電子メールセキュリティプロバイダーのMessageLabsは米国時間7月7日、短縮されたウェブアドレスを含むスパムメールの急激な増加を確認したと述べた。これにより、短縮URLによる脅威の増大がまたしても裏付けられた。 スパマーは短縮URLを使うことで、実際のウェブアドレスをウェブユーザーから隠すことができる。短縮URLは、メッセージの文字数が限られているTwitterのようなソーシャルメディアサイトでよく使用される。MessageLabsによれば、短縮URLは先週、急激に増え始め、今では同社のスパムトラップに引っ掛かるスパムの2%以上で短縮URLが使用されているという。 「こうした性質の急増が発生したときは、多くの場合、スパマーがこれらの短いURLを自動生成する何らかの手段を発見したことを示している」とMessageLabsの上級アンチスパムテクノロジストであるMatt Sergeant氏