就職氷河期やロストジェネレーション(ロスジェネ)といった言葉が生まれたことに示されるように、バブル崩壊後、日本の若者を取り巻く環境は劇的に悪化しています。下の失業率と自殺率のグラフも、そのことを裏付けています。 このような事態が放置されれば、やがては全世代がロスジェネになり、日本の経済社会が立ち行かなくなります。早急な対策が求められますが、その際に考慮すべきは、これが日本に限ったことではないことです。若者の受難("Young Adult Failure to Thrive Syndrome")は、1980年代から先進国に共通の現象であるとの研究が参考になります。 Why do young people fail to thrive? (IIASA) While the phenomenon had been recognized in individual countries, inclu
人口は、2023年10月1日の推計人口によります。推計人口とは、直近の国勢調査確定人口を基に、その後の人口動向を他の人口関連資料から得て算出するもので、住民基本台帳人口とは違い、より実際の人口に近い数が算出されます。面積は、2024年1月1日の国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」によります(単位:km2)。人口密度は、小数点以下第3位を四捨五入しています(単位:人/km2)。人口1位の横浜市(3,771,766人)と792位の歌志内市(2,633人)の人口には約1432倍の開きがあります。面積1位の高山市(2,177.61km2)と792位の蕨市(5.11km2)の面積には約426倍の開きがあります。人口密度1位の蕨市(14,503.33人/km2)と792位の夕張市(8.24人/km2)の人口密度には約1760倍の開きがあります。
世界人口が70億人を突破した。2050年には90億人に達するという推計を国際連合が出している。人口増加と切っても切れない人類の課題。それは食料問題である。とりわけ人口爆発地帯と目される西南アジアやアフリカは、世界でも貧困にあえぐ地域が少なくない。このままでは、ますます飢える人たちが増えるのではないか? という疑問に食料問題に詳しい東京大学大学院の川島博之准教授は意外な答えを導き出した。 「人口が増えても、食料危機は来ません」。なぜか? その理由をこれから説明いただこう。 食料危機という言葉が世間をにぎわせています。 最大の懸念は、世界の食料供給量を上回る勢いで、世界の人口が増えてしまうのでは、ということですね。 確かに、今、世界の人口は増え続けています。これから40年で、さらに20億の人口が加算されるというデータもあります。一方で、世界を見渡すと、アフリカをはじめ、飢餓に悩まされる国や
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