インドの首都ニューデリーの巨大医療機関、サー・ガンガ・ラム病院では4月上旬、ワクチン接種を完全に済ませた37人の医師が新型コロナウイルスに感染し、発病した。 大半は軽症だったが、インドの壊滅的な第2波の背後には別のウイルスが存在するのではないかとの懸念が一段と強まった。免疫を回避する、より感染力の強い変異株が世界で最もひどいインドの感染爆発を加速させている、という見立てだ。 しかし、今のところ決定的な証拠はなく、科学者らは別の要素が凶暴な感染爆発につながった可能性があると警告する。今回の感染の波はインドの首都をまたたく間に圧倒。医療は完全に能力の限界を超え、火葬場の火はノンストップで燃え続けている。 異次元感染の主因はイギリス型? 変異株が厄介な存在であることは間違いない。 「今回の波は臨床的にこれまでとは違う動きになっている」。サー・ガンガ・ラム病院の上級心臓外科医、スジェイ・シャッド氏
インド政府が代理懐胎を規制する法律を制定する準備を進めている。インドは、米国、タイなどともに代理出産が盛んで、2000年代以降、米国に比べ3分の1から5分の1の費用で済むため急増した。タイで障害を持って生まれた子供を依頼者が引き取らなかったり、日本人男性が多くの子供を産ませたりした問題が国際的に注目されたため、法律で規制する必要性があるとされたのであろう。代理懐胎する女性や子供を守るとともに、事実上野放し状態の代理懐胎ビジネスを規制する狙いもある。 インドでは、日本と同様代理出産を規制する法律がなく、トラブルも多く発生している。そのため、年内にも国会に提出される法案では、代理母の条件として、①23~35歳の既婚者、②代理母をできるのは生涯1回のみ、③多胎妊娠を防ぐため代理母の子宮に入れる受精卵は1個に限定するとしている。 (吉村 やすのり)
Human Rights under State-Enforced Religious Family Laws in Israel, Egypt and India (Cambridge Studies in Law and Society)
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