「超」整理手帳の野口悠紀雄氏に聞く: クラウドコンピューティング(以下、クラウド)の登場で、仕事のスタイルが変化したビジネスパーソンは多い。「超」整理法を考案し、それを基にした手帳(「超」整理手帳)を手掛けた開発者である早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問・野口悠紀雄氏もその1人だ。野口氏は2008年に出版した『超「超」整理法』(1470円、講談社)の中でGmailを使った情報整理の仕方を紹介しており、それまで紙のみで行っていたスケジュール管理やタスク管理の仕方ががらりと変化した旨を述べている。 【拡大画像や他の画像】 さらにここ数年で一気に普及したスマートフォンやタブレット。野口氏はクラウドとの親和性が高いそれらのデバイスも利用している。最近ではじゃばら式スケジュールシート、さらに最新版ではメモ帳も付けた「超」整理手帳のアプリをリリース(iPad版は2010年12月、iPhone版