[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/
cookpad news
コラム

服屋で接客されず痩せることを決意!110kgから56kgになった30代女性の「最後のダイエット」

【あすけんのある生活 vol.25】あすけんをはじめたきっかけや使い方のコツ、人生に起きた変化など、さまざまな方の「#あすけんのある生活」をお届けします!第25回目は、食べすぎの生活を続けて体重が110kgに。自炊中心の食生活と、パーソナルジムに通って1年8カ月で約50kgのダイエットに成功した詩織さんにお話を伺いました!

一人暮らしの暴飲暴食で110kgに

ーーダイエットのきっかけについて教えてください。
小さい頃からぽっちゃり体型でした。高校時代は10kgのダイエットに成功するもリバウンドしてしまい…。なかなか痩せることができないまま体重は増え続け、3年前にはついに110kgになってしまいました。

ーー110kgまで太ってしまった原因は何でしたか?
高校卒業後に上京して、一人暮らしで好き放題食べていたのが原因だと思います。ファストフードを2人分食べたり、間食にポテトチップスやお菓子のファミリーパックを1袋食べたりしていました。ケーキ屋さんでアルバイトをしている妹と一緒に住み始めてからは、妹がもらってきたケーキを夜中にたくさん食べたりと、とにかく制限なしに好きなものを食べていました。そんな感じだったので、この先も太ったまま生きていくだろうなと思っていました。

店員から相手にされずダイエットを決意

ーーそこからダイエットを始めたきっかけは何でしたか?
昔からファッションが好きでしたが、体型から服が入らないと思われていたのか、お店の方に接客してもらえず…それがすごく悲しかったですね。ほかにも、太ったと思われるのが嫌で昔の知り合いに会えなかったり、食べている姿を見られるのが気になったりと、だんだん人とコミュニケーションを取るのも苦手になってしまいました。

このままではいけないと思い、最後のチャンスと自分を奮い立たせ、36歳の時にダイエットを開始しました。

ーーダイエットは何から取り組みましたか?
高校時代のダイエットで筋トレや運動が効果があった経験から、まずカラダを動かそうと思いパーソナルジムに入会しました。以前スポーツジムに通った際、周りがスタイルの良い人ばかりで気が引けて辞めた経験があったので、個別にトレーニングできるパーソナルジムを選びました。

ーージムはどのくらいの頻度で通いましたか?
週に2回、仕事の後に通いました。学生時代も文系の部活で、本格的な運動経験がなかったので、最初は腹筋するのもひと苦労。トレーニング中は辛くて逃げたいと思うこともありましたが、終わった後にカラダを動かす気持ちよさを感じられて続けられました。

1回45分、スクワットなどの筋トレを4種目ほどこなす

ーー個別に相談できるパーソナルジムの環境は良いですね!
トレーナーさんの存在は大きかったですね。運動経験がないことを理解して、その日の状態からメニューを組んでもらえました。私一人だったら最初から無茶をして続かなかったと思います。

運動だけでなく、消費カロリーとPFCバランスを計算して食事指導もしてもらいました。そこで自分でも食事管理ができるようにとトレーナーさんに『あすけん』を勧められて使い始めました。

朝は「冷やし焼き芋」を楽しみに起きる!

ーーあすけんはどのように活用いただきましたか?
自炊が多いので、食材や調味料を登録できる「MYレシピ」機能をよく使っています。あすけんに食事記録をして初めて自分がどれだけ食べていたのか気づきました。この食材や調味料を使うとこのくらいカロリーが上がるなどがわかって勉強になりましたね。

ーーダイエット中の食事内容を教えてください。
朝食は、ロースハムとスクランブルエッグなどの卵料理、雑穀米と冷やし焼き芋というメニューが多かったです。ダイエット前は朝食で毎日ソーセージを4本食べていましたが、あすけんで記録をして脂質の高さを知ってしまい…(笑)。こんなに高脂質&高カロリーなものを毎朝4本も食べていたのか!と驚きました。かといって急に食べないのもストレスになるので、ソーセージはハムで代用しました。

ーー冷やし焼き芋が気になりました!なぜ朝に焼き芋を食べていたのですか?
ダイエット中でも甘いものが食べたくなるので、その欲求を冷やし焼き芋で満たすようにしていました。あと、私の場合は朝食と昼食の炭水化物を多めにして、夜は軽めにしていたのですが、夕食に物足りなさを感じても、翌朝の焼き芋を楽しみに気持ちを紛らわせていました。

ーー昼食、夕食はいかがでしたか?
昼食は、肉か魚を主菜にして、お味噌汁と雑穀米を食べていました。夕食はあまり炭水化物をとらないので、鶏むね肉のチキンサラダが多かったですね。仕事が忙しいので、夜は手軽に調理できることが重要でした。毎日サラダでも飽きないように、調味料はバリエーションを増やすなどして工夫しました。

ーー自炊で便利だった食材はありますか?
ダイエットをしている方の多くがそうだとは思いますが、やっぱり鶏むね肉は便利でしたね。以前は豚バラ肉や鶏皮みたいな脂の多い部位が好きで、パサパサしたイメージの鶏むね肉はほとんど食べたことがなかったんです。でも工夫して調理すればパサつかずに食べられるとわかってからは、頻繁に食卓に登場しました。

生姜焼きが食べたい時は豚肉ではなく、皮を剥いだ鶏むね肉で作ってカロリーを抑えたり、茹でた鶏むね肉をコチュジャンと一緒にレタスで包んだものもおいしいですよ!もともと食べることが好きなので、どうしたらヘルシーにおいしく食べられるかを研究していました。

ーーおいしいと無理なく続けられますね!間食はいかがでしたか?
間食もしていましたよ。以前はケーキが大好きでしたが、ダイエット中は先ほどの焼き芋や、大福やだんごなどの和菓子、フルーツを食べるようになりました。ダイエットして初めてフルーツがこんなにおいしいんだと知りました。ダイエット中は甘いものを制限しなきゃいけないと思われがちですが、選べば食べられることが嬉しかったです。

ーー食べ物の選び方はトレーナーさんが教えてくださったんですか?
トレーナーさんから教わることもありましたが、代替すると良い物はあすけんに入力することで学びました。例えば、ショートケーキを入れると脂質がオーバーしますが、大福だとカロリーはあるけど、脂質は低いなと気づくんです。最初の頃は、摂取栄養素グラフが適正値内に収まるように一品一品入力して、そのうちに食べ物の知識が身につきました。

ーーバッチリ管理されていますね!食事管理で辛さを感じることはありませんでしたか?
慣れないうちはもっと食べたいと思うこともありましたが、あすけんで食事管理をしていると、ダイエット中でもしっかり3食食べられたので、そこまで辛くはなかったです。あと、お米、卵、エビなどの私の好きな食材がダイエットと相性が良かったので、好きなものを我慢せずに食べられたのも有り難かったですね。

ダイエット中はあすけんで食事内容を確認し、ジムでトレーナーさんにも相談したりとサポート体制が整っていましたが、もし自分だけだったら極端な食生活に陥ってダイエットを諦めていたかもしれないです。正しい食生活を学べたことは大きかったです。

ーーちなみに、ダイエット中に休息日はありましたか?
月に一度チートデイを作って、その日は何も気にせずに好きなものを食べていました!ピザをまるまる一枚食べたり、焼肉を好きなだけ食べたり。チートデイでたくさん食べても、昔に戻りたくないという気持ちが歯止めになって翌日にはまた食事管理を再開しました。

あとは、卵が好きなので、週に2回は朝食に卵2個分のだし巻き卵を食べてました。それが日々の小さな楽しみでしたね。

成功のコツは「ストイックになりすぎないこと」

ーーダイエットの経過はいかがでしたか?
最初は10kgほどストンと落ちて、そこからは月に2〜3kg減のペースになりました。ちゃんと計測を始めたのが106kgの時で、そこから1年8カ月かけて56kgまで痩せました。

ダイエット開始から約半年間の体重グラフ

ーー−50kgはすごい減量幅ですね!停滞期はありましたか?
比較的順調でしたが、体重が減らない時は食事やトレーニング内容に変化をつけて乗り越えてきました。

あとは、1年ほどダイエットを続けると「今は体重が減らなくても、いつかは落ちるはず」と思えるようになりました。心に余裕が持てるようになったのは良かったです。

それにたとえ体重が落ちなかったとしても、ダイエット前の体型に戻るのが嫌だったので、ダイエットを辞めることは考えなかったですね。

ーーダイエット開始時から目標体重を決めていたのですか?
Mサイズの服が着られるカラダを目指して、最初から55kg前後という目標を決めていました。あとはなんとなく体重が半分くらい落ちたらいいなという思いもありました。

ダイエット前はオーバーサイズの服で体型を隠していたが、今はウエストインもできるように

ーー1年8カ月と長期的にダイエットに取り組まれましたが、継続するコツがあれば教えてください。
こんなことを言うとあれですが…あまり根を詰めすぎないことでしょうか。日々、食事管理をしているとどうしても栄養バランスが偏ることもありますし、実はあすけん健康度(あすけん内で、食べたメニューや運動などの生活内容を判定して算出される総合点数のこと)もそんなに高くなくて未来さんを困らせたりも。35点とか普通ですよ(笑)。

アドバイスも取り入れられるところは参考にしますが、無理はしません。その代わり、PFCバランスだけは気をつけるようにしています。メリハリをつけて、あまりストイックになりすぎないのが継続できたコツなのかな?と思いますね。

すれ違っても気づいてもらえない!

ーー目標体重を達成した時のお気持ちはいかがでしたか?
とにかく嬉しかったです!ファッションが好きなので、だんだんと洋服がサイズダウンしていくのが喜びでした。以前はカラダのラインが出る服は抵抗があり着られませんでしたが、今はシンプルなTシャツやデニムなど、隠すことを考えずに服を選べるのが楽しいです。

今までできなかった反動で、おなかや背中を出すファッションも楽しんでいます!ダイエットのきっかけにもなった買い物も接客してもらえることが嬉しくて、ついつい買ってしまいます(笑)。

着こなせる服の幅が広がり、ますますファッションが好きに!

ーー周りの方の反応はいかがでしたか?
やはり「痩せたね!」と言ってもらえることが嬉しかったですね。地元に帰ったらすれ違っても気づいてもらえなかったり、親戚は驚きすぎて口が開いていました(笑)。

ーー体調面の変化はいかがでしたか?
慢性的な腰痛と偏頭痛や、肩こりがあったのですが、私の場合、かなり楽になりました。あと生理不順も気にならなくなりました。

そして何よりカラダが軽く感じるようになりました!今までは歩いている途中に何度も休憩していたのですが、痩せて体力もついたからか、ある日「走ってみようかな…?」と思い実行したら一気に4km走れたんです。以前では考えられなかったことです。

ーー精神面で変化したことはありますか?
気持ちがポジティブになって自信がつきました。今までは人に会うのも躊躇しましたし、オンラインミーティングも苦手で、マスクなどで顔を隠して参加していたんですが、今は隠さず参加できるようになりました。

最近ではSNSで好きなファッションの発信をしています。同じ趣味の知り合いができたらいいなという思いで始めましたが、以前の自分だったらできなかったと思います。

ーー今後の目標があれば教えてください。
減量してからもうすぐ2年になりますが、今も56kgをキープしているので、今後も維持していくのが目標ですね。

あすけんでの食事記録も継続していて、今は土日は割と好きに食べて、平日はしっかりと管理をして1週間で調整するようにしています。

運動は、トレーニングの方法を学んだのでパーソナルジムは卒業し、普通のジムや自宅でのトレーニングを続けています。

チートデイは食事記録をせず、心を解放して食べることを楽しむそう

ーー食事管理や運動が習慣になりましたね!
そうですね。運動嫌いだったのに、今は2日間運動しないと気持ち悪く感じるようになりました。好きな洋服を着られるようになった喜びがモチベーションになって習慣化できていると思います。

でもまだまだファッションは初心者なので、もっと自分に似合うものを見つけてオシャレを楽しみたいですね。SNSなどを通してファッションの話ができる友達ができたら嬉しいです!

※本記事は個人の経験に基づいた内容になります。食事管理や運動は自身の体調を考慮して行ってください

取材・執筆/小菅 祥江

<プロフィール>
詩織さん(39歳)
155cm、56kg。小さい頃からぽっちゃり体型で、無理なダイエットで失敗やリバウンドした過去も。高校卒業後に上京して、愛犬のトイプードルと一緒に暮らす。食とファッションが好きな会社員。

『カラダ応援プロジェクト』が健康診断後のお悩みをサポート!

健康診断の結果で気になる数値があったり、生活習慣を見直したいと思っても自分ひとりで考えるのは難しいですよね。そこで、みなさんの健康診断後のお悩みをサポートする『目指せ健康診断オールA! カラダ応援プロジェクト』がスタートしました。

項目別の対策や改善を目指すあすけんの使い方、みなさんの体験談など、健康診断後に役立つ情報をご紹介していきますので、ぜひご活用ください♪
●カラダ応援プロジェクトはこちら>

※本記事は、AI食事管理アプリ『あすけん』の「ダイエットの知識」コラムからの転載記事です。

AI食事管理アプリ『あすけん

ダイエットや健康管理に必要な、食事記録・カロリー計算・体重管理・運動記録などがまとめてできる無料アプリ『あすけん』。食事写真や商品バーコードを “撮るだけ” で簡単にカロリー計算ができ、AI栄養士からあなただけの食事アドバイスが毎日届くので、日々の栄養バランスの改善に役立ちます。

▶︎アプリダウンロードはこちらから!

【PC・スマホサイト】https://www.asken.jp/
【公式X(旧Twitter)】https://twitter.com/askenjp
【公式Instagram】https://www.instagram.com/askendiet_japan/

編集部おすすめ
クックパッドの監修本