止画が表示される(S61)。
次に、抽出画像表示領域302の中から静止画を選択する(S62)。選択された静止画は、拡大静止画表示領域306に拡大された静止画として表示される(S63)。操作者は、この静止画を見て、写真プリント作成の対象とすべきか否かを判断し(S64)、選択しないのであれば、ステップS62に戻り、他の静止画を選択する。選択するのであれば、静止画選択ボタン307をクリックする(S65)。
これにより、選択された静止画が選択画像表示領域308へとコピーされる(S66)。更に他の静止画を選択するか否かを判断し(S67)、選択するのであれば、ステップS62に戻り、同様の操作を行う。選択しないのであれば、他の動画ファイルから静止画を選択するか否かを判断する(S68)。他の動画ファイルを選択するのであれば、ステップS60に戻り、同様の操作を行う。動画ファイルを選択しないのであれば、確定ボタン314をクリックする(S69)。これにより、写真プリントの対象となる静止画が確定する。
図3に戻り、確定ボタン314をクリックすることで、オーダー処理部25は、選択された全ての静止画を1つのオーダーとして扱うように処理を行う(S7)。従って、動画ファイルごとにオーダー処理を行うという煩雑さは存在しない。これにより、複数の動画ファイルが写真店に持ち込まれた場合の動画プリント注文を効率よく行うことができ、プリント注文受付装置1の回転も早くなる。その結果、顧客に対するサービスも向上することになり、写真店の利益向上に資することができる。
確定ボタン314をクリックすることで、注文内容が確定するので、注文内容を確認するための画面表示を行う(S8)。確認画面では、写真プリントの枚数およびプリント代金の内訳などが表示される。この内容でOKであれば、注文完了画面に遷移し、注文操作を終えることができる。複数の動画ファイルからの写真プリントの作成であっても、1つのオーダーで処理されるため、課金処理も1回ですむことになる。
なお、写真プリントの対象となる静止画が決まれば、選択された静止画に対するプレジャッジ処理が行われる。プレジャッジ処理は、写真プリントを作成するために適切な画質のプリントが作成できるか否かを予めジャッジするための処理であり、必要に応じて色・濃度の補正を含む画像補正処理が行われる。プレジャッジ処理で行うことの可能な補正処理については、すでに述べた通りである。
<プレジャッジ>
次に、プレジャッジ処理に関して説明する。図10は、プレジャッジ画面の一例を示し、この表示画面は、選択画像表示部351aの機能により生成されるものである。この画面では、図8の静止画選択画面において選択された静止画があらためて表示される。すなわち、選択された静止画のサムネイル画像が表示されている。表示されるサムネイル画像の数は6コマになっている。
各サムネイル画像の上には、その静止画のファイル名と静止画が選択された動画ファイルのファイル名が表示されている。これにより、顧客は、各静止画がどの動画ファイルから選択されたのかを、プレジャッジ画面においても判断することができる。また、ファイル名と一緒に解像度(画素数)を表示させてもよい。なお、ファイル名の表示個所は、サムネイル画像の上でなくてもよく、例えば、下であってもよい。
各サムネイル画像の下には、プリント枚数の設定欄、色・濃度の補正値の設定欄が設けられている。デフォルトではプリント枚数は1枚になっているが、2枚以上プリントしたい場合には、数値を設定変更することができる。また、プリント枚数を0枚に変更すれば、その静止画については、写真プリントは作成されない。
画面に表示されたサムネイル画像を見て、色・濃度に関して画質が適切ではないと判断した場合、色・濃度の補正値を入力することができる。なお、この色・濃度の補正については専門的な知識を必要とすることから、図10のプレジャッジ画面においては設けなくてもよい。その代り、注文が確定した後、写真店のオペレータが画像処理装置5等を用いて、色・濃度の補正やその他の補正処理を行うようにしてもよい。
画像の姿勢が適切ではない場合、「回転」ボタンをタッチして画像を回転し表示させることができる。
画面の左下に、グループ確認ボタン400が設けられている。これをタッチすることで、選択された静止画のグループ化を確認することができる。その画面構成例を図11に示す。ここでは、静止画は3つにグループ化されている。すなわち、3つの動画ファイルから静止画が選択されている。
ここでは、グループA,B,Cにそれぞれ属するサムネイル画像が表示されている。これにより、一目でグループ化状態を認識することができる。
画面の上部に、同一グループに属する静止画を縮小サイズサイズでプリントすることを推薦する推薦画面401が表示されている。この推薦画面401は、別ウィンドウとして表示してもよい。推薦画面401として、「コラージュ写真、マルチプリントをお薦めします!」という文字表示がされている。この推薦画面401は、動画ファイルからの写真プリントの注文の場合に生成される。推薦画面401は、吹き出しのような形で表示させてもよく、その表示形態については、任意に決めることができる。
推薦画面401を表示させる場所は適宜決めることができ、顧客が容易に認識しやすいように表示させることが好ましい。また、この推薦画面401は、静止画の解像度が所定レベル以下の場合にのみ表示させるようにすることもできる。推薦画面401は、顧客に対して付加価値のある写真プリントの作成をお薦めするものであり、かかる目的を達成できるのであれば、表示内容については、適宜設定することができる。
次に、図13のフローチャートにより、コラージュ写真あるいはマルチプリントの注文を行う場合の手順を説明する。まず、推薦画面401における推薦内容に関して興味のある顧客は、「詳細」ボタン401aをタッチすればよい(S30)。
このボタン401aをタッチすれば、例えば、図12に示すような詳細画面に移行することができる(S31)。ここでは、コラージュ写真とマルチプリントに関してそのレイアウト例と共に詳細が表示される。他のレイアウト例を知りたい場合は、「レイアウト一覧」ボタン403をタッチすることで更に詳細なレイアウト例を確認することができる。
図12の画面において、更に先に進むには、コラージュ写真もしくはマルチプリントの選択ボタン402にタッチする(S32)。選択はせず、元の画面に戻る場合は、戻るボタン404にタッチすればよい。
ここでは、コラージュ写真を選択したものとする。次に、どのグループについて、コラージュ写真を作成するのかを選択する(S33)。例えば、図11のような画面を表示させて、グループの選択を促す。ここでは、仮に、静止画10枚で構成されるグループCを選択したものとする。
これにより、例えば、図14に示すような表示画面に移行する。グループCが選択されることで、レイアウト設定部27は、静止画10枚の配置に好適なレイアウトを選択し、そのレイアウトされた状態が画面に表示される(S34)。このレイアウトで問題なければ、OKボタンをタッチする(S35)。OKでなければ、他のレイアウトを選択することができる(S36)。他のレイアウト選択ボタンをタッチすると、不図示のレイアウト選択画面に移行し、適宜、選択することができる。他のレイアウトの選択を行わないのであれば、ステップS37へ移行する。
ステップS35において、OKであれば、ステップS37へ移行し、他のグループについて(図11の例だとグループA,B)について選択するか否かを判断し、選択するのであれば、ステップS33に移行し、他のグループを選択する。選択しないのであれば、図10に示すプレジャッジ画面に戻る。
なお、コラージュ写真のプリントを注文した場合には、そのコラージュ写真についてのサムネイル画像が、他の静止画と同様に、プレジャッジ画面に表示されることが好ましい。
上記において、コラージュ写真を作成する場合に、レイアウトによっては画像数が不足したり超過したりすることがある。画像数が不足した場合は、同じ静止画を重複して割り付けることができる。画像数が超過した場合は、適宜、静止画を選択するようにすればよい。
上記の実施形態では、コラージュ写真を選択した場合について説明したが、マルチプリントを選択した場合も同様である。マルチプリントの場合は、グループに属する静止画の全てを使用しないケースもあるので、予めどの静止画を選択するかの選択画面が設けられる。例えば、4画面プリントにおいて、すべて同じ静止画を割り当てるケースもありうるので、かかるレイアウトを選択した場合には、グループの中の静止画を1つ選択させるようにする。
<別実施形態>
本発明のプリント注文受付装置1の機能要素は、ソフトウェアとハードウェア(CPU(MPUを含む概念)、メモリ等)の協働作用によって実現でき、専用回路あるいはファームウエア等で、またはそれらの組み合わせで実現することもできる。
ソフトウェアで実現する場合、そのプログラムは以下のようになる。このプログラムは、記憶媒体に記録され、記憶媒体に保存された形態として提供可能であり、また、通信回線を介して提供(ダウンロード提供)されてもよい。通信回線を介して提供される場合、その一部の機能のみが提供されてもよく、他の一部がサーバ装置に残っていてもよく、全体の機能として本発明の機能が発揮されていれば本発明の技術的範囲に含まれる。
この動画プリント注文プログラムは、コンピュータに、
複数の動画ファイルを取得可能な動画ファイル取得ステップと、
取得された動画ファイルの中からプリント対象となる静止画を選択させる機能を有する静止画選択ステップと、
選択された静止画を動画ファイル毎にグループ化する静止画グループ化ステップと、
同一グループに属する静止画を縮小サイズでプリントすることを推薦するための推薦画面を生成する推薦画面生成ステップと、を実行させることを特徴とするものである。
また、選択された静止画のサムネイル画像を画面上に表示させる選択画像表示ステップを備え、この表示画面において、サムネイル画像が選択された動画ファイル名を合わせて表示させるステップを有するものである。
上述のプログラムは、プリント注文受付装置1に保存されるが、適宜のサーバーに保存しておき、ネットワーク(インターネット接続を含む)を介して接続されたPC(携帯型コンピュータ、汎用パソコン、ワークステーション等を含む)の要求に応じてダウンロード可能に構成可能である。ダウンロードされたプログラムは、PC等にインストールされ実行可能に構成される。
本実施形態において、静止画選択画面として図8に例示しているが、各表面領域をどのように配置(レイアウト)するかは、適宜決めることができるものである。
本実施形態において、推薦画面は図10に示すプレジャッジ画面で表示させていたが、これに限定されるものではない。例えば、図8に示す
写真処理システムの一例について説明するための図 プリント受付注文装置の機能構成について説明するための図 動画プリント注文操作のフローチャート 言語選択画面の構成例を示す図 オーダーメニュー選択画面の構成例を示す図 メディア挿入画面の構成例を示す図 読み込みフォーマット選択画面の構成例を示す図 静止画選択画面の構成例を示す図 静止画選択画面における操作手順を示すフローチャート プレジャッジ画面の構成例を示す図 グループ選択画面の構成例を示す図 コラージュ写真とマルチプリントの選択画面を示す図 推薦画面を利用してコラージュ写真を注文するときの手順を示すフローチャート コラージュ写真のレイアウトの表示画面の構成例を示す図
符号の説明
1 プリント注文受付装置
10 メディア駆動部
12 モニター
24 動画ファイル取得部
25 オーダー処理部
26 静止画選択部
27 レイアウト設定部
28 コラージュ画像作成部
29 マルチプリント画像作成部
30 画像補正部
271 静止画グループ化部
351 プレジャッジ機能
351a 選択画像表示部
352 推薦画面生成部
353 解像度チェック部
401 推薦画面
C コントローラ

Claims (4)

  1. 複数の動画ファイルを取得可能な動画ファイル取得部と、
    取得された動画ファイルの中からプリント対象となる静止画を選択させる機能を有する静止画選択部と、
    選択された静止画を動画ファイル毎にグループ化する静止画グループ化部と、
    同一グループに属する静止画を縮小サイズで同一プリント上にプリントすることを推薦するための推薦画面を生成する推薦画面生成部と、を備えたことを特徴とする動画プリント注文装置。
  2. 選択された静止画のサムネイル画像を画面上に表示させる選択画像表示部を備え、この推薦画面において、サムネイル画像が選択された動画ファイル名を合わせて表示させることを特徴とする請求項1に記載の動画プリント注文装置。
  3. 選択された静止画のサムネイル画像を画面上に表示させる選択画像表示部を備え、この画面上で前記推薦画面を表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の動画プリント注文装置。
  4. 静止画の解像度が所定レベル以上か否かをチェックする解像度チェック部を備え、解像度が所定レベル以下のときに、前記推薦画面を生成させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の動画プリント注文装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012169786A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法
JP2019102961A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 動画像処理システム、画像形成装置、動画像取得プログラム、及び動画像処理方法

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