オキアミ。豪タスマニア州州都ホバートにあるオーストラリア南極局で(2018年3月9日提供)。(c)AFP PHOTO / ROB KING / AUSTRALIAN ANTARCTIC DIVISION 【3月13日 AFP】オキアミは食物連鎖の最下層に位置するかもしれないが、世界のプラスチック海洋汚染の増大する脅威との闘いにおいては奥の手となる可能性が出てきた。 このほどに発表された最新研究では、小型動物性プランクトンのオキアミがマイクロプラスチック(大きさ5ミリ未満のプラスチック微粒子)を消化する能力を持つことが明らかになった。分解されてさらに小さな形態となったマイクロプラスチックは再び環境中に排出される。 研究をまとめた論文の執筆者で、豪グリフス大学(Griffith University)のアマンダ・ドーソン(Amanda Dawson)氏は、洗顔剤などの化粧品に多く使われているポ