5日13時ごろ、横田基地(東京都福生市など)に、アメリカ空軍のステルス戦闘機「F-22ラプター」4機が飛来した。日米共同統合演習「キーン・ソード」参加に備え、アラスカのエルメンドルフ基地から、沖縄の嘉手納基地へ移動する途中に立ち寄ったとみられる。 横田基地にラプターが飛来したのは約2年ぶり。キーン・ソードに参加するエルメンドルフの所属機は12機で、今回の4機は嘉手納への第二陣だったが、台風の影響による強烈な向かい風で燃料消費が増え、空中給油も何らかの事情で行うことができず、結果として横田へのダイバート(代替着陸)となった模様だ。 長時間乗務したパイロットに24時間の休息ルールが適用されたとみられ、離陸は6日の午後2時ごろとなった。 《石田真一》