7年以上前の「匿名で口臭やワキガを指摘できるサイト」が今頃話題になる 55
ストーリー by hylom
「匿名」での情報発信の変化 部門より
「匿名」での情報発信の変化 部門より
Anonymous Coward曰く、
7年以上前に作られたと思われる、「匿名で他人に口臭やワキガを指摘できるサイト」がSNSで話題になっていた。このサイトではほかにも「無能」「嫌い」「性病」「デリケートゾーンが臭い」など、指摘どころかもはや罵詈雑言としか思えないものまで匿名で送信することができるようになっているという。これ自体はかつてよく見られた悪戯サイトの一種だと思われるが、タレコミ子的に興味深いのが当時このサイトを取り上げていたネットメディアの姿勢である。
例えばITmediaの「ねとらぼ」はこのサイトを「行き場のない良心が、いま解き放たれる。」と好意的に紹介しており、(最近の「匿名意見箱の悪用」を問題視するような記事などとは対照的である。
ライブドアニュースは記事提供元が消えており、要約のみ残っているが、こちらも好意的な紹介がなされている。
10年と経たないうちにネットの倫理観・世論が変わっていることは非常に興味深いだろう。