２ちゃんねるについて

２ちゃんねるを利用している者です。 いろいろと言われて何かと論議の対象となっているこのサイトですが、これほど人を集め、社会に影響を及ぼすサイトは今のところないのではないでしょうか？ 年齢的に若い層が多いためか、以前にあったアメリカのＴＩＭＥ誌のような事が起きてしまったりします。しかしそれも一部の人間がやっているだけであって、こうした一般のサイトが時として社会現象を起こさせる、場合によっては政治をも動かしかねない程の威力のあるものだと思っています。これも２ちゃんねるのような掲示板だからこそ出来ることであって、他のサイトではここまでは出来ないと思います。

　どんなに不祥事が起こっても、政治・教育・メーカー・マスコミなどは、全否定はされません。部分否定までです。酒も車も事件・事故に関係しますが、銃のように全否定していません。 　この国では、犯罪・事故を完全に予防できるレベルまでは、わざと社会活動を束縛していないのです。 　自由という「余白」には、必ず危険がつき物です。安全な場所は、自由とは言えません。 　２ｃｈという自由を私は肯定します。もし私の個人情報がそこで流されたら絶対に抵抗しますが、匿名掲示板の意義自体を否定しません。

つい半月ほど前、初めてこの掲示板を見て、余りにも驚き、しばらくインターネット自体をやる気がしなくなってしまいました。とにかく本当に驚きました。そして、「法律」のコーナーである質問をしました。 そこで得たアドバイスの中で、自分にとって何が有用な情報なのか取捨選択することが大切、と言われ、言われてみれば確かにそうで（そんなことを言われなければ気がつかなかった私も私ですが）少し気分が落ち着きました。 ただ、インターネットは他の媒体と比べると、様々な情報、不特定多数の人の意見や考えが、簡単に見ることができること、悪意のある中傷なども流しやすことを考えると、やっぱりとても怖いと思います。

私はこの掲示板で見る人が見ればすぐに私だと解る事を書かれました。とても傷ついています。それは、私にとってはとても屈辱的な書かれ方をしていたからです。 しかも、事実とは少し違うのにその場所以外の所でも噂になっていまいました。 それによって、私だけではなく家族も傷つき、家庭内ももめています。 色々な問題がたったその一文章で起こりました。 その事については管理人さんにメールを出し返答待ちです。 でも。メールを出して削除されても、私がとても不快な思いをし傷つけられた事には変わりがありません。 人間生きていく上には色々な事があるでしょう。でも、文章として長く残り、多くの人が何回でも確認できる場所で傷つけられる事がこんなに深い傷跡として残るとは思いませんでした。 今は管理人さんの答えを待つばかりです。

「あめぞう」という２ｃｈの管理人が参考にしたサイトのころから、２ｃｈを見つづけています。 ２ｃｈが出来たころは、10代後半から20代の人間が殆どで、書き込まれる内容も幼稚なものばかりでした。 でも、色々なことで知名度が上がるようになってから、それぞれの専門板が本来的な専門板として機能してきたと感じています。 目を背けたくなる内容、眉をひそめたくなる書き込みは確かにあります。でも、あの膨大な書き込みのうち、それらは取るに足らないといってもいいんじゃないでしょうか。それ以上に有益な情報が２ｃｈにはあると思います。 規制が必要という声がありますが、インターネットにそうした規制を設けようとすること自体、そもそもネットの本質を理解していないのでは？と思ってしまいます。 ２ｃｈは規模の大きさから、公共性を帯びているような錯覚を生みますが、あくまで「ひろゆき」の個人サイトに過ぎませんし、サーバーも札幌のレンタル会社のものです。たとえ警察であっても、第三者がとやかく言えるものではないと思います(言えるのなら、とっくに閉鎖されています)。 ２ｃｈは決してアンダーグラウンドサイトではありませんし、本来規制されるべき犯罪的なサイトは、そんなに気軽に見ることができるものではありません。

表現の自由だ。「２ちゃんねる」を利用しての内部告発は大いに歓迎。 反動政府に検閲をさせてはいけない。 正しいかどうかは、見る人が判断せよ。

私もはじめて見たときは、ここは踏み込んではいけない場所だと思い見ていなかったのですが、失業中のとき本当に暇でなんとく覗いてみたら転職板というのがあり読んでみると色々参考になったり励まされたり自分と同じ意見の方がいたりしてとても転職活動するときに役に立ちました。 ただすべての内容が正しいと思わないし自分で判断すればいいのではないでしょうか。

私は皆さんが考えている程、２ちゃんねるも無法地帯ではないと考えています。あそこも実は最低限のメディアリテラシーは機能していて、全ての書き込まれた情報が垂れ流しという状態ではありません。本当に考えなければならないのはゲリラ的に発生する、犯罪を助長しかねないアンダーグラウンドなサイトや掲示板ですね。 ２ちゃんねるは裏情報や嘘、デマ、それらが渾然一体になった場所です。しかし、そこには日常的な現実が凝縮されているような気がするのです。 実際我々が日常的に得る情報も１００％真実であるとは限りませんし、中には受け取りたくない情報も含まれています。２ちゃんねるはその延長線上であり、故に管理者によるフィルタリングのされない生の情報が書かれているのでしょう。 フィルタリングされた情報だけ得たいという人は２ちゃんねるを利用しなければよいのですし、自己責任で情報を選別できる人は積極的に利用すればよいではないでしょうか。 以前はインターネットの匿名性を悪意的に利用しているといった意見もありましたが、現在はそれもできにくくなっているようです。 ただ、今後は商業展開を進める事もあって弱体化する可能性がありますが……。

二度と行きたくない・見たくもないという人も多いですね。 いきなり行ったらそりゃ～ビックリするでしょう。 自由を履き違えてしまってる人がたくさんいますからね。 ウソやイタズラ、差別や中傷・・・ いい一面も勿論あるのですが、 やっぱりそういった問題点に目がいってしまいます。 果てしなく続く無意味な絵とかちょっと感心したりもしますが(笑)、 いよいよしっかりした規制が必要になってきたのでは？　と少しだけ思います。 もしそうなっても違う所に同じようなものが生まれるだけでしょうけど・・・。