JP2010248965A - 内燃機関の始動制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、内燃機関の始動時にクランキングするスタータモータと、内燃機関の実圧縮比を変更する実圧縮比変更手段と、を備え、クランキング中において、内燃機関の実圧縮比を変更することで機関回転速度を目標回転速度に制御する。
【選択図】図2
Description
内燃機関の始動時にクランキングするスタータモータと、
内燃機関の実圧縮比を変更する実圧縮比変更手段と、を備え、
クランキング中において、内燃機関の実圧縮比を変更することで機関回転速度を目標回
転速度に制御することを特徴とする。
本発明の第一の実施例について図1及び2に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係る内燃機関およびその吸排気系の概略構成を示す図である。内燃機関1は、4つの気筒2を有する車両駆動用のガソリンエンジンである。
本実施例に係る内燃機関1の始動時においては、先ずスタータモータ24を内燃機関1にクランキングさせ、該スタータモータ24の回転によって内燃機関1の機関回転速度を上昇させる。その後、燃料噴射弁11から燃料を噴射すると共に点火プラグによって着火することで該燃料を燃焼させる。
所定の目標回転速度とすべく制御される。しかしながら、スタータモータ24に電力を供給するバッテリ25の充電状態のばらつき等に起因して、スタータモータ24の負荷がばらつくため、クランクキング中における実際の機関回転速度と目標回転速度との間にずれが生じる場合がある。
ここで、本実施例に係る実圧縮比の変更方法について説明する。本実施例では、可変動弁機構18により吸気弁6の閉弁時期を変更することで有効圧縮比(燃焼室容積と吸気弁6が閉弁した時の気筒2内の容積との比)を変更する方法、及び/又は、可変圧縮比機構15によって機械圧縮比を変更する方法によって実圧縮比を変更する。
以下、本実施例に係るクランキング中の実圧縮比制御のフローについて図2に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、本フローはECU20に予め記憶されており、ECU20によって繰り返し実行される。
プS105の処理が実行される。
本発明の第二の実施例について図3及び4に基づいて説明する。尚、ここでは、第一の実施例と異なる点についてのみ説明する。
本実施例においても、クランキング中は第一の実施例と同様の制御を行う。図3は、本実施例におけるクランキング終了後における実圧縮比εa及び機械圧縮比εeを示す図である。図3において、実線は冷間始動時を表しており、破線は温間始動時を表している。尚、冷間始動であるか温間始動であるかは、水温センサ19の出力値に基づいてECU20により判別する。
図4は、本実施例の第一の変形例におけるクランキング終了後における実圧縮比εa、吸気弁6の閉弁時期IVC及び機械圧縮比εeを示す図である。図4において、実線は冷間始動時を表しており、破線は温間始動時を表している。
上述したように、本実施例によれば、冷間始動時における燃焼安定性及び燃焼効率が向上する。その結果、排気温度が低下すると共に排気浄化触媒14に供給される未燃燃料成分の量が減少する。そのため、排気浄化触媒14の暖機が遅れる虞がある。
2・・・気筒
4・・・吸気ポート
5・・・排気ポート
11・・燃料噴射弁
13・・スロットル弁
15・・可変圧縮比機構
16・・クランクポジションセンサ
17・・アクセル開度センサ
18・・可変動弁機構
19・・水温センサ
20・・ECU
21・・シリンダヘッド
22・・シリンダブロック
24・・スタータモータ
25・・バッテリ
Claims (4)
- 内燃機関の始動時にクランキングするスタータモータと、
内燃機関の実圧縮比を変更する実圧縮比変更手段と、を備え、
クランキング中において、内燃機関の実圧縮比を変更することで機関回転速度を目標回転速度に制御することを特徴とする内燃機関の始動制御システム。 - クランクキング中の実際の機関回転速度が前記目標回転速度よりも高い場合は内燃機関の実圧縮比を上昇させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の始動制御システム。
- クランクキング中の実際の機関回転速度が前記目標回転速度よりも低い場合は内燃機関の実圧縮比を低下させることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の始動制御システム。
- 前記実圧縮比変更手段が、内燃機関の機械圧縮比を変更する機械圧縮比変更手段を有しており、
内燃機関の始動時におけるクランキング終了後の機械圧縮比を、冷間始動時は温間始動時に比べて高くすることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関の始動制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009098021A JP2010248965A (ja) | 2009-04-14 | 2009-04-14 | 内燃機関の始動制御システム |
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JP2009098021A JP2010248965A (ja) | 2009-04-14 | 2009-04-14 | 内燃機関の始動制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010248965A true JP2010248965A (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=43311570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009098021A Pending JP2010248965A (ja) | 2009-04-14 | 2009-04-14 | 内燃機関の始動制御システム |
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JP (1) | JP2010248965A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014196013A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
EP2772633A4 (en) * | 2011-10-24 | 2016-07-27 | Nissan Motor | SPEED CONTROLLER AND SPEED CONTROL METHOD FOR A COMBUSTION ENGINE |
Citations (2)
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JP2005016381A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Nissan Motor Co Ltd | 可変圧縮比機構付き内燃機関の始動制御装置 |
JP2008255956A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Toyota Motor Corp | エンジンの始動制御装置及び始動制御方法 |
-
2009
- 2009-04-14 JP JP2009098021A patent/JP2010248965A/ja active Pending
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