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「北東北編」の第2弾目は八幡平だ。
東北道の鹿角八幡平ICから国道281号→国道341号経由で八幡平アスピーテラインに入っていく。八幡平も前回の八甲田と同じように紅葉の真っ盛り。目の中まで黄や赤に染めてVストローム250を走らせる。見事な紅葉だ。
八幡平の秋田県側の紅葉は後生掛温泉までつづいた。そこから県境の見返り峠まではもうすでに冬枯れの風景。標高1560メートルの大深沢展望台でVストローム250を止め、秋田県側の幾重にも重なり合った山岳風景を眺める。一番奥には鳥海山(2236m)が見えている。
八幡平アスピーテラインの快走路を走り、秋田・岩手県境の見返峠に到達。そこからは真正面に「岩手富士」の岩手山を見る。峠をはさんで秋田県側と岩手県側では見える風景が一変する。八幡平アスピーテラインで岩手県側を下っていくと、絶えず岩手山を見ながら走るようになる。
2019年に稼働した最新の地熱発電所、松尾八幡平地熱発電所の前を通り、東八幡平に向かって下っていくと、岩手県側の紅葉が見られるようになった。 東八幡平の十字路からは八幡平樹海ラインの県道212号→県道318号を行く。
松川渓谷は見事な紅葉。松川温泉「松川荘」では紅葉狩りをしながら混浴露天風呂の白濁の湯につかった。湯から上がると、松川地熱発電所を見学。ここは日本で最初の地熱発電所だ。温泉の宝庫の八幡平は地熱の宝庫にもなっている。
八幡平アスピーテラインにつづいて樹海ラインで岩手・秋田県境の見返峠を目指す。登るにつれて紅葉は途切れ、八幡平は冬枯れの風景に変わっていく。東北最高所の温泉、藤七温泉の前を通り、見返峠に到達。見返峠からは樹海ラインを戻り、東八幡平の交差点から大更の町に出た。
そこからは国道281号で東北道の西根ICにゴール。鹿角八幡平ICから西根ICまでは134キロ。八甲田につづいて八幡平でも東北の紅葉を存分に見ることができて大満足だ。
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