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JP2004211581A - 収穫機のエンジン冷却装置 - Google Patents

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JP2004211581A
JP2004211581A JP2002381062A JP2002381062A JP2004211581A JP 2004211581 A JP2004211581 A JP 2004211581A JP 2002381062 A JP2002381062 A JP 2002381062A JP 2002381062 A JP2002381062 A JP 2002381062A JP 2004211581 A JP2004211581 A JP 2004211581A
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Japan
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cooling
fan
dust
blade
attitude
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JP2002381062A
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JP2004211581A5 (ja
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Ryosuke Hirai
良介 平井
Tomoya Matsubayashi
智也 松林
Kazuhiro Takahara
一浩 高原
Hisashi Doi
久 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Priority to CNB031603750A priority patent/CN1293290C/zh
Priority to CN2006101365342A priority patent/CN1936294B/zh
Priority to KR1020030095930A priority patent/KR100649501B1/ko
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Publication of JP2004211581A5 publication Critical patent/JP2004211581A5/ja
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Abstract

【課題】組み付け作業性を向上する。
【解決手段】エンジン冷却用のファン16を設け、冷却風取り入れ口12に防塵網11を張設し、ファン16の羽根19を、ファン16の一方向への回転に伴い風が防塵網11をエンジン冷却方向で通過するように風を発生させる冷却姿勢とファン16の一方向への回転に伴い風が防塵網11を前記とは逆方向で通過するように風を発生させる除塵姿勢とに切り換え自在に設け、羽根19を姿勢切り換えする操作手段と、羽根19を冷却姿勢に揺動付勢する付勢手段とを設ける。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン冷却用のファンを設け、冷却風取り入れ口に防塵網を張設してあるコンバインなど収穫機のエンジン冷却装置で、詳しくは、エンジンの出力軸にファンを連動させることによりファンを機械的に回転させるようにしてある装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の収穫機のエンジン冷却装置では、エンジン冷却用の冷却風の取り入れに伴い防塵網に藁屑などの塵埃が付着し、防塵網の目詰まりを誘発して冷却風の取り入れを阻害する。そこで、従来では、エンジン出力軸からファンへの伝動系に正逆転切り換え機構を設けて適宜ファンを逆転駆動することで防塵網に付着した塵埃を吹き飛ばし除去して防塵網の目詰まりを解消するようにしていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開平6ー47630号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術によるときは、ファンへの伝動系に正逆転切り換え機構を設けてファンの回転方向を正逆切り換えすることで冷却風と除塵風とを発生させていたから、伝動系が大型化して、スペース面で伝動系の組み付け作業性が悪いものであった。
【0005】
本発明の目的は、組み付け作業性を向上する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明による収穫機のエンジン冷却装置の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0007】
〔特徴〕
エンジン冷却用のファンを設け、冷却風取り入れ口に防塵網を張設してある収穫機のエンジン冷却装置であって、前記ファンの羽根を、ファンの一方向への回転に伴い風が防塵網をエンジン冷却方向で通過するように風を発生させる冷却姿勢とファンの一方向への回転に伴い風が防塵網を前記とは逆方向で通過するように風を発生させる除塵姿勢とに切り換え自在に設け、この羽根を姿勢切り換えする操作手段と、羽根を冷却姿勢に揺動付勢する付勢手段とを設けてある点にある。
【0008】
〔作用〕
ファンの羽根の姿勢を切り換えることにより、ファンの回転方向を変更することなく風の向きを冷却方向と除塵方向とに切り換えることができるから、ファンの回転方向を正逆切り換えするための大掛かりな正逆転切り換え機構が不要である。
しかも、付勢手段を設けて羽根を冷却姿勢に揺動付勢してあるから、操作手段が故障した場合、羽根が冷却姿勢になってエンジン冷却機能を維持することができる。
【0009】
〔効果〕
従って、風の向きを正逆切り換えするための構成の組み付け作業性を向上でき、しかも、操作手段が故障した場合であってもエンジン冷却機能を維持できるようになった。
【0010】
【発明の実施の形態】
収穫機の一例であるコンバインは、図1に示すように、クローラ走行装置1を備えた走行機体2の前部に、植立穀稈を刈り取って後方に搬送する刈取部3を昇降自在に連結し、前記走行機体2に、前記刈取部3からの穀稈を脱穀処理する脱穀装置4とこの脱穀装置4からの穀粒を貯溜するタンク5と搭乗運転部6とを、脱穀装置4の左右横脇にタンク5が位置しこのタンク5の前部に搭乗運転部6が位置する状態で搭載して構成されている。
【0011】
前記搭乗運転部6は、エンジン7を内装するボンネット8の上部に運転座席9を搭載支持させ、この運転座席の9の前方部に操縦塔10を配置した構造を備えている。
【0012】
前記ボンネット8の左右外側板部には、図2、図3にも示すように、防塵網11が張設された冷却風取り入れ口12が形成されており、この冷却風取り入れ口12と前記エンジン7との間には、ラジエータ13が配置され、前記エンジン7のうちこのラジエータ13に対向する部分には、図4にも示すように、エンジン7の出力軸7aにより伝動ベルト14を介してウォータポンプ15とともに駆動されるエンジン冷却用のファン16が取り付けられている。
【0013】
前記ファン16は、図5、図6にも示すように、前記伝動ベルト14を介して駆動される六角軸利用の駆動軸17と一体に回転する回転ボス部18に、回転に伴って起風する周方向複数の羽根19を装着して構成されている。前記各羽根19は、回転半径方向に沿った姿勢の回転ボス部18への取り付け用の支軸20とこの支軸20に固着した羽根体21とからなる。そして、羽根19は、図7の(イ)(ロ)、図8の(イ)(ロ)に示すように、支軸20のその軸芯周りでの回転により、ファン16の一方向への回転に伴い防塵網11・ラジエータ13とその記載順に風が通過することでラジエータ13を冷却するように風を発生させる冷却姿勢とファン16の一方向への回転に伴い前記とは逆方向でラジエータ13・防塵網11とその記載順に風が通過することで防塵網11に付着の藁屑などの塵埃を吹き飛ばし除去するように風を発生させる除塵姿勢とに切り換え自在なものである。前記羽根19は、図7の(イ)、図8の(イ)に示すように、冷却姿勢にあるときの受風面19aの裏側の面19bを図7の(ロ)、図8の(ロ)に示すように、防塵姿勢にあるときの受風面とするように姿勢を切り換えるものである。
【0014】
前記複数の羽根19を一括的に姿勢切り換えする操作手段は、図9にも示すように、前記回転ボス部18の凹部18aに入る状態で駆動軸17と一体に回転する回転部材22を軸芯方向に移動自在に設け、前記羽根19の支軸20に、ピン状の係合部23を先端に装着したアーム24を一体回転状態に装着し、軸芯方向に沿って設定範囲移動することにより前記係合部23に係合してアーム24を揺動させることにより羽根19を冷却姿勢と除塵姿勢との間で揺動させる二股状の操作部25を前記回転部材22に一体の状態で形成し、前記駆動軸17に対して直交する軸芯x周りに揺動することにより前記回転部材22を軸芯方向に移動させるシフトフォーク26を設け、このシフトフォーク26をピニオンギヤ31a及びセクタギヤ31bを介して揺動させるアクチュエータである電動モータ27を設け、この電動モータ27を正逆回転操作するスイッチ利用の操作具28と、前記羽根19が冷却姿勢に切り換わったときセクタギヤ31bに押圧操作されて電動モータ27を停止させる冷却姿勢固定用の停止スイッチ32と、前記羽根19が除塵姿勢に切り換わったときセクタギヤ31bに押圧操作されて電動モータ27を停止させる除塵姿勢固定用の停止スイッチ33とを設けて構成されている。30は、シフトフォーク26を介して回転部材22、つまり、羽根19を冷却姿勢に揺動付勢する揺動付勢手段の一例であるスプリングである。
【0015】
前記羽根19は、鍔付きブッシュ29を介して回転ボス部18に抜け止め支持されている。つまり、支軸20よりも径が大きいアーム24の軸芯部が鍔付きブッシュ29の鍔に摺動自在に接当することで回転ボス部18に対して抜け止めされるようになっている。
【0016】
また、前記羽根19は、付勢手段の一例であるスプリング30により冷却姿勢に揺動付勢されている。
【0017】
〔別実施形態〕
上記実施の形態では、冷却姿勢にある羽根19の受風面19aの裏側の面19bが除塵姿勢のときの受風面19aとなるように羽根19を姿勢切り換えしたが、図10に示すように、冷却姿勢にある羽根19の受風面19aを除塵姿勢にあるときの受風面19aとするように羽根19を姿勢切り換えするようにしても良い。
【0018】
操作手段としては、羽根19、つまり、シフトフォーク26を手動力で操作する手動操作式のものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】ボンネットの縦断背面図
【図3】ボンネットの横断平面図
【図4】エンジンの正面図
【図5】操作手段の切り欠き背面図
【図6】ファンの背面図
【図7】羽根の姿勢切り換えを示す要部の縦断背面図
【図8】羽根の姿勢切り換えを示す要部の平面図
【図9】操作手段要部の分解斜視図
【図10】別実施形態の羽根姿勢切り換えを示す要部の平面図
【符号の説明】
16 ファン
12 冷却風取り入れ口
11 防塵網
19 羽根
30 付勢手段

Claims (1)

  1. エンジン冷却用のファンを設け、冷却風取り入れ口に防塵網を張設してある収穫機のエンジン冷却装置であって、前記ファンの羽根を、ファンの一方向への回転に伴い風が防塵網をエンジン冷却方向で通過するように風を発生させる冷却姿勢とファンの一方向への回転に伴い風が防塵網を前記とは逆方向で通過するように風を発生させる除塵姿勢とに切り換え自在に設け、この羽根を姿勢切り換えする操作手段と、羽根を冷却姿勢に揺動付勢する付勢手段とを設けてある収穫機のエンジン冷却装置。
JP2002381062A 2002-12-26 2002-12-27 収穫機のエンジン冷却装置 Pending JP2004211581A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002381062A JP2004211581A (ja) 2002-12-27 2002-12-27 収穫機のエンジン冷却装置
CNB031603750A CN1293290C (zh) 2002-12-26 2003-09-29 收割机
CN2006101365342A CN1936294B (zh) 2002-12-26 2003-09-29 收割机的发动机冷却装置以及收割机
KR1020030095930A KR100649501B1 (ko) 2002-12-26 2003-12-24 엔진 냉각 장치가 달린 수확기 및 엔진 냉각 장치
KR1020060060083A KR100674054B1 (ko) 2002-12-26 2006-06-30 엔진 냉각 장치 및 이 엔진 냉각 장치를 구비한 수확기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125244A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Kubota Corp 収穫機のエンジン冷却装置
CN110140521A (zh) * 2019-05-05 2019-08-20 沙雅钵施然智能农机有限公司 一种采棉机风力除杂系统及采棉机

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