macOSは、マルチユーザでの使用を前提としているため、複数のアカウントを作成し作業できます。各ユーザには「ホームディレクトリ」と呼ばれる、ユーザ固有の作業フォルダーが割り当てられ、各ユーザが作成した情報や設定は、この「ホームディレクトリ」配下に保存されます。また、ユーザ毎に「UID」と呼ばれる一意のID、およびグループが割り当てられ、この「UID」「グループ」(GID)を元に、各フォルダーやシステムの環境変更の権限の有無が判定されます。 今回は、すでに作成したアカウントのアカウント名(またはユーザ名)、およびホームディレクトリを変更する方法をご紹介します。ホームディレクトリの変更により、使用しているアプリケーションによっては正常に動作しなくなる可能性もあるため注意が必要です。通常は作成したユーザはそのまま使用し続けることが望ましいでしょう。 アカウント名およびホームディレクトリを変更する